JPS6155404B2 - - Google Patents

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JPS6155404B2
JPS6155404B2 JP56022830A JP2283081A JPS6155404B2 JP S6155404 B2 JPS6155404 B2 JP S6155404B2 JP 56022830 A JP56022830 A JP 56022830A JP 2283081 A JP2283081 A JP 2283081A JP S6155404 B2 JPS6155404 B2 JP S6155404B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filtration
pipe
tank
cake
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56022830A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57136914A (en
Inventor
Suketoshi Yashiro
Akemasa Yoshimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP56022830A priority Critical patent/JPS57136914A/ja
Publication of JPS57136914A publication Critical patent/JPS57136914A/ja
Publication of JPS6155404B2 publication Critical patent/JPS6155404B2/ja
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  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は瀘過濃縮装置のケーキ剥離装置に係
り、特に瀘布網の表面にケーキが付着して瀘過能
力が低下したときに瀘布網の内側から霧を吹きつ
けるようにしてケーキを剥離するようにしたケー
キ剥離装置に関する。
一般に上水場から排出される上水汚泥中には90
%以上の水分が含まれているところから、汚泥処
理の前に上水汚泥を瀘過槽内に導き、瀘過盤を使
つて水分を瀘過除去し、上水汚泥の含水率を低下
させたうえで排出している。上記瀘過盤は瀘過室
の全域または一部を瀘布網で被われ、この瀘布網
を通して瀘過処理された瀘過液を瀘液排出管を介
して排出する一方、脱水された濃縮汚泥を瀘過槽
の底部より排出するようになつている。
ところが、使用中には、瀘布網上にケーキが付
着し、それがために瀘過性能が低下するという問
題があつた。この瀘布網上に付着したケーキを除
去するために、従来は、スクレーパを使つて瀘布
網上のケーキを掻き落すことが行われていたが、
この方法は瀘布網を損傷し易すく、そのうえ瀘布
網の網目が目詰りを起すおそれもあつた。
また、その他の方法として、瀘過盤の上部に通
水パイプを内蔵し、ケーキが瀘布網上に付着した
ときに瀘布網に注水し、瀘布網とケーキとの間に
水を浸透させてケーキの付着力を低下させるとい
う方法がある。この方法は、瀘布網を損傷させな
いという点で優れているが、瀘布網の全域に均一
に水を浸透させることが難しく、効果をあげるた
めには多くの水量を必要とするとともにケーキ濃
縮度合を低下させる等の問題があつた。
そこで、本発明の目的は汚泥中に浸漬された瀘
布網上に付着したケーキを低廉な費用と簡便な手
段で確実に剥離できるようにし、短時間で瀘過性
能を回復できるようにした瀘過濃縮装置のケーキ
剥離装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明によるケーキ
剥離装置は、多量の水分を含んだ汚泥が内部に装
入される瀘過槽と、この瀘過槽内に吊架され瀘布
網によつて瀘過室を包囲形成された瀘過盤と、上
記瀘布網で囲まれた瀘過室内に配置され多数の噴
口を開口させた噴霧管と、この噴霧管の基部に接
続され、噴霧管内に瀘液と圧搾空気との気液混合
流体を供給する供給管路と、この供給管路と端に
接続された混合タンクと、この混合タンクに接続
された圧搾空気供給管路と、上記混合タンクに接
続された瀘液排出管とを備えてなることを特徴と
する。
以下本発明による瀘過濃縮装置のケーキ剥離装
置の実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、符号1は瀘過槽を示し、この
瀘過槽1は正面板2および背面板3と一対の側板
4,5によつて包囲形成され、かつ上記側板4,
5はその下方部が内側にくの字状に折曲されて先
細りとなりその終端には底板7が設けられてい
る。なお、瀘過槽1の上方部は開口8となつてお
り、この開口8を通して瀘過槽1内に汚泥を装入
できるようになつている。上記瀘過槽1の底板7
にはケーキ排出管10の一端が接続されており、
その管路上にはケーキ排出弁11が組込まれ、こ
の管路の先には図示を省略しているがケーキ排出
ポンプが組込まれている。
しかして、上記瀘過槽1内には、3個の瀘過盤
12,12,12が相互間に間隔をおいて吊架さ
れている。各瀘過盤12は、第2図に示されたよ
うに、額縁状のスペーサ枠13の両側から瀘布網
14,15を宛がい、さらにその外側から締付枠
16,17を当接し、ビスで固定したものであ
り、瀘布網14,15の間には瀘過室18が形成
されている。
さらに、上記瀘過室18内には多数の噴口1
9,19,…,19を開口させた噴霧管20が管
軸を水平にして配置されている。この噴霧管20
の中央上部にはスペーサ枠13を貫通する接続口
管21が設けられており、この接続口管21には
供給管路22が接続され、この管路22は、瀘過
時の瀘液取出管を兼ねるようになつている。上述
した噴霧管20および供給管路22は、それぞれ
の瀘過盤12に取付けられており、図示の例で言
えば、3本の供給管路22,22,22が導出さ
れ、これらの管路の先は共通の混合タンク23に
接続されている。混合タンク23は、瀘過作業時
には瀘液槽を兼ねるようになつている。上記混合
タンク23の反対側の側壁には圧搾空気供給管2
4が接続され、この管は途中に空気弁25を介し
てコンプレツサ等の圧搾空気源に接続されてい
る。
さらに、上記混合タンク23の底壁にはサイホ
ン管26が接続され、サイホン管26は下方に向
つて延び、その下端開口を開放された瀘液槽27
に臨ませてある。上記サイホン管26の管路上に
は出口弁28が組込まれており、瀘過進行中には
弁が開かれるようになつている。
また、上記混合タンク23の上壁には空気抜管
29が接続され、その管路上には空気抜弁30が
組込まれている。
第3図および第4図は本発明の主要部を構成す
る噴霧管20の変形例を示したものであり、第3
図に示した実施例においては、噴霧管20は水平
管31と垂直管32とをT字状に結合した例を示
しており、噴口19は水平管31の下側と垂直管
