JPH07121393A - 情報処理装置と情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置と情報処理方法

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JPH07121393A
JPH07121393A JP5263690A JP26369093A JPH07121393A JP H07121393 A JPH07121393 A JP H07121393A JP 5263690 A JP5263690 A JP 5263690A JP 26369093 A JP26369093 A JP 26369093A JP H07121393 A JPH07121393 A JP H07121393A
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圭介 戸次
Fusashi Tashiro
維史 田代
Kazuo Kaira
和郎 解良
Nobuhisa Kobayashi
延久 小林
Tomoyoshi Sato
友良 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の出力ポートの夫々が別の多数決装置に
接続される多重化構成の複数のコントローラを備える情
報処理装置において、1つの多数決装置のみ高信頼性装
置とし他の多数決装置を非高信頼性装置としたときの全
体の信頼性の向上を図る。 【構成】 各々が出力ポートA,Bを備えるコントロー
ラ1a,1b,1cで成る多重系のコントローラと、各
コントローラの出力ポートAからの出力について多数決
をとる高信頼性多数決装置2と、残りの出力ポートBか
らの出力について多数決をとる非高信頼性多数決装置3
を備える情報処理装置において、各コントローラ1a〜
1cは相互にデータ交換を行い、交換したデータから他
系のコントローラの運転状態を認識し、認識結果を高信
頼性多数決装置2に出力し多数決をとらせて正常なコン
トローラを選択させ、高信頼性多数決装置2が異常発生
コントローラを識別したとき該異常発生コントローラを
停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多重系出力の多数決をと
る情報処理装置に係り、特に、低価格で高信頼性のシス
テムを構築するのに好適な情報処理装置とその情報処理
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高い信頼性を必要とする機器を制御する
場合、例えば特開昭60−20202号公報や特開昭6
3−159944号公報に記載の様に、コントローラを
多重系とし、各系の出力の多数決をとった結果を制御対
象に与えるようにするのが一般的である。このようにコ
ントローラを多重系とし、多数決回路の出力を制御対象
に与える構成の情報処理装置は、多数決回路に高い信頼
性が保証されていなければならない。このような高い信
頼性を有する多数決回路は、信頼性を確保するために冗
長な回路構成となっており、このため回路規模が大きく
て高価格であり、しかも処理速度が低速になるのが一般
的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コントローラの出力ポ
ートが1つの場合には、多数決回路も1つで済むが、複
数の出力ポートを有するコントローラで多重系を構成
し、各ポートから夫々異なる制御対象に制御信号を出力
する制御装置では、各ポート毎に多数決回路を用意しな
ければならない。つまり、高価格の多数決回路が複数必
要となり、装置全体の製造コストがかさむという問題が
生じてしまう。しかも、上述した様に、多数決回路の処
理速度が遅いため、高速制御の必要な制御装置に適用す
ることができないという問題もある。そこで、多数決回
路として汎用コンピュータを使用して低価格,高速処理
を実現することになるが、これでは信頼性が低くなって
しまうという別の問題が生じてしまう。
【0004】本発明の目的は、多数決回路が複数必要で
も低価格でしかも高信頼性を有する情報処理装置とその
情報処理方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数の入出
力ポートを備えるコントローラ複数個で構成される多重
系コントローラと、各コントローラの夫々の複数の入出
力ポートのうちの1つのポートからの出力について多数
決をとる高信頼性多数決装置と、残りの入出力ポートか
らの出力について多数決をとる非高信頼性多数決装置
と、各コントローラが相互にデータ交換を行うデータ交
