JPS6153156A - ムライト・β‐スポジユーメン複合セラミツク - Google Patents
ムライト・β‐スポジユーメン複合セラミツクInfo
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- JPS6153156A JPS6153156A JP60166041A JP16604185A JPS6153156A JP S6153156 A JPS6153156 A JP S6153156A JP 60166041 A JP60166041 A JP 60166041A JP 16604185 A JP16604185 A JP 16604185A JP S6153156 A JPS6153156 A JP S6153156A
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- polycrystalline
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B35/00—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
- C04B35/01—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics
- C04B35/16—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on silicates other than clay
- C04B35/18—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on silicates other than clay rich in aluminium oxide
- C04B35/19—Alkali metal aluminosilicates, e.g. spodumene
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、結晶質ムライト相および結晶質β−スポジユ
ーメン相から成る多結晶質物体(すなわち、複合セラミ
ック)及びその製法に関するものである。好適な実施の
態様に従えば本発明は、シリコンの熱膨張率と同等また
は近似の熱膨張率を有するシリコン用基板として有用な
ムライトおよびβ−スポジユーメンから成る多結晶質材
料の製法に関する。
ーメン相から成る多結晶質物体(すなわち、複合セラミ
ック)及びその製法に関するものである。好適な実施の
態様に従えば本発明は、シリコンの熱膨張率と同等また
は近似の熱膨張率を有するシリコン用基板として有用な
ムライトおよびβ−スポジユーメンから成る多結晶質材
料の製法に関する。
IC素子の動作に際してシリコン−基板界面に生じる応
力を低減させるため、基板材料はシリコンの熱膨張率に
できるだけ良く整合した熱膨張率を有することが望まし
い。かかる整合は、素子の動作時における加熱および冷
却サイクルの結果としてシリコン−基板界面が現行の素
子において見られるよりも厳しい熱応力を受けるものと
予想される現在計画中の大電力用半導体素子においては
特に重要であると考えられる。現行の技術に従えば、基
板材料としてα−アルミナが使用されている。しかるに
、アルミナとシリコンとの間における熱膨張率の不整合
は非常に大きいため、この材料は将来の用途にとって満
足すべきものではないと判断される。更にまた、高速集
積回路においては誘電率の小さい基板材料が要求される
。現在計画中の高速素子にとっては、アルミナの誘電率
は大き過ぎると判断される。このように、アルミナと交
換すべぎ基板材料として、シリコンの熱膨張率に一層良
く整合した熱膨張率を有しかつアルミナの誘電率より小
さい誘電率を有するような基板材料が要望されているの
である。
力を低減させるため、基板材料はシリコンの熱膨張率に
できるだけ良く整合した熱膨張率を有することが望まし
い。かかる整合は、素子の動作時における加熱および冷
却サイクルの結果としてシリコン−基板界面が現行の素
子において見られるよりも厳しい熱応力を受けるものと
予想される現在計画中の大電力用半導体素子においては
特に重要であると考えられる。現行の技術に従えば、基
板材料としてα−アルミナが使用されている。しかるに
、アルミナとシリコンとの間における熱膨張率の不整合
は非常に大きいため、この材料は将来の用途にとって満
足すべきものではないと判断される。更にまた、高速集
積回路においては誘電率の小さい基板材料が要求される
。現在計画中の高速素子にとっては、アルミナの誘電率
は大き過ぎると判断される。このように、アルミナと交
換すべぎ基板材料として、シリコンの熱膨張率に一層良
く整合した熱膨張率を有しかつアルミナの誘電率より小
さい誘電率を有するような基板材料が要望されているの
である。
従来、ムライト複合基板材料が研究されてきた。
レイボルドおよびシボルド(L eipold& S
1bold ゛)の論文[ジャーナル・オブ・アメリカ
ン・セラミック・ソサイエティ(J、 Amer、Ce
ral、 Soc、 )、第65巻、C147頁(19
82年)]中には、シリカに富むムライト組成物を調製
することにより、シリコンの熱膨張率に近似した熱膨張
率を有するムライト基材の二相セラミックを製造する方
法が報告されている。この場合、焼成後には、ムライト
とシリカに富むガラスとから成りかつ約50%のガラス
を含有する物体が得られている。フィオリおよびピンチ
ェンツィーニ(F 1ori&V 1ncenzini
)の論文[コローク・インターナショナル・スール・
し・ヌーベル・オリエンタシオーン・デ・コンポザーン
・ポシフ(collque Internation
ale 5LIr Ies Nouvelles Q
rientationsdeS Composants
PO35ifS) 、パリ、1982年3月29日〜
4月1日、203頁]中にもまた、シリコンの熱膨張率
に整合した熱膨張率を有する基板材料として使用するた
めの同様なムライト・シリカガラス組成物の製造方法が
報告されている。
1bold ゛)の論文[ジャーナル・オブ・アメリカ
ン・セラミック・ソサイエティ(J、 Amer、Ce
ral、 Soc、 )、第65巻、C147頁(19
82年)]中には、シリカに富むムライト組成物を調製
することにより、シリコンの熱膨張率に近似した熱膨張
率を有するムライト基材の二相セラミックを製造する方
法が報告されている。この場合、焼成後には、ムライト
とシリカに富むガラスとから成りかつ約50%のガラス
を含有する物体が得られている。フィオリおよびピンチ
ェンツィーニ(F 1ori&V 1ncenzini
)の論文[コローク・インターナショナル・スール・
し・ヌーベル・オリエンタシオーン・デ・コンポザーン
・ポシフ(collque Internation
ale 5LIr Ies Nouvelles Q
rientationsdeS Composants
PO35ifS) 、パリ、1982年3月29日〜
4月1日、203頁]中にもまた、シリコンの熱膨張率
に整合した熱膨張率を有する基板材料として使用するた
めの同様なムライト・シリカガラス組成物の製造方法が
報告されている。
ムライトとは、3Al 203 ・2Si 02の近
似化学式を有する結晶質ケイ酸アルミニウム相である。
似化学式を有する結晶質ケイ酸アルミニウム相である。
これは、シリコンの熱膨張率(300″にり
で2.5X10−6 / ’K)にかなり良く整合した
熱膨張率(300°にで3.3X10−6/’K)を有
するため、基板材料として有望である。
熱膨張率(300°にで3.3X10−6/’K)を有
するため、基板材料として有望である。
しかしながら、上記の通り、現在計画中の大電力用素子
の基板に関しては一層高度の整合が所望されるのである
。それ故、本発明の特徴の1つに従えば、ムライトの熱
膨張率を低下させてシリコンの熱膨張率に整合させるた
めに熱膨張率の小さい第2の相が添加される。詳しく述
べれば、本発明においてはβ−スポジユーメン(ケイ酸
アルミニウムリチウム)が添加される。β−スポジユー
メンは、293〜1273°にの範囲内で0.9×10
−6/6にの熱膨張率を有するものである。
の基板に関しては一層高度の整合が所望されるのである
。それ故、本発明の特徴の1つに従えば、ムライトの熱
膨張率を低下させてシリコンの熱膨張率に整合させるた
めに熱膨張率の小さい第2の相が添加される。詳しく述
べれば、本発明においてはβ−スポジユーメン(ケイ酸
アルミニウムリチウム)が添加される。β−スポジユー
メンは、293〜1273°にの範囲内で0.9×10
−6/6にの熱膨張率を有するものである。
本明細書の一部を成す添付の図面を参照しながら以下の
詳細な記載を読めば、当業者には本発明が一層良く理解
されよう。
詳細な記載を読めば、当業者には本発明が一層良く理解
されよう。
本発明に従えば、シリコンの熱膨張率に整合するような
ムライト・β−スポジユーメンセラミックを製造するこ
とができる。また、ムライト・ガラスセラミックに対す
る本発明のムライト・β−スポジユーメンセラミックの
利点の1つとして、ガラスよりも結晶質セラミックの方
が熱伝導率が大きいことにより、本発明のセラミックは
より大きい熱伝導率を有するとも考えられる。
ムライト・β−スポジユーメンセラミックを製造するこ
とができる。また、ムライト・ガラスセラミックに対す
る本発明のムライト・β−スポジユーメンセラミックの
利点の1つとして、ガラスよりも結晶質セラミックの方
が熱伝導率が大きいことにより、本発明のセラミックは
より大きい熱伝導率を有するとも考えられる。
本発明に従って簡単に述べれば、約50〜約95 (!
