JPS6153250A - スペルミジン誘導体 - Google Patents

スペルミジン誘導体

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JPS6153250A
JPS6153250A JP17470584A JP17470584A JPS6153250A JP S6153250 A JPS6153250 A JP S6153250A JP 17470584 A JP17470584 A JP 17470584A JP 17470584 A JP17470584 A JP 17470584A JP S6153250 A JPS6153250 A JP S6153250A
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JP
Japan
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group
spermidine
solution
reduced pressure
under reduced
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Pending
Application number
JP17470584A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Kitaura
良彦 北浦
Satoshi Yonishi
余西 敏
Akira Yamada
明 山田
Shinji Hashimoto
眞志 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は抗炎症性薬剤として有用である新規なスペル
ミジン誘導体に関するものである。
〔従来の技術〕
抗炎症作用を有するスペルミジン及び一部のスペルミジ
ン誘導体は知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この発明は、     ゛   4、 −゛パ−   
 炎症等の治療用として効果を有する新規なスペルミジ
ン誘導体を提供しようとするものである。
〔問題点を解決する為の手段〕
この発明のスペルミジン誘導体は下記(I)の一般式で
示すことができ、式中R1〜R3は下記(1)〜(V)
のいずれかを満足する基を意味する。
R2 11)  R1及びR3がアルカノイル71H[+2が
アラルキル基、 +1)R−Rがいずれも炭素数3以上のアルカノイル基
、 11111R−−艮 のうち少なくとも1つがアルコキ
シカルボニル基又はアラルキルオキシカルボニル基であ
り、残りの基がアラルキル基、アシル基、水素又はω−
アルカノイルアミノ−ω′−アラルコキシカルボニルア
ルカノイル基、 Ov)  R及びK が同−若しくは異なるアルカベン
ゾイル基又はアリール基。
スペルミジン誘導体の医薬として許容される塩類として
は例えば塩酸塩、炭酸塩、燐酸塩等の無機酸塩又は酢酸
塩、7マル酸塩、りんご酸塩、くえん酸塩、こはく酸塩
等の有機酸塩が挙げられる。
〔作用〕
上記一般式(1)で示されるスペルミジン誘導体におい
てK −K で表わされる置換基のとり得る組合わせは
上記(1)〜(V)に示した通りであるが、各置換基の
具体例を示すと、アルカノイル基としてはアセチル基、
プロピオニル基、ブチリル基、ヘキサノイル基、ヘプタ
ノイル基等の低級アルカノイル基等が挙げられる。また
アラルキル基としてはベンジル基、フェネチル基、P−
メチルベンジル基等が挙げられる。アルコキシカルボニ
ル基としてはメトキシカルボニル基、エトキシカルボニ
ル基、プロポキシカルボニル基、第2m又は第3級ブト
キシカルボニル基等が、またアラルキルオキシカルボニ
ル基としてはベンジルオキシカルボニル基、フェネチル
オキシカルボニル基。
P−メチルベンジルオキシカルボニル基等が挙げられる
。アシル基としては前記アルカノイル基の他ベンゾイル
基やトルオイル基等のアロイル基、フェニルアセチル基
等のアラルカッイルME、 等b’ 含まれる。ω−ア
ルカノイルアミノ−ω′−アラルコキシカルボニルアル
カノイル基としては、ω−アセチルアミノ−ω′−ベン
ジルオキシカルボニルプロピオニル基、ω−ヘプタノイ
ルアミノ−ω′−ヘンシルオキシカルボニルプロピオニ
ル基、ω−ブチリルアミノ−ω′−(P−メチルベンジ
ル)オキシカルボニルプロピオニル基等が挙げられる。
またアリール基としてはフェニル基やナフチル基、或は
メチル基やエチル基等の置換基を有する低級アルキル置
換フェニル基や低級アルキル置換す7チル基等が含まれ
る。
この発明のスペルミジン誘導体及びその塩類は例えば次
に述べる様な方法によって製造される。
製法1 前記C0式においてR1、R2及び几3のうち少なくと
も1つが水素であるスペルミジン又はその誘導体にアル
カノイル化剤を作用させ、水素をアルカノイル基で置換
する方法。例えばスペルミジンを出発原料としこのうち
Nl 、 R4及びR8の水素を同時にアルカノイル化
すれば、下記式に示す’J[[R、R、Rのすべてがア
ルカノイル基であるスペルミジン誘導体を得ることがで
き、(R@;アルカノイル基) またNl 、 R4、R8のうち1又は2個の水素が他
の置換基で置換されているスペルミジン誘導体をアルカ
ノイル化すれば、下記式に示す様にR1、R2゜R3の
うちl又は2個がアルカノイル基であるスペルミジン誘
導体を得ることができる。
ラル亭ルオキシ力ルダニル基 ILも この場合アルカノイル化剤としては無水エナント酸、無
水へブタノン酸等の酸無水物や、アセチルクロライド、
ヘプタノイルクロライド等の酸クロライドを使用するこ
とができ、この反応は、例えば後記する実施例1〜3と
同様にして行なうことができる。
製法2 一般式〔工〕のp、1、艮2、R3のうち1又は2個が
・水素である。スペルミジン誘導体を原料とし、これ、
ETルコキシカルボニル化剤又はアリールオキシカルざ
ニル化剤″を作用させる方法。この方法は例1えば下記
の一般式、で示すことができる。
K ・・−アラルキル基、アルコキシカルボニル基又は
