JPS6155838B2 - - Google Patents
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- JPS6155838B2 JPS6155838B2 JP10792780A JP10792780A JPS6155838B2 JP S6155838 B2 JPS6155838 B2 JP S6155838B2 JP 10792780 A JP10792780 A JP 10792780A JP 10792780 A JP10792780 A JP 10792780A JP S6155838 B2 JPS6155838 B2 JP S6155838B2
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- JP
- Japan
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- directivity
- diode
- variable
- unidirectional
- microphone circuit
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- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 4
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 2
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R3/00—Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
- H04R3/005—Circuits for transducers, loudspeakers or microphones for combining the signals of two or more microphones
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Otolaryngology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は可変指向性マイクロホン回路に係り、
指向性可変操作によつて得られる制御直流電圧に
て指向性を可変制御し、可変操作部を諸回路と離
して設けた場合でも信号伝送用のシールドワイヤ
が不要で、妨害、誘導等の外乱の影響を受けるこ
との少ない可変指向性マイクロホン回路を提供す
ることを目的とする。
指向性可変操作によつて得られる制御直流電圧に
て指向性を可変制御し、可変操作部を諸回路と離
して設けた場合でも信号伝送用のシールドワイヤ
が不要で、妨害、誘導等の外乱の影響を受けるこ
との少ない可変指向性マイクロホン回路を提供す
ることを目的とする。
第1図は従来の可変指向性マイクロホン回路の
一例の回路図を示す。同図において1,2,3は
夫々特性の揃つた単一指向性マイクロホンで、マ
イクロホン3のみマイクロホン1,2に対して
180゜逆向きに配置されている。4,6は正極性
アンプ、5は負極性アンプである。VR1,VR
1′は中点タツプ付の2連ボリユームで、摺動片
,′が夫々端子,′にある時加算器7にて
マイクロホン2,3の出力が加算され、この時の
加算器7に入力されるマイクロホン2,3の出力
振幅レベルは等しくなるように設定されているの
で、加算の結果の指向特性は正面方向、90゜方
向、180゜方向が略等しくなり、無指向性とな
る。この時、オペアンプ8の利得は略(R1+R
2)/R1となる。
一例の回路図を示す。同図において1,2,3は
夫々特性の揃つた単一指向性マイクロホンで、マ
イクロホン3のみマイクロホン1,2に対して
180゜逆向きに配置されている。4,6は正極性
アンプ、5は負極性アンプである。VR1,VR
1′は中点タツプ付の2連ボリユームで、摺動片
,′が夫々端子,′にある時加算器7にて
マイクロホン2,3の出力が加算され、この時の
加算器7に入力されるマイクロホン2,3の出力
振幅レベルは等しくなるように設定されているの
で、加算の結果の指向特性は正面方向、90゜方
向、180゜方向が略等しくなり、無指向性とな
る。この時、オペアンプ8の利得は略(R1+R
2)/R1となる。
ボリユームVR1,VR1′の摺動片,′が中
点,′にある時マイクロホン2のみが加算器
7に供給され、指向性は単一指向性となる。この
時、オペアンプ8の利得は、ボリユームVR1′の
両端抵抗値をRVとすると、(R1+R2+RV/
2)/R1となる。
点,′にある時マイクロホン2のみが加算器
7に供給され、指向性は単一指向性となる。この
時、オペアンプ8の利得は、ボリユームVR1′の
両端抵抗値をRVとすると、(R1+R2+RV/
