JPS6152046A - 表示システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、例えば複数箇所に配置された複数の表示盤
を遠隔操作するような表示システムに利用され得るもの
で、特に表示の信頼性の向上を図るための改良を施した
表示システムに関する。

（従来の技術） 例えば、競馬場や競輪場等の公営競技場では、レース番
号、残時間、着順、払戻金、欠場案内等の競技に関する
情報を多勢の観客に速かに知らせるため、場内の複数箇
所に電光表示盤を配置しである。

そして、これらの端末表示装置は、中央操作装置に伝送
路で結ばれており、中央操作装置により・入力あるいは
選択された表示内容が伝送路を介して各端末表示装置へ
送られる仕組になっている。

また、このような表示システムとしては、コンピュータ
を用いたデータ伝送システムで構成したものが普及して
いる。

このような表示システムで＋ｉ　、ｘｊｎ常、伝送路中
を送られるデータに誤りが生じているか否かを検査する
ために、パリティチェック機能を有しており、伝送時に
発生する誤りを排除するようになっている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記のように、パリティチェックによっ
て伝送時の誤りを排除しても、従来の表示システムでは
、端末表示装置内で受信後に生じた誤りを検査する機能
を有していないため、例えば、受信したデータが端末表
示装置内で一時記憶されたり、符号変換されたり、表示
盤の駆動を行う際等に誤りが生じると、そのまま誤った
表示内容が表示盤に表示されてしまう。

従って、特に公営競技場で用いる表示システムにあって
は、金銭問題が関わってくるため、表示に対しては絶対
の信頼性を必要とし、誤表示は許されない。このため、
上記の端末表示装置内で生じる誤りが問題となってくる
。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、上記問題点を解決するために、第１図に示す
ような手段を備える。

本発明の表示システムは、表示内容を送信する中央操作
装置１１２００と、該中央操作装ｆｉ２００に伝送時３
００で結合されて送信されてくる表示内容を表示部１０
２に表示する複数の端末表示装置表示部駆動手段１０１
と、表示部１０２と、表示内容一致判別手段１０３と、
誤り発生報知手段１０４を備え、中央操作装置２００は
、無表示信号送信手段２０１を備えている。

表示部駆動手段１０１は、受信信号を表示部１０２に表
示するための信号に変換して、受信信号に含まれる表示
内容を表示部１０２に表示するｂ表示内容一致判別手段
１０３は、前記受信信号に含まれる表示内容と、前記表
示部駆動手段１０１によって変換された後の信号に含ま
れる表示内容の一致判別を行う。

誤り発生報知手段１０４は、上記表示内容一致。

判別手段１０３によって表示内容が不一致であると判定
された場合には、誤り発生報知信号を前記中央操作装置
２００へ送る。

そして、無表示信号送信手段２０１は、前記誤り発生報
知信号を受信した場合に、該誤り発生層。

知信号を送信して来た端末表示装置すに対しては、その
端末表示装置の表示部１０２を無表示状態にする内容の
信号を送信する。

（作用） 端末表示装置１．００−１〜１００−Ｈの何れかの内部
で表示内容に誤りが発生すると、表示内容一致判別手段
１０３および誤り発生報知手段１０４によって、誤り発
生が検出されるとともに、その旨が中央操作装置ｄ２０
０へ報知される。

すると、無表示信号送信手段２０１から、誤りが発生し
た端末表示装置へ無表示の内容の信号が送られ、その端
末表示装置の表示部１０２は無表示状態となる。

従って、誤った内容がそのまま表示されることが防止で
きる。また、誤りが発生していない端末表示装置には通
常の表示内容が送られ、表示がなされる。

（実施例） 本発明の一実施例の構成を第２図に示す。

本実施例の表示システムは、中央操作装置４００と複数
の端末表示装置５００−１〜５００−ｎとが２本の共通
線路Ｌ１＋　Ｌ２で結合されたパスライン式ネットワー
クを構成する。なお、本実施例では、公営競２技場で用
いられる表示システムに適用した例を示す。

中央操作装Ｒ４００は、競技全体の情報を管理スルホス
トコンピュータ（図示路）に接続された装置で、操作者
によって表示内容を入力あるいは選択するキーボードや
選択スイッチ（図示路）を備えている。そして、入力あ
るいは選択された表示内容に従って、ホストコンビエー
タに蓄積されている競技に関する情報が、表示用データ
として読込まれ、アドレスデータとともに入出力回路４
＋０１へ送られる。

表示用データは、バスドライバ４１１を介してパラレル
／シリアル変換器１３に送られてシリアルデータに変換
され、ドライバ４４から伝送路Ｌ□へ送出される。この
とき、デコーダ４２によってアドレス制御される。

また、端末表示装置５００−１〜５００−ｎか・ら伝送
路り、を介して送られてくる信号は、レシーバ４５で受
信され、パラレル／シリアル変換器４３を介して内部コ
ンピュータ（図示略）へ入力される。