アラルキルオキシカルボニ ル基、 Rd、 Rd・・・ アルコキシカルボニル基又はアリ
ールオキシカルボニル化 剤 ル基 K・・・アルコキシカルボニル基又はアリールオキシカ
ルボニル化剤 この場合アルコキシカルボニル化剤又はアリールオキシ
カルボニル化剤としては、第3級ブチルカーボネート或
は2−(第3級ブトキシカルボニルオキシイミノ)−2
−フェニルアセトニトリル、カルボベンゾキシクロライ
ド等を使用することができ、この反応は、例えば後記す
る実施例6.11又は13と同様に行なうことができる
主としてN のアミノ基にアラノtが置換したスペルミ
ジン誘導体を原料とする場合、これを接触還元して脱ア
ラルキルすることにより目的物を得ることができ、この
反応は例えば次式で示すことができる。
Rt 、 Rt・・・アルカノイル基、アルコキシカル
ボニル基又はアラルキルオキシカ ルボニル基 R才・・・アラルキル基 この脱アラルキル反応は、例えば後記する実施例4.5
射よび7と同様に行なうことができる。
製法4 この方法は前記(I)式中のR1及びR3がアルコキシ
カルボニル基であるスペルミジン誘導体を脱アルコキシ
カルボニル化に付してR1とR3が水素残基であるスペ
ルミジン誘導体を得るのに利用することができ、この場
合R2は脱アルコキシカルボニル化剤に対して安定な基
、例えばアシル基であるものが選択される。この反応は
下記式によって表わすことができる。
R子 NI(2(Cト12)3N(σ12)4NI−12楓 R子 ! RhlRh・・・アルコキシカルボニル基に、・・・ア
シル基 この反応は、例えばジエチルエーテル等の溶媒中塩化水
素ガスで処理することにより行なうことができる。
製法5 シアノ化合物を原料とし、例えば下記の如くシアノ基を
還元しアミ7基に変換することによってスペルミジン誘
導体を得ることができる。
(AJH2N(C)(2)4Nl((Q(□)2CN 
RIO000’λl0CONH(CH2)4N(Q(2
)2CN  ’乳0=C−OR■ 艮、 0CONH(CH□)4−N−(CH2)3NH
20=C−OR1 (RI:アルキル基又はアラルキル基)(B) MCI
 、)L、N(CE(2)4NHOQ)RIIり=堅−
Ru00)NH(σ与) 4NH(G(2)2CN  
□RIIOCONt−1(0(2)4NH(0(2)3
NH2(R■: アルキル基又はアラルキル基)(C)
 R,i、NH(CH2)2側2型町狸−H2N(CH
2)3−N、−(CH2)4NH2(RME ニアリー
ル基、アルキル基又はアラルキル基)上記反応において
シアノ化合物をアミン化合物に変換する反応は例えばそ
れぞれ後記する実施例10.16および17と同様に行
なうことができる。
製法に の反応は前記一般式(IJにおける筑〜Rのうち1又は
2個がω−アルカノイルアミノ−ω′−アラルコキシカ
ルボニルアルカノイル基であるスペルミジン誘導体を製
造する為の方法であり、例えば下記式に示す如< R1
〜に3のうち1又は2個が水素であるスペルミジン誘導
体を原料とし、この水素を6フーアルカノイルアミノー
ω′−アラルコキシカルボニルアルカノイル基で置換す
ることによって目的物を得る。
艮。
ω−アルカノイルアミノ−ω′−アルコ」 Rj、Rj・・・アルコキシカルボニル基、又はアラル
コキシカルボニル基 Rk・・・ω−アルカノイルアミノ−ω′−アラルコキ
シカルボニルアルカノイル基 この反応は例えば後記する実施例12と同様に行なうこ
とができる。
製法7 下記式に示す如くスペルミジンを塩化第2銅等の錯体と
し、これにカルボベンゾキシクロライドやジ第3級ブチ
ルカーボネート等を反応させることによって、K がア
ルコキシカルボニル基又はアラルキルオキシカルボニル
基等であるスペルミジン誘導体を得ることができる。
R,:ベンジルオキシカルボニル基 R:第3級ブトキシカルボニル基 この反応はそれぞれ後記する実施例14および15と同
様に行なうことができる。
この発明のスペルミジン誘導体及びその塩は、たとえば
固体、半固体または液体形態の製剤の剤形で使用するこ
とができ、これらの剤形はこの発明の有効成分を、外用
、経口または非経口投与に適した有機または無機担体ま
たは賦形剤と混和した状態で含有される。有効成分は、
たとえば錠剤、ペレット剤、カプセル剤、坐剤、溶液剤
、乳化剤、懸濁液その他の使用に適した任意の剤形用の
無毒な担体と配合して使用することができる。使用し得
る担体としては、水、グルコース、乳糖、アラビアゴム
、ゼラチン、マンニット、スターチペースト、マグネシ
ウムシリケート、タルク、コーンスターチ、ケラチン、
微粉(コロイド状)シリカ、バレイショデンプン、尿素
およびその他の固体、半固体または液体が挙げられる。
これら担体の他、補助剤、安定化剤、増粘剤、着色剤、
香料等を使用してもよく、また医薬組成物や有効成分の
活性を保持する目的で防御剤または制菌剤を含有させて
もよい。有効成分の化合物は、治療法または病状に所期
の治療効果を生ずるように十分な量で医薬組成物中に含
有させる。
〔実施例〕
実施例1 スペルミジン(0,6Of 、 4.13 mモh )
のピリジン(15,0d)溶液にエナント酸無水物(4
,60’j 、 18.6mモル)を加え、30分間攪
拌した後ジエチルエーテル(50ffI/)を加えた。
この溶液を水(10,、りで2回、INの塩酸(15d
)で8回及び10%の炭酸カリウム水溶液(15−)で
5回繰返し洗浄した後、溶媒を減圧除去した。残渣を、
メタノールと10タロの炭酸カリウム水溶液の混合液に
投入して30分間攪拌した後減圧乾固した。残渣をジエ
チルエーテルに加えて溶解した後、10%の炭酸カリウ
ム水溶液で洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後4
巻減圧下に溶媒を留去して、油状のNl 、 N4  
、N8− )リス(ヘプタノイル)スペルミジンを得た
。これを放置すると、mP、 38.5〜40.0℃の
結晶(2,06p、92.4%)が得られた。
IR(ヌジョール):  3300.2900.163
5.1545.1465.1370. 720os−’ NMR(■C13、δ) :   0.60 〜1.04(3I(、m) 、1.
