JPS6152525A - 調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、加熱室内にヒータを有する調理器に関する
。

〔発明の技術的背景〕

従来、この（重の調理器たとえば電子レンジとしては第
４図に示すものがある。第４図において、１は加熱室で
、この加熱室１内の下方部には被調理食品を載置するた
めの棚板２が設けられ、上方部にはヒータ３が配設され
ている。さらに、加熱室１の天井面には高周波照射口１
ａが形成され、この高周波照射口１ａには導波管４の一
端が連通されている。導波管４の他端外周には高周波発
生装置であるところのマグネトロン５が取１寸けられ、
そのマグネトロン５のアンテナ５ａは導波管４内に導入
されている。また、加熱室１のＩｉ！！Ｉ而には加熱室
内温度を検知するための温度検知器（たとえばサーミス
タ）６が設けられ、この温度検知器６の出力はＡ／Ｄ　
（アナログ／ディジタル）変換器７でディジタル信号に
変換され、加熱室内温度情報として制御部８に供給され
る。一方、１０は商用交流電源で、この電源１０にはス
イッチ（リレー接点）１１を介して上記ヒータ３が接続
されている。ざらに、電源１０にはスイッチ（リレー接
点）１２および高圧トランス１３などを介して上記マグ
ネトロン５が接続されている。上記制御部８は、予め設
定される調理条件および温度検知器６の検知温度などに
応じてスイッチ１１．”１２をオン、オフ卸Ｈ卸し、こ
れによりヒータ３およびマグネトロン５に対する通電制
御を行なうものである。

したがって、ヒータ発熱によるオーブン調理時、ｆｌｉ
ｌｌり０部８は温度検知器で検知される加熱室内温度と
設定温度とを比較し、加熱室内温度が設定温度より低け
ればスイッチ１１をオンしてヒータ３を動作させ、加熱
室内温度が設定温度に達するとスイッチ１１をオフして
ヒータ３の動作を停止する。

すなわち、加熱室内温度を設定温度に維持するようにし
ている。

〔背景技術の問題点〕 しかしながら、このような電子レンジにおいては、加熱
室内温度が環境温度つまり室内温度の影響を受け、適正
な温度コントロールがで、きないという問題があった。

すなわち、第５図はオーブン調理時における室内）温度
と加熱室内（温度との関係を示したものであり、室内温
度が２５°Ｃの状磐て加熱室内温度が３８°Ｃにコント
ロールされているとき、室内温度が５°Ｃまで低下する
と加熱室内温度は３０’Ｃに低下し、また加熱Ｖ温度が
３５°Ｃに上昇すると加熱室内温度は３８°Ｃから４５
°Ｃに上昇してしまう。

〔発明の目的〕

この発明は上記のような事情に鑑みてなされたちので、
その目的とするところは、環境温度に影響を受けること
なく加熱室内を所望の設定温度に確実に維持することが
でき、これにより常に良好な出来具合のオーブン調理を
可能とする信頼性にすぐれた調理器を提供することにあ
る。

〔発明の概要〕

この発明は、電源投入時、加熱室内温度（環境温度に相
当）を検知してそれを記憶手段に記憶しておき、ヒータ
の発熱による調理時、加熱室内温度を記憶手段の記憶内
容により補正し、かつこの？ｍ正温度と設定温度との比
較によりヒータの動作を制御するものである。

〔発明の実施間〕

以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。ただし、図面において第４図と同一部分には同一
符号を付し、その詳細な説明は省略する。

第１図に示すように、制御部２０を設け、さらにこの制
御部２０に記憶手段たとえば半導体メモリ２１を接続す
る。制御部２０は、電源１０の出力によって動作し、電
源１０の投入時に温度検知器６で検知される加熱室内温
度（環境温度つまり室内温度に相当）をメモリ２１に記
憶しておき、オーブン調理時は温度検知器６の検知温度
をメモリ２１内の環境温度によつｔ補正するとともに、
その補正温度と設定温度との比較によりスイッチ１１を
オン、オフ制御するようになっている。

つぎに、上記のような構成において第２図を参照しなが
ら動作を説明する。

いま、使用者が電源プラグをコンセントに若込んで電源
１０を投入すると、制御部２０は温度検知器６の検知温
度つまり加熱室内温度を取込力、それをＴｏ　としてメ
モリ２１に記憶する。この場合、まだ何も調理が行なわ
れていないので、ＴＯは環境温度（＝室内温度）に相当
する。

しかして、加熱ｖ１のドアを開放してその加熱室１内の
棚板２に被調理食品を載置し、ドアを開成する。ざらに
、操作パネルにおいて、オーブン調理を設定するととも
に所望の加熱室内温度Ｔａを設定し、かつ調理開始操作
を行なう。すると、制御部２０はスイッチ１１をオンし
、ヒータ３を動作往しめる。こうして、ヒータ３が発熱
し、その発熱によって棚板２上の被調理食品が加熱され
る。つまり、オーブン調理が開始される。