各端末装！ｆｓｏｏ−１−５ｏｏ−ｎは、同一構成にな
っており、各々受信部５０１と複数の表示部駆動回路ｓ
　０２−１〜５０２−ｍｅｆ＋ｆｔｌえている。

受信部５０１は、中央操作装Ｒ４００との間で信号のや
りとりを打うためのラインエ１０（ライン入出力インタ
ーフェイス）５１と、ラインｌ１０５１によって受信さ
れた受信信号Ｓａを表示部駆動回路５０２−１〜５０２
−ｍ内のマ）　ＩＪクス回路５６に与えるための信号に
変換するデコーダ５２を備えている。

上記ラインｌ１０５１は、パリティチェック機能を備え
ており、受信信号中の伝送エラーの有無を判別して、伝
送エラーが無い場合には、受信信号を取込み、一時記憶
および、その出力を行う。

また、伝送エラーが有る場合には、受信信号は取込まず
、伝送エラー発生の旨を中央操作捧ｆ迂４００へ返送す
る。

また、ラインＸ１０５１は、共通線路Ｌ□で送られて来
る信号が自分のアドレスであるか否かを判別し、自分の
アドレス指定がなされている信号のみを取込む。

表示部駆動回路５０２−１〜５０２−ｍは、小型表示盤
の各表示エレメント５７の駆動回路であり、デコーダ５
２から送られるデフード後の信号ｓｂが出力バッファ５
５を介してマトリクス回路５６に入力されている。

小塵表示盤とは、例えば、場内のスタンド内、通路、券
売場、ロビー等に多数配置され、レース番号、残時間、
着順、払戻金、欠場案内等の競技情報のうちの１つある
いは複数を表示するものである０ また、上記競技情報は、数字や文字、記号で表示され、
それらは、小型表示盤面に配列された複数の表示エレメ
ント５７の表示の組合せで表わされる。

表示エレメント５７は、電球やＬＥＤをマトリクス状に
配列した光電式のものや、磁石円板をマトリクス状に配
列して磁石円板を電気的に反転させて表示を行う磁気反
転式のもの等が多く使われる。

受信部５０１内のエンコーダ５３には、各表示部駆動回
路５０２−１〜５０２−ＩＣＬ内の出力バッファ５５の
出力ＳＣが入力されており、エンコーダ５３は、これら
の信号ＳＣをエンコードして、ラインｌ１０５１で受信
された信号Ｓａと同一構成の信号に変換する。

エンコーダ５３でエンコードされた信号Ｓｄは比較器５
４へ入力される。この比較器５４には、ラインＩ１０５
１で受信された受信信号Ｓａも入力されており、比較器
５４は、両信号ＳａとＳｄの内容が一致するか否かの判
別を行う。この判別結果は、ラインエ１０５１を介して
中央操作装置４００へ送信される。すなわち、この判別
結果は受信信号Ｓａに含まれる表示内容と、デコーダ５
ｚでデコードされて出力バッファ５５を通過した信号Ｓ
Ｃに含まれる表示内容とが一致しているか否かを示す判
定である。

第３図は、中央操作装置４００の内部コンピュータにお
いて実行される処理を示すフローチャートであり、この
フローチャートに従って本実施例の表示システムにおけ
る誤表示消去動作を説明する。

ステップ６０１の処理では、フラグがセットされている
か否かの判別が行われる。このフラグは、端末表示装置
の何れかの内部で表示内容の誤りが生じた場合に、その
旨の報知信号を受信するのに伴ってセットされるもので
、フラグのセットはステップ６０８の処理で行われる。

この段階でフラグがリセット状態にあれば、次にステッ
プ６０２の処理によって、正常な表示データ、すなわち
、中央操作装置４００において入力あるいは選択された
表示内容を含むデータを入出力回路４０１へ送呂し、各
端末表示装置５０〇−１〜５０ｏ−ｎへ送信する。

そして、全ての端末表示装置へ表示データを送信し終る
と、次のステップ６０３の処理にヨリ、各端末表示装置
から返送されてくる応答信号の読込みが行われる。この
応答信号は、各端末表示装置内の比較器５４における判
別結果を知らせる信号であり、表示内容に誤りが発生し
た場合（ＳａとＳｄが不一致のとき）には、誤り発生報
知信号（これは、否定応答信号（ＮＡＯ）として返送さ
れる）が、表示内容に誤りが発生していない場合に番よ
、肯定応答信号（ＡＧＫ）が返送される。

そして、ステップ６０４の処理では、上記応答信号がＮ
ＡＣであるかＡＯＫであるかによって、何れかの端末表
示装置の内部で表示内容の誤りが発生したか否かの判別
が行われる。

