JPS6152435B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6152435B2
JPS6152435B2 JP8806578A JP8806578A JPS6152435B2 JP S6152435 B2 JPS6152435 B2 JP S6152435B2 JP 8806578 A JP8806578 A JP 8806578A JP 8806578 A JP8806578 A JP 8806578A JP S6152435 B2 JPS6152435 B2 JP S6152435B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
plate
train
battery
wheel train
Prior art date
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Expired
Application number
JP8806578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5515059A (en
Inventor
Tomio Oota
Yoshiki Minowa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suwa Seikosha KK
Original Assignee
Suwa Seikosha KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Suwa Seikosha KK filed Critical Suwa Seikosha KK
Priority to JP8806578A priority Critical patent/JPS5515059A/ja
Publication of JPS5515059A publication Critical patent/JPS5515059A/ja
Publication of JPS6152435B2 publication Critical patent/JPS6152435B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/008Mounting, assembling of components

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気・機械変換器を有する水晶発振式
アナログ時計に関するもので、特にムーブメント
厚さ1mm以下等の超薄型水晶時計への適用を可能
とするムーブメメント構造を提供しようとするも
のである。
従来この種の時計において、ムーブメント厚さ
約3mm前後の薄型時計が出現するに至つている
が、本発明は最近の技術的な進歩に伴う、電池、
MOS―IC、水晶発振器、電気―機械変換器であ
るモーター等の構成要素の小型化・薄型化とあい
まつて前述のムーブメント厚さ1mm以下の超薄型
水晶時計の出現を可能とする構造の改良に関し、
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図はムーブメント表(時計ケースの裏ブ
タ側)組立平面図。第2図はムーブメント裏組立
平面図。第3図はムーブメント断面図である。実
施例の時計概要は、周知の巻真により指針修正可
能な運針間隔20秒の二針水晶時計で、電池部、輪
列部、モーター部、回路部、切換部等の構成要素
を時計基枠の地板上に全く重ならない様に、しか
もこれらの要素を地板に埋込まれる様に配置して
いる。参考にムーブメントサイズを述べると、平
面寸度は外径24.6φmm、機械落径24.0φmm、3時
―9時方向20.0mm、6時―12時方向22.0mm、断面
寸度は一般部0.9mm、電池部0.95mmとなつている
が、本発明は超薄型化へのアプローチが目的であ
り、実際には平面寸度に関してはより小型化する
ことは容易に可能である。
モーター部は高透磁率材より成る磁心にコイル
巻きされたコイル2、同様に高透磁率材より成る
磁心にコイル巻きされたコイル3をほぼ平行に配
置し、これら2本のコイルはコイルリード基板4
上に電気的直列に結線しあらかじめピンにより一
体にし、コイルブロツクを構成している。
こうしたコイルブロツクは周知の様にコイルリ
ード基板に結合する回路ブロツクの駆動パルス電
流(正確には20秒間隔の反転パルス電流)により
コイル内に発生した磁界を磁心から板状ステータ
ー5,6によりローターの永久磁石7の付近に導
かれ、ステーター5,6のローター磁石と対向す
る半円形状の端面に生ずる磁極との吸引、反発作
用によりローターは1ステツプに180゜回転す
る。ステーター部の構造をさらに詳述すると、前
記ステーター5は地板1上にあらかじめ定めた位
置にピン固定され、ステーター6は偏心ピン8に
よりステーター5との段差調整可能に地板1に取
りつけられ、段差調整後に2本のコイルブロツク
止めネジにより固定している。
時計用モーターの要求品質は大きな出力トルク
と小さな消費電流(大きなコイル抵抗)、小さな
スペースであり、周知の事実として許容スペー
ス、許容抵抗内でより多くコイル線を巻くことが
