JPS6156372A - 電子複写機用表面電位計較正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子複写機用表面電位計較正装置に関しＺ特に
、電子複写機に使用される感光体表面電位測定用の内蔵
表面電位計の較正の際に、従来不可欠であった感光体の
取シ外し及び擬似感光体による置換等の複雑且つ面倒な
作条を必要とすることなく、簡単且つ迅速にこれを処理
することができるように、感光体表面を琴電位点より絶
縁し、較正に際しては、４感光体表面を直流高圧電源に
接続し、該直流電圧の出力を零及び読値の一定値とした
場合の表面電位計出力値を前記一定値と共に中央制御装
置に記憶させ、これらの数値に基いてコピー操作時の表
面電位計の出力値について計器誤差補正の演算を施すよ
りにした電子複写機用表面電位計較正装置に関する。

〔従来の技術〕

感光体表面の帯電、露光及び、静電潜像の形成、現像、
複写用紙への転写、定着の諸工程を経て複写画像を得る
電子複写機において、一定の画像を得るためには露光前
の感光体（多くの揚台感光体ドラム）表面の帯電量を常
に一定値に保つことが必要でちる。このため、帯電後露
光前の感光体表面上の帯電量を同表面至近の位Ｉ　　　
　置に配置された表面電位計の出力を通じて監視し、常
時これが一定値を保つように帯電器を制御する方法が採
られている。従って表面電位計の精度維持は複写機の正
常な操作のために重要な要請であ）、このため従来より
同計器について定期的較正が行われている。

従来の較正作業として代表的なものを説明すれば、複写
機より感光体を取υ外し、代って同じ位置に同一形状の
擬似感光体を装着する。この擬似感光体は導電性表面を
有するが、この表面は複写機本体（零電位点）からは絶
縁され、また、同表面と表面電位計の離隔距離は正規感
光体表面と同計器間のそれと相等しい。ここで擬似感光
体表面に既知の直流電圧を印加し、そのときの表面電位
計の指示が前記既知の直流電昆り一致しないときは、表
面電位計の出力増幅器の増幅度を調整して両者を一致さ
せることにより同計器の較正が行われる。

この他、表面電位計を複写機より取シ外し、これを較正
用治具に取シ附けて較正する方法があ６・同治具に取シ
附けら１６″−とに１″・表　　　（面電位計は同治具
の導電性平面に対向し、また　　　１゜そのときの両者
の離隔距離は複写機に装置された表面電位計と正規感光
体間のそれと相等しくなる。以上の状態で同治具の導電
性平面に既知の直流電圧を印加し、前述の場合と同様に
表面電位計の較正を行う。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、これら上記の二方法とも、正規感光体と擬似感
光体との交換−再交換、又は表面電位計の取り外し一再
取附は及び較正治具への取シ附は一取シ外し等、極めて
複雑且つ面倒な作業を必要とし、更に同計器の端面と感
光体表面の間隔は極めて小さいため、取υ外し一再取シ
附は等の際に発生する機械的誤差により、較正に誤差が
生ずるおそれがあった。

〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明は以上
に鑑みてなされたものであシ、従来の較正作業に不可欠
であった複雑且つ面倒な操作を不要とし、また、機械的
粒度の不完全による較正誤差の発生を防止することがで
きるように、感光体表面を零電位点（複写機本体）よＩ
）　Ｓｔ　９．し、較正作業時には感光体を直流高電圧
電源に接続して同電源の出力を容とした場合及び既知の
一定値とした場合の夫々についての表面電位計の出力値
を前記既知の一定値と共に較正パラメータとして中央制
御装置に記憶させ、コピー操作時には感光体表面を零電
位点に接続し、表面電位計の出力について、前記記憶さ
れた較正パラメータに基いて計器誤差を補正する演算を
施すようにした電子複写機用感光体表面電位計較正装置
を提供しようとするものである。

以下、本発明の電子複写機用感光体表面電位計較正装置
について詳細に説明する〇 〔実施例〕 第１図は本発明の一実施例を示し、１はその表面１ａを
光導電層（図示せず）で蔽われた感光体ドラム、２は感
光体ドラム表面１ａを帯電させる帯電装置、３は原稍面
（図示せず）よりの反射光を感光体表面ｌａ上に結像さ
せ、ここに静電潜像を形成させる露光部、４ばこの静電
潜像にトナーを耐着させてこれを可視像化する現像ロー
ル、５は可視保をコピー用紙上に転写するに写コロトロ
ン、６はコピー用紙の感光体ドラム１よりの剥離を促進
する剥離コロトロン、７は感光体表面１ａの残留電荷を
除去する除電用コロトロン、８は感光体表面１ａを清拭
するクリーニング装置、９はコピーサイクル後の感光体
表面ｌａ上の残留電位を完全に零とするために必要に応
じて装着される除電シンプである。

