JPS6153682A - 表札 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は表札に関し、特に木質台表面ｌｌＣｍ書きした
表札に関する。

（従来例の技術） 従来、第２図に示す様な木製表札体）においては、第３
図に示す様に、木質台（Ｂ）の表面にとのこ（Ｃ）を塗
布してその上に墨書きＣＤ）　した後、透明ニス（ト）
）を塗布し、雨水等に漏れても墨が流れ出さない様にす
ると共に木質台の表面を保護している。

（発明が解決しようとする問題点） ところが、上記透明ニス（ト）による保障膜層は、表面
に凹凸があシ、はこりが付いて汚れ易く、また長時間水
に触れていると水を吸収して字がＫじんでくる慣れがあ
り、さらに熱や紫外線、太陽光線等にも弱く耐候性がな
いため、長期間に亘って美麗な状態を保持することがで
きなかった。一方、ウレタン樹脂塗料が耐候性に優れて
いることは知られておシ、これを表札に利用することも
考えられるが、ウレタン樹脂塗料を木質台に塗布しても
木材中に浸み込んでしまって表面に保護膜層を形成し難
く、保護膜層を形成すべく多重塗シすると透明性がなく
なると共に色が付いてしまうという問題がある。

（間条点を解決するための手段） 本発明は、従来のかかる問題点を解消するため、墨書き
された木質台表面に、ビニール系透明塗料から成る下地
塗層を形成し、その表面にウレタン樹脂塗料を塗布、焼
付した保護膜Ｍを形成した表札を提供するものである。

（作用） かかる宿成によると、ビニール系透明塗料は木材に浸み
込まないので下地塗層を容易に形成でき、またこのビニ
ール系透明塗料はウレタン樹脂塗料の溶剤に対して相溶
性が殆んどないので、前記下地塗層の上にウレタン（も
１脂塗料からなる層を容易に形成でき、ウレタン樹脂か
らなる耐水性、耐熱性及び耐候性に優れた透明で美麗な
保護膜層を形成でき、長期に亘って美麗な状態を保持で
きる表札が得られる。

（実施例） 次に、本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。

（１）は表札（Ａ）の本体である木質台で、その表面に
とのこ（２）を塗布して木質台（２１表面の凹凸や細孔
をつぶして墨書き（３）シた字かにじまない様にしてい
る。この木質台（１）上に姓名等を墨書き（３］シた後
、その上にビニール系透明塗料を塗布して下地塗層（４
）を形成している。前記ビニール系透明塗料としては、
例えばキシレンを溶剤とす′る大日本塗料株式会社製の
商品名「ビニローゼ」等が好適であり、これを塗布乾燥
した後４００〜１０００程度の耐水ペーパーで水を掛け
て磨き、０．１−０．２１ｕＩＯ層と成し、乾燥させる
。この下地塗層（４）は、′透明でかつ木材に浸み込ま
ず、ウレタン樹脂塗料の溶剤に対して相溶性のないもの
であることが条件であり、この様な条件を満たすものと
してビニール系透明塗料を選定したものである。この下
地塗層（４）の上に透明なウレタン樹脂塗料を塗布し、
赤外線焼付して保護膜層（５）を形成している。この保
護膜層（５）は０．３１Ｌｆ程度の厚みに形成してあり
、その表面は前記下地塗層（４）の表面が平滑だ磨かれ
ているため凹凸のない平滑な面に仕上かつ７しする。

（発明の効果） 本発明の表札によれば、以上の説明から明らかな様に、
表面が耐水性、耐熱性や耐候性に優れたウレタン樹脂か
らなる保にΦ膜層で優われているので、木質台表面を確
実に雨水、太陽光、熱暑等から確実に保護でき、長期に
亘って美麗に保つこと゛　　、（ができる。また、この
ウレタン樹脂の保護膜層を形成するについて、ビニール
系透明塗料からなる下地塗層を形成しているので、保護
膜層を容易に美麗に形成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の要部の拡大断面図、第２図
は表札の全体斜視図、第３図は従来例の要部の拡大断面
図である。 （Ａ）・・・表札、（１）・・・木質台、（２）・・・
とのこ、（３）・・・品書き、（４）・・・下地塗層、
（５）・・・保護膜層。 第１図 第２図 第３　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 墨書きされた木質台表面に、ビニール系透明塗料から成
   る下地塗層を形成し、その表面にウレタン樹脂塗料を塗
   布、焼付した保護膜層を形成したことを特徴とする表札
   。