JPS5840367B2 - オ−ディオ制御回路 - Google Patents

オ−ディオ制御回路

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JPS5840367B2
JPS5840367B2 JP49069019A JP6901974A JPS5840367B2 JP S5840367 B2 JPS5840367 B2 JP S5840367B2 JP 49069019 A JP49069019 A JP 49069019A JP 6901974 A JP6901974 A JP 6901974A JP S5840367 B2 JPS5840367 B2 JP S5840367B2
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signal
control
audio
control circuit
transistor
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ハーロウ ヒルバート フランシス
デイーン フイリマン ボール
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G5/00Tone control or bandwidth control in amplifiers
    • H03G5/02Manually-operated control
    • H03G5/04Manually-operated control in untuned amplifiers
    • H03G5/10Manually-operated control in untuned amplifiers having semiconductor devices
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/02Manually-operated control
    • H03G3/04Manually-operated control in untuned amplifiers
    • H03G3/10Manually-operated control in untuned amplifiers having semiconductor devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04SSTEREOPHONIC SYSTEMS 
    • H04S7/00Indicating arrangements; Control arrangements, e.g. balance control
    • H04S7/30Control circuits for electronic adaptation of the sound field
    • H04S7/307Frequency adjustment, e.g. tone control

Landscapes

  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Stereophonic System (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般にマルチチャンネル制御回路、特に関連す
る受信機の音声区分に用いるのに好適なマルチチャンネ
ル制御回路で、ボリューム、バランス、トレブル及びベ
ースのような所要のオーディオ制御の客制御を任意数の
オーディオチャンネルに対し簡単且つ廉価な単一部分よ
り成る直流動作制御素子によって行ない得るように改良
したオーディオ制御回路配置に関するものである。
従来ステレオホニツク又はクオドラソニック(4チヤン
ネル)音楽装置等におけるような、複数オーディオチャ
ンネルに対するユーザによる各種の手動可調整制御には
1個以上の可変抵抗制御素子を必要としている。
通常、各別のポテンシオメータを1個の制御軸上に相互
連結し、斯る各可変抵抗素子を関連する各オーディオチ
ャンネル内に挿入する。
斯る複合制御素子は今まで不可欠の素子であると考えら