換手段と、交換したデータから他系のコントローラの運
転状態を認識し認識結果を高信頼性多数決装置に出力し
て多数決をとらせて正常なコントローラを選択させる手
段と、高信頼性多数決装置が異常発生コントローラを識
別したとき該異常発生コントローラを停止させる手段と
を設けることで、達成される。
【0006】更に好適には、各コントローラは、時々、
非高信頼性多数決装置に対し、対応するポートからテス
ト信号を出力し、非高信頼性多数決装置が、各コントロ
ーラからテストデータを受け取ると、正しいものとして
決定したコントローラからのテストデータを選択し、そ
の結果を各コントローラに回答し、各コントローラは非
高信頼性多数決装置から回答された結果が正しいかどう
か即ち非高信頼性多数決装置で正しく系の選択が行われ
ているか否かを判定し、その結果を高信頼性多数決装置
で多数決をとり、この結果によって、テストデータを送
った非高信頼性多数決装置に異常が認められたときは各
コントローラは異常の発生した非高信頼性多数決装置へ
の出力データを停止し、異常の発生した多数決装置から
の誤ったデータ出力を防止するようにする。
【0007】
【作用】多重系コントローラによって構成される情報処
理装置において、多重のコントローラからの出力される
データを信頼性の低い非高信頼性多数決装置を用いて多
数決をとっても、出力データの信頼性が向上しないのは
次の2つの事象があるからである。
【0008】(1)情報処理装置全体が正常に動作して
いるとき、非高信頼性多数決装置で異常が発生し、コン
トローラの1つから誤ったデータが出力されても、誤っ
たデータをそのまま出力するかもしれない状態になった
とする。この非高信頼性多数決装置の故障が修復されな
いまま、長い期間運転を続けているうちに、コントロー
ラの1つで異常が発生し誤ったデータが出力される。非
高信頼性多数決装置は故障が修復されないまま動作して
いるため、誤った出力データを出力する。
【0009】(2)情報処理装置全体が正常に動作して
いるとき、コントローラの1つで異常が発生し、誤った
データが出力するかもしれない状態になったとする。こ
のコントローラの故障が修復されないまま、長い期間運
転を続けているうちに、非高信頼性多数決装置の1つで
異常が発生し、異常の発生しているコントローラからの
誤ったデータが出力される。
【0010】上記の(1)の場合については、非高信頼
性多数決装置で異常が発生すると、コントローラの1つ
で異常が発生する前に、各コントローラがテストデータ
を異常の発生した非高信頼性多数決装置に送り、その結
果を高信頼性多数決装置を用いて診断し異常な多数決装
置を停止させることによって、誤ったデータの出力を防
ぐことができる。非高信頼性多数決装置の診断及び停止
を高信頼性多数決装置によって実行させるため、全体し
て高信頼な情報処理が実現できる。
【0011】上記(2)の場合については、コントロー
ラの1つで異常が発生すると、非高信頼性多数決装置で
異常が発生する前に、高信頼性多数決装置が異常の発生
したコントローラを同定し停止させることによって、誤
ったデータの出力を防ぐことができる。各コントローラ
の診断及び停止を高信頼性多数決装置によって実行させ
るため、全体として高信頼な情報処理が実現できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の一実施例に係る情報処理装置の
構成図である。本実施例に係る情報処理装置は、3重系
構成のコントローラ1a,1b,1cと、3重系からの
3つの出力の多数決をとり制御出力を選択する2つの多
数決装置2,3とで構成される。多数決装置2は、高信
頼性の保障されたものであり、多数決装置3は、高信頼
性はもっていない装置である。各コントローラ1a,1
b,1cには夫々2つの出力ポートA,Bがついてい
る。各出力ポートAから出力されるデータは高信頼性多
数決装置2によって多数決をとり、その結果が出力され
る。各出力ポートBから出力されるデータは非信頼性多
数決装置3によって多数決をとり、その結果が出力され
る。
【0013】高信頼性多数決装置2は、多数決の結果、
異常が発生していると判断したコントローラに対し、制
御停止信号を送り、この異常発生コントローラの機能を
停止させるようになっている。また、3重系の各コント
ローラ1a,1b,1cは、お互いに出力データの誤り
がチェックできるように、他の2系にそれぞれ出力デー
タを転送できるように接続されている。
【0014】以下、非高信頼性多数決装置の出力する信
号の安全性を高める処理方法について説明する。各コン
トローラ1a〜1cは、相互にデータを交換することに