I!ff1)%の結晶質ムライトおよび約5〜約50(
重囲)%の結晶質β−スポジユーメンから成る多結晶質
物体の製造方法において、(a)ムライトおよび(また
は)β−スポジユーメンおよび(マタハ) Al 20
3 オ’J:U (または)S102および(または)
LizO前駆物質から成りかつ前記多結晶質物体を製造
するのに必要な組成を有する混合物を用意し、(b)前
記混合物を成形して圧縮体とし、(c)前記圧縮体を液
相焼結して理論密度の約85%より大きい密度を有する
緻密体を得るのに十分な液相を生成させるが前記圧縮体
または得られる焼結体に顕著な悪影響を及ぼさない約1
423℃より高く約1500℃までの範囲内の温度下で
前記圧縮体を焼結することにより、ムライト相およびガ
ラス状β−スポジユーメン相を含有する焼結体を得、(
d >約600〜約800℃の範囲内の温度下で前記焼
結体に核生成アニールを施して前記ガラス状β−スポジ
ユーメン相中に核生成をもたらし、次いで(e)約12
00℃以上で前記焼結体中に液体が生成する温度より低
い範囲内の温度下で核生成済みの前記焼結体に結晶化ア
ニールを施すことによって前記多結晶質物体を得る諸工
程を含んでいて、前記焼結工程、前記核生成アニール工
程および前記結晶化アニール工程は前記圧縮体または前
記焼結体に顕著な悪影響を及ぼさない雰囲気または真空
中において実施されることを特徴とする方法が提供され
る。
I!ff1)%の結晶質ムライトおよび約5〜約50(
重囲)%の結晶質β−スポジユーメンから成る多結晶質
物体の製造方法において、(a)ムライトおよび(また
は)β−スポジユーメンおよび(マタハ) Al 20
3 オ’J:U (または)S102および(または)
LizO前駆物質から成りかつ前記多結晶質物体を製造
するのに必要な組成を有する混合物を用意し、(b)前
記混合物を成形して圧縮体とし、(c)前記圧縮体を液
相焼結して理論密度の約85%より大きい密度を有する
緻密体を得るのに十分な液相を生成させるが前記圧縮体
または得られる焼結体に顕著な悪影響を及ぼさない約1
423℃より高く約1500℃までの範囲内の温度下で
前記圧縮体を焼結することにより、ムライト相およびガ
ラス状β−スポジユーメン相を含有する焼結体を得、(
d >約600〜約800℃の範囲内の温度下で前記焼
結体に核生成アニールを施して前記ガラス状β−スポジ
ユーメン相中に核生成をもたらし、次いで(e)約12
00℃以上で前記焼結体中に液体が生成する温度より低
い範囲内の温度下で核生成済みの前記焼結体に結晶化ア
ニールを施すことによって前記多結晶質物体を得る諸工
程を含んでいて、前記焼結工程、前記核生成アニール工
程および前記結晶化アニール工程は前記圧縮体または前
記焼結体に顕著な悪影響を及ぼさない雰囲気または真空
中において実施されることを特徴とする方法が提供され
る。
焼結体に関して木切1IiIl書中に示される%密度は
、特に記載のない限り、ムライトおよびβ−スポジユー
メンの存在mに基づいて算出されたムライトおよびβ−
スポジユーメンの理論書度に対する分率密度である。
、特に記載のない限り、ムライトおよびβ−スポジユー
メンの存在mに基づいて算出されたムライトおよびβ−
スポジユーメンの理論書度に対する分率密度である。
本発明においては、ムライト相の組成はβ−スポジユー
メン相と熱平衡状態で存在し得るようなものである。同
時に、β−,スポジューメン相の組成はムライト相と熱
平衡状態で存在し得るようなものである。それ故に本発
明の多結晶質物体は、(a )約71.8〜約74.0
(ill)%のAl2O3および残部のSi 02か
ら成るムライト相並びに(b ) Li 20・AI
203 ・4Si 02の公称化学式を有するケイ酸ア
ルミニウムリチウム[すなわち、約58.5〜約79.
4(1ロ)%のシリカおよび残部のアルミン酸リチウム
(Li20・Al203)]から成るβ−スポジユーメ
ン相を含んでいる。
メン相と熱平衡状態で存在し得るようなものである。同
時に、β−,スポジューメン相の組成はムライト相と熱
平衡状態で存在し得るようなものである。それ故に本発
明の多結晶質物体は、(a )約71.8〜約74.0
(ill)%のAl2O3および残部のSi 02か
ら成るムライト相並びに(b ) Li 20・AI
203 ・4Si 02の公称化学式を有するケイ酸ア
ルミニウムリチウム[すなわち、約58.5〜約79.
4(1ロ)%のシリカおよび残部のアルミン酸リチウム
(Li20・Al203)]から成るβ−スポジユーメ
ン相を含んでいる。
本発明の多結晶質物体の相組成は、それの最終用途に大
きく依存する。本発明の実施の一態様に従えば、本発明
の多結晶質物体の相組成は3000Kにおけるシリコン
の熱膨張率に整合するように調製される。
きく依存する。本発明の実施の一態様に従えば、本発明
の多結晶質物体の相組成は3000Kにおけるシリコン
の熱膨張率に整合するように調製される。
本発明方法の実施に当っては、所要成分すなわちムライ
トおよび(または)β−スポジユーメンおよび(または
)Al203および(または)S102および(または
)Li20前駆物質から成りかつ本発明の多結晶質物体
を製造するのに必要な組成を有する粒状混合物が用意さ
れる。たとえ □ば、かかる混合物はAI 203
、Si OzおよびLi2O前駆物質の粉末から成り
得る。あるいはまた、たとえば、かかる混合物ば予め調
製されたβ−スポジユーメンおよびムライトの粉末から
成っていてもよい。あるいはまた、たとえば、かかる混
合物はAl2O3および(または)SiC2および(ま
たは)L! 20前駆物質および(または)β−スポジ
ユーメンおよび(または)ムライトの粉末を組合わせた
ものから成っていてもよい。
トおよび(または)β−スポジユーメンおよび(または
)Al203および(または)S102および(または
)Li20前駆物質から成りかつ本発明の多結晶質物体
を製造するのに必要な組成を有する粒状混合物が用意さ
れる。たとえ □ば、かかる混合物はAI 203
、Si OzおよびLi2O前駆物質の粉末から成り
得る。あるいはまた、たとえば、かかる混合物ば予め調
製されたβ−スポジユーメンおよびムライトの粉末から
成っていてもよい。あるいはまた、たとえば、かかる混
合物はAl2O3および(または)SiC2および(ま
たは)L! 20前駆物質および(または)β−スポジ
ユーメンおよび(または)ムライトの粉末を組合わせた
ものから成っていてもよい。
上記の粒状混合物をI製する際に使用される諸成分の但
は、本発明の多結晶質物体における所望の相組成によっ
て決定される。なお本発明方法においては、本発明の多
結晶質物体中のムライト相およびβ−スポジユーメン相
を生成するいずれの反応物質(すなわち、Al 203
、Li 201Si○2、ムライト粉末またはβ−ス
ポジユーメン粉末)も、顕著な損失を生じることがない
。
は、本発明の多結晶質物体における所望の相組成によっ
て決定される。なお本発明方法においては、本発明の多
結晶質物体中のムライト相およびβ−スポジユーメン相
を生成するいずれの反応物質(すなわち、Al 203
、Li 201Si○2、ムライト粉末またはβ−ス
ポジユーメン粉末)も、顕著な損失を生じることがない
。
上記のL! 20前駆物質は、本発明方法において顕著
な悪影響をもたらずものであってばならない。詳しく述
べれば、それは900℃以下好ましくは500°C以下
の温度下で完全に熱分解し、そしてL! 20と圧縮体
の焼結開始以前に揮発消失する気体状の分解生成物とを
生じるようなものでなければならない。適当なLizO
前駆物質の代表例としては、硝酸リチウム、酢酸リチウ
ムおよび水酸化リチウムが挙げられる。
な悪影響をもたらずものであってばならない。詳しく述
べれば、それは900℃以下好ましくは500°C以下
の温度下で完全に熱分解し、そしてL! 20と圧縮体
の焼結開始以前に揮発消失する気体状の分解生成物とを
生じるようなものでなければならない。適当なLizO
前駆物質の代表例としては、硝酸リチウム、酢酸リチウ
ムおよび水酸化リチウムが挙げられる。
上記混合物の諸成分は商朶用または工業用のものであれ
ばよい。詳しく述べれば、それらは得られる多結晶質物
体の性質に顕著な悪影響を及ぼすような不純物を含有し
ていてはならない。なお、原料物質中に存在する不純物
の伝が多くなるほど、最終製品中に存在するガラス相の
曾も多くなる。
ばよい。詳しく述べれば、それらは得られる多結晶質物
体の性質に顕著な悪影響を及ぼすような不純物を含有し
ていてはならない。なお、原料物質中に存在する不純物
の伝が多くなるほど、最終製品中に存在するガラス相の
曾も多くなる。
本発明方法の実施に当っては、先ず、上記成分の均質ま
たは少なくとも実質的に均質な粒状混合物あるいは分散
物がm製される。かかる混合物は、たとえばボールミル
処理やジェットミル処理のごとき各種の常用技術によっ
て調製することができる。このような混合技術の代表例
はボールミル処理であって、その場合には摩耗が少なく
かつ最終製品において所望される性質に顕著な悪影響を
及 ゛ぼさない材料(たとえばα−Al203)か
ら成るボールを使用することが好ましい。好ましくは、
ボールミル処理は混合物の諸成分に対して不活性な液体
混合ts貿中において行われる。代表的な液体混合媒質
としては、ベンゼンのごとき炭化水素および塩素化炭化
水素が挙げられる。かかる湿式摩砕によって得られた分
散物を各種の常用技術によって乾燥すれば、それから液
体混合媒質を除去することができる。そのためには、液