れていた。
その理由は、信号情報を抵抗素子自体に通して有効に制
御するため及び斯る一方の素子の機能を他方の素子の機
能と組み合わせる試みはクロストークを発生するためで
ある。
特にトーン制御、即ちトレブル及びベースの制御に関し
ては、関連する外匣内に設けられ共通の制御軸から操作
されるように互に連結された各別のポテンシオメータが
かさばったじゃまな形態を取る。
更に各別の抵抗素子を同時に摺動するようにする問題も
ある。
更に、変換されたオーディオ信号情報内のトレブル及び
ベースを選択的に強調するのに用いる関連回路は一般に
複雑で、特にマルチチャンネル装置において複雑である
これら回路は更に高価で、多くの場合相当の空間を必要
とする。
従って、本発明の目的は高及び低周波数のロールオフ及
び他の制御用に複数個の手動可調整制御装置を有し、上
述した欠点を除去した改良したマルチチャンネル制御回
路配置を提供せんとするにある。
本発明の更に特定の目的は、所望のオーディオ制御を任
意数の信号チャンネルに対し斯る各所望の制御用に単体
の直流動作可変抵抗素子を用いて容易に行ない得るよう
に改良したオーディオ制御回路配置を提供せんとするに
ある。
本発明の他の目的は、オーディオ信号情報を個個の可調
整制御素子自体を通さないようにした上述した型のオー
ディオ制御回路配置を提供せんとするにある。
本発明の更に他の目的は、単一モノリシック集積回路に
実施でき、トレブル、ベース、ボリューム及びバランス
を含む所要の各種オーディオ制御を単向電位源に結合し
た簡単な外部ポテンシオメータ装置により行なうように
した上述した型のオーディオ制御回路を提供せんとする
にある。
本発明の更に他の目的は、直流レベルを有効に平衡させ
、直流レベルが関連する直流動作オーディオ制御装置の
種々の設定により殆んど変化しないようにした集積回路
形態の上述した型のオーディオ制御回路配置を提供せん
とするにある。
本発明の要点は、マルチチャンネルオーディオ装置に対
し有効なトーン制御並びにボリューム及びバランス制御
を一方の端子に直流電圧が供給される単体の可変抵抗素
子を用いて達成する技術を確立することにある。
オーディオ制御回路配置をモノリック集積回路形態に形
成し、種々のオーディオ制御部(トレブル、ベースバラ
ンス及びボリューム)をICパッケージの外部に設ける
のが好適である。
制御回路自体には差動増幅器の形態の複数個の電流ステ
アリング回路を設ける。
トーン制御は1対のフィルタ回路網と関連するこれら差
動増幅器の1個で達成する。
この差動増幅器の出力を一方は高域通過、他方は低域通
過の2個のフィルタに供給し、ベース及びトレブル信号
情報を表わすそれぞれの信号を前記差動増幅器に帰還す
る(「カット」作用が得られる)か、順方向に供給する
(「ブースト」作用が得られる)。
帰還か順方向供給かは関連する可変抵抗素子又はポテン
シオメータにより有効に制御し、斯る制御素子はトレブ
ル周波数用に1つ及びベース周波数用に1つ設ける。
バランス及びボリューム制御も同様で、この場合には高
域及び低域通過フィルタ回路網が不要であり、帰還を用
いない点が相違する。
並列に作動する1対の差動増幅器を適当な直流電位源に
接続した関連するポテンシオメータ(制御素子)で制御
する。
これにより情報信号を大地に分路するか殆んど変化なく
有効に送出する。
ボリューム制御に対しては、右及び左チヤンネル差動増
幅器を同一方向に作動させ、即ち左右の信号をともに順
方向に供給するか、ともに分路除去する。
バランス制御に対しては、左右の信号を互に相補的に制
御し、一方を順方向供給すると共に他方を分略し、また
その逆とする。
図面につき本発明を説明する。
図面において、第1図は集積回路形態の本発明オーディ
オ制御回路配置20を示す。
図に示すように、この集積回路チップは外部接続点とし
て作動する16個の各別のポンディングパッドを具える
本例制御回路は左右のオーディオチャンネルを有するス
テレオ装置に用いるのが特に好適であるが、斯る用途に
限定されるものでない。
4チヤンネルオーデイオ装置に対しては1対の斯る集積
回路チップ20で充分である。
しかし、回路20はステレオ及び4チヤンネルオーデイ