必要となる。本実施例では2本のコイルを電気的
に直列、磁気的に並列に配置することにより従来
の1本コイルに比較しコイル線の巻数が多く、し
かも1本あたりの磁心の断面積を従来の半分程度
にすることが可能となり、結果的に高出力トル
ク、抵消費電流のモーターを薄く配置することが
できる。
輪列部はモーター部で説明したローター磁石7
に固定し、ローターの回転軸となるローターカナ
9が四番車10、三番車11、二番車12、日ノ
裏車13、筒車14の歯車群に噛合し、二番車1
2及び筒車14に固定された分、時針により20秒
運針間隔に時刻表示している時刻表示輪列と、前
記日ノ裏車13と噛合う指針修正輪列の日ノ裏中
間車15、小鉄車16とで構成し、これらの輪列
は全て地板1と総受17との間に軸受保持されて
おり中心距離のばらつきによる歯車効率の低下を
防止する等微少トルクに対する安定性と低消費電
流化へ寄与している。
特に指針指示部は総受17に固着する二番車軸
18と地板上の軸受石19とにより二番車11と
筒車14を図示のように案内保持しており従来の
指針部に見られるような筒車の傾きに対して非常
に有利な構造となつている。
切換部は周知の切換部と同様に、外部操作部材
の巻真20、ツヅミ車21、オシドリ22、カン
ヌキ23、カンヌキバネ24、クリツクバネ25
等とで構成され巻真20の引き出し操作により巻
真の係止溝に係合するオシドリ22が回転軸を中
心に回転し、該オシドリに平面係合するカンヌキ
23が同様に回転軸を中心に回転することによ
り、カンヌキ23に係合するツヅミ車21が巻真
の軸上をスライドし、ツヅミ車の甲歯21aが前
述の小鉄車16と噛合い指針修正が可能となる。
その他図示で明らかな様にクリツクバネ25は
オシドリのダボと係合し巻真のクリツク感を出す
ための部品であり、カンヌキバネ24は巻真押込
時のカンヌキ23(ツヅミ車21)の復帰用のバ
ネとして働く部品である。こうした切換部品は地
板1と巻真受26との間に作動可能なアガキ等を
有し案内保持されているが特に超薄型時計への適
用としてツヅミ車歯外形を最大限として小鉄車と
のZ方向噛合いを有利にするため、ツヅミ車の巻
真係合穴21b、カンヌキ係合溝21cとを平面
的にずらして配置することにより解決している。
こうした構造とした場合巻真20の先端がこれも
周知の、従来の切換部の様に地板穴に係合するこ
とが不可能なために巻真案内が不十分となるが、
本実施例の場合ツヅミ車外径を地板1と巻真受2
6との二部品ではさむ様に案内し間接的に巻真を
案内することにより不具合は全くない。
また、こうした配置にもかかわらず、ツヅミ車
21と小鉄車16の平面噛合いは各部品のばらつ
き等により皆無にすることは不可能で、カンヌキ
の係止部に偏心ピン27を設置し偏心量の調整に
よりツヅミ車21、小鉄車16の噛合量規制をす
る構造を有している。一方巻真交換等の操作は不
本意ながら巻真受止ネジ、巻真受26及びその他
の切換構成部品を取り除くことにより実施する
が、これは薄型化によりオシドリ22を押える作
用と相反する逃がす作用との両立が断面厚さ方向
の厚さ規制により困難なためで、時計コンプリー
トとしての薄さを押えるための必要不可欠な構造
である。
尚こうした切換操作部の巻真一回転による指針
修正は小鉄車16等の指針修正輪列及び指針表示
輪列を回動しローターをも回転することになる
が、これはスリツプ機構の採用により特に薄型化
された歯車群の停止される歯車に大きな力が加わ
り歯車が破損されることを防ぐためで、実際には
指針輪列が20秒運針輪列であることを前記の指針
修正輪列の歯数比を調整する等の配慮により巻真
の一回動時にローターの回転は約20回転とするこ
とが可能であり輪列柄部への影響はほとんどな
い。
特に本発明では、ツヅミ車が特殊な構成により
径小に構成されているので、もしリツプ機構等に
より大きなトルクを必要とするときは巻真自体に
大きな力を加えなければならず、部品破損を発生
しやすい問題があるが、本発明はこの問題を解決
している。
次に電池部について説明すると、電池マイナス
リード板28はバネ性を有し周知ボタン型電池2
9の陰極に導通する端子部28aと電池の断面方
向規制のための補強板部28b及び補強板部の位
置決め部となる腕28c,28dと回路結合部2
8eとで構成され腕28c,28dは地板1(後
で説明するが陽極アース部材)とのシヨート防止
のため絶縁テープ巻等による絶縁層を構成し、
各々地板サライにより断面方向規制がされており
本来の電池陰極導通の他に落下等の衝撃時に電池
の移動による文字板30の変形等を防止してい
る。
また31は電池プラスリード板で偏心プン32
の偏奇調整により2つのパネ性アーム部をボタン
型電池29の側壁(陽極部)に押圧することによ
り電池の陽極導通と電池の固定保持を実施してお
り、時計コンプリートとして電池部厚さを最小限
としたデザイン的に有利な時計を提供することが
できる電池部構造となつている。尚、電池マイナ
スリード板28の電池陰極端子部28aは例えば
図中28fに示す様な水晶時計のシンボルマーク
をあしらつた形状で構成し、また電池マイナスリ
ード板28と文字板30とはポリエステル樹脂シ
ート等より成る絶縁シート44により文字板とは
電気的に絶縁されている。
回路部は地板1の裏面側(文字板側)に周知の