05〜1.98 (30H,m)、2.00〜2.48
(6H,m)、 3.00〜3.62(8H,In)、6.12(11−
I、b r )、6.85(11−1,br)実施例2 フラスコ内を窒素置換した後これにN−ベンジルスペル
ミジン(1,95f/ 、 8.27 mモル) CD
乾燥・脱気ピリジン(40,0J)溶液を加え、暗所で
一78℃に冷却し、酢酸クロライド(1,36tj。
17.4mモル)の乾燥・脱ガスした2塩化メチレン(
25J)溶液を1,5時間かけて加えた。この混合液を
窒素雰囲気下−78℃で更に30時間攪拌した後、室温
までゆっくり温め、次いで水と0.01Nの塩酸で抽出
した。得られた水溶液を減圧乾固し、残渣をINの水酸
化ナトリウム水溶液に溶解した後、三菱化成工業社製の
Dia −IonHP−20!充填したカラムクロマト
グラフィーに通し、水−メタノール系溶媒を用いて溶出
した。
目的物を含む両分を集めて減圧濶縮し、残渣にクロロホ
ルムを加えた後食塩水で洗浄した。クロロホルム溶液を
硫酸ナトリウムで乾燥した後沖過し、溶媒を減圧留去し
て油状のN −ベンジル−N 。
N8− ビス(アセチル)スペルミジン(1,98f。
74.4%)を得た。
IR(フィルム):  3280,3080.2900
.1640、I5.5.0,1450.1370,12
90゜750.700cm−’ NMR(CDC44,δ): 1.43〜1.76(6H,m)、IJ8C3H−)、
1.98(3H,1)、2.36〜2.□s+(4H,
IB)、3−08.〜3.40(4H,mn)、3.5
8(2)1.1)、6−36(IH,br)、6−50
(1)1゜br)、7−36(5H,l) Maim  :  M+11n/e=320.ベースビ
ークm/e=91 実施例3 フラスコ内を窒素置換した後これに、N4− ベンジル
スペルミジン(1,75F、7−4411”モル)の乾
燥・脱ガスピリジン(36++yj)溶液を入れ、暗所
で一78℃に冷却し、これに、ヘプタン酸クロライド(
2−32f t 15.6 mモル)の乾燥・脱気した
2塩化メチレン(26fnl)溶液を1.5時間かけて
添加した。反応液を窒素雰囲気下−78℃で更に30時
間攪拌した後、室温までゆっくり温めた。反応液を水に
注入した後ベンゼンで抽出し、抽出液を減圧乾固して残
渣をクロロホルムに溶解した後水洗した。クロロホルム
溶液を硫酸ナトIJウムで乾燥した後沖過し、減圧濃縮
して3.7511(117%)の粗製物・を得た。この
粗製物をシリカ・ゲルのかラムクロマトグラフィー(K
iese1ge160、To−23,0メツシユ、メル
ク社製)(10(1)によって精製し、クロロホルム−
メタノール系で溶畠することにより)、3.59111
2%)のN4−ベンジル−N!、N8−ビス(ヘプタノ
イル)スペルミジンを得た。
IR(ヌジョール):  3300.2900.163
0.1540.1460.137G、 730.690cm−’ NMR(CDC# 3.δ): 0.50〜2−67(361(、In)、2.98〜3
.65(6H,m)、5.87(IH,br)、6.0
7(IH,br)、7−3o(sH,s) 元素分析” 02BH49°2N3 理論値・・・Cニア3.16、H:10.74、N :
 9.14実測値・・・Cニア2.67、H:10.6
2、N : 9.02実施例4 N4−ベンジル−N 1 、 N 8− ビス(ヘプタ
ノイル)スペルミン7(1,701m 3.96m モ
ル)の氷酢酸(17,0m/)溶液を、−酸化パラジウ
ム(o、3+5’)の氷酢酸(8,0m()94濁液に
加え、40〜45 p、s、iの水素圧下で水素化を行
なった。反応混合物を沖過した後減圧濃縮し、残液を5
0−の無水メタノールに加え、このアルコール溶液ヲナ
トリウムメチラートにてPH1l に調整した後減圧乾
固した。この粗製物を50−のクロロホルムに投入した
後、10m1の冷水にて3回洗浄した。
油厄を硫酸ナトリウムで乾燥した後沖過、乾燥し、白色
粉末状のN  、N  −ビス(ヘプタノイル)スペル
ミジン1.10ダ(75,296)を得た。
mP、109.0〜110.5℃ IR(ヌジョール):3300.2900,2850.