2)/R1となる。
ボリユームVR1,VR1′の摺動片,′が端
子,′にある時、マイクロホン1,2の出力
が加算器7に供給されて減算される。ここで、マ
イクロホン1,2間の距離をd、音波の秒速をV
とすると、V/d=cの周波数のときに減算結
果は零、c/2の周波数のときに減算結果は1
個のマイクロホン出力の2倍になる。このとき、
正面方向利得は低域周波数においては第2図の破
線のようになつてSN比が悪化するので、マイク
ロホン1の出力をコンデンサC1、ボリユーム
VR1によるハイパスフイルタを通すことによ
り、正面方向利得を低域周波数において減算を阻
止して第2図の実線のようにする。この時、90゜
方向に対しては、マイクロホン1,2に対する音
源からの位相は常に同位相となるため、減算結果
は非常に小となつて第3図に示す如くとなる。即
ち、正面方向に対しては鋭い指向性(超指向性)
となる。この正面方向の周波数特性は第2図に示
す如く平坦でないため、オペアンプ8の入出力端
間に接続されたフイルタ9の周波数特性によつて
出力端子10よりとり出される信号の周波数特性
が平坦になるようにイコライザアンプとして動作
させる。このときの低域周波数成分での利得は
(RV+R1+R2)/R1となる。
子,′にある時、マイクロホン1,2の出力
が加算器7に供給されて減算される。ここで、マ
イクロホン1,2間の距離をd、音波の秒速をV
とすると、V/d=cの周波数のときに減算結
果は零、c/2の周波数のときに減算結果は1
個のマイクロホン出力の2倍になる。このとき、
正面方向利得は低域周波数においては第2図の破
線のようになつてSN比が悪化するので、マイク
ロホン1の出力をコンデンサC1、ボリユーム
VR1によるハイパスフイルタを通すことによ
り、正面方向利得を低域周波数において減算を阻
止して第2図の実線のようにする。この時、90゜
方向に対しては、マイクロホン1,2に対する音
源からの位相は常に同位相となるため、減算結果
は非常に小となつて第3図に示す如くとなる。即
ち、正面方向に対しては鋭い指向性(超指向性)
となる。この正面方向の周波数特性は第2図に示
す如く平坦でないため、オペアンプ8の入出力端
間に接続されたフイルタ9の周波数特性によつて
出力端子10よりとり出される信号の周波数特性
が平坦になるようにイコライザアンプとして動作
させる。このときの低域周波数成分での利得は
(RV+R1+R2)/R1となる。
このように、ボリユームVR1,VR1′の摺動
片,′を端子,′から中点,′へ変位
させるにつれて無指向性から単一指向性へ、摺動
片,′を中点,′から端子,′へ変位
させるにつれて単一指向性から超指向性へと可変
し得る可変指向性マイクロホンが構成される。
片,′を端子,′から中点,′へ変位
させるにつれて無指向性から単一指向性へ、摺動
片,′を中点,′から端子,′へ変位
させるにつれて単一指向性から超指向性へと可変
し得る可変指向性マイクロホンが構成される。
然るにこの従来の回路は、ボリユームVR1,
VR1′が信号伝送路に直接挿入されているので、
例えばテレビジヨンカメラのズームレンズ機構と
連動させてズーム効果に対応させてマイクロホン
の指向性を可変させる回路等2連ボリユームと他
の回路との間が離れて存在する回路に適用した場
合、信号伝送用の長いシールドワイヤを必要と
し、配線作業が煩わしく、又、妨害や誘導等の外
乱を受け易く、遠隔操作上不利である欠点があつ
た。
VR1′が信号伝送路に直接挿入されているので、
例えばテレビジヨンカメラのズームレンズ機構と
連動させてズーム効果に対応させてマイクロホン
の指向性を可変させる回路等2連ボリユームと他
の回路との間が離れて存在する回路に適用した場
合、信号伝送用の長いシールドワイヤを必要と
し、配線作業が煩わしく、又、妨害や誘導等の外
乱を受け易く、遠隔操作上不利である欠点があつ
た。
本発明は上記欠点を除去したものであり、以下
第4図と共にその一実施例について説明する。
第4図と共にその一実施例について説明する。
第4図は本発明になる可変指向性マイクロホン
回路の一実施例の回路図を示し、同図中、第1図
と同一機能を有する部分には同一番号を付す。同
図において、R11=R13,R16=R17で
あり、R11,R12,R13に対してR14,
R15を、R16,R17に対してR20を、R
23,R21に対してR22を夫々十分大きい抵
抗値に設定されている。一方、抵抗R12に生じ
る両端電圧を、ダイオードD1,D2の夫々の順
方向電圧降下の和の電圧になるように設定されて
いる。又、電圧制限回路12は、所定電圧以下で
は高インピーダンスに、所定電圧以上では低イン
ピーダンスになるもので、この所定電圧の値は電
源11の電圧Vccの1/2又はそれより若干小なる値 に設定されている。C11〜C14は直流分阻止
用コンデンサであり、比較的大なる容量値であ