ここで感光体ドラム１において、ｌｂ、ｌｃは感光体ド
ラム側面部分、１ｄは同ドラム側面をＩＩ）、１ｃに分
割し、両者を絶縁する環状絶縁体、１ｅは１ｂに摺接す
る接触子で、後述の切換スイッチ１３に接続される。感
光体表面１ａ及び感光体ドラムの側面部分１ｂは電気的
に一体で常に同電位である。また、側面部分ＩＣは常に
零電位点に接続される。感光体ドラムｌに描かれた矢印
は感光体ドラム１の回転方向を示すＯ また、１０は帯電器２及び露光部３の中間に゛位置し、
感光体ドラム１の表面電位の測定を通じて帯電量を検出
する表面電位針（電位計本体１０ａ及び同出力増幅器１
０ｂより成る）、１２は高圧直流電源（現像）（イアス
用高圧電Ｃス１２ａ１帯電器用等、その他の高圧電源１
２ｂを含む）、１３は感光体ドラム１の側面部１ｂを零
電位点又は現像バイアス用電源１２１）側に択一的に接
続する切換スイッチ、１４は前記：「その他の高圧電源
」１２ｂへの供給するα力をＯＮ／○ｊパＦするスイッ
チで、共に後述の中央処理装置１１より出力されるスイ
ッチ駆動信号により作動する。中央処理装置１１は複写
６（ミ各部の動作（後述の較正作業を含む）を集中的に
制御する役割を果すもので、表面電位計１０の出力がこ
れに入力すると共に、その内蔵プロダラムに従って−Ｊ
Ｊ換スイッチ１３．１４：ｉび現像バイアス用高圧電源
１２ａに対する指令信号がこれより出力される。１５は
中央処理装置１１の動作モード金コピー縁作モード又は
後述の較正９−ドの何れ〃゛一方に定゛うる８−ト°選
択　　　　！スイッチである。なお、現像バイアス用高
圧心源１２ａはコピー操作モードでは現像ロール１４に
最適電位を附与するバイアス電源として機能し、較正モ
ードにおいては既知の一定値の直流電圧値を出力する標
準電圧源として機能し、また中央処理装置１工よりの指
令により零電圧を出力することもできる。

以上の栴成の動作を中央処理装置１１の記憶部（図示せ
ず）に、洛納されているプログラムの７０−チャートを
示す第２図に基いて説明する。

最初に中央処理装置１１のモード選択スイッチ１５を校
正モード側に倒し、校正作業をスタートさせる。最初に
中央処理装置１１の記憶部に記憶さ九た数値Ａ、Ｂを各
々零に初期化する。

次に中央処理装置１１は切換スイッチ１３へ向けて駆動
信号を出力して同スイッチを左側に倒し、このため感光
体ドラム表面１ａ（ドラム側面部１ｂ）を零電位点より
切シ離す。同時に中央処理装置１１はスイッチ１４へ向
けて駆動信号を出力し、同スイッチを下側に倒して「そ
の他の高圧電源」１２ｂへの供給電力を遮断し、その出
力／、Ｖ圧を零とする。このため、これらの電源の出力
が後述の表面電位計１０のｉｌズ玉に妨害を及ぼす恐れ
は解消する。次に中央処理装置１１は現像バイアス用電
源１２ａへ向けて駆動信号を出力し、まず、同電源の出
力を零とする。

従って感光体ドラム光面１ａも零電位となる。

このときの戯画電位計１０の出力値を■。８もは、この
値は中央処理装置１【に入力し、ここでＡ　／　Ｄ変換
された後、その記憶内にＡ＝ｖ０ とし、て記憶される。■ｏは表面電位計１０の零点の偏
位量に相当する。次に中央処理装置１１の指令により現
像バイアス用高圧電源１２ａの出力’ｉＬＥをＶｂＫ、
ｌｔ加させる。Ｖｂは複写機のコピー操作中に現像ロー
ル■ｂに印加させる既知の一定電圧で、前述した通シ較
正時の慄準電圧として機能するものである。このときの
電位計の出力ｖｂは同じく中央処ｙ　茫ｆｌ’；：　１
１に入力し、Ａ／Ｄ変換された後、記憶部内に記憶され
る。次に、中央処理装置ＩＪは により定義される較正パラメータを計算し、記憶部内に
記憶する。その後、中央処理装置１１の指令により「現
像バイアス用電源１２ａの出力は再び零となシ、次いで
切換スイッチ１３は零電位側に倒れて感光体ドラム表面
１ａは零電位となシ、較正作業は終了する。切換スイッ
チ１３が０Ｎ１０ＦＦするとき、現像バイアス用電源１
２ｂの出力は常に零となるため、スイッチ接点が消耗す
る恐れはない。

次にモード選択スイッチ１５をコピー操作モード側に倒
せば、中央処理装置１１の指令により現像バイアス用電
源１２哀は正規のバイアス電圧ｖｂを出力し、同時に切
シ換えスイッチ１４が投入されて「その他の高圧電源」
１２ｂが起動し、帯電器２、各種コロトロン５，６ほか
機内各部に所定電圧が印加される。前述した通９、帯電
器２による帯電後、露光装置３による露光前の感光体表
面ｌａ上の電位は表面電位計１０により検出され、その
出力（見掛けの表面電位）■は中央処理装置１１に入力
し、次の補正演算により表面電位の真値■、が求められ
る。