体混合媒質の沸点より僅かに低い温度に維持された炉内
において分散物を乾燥することが好ましい。なお、噴霧
乾燥法を使用することもできる。
たは少なくとも実質的に均質な粒状混合物あるいは分散
物がm製される。かかる混合物は、たとえばボールミル
処理やジェットミル処理のごとき各種の常用技術によっ
て調製することができる。このような混合技術の代表例
はボールミル処理であって、その場合には摩耗が少なく
かつ最終製品において所望される性質に顕著な悪影響を
及 ゛ぼさない材料(たとえばα−Al203)か
ら成るボールを使用することが好ましい。好ましくは、
ボールミル処理は混合物の諸成分に対して不活性な液体
混合ts貿中において行われる。代表的な液体混合媒質
としては、ベンゼンのごとき炭化水素および塩素化炭化
水素が挙げられる。かかる湿式摩砕によって得られた分
散物を各種の常用技術によって乾燥すれば、それから液
体混合媒質を除去することができる。そのためには、液
体混合媒質の沸点より僅かに低い温度に維持された炉内
において分散物を乾燥することが好ましい。なお、噴霧
乾燥法を使用することもできる。
上記の粒状混合物は、本発明の多結晶質物体の製造を可
能にするような粒度を有する必要がある。
能にするような粒度を有する必要がある。
なお、かかる混合物はサブミクロンの平均粒度を有する
ことが好ましい。粒度が(一般に約5ミクロンより)大
きくなるほど、得られる密度は低くなる傾向がある。な
お、上記の混合物においては、ムライトおよびβ−スポ
ジユーメンの粉末以外の成分は本発明の反応(すなわら
、ムライト相およびβ−スポジユーメン相の生成)が起
こり得るような粒度を有していなけばならなない。
ことが好ましい。粒度が(一般に約5ミクロンより)大
きくなるほど、得られる密度は低くなる傾向がある。な
お、上記の混合物においては、ムライトおよびβ−スポ
ジユーメンの粉末以外の成分は本発明の反応(すなわら
、ムライト相およびβ−スポジユーメン相の生成)が起
こり得るような粒度を有していなけばならなない。
粒状混合物を成形して圧縮体とするためには、各種の技
術を使用することができる。たとえば、押出し、射出成
形、金型圧縮、等圧圧縮、スリップ鋳込またはテープ流
延によって混合物から所望形状の圧縮体を形成すること
ができる。混合物の成形に際して滑剤、結合剤または類
似の物質が使用される場合、それらば圧縮体または得ら
れる多結晶質物体に顕著な悪影響を及ぼすものであって
はならない。かかる物質は、本発明の焼結温度より低い
温度(好ましくは200℃より低い温度)に加熱される
と揮発し、それにより顕著な残留物や実質的な汚染物を
生じないようなものである。
術を使用することができる。たとえば、押出し、射出成
形、金型圧縮、等圧圧縮、スリップ鋳込またはテープ流
延によって混合物から所望形状の圧縮体を形成すること
ができる。混合物の成形に際して滑剤、結合剤または類
似の物質が使用される場合、それらば圧縮体または得ら
れる多結晶質物体に顕著な悪影響を及ぼすものであって
はならない。かかる物質は、本発明の焼結温度より低い
温度(好ましくは200℃より低い温度)に加熱される
と揮発し、それにより顕著な残留物や実質的な汚染物を
生じないようなものである。
成形済みの圧縮体は任意所望の形状を有し得る。
たとえば、それは単純な形状、中空の形状および(また
は)複雑な形状のいずれを有していてもよい。なお、基
板として使用するためには、それはテープ状を成してい
ることが好ましい。 。
は)複雑な形状のいずれを有していてもよい。なお、基
板として使用するためには、それはテープ状を成してい
ることが好ましい。 。
上記の圧縮体は、液相焼結を達成するのに十分な液相が
生成されるような温度下で焼結される。
生成されるような温度下で焼結される。
かかる焼結温度は約1423℃より高く約15.0O℃
までの範囲内のものであり得るが、圧縮体または焼結体
に顕著な悪影響を及ぼすようなものであってはならない
。すなわち、かかる焼結温度は圧縮体または焼結体のス
ランプを引起こすほどに多0の液相を生成するものであ
ってはならないのである。詳しく述べれば、使用する焼
結温度はかかる温度下で生成される液相の母に大ぎく依
存するのであって、それは圧縮体の実際の個々の組成に
応じて変化する。本発明の組成に関して言えば、焼結温
度はβ−スポジユーメンを溶融状態にするような温度で
あって、それは約1423°Cより高く1500℃まで
の範囲内にある。1500℃より高い温度は、圧縮体ま
たは焼結体のスランプを引起こすほどに多量の液相を生
成するから使用できない。なお、温度が上昇するほど溶
融β−ス゛ポジューメン中に溶解するムライトのりも増
加するから、焼結温度が高くなるほど多りの液相が生成
することになる。
までの範囲内のものであり得るが、圧縮体または焼結体
に顕著な悪影響を及ぼすようなものであってはならない
。すなわち、かかる焼結温度は圧縮体または焼結体のス
ランプを引起こすほどに多0の液相を生成するものであ
ってはならないのである。詳しく述べれば、使用する焼
結温度はかかる温度下で生成される液相の母に大ぎく依
存するのであって、それは圧縮体の実際の個々の組成に
応じて変化する。本発明の組成に関して言えば、焼結温
度はβ−スポジユーメンを溶融状態にするような温度で
あって、それは約1423°Cより高く1500℃まで
の範囲内にある。1500℃より高い温度は、圧縮体ま
たは焼結体のスランプを引起こすほどに多量の液相を生
成するから使用できない。なお、温度が上昇するほど溶
融β−ス゛ポジューメン中に溶解するムライトのりも増
加するから、焼結温度が高くなるほど多りの液相が生成
することになる。
本発明の焼結工程は、理論密度の約85%より大きい密
度(すなわち、ムライトおよびβ−スポジユーメンの存
在曾に基づいて算出されたムライトおよびβ−スポジユ
ーメンの重み付き平均理論密度の約85%より大きい密
度〉を有する焼結体が得られるように実施される。なお
、本発明の焼結工程は好ましくは理論密度の90%より
大きい密度を有する焼結体が得られるように実施され、
また更に好ましくは理論密度の95%より大きい密度を
有する焼結体が得られるように実施される。
度(すなわち、ムライトおよびβ−スポジユーメンの存
在曾に基づいて算出されたムライトおよびβ−スポジユ
ーメンの重み付き平均理論密度の約85%より大きい密
度〉を有する焼結体が得られるように実施される。なお
、本発明の焼結工程は好ましくは理論密度の90%より
大きい密度を有する焼結体が得られるように実施され、
また更に好ましくは理論密度の95%より大きい密度を
有する焼結体が得られるように実施される。
焼結時間は実験的に決定することができる。一般には、
約30分から5時間までの焼結時間が適当である。
約30分から5時間までの焼結時間が適当である。
こうして得られた焼結体は、結晶質ムライト相およびガ
ラス状β−スポジユーメン相と共に、少量の準安定ケイ
酸アルミニウムリチウムおよび(組成によっては)少量
のα−Al 203相を含んでいる。一般に、準安定ケ
イ酸アルミニウムリチウムは焼結体の全体積を基準とし
て約10〜約15(体8!I)%の割合で存在している
。このような準安定ケイ酸アルミニウムリチウムは本発
明の結晶化アニール工程中に分解してβ−スボジューメ
ンとなるため、本発明の多結品質物体中には存在しない
。かかる焼結体に対し、ガラス状β−スポジユーメン相
の結晶化を可能にして本発明の多結晶質物体を生成する
のに十分なだけの核生成をガラス状β−スポジユーメン
相中にもたらすための核生成アニールが施される。詳し
く述べれば、約600〜約800℃、好ましくは約65
0〜約750℃、そして最も好ましくは約700℃の温
度下で焼結体の7ニールが行われる。約600℃より低
い温度下では核生成の速度が遅過ぎて実用と言えず、ま
た約800’Cより高い温度は本発明方法において使用
不可能である。
ラス状β−スポジユーメン相と共に、少量の準安定ケイ
酸アルミニウムリチウムおよび(組成によっては)少量
のα−Al 203相を含んでいる。一般に、準安定ケ
イ酸アルミニウムリチウムは焼結体の全体積を基準とし
て約10〜約15(体8!I)%の割合で存在している
。このような準安定ケイ酸アルミニウムリチウムは本発
明の結晶化アニール工程中に分解してβ−スボジューメ
ンとなるため、本発明の多結品質物体中には存在しない
。かかる焼結体に対し、ガラス状β−スポジユーメン相
の結晶化を可能にして本発明の多結晶質物体を生成する
のに十分なだけの核生成をガラス状β−スポジユーメン
相中にもたらすための核生成アニールが施される。詳し
く述べれば、約600〜約800℃、好ましくは約65
0〜約750℃、そして最も好ましくは約700℃の温
度下で焼結体の7ニールが行われる。約600℃より低
い温度下では核生成の速度が遅過ぎて実用と言えず、ま
た約800’Cより高い温度は本発明方法において使用
不可能である。
核生成アニール時間は、例えば、最終製品の結晶化度の
観測のごとき標準技術によって実験的に決定することが
できる。一般には、約700°Cで約2時間の核生成ア
ニール時間が適当である。
観測のごとき標準技術によって実験的に決定することが
できる。一般には、約700°Cで約2時間の核生成ア
ニール時間が適当である。
次に核生成アニール済みの焼結体に対し、核生成後のガ
ラス状β−スポジユーメン相を結晶化して本発明の多結
品質物体を生成するための結晶化アニールが施される。
ラス状β−スポジユーメン相を結晶化して本発明の多結
品質物体を生成するための結晶化アニールが施される。