1630.1540.137001−1 NMR(CDCj3 、δ): 0.07〜1.97(29H,m)、1.97〜2.0
3 (4H、m )、2.47〜2.87(att、m
)、3.13〜3.60(4H。
m)、5.37 (ll−1、b r ) 、  6.
50 (IH,br) 元素分析:C2□H4302N3・0,2H20理論値
・・・C:67.58、H: l 1.72、N:11
.26実測値・・・C:57.77、H:11.34、
N:11.17実施例5 N4−ベンジル−N 1 、 N8− ビス(アセチル
)スペルミジン(1−16g、3.60mモル)の氷酢
酸(15、o mz )溶液を、−酸化パラジウム(0
,23g)の氷酢酸(7,0fnり懸濁液に加えた後、
40〜45 p、s、iの水素圧下で水素化を行なった
。得られた反応液を沖過し減圧濃縮した後、残液を40
m1の無水メタノールに投入し、このアルコール溶液を
ナトリウムメチラートでP)−111に調整した後減圧
乾燥した。粗製物を水に溶解しDia −IonIIP
−20を用いたカラムクロマトグラフィーににより結晶
化するN  、N  −ビス(アセチル)スペルミジン
(0,599172,096”)を得た。
IR(tジml−ル):  3300,2900.’1
640.1540゜1450.1360,1280,1
110゜780.700い−1 NMR(CDC/3.δ): 1.40〜1.88 (7H、m) 、 1.96 (
6H,s)、2.43〜2.90C41−1゜”)、3
.09〜3.57(4H,m)。
6.30(IH,br)、6.77(11・l。
br) MAS S  :  M+ 1 mle = 230 
 べ−Xピー9m/e=129 実施例6 ジオキサ7 (80ml )と水(40ml)(D混合
溶媒にN −ベンジルスペルミジン(8,01’。
34.0mモル)を溶かした溶液に、トリエチルアミ7
(7,5G、f 、34.0mモル)とジ第三級7’ 
チルカーボネー) (16,32F 、74.8mモル
)を加え、20時間静置した後油居を分離した。また水
層はジエチルエーテルを用いて抽出し、該抽出液を上記
油層と合して食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し
た後、沖過及び減圧濃縮した。残渣油をシリカゲA/ 
(Kieselgel 60.70〜230メツシユ、
メルク社製)(500y)を用いたカラムクロマトグラ
フィーに通した後、クロロホルム−メタノール系溶媒を
用いて溶出させた。目的物質を含む両分を集めて減圧下
に濃縮すると、油状のN4−ベンジル−NI  N8−
ビス(@3級ブトキシカルボニル)スペルミジン(15
,23y。
103%)が得られた。
IR,(74ルl:): 3340.2950.170
0.152u 。
1455.1395,1270,1250゜1170.
760,700c+x−’ NMR(CDC/3.δ): 1.30〜1.93(24H,m)、2.30〜2.6
0(4H,m)、2.93〜3.37(4H。
m)、3.53(2H,s)、4.70(1)1゜br
)、5.27(IH,br)、7.29(5H,m) MASS :  M mle =  435  <−ス
ビー−りml e = 91実施例7 N4−ベンジル−N 1 、 N 8− ビス(第3級
ブトキシカルボニル)スペルミジン(15,OF、34
゜4 m モnt )の氷酢酸(140,、I/)溶液
を、−酸化パラジウム(2,905’)の氷酢酸(30
m1)懸濁液に加えた後、40〜45p、a、iの水素
圧下で水素化を行なった。反応混合物を沖過し減圧乾固
して白色粉末状物を得た。この粗製物をジエチルエーテ
ルで洗浄し、濾過後減圧乾燥して白色粉末状のN’、N
”−ビス(第3級−ブトキシカルボニル)スペルミジン
酢酸塩(7,89y、56.696)を得た。
mP、104〜112℃ また洗液を減圧濃縮し、得られた油状物をジエチルエー
テル−nヘキサンで結晶化させて上記と同じ目的物(3
,899,27,9%)を得た。
IR(ヌジョール): 3360,2900,1695
,1520゜1460.1360,1265,1260
.’11650m−’ NMR(CDCl 3 、’ ) : 1.55(18H,8)、2.10(3H,s)。
1.25〜2.45(6H,fll) 、2.88〜3
.65(8H,m)、5.12(IH,br)。
5.48(IH,br)、8.75(2H,り実施例8 N1.N8−ビス(第3級ブトキシカルボニル)スペル
ミジン酢酸塩(2,0Of 、 4.93 mモル)の
2塩化メチレン(50y)溶液にトリエチルアミン(2
,00y* 19−7〜4 /I/ )を加え、更ニエ
ナント酸無水物(1,45!/ 、 5.9 l ra
モル)を加えた。この混合液を30分間静置した後減圧
濃縮し、残渣をジエチルエーテル<50rnl)に溶解
した後、5%のクエン酸水溶液及び5%の炭酸ナトリウ
ム水溶液で洗浄した。油層を食塩水で洗浄した後硫酸す
) IJウムで乾燥し沖過した。次いで乾燥した塩化水