よって、どのコントローラで異常が発生しているか即ち
各コントローラの運転状態を認識する。例えば図2に示
すように、1番目と2番目のコントローラ1a,1bが
xyzという制御出力信号を出力しようとし、このとき
3番目のコントローラ1cが誤ってyzxという制御出
力信号を出力しようとしたとする。この時、それぞれ3
つのコントローラは出力しようとする出力信号を交換す
る。すなわち、1番目のコントローラ1aは2番目のコ
ントローラ1bからxyzという信号を、そして3番目
のコントローラ1cからはyzxという信号を受け取
る。そして、1番目のコントローラは自分が出力しよう
とする信号xyzと他の2つのコントローラから送られ
てきた信号xyz,yzxとを比較し、その多数決をと
る。この場合、信号xyzが2つであり信号yzxが1
つのため、多数信号はxyzとなり、図3に示すよう
に、1番目のコントローラ1aは、3番目のコントロー
ラ1cの出力yzxが誤っていると判断する。
【0015】同様に、2番目のコントローラ1bは1番
目のコントローラ1aからxyzという信号を受け取
り、3番目のコントローラ1cからはyzxという信号
を受け取る。2番目のコントローラ1bは自分が出力し
ようとする信号xyzと他の2つのコントローラから送
られてきた信号xyz,yzxとを比較し、その多数決
をとる。この場合、多数信号はxyzであるため、2番
目のコントローラ1bは、3番目のコントローラ1cの
出力yzxが誤っていると判断する。
【0016】同様に、3番目のコントローラ1cは1番
目のコントローラ1aからxyzという信号を受け取
り、2番目のコントローラ1bからもxyzという信号
を受け取る。3番目のコントローラ1cは自分が出力し
ようとする信号yzxと他の2つのコントローラから送
られてきた信号xyz,xyzとを比較し、その多数決
をとる。この場合、3番目のコントローラ1cには故障
が発生しているため、どのような判断をするかわからな
い。すなわち、3番目のコントローラ1cの出力が誤っ
ていると判断するかもしれないし、1番目あるいは2番
目のコントローラが誤っていると判断するかもしれない
し、また異常が発生していないと判断するかもしれな
い。
【0017】このコントローラの運転状態の情報は、各
コントローラ1a〜1cから、各ポートA,Bに接続さ
れている各多数決装置2,3に送られる。この場合、図
4に示す様に、1番目と2番目のコントローラ1a,1
bからは、3番目のコントローラ1cの出力が誤ってい
るという情報が2つの多数決装置2,3に送られ、コン
トローラ1cからの情報(この情報内容は前述した様に
不明である。)が各多数決装置2,3に送られる。各多
数決装置2,3は、各コントローラから送られてきたコ
ントローラの運転状態の多数決をとることによって、ど
のコントローラからの出力を正しいものとして選択する
かを決定する。今の場合、3番目のコントローラがどの
ような運転状態の情報を出力したとしても、各多数決装
置2,3は、1番目,2番目のコントローラの出力によ
り、3番目のコントローラで異常が発生したと認識する
ことができる。高信頼性多数決装置2は、3番目のコン
トローラで異常が発生したことを、高い信頼性で同定す
ることができる。そして、正常な2つのコントローラ1
a,1bのうち、番号の若い方のコントローラ1a出力
を正しいものとして選択する。また、高信頼性多数決装
置2は、異常の発生した3番目のコントローラ1cに停
止信号を出力し、該コントローラ1cを停止させる。こ
の停止機構を高信頼な回路で構成することによって、3
つのコントローラの中の1つで異常が発生したとして
も、高い信頼性のもとで異常の発生したコントローラを
停止させることができる。
【0018】また、各コントローラは、時々、非高信頼
性多数決装置3に対し、対応するポートからテスト信号
を出力する。例えば、今の場合、図5に示すように、1
番目のコントローラ1aはポートA,ポートBにそれぞ
れ文字列“from−the−first−contr
oller−to−portA”,文字列“from−
the−first−controller−to−p
ortB”を送る。2番目のコントローラ1bはポート
A,ポートBにそれぞれ文字列“from−the−s
econd−controller−to−port
A”,文字列“from−the−second−co
ntroller−to−portB”を送る。3番目
のコントローラ1cはポートA,ポートBにそれぞれ文
字列“from−the−third−control
ler−to−portA”,文字列“from−th
e−third−controller−to−por
tB”を送る。