詳しく述べれば、約1200°C以上で焼結体が完全に
固体の状態に保たれるような温度(すなわら、約142
3℃以下の温度)より低い温度下、好ましくは約120
0〜約1300℃の範囲内の温度下、そして最も好まし
くは約1300℃の温度下で核生成アニール済み焼結体
の結晶化アニールが行われる。なお、約1300℃より
高い結晶化アニール温度を使用することに顕著な利益は
無いように思われる。
固体の状態に保たれるような温度(すなわら、約142
3℃以下の温度)より低い温度下、好ましくは約120
0〜約1300℃の範囲内の温度下、そして最も好まし
くは約1300℃の温度下で核生成アニール済み焼結体
の結晶化アニールが行われる。なお、約1300℃より
高い結晶化アニール温度を使用することに顕著な利益は
無いように思われる。
結晶化アニール時間は、たとえば、最終製品の結晶化度
の観測のごとき標準技術によって実験的に決定すること
ができる。一般には、約2〜10時間の結晶化アニール
時間が適当である。なお、最終製品中にα−A+203
相が存在する場合、結晶化アニール時間が長くなるほど
α−Alz○3相の量は減少する。
の観測のごとき標準技術によって実験的に決定すること
ができる。一般には、約2〜10時間の結晶化アニール
時間が適当である。なお、最終製品中にα−A+203
相が存在する場合、結晶化アニール時間が長くなるほど
α−Alz○3相の量は減少する。
本発明の焼結工程、核生成アニール工程および結晶化ア
ニール工程は、圧縮体または焼結体に顕 、著な
悪影響を及ぼさない雰囲気中において実施される。有用
な雰囲気の代表例としては、空気、水素、湿潤水素、窒
素、アルゴンおよびそれらの混合物が挙げられる。かか
る焼結およびアニール雰囲気は常圧であることが好まし
い。なぜなら、常圧より高い圧力を使用することに何の
利益も無いからである。焼結工程はまた、圧縮体または
焼結体に顕著な悪影響を及ぼさない真空中において実施
することもできる。
ニール工程は、圧縮体または焼結体に顕 、著な
悪影響を及ぼさない雰囲気中において実施される。有用
な雰囲気の代表例としては、空気、水素、湿潤水素、窒
素、アルゴンおよびそれらの混合物が挙げられる。かか
る焼結およびアニール雰囲気は常圧であることが好まし
い。なぜなら、常圧より高い圧力を使用することに何の
利益も無いからである。焼結工程はまた、圧縮体または
焼結体に顕著な悪影響を及ぼさない真空中において実施
することもできる。
好適な実施の一態様に従えば、本発明の焼結工程、核生
成アニール工程および結晶化アニール工程は同じ雰囲気
または真空を使用した一連の操作として実施される。
成アニール工程および結晶化アニール工程は同じ雰囲気
または真空を使用した一連の操作として実施される。
本発明の多結晶質物体は、無圧焼結されたセラミック製
品でる。ここで言う「無圧焼結」とは、常圧下または真
空中において(すなわち、礪械的圧力を加えることなし
に)高田度化または合体を行わせることにより、理論密
度の85%より大′ぎい密度を有する物体を得ることを
意味する。
品でる。ここで言う「無圧焼結」とは、常圧下または真
空中において(すなわち、礪械的圧力を加えることなし
に)高田度化または合体を行わせることにより、理論密
度の85%より大′ぎい密度を有する物体を得ることを
意味する。
本発明の多結晶質物体は、理論密度の約85%より大き
い密度(すなわち、多結晶質物体中におけるムライトお
よびβ−スポジユーメンの存在mに基づいて陣出された
ムライトおよびβ−スポジユーメンの重み付き平均理論
密度の約85%より大きい密度)を有している。なお、
本発明の多結晶質物体は好ましくは理論密度の90%よ
り大きい密度を有し、また更に好ましくは理論密度の9
5%より大きい密度を有している。
い密度(すなわち、多結晶質物体中におけるムライトお
よびβ−スポジユーメンの存在mに基づいて陣出された
ムライトおよびβ−スポジユーメンの重み付き平均理論
密度の約85%より大きい密度)を有している。なお、
本発明の多結晶質物体は好ましくは理論密度の90%よ
り大きい密度を有し、また更に好ましくは理論密度の9
5%より大きい密度を有している。
本発明多結晶質物体は各種の用途を有するが、それの熱
膨張率および誘電率が比較的小さいことを考えると、基
板材料とりわけコンピュータのごとき情報処理装置にお
ける半導体用の支持基板として特に有用である。詳しく
述べれば、本発明の多結晶質物体は300 ’Kにおい
て3.3X10−6 / ’に未満の熱膨張率を有して
いて、その熱膨張率はβ−スポジユーメン含mの減少に
伴って低下する。このことは第2図のグラフの計篩デー
タによって示される。すなわち、約5(重量)%のβ−
スポジユーメンを含有する本発明の多結晶質物体は30
0 ’Kにおいて約3.2X10−6/’にの熱膨張率
を有し、また約50(重量)%のβ−スポジユーメンを
含有する本発明の多結晶質物体は300 ’Kにおいて
約2.2X10−610Kの熱膨張率を有するのである
。
膨張率および誘電率が比較的小さいことを考えると、基
板材料とりわけコンピュータのごとき情報処理装置にお
ける半導体用の支持基板として特に有用である。詳しく
述べれば、本発明の多結晶質物体は300 ’Kにおい
て3.3X10−6 / ’に未満の熱膨張率を有して
いて、その熱膨張率はβ−スポジユーメン含mの減少に
伴って低下する。このことは第2図のグラフの計篩デー
タによって示される。すなわち、約5(重量)%のβ−
スポジユーメンを含有する本発明の多結晶質物体は30
0 ’Kにおいて約3.2X10−6/’にの熱膨張率
を有し、また約50(重量)%のβ−スポジユーメンを
含有する本発明の多結晶質物体は300 ’Kにおいて
約2.2X10−610Kの熱膨張率を有するのである
。
本発明の多結晶質物体は、300°Kにおいて6より大
きくかつ7より小さい誘電率を右している。それの誘電
率は存在するβ−スポジユーメンの色の関数である。ず
なわら、存在するβ−スポジユーメンの量が多くなるほ
ど、本発明の多結晶質物体の誘電率は小さくなる。
きくかつ7より小さい誘電率を右している。それの誘電
率は存在するβ−スポジユーメンの色の関数である。ず
なわら、存在するβ−スポジユーメンの量が多くなるほ
ど、本発明の多結晶質物体の誘電率は小さくなる。
本発明の多結晶質物体はムライト相およびβ−スポジユ
ーメン相から成るものであって、更に詳しく述べれば、
それは全重量を基準として約50〜約95(重量)%の
多結晶質ムライトおよび全重量を基準として約5〜約5
0(ffiQ)%の多結晶質β−スポジユーメンから成
る相組成を有している。
ーメン相から成るものであって、更に詳しく述べれば、
それは全重量を基準として約50〜約95(重量)%の
多結晶質ムライトおよび全重量を基準として約5〜約5
0(ffiQ)%の多結晶質β−スポジユーメンから成
る相組成を有している。
好適な実施の態様に従えば、本発明の多結晶質物体は全
重量を基準として約60〜約70(重量)%の多結晶質
ムライトおよび全18を基準として約30〜約40(重
8)%の多結晶質β−スポジユーメンから成る相組成を
有し、かつ300 ”Kにおいてシリコンの熱膨張率と
の差が約10%以内の熱膨張率を有している。
重量を基準として約60〜約70(重量)%の多結晶質
ムライトおよび全18を基準として約30〜約40(重
8)%の多結晶質β−スポジユーメンから成る相組成を
有し、かつ300 ”Kにおいてシリコンの熱膨張率と
の差が約10%以内の熱膨張率を有している。
更に好適な実施の態様に従えば、本発明の多結晶質物体
は約63(エロ)%の多結晶質ムライトおよび約37(
重U)%の多結晶質β−スポジユーメンから成る相組成
を有し、かつ300°Kにおいてシリコンの熱膨張率と
の差が約5%以内の熱膨張率を有している。
は約63(エロ)%の多結晶質ムライトおよび約37(
重U)%の多結晶質β−スポジユーメンから成る相組成
を有し、かつ300°Kにおいてシリコンの熱膨張率と
の差が約5%以内の熱膨張率を有している。
本発明の多結晶質物体は、全体積を基準として約5(体
積)%未満、好ましくは約2(体積)%未満、そして更
に好ましくは約1(体積)%未満のガラス相を含有して
いてもよい。なお、本発明の多結晶質物体が辛うじて検
出可能な量のガラス相しか含有していなければ一層好ま
しい。このように、本発明の多結晶質物体中に存在する
ガラス相の金は検出可能な程度から全体積を基準として
約5(体積)%までの範囲内にあればよいわけである。
積)%未満、好ましくは約2(体積)%未満、そして更
に好ましくは約1(体積)%未満のガラス相を含有して
いてもよい。なお、本発明の多結晶質物体が辛うじて検
出可能な量のガラス相しか含有していなければ一層好ま
しい。このように、本発明の多結晶質物体中に存在する
ガラス相の金は検出可能な程度から全体積を基準として
約5(体積)%までの範囲内にあればよいわけである。
なお、本発明の多結晶質物体中に存在するガラス相の量
は原料物質中の不純物に大きく依存 1する。
は原料物質中の不純物に大きく依存 1する。
本発明の多結晶質物体は、全重量を基準として約11(
工母)%までのα−Al203相を含有することがある
。これは、ムライトとβ−スポジュ゛−メンとの接合線
がアルミナ品出頭域と交わるため、使用する焼結温度下
でアルミナが析出することがあるという事実によるもの
である。このような現象は、主として、焼結体の5iO
z含口およびムライト相とβ−スポジユーメン相との相
対量に応じて起こる。たとえば、焼結体が約80(重山