オ装置以外のマルチチャンネル装置にも有利に適用する
ことができ、また本発明はオーディオ周波数の制御にの
み限定されるものでないこと勿論である。
マルチオーディオチャンネルを有する装置に対しては、
回路200目的は左右のオーディオチャンネルに対する
所定の基本オーディオ制御、即ちボリューム、バランス
、トレブル又はベースの各制御を簡単且つ廉価な単体の
可変インピーダンス装置の形態の直流動作制御装置で行
ない得るようにすることであること勿論である。
第1図に示すように、固定端子が単向電位源と大地との
間に接続されたポテンシオメータ22は所望のトレブル
制御を行ない、同様に接続されたポテンシオメータ24
はベース制御を行なう。
同様にポテンシオメータ26は所望のボリューム制御を
行ない、ポテンシオメータ28は慣例のバランス制御装
置として作動する。
オーディオ制御回路20の動作は第2図に示す回路配置
のブロック図を参照すれば一層容易に理解できる。
この図に示すように、関連する受信装置(図示せず)に
おいて取り出されたオーディオ信号は入力端子15に供
給し、ここから差動増幅器30に供給する。
差動増幅器30の一方の出力(入力レベルの約半分のレ
ベル)をトーン制御出力基準端子32に直接供給する。
差動増幅器30の他方の出力(入力の約6倍)をフィル
タ回路網40に供給する。
フィルタ回路網40の一方の出力部は予定の基準周波数
(例えば1000Hz)以上の周波数を通し、従って高
域通過フィルタとして作動し、他方の出力部は所要の低
域通過フィルタとして作動して基準の1000Hz以下
の周波数を通す。
高域通過周波数(トレブル)より成る信号出力を第1直
流制御回路網50に供給し、低周波数(即ちベース)の
信号出力を別個の同様の直流制御回路網60に供給する
各直流制御回路網50及び60は1対の出力端子を有す
る。
各制御回路網の一方の出力を差動増幅器30に帰還し、
他方の出力をトーン制御出力基準端子32に供給する。
トレブル制御装置、即ちポテンシオメータ22の可動接
点腕をB十端子近くに調整すると、殆んどトレブル周波
数より成るオーディオ信号が差動増幅器30に帰還され
る出力端子に供給され、従って「カット」位置又は調整
となる。
しかし、ポテンシオメータ2Tの可動腕を接地端子近く
に調整すると逆になり、信号情報は順方向供給、即ち「
ブースト」作用をなす出力端子に供給される。
ベース制御ポテンシオメータ24を調整すると、ベース
周波数に対し同様の作用が行なわれ、この場合にはブー
スト作用は1000Hzの基準周波数以下の周波数に対
して行なわれる。
本発明の重要な点は、トーン制御出力端子32に現われ
る変換された信号が従来装置において一般に用いられて
いるように2つではなく3つの波形で構成される点にあ
る。
上述した回路配置では、その1部分は差動増幅回路30
の出力から得られると共に、他の2部分は直流制御回路
50及び60の出力から得られる。
これら後者の2部分は周波数範囲内の両端部の信号周波
数を増強又は減衰させるが、中間範囲の周波数は殆んど
変化しない。
この場合、2個の波形部分のみを用いた従来の装置にお
いて生じていた不所望な「尖頭」(Cusping)作
用が有効に除去される。
上記尖頭作用は、合成オーディオ信号が順次の帯域通過
フィルタを通過する際の位相関係によりそれらの出力が
インターフェースするとき相殺されて発生するベース及
びトレブル周波数部分の結果である。
とにか(、上記トーン制御装置22及び24は、例えば
1000Hzの基準レベルから+21db程度のトータ
ルツースト及び約−15dbの「カット」を発生するよ
うに設計する。
即ち、カット作用即ち帰還状態の下ではトーン制御出力
基準端子32と関連する差動増幅器30の出力の利得な
一21dbの限界値(1000H2の基準レベルから一
15db)まで約−6db/オクターブ減少させる。
これは完全カット位置では%の減衰であること表わす。
逆に、ブースト作用即ち順方向供給動作状態では、差動
増幅器30の利得は1000Hzの基準レベルから+2
1dbの限界値まで約+6 ab /オクターブで増大
させる。
以上の数値は決して臨界的でなく、−例を示したにすぎ
ない。