Ｖ、＝（Ｖ−Ａ）ＸＢ 中央処理装置１１は上式により求められた■。

を通じて感光体ドラム表面ｌａ上の帯電量を判断し、こ
れが所定値を保つように帯電器２を制御する。

ここで上式によυ表面電位の測定誤差が補正される理由
を第３図に基いて説明する。第３図は感光体ドラム表面
１ａの電位の真値を横軸にとシ、同見掛けの表面電位（
表面電位計１０の出力値）を縦軸にとって両者の関係を
図示したものでおる。これにより明らかな通グ両者の関
係は直線的であシ、これが縦軸を過ぎる点は表面電位計
１０の零点偏、差量により、またその勾配は電位計本体
１０ａ及び出力増幅器１０ｂの特性により定まる。第３
図の図形より明らかな　　　１！通シ、 Ｖ−Ａ　　　　　Ｖａ−Ａ これより直ちに、 が得られ、前述の誤差補正の計算式と完全に一致する。

第２図に示宕れた較正モードのフローチャートをコピー
サイクル前に組み込むことにより、スタートキーを操作
するごとに、毎回校正を行わせることも可能である。

また、前記実施例では表面電位計１０の較正用電源とし
て使用しているが、既知の一定直流電圧を出力するもの
である限り、その他の高圧電源を用いても差支えない。

また、感光体表面の絶縁手段は第１図に示されたものに
限られるものではなく、例えば感光体ドラムの軸承は部
を碍子等により複写機本体より絶縁し、更にドラ、ムの
シャフト及び同ｇ動モータ間を絶縁性の接手で接続する
方法も可能である。

また、感光体は感光体ドラムに限定されるものではなく
、例えばベルト状感光体にも本発明の適用は可能でちる
。

〔発明の効果〕

高′屈圧電源に接続して同電源の出力を零とした場合及
び既知の一定値とした場合の夫々についての表面電位計
の出力値を前記既知の一定値と共に較正パラメータとし
て中央処理装置に記憶させ、コピー操作時には感光本表
面を零電位点に接続し、表面電位計の出力について、前
記記憶された較正パラメータに基いて計器誤差を補正す
る演算を施すようにしたため、従来の較正作業に不可欠
であった感光体の取り外し等の複雑且つ面倒な作業が不
要となシ、また、機械的′ｆ１度の不完全による較正誤
差が生ずる恐れも解消するに至った。

【図面の簡単な説明】

第１図・・・本発明の一実施例を示す図。第２図・・・
中央処理装置の較正作業のフローチャートを示す説明図
。第３図・・・計器誤差補正の演算の原理を説明する図
。 符号表 １・・・感光本ドラム、　　ｌａ・・・同表面、　　１
ｂ。 １ｃ・・・同側面部、　ｌｄ・・・ｌｂ、ｌｅ間の導通
を遮断する環状絶縁体、　　ｌｅ・・・ｌｂに摺接する
接触子、　　２・・・帯電器、　　３・・・露光装置、
４…現像ロール、　　５争・・転写コロトロン、　　６
・・・剥離コロトロン、　　７・・・除Ｎ用コｏ　ドロ
ア、８・・・クリーニング装置、　　９・・・除電２ン
プ、１０・・・表面電位針、　１０ａ・・・電位計本体
、１θｂ・・・同出力増幅器、　　１１・・・中央処理
装置、１２・・・高圧直流電源、１２ａ・・・現像バイ
アス用゛ａ源、　　１２ｂ・・・その他の高圧ＩＮ、源
、　　１３・・・切換スイッチ、　　１４・・・電源ス
ィッチ、１５・・・モード週択スイッチ。 珂１頁の続き 多発　明　者　　青　木　　　松　之　　海老名市本郷
２２７４Ａ押業所内 ）発　明　者　　井　１）　　明　寛　　海老名市本郷
２２７４番却業所内 ）発　明　者　　１）　中　　　　　徹　　海老名市本
郷２２７４番測業所内

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 光導電層で蔽われた光導電性表面を有する感光体を有し
   、前記感光体表面の帯電、露光、現像、転写の各工程を
   経て複写画像を得る電子複写機に使用され、 帯電後露光前の感光体表面上の帯電量を、その至近の位
   置に配置された表面電位計の出力を通じて検出する電子
   複写機用感光体表面電位測定装置において、 感光体表面より零電位点に至る導通を遮断する遮断手段
   と、 感光体表面を零電位点及び既知の直流高電圧を出力する
   直流高圧電源に交互に切換え接続するスイッチ手段と、 複写操作に先立って前記スイッチ手段により感光体表面
   を直流高圧電源に接続し、該直流電源の出力電圧を零と
   した場合及び既知の一定値とした場合について夫々求め
   られた表面電位計の出力値、及び前記既知の一定値を較
   正パラメータとして記憶する較正手段と、 複写操作時に、前記スイッチ手段により感光体を零電位
   点に接続し、表面電位計出力値について前記記憶された
   較正パラメータに基いて計器誤差を補正する演算を施す
   演算制御手段とを有することを特徴とする電子複写機用
   表面電位計較正装置。