素ガスを1時間吹込み、その後窒素ガスを吹込んで過剰
の塩化水素を除去した。この反応液を濃縮した後残渣を
水に溶解し、水酸化ナトリウムでpH14に調整した後
、Dia −IoNHP−20(同前、30d)を充填
したカラムクロマトグラフィーに通し、水−メタノール
系溶媒を用いて溶出した。目的物質を含む両分を集めて
減圧濃縮すると、油状のN4− ヘプタノイルスペルミ
ジン< 1.169.92.1%)が得られた。
IR(フィルム):3300,2900,1625,1
460゜1375α−1 MASS  :  M  m/e = 257  べ−
7,ビークm/ e ==実施例9 Nl 、 N8−ビス(ff13級ブトキシカルボニル
)スペルミジン酢酸塩(2,0Off 、 4.93 
mモル)のピリジン(30,0□l)溶液にトリエチル
アミン(0,6(H’、5.91mモル)を加え、更に
無水安息香酸(1,34g、5.92mモル)を加えた
。この混合液を20時間放置した後溶媒を減圧留去し、
残渣をジエチルエーテルに溶かし、水洗後塩酸水溶液で
pH5に調整した。油層を食塩水で洗浄した後硫酸すl
−IJウムで乾燥し、沖過後戸液に乾燥した塩化水素ガ
スを15分間吹込み、更に窒素ガスを吹込んで過剰量の
塩化水素を除去した。この反応液を濃縮した後、残渣を
INの水酸化すl−IJウム水溶液に溶解しジエチルエ
ーテルにて洗浄した。水射をDia −IOn HP−
20(同前、10〇−)を充填したカラムクロマトグラ
フィーに展開した後、水−メタノール系溶媒を用いて溶
出した。
目的物質を含む両分を集めて減圧濃縮すると、油状のN
 −ベンゾイルスペルミジン(0,685’。
56.0%)が得られた。
IR(フィルム):  3350,2900,1620
,1575゜1545.1490,1470,1440
゜1380.1305,700am−’ MAS S :  M m/e = 249、ヘースビ
ークm/e=実施例i。
ジオキサン(30i)と水(50d)の混合液にN−(
2−シアノエチル)−1,4−ジアミノブタン(51)
を溶解し、この溶液を0℃に保ってカルボベンゾキシク
ロライド(13,2’1.77゜9mモル)とINの水
酸化ナトIJウム水溶液を2時間かけて同時に添加した
。尚この間反応液のpHは12.5〜13.2の範囲と
なる様に添加速度を調整した。添加終了後更に20時間
攪拌を続け、生成した白色粉末をr過・水洗後減圧乾燥
した。
得られた組成物をジイソプロピルエーテルで再結晶し、
45℃で減圧乾燥すると、白色粉末状のN−(2−シア
ノエチル)−N、N’−ビス(カルボベンゾキシ)−1
,4−ジアミノブタン(13゜77p、95.0%)が
得られた。mP、56〜58.5℃IR(yショール)
:  3320,2900,2220.1705.16
85.1535゜ 1450.1280,1270゜ 730011−” NMR(CDC/3.δ): 1.30〜1.93(4H,m)、2.561−1.t
、J=7Hz)、2.97〜3.62(6H,m)、4
.73(IH,br)。
5.03(2H,5)、5.06(2H,i)。
7.25(5H,i) 元素分析:023H27N3°4 理論値・・・C: 67.46 、 H: 6.65 
、 N: 10.26実測値・・・C: 67.55 
、 H: 6.67 、 N: 10.19上記で得た
N−(2−シアノエチル) −N、N’−ビス(カルボ
ベンゾキシ)−1,4−ジアミノブタン(3,00y、
7.33mモル)と塩化コバルト(■)の5水和物(4
,01g、14.5mモル)を20℃のメタノール(7
5ml)に溶かした溶液に、水素化硼素ナトリウム(2
,77y)を少しずつ添加した。この混合液を2時間攪
拌した後、沈殿がすべて溶解するまで濃塩酸を加えた。
淡紅色の生成液を水酸化す) IJウム水溶液でpH1
2に調整し、20時間放置し、た後沖過しメタノールで
洗浄した。
r液と洗浄液を合して溶媒を減圧留去し、残渣をINの
水酸化ナトリウム水溶液に投入した後ジエチルエーテル
で抽出した。抽出液を食塩水で洗浄し、硫酸す) IJ
ウムで乾燥した後減圧濃縮し、残渣をシリカゲ/L/ 
(Kieselgel 5Q、  7 Q〜230メツ
シュ、メルク社製)の充填されたカラムクロマトグラフ
ィーに展開した後、クロロホルム−メタノール系溶媒で
溶出した。目的物質を含む両分を集めて溶媒を減圧留去
すると、油状、のN  、N−ビス(カルボベンゾキシ
)スペルミジン(1119,56,596)が得られた
IR(フィルム):  3320,2910,1685
,1530゜1475.1450,1420,1250
゜735.6953−’ NMR(CDCz3.δ): 1.16〜2.27(8H,m)、2.62(2H,b
r)、a、oo 〜3.53(6H。
tn)、4.95(IH,br)、5.12(2H,A
 ) 、 7.30 (IOH,l )MAS S :
 hi m/c = 413  ベースピークm / 
e =元素分析:C23H3104N3・0.15CH
C/3理論値・・・c: 64.45 、 H: 7.