これらの数値は特定の用途の特定の設計要件に適合する
ように変えることができる。
集積回路配置20のトーン制御部の回路の一例を第3図
に20aで示す。
オーディオ制御回路を簡単のため1チヤンネル、即ち左
オーディオチャンネルのみについて示す。
しかし右オーディオチャンネルに対する回路も左オーデ
ィオチャンネルと本質的に同一の構成で、同様に作動す
る。
図示のように、オーディオ信号はポンディングパッド1
50入力端子に供給され、ここから差動増幅器30に供
給される。
トランジスタ30a及び30bのベース入力端子は抵抗
33で相互接続し、ここから抵抗36を経て接地する。
トランジスタ30a及び30bのエミッタは1対の抵抗
35及び36で相互接続し、その接続点を上記2個のト
ランジスタの電流源として作用する第3トランジスタ3
0cのコレクタに結合する。
抵抗37はトランジスタ30cのエミッタ負荷として作
動し、抵抗38及び39はトランジスタ30a及び30
bのコレクタ負荷として作動する前述したように、トラ
ンジスタ30bのコレクタを差動増幅器30の一方の出
力端子として用いトーン制御出力基準端子32と関連さ
せる。
増幅器30の他方の出力をトランジスタ30aのコレク
タから取り出し、このコレクタをトランジスタ41及び
抵抗42を経てフィルタ回路網40に結合する。
抵抗33の値を適当に選択して、差動増幅器30に供給
される動作電位のレベルと関連してトランジスタ30b
のコレクタにポンディングパッド15に存在する入力信
号の約半分の出力が得られるようにする。
同時に、トランジスタ30aのコレクタの出力が上記入
力信号の約6倍になるようにする。
フィルタ回路網40はポンディングパッド13に結合さ
れたコンデンサ43を具え、このコンデンサは1000
Hzの基準周波数以上の周波数を通す値を有し、所要の
高域通過フィルタとして作動する。
ポンディングパッド16とIC回障20の外部の接地と
の間に直列に接続されたコンデンサ4°4及び45と抵
抗46は所要の低域通過フィルタとして作動する。
コンデンサ45と抵抗46の接続点に得られる出力をボ
ンディングパット1に供給する。
抵抗47はトランジスタ41のエミッタ負荷の1部であ
り、コンデンサ48は補償用で約25KH2のロールオ
フを与える。
ボンディングパット1及び13における分離された高及
び低信号周波数をそれぞれ直流制御回路50及び60に
供給する。
回路50は差動増幅器(本例では1対の差動増幅器52
及び54)から成り入力信号電流を2個の出力端子に可
変制御信号に応じて変化する割合で供給するいわゆる電
流ステアリング装置を具える。
各差動増幅器はそれぞれ図のように適当に相互接続され
た3個のトランジスタ52a−52b−52c及び54
a−54b−54cより成る。
トランジスタ52c及び54cは電流又は信号源として
作動し、1対のトランジスタ52a−52b及び54a
−54bは関連する電流ステアリング装置として作動す
る。
トランジスタ52a及び54bのベース入力端子をトラ
ンジスタ52b及び54aのベース入力端子と同様に相
互接続する。
抵抗55及び56はエミッタ負荷として作動する。
動作電位をトランジスタ52a及び54aのコレクタに
B子端子に接続した抵抗58を経て供給する。
動作において、トランジスタ52cをそのベースに抵抗
59を経て供給される基準電圧により予定の導通レベル
にバイアスし、この電圧上に高い、即ちトレブル信号周
波数が重畳される。
このトランジスタは差動増幅器52の電流、即ち信号源
として作動し、信号電流は供給されるバイアスに応じて
トランジスタ52a及び52に分流される。
トランジスタ52b及び54aのベース入力端子の接続
点に固定基準電圧を供給し、トランジスタ52a及び5
4bのベース入力端子に可変バイアス電位をポテンシオ
メータ22のトレブル制御により関連する抵抗22a及
び57を経て供給する。
従って、トランジスタ52aのベースに供給されるバイ
アス電圧がトランジスタ52bのベースに供給される電
圧より高レベルのとき、信号電流の大部分はトランジス
タ52aを経て流れる。
実際の電流値はそれぞれのベースに供給されるバイアス
電圧の特定の差により決まること勿論である。