ン%のムライト相および約20(電位)%のβ−スポジ
ユーメン相を含有しかつ約36.0(重量)%のS!O
z含mを有する場合には約4(重量)%のα−Al 2
03相が生成することがアル一方、ソhノSi Oz
含m1fi37.0 (fflffi)%に増加すると
、α−Al 203相はまったく生成しない。また、焼
結体の5iOz含母が約5°3゜6(垂m)%より多い
場合には、α−Al203相は全く生成しない。
工母)%までのα−Al203相を含有することがある
。これは、ムライトとβ−スポジュ゛−メンとの接合線
がアルミナ品出頭域と交わるため、使用する焼結温度下
でアルミナが析出することがあるという事実によるもの
である。このような現象は、主として、焼結体の5iO
z含口およびムライト相とβ−スポジユーメン相との相
対量に応じて起こる。たとえば、焼結体が約80(重山
ン%のムライト相および約20(電位)%のβ−スポジ
ユーメン相を含有しかつ約36.0(重量)%のS!O
z含mを有する場合には約4(重量)%のα−Al 2
03相が生成することがアル一方、ソhノSi Oz
含m1fi37.0 (fflffi)%に増加すると
、α−Al 203相はまったく生成しない。また、焼
結体の5iOz含母が約5°3゜6(垂m)%より多い
場合には、α−Al203相は全く生成しない。
更に詳しく述べれば、約63 (f[)%のムライト相
および約37(重量り%のβ−スポジユーメン相から成
る本発明の一層好適な多結晶質物体が全重量を基準とし
て約44.5 (重量)%のSiO2含母を有する場合
には、X1f;A回折分析によって検出可能な量のα−
Al203相が存在することがある。また、かかる一層
好適な多結晶質物体が約45.8 <重量)%の5iO
z含塁を有する場合には、α−Alz○3相が存在する
ことはあっても、それはX線回折分析によって検出され
ない。しかるに、かかる一層好適な多結晶質物体が47
.0 <’i;Am>%以上のS!Oz含但を有する場
合には、α−At 203相は存在しない。
および約37(重量り%のβ−スポジユーメン相から成
る本発明の一層好適な多結晶質物体が全重量を基準とし
て約44.5 (重量)%のSiO2含母を有する場合
には、X1f;A回折分析によって検出可能な量のα−
Al203相が存在することがある。また、かかる一層
好適な多結晶質物体が約45.8 <重量)%の5iO
z含塁を有する場合には、α−Alz○3相が存在する
ことはあっても、それはX線回折分析によって検出され
ない。しかるに、かかる一層好適な多結晶質物体が47
.0 <’i;Am>%以上のS!Oz含但を有する場
合には、α−At 203相は存在しない。
本発明の物体(すなわち、焼結体、アニール済みの焼結
体および本発明の多結晶質物体)の5102含量は、全
ff1ffiを基準として約29.7〜約5’3.8
(fflffi)%の範囲内にある。ここで言う「本発
明の物体のSiO2含百」とは、本発明の物体中に存在
するS!Ozの総白、すなわちムライト相およびβ−ス
ポジユーメン相並びに(もしそれが存在する場合には)
ガラス相中に含有される3i02の総但を意味する。な
お、本発明の多結晶質物体は5iOz相を含有しない。
体および本発明の多結晶質物体)の5102含量は、全
ff1ffiを基準として約29.7〜約5’3.8
(fflffi)%の範囲内にある。ここで言う「本発
明の物体のSiO2含百」とは、本発明の物体中に存在
するS!Ozの総白、すなわちムライト相およびβ−ス
ポジユーメン相並びに(もしそれが存在する場合には)
ガラス相中に含有される3i02の総但を意味する。な
お、本発明の多結晶質物体は5iOz相を含有しない。
なお、本発明の多結晶買物体に対し、本発明の精品化ア
ニール工程の場合と同じ雰囲気を使用しながら約120
0’C以上で多結晶質物体中に液体が生成する温度より
低い温度下でアニールを施せば、それのα−Al z
O3相2mを低減させることができる。
ニール工程の場合と同じ雰囲気を使用しながら約120
0’C以上で多結晶質物体中に液体が生成する温度より
低い温度下でアニールを施せば、それのα−Al z
O3相2mを低減させることができる。
好適な実施の態様に従えば、アルミナの析出(すなわち
、焼結体中におけるα−At 203相の生成)は、原
料となる粒状混合物のSi 02含量を増加させること
によって低減または排除される。その場合、S! 02
含mの増加岱は個々の組成に応じて実験的に決定するこ
とができる。なお、粒状混合物のSiO2含口はシリカ
の添加によって増加させることが好ましい。ここで言う
「粒状混合物のS!02含m」とは、たとえばムライト
粉末、β−スポジユーメン粉末およびシリカ粉末のごと
き任意の形態で混合物中に存在するSiO2の総量を意
味する。なお、かかる粒状混合物は金玉母を基準として
約29.7〜約53.8 (重量)%のSi○2含Mを
有している。
、焼結体中におけるα−At 203相の生成)は、原
料となる粒状混合物のSi 02含量を増加させること
によって低減または排除される。その場合、S! 02
含mの増加岱は個々の組成に応じて実験的に決定するこ
とができる。なお、粒状混合物のSiO2含口はシリカ
の添加によって増加させることが好ましい。ここで言う
「粒状混合物のS!02含m」とは、たとえばムライト
粉末、β−スポジユーメン粉末およびシリカ粉末のごと
き任意の形態で混合物中に存在するSiO2の総量を意
味する。なお、かかる粒状混合物は金玉母を基準として
約29.7〜約53.8 (重量)%のSi○2含Mを
有している。
本発明の多結晶質物体においては、各相は一様、実質的
に一様あるいは少なくとも顕著に一様に分布している。
に一様あるいは少なくとも顕著に一様に分布している。
また、本発明の多結晶質物体は均質、実質的に均質ある
いは少なくとも顕著に均質な顕微鏡組織を有している。
いは少なくとも顕著に均質な顕微鏡組織を有している。
本発明の多結晶質物体中のβ−スポジユーメン相は、不
連続相を成すこともあれば連続相を成すこともある。詳
しく述べれば、本発明の多結晶質物体中に存在するβ−
スポジユーメン相が約5〜約10(重量)%の範囲内に
ある場合、それは不連続相を成す。β−スポジユーメン
相の量が10<重量>%より多く成るとそれは多少の連
続性を示すようになり、そして約15(重ff1)%で
は相互に接続した連続相を成す傾向が生じる。β−スポ
ジユーメン相の爵が15(重量)%を越えて約50(重
量)%に至るまでの範囲内にある場合には、それは相互
に接続した連続相を成す。
連続相を成すこともあれば連続相を成すこともある。詳
しく述べれば、本発明の多結晶質物体中に存在するβ−
スポジユーメン相が約5〜約10(重量)%の範囲内に
ある場合、それは不連続相を成す。β−スポジユーメン
相の量が10<重量>%より多く成るとそれは多少の連
続性を示すようになり、そして約15(重ff1)%で
は相互に接続した連続相を成す傾向が生じる。β−スポ
ジユーメン相の爵が15(重量)%を越えて約50(重
量)%に至るまでの範囲内にある場合には、それは相互
に接続した連続相を成す。
本発明の多結晶質物体は任意所望の形状を有し
5得る。たとえば、それは単純な形状、中空の形状およ
び(または)複雑な形状のいずれを有していてもよい。
5得る。たとえば、それは単純な形状、中空の形状およ
び(または)複雑な形状のいずれを有していてもよい。
なお、基板として使用するためには、それはシート状を
成していることが好ましい。
成していることが好ましい。
以下の実施例によって本発明が一層詳しく説明される。
これらの実施例においては、特に記載の無い限り、下記
の操作手順が使用された。
の操作手順が使用された。
圧縮体または焼結体の焼成処理は、いずれも二ケイ化モ
リブデン製の抵抗炉内において行った。
リブデン製の抵抗炉内において行った。
各回の操作の終了後には、電力を遮断し、そして1がら
れた多結晶質物体を空温にまで炉内冷却した。
れた多結晶質物体を空温にまで炉内冷却した。
ここに示される多結晶質物体の%密度は、37(重量)
%のβ−スポジユーメン(2,38o/CC)および6
3(川辺)%のムライト(3,19a/ CCに対応し
た理論密度である2、822!II/CCを基準とした
分率密度である。
%のβ−スポジユーメン(2,38o/CC)および6
3(川辺)%のムライト(3,19a/ CCに対応し
た理論密度である2、822!II/CCを基準とした
分率密度である。
ムライトおよびβ−スポジユーメンの1lZffiパー
セントは、原料混合物の組成に基づく値である。
セントは、原料混合物の組成に基づく値である。
なぜなら、本発明方法においては未焼結体と焼結体との
間に顕著な減母は見られないからである。
間に顕著な減母は見られないからである。
密度は、イソプロピルアルコールを用いた標準的な液浸
技術によって測定した。
技術によって測定した。
RI?製品の相組成は、光学的顕微鏡検査および(また
は)X線回折分析のごとき金属組織学上の標準技術によ
って決定した。
は)X線回折分析のごとき金属組織学上の標準技術によ
って決定した。
熱膨張率は、較正済みのアルミナ膨張計を用いて所定の
温度下で測定した。
温度下で測定した。
実施例1
71 、8 (fFJffl) %(7)A l z
03 tjJ:U残部の3i0zから成りかつ約0.2
ミクロンの平均粒度を有するムライト粉末(純度99.
9%)を使用した。
03 tjJ:U残部の3i0zから成りかつ約0.2
ミクロンの平均粒度を有するムライト粉末(純度99.