28 、 N: ’173実測値・・・C:64.89
. Hニア、46. N:9.70実施例11 水(3,0mZ)とジオキサン(20,0,/)の混合
溶媒にN 4 、 N 8−ビス(カルボベンゾキシ)
スペルミジン(0,97F、2.34mモル)を溶かし
た溶液に、トリエチルアミン(0,37g、3.67m
モル)と2−(第3Mブトキシカルボニルオキシイミノ
)−2−フェニルアセトニトリル(0,60ダ、2.4
5mモル)を加え、3昇夜攪拌した。
反応液を減圧濃縮し、残渣をジエチルエーテル中に投入
した後、INの水酸化す) IJウム水溶液及び食塩水
で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した後、沖過し減圧濃
縮した。次いでシリカゲル(Kieselgel 60
.70〜230メツシユ、メルク社製)を用いたクロマ
トグラフィーに通し、クロロホルム−メタノール系溶媒
で溶出すると、油状のN 1−@ 3級ブトキシカルボ
ニル−H4,H8−(カルボベンゾキシ)スペルミジン
(1,21g。
100%)が得られた。
IR(フィルA):  3340.2900.1700
.1540゜1245.1165,740,695CI
+−’MAS S :  M  rn/ e = 51
3 、  ヘXピークm/ e=91 実施例12 N  、N  −ビス(カルボベンゾキシ)スペルミジ
ン(0,70F、1.69mモル)のテトラヒドロフラ
ン(10,d)溶液に、ヘプタノイル−〇−グルタミン
酸−α−ベンジルーf−N−ヒドロキシサクシンイミド
エステル(0,90f、2.02mモル)を加え、2昼
夜放置した後溶媒を減圧留去した。残渣を2塩化メチレ
ンに投入した後、1Nの塩酸及び水で順次洗浄し、硫酸
す) IJウムで乾燥し濾過後減圧濃縮した。残査油を
、シリカゲル(Kieselgel 60 、70−2
30メツシユ、メルク社製)を充填したカラムクロマト
グラフィーに通した後、クロロホルム−メタノール系溶
媒で溶出した。目的物質を含む両分を集めて溶媒を減圧
留去し、得られた油状物をジイソプロピルエーテルで結
晶化させ、沖過後ジイソプロピルエーテルで洗浄した後
45℃で減圧乾燥すると、白色粉末状のベンジル−N 
−ヘプタノイル−N“−((N−カルボベンゾキシアミ
ノブチル−N−カルボベンゾキシ)アミノプロピル)−
D−グルタミネート(0,93p、73.7%)が得ら
れた。
IR(ヌジョール):  3300.2900.168
5 。
1640.1540.1460゜ 1375.1280,750゜ 695CI11−’ 元素分析:C4□H5608N4 理論値・・・C:67.71.Hニア、58.Nニア、
52実測値・・・C:67,61.Hニア、47.Nニ
ア、52旋光性: (α)  = + 2.80(C=
1.56クロロホルム)実施例13 H4,H8−ビス(第3級ブトキシカルボニル)X /
(/l/ iジン(1,445Fs 4−18 ”モル
)を水(20,0m/)とジオキサン(10,Od)の
混合溶媒に溶かした溶液に、カルボベンゾキシクロライ
ド(0,78f 、 4.60 mモル)の20%ジオ
キサン溶液とINの水酸化ナトリウム水溶液を、0℃で
40分を要して同時に添加した。この間反応液のpHは
10.7〜11.3に保った。この混合液を更に3時間
攪拌し、ジオキサンを減圧留去した後、ジエチルエーテ
ルで抽出した。抽出液を食塩水で洗浄し硫酸ナトリウム
で乾燥した後減圧儂縮すると、油状のN−カルボベンゾ
キン−N  、N  −ビス(583級ブトキシカルボ
ニル)スペ/I/ ミ’) 7 (1−78g、89.