【0019】非高信頼性多数決装置3すなわちポートB
に接続されている多数決装置3が、各コントローラ1a
〜1cから上述した文字列でなるテスト信号を受け取る
と、正しいものとして決定したコントローラ(全て正常
であれば、前述した様に番号が1番若いコントローラを
選択する)からのテストデータを選択し、その結果を各
コントローラに回答する。ここで、ポートBに接続され
ている多数決装置3が正常ならば、多数決装置3からは
コントローラ1aが出力したテストデータつまり文字列
“from−the−first−controlle
r−to−portB”を各コントローラに回答する。
しかし、多数決装置3が正常に動作しないときは、他の
文字列“from−the−second−contr
oller−to−portB”,“from−the
−third−controller−to−port
B”あるいは全く別な文字列(無回答も含む)を各コン
トローラに回答するかもしれない。
【0020】各コントローラ1a〜1cはこの多数決装
置3から回答された結果が正しいかどうか,すなわち多
数決装置3で正しく系の選択がおこなわれているかどう
かを判定し、さらにその結果の多数決を高信頼性多数決
装置2でとる。例えば、図5に示すように、ポートBに
接続されている多数決装置3が誤って文字列“from
−the−third−controller−to−
portB”という回答を各コントローラに解答したと
すると、3つのコントローラ1a〜1cは、ポートBに
接続されている多数決装置3で異常が発生したと認識
し、ポートBに接続されている多数決装置3へのデータ
出力をすべて停止する。このとき、各コントローラ1a
〜1cは互いにポートBに接続されている多数決装置3
へのデータ出力を監視し、もしコントローラの1つから
誤ってデータがポートBに接続されている多数決装置3
に対して出力されると、この異常の発生したコントロー
ラを高信頼性多数決装置2経由で停止させる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、多重系コントローラと
非高信頼性多数決装置における異常の発生を高信頼性多
数決装置を用いて診断し、異常が認められたときは異常
の発生した系を停止させる構成としたので、高信頼性多
数決装置そのものが持つ高い信頼性で、情報処理装置全
体の信頼性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る情報処理装置の構成図
である。
【図2】図1に示すコントローラが行うデータ交換の説
明図である。
【図3】図1に示すコントローラが行う相互診断の説明
図である。
【図4】図1に示すコントローラの1つに異常が発生し
たときの説明図である。
【図5】図1に示す非高信頼性多数決装置の診断説明図
である。
【符号の説明】
1a,1b,1c…コントローラ、2…高信頼性多数決
装置、3…非高信頼性多数決装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 延久 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 佐藤 友良 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地株 式会社日立製作所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入出力ポートを備えるコントロー
    ラ複数個で構成される多重系のコントローラと、各コン
    トローラの夫々の複数の入出力ポートのうちの1つのポ
    ートからの出力について多数決をとる高信頼性多数決装
    置と、残りの入出力ポートからの出力について多数決を
    とる非高信頼性多数決装置と、各コントローラが相互に
    データ交換を行うデータ交換手段と、交換したデータか
    ら他系のコントローラの運転状態を認識し認識結果を高
    信頼性多数決装置に出力して多数決をとらせて正常なコ
    ントローラを選択させる手段と、高信頼性多数決装置が
    異常発生コントローラを識別したとき該異常発生コント
    ローラを停止させる手段とを設けることを特徴とする情
    報処理装置。
  2. 【請求項2】 多重系を構成する各コントローラが夫々
    複数の入出力ポートを備え、各コントローラの対応する
    出力ポートが別々の多数決装置に接続される情報処理装
    置において、1つの多数決装置を高信頼性多数決装置と
    し、他の多数決装置を非高信頼性多数決装置にすると共
    に、各コントローラが非高信頼性多数決装置の出力の診