9%)を使用した。
また、8.0(重量)%のし120.27.5(fuf
fi) %(7)Al 203j5J:ヒ64.5 (
II)%のSi 02から成りかつ約0.5ミクロンの
平均粒度を有するβ−スポジユーメン粉末(純度99.
9%)を使用した。
fi) %(7)Al 203j5J:ヒ64.5 (
II)%のSi 02から成りかつ約0.5ミクロンの
平均粒度を有するβ−スポジユーメン粉末(純度99.
9%)を使用した。
約63 (ffiffi)%の上記ムライト粉末および
約37(fuffi)%のβ−スポジユーメン粉末をボ
ールミルで処理した。かかるボールミル処理は、分散剤
としてポリアクリル酸を添加したアセトン中においてア
ルミナ媒体を使用しながら行った。3時間にわたる処理
の後、約40’Cの空気中で乾燥することににってts
質を除去した。こうして得られた粒状混合物は実質的に
均質であり、そして約0.5ミクロン未満の平均粒度を
有していた。
約37(fuffi)%のβ−スポジユーメン粉末をボ
ールミルで処理した。かかるボールミル処理は、分散剤
としてポリアクリル酸を添加したアセトン中においてア
ルミナ媒体を使用しながら行った。3時間にわたる処理
の後、約40’Cの空気中で乾燥することににってts
質を除去した。こうして得られた粒状混合物は実質的に
均質であり、そして約0.5ミクロン未満の平均粒度を
有していた。
常温および約20.0OOosiの圧力の下で、上記の
粒状混合物を加圧成形してベレットを得た。
粒状混合物を加圧成形してベレットを得た。
各ベレットは、直径約1/2インチかつ厚さ約1/8イ
ンチの実質的に同じ寸法を有する円板状を成していた。
ンチの実質的に同じ寸法を有する円板状を成していた。
1個の円板を1450℃で5時間にわたり焼結した。次
いで、温度を700℃に低下させてから2時間にわたり
その温度を保つことにより、ガラス状β−スポジユーメ
ン相中に核生成をもたらした。次いで、温度を1300
℃に上昇させてから2時間にわたりその温度を保つこと
により、β−スポジユーメン相を結晶化させた。その後
、円板を常温にまで炉内冷却した。全ての焼成処理(す
なわち、焼結、核生成アニールおよび結晶化アニール)
は常圧の酸素中において行われ、そして焼成済みの円板
は同じ雰囲気中において炉内冷却された。
いで、温度を700℃に低下させてから2時間にわたり
その温度を保つことにより、ガラス状β−スポジユーメ
ン相中に核生成をもたらした。次いで、温度を1300
℃に上昇させてから2時間にわたりその温度を保つこと
により、β−スポジユーメン相を結晶化させた。その後
、円板を常温にまで炉内冷却した。全ての焼成処理(す
なわち、焼結、核生成アニールおよび結晶化アニール)
は常圧の酸素中において行われ、そして焼成済みの円板
は同じ雰囲気中において炉内冷却された。
こうして得られた焼成円板(すなわち、本発明の多結晶
質物体)は、I![!論密度の約92.5%に等しい密
度を有していた。X線回折分析によれば、それは約60
(重量)%の結晶質ムライト、約35(重金)%の結晶
質β−スポジユーメンおよび約5 <FAN>%のα−
Al 203相から成ることが判明した。
質物体)は、I![!論密度の約92.5%に等しい密
度を有していた。X線回折分析によれば、それは約60
(重量)%の結晶質ムライト、約35(重金)%の結晶
質β−スポジユーメンおよび約5 <FAN>%のα−
Al 203相から成ることが判明した。
この焼成円板は約5(重Q)%のα−A12O3相を含
有していたため、それのムライト相およびβ−スポジユ
ーメン相の組成は原料であったムライト粉末およびβ−
スポジユーメン粉末の組成と僅かに異なっていた。すな
わち、それの結晶質ムライト相およびβ−スポジユーメ
ン相の組成は原料であったムライト粉末およびβ−スポ
ジユーメン粉末の組成に比べて約5 (ffifi)%
までの範 訃囲内で異なっていた。
有していたため、それのムライト相およびβ−スポジユ
ーメン相の組成は原料であったムライト粉末およびβ−
スポジユーメン粉末の組成と僅かに異なっていた。すな
わち、それの結晶質ムライト相およびβ−スポジユーメ
ン相の組成は原料であったムライト粉末およびβ−スポ
ジユーメン粉末の組成に比べて約5 (ffifi)%
までの範 訃囲内で異なっていた。
他の実験によれば、この焼成円板(すなわち、本発明の
多結晶質物体)は300 ’Kにおいてシリコンの熱膨
張率との差が約10%以内の熱膨張率を有し、また30
0”Kにおいて6より大きくかつ7より小さい誘電率を
有することが判明した。
多結晶質物体)は300 ’Kにおいてシリコンの熱膨
張率との差が約10%以内の熱膨張率を有し、また30
0”Kにおいて6より大きくかつ7より小さい誘電率を
有することが判明した。
かかる円板は、コンピュータ用のセラミックパッケージ
において使用すべきシリコンチップの支持基板として有
用なものである。
において使用すべきシリコンチップの支持基板として有
用なものである。
なお、この実IM倒は下記第1表中に要約して示されて
いる。
いる。
匙」−五
55.4 416 3.0 1450
5 なし +300 2
55.4 416 3.0 1450
5 なし なし同定されたケ
イ閣アルミニウムリチウム。
5 なし +300 2
55.4 416 3.0 1450
5 なし なし同定されたケ
イ閣アルミニウムリチウム。
qQ 92.2 vuIAl145ト1ffiト
ント同じ空気 8.1= 空気 薗、9〜郭%ムライト、〜31%β−スポジユ
ーメン上記第1表中の実施例2〜14は、第1表中およ
び下記に特記した点以外は実施例1とほぼ同様にして実
施された。詳しく述べれば、第1表中の実施例において
使用されたβ−スポジユーメンおよびムライトの原料粉
末は、実施例12のムライト粉末を除けばいずれも同じ
組成および粒度を有していた。なお、実施例12のムラ
イト粉末は5ミクロンより大きく10ミクロン以下の平
均粒度を有していた。
ント同じ空気 8.1= 空気 薗、9〜郭%ムライト、〜31%β−スポジユ
ーメン上記第1表中の実施例2〜14は、第1表中およ
び下記に特記した点以外は実施例1とほぼ同様にして実
施された。詳しく述べれば、第1表中の実施例において
使用されたβ−スポジユーメンおよびムライトの原料粉
末は、実施例12のムライト粉末を除けばいずれも同じ
組成および粒度を有していた。なお、実施例12のムラ
イト粉末は5ミクロンより大きく10ミクロン以下の平
均粒度を有していた。
実施例1〜5.7.8および11〜14においては、原
料となる粒状混合物は37(fflffi)%のβ−ス
ポジユーメンおよび63 (Eim)%のムライトから
成っていた。しかるに、実施例13および14において
は余分のシリカが添加された。すなわち、実施例13に
おいては、粒状混合物の全′fHflを基準として4.
5 (i重量)%のシリカ含量を有するムライト、β−
スポジユーメンおよびシリカの粒状混合物を与えるのに
十分なだけの8102が添加された。また、実施例14
においては、粒状混合物の全項Qを基準として7.0
(fmffi)%のS!Ozが添加された。
料となる粒状混合物は37(fflffi)%のβ−ス
ポジユーメンおよび63 (Eim)%のムライトから
成っていた。しかるに、実施例13および14において
は余分のシリカが添加された。すなわち、実施例13に
おいては、粒状混合物の全′fHflを基準として4.
5 (i重量)%のシリカ含量を有するムライト、β−
スポジユーメンおよびシリカの粒状混合物を与えるのに
十分なだけの8102が添加された。また、実施例14
においては、粒状混合物の全項Qを基準として7.0
(fmffi)%のS!Ozが添加された。
第1表中においては、原料α−A12O3粉末は豹0.