0%)が得られた。
IR(7(ルム):  3350,2950,1700
,1520゜1420.1365,1250,1170
゜700個−1 MAS S :  hi  m/e = 479、ヘー
スピークm/ e=57 実施例14 スペルミジンの塩化第2銅錯体(0,30g。
1.07mモル)をジオキサン(40+J)と水(20
fnl)の混合溶媒に溶かした溶液にトリエチルアミン
(0,21’、3.56d)を加え、更にジ第3級ブチ
ルカーボネート(0,28ダ、1.28mモル)を加え
た。1時間攪拌した後、更にトリエチルアミ7C0,0
7f、0.64mモル)とジ第3級ブチルカーボネート
<0.149,0.64mモル)を加え、20時間放殺
した後0℃に冷却し、INの塩酸でP)15に調整した
。この反応液に硫化水素ガスを1時間吹込み、次いで窒
素ガスを吹込んで過剰量の硫化水素を除去し、濾過後ジ
エチルエーテルで洗浄した。水底をINの苛性ソーダで
P l−112にtRa整した後ジエチルエーテルで洗
浄して減圧乾燥し、残渣油yf−Di 2L−Ion 
HP −20(50m/ )の充填されたカラムクロマ
トグラフィーに通し、水−メタノール系溶媒を用いて溶
出した。目的物質を含む画分を集めて溶媒を減圧留去し
、残渣を2塩化メチレンに投入した後炭酸ナトリウムで
乾燥し、−過後減圧濃縮すると、油状のN8−第3級ブ
トキシカルボニルスペルミジン(0,12,!fF。
46.0%)が得られた。
IR(ヌジョール):  3600,2900,171
0.1680゜1545.1460,1360,127
5゜1170cR−’ NMR(C1)C/ 3−δ): 1.45(9H,露)、1..25〜2.00(6H,
m)、2.47〜3.62 (8H,m)。
4.96(1)1.br) 実施例15 スペルミジンの塩化第2銅錯体(0,40g。
1.43mモル)をジオキサン(20d)と水(4〇−
)に溶かした溶液を0℃に保ち、これにカルボヘンゾキ
シクa5イド(0,72f 、 4.22m−eル)の
1096ジオキサン溶液とトリエチルアミン(1゜22
 f 、 12.0mモル)の20%ジオキサン溶液を
2時間かけて同時に添加した。この間反応液のP■(は
8〜9に保持した。その後更に20時間ta拌した後、
INの塩酸でPH2に調整し、ジエチルエーテルで洗浄
した。次いで塩化水素ガスを1時間吹込んだ後、窒素ガ
スを吹込んで過剰量の硫化水素を除去し沖過した。水層
を3Nの水酸化ナトリウム水溶液でpH10に調整し、
ジエチルエーテルで洗浄した後縁圧濃縮した。残渣を、
D i a−Ion HP−20(50m1 )を充填
したカラムクロマトグラフィーに通し、水−メタノール
系溶媒を用いて溶出した。目的物質を含む両分を集めて
溶媒を渾江留去すると、油状で放置すると結晶化するN
8− カルボベンゾキシスペルミジン(0,197ダ、
49.4%)が得られた。ff1p 、94〜98℃ IN(ヌジョール):3650,2900,1685,
1535゜1450.1265,1120,7’50゜
725.695cm−1 NMR(CDC/3.δ) 1.10〜2.00(6H,m)、2.10〜3.50
(4H,m) 、 3.52〜4.54N−カルボベン
ゾキシー1.4−ジアミノブタン塩酸塩(1,0(1,
3,86mモル)の水(10,0ml )溶液に、IN
の水酸化ナトリウム水溶液(4゜64mモル)を加えた
。この水溶液を塩化ナトリウムで飽和した後、ジエチル
エーテルで十分に抽出した。エーテル溶液を硫酸ナトリ
ウムで乾燥した後−過し、溶媒を減圧留去した。残渣を
メタノール(10,0m/)に溶かした溶液にアクリロ
ニトリル(0,25f 、 4.63mモル)を加え、
20時間iδ拌した後瀝;圧濃縮してllT!+状物を
得た。これを30flのシリカゲA/(Kieselg
el  60.70.、、。
230メツシユ、メルク社製)の充填されたカラムクロ
マトグラフィーに通し、クロロホルム−メタノール系溶
媒で溶出すると、油状のN−カルボベンゾキシ−N’−
(2−シアノエチル)−1,4−ジアミノブタンが得ら
れた。これを25m7のメタノールに溶解し、塩化ff
12銅(1,57g、 6.60mモル)を加えた後更
に水素化硼素ナトリウム(1,259、33,0mモル
)を少量ずつ加えた。この混合物を更に2時間攪拌した
後INの塩酸(50゜0WLl)を加え、次いでINの
水酸化ナトリウム水溶液でpH9に調整し、硫化水素ガ
スを1時間吹込んだ。その後窒素ガスを吹込んで過剰の
硫化水素を除去し、生成した黒色の沈殿を沖去しメタノ
ールで洗浄した。−液と洗浄液を合して溶媒を減圧留去
し、残渣をINの水酸化ナトリウム水溶液に溶解し、D
ig  −Ion HP  −20を充填したカラムク
ロマトグラフィーに通した後、水−メタノール系溶媒で
溶出させた。目的物質を含む両分を集めて溶媒を減圧留
去すると油状物が得られた。
この油状物を更にカルボキシメチルセルロース(ワット
7:/CM −52、2,5CIIX 55.0cIR
,0,4M−ピリジン−酢酸緩衝液(PH5,4)で平
衡化したもの〕を用いたカラムクロマトグラフィーで精
製し、Q、4M−1,0Mの直線勾配的に濃度変換させ
た同−緩衝液(各500i)で溶出すると、油状で放置
すると結晶化する〜8− カルボベンゾキシスペルミジ
ン(0,25y、23.3%)が得られたo ”P−9
4〜99℃ IR(Jジ”l−ル):3330.2900.1685
.1535゜1450.1235,1120,1020