る。ダイオードD1〜D4の等価抵抗rdは、ボル
ツマン定数をk、絶対温度をT、電子の電荷量を
q、ダイオードに流れる順方向電流をidとする
と、rd=(kT/q)・1/idとなり、等価抵抗rd
は順方向電流idに逆比例する。
回路の一実施例の回路図を示し、同図中、第1図
と同一機能を有する部分には同一番号を付す。同
図において、R11=R13,R16=R17で
あり、R11,R12,R13に対してR14,
R15を、R16,R17に対してR20を、R
23,R21に対してR22を夫々十分大きい抵
抗値に設定されている。一方、抵抗R12に生じ
る両端電圧を、ダイオードD1,D2の夫々の順
方向電圧降下の和の電圧になるように設定されて
いる。又、電圧制限回路12は、所定電圧以下で
は高インピーダンスに、所定電圧以上では低イン
ピーダンスになるもので、この所定電圧の値は電
源11の電圧Vccの1/2又はそれより若干小なる値 に設定されている。C11〜C14は直流分阻止
用コンデンサであり、比較的大なる容量値であ
る。ダイオードD1〜D4の等価抵抗rdは、ボル
ツマン定数をk、絶対温度をT、電子の電荷量を
q、ダイオードに流れる順方向電流をidとする
と、rd=(kT/q)・1/idとなり、等価抵抗rd
は順方向電流idに逆比例する。
ボリユームVR10の摺動片が端子にある
時、摺動片はアース電位になるのでダイオード
D1はカツトオフ、ダイオードD2を導通とな
る。これにより、マイクロホン2の出力とマイク
ロホン3の出力とは加算器7にて加算され、オペ
アンプ8を介して出力端子10よりとり出され、
無指向性を得ることができる。この際、ダイオー
ドD3,D4は導通状態であり、電圧制限回路1
2が動作状態にあるためにダイオードD4に流れ
る電流は大であり、これにより、フイルタ9は非
動作状態にある。
時、摺動片はアース電位になるのでダイオード
D1はカツトオフ、ダイオードD2を導通とな
る。これにより、マイクロホン2の出力とマイク
ロホン3の出力とは加算器7にて加算され、オペ
アンプ8を介して出力端子10よりとり出され、
無指向性を得ることができる。この際、ダイオー
ドD3,D4は導通状態であり、電圧制限回路1
2が動作状態にあるためにダイオードD4に流れ
る電流は大であり、これにより、フイルタ9は非
動作状態にある。
ボリユームVR10の摺動片を端子から中
点に変位させると、ダイオードD2,D3,D
4のカソード電位が上昇するのでダイオードD
2,D3,D4に流れる電流は減少する。
点に変位させると、ダイオードD2,D3,D
4のカソード電位が上昇するのでダイオードD
2,D3,D4に流れる電流は減少する。
ボリユームVR10の摺動片が中点にある
時、ダイオードD1,D2,D3はカツトオフ、
ダイオードD4はオンとなる。ダイオードD1,
D2,のカツトオフにより、マイクロホン2の出
力のみ出力端子10よりとり出され、単一指向性
を得ることができる。この際、ダイオードD4に
流れる電流は大であり、フイルタ9は非動作状態
にある。
時、ダイオードD1,D2,D3はカツトオフ、
ダイオードD4はオンとなる。ダイオードD1,
D2,のカツトオフにより、マイクロホン2の出
力のみ出力端子10よりとり出され、単一指向性
を得ることができる。この際、ダイオードD4に
流れる電流は大であり、フイルタ9は非動作状態
にある。
上記のように、ボリユームVR10の摺動片
を端子から中点に変位させるのに伴つてこの
変位に応じた直流制御電圧をダイオードD1〜D
4に印加してその導通状態を制御し、マイクロホ
ン2,3の夫々の出力の混合比を可変し、無指向
性から単一指向性を連続的に得ることができると
共に、オペアンプ8によるフイルタ9の動作を停
止させてマイクロホン2,3本来の平坦な周波数
特性を得ることができる。
を端子から中点に変位させるのに伴つてこの
変位に応じた直流制御電圧をダイオードD1〜D
4に印加してその導通状態を制御し、マイクロホ
ン2,3の夫々の出力の混合比を可変し、無指向
性から単一指向性を連続的に得ることができると
共に、オペアンプ8によるフイルタ9の動作を停
止させてマイクロホン2,3本来の平坦な周波数
特性を得ることができる。
ボリユームVR10の摺動片を中点から端
子に変位させると、ダイオードD1のアノード
電位が上昇するのでダイオードD1が導通とな
り、ダイオードD1に流れる電流は増加する。こ
れにより、コンデンサC10及び抵抗R10によ
るハイパスフイルタを通過したマイクロホン1の
出力とマイクロホン2の出力とが加算器7にて減
算されて出力端子10よりとり出され、超指向性
を得ることができる。この際、電圧制限回路12
は不動作となり、ダイオードD4には抵抗R22
によつて制限された電流が流れ、摺動片が端子
に変位するに従つてダイオードD4に流れる電
流は減少する。これにより、フイルタ9は動作状
態となり、オペアンプ8の入出力端子間にイコラ