15ミクロンの平均粒度を有し、原料81o2粉末は約
1.0ミクロンの平均粒度を有し、また原料L! 0H
−Hz O粉末は約1.0ミクロンの平均粒度を有して
いた。これらの粉末の純度は、いずれも99%以上であ
った。
15ミクロンの平均粒度を有し、原料81o2粉末は約
1.0ミクロンの平均粒度を有し、また原料L! 0H
−Hz O粉末は約1.0ミクロンの平均粒度を有して
いた。これらの粉末の純度は、いずれも99%以上であ
った。
実施例6.9F3よび10においては、原料粉末は所定
組成の粒状混合物を与えるような比率で使用された。
組成の粒状混合物を与えるような比率で使用された。
第1表中の各粒状混合物は実質的に均質であり、また実
施例12を除けば約0.5ミクロン未満の平均粒度を有
していた。なお、実施例12の粒状混合物は1ミクロン
より大きい平均粒度を有していた。
施例12を除けば約0.5ミクロン未満の平均粒度を有
していた。なお、実施例12の粒状混合物は1ミクロン
より大きい平均粒度を有していた。
実施例2〜14においては、全ての焼成処理(すなわち
、焼結、核生成アニールおよび結晶化アニール)は常圧
の空気中において行われ、そして焼成物体は空気中にお
いて常温まで炉内冷却された。
、焼結、核生成アニールおよび結晶化アニール)は常圧
の空気中において行われ、そして焼成物体は空気中にお
いて常温まで炉内冷却された。
実施例11.13および14においては、常圧の空気中
において1400°Cで2時間にわたり生の円板(すな
わち、未焼結物体)を予備焼成した。
において1400°Cで2時間にわたり生の円板(すな
わち、未焼結物体)を予備焼成した。
次いで、温度を所定の焼結温度にまで上昇さ才、そして
所定の時間にわたり保持した。
所定の時間にわたり保持した。
こうして得られた実施例1〜6.8.11.13および
14の焼成円板(すなわち、最終焼成物体)をX線回折
分析によって分析した。それらの2粗或は第1表中に示
す通りでめった。
14の焼成円板(すなわち、最終焼成物体)をX線回折
分析によって分析した。それらの2粗或は第1表中に示
す通りでめった。
上記第1表中の実施例1.2.11.13および14は
本発明を例示するものである。実施例1.2.11.1
3および14において得られた焼成円板(すなわち、本
発明の多結晶質物体)は、半導体素子におけるシリコン
チップ用の支持基板として、更に詳しく言えばコンピュ
ータのごとき情報処理装置におけるシリコンチップまた
はその他の半導体用の支持基板として有用である。
本発明を例示するものである。実施例1.2.11.1
3および14において得られた焼成円板(すなわち、本
発明の多結晶質物体)は、半導体素子におけるシリコン
チップ用の支持基板として、更に詳しく言えばコンピュ
ータのごとき情報処理装置におけるシリコンチップまた
はその他の半導体用の支持基板として有用である。
実施例11において得られた本発明の多結晶質物体は、
300°にで2.5X10− ’ / ”Kの熱膨張率
および常温(すなわち、約25℃)で6゜5の誘電率を
右していた。また、実施例11において得られた多結晶
質物体を使用することによって第3図中の全ての実線が
記録された。それによれば、かかる多結晶質物体の熱膨
張率は図示された温度範囲全域にわたってシリコンの熱
膨張率と良く整合していることがわかる。
300°にで2.5X10− ’ / ”Kの熱膨張率
および常温(すなわち、約25℃)で6゜5の誘電率を
右していた。また、実施例11において得られた多結晶
質物体を使用することによって第3図中の全ての実線が
記録された。それによれば、かかる多結晶質物体の熱膨
張率は図示された温度範囲全域にわたってシリコンの熱
膨張率と良く整合していることがわかる。
実施例13においては、原料粉末に余分のシリカを添加
したところ、得られた多結晶質物体中に存在するα−A
l 20a相の山は顕著に減少した。
したところ、得られた多結晶質物体中に存在するα−A
l 20a相の山は顕著に減少した。
また、原料β−スポジユーメン粉末よりも多量のシリカ
を含むβ−スポジユーメン相が得られた。
を含むβ−スポジユーメン相が得られた。
実施例14においては、原料粉末に余分のシリカを添加
したところ、得られた多結晶質物体中にはX線回折分析
によって検出可能なα−Al 203相が存在しなかっ
た。また、原料β−スポジユーメン粉末よりも多量のシ
リカを含むβ−スポジユーメン相が得られた。
したところ、得られた多結晶質物体中にはX線回折分析
によって検出可能なα−Al 203相が存在しなかっ
た。また、原料β−スポジユーメン粉末よりも多量のシ
リカを含むβ−スポジユーメン相が得られた。
実施例14において得られた焼成円板(すなわち、本発
明の多結晶質物体)の研S断面を第1図に示す。第1図
は、かかる円板がムライト相(淡色の領域)およびβ−
スポジユーメン相(暗色の領域)から成ることを示して
いる。第1図を見れば、このような組成を有する本発明
の多結晶質物体においては、β−スポジユーメン相は相
互に接続した連続相を成していることがわかる。
明の多結晶質物体)の研S断面を第1図に示す。第1図
は、かかる円板がムライト相(淡色の領域)およびβ−
スポジユーメン相(暗色の領域)から成ることを示して
いる。第1図を見れば、このような組成を有する本発明
の多結晶質物体においては、β−スポジユーメン相は相
互に接続した連続相を成していることがわかる。
実施例2は、1200℃の結晶化アニール温度を使用す
れば本発明の多結晶質物体が得られることを示している
。
れば本発明の多結晶質物体が得られることを示している
。
実施例3は、1100℃の結晶化アニール温度を使用し
たのでは本発明の多結晶質物体が得られないことを示し
ている。
たのでは本発明の多結晶質物体が得られないことを示し
ている。
実施例4は、本発明の核生成アニール工程を実施しなけ
れば本発明の多結晶質物体が得られないことを示してい
る。
れば本発明の多結晶質物体が得られないことを示してい
る。
実施例4において得られた焼成円板は、5゛(体積)%
より多いガラス相を含有し、モしてβ−スポジユーメン
相の約40〜50(体積)%は結晶質でなかった。
より多いガラス相を含有し、モしてβ−スポジユーメン
相の約40〜50(体積)%は結晶質でなかった。
実施例5.6および8は、本発明の核生成アニール工程
および結晶化アニールを実施しなければ本発明の多結晶
質物体が得られないことを示している。
および結晶化アニールを実施しなければ本発明の多結晶
質物体が得られないことを示している。
実施例5〜10および12においては本発明の多結晶質
物体物体は得られなかったが、これらはjfiIItJ
品の密度に対する焼結温度および原料粉末の効果を証明
するものである。
物体物体は得られなかったが、これらはjfiIItJ
品の密度に対する焼結温度および原料粉末の効果を証明
するものである。
実施例15
本実施例は書面上の実施例である。
実施例1の手順に従い、本発明に基づく2個のベレット
(ずなわら、未焼結円板)を作製する。
(ずなわら、未焼結円板)を作製する。
各円板は実施llA1の場合と同じ組成を有するもので
ある。
ある。
一方の円板の一面上に、タングステンインクをX字形に
刷毛塗りする。タングステンインクをはさむようにして
2個の円板を重ね合わせ、そしてかかる集合体を145
0℃で30分間にわたり焼結する。次いで、温度を70
0℃に低下させてから2時間にわたりその温度を保つこ
とにより、ガラス状β−スポジユーメン相中に核生成を
もたらす。次いで、温度1300℃に上昇させてから2
時間にわたりその温度に保つことにより、β〜スポジュ
ーメン相を結晶化させる。その後、得られた焼成物体を
常温にまで炉内冷却する。全ての焼成処理(すなわち、
焼結、核生成アニール;J3よび結晶化アニール)は2
5℃の露点を有する常圧の湿潤水素中において行われ、
そして焼成物体は同じ雰囲気中において冷却される。
刷毛塗りする。タングステンインクをはさむようにして
2個の円板を重ね合わせ、そしてかかる集合体を145
0℃で30分間にわたり焼結する。次いで、温度を70
0℃に低下させてから2時間にわたりその温度を保つこ
とにより、ガラス状β−スポジユーメン相中に核生成を
もたらす。次いで、温度1300℃に上昇させてから2
時間にわたりその温度に保つことにより、β〜スポジュ
ーメン相を結晶化させる。その後、得られた焼成物体を
常温にまで炉内冷却する。全ての焼成処理(すなわち、
焼結、核生成アニール;J3よび結晶化アニール)は2
5℃の露点を有する常圧の湿潤水素中において行われ、
そして焼成物体は同じ雰囲気中において冷却される。
こうして得られた製品(すなわち、焼結物体)は理論値
の90%より高い密度を有するはずである。
の90%より高い密度を有するはずである。
タングステンの酸化を防止するために酸素分圧を低くす
る必要がある結果、物体の表面から多少の3i0が揮発
する。しかしながら、X線回折分析によって示される通
り、もっばら表面領域においてβ−スポジユーメンの僅
かな欠乏が生じるだけであって、重大な影響があるとは
思われない。
る必要がある結果、物体の表面から多少の3i0が揮発
する。しかしながら、X線回折分析によって示される通
り、もっばら表面領域においてβ−スポジユーメンの僅
かな欠乏が生じるだけであって、重大な影響があるとは
思われない。
かかる書面上の実施例において得られる焼成セラミック
製品は、25℃において1013オーム程度の高い抵抗
率を有するはずである。他方、タングステンインクは集
合体中に連続した導電路を提供するのに十分な密度にま
で焼結しているはずである。このようにセラミック製品
の高い抵抗率およびタングステンの電気的連続性を考え
合わせると、本発明の多結品質物体は半導体のセラミッ
クパッケージにおいて有用であることがわかる。
製品は、25℃において1013オーム程度の高い抵抗
率を有するはずである。他方、タングステンインクは集
合体中に連続した導電路を提供するのに十分な密度にま
で焼結しているはずである。このようにセラミック製品
の高い抵抗率およびタングステンの電気的連続性を考え
合わせると、本発明の多結品質物体は半導体のセラミッ
クパッケージにおいて有用であることがわかる。
なお、ジエームズ・ディー・ホッジ(J ameSD、