゜750.695国−1 実施例17 N−(2−シアノエチル)アニリン(8,00ダ。
54.7 m%ル)、無水炭酸ナトリウム(6,70p
63.21nモル)及びヨウ化カリウム(1−15グ。
6.94mモル)の混合物を115℃に保ち、これに4
−ブロムブタンニトリル(亀849.46.2mモル)
のジメチルホルムアミド(16m/)溶液を4時間かけ
て添加した。この混合液をII5℃で更に20時間攪拌
し、室温まで冷却した後洲過し、固形物をジメチルホル
ムアミドで洗浄した。
r液と洗浄液を合した後溶媒を留去し、残渣をINの塩
酸に溶解した。この水溶液をジエチルエーテルで洗浄し
た後炭酸カリウムでPH12に調整し、次いでジエチル
エーテルで抽出した。抽出液を食塩水で洗浄し、硫酸ナ
トリウムで乾燥した後溶媒を減圧留去した。残分を蒸留
(100〜125、 ℃、0.08闘Hg)L未反応の
N−(2−シアノエチル)アニリン(4,06y、50
.8%)を除去した後、シリカゲ/L/ (Kiese
lgel 5Q 、 230〜400メツシユ、メルク
社製)のカラムクロマトグラフィーに通し、クロロホル
ムとへキサン(1:1)の混合溶媒で溶出した。目的物
質を含む画分を集めて溶媒を減圧留去すると、油状のN
−(2−シアノエチル)−N−(3−シアノプロピル)
アニリン(5,1’l 、52.796)が得られた。
IR(フィルム):3050,2950,2250.1
600゜1500.1360.1195,1160゜1
040.990,750.6950−1NhHL (C
DCl 3 、δ): 1.63〜2.23 (28,m) 、 2.25〜2
.77 (4H,m) 、 3.30〜3.+37 (
4H,m)、6.63〜7.50(5H,m)MAS 
5 :  M  m/e= 213  ベースビークm
/ e=173 一方水素化リチウムアルミニウム(2,225’。
ss、smモル)の無水ジエチルエーテル(115−)
懸濁液に、塩化アルミニウム(7,8(H’。
59.5mモル)の無水ジエチルエーテル(72,04
)溶液をす早く添加し、窒素雰囲気下にはげしく攪拌し
ながら、上記で得たN−(2−シアノエチル)−N−(
3−シアノプロピル)アニリン(5,10ダ、23.9
mそル)の無水ジエチルエーテル(72,O,nl)溶
液を2.5時間かけて添加した。
そして更に20時間攪拌した後o℃まで冷却し、30%
(W/v)の水酸化カリウム水溶液(58−)を加え、
エーテル層を傾斜により分離し、残りのエマルジョンは
エーテルにより抽出した。エーテル層と洗浄液を合して
小量の食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムにより乾燥し沖
過後溶媒を減圧留去すると、油状のN−フェニルスペル
ミジン(4,80g、90.7516)が得られた。
IR(フィルム): 3350,2900,1595,
1500゜1370.1190,745.690CI1
1−’NMR(CD C13,δ) 1.30(4)1.s) 、1.13〜2.06(48
、m) 、2.60〜3.03(411,m)$3.1
6〜3.63(4H,m)、6.47〜7.43(5)
1.m) FD−MASS :  M+1   m/e=222〔
発明の効果〕 この発明の上記スペルミジン誘導体及びその医薬として
許容される塩は、    − −・   ・ 、・    −炎症蜂り治療用として使
用することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式で示されるスペルミジン誘導体又は医薬とし
    て許容されるそれらの塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但しR^1〜R^3は下記(i)〜(v)のいずれかを
    満足する基を意味する。 (i)R^1及びR^3がアルカノイル基でR^2がア
    ラルキル基、 (ii)R^1〜R^3がいずれも炭素数3以上のアル
    カノイル基、 (iii)R^1〜R^3のうち少なくとも1つがアル
    コキシカルボニル基又はアラルキルオキシカルボニル基
    であり、残りの基がアラルキル基、アシル基、水素又は
    ω−アルカノイルアミノ−ω′−アラルコキシカルボニ
    ルアルカノイル基、 (iv)R^1及びR^3が同一若しくは異なるアルカ
    ノイル基で且つR^2が水素、 (v)R^1及びR^3が水素であり、R^2がアルカ
    ノイル基(但し炭素数が3以上)、ベンゾイル基又はア
    リール基。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009007357A (ja) * 1996-07-22 2009-01-15 F Hoffmann La Roche Ag 抗腫瘍剤としてのポリアミン配位子を有する新規ビス−プラチナ錯体
JP2013082661A (ja) * 2011-02-24 2013-05-09 Univ Of Tokyo プラントアクティベーター
WO2014167508A1 (en) * 2013-04-09 2014-10-16 Giuliani S.P.A. Cosmetic or pharmaceutical composition for resisting skin ageing through an anti-inflammatory action

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