    断を行う手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 多重系を構成する各コントローラが夫々
    複数の入出力ポートを備え、各コントローラの対応する
    出力ポートが別々の多数決装置に接続される情報処理装
    置において、1つの多数決装置を高信頼性多数決装置と
    し、他の多数決装置を非高信頼性多数決装置にすると共
    に、各コントローラは他系のコントローラの出力データ
    を取り込み他系のコントローラの異常の有無の診断を行
    う手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 多重系を構成する各コントローラが夫々
    複数の入出力ポートを備え、各コントローラの対応する
    出力ポートが別々の多数決装置に接続される情報処理装
    置において、1つの多数決装置を高信頼性多数決装置と
    し、他の多数決装置を非高信頼性多数決装置にすると共
    に、各コントローラが他系のコントローラと相互にデー
    タを交換することによって各コントローラの運転状態を
    認識する手段と、このコントローラの運転状態の情報を
    各コントローラから各ポートに接続している各多数決装
    置に送り多数決をとらせどのコントローラからの出力を
    正しいものとして選択するかを決定させる手段と、高信
    頼性多数決装置が異常の発生したコントローラを検出し
    たとき該高信頼性多数決装置から異常の発生したコント
    ローラに停止信号を出力して該コントローラの機能を停
    止させる手段とを設けたことを特徴とする情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 複数の入出力ポートを備えるコントロー
    ラ複数個で構成される多重系のコントローラと、各コン
    トローラの夫々の複数の入出力ポートのうちの1つのポ
    ートからの出力について多数決をとる高信頼性多数決装
    置と、残りの入出力ポートからの出力について多数決を
    とる非高信頼性多数決装置と、各コントローラが相互に
    データ交換を行うデータ交換手段と、交換したデータか
    ら他系のコントローラの運転状態を認識し認識結果を高
    信頼性多数決装置に出力して多数決をとらせて正常なコ
    ントローラを選択させる手段と、高信頼性多数決装置が
    異常発生コントローラを識別したとき該異常発生コント
    ローラを停止させる手段と、各コントローラがときどき
    非高信頼性多数決装置に対しテスト信号を出力する手段
    と、非高信頼性多数決装置が多数決の結果正しいものと
    たコントローラから受け取った前記テスト信号を各コン
    トローラに回答する手段と、各コントローラは非高信頼
    性多数決装置から回答された結果を診断し診断結果を高
    信頼性多数決装置に送出して多数決をとらせる手段と、
    この多数決の結果によってテスト信号を送った非高信頼
    性多数決装置に異常が認められたときは各コントローラ
    は異常の発生した非高信頼性多数決装置へのデータ出力
    を停止する手段とを備えることを特徴とする情報処理装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、各コントローラが異
    常の発生した非高信頼性多数決装置へのデータ出力を停
    止したあと該非高信頼性多数決装置へデータを出力する
    コントローラが生じたときは該コントローラの機能を停
    止させる手段を設けたことを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 多重系を構成する各コントローラが夫々
    複数の入出力ポートを備え、各コントローラの対応する
    出力ポートが別々の多数決装置に接続される情報処理装
    置において、1つの多数決装置を高信頼性多数決装置と
    し、他の多数決装置を非高信頼性多数決装置にすると共
    に、各コントローラが他系のコントローラと相互にデー
    タを交換することによって各コントローラの運転状態を
    認識し、このコントローラの運転状態の情報を各コント
    ローラから各ポートに接続している各多数決装置に送り
    多数決をとらせどのコントローラからの出力を正しいも
    のとして選択するかを決定させ、高信頼性多数決装置が
    異常の発生したコントローラを検出したとき該高信頼性