とにかく、トランジスタ52cのベースの信号周波数の
相当部分がレベルシフタとして作動するトランジスタ7
0及び74を経て差動増幅器30のトランジスタ30b
のベース入力端子に帰還される。
これにより関連する出力端子の信号情報が減少し、トー
ン制御基準端子32の信号レベルが減少する。
これがため、この位置のトレブル制御装置22は「カッ
ト」作用を与える。
しかし、トレブル制御装置をトランジスタ52aのベー
スバイアスがトランジスタ52bのベースに供給される
バイアスより低くなる位置に調整すると、トランジスタ
52bを流れる信号電流が増大し、これに応じてトラン
ジスタ52aの電流が減少する。
この場合トランジスタ52bの出力がトーン制御基準端
子32に順方向に供給され、トランジスタ30bの出力
端子からこの端子32に供給される信号情報が増強され
る。
この動作状態においては前述したようにブースト即ち順
方向供給が得られる。
差動増幅器54により直流平衡作用を与えて直流レベル
の不所望なシフトを除去するのが好適である。
差動増幅器54は差動増幅器52と並列に作動するが、
基準電圧源及びトレブル制御装置22から供給される電
圧と差動増幅器52とは反対の導通状態に制御されるよ
うに相互接続する。
即ち、トランジスタ54aはトランジスタ52aが導通
するとき非導通になり、トランジスタ54bはトランジ
スタ52bが導通するとき非導通になり、逆もまた同様
である。
直流制御回路60の動作も直流制御回路50について上
述した動作と本質的に同一であり、その詳細な説明は必
要ないので省略する。
相違点は低い即ちベース周波数を関連する電流源トラン
ジスタ62cのベースに供給することだけである。
帰還即ち差動増幅器30からの出力の減少は殆んどの信
号電流がトランジスタ62aを経て流れるときに起り、
順方向供給、即ちブースト作用は信号電流が関連するト
ランジスタ62bを経て有効に流れるときに起る。
最后に、トーン制御出力基準端子32に結合されたレベ
ルシフタ80を図のように相互接続したトランジスタ8
1及び82、抵抗84−86及びコンデンサ87で構成
する。
バランス及びボリューム制御機能については、第4図の
回路図を参照するのが都合がよい。
右及び左オーディオチャンネル区分の両方を、バランス
制御作用の所要の相互作用を示すために示す。
左オーディオチャンネルは1対の直流制御回路100及
び110を具え、右チャンネルは同様の直流制御回路1
20及び130を具える。
各制御回路は1対の差動増幅器より成る電流ステアリン
グ回路で構成する。
直流制御回路100は差動増幅器102及び104を具
え、直流制御回路110は差動増幅器112及び114
を具える。
左チャンネルの動作においては、オーディオ信号は電流
源として作動するトランジスタ102cのベースに供給
され、次いでトランジスタ102a及び102bに選択
的に流される。
差動増幅器104は直流制御回路50の差動増幅器54
と関連して先に説明したように直流電流レベルを平衡さ
せる働きをする。
トランジスタ102bの出力端子の交流信号を次いで同
様に直流平衡作用をする回路114を具える回路112
に流す。
トランジスタ112bのコレクタの信号出力をエミッタ
ホロワ116に供給し、これを経てポンディングパッド
2に供給し、左オーディオ信号出力とする。
右オーディオチャンネルにおいても同様の作動が起るこ
と勿論で、電流源トランジスタ122cに供給された信
号情報は直流制御回路120及び130の差動増幅器1
22及び132中を選択的に流れる。
トランジスタ132bのコレクタの信号出力をエミッタ
ホロワトランジスタ136に供給し、これからポンディ
ングパッド6に供給し、これを右オーディオ信号出力と
する。
バランス制御装置28をトランジスタ102a及び10
4bのベース入力端子の接続点及びトランジスタ122
b及び124aのベース入力端子に有効に結合する。
更に、固定基準電圧を電圧源150からトランジスタ1
22a及び124bのベース入力端子及びトランジスタ
102b及び104aのベース入力端子に供給する。
同様に、ボリューム制御装置26をトランジスタ112
a及び114bのベース入力端子の接続点及びトランジ