オーブン調理時、制ｒ口部２０はｉ温度検知器６の検知
温度ＴＩを逐次取込んでおり、その加熱室内ｒＱ　ｇ　
Ｔ　ｔを下式のようにメモリ２１内の環境温度Ｔｏによ
って補正する。なお、下式において、ｋは定数、“２５
″は予め定めている基準コントロール温度である。

補正温度Ｔｃ　＝Ｔｚ　＋ｋ　（２５−Ｔｏ　）しかし
て、制御部２０は、補正温度Ｔｃと設定温度Ｔａとを比
較し、補正温度Ｔｃが設定温度Ｔａより低ければスイッ
チ１１のオン状態を継続する。つまり、ヒータ３の動作
を継続する。また、制御部２０は、？ｆｕ１２：澗度Ｔ
ｃが設定温度Ｔａに達するとスイッチ１１をオフし、ヒ
ータ３の動（乍を停止する。

こうして、補正温度Ｔｃと設定温度Ｔａとの比較結果に
応じてヒータ３がオン、オフ動作し、加久）１室内が設
定温度ＴＯと略同じ温度に維持される。

ところで、電源１０の投入状態において、一定時間たと
えば一時間以上オーブン調理が行なわれないとき、制御
部２０は温度検知器６の検知温度を再び取込み、それを
Ｔｏ　としてメモリ２１に更新記憶する。つまり、メモ
リ２１には常に＠新の環境温度が記憶されることになる
。

このように、電源１０の投入時に加熱室内温度（環境温
度に相当）を検知してそれをメモリ２１に記憶しておき
、オーブン調理時、加熱室内温度をメモリ２１内の環ｋ
　＋ｆｆ１１度により？ｆｌｉ圧するとともに、この補
正温度と設定温度との比較によりヒータ３のす３作を制
御するようにしたので、たとえば第３図に示すような季
節のオ多り変わりによる環境ｃ温度の変化に影響を受け
ることなく加熱室１内を所望の設定温度に確実に維持す
ることができ、よって常に良好な出来具合のオーブン調
理が可能である。特に、オーブン調理が一時間以上行な
われないときには最わｉの環境温度をメモリ２１に更新
記憶するようにしたので、補正温度に対する高い信頼性
を確保することができる。

なお、上記実７ｊ１例では、環境ｉ温度の記憶手段とし
て半導体メモリ２１を用いたが、制御部２０かマイクロ
コンピュータを搭載している場合にはそのマイクロコン
ピュータのＲＡＭ　（ランダム・アクセス・メモリ）な
どを記憶手段として用いてもよい。さらに、オーブン調
理が行なわれないときの環境温度の更新記憶タイミング
を一時間毎としたが、その時間に限定はなく、状況に応
じて適宜定めればよい。また、加熱室１内に一本のヒー
タを右する場合について説明したが、二本のヒータを有
する場合についても同様に実施可能である。

〔発明の効果） 以上述べたようにこの発明によれば、環境温度に影響を
受けることなく加熱室内を所望の設定温度に確実に維持
することができ、これにより常に良好な出来具合のオー
ブン調理を可能とする信頼性にすぐれた調理器を提供で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例会赤づ→１１４ａ−＠＝ｌ
？Ｆの構成図、第２図は同実施例の動作を説明するため
のフローヂャート、第３図は四季の変化に基づく環境；
温度の変化を示す図、第４図は従来の電子レンジ熔５＝
４月８す→口毛令の構成図、第５図は従来の電子レンジ
の空白温度の変化に基づく加熱室内ン温度の変化を示す
図である。 １・・・加熱室、３・・・ヒータ、５・・・マグネ１−
ロン（ｌ！１２ｉ周波発生装置）、６・・・加熱室内温
度検知器、２０・・・制御部、２１・・・半導体メモリ
（記憶手段）。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）加熱室と、この加熱室内に設けられたヒータと、
   前記加熱室内の温度を検知する温度検知器と、電源投入
   時、前記温度検知器の検知温度を記憶する記憶手段と、
   前記ヒータの発熱による調理時、前記温度検知器の検知
   温度を前記記憶手段の記憶内容により補正する補正手段
   と、この補正温度と設定温度との比較により前記ヒータ
   の動作を制御する制御手段とを具備したことを特徴とす
   る調理器。
2. （２）ヒータ発熱による調理が一定時間以上行なわれな
   いとき、温度検知器の検知温度を記憶手段に更新記憶す
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の調理器
   。