イザ回路が接続されたことになり、出力端子10
よりとり出される信号の周波数特性が平坦になる
ように周波数補正動作する。
子に変位させると、ダイオードD1のアノード
電位が上昇するのでダイオードD1が導通とな
り、ダイオードD1に流れる電流は増加する。こ
れにより、コンデンサC10及び抵抗R10によ
るハイパスフイルタを通過したマイクロホン1の
出力とマイクロホン2の出力とが加算器7にて減
算されて出力端子10よりとり出され、超指向性
を得ることができる。この際、電圧制限回路12
は不動作となり、ダイオードD4には抵抗R22
によつて制限された電流が流れ、摺動片が端子
に変位するに従つてダイオードD4に流れる電
流は減少する。これにより、フイルタ9は動作状
態となり、オペアンプ8の入出力端子間にイコラ
イザ回路が接続されたことになり、出力端子10
よりとり出される信号の周波数特性が平坦になる
ように周波数補正動作する。
上記のように、ボリユームVR10の摺動片
を中点から端子に変位させるのに伴つてこの
変位に応じた直流制御電圧をダイオードD1〜D
4に印加してその導通状態を制御し、マイクロホ
ン1,2の夫々の出力の混合比を可変し、単一指
向性から超指向性を連続的に得ることができると
共に、オペアンプ8によるイコライザ動作によつ
て周波数補正して平坦な周波数特性を得ることが
できる。
を中点から端子に変位させるのに伴つてこの
変位に応じた直流制御電圧をダイオードD1〜D
4に印加してその導通状態を制御し、マイクロホ
ン1,2の夫々の出力の混合比を可変し、単一指
向性から超指向性を連続的に得ることができると
共に、オペアンプ8によるイコライザ動作によつ
て周波数補正して平坦な周波数特性を得ることが
できる。
なお、ダイオードの順方向電圧降下の2倍の値
が電源電圧Vccに対して十分小である時は抵抗R
12の両端子間を短絡してもよい。
が電源電圧Vccに対して十分小である時は抵抗R
12の両端子間を短絡してもよい。
又、無指向性から単一指向性への可変期間にダ
イオードD4の等価インピーダンスを十分小にし
なくても聴感上大きな変化はないので、電圧制限
回路12を設けないでも問題はない。
イオードD4の等価インピーダンスを十分小にし
なくても聴感上大きな変化はないので、電圧制限
回路12を設けないでも問題はない。
上述の如く、本発明になる可変指向性マイクロ
ホン回路は、マイクロホンの出力をダイオードを
介して混合し、指向性可変操作によつて得られる
夫々異なる値の制御直流電圧にてダイオードの導
通状態を制御してその混合比を可変する一方、こ
の制御直流電圧にて別のダイオードの導通状態を
制御して混合された信号の周波数特性補正量を可
変する構成としたため、操作部と他の回路との間
は一般のリード線でよく、指向性可変操作部に連
動するボリユームを信号伝送路に直接挿入して混
合比及び周波数特性補正量を可変している従来の
回路に比してシールドワイヤを必要とせず、配線
が簡単であり、妨害、誘導等の外乱の影響を受け
にくく、例えばビデオカメラ等のズーム機構に連
動させて指向性を可変させるような遠隔操作機能
を持つ回路に適用した場合有利であり、又、制御
直流電圧にて混合比及び周波数特性を制御し得る
ので、従来の如き2連ボリユームを必要とせず、
安価に構成でき、更に、ダイオードを用いている
ため等価抵抗と順方向電流との間のバラツキが
FET等による構成のものに比して少なく、バラ
ツキを補正するための調整が不要であり、扱い易
い等の特長を有する。
ホン回路は、マイクロホンの出力をダイオードを
介して混合し、指向性可変操作によつて得られる
夫々異なる値の制御直流電圧にてダイオードの導
通状態を制御してその混合比を可変する一方、こ
の制御直流電圧にて別のダイオードの導通状態を
制御して混合された信号の周波数特性補正量を可
変する構成としたため、操作部と他の回路との間
は一般のリード線でよく、指向性可変操作部に連
動するボリユームを信号伝送路に直接挿入して混
合比及び周波数特性補正量を可変している従来の
回路に比してシールドワイヤを必要とせず、配線
が簡単であり、妨害、誘導等の外乱の影響を受け
にくく、例えばビデオカメラ等のズーム機構に連
動させて指向性を可変させるような遠隔操作機能
を持つ回路に適用した場合有利であり、又、制御
直流電圧にて混合比及び周波数特性を制御し得る
ので、従来の如き2連ボリユームを必要とせず、
安価に構成でき、更に、ダイオードを用いている
ため等価抵抗と順方向電流との間のバラツキが
FET等による構成のものに比して少なく、バラ
ツキを補正するための調整が不要であり、扱い易
い等の特長を有する。
第1図は従来回路の一例の回路図、第2図及び
第3図は夫々正面方向及び90゜方向における超指
向性時の周波数対利得特性図、第4図は本発明回
路の一実施例の回路図である。 1,2,3……単一指向性マイクロホン、4,
6……正極性アンプ、5……負極性アンプ、7…