スタ132a及び134bのベース入力端子に結合する
固定基準電圧を電圧源160からトランジスタ112b
及び114aのベース入力端子及びトランジスタ132
b及び134aのベース入力端子に供給する。
バランス及びボリューム制御作用の動作は第5a及び5
b図に示す簡単化した回路図を参照すれば最も良く理解
できる。
制御差動増幅器102及び122は基準端子157から
トランジスタ102b及び122aのベース入力端子に
共通に基準電圧を供給する基準電圧源150を具える。
集積回路の外部のバランス制御装置28により選択した
直流電圧を直列抵抗152及び154を経てトランジス
タ102江及び122bのベース入力端子に共通の他方
の基準端子155に供給する。
図に示すように別の抵抗156を基準端子155及び1
57間、従って差動増幅器102及び1220ベ一ス接
続点間に接続する。
従って、バランス制御装置28から端子155に供給さ
れる基準電圧が電圧源150から端子157に供給され
る基準電圧より高い場合、電流源トランジスタ102c
及び122cに存在するオーディオ信号情報はそれぞれ
選択的にトランジスタ102a及び122bを経て流れ
る。
その結果、左チャンネルの信号出力はトランジスタ10
2bのコレクタから取り出されるため減少する。
しかし、右チャンネルの出力はトランジスタ122bの
コレクタから取り出すためその信号レベルが増大する。
端子155に供給される基準電圧が電圧源150により
供給される端子157の電圧レベルより低いときは逆の
ことが起ること勿論である。
一方の動作状態から他方の動作状態への円滑な切り換え
は制御装置28の作用により行なわれる。
第5b図に示すボリューム制御の動作はバランス制御2
8について上述した動作と略々同様であり、相違点はこ
の場合にはそれぞれの出力が同一方向に制御されること
である。
即ち、右及び左オーディオチャンネルの出力はトランジ
スタ112b及び132bコレクタから取り出され、両
方とも制御装置26から供給される基準電圧の適当な調
整に応じて増大又は減少する。
尚、バランス制御回路の場合と同様に、ポテンシオメー
タ26、抵抗162及びコンデンサ168も集積回路パ
ッケージの外部に設ける。
以上、本発明を特定の例についてのみ説明したが、本発
明は上述した例にのみ限定されず、幾多の変更を加え得
るものであること勿論である。
本発明の実施上の要件を要約すると次の通りである。
1、特許請求の範囲に記載された制御回路を単一の集積
回路内に設け、その可変抵抗装置はその外部に設けて手
動調整に供し得るようにする。
2、特許請求の範囲に記載された信号電流ステアリング
装置を各別の電流信号通路を有する差動増幅器形態とし
、その電流信号通路の選択を前記可変抵抗装置の設定に
より決めるようにする。
3、前記各差動増幅器には第1、第2及び第3トランジ
スタを設け9.第1及び第2トランジスタのエミッタ電
極は相互接続して第3トランジスタのコレクタ電極に接
続し、第3トランジスタのベースは前記信号用入力端子
として作動させ、第1及び第2トランジスタのコレクタ
電極を各別の出力端子として作動させ、前記可変抵抗素
子を前記第1及び第2トランジスタのベース電極の一方
に接続する。
4、コンプリメンタリ電流ステアリング装置形態の追加
の装置を設げて前記差動増幅器の出力端子の直流レベル
を平衡に維持する。
5、前記直流平衡化コンプリメンタリ電流ステアリング
装置を最初に述べた差動増幅器と並列に相互接続した追
加の差動増幅器とする。
6、マルチチャンネル装置において複数のオーディオ制
御作用を行なうオーディオ制御回路配置を、各々少くと
も1個の信号電流ステアリング装置を具える複数個の信
号通路を有する装置と、所望の信号を受信増幅し該信号
を前記信号通路の各々に供給する装置と、前記信号通路
の少くとも1個内に介挿されて当該信号通路の周波数範
囲を限定するフィルタ装置と、電位源と、該電位源と前
記信号電流ステアリング装置のそれぞれ1個との間に接
続した可変抵抗装置とで構成して、前記供給信号を選択
的にブースト作用のために順方向に供給するか、カット
作用のために帰還し得るようにする。