ポリエステルより成る薄箔の片面銅張回路基板3
3上に水晶発振器34、温度補正コンデンサーチ
ツプ35、前述のコイルブロツクのコイルリード
基板4に結合するためのバネ性出力端子36a,
36b及び電池マイナスリード板28をハンダ付
け固定し、MOS―ICチツプ37はいわゆるギヤ
ングボンデイングされ、さらにモード剤により保
護固定され地板1上に回路固定ピン38,39,
40,41により固定されている。回路固定ピン
のうち38,39は地板1のアース部材として電
気的に電源電池の陽極に導通している。また回路
部の外観向上及びアースとしての安全性向上のた
め、前記固定ピンを案内として回路絶縁板42と
金属板より成る回路受43が前記回路基板上に保
持固定されている。なお、こうした回路部は本実
施例の場合地板裏面側に配置したが、これは回路
部の地板表面上に製造社名及び機種コード、製造
地名等の表示スペースとするための処置で、地板
表側に配置することは容易に可能である。
緩急方式については、あらためて詳述しないが
周知の論理緩急(水晶発振器の発振周波数を
MOS―ICの分周回路部での分周比補正による緩
急)を33a,33b,33cに示す位置でのア
ースパターンの論理組合せにより23状態に分周
比補正を実施している。
以上の如く、本発明によれば、電池、モーター
のコイル、輪列部、切換操作部、回路基板の重な
りを避けて配置するとともに、モーターをコイル
の2本の並列構造とし、又、4番車と2番車の位
置を平面的にズラして指針表示輪列と指針表示輪
列のすべての歯車とを地板と受板の間で支持する
構成とし、更にツヅミ車のカンヌキ係合溝と巻真
異形部と係合する係合穴を互いに重ねない構成と
することにより薄型化を達成し、しかもツヅミ車
により指針修正輪列を駆動するとき、指針修正輪
列と指針表示輪列のすべての歯車が連結して回転
する構成としたので破損のない厚さ1mm以下の薄
型水晶時計を提供できた。
以上の様に本発明は、上記に示した様な各部の
構成によりムーブメント厚さ1mm以下の超薄型ア
ナログ式水晶時計を容易に得ることが可能とな
り、将来ますます薄型化するであろう薄型腕時計
に多大な効果を得ることができる。
参考に本実施例の実際上の値を補促すると電池
容量5mAHに対しモーター部の改良、輪列部の改
良により消費電流はモーター部約0.15μA、回路
部0.2μAとなり電池寿命は約1.5年を確保するこ
とが可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すムーブメント
表(時計ケースの裏ブタ側)組立平面図。第2図
はムーブメント裏組立平面図。第3図は第1図及
び第2の組立断面図。第3―a図はモーター部組
立断面図。第3―b図は回路部組立断面図。第3
―c図は輪列部組立断面図。第3―d図は電池部
組立断面図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電池、磁石ローター7と板状ステータ5,6
    とコイル2,3からなるモーター、該モーターに
    連動する時刻表示輪列9,10,11,12,1
    3,14、巻真20とカンヌキ23とツヅミ車2
    1を有する切換部、該切換部に連動する指針修正
    輪列15,16及びモーター駆動のための回路部
    を形成する回路基板33より構成される水晶時計
    において、前記電池、コイル、時刻表示輪列、切
    換部、回路基板を地板上にいずれも平面的に重な
    らない様に配置して成り、且つ前記モーターは並
    置された2本のコイルを前記1つの板状ステータ
    に連結し構成され、前記時刻表示輪列の4番車と
    2番車及び、3番車とが各々の軸を平面的にズラ
    して配置するとともに前記時刻表示輪列と前記指
    針修正輪列はすべての歯車が地板と受板で支持さ
    れて成り、前記指針修正輪列と係合するように前
    記巻真に同軸に設けられた前記ツヅミ車は前記カ
    ンヌキと係合する係合溝と巻真角部と係合する係
    合穴とを有するとともに前記係合溝と前記係合穴
    が互いに重なることなく形成され、前記ローター
    を含む時刻表示輪列と前記指針修正輪列は前記ツ
    ヅミ車の回転によりすべての輪列が連結して回動
    するよう構成したムーブメント厚さ1mm以下の水
    晶時計。
JP8806578A 1978-07-19 1978-07-19 Crystal clock Granted JPS5515059A (en)

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JPS5729106U (ja) * 1980-07-25 1982-02-16
JPS5730974A (en) * 1980-08-01 1982-02-19 Seiko Instr & Electronics Ltd Wheel train structure for wrist watch
JPH0722030Y2 (ja) * 1986-03-22 1995-05-17 松下電工株式会社 機器のレール取付装置

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