ここで、誤り発生が無ければ、最初の処理に戻り、他方
、誤りが発生した場合には、ステップ６０７〜６０９の
誤表示消去処理が行われる。

ステップ６０７の処理では、ＮＡＯを返送して来た端末
表示装置に対して、所定回だけ繰返し同一の表示データ
を送り、その都度、応答信号の内容の判別を行う。

この間に、ＡＣＫが返送されてくれば、その時点で最初
の処理に戻る。これは、表示内容の誤りが一時的なもの
であったことを示し、以後は通常の動作に移る。

他方、所定回数のＩＪ　）ライを行っても、なおＨＡＣ
を返送して来たときには、表示内容の誤りが継続的なも
のと判定し、ステップ６０８の処理によって、フラグを
セットする。

また、ステップ６０９の処理では、ＮＡＯを返送して来
た端末表示装置のアドレスを記憶する。

このように、ステップ６０７〜６０９の処理が・行われ
ると、以後の表示データの送信は、ステップ６０５，６
０６の処理に従って行われる。すなわち、ステップ６０
５の処理では、上記ステップ６０９の処理で記憶された
アドレスの端末表示装置に対してのみ、無表示を表わす
内容のデータ（例えば「０」を表示させるデータ）を送
信する。

そして、ステップ６０６の処理では、上記ステップ６０
９で記憶されたアドレスを除く、残りのアドレスの端末
表示装置に対して、正常な表示データ（競技情報の表示
データ）を送信する。

このような処理により、内部で表示内容の誤りが生じた
端末表示装置の表示エレメント５７には、競技情報は表
示きれず、無表示状態になる。他方、残りの正常な端末
表示装置の表示エレメント５７には引ｔＩｌき競技情報
が表示される。

従って、誤った表示が行われることを回避することがで
き、かつ、正しい情報を正常な端末表示装置で表示する
ため、観客に不便さを感じさせることが無い。

また、表示内容に誤りが生じた端末表示装置は、その筐
体に設けられたエラー表示器に、何れの表示エレメント
に誤りが生じたかを表示し、また、中央操作装置４００
においても、ＮＡ（３を返送した来た端末表示装置のア
ドレスを警報音とともに表示器に表示する。これにより
、故障の復旧作業が速かに行える。

なお、上記実施例では、公営競技場用の表示システムに
適用した例を示したが、本発明は、その他飛行場の案内
表示を始め、各種の表示システムに適用できることは言
うまでもない。

また、表示盤は、上記電光表示盤や磁気反転式表示盤に
限らず、大型ディスプレイ表示盤、セグメント表示器等
も同様にして適用可能である。

（発明の効果） 以上詳細に説明したように、本発明は、中央操１作装置
から遠隔の端末表示装置に送られた表示内容に、端末表
示装置内部での処理段階で誤りが生じた場合暢、誤った
内容が表示されることを防止できる。

また、複数の端末表示装置のうち、誤りが発生したもの
の表示のみを無表示状態とし、残りの正常な端末表示装
置には正常な表示を行うことにより、表示すべき情報の
報知が途絶えることがない。

これにより、例えば、金銭上重要な情報を提供する公営
競技場の表示システムに適用すれば、信頼性の高い表示
システムとして効果を発揮できる−

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成図、 第２図は本発明の一実施例の構成図、 第３図は同実１商例内の中央操作装置の内部コンピュー
タにおいて実行される処理を示すフローチャートである
。 １００−１〜１００−ｎ・・・端末表示装置１０１・・
・表示部駆動手段　１０２・・・表示部１０３・・・表
示内容一致判別手段 １０４・・・誤り発生報知手段２００・・・中央操作装
置２０１・・・無表示信号送信手段 ３００・・・伝送路　　　　　４００・・・中央操作装
置４０１・・・入出力回路 ５００−１〜５００−ｎ　・・・端末表示装置５０１・
・・受信部 ５０２−１〜５０２−ｍ・・・表示部駆動回路５２・・
・デコーダ５３・・・エンコーダ５４・・・比軸器　　
　　　　５７・・・表示エレメントＬ工、Ｌ２・・・伝
送路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、表示内容を送信する中央操作装置と、該中央操作装
   置に伝送路で結合されて送信されてくる表示内容を表示
   部に表示する複数の端末表示装置とからなる表示システ
   ムにおいて、前記端末表示装置は、 受信信号を表示部に表示するための信号に 変換して、受信信号に含まれる表示内容を表示部に表示
   する表示部駆動手段と、 前記受信信号に含まれる表示内容と前記表 示部駆動手段によつて変換された後の信号に含まれる表
   示内容の一致判別を行う表示内容一致判別手段と、 該表示内容一致判別手段によつて表示内容 が不一致であると判定された場合には、誤り発生報知信
   号を前記中央操作装置へ送る誤り発生報知手段を備える
   とともに、 前記中央操作装置は、 前記誤り発生報知信号を受信した場合に、 該誤り発生報知信号を送信して来た端末表示装置に対し
   ては、その端末表示装置の表示部を無表示状態にする内
   容の信号を送信する無表示信号送信手段を備えることを
   特徴とする表示システム。