7、前記各別の信号通路においてベース、′トレブル、
バランス及びボリューム制御作用を行ない得るようにす
る。
8、前記フィルタ装置を前記信号通路の1個内の高域通
過フィルタとしてこの信号通路をトレブル周波数に限定
すると共に、他の信号通路内の低域通過フィルタとして
この信号通路をベース周波数に限定する。
9、電子装置においてトレブル及びベースのトーン制御
を行なうオーディオトーン制御装置を、少くとも1個の
信号電流ステアリング装置と高域通過フィルタを具える
第1信号通路と、少くとも1個の信号電流ステアリング
装置と低域通過フィルタを具える第2信号通路と、基準
出力端子と、所望の信号を受信増幅し該信号を前記基準
出力端子及び前記第1及び第2信号通路の各々に供給す
る装置と、電位源と、該電位源と前記信号電流ステアリ
ング装置のそれぞれ1個との間に接続した可変抵抗装置
とで構成して、前記各信号通路に供給される前記信号を
選択的にブースト作用のために前記基準出力端子に順方
向に供給するか相対的減衰のために前記受信増幅装置に
帰還し得るようにする。
10、前記信号受信増幅装置を、前記基準出力端子に接
続された第1出力端子と、前記信号通路内のフィルタ装
置に接続された第2出力端子を有する差動増幅器で構成
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従って構成された集積回路形態のオー
ディオ制御回路配置の一例のブロック線図、第2図は第
1図のオーディオ制御回路の1部分のブロック図、第3
図は第1図の回路配置内のトーン制御装置の一例の回路
図、第4図は第1図の回路配置内のバランス及びボリュ
ーム制御装置の一例の回路図、第5a図は第4図のバラ
ンス制御装置を簡単化して示す回路図、第5b画は電4
図のボリューム制御装置を簡単化して示す回路図である
。 20・・・・・・オーディオ制御回路配置(集積回路)
、1〜16・・・・・・ポンディングパッド、22・・
・・・・トラフル制御用ポテンシオメータ、24・・・
・・・ベース制御用ポテンシオメータ、26・・・・・
・ボリューム制御用ポテンシオメータ、28・・・・・
・バランス制御用ポテンシオメータ、30・・・・・・
差動増幅器、32・・・・・・トーン制御基準出力端子
、40・・・・・・フィルタ回路網、50,60,10
0,110・・・・・・直流制御回路(電流ステアリ゛
ング装置)、80・・・・・・レベルシフタ、52,5
4,62,64,102,104゜112.114,1
22,124 132゜134・・・・・・差動増幅器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 マルチチャンネル装置における複数のオーディオ制
    御作用を行なうオーディオ制御回路において、 第1及び第2の出力端子を有し入力信号を可変制御信号
    に応じて変化する割合で該第1及び第2出力端子に供給
    する信号電流ステアリング装置を各々少くとも1個含む
    複数個の信号略と、所望の信号を受信し増幅して該信号
    を前記信号路の各々と当該制御回路の出力端子に供給す
    る受信増幅手段と、 前記受信増幅手段と前記信号路の少くとも1個の信号路
    内の前記電流ステアリング装置の入力端子との間に介挿
    され、当該信号路の周波数範囲を限定するフィルタ手段
    と、 可変制御信号を前記電流ステアリング装置の各各に供給
    する手段と、 前記電流ステアリング装置の各々の第1出力端子を当該
    制御回路の出力端子と結合して前記電流ステアリング装
    置からの信号をブースト作用のために順方向に供給する
    手段と、 前記電流ステアリング装置の各々の第2出力端子を前記
    受信増幅手段と帰還回路で結合して前記受信増幅手段か
    ら当該制御回路の出力端子に供給される信号を減衰させ
    る手段とを具えることを特徴とするオーディオ制御回路
JP49069019A 1973-06-19 1974-06-17 オ−ディオ制御回路 Expired JPS5840367B2 (ja)

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