32の両側に穿設され図示のように噴霧する。
また、第4図に示した例は、水平管31の両端
から下方に向つて2本の垂直管33,34を延ば
し、垂直管33,34の途中を内方へくの字状に
折曲して噴霧管20を構成した例を示しており、
噴口19は内側に沿つて列設され図示のように噴
霧する。
本発明は上述のように構成されているから、瀘
過槽1の開口8の上方より瀘過槽1内へ上水汚泥
を供給管路22が完全に浸漬される水位まで装入
し、ケーキ排出弁11を開いておくと、上水汚泥
は自重で沈降し、水分は瀘布網14,15を通し
て瀘過室18内に瀘過される。
そして、空気弁25を閉じると、サイホン作用
下で瀘過された瀘液は噴霧管20の噴口19,1
9,…,19を通して噴霧管20内に流入し、供
給管22,22,22を通して混合タンク23内
に集水されたのち、サイホン管26を通して瀘液
槽27へ排出され、サイホン作用によつて瀘過液
が排出され続ける。瀘過が進行し、瀘布網14,
15の表面にケーキが付着し、瀘過性能が低下し
てきたら、出口弁28および空気抜き弁30を全
閉しておいて空気弁25を開き、圧搾空気を混合
タンク23内へ吹き込む。すると、混合タンク2
3内に残留していた瀘液が圧搾空気によつて吹き
出され強制混合して霧(気液混合流体)を生成す
る。この霧は供給管22を通して噴霧管20内に
送られ、噴口19,19,…,19より瀘布網1
4,15の内側より外側に向けて吹き出される。
これにより瀘布網14,15の表面に付着してい
るケーキは付着力が低下して剥離される。なお、
付着ケーキの剥離をよくするには気液混合気体を
瀘過室18内へ平均に拡散することが必要であ
る。そのため供給管路22と噴霧管20との接続
部である接続口管21を噴霧管20基部の中央部
分に連設しておくことが、好適とされる。
ちなみに実験によれば、噴霧管を全く使用しな
い場合における剥離可能なケーキ厚は15〜20mm、
圧搾空気圧2Kg/cm2で消費空気量は54N/m2
あつた。これに対して、噴霧管20を使つて霧を
吹きつけた場合には剥離可能なケーキ厚10〜13
mm、圧搾空気2Kg/cm2で消費空気量14N/m2
あり、このときの噴霧水量は0.3〜0.4/m2であ
り、本発明によればより薄いケーキの剥離が可能
であり、かつ空気消費量を低減できることが確認
された。
第5図は、本発明の変形例を示し、この実施例
は、上記実施例において圧搾空気供給管24より
圧搾空気を混合タンク23内に供給して混合タン
ク23内の残留瀘液を霧化することに代えて、噴
霧器35を供給管路22に弁36を介して連結し
た例を示している。このような実施例においても
同様の効果を期待することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、瀘布網上にケーキが付着して瀘過能力が低下
したときに、瀘布網の内側より霧を噴霧するよう
にしたから、瀘布網に対するケーキの付着力が低
減し、薄いケーキであつても少ない圧搾空気消費
量でもつてケーキを剥離させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるケーキ剥離装置の一実施
例を示した斜視図、第2図は瀘過盤を示した斜視
図、第3図および第4図は噴霧管の実施例を示し
た縦断面図、第5図は噴霧装置の変形例を示した
正面図である。 1…瀘過槽、12…瀘過盤、14,15…瀘布
網、18…瀘過室、19…噴口、20…噴霧管、
22…供給管路、23…混合タンク、24…圧搾
空気供給管、26…サイホン管、27…瀘液槽。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多量の水分を含んだ汚泥が内部に装入される
    瀘過槽と、この瀘過槽内に吊架され瀘布網によつ
    て瀘過室を包囲形成された瀘過盤と、上記瀘布網
    で囲まれた瀘過室内に配置され多数の噴口を開口
    させた噴霧管と、この噴霧管の基部に接続され、
    噴霧管内に瀘液と圧搾空気との気液混合流体を供
    給する供給管路と、この供給管路の端に接続され
    た混合タンクと、この混合タンクに接続された圧
    搾空気供給管路と、上記混合タンクに接続された
    瀘液排出管とを備えてなることを特徴とする瀘過
    濃縮装置のケーキ剥離装置。
JP56022830A 1981-02-18 1981-02-18 Filter cake peeling off device Granted JPS57136914A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56022830A JPS57136914A (en) 1981-02-18 1981-02-18 Filter cake peeling off device

Applications Claiming Priority (1)

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JP56022830A JPS57136914A (en) 1981-02-18 1981-02-18 Filter cake peeling off device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57136914A JPS57136914A (en) 1982-08-24
JPS6155404B2 true JPS6155404B2 (ja) 1986-11-27

Family

ID=12093607

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JP56022830A Granted JPS57136914A (en) 1981-02-18 1981-02-18 Filter cake peeling off device

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210038973A (ko) 2018-11-30 2021-04-08 미스미 코포레이숀 설계 지원 장치, 설계 지원 방법 및 설계 지원 프로그램

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210038973A (ko) 2018-11-30 2021-04-08 미스미 코포레이숀 설계 지원 장치, 설계 지원 방법 및 설계 지원 프로그램
DE112019005989T5 (de) 2018-11-30 2021-08-26 Misumi Corporation Designunterstützungsvorrichtung, designunterstützungsverfahren unddesignunterstützungsprogramm

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JPS57136914A (en) 1982-08-24

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