Hodae)の名義で1984年6月4日に提出され
、本発明の場合と同じ譲受人に譲渡され、かつ引用によ
って本明細書中に併合された「ムライト・ロージーライ
ト複合セラミック」と称する同時保温中の米国特許出g
+第616748号明利書中には、約50〜約95(m
0)%のムライトおよび約5〜約50(重量)%のロー
ジーライトから成りかつ約10(体積)%未満の気孔率
を有する多結晶質物体の製造方法が開示されている。
Hodae)の名義で1984年6月4日に提出され
、本発明の場合と同じ譲受人に譲渡され、かつ引用によ
って本明細書中に併合された「ムライト・ロージーライ
ト複合セラミック」と称する同時保温中の米国特許出g
+第616748号明利書中には、約50〜約95(m
0)%のムライトおよび約5〜約50(重量)%のロー
ジーライトから成りかつ約10(体積)%未満の気孔率
を有する多結晶質物体の製造方法が開示されている。
第1図は、本発明に従って製造された複合セラミックの
研摩断面の金B組械を示す顕微鏡写真(倍率750X)
である。この複合セラミックは、約63.0 (重量)
%のムライト相(淡色の領域)および約37.0 (t
in)%のβ−スポジユーメン相(暗色の領域)から成
っている。 第2図は、本発明の多結品質物体の熱膨張率をβ−スポ
ジユーメン含囚の関数として計算した結果を示すグラフ
である。詳しく述べれば、第2図においては、ターナ−
(下urner )によって最初に導き出された多相物
体の熱膨張率の公式[ジャーナル・オブ・リサーチ・オ
ブ・ナショナル・ピユーロー・オブ・スタンタート(J
、 Res、 NBS)、第37巻、239頁(194
6年)]を使用することにより、300 ’Kにおける
ムライト・β−スポジユーメンセラミックの熱膨張率が
計算された。M2図中には、かかる計算の結果が300
°Kにおけるシリコンの熱膨張率(αsr)と比較して
示されている。それによれば、本発°明の複合セラミッ
クがシリコンの熱膨張率に整合した熱膨張率を有するた
めには、それのβ−スポジユーメン含桑が約37(重量
)%でなければならないことがわかる。 第3図は、文献中に報告された所定温度におけるシリコ
ンの熱膨張(+)を示している。第3図中に示された実
線はいずれも、実施例11において製造された本発明の
多結晶質物体を約25℃から約500℃まで加熱し、次
いで約50℃まで冷却し、それから約500’Cまで加
熱することによって得られた膨張計の記録(すなわち、
約298〜約773°にの範囲内における測定の記録)
である。第3図の場合、本発明の多結晶質物体は理論密
度の94.9%に等しい密度を有し、またX線回折分析
によれば、それは約63 <tJm>%のムライト相、
約37(重量)%のβ−スポジユーメン相および痕跡山
のα−Al 203から成ることが判明した。第3図は
また、約25〜約500℃の範囲内の温度下において、
本発明の多結晶質物体の熱膨張率がシリコンの熱膨張率
に合致すること、あるいはシリコンの熱膨張率との差が
約5%以内であること、あるいはシリコンの熱膨張率と
の差が約10%以内であることをも示している。
研摩断面の金B組械を示す顕微鏡写真(倍率750X)
である。この複合セラミックは、約63.0 (重量)
%のムライト相(淡色の領域)および約37.0 (t
in)%のβ−スポジユーメン相(暗色の領域)から成
っている。 第2図は、本発明の多結品質物体の熱膨張率をβ−スポ
ジユーメン含囚の関数として計算した結果を示すグラフ
である。詳しく述べれば、第2図においては、ターナ−
(下urner )によって最初に導き出された多相物
体の熱膨張率の公式[ジャーナル・オブ・リサーチ・オ
ブ・ナショナル・ピユーロー・オブ・スタンタート(J
、 Res、 NBS)、第37巻、239頁(194
6年)]を使用することにより、300 ’Kにおける
ムライト・β−スポジユーメンセラミックの熱膨張率が
計算された。M2図中には、かかる計算の結果が300
°Kにおけるシリコンの熱膨張率(αsr)と比較して
示されている。それによれば、本発°明の複合セラミッ
クがシリコンの熱膨張率に整合した熱膨張率を有するた
めには、それのβ−スポジユーメン含桑が約37(重量
)%でなければならないことがわかる。 第3図は、文献中に報告された所定温度におけるシリコ
ンの熱膨張(+)を示している。第3図中に示された実
線はいずれも、実施例11において製造された本発明の
多結晶質物体を約25℃から約500℃まで加熱し、次
いで約50℃まで冷却し、それから約500’Cまで加
熱することによって得られた膨張計の記録(すなわち、
約298〜約773°にの範囲内における測定の記録)
である。第3図の場合、本発明の多結晶質物体は理論密
度の94.9%に等しい密度を有し、またX線回折分析
によれば、それは約63 <tJm>%のムライト相、
約37(重量)%のβ−スポジユーメン相および痕跡山
のα−Al 203から成ることが判明した。第3図は
また、約25〜約500℃の範囲内の温度下において、
本発明の多結晶質物体の熱膨張率がシリコンの熱膨張率
に合致すること、あるいはシリコンの熱膨張率との差が
約5%以内であること、あるいはシリコンの熱膨張率と
の差が約10%以内であることをも示している。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、約50〜約95(重量)%の結晶質ムライト相およ
び約5〜約50(重量)%の結晶質β−スポジユーメン
相から成る多結晶質物体の製造方法において、(a)ム
ライトおよび(または)β−スポジユーメンおよび(ま
たは)Al_2O_3および(または)SiO_2およ
び(または)Li_2O前駆物質から成りかつ前記多結
晶質物体を製造するのに必要な組成を有する混合物を用
意し、(b)前記混合物を成形して圧縮体とし、(c)
前記圧縮体を液相焼結して理論密度の約85%より大き
い密度を有する緻密体を得るのに十分な液相を生成させ
るが前記圧縮体または得られる焼結体に顕著な悪影響を
及ぼさない約1423℃より高く約1500℃までの範
囲内の温度下で前記圧縮体を焼結することにより、ムラ
イト相およびガラス状β−スポジユーメン相を含有する
焼結体を得、(d)約600〜約800℃の範囲内の温
度下で前記焼結体に核生成アニールを施して前記ガラス
状β−スポジユーメン相中に核生成をもたらし、次いで
(e)約1200℃以上で前記焼結体中に液体が生成す
る温度より低い範囲内の温度下で核生成済みの前記焼結
体に結晶化アニールを施すことによつて前記多結晶質物
体を得る諸工程を含んでいて、前記焼結工程、前記核生
成アニール工程および前記結晶化アニール工程は前記圧
縮体または前記焼結体に顕著な悪影響を及ぼさない雰囲
気または真空中において実施されることを特徴とする方
法。 2、前記核生成アニール工程が約650〜約750℃の
範囲内の温度下で実施される特許請求の範囲第1項記載
の方法。 3、前記雰囲気が空気、水素、湿潤水素、窒素、アルゴ
ンおよびそれらの混合物から成る群より選ばれる特許請
求の範囲第1項記載の方法。 4、前記圧縮体がテープ状を成す特許請求の範囲第1項
記載の方法。 5、前記多結晶質物体が約60〜約70(重量)%の前
記ムライトおよび約30〜約40(重量)%の前記β−
スポジユーメンから成る特許請求の範囲第1項記載の方
法。 6、前記多結晶質物体が約37(重量)%の前記β−ス
ポジユーメンおよび約63(重量)%前記ムライトから
成る特許請求の範囲第1項記載の方法。 7、全重量を基準として約50〜約95(重量)%の結
晶質ムライトおよび全重量を基準として約5〜約50(
重量)%の結晶質β−スポジユーメンから成り、かつ理
論密度の約85%より大きい密度を有する多結晶質物体
。 8、シート状を成す特許請求の範囲第7項記載の多結晶
質物体。 9、全重量を基準として約60〜約70(重量)%の結
晶質ムライトおよび全重量を基準として約30〜約40
(重量)%の結晶質β−スポジユーメンから成り、かつ
理論密度の約85%より大きい密度を有する特許請求の
範囲第7項記載の多結晶質物体。 10、シート状を成す特許請求の範囲第9項記載の多結
晶質物体。 11、約63(重量)%の多結晶質ムライトおよび約3
7(重量)%の多結晶質β−スポジユーメンから成りか
つ理論密度の85%より大きい密度を有する特許請求の
範囲第7項記載の多結晶質物体。 12、前記密度が理論密度の90%より大きい特許請求
の範囲第11項記載の多結晶質物体。 13、全重量を基準として約50〜約95(重量)%の
結晶質ムライト相および全重量を基準として約5〜約5
0(重量)%の結晶質β−スポジユーメン相から成り、
かつ理論密度の約85%より大きい密度を有する多結晶
質物体において、前記ムライト相が約71.8〜約74
.0(重量)%のAl_2O_3および残部のSiO_
2から成りかつ前記β−スポジユーメン相が約58.5
〜約79.4(重量)%のSiO_2および残部のLi
_2O・A1_2O_3から成ることを特徴とする特許
請求の範囲第7項記載の多結晶質物体。 14、(a)全重量を基準として約50〜約95(重量
)%の結晶質ムライト、(b)全重量を基準として約5
〜約50(重量)%の結晶質β−スポジユーメン、(c
)全重量を基準として約11(重量)%までのα−Al
_2O_3相および(d)検出可能な量から全体積を基
準として約5(体積)%までのガラス相から成り、理論
密度の85%より大きい密度を有し、しかも300°K
ににおいて6より大きくかつ7より小さい誘電率を有す
る多結晶質物体。 15、(a)全重量を基準として約60〜約70(重量
)%の結晶質ムライト、(b)全重量を基準として約3
0〜約40(重量)%の結晶質β−スポジユーメン、(
c)全重量を基準として約11(重量)%までのα−A
l_2O_3相および(d)検出可能な量から全体積を
基準として約5(体積)%までのガラス相から成り、理
論密度の85%より大きい密度を有し、しかも300°
Kにおいて6より大きくかつ7より小さい誘電率を有す
る特許請求の範囲第14項記載の多結晶質物体。
Applications Claiming Priority (2)
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