…加算器、8……オペアンプ、9……フイルタ、
10……出力端子、11……電源、12……電圧
制限回路、C10……コンデンサ、R10,R2
2……抵抗、VR10……ボリユーム、D1〜D
4……ダイオード。
第3図は夫々正面方向及び90゜方向における超指
向性時の周波数対利得特性図、第4図は本発明回
路の一実施例の回路図である。 1,2,3……単一指向性マイクロホン、4,
6……正極性アンプ、5……負極性アンプ、7…
…加算器、8……オペアンプ、9……フイルタ、
10……出力端子、11……電源、12……電圧
制限回路、C10……コンデンサ、R10,R2
2……抵抗、VR10……ボリユーム、D1〜D
4……ダイオード。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の単一指向性マイクロホンからの出力を
夫々混合しその混合比を所定量可変して指向性を
可変せしめる可変指向性マイクロホン回路におい
て、該単一指向性マイクロホンの出力をダイオー
ドを介して混合し、指向性可変操作によつて得ら
れる夫々異なる値の制御直流電圧にて該ダイオー
ドの導通状態を制御して該混合比を可変するよう
に構成してなることを特徴とする可変指向性マイ
クロホン回路。 2 複数の単一指向性マイクロホンからの出力を
夫々混合しその混合比を所定量可変して指向性を
可変せしめる可変指向性マイクロホン回路におい
て、該単一指向性マイクロホンの出力をダイオー
ドを介して混合し、指向性可変操作によつて得ら
れる夫々異なる値の制御直流電圧にて該ダイオー
ドの導通状態を制御して該混合比を可変する一
方、周波数特性補正回路に該ダイオードとは別の
ダイオードを接続し、該制御直流電圧にて該別の
ダイオードの導通状態を制御して混合された信号
の周波数特性補正量を可変するように構成してな
ることを特徴とする可変指向性マイクロホン回
路。 3 上記複数の単一指向性マイクロホンは2個
で、音源に対して2個とも前向きに配置し、指向
性を単一指向性から超指向性まで可変することを
特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載
の可変指向性マイクロホン回路。 4 上記複数の単一指向性マイクロホンは3個
で、音源に対して2個を前向きに、1個を後向き
に配置し、指向性を無指向性から単一指向性、超
指向性まで可変することを特徴とする特許請求の
範囲第1項又は第2項記載の可変指向性マイクロ
ホン回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10792780A JPS5732197A (en) | 1980-08-06 | 1980-08-06 | Variable directional microphone circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10792780A JPS5732197A (en) | 1980-08-06 | 1980-08-06 | Variable directional microphone circuit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5732197A JPS5732197A (en) | 1982-02-20 |
JPS6155838B2 true JPS6155838B2 (ja) | 1986-11-29 |
Family
ID=14471573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10792780A Granted JPS5732197A (en) | 1980-08-06 | 1980-08-06 | Variable directional microphone circuit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5732197A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0474048U (ja) * | 1990-11-08 | 1992-06-29 |
-
1980
- 1980-08-06 JP JP10792780A patent/JPS5732197A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0474048U (ja) * | 1990-11-08 | 1992-06-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5732197A (en) | 1982-02-20 |
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