    多数決装置から異常の発生したコントローラに停止信号
    を出力して該コントローラの機能を停止させることを特
    徴とする情報処理方法。
  8. 【請求項8】 複数の入出力ポートを備えるコントロー
    ラ複数個で構成される多重系のコントローラと、各コン
    トローラの夫々の複数の入出力ポートのうちの1つのポ
    ートからの出力について多数決をとる高信頼性多数決装
    置と、残りの入出力ポートからの出力について多数決を
    とる非高信頼性多数決装置と、各コントローラが相互に
    データ交換を行うデータ交換手段とを備える情報処理装
    置において、交換したデータから他系のコントローラの
    運転状態を認識し認識結果を高信頼性多数決装置に出力
    して多数決をとらせて正常なコントローラを選択させ、
    高信頼性多数決装置が異常発生コントローラを識別した
    とき該異常発生コントローラを停止させ、各コントロー
    ラがときどき非高信頼性多数決装置に対しテスト信号を
    出力し、非高信頼性多数決装置が多数決の結果正しいも
    のとたコントローラから受け取った前記テスト信号を各
    コントローラに回答し、各コントローラは非高信頼性多
    数決装置から回答された結果を診断し診断結果を高信頼
    性多数決装置に送出して多数決をとらせ、この多数決の
    結果によってテスト信号を送った非高信頼性多数決装置
    に異常が認められたときは各コントローラは異常の発生
    した非高信頼性多数決装置へのデータ出力を停止するこ
    とを特徴とする情報処理方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、各コントローラが異
    常の発生した非高信頼性多数決装置へのデータ出力を停
    止したあと該非高信頼性多数決装置へデータを出力する
    コントローラが生じたときは該コントローラの機能を停
    止させることを特徴とする情報処理方法。
  10. 【請求項10】 多重系を構成する各コントローラが夫
    々複数の入出力ポートを備え、各コントローラの対応す
    る出力ポートが別々の多数決装置に接続される情報処理
    装置において、各コントローラは、相互にデータを交換
    することによって、どのコントローラで異常が発生して
    いるか、すなわち各コントローラの運転状態を認識し、
    このコントローラの運転状態の情報は、各コントローラ
    から、各ポートに接続しているそれぞれの多数決装置に
    送り、それぞれの多数決装置は、各コントローラから送
    られてきたコントローラの運転状態の多数決をとること
    によって、どのコントローラからの出力を正しいものと
    して選択するかを決定し、所定の多数決装置が異常の発
    生したコントローラを同定すると、その所定の多数決装
    置から、異常の発生したコントローラに停止信号を出力
    することによって、異常の発生したコントローラの機能
    を停止させ、各コントローラは多数決装置に対して対応
    するポートからテスト信号を出力し、多数決装置が各コ
    ントローラからテストデータを受け取ると、正しいもの
    として決定したコントローラからのテストデータを選択
    し、その結果を各コントローラに回答し、各コントロー
    ラはこの多数決装置から回答された結果が正しいかどう
    か、すなわち多数決装置で正しくデータの選択がおこな
    われているかどうかを判定し、さらにその結果を所定の
    多数決装置で多数決をとり、この所定の多数決装置での
    多数決によって、テストデータを送った多数決装置に異
    常が認められたときは、異常の発生した多数決装置に対
    し、すべてのコントローラが出力データを出力しないよ
    うにすることによって、異常の発生した多数決装置から
    の誤ったデータを出力させないことを特徴とする情報処
    理方法。
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JP2013164763A (ja) * 2012-02-13 2013-08-22 Mitsubishi Electric Corp 二重化システム系切替制御装置
JP2013239034A (ja) * 2012-05-15 2013-11-28 Mitsubishi Electric Corp 系切替制御装置及び二重化システム

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