JPH11225182A - 情報表示システム及びその制御方法 - Google Patents

情報表示システム及びその制御方法

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JPH11225182A
JPH11225182A JP10025665A JP2566598A JPH11225182A JP H11225182 A JPH11225182 A JP H11225182A JP 10025665 A JP10025665 A JP 10025665A JP 2566598 A JP2566598 A JP 2566598A JP H11225182 A JPH11225182 A JP H11225182A
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control device
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JP10025665A
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English (en)
Inventor
Koichi Iwata
宏一 岩田
Eiji Takechi
永次 武地
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御装置と端末間の通信を無線化しても、制
御装置及び端末の負荷を増大させることなく情報を確実
に伝達することができる情報表示システム及びその制御
方法を提供する。 【解決手段】 制御装置1が、データに通し番号となる
電文番号を付与して端末2に送信し、端末2のCPU2
4が、受信したデータの電文番号を読み取り、電文番号
が連続していない、つまり、受信エラーがあった場合に
は、エラー電文番号をメモリ23に記憶しておいて、定
期的に制御装置1に送信し、また、制御装置1に、端末
2から送信されたエラー電文番号を記憶するエラー情報
メモリ17を備え、制御装置1のCPU18が、定期的
にエラー情報メモリ17内のエラー電文番号を読み取
り、エラー電文番号に対応するデータを端末2に対して
再送信する情報表示システム及びその制御方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、株価等の証券情報
を受信して表示する情報表示システム及びその制御方法
に係り、特に、無線を用いても情報を確実に伝達し、制
御装置及び端末の負荷を軽減することができる情報表示
システム及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の情報表示システムについて
図9及び図10を使って説明する。図9は、従来の情報
表示システムの構成ブロック図であり、図10は、別の
従来の情報表示システムの構成ブロック図である。
【0003】従来の情報表示システムは、図9に示すよ
うに、ホストコンピュータから通信回線を介して送信さ
れた証券情報を受信し、受信情報を事業所内の各端末に
配信する制御装置1′と、制御装置1′からの情報を回
線(ビデオケーブル)を介して受信して、情報を表示す
る端末2′から構成されている。尚、制御装置1′に
は、情報を記憶するメモリが備えられ、端末2′には、
銘柄コード等を入力する操作部と、表示する表示部とが
備えられている。
【0004】そして、制御装置1′は、ホストコンピュ
ータからデータを受信すると、内部のメモリにそのデー
タを蓄積しておき、端末2′から入力された銘柄コード
等に基づいてメモリを検索し、対応するデータを端末
2′に送出する。端末2′では、受信した銘柄データ
(データ)を所定のフォーマットで表示するようになっ
ていた。
【0005】次に、別の従来の情報表示システムについ
て図10を用いて説明する。図10に示すように、別の
例では、制御装置(サーバ)1と、端末(クライアン
ト)2′とを回線(LANケーブル)で接続したもので
あり、制御装置(サーバ)1′は、ホストコンピュータ
からの受信データを蓄積しておき、図9の例と同様に、
端末(クライアント)2′からの要求に対応するデータ
を読み出して端末2′に送出し、端末2′が受信データ
を表示するようになっていた。また、LANケーブルに
は、プリンタも接続されており、端末2′から指定され
た情報を制御装置1′がプリンタに出力するようになっ
ていた。
【0006】また、更に別の従来の情報表示システムと
して、制御装置1′と端末2′間の通信を無線化して、
ケーブルの敷設を不要としたシステムもあった。ここ
で、無線化すると、制御装置1′から送信したデータが
端末2′において受信できずに、受信エラーとなってし
まう場合があり、端末2′が受信したことを確認する方
法として、受信毎に端末2′から制御装置1′に受信応
答を返す方法があった。そして、制御装置1′では端末
2′からの受信応答を確認して、エラーが発生した場合
には、エラーとなったデータを再送信するようにしてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報表示システム及びその制御方法では、制御装置
と端末間の通信を無線化した場合、端末における受信の
確認のために、受信毎に端末から受信応答を返す必要が
あり、制御装置は受信応答をその都度確認しなければな
らず、制御装置及び端末の負荷が増大し、処理能力が低
下するという問題点があった。
【0008】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、制御装置と端末間の通信を無線化しても、制御装置
及び端末の負荷を増大させることなく情報を確実に伝達
することができる情報表示システム及びその制御方法を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、ホストコンピュー
タから受信したデータを記憶し、前記データを無線通信
により複数の端末に送信する制御装置と、前記制御装置
からデータを受信して表示する端末とを備えた情報表示
システムにおいて、前記制御装置が、前記データに連続
した固有番号を付与して前記端末に送信し、前記端末か
ら固有番号を受信すると、前記受信した固有番号に対応
するデータを前記端末に送信する制御装置であり、前記
端末が、前記制御装置からデータ及び固有番号を受信す
ると、前記受信した固有番号が連続しているかどうかを
判断し、前記固有番号が不連続である場合に、欠落した
固有番号を前記制御装置に送信する端末であることを特
徴としており、端末で受信データに付与された連続の固
有番号をチェックすることでデータの欠落を判断でき、
欠落したデータの固有番号を制御装置に送信して、当該
固有番号に対応するデータを制御装置が端末に送信する
ことにより、制御装置と端末間に無線通信を用いても、
情報を確実に伝達できる。
【0010】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、請求項1記載の情報表示システムに
おいて、端末が、固有番号を記憶する第1の記憶部を備
え、受信データの固有番号が不連続である場合に、欠落
した固有番号を前記第1の記憶部に記憶し、定期的に前
記第1の記憶部から前記欠落した固有番号を読み出して
制御装置に送信する端末であり、前記制御装置が、前記
端末から受信した固有番号を記憶する第2の記憶部を備
え、前記端末から固有番号を受信した場合に、前記第2
の記憶部に前記受信した固有番号を記憶し、定期的に前
記第2の記憶部から前記受信した固有番号を読み出し
て、前記固有番号に対応するデータを前記端末に送信す
る制御装置であることを特徴としており、端末は、欠落
固有番号を一括して定期的に送信し、制御装置は、端末
から送信された固有番号を一括して定期的にチェックし
て対応するデータを送信することができ、送受信毎に端
末で受信応答の送信を行い、制御装置で受信応答の確認
を行うのに比べて、端末及び制御装置の負荷を軽減でき
る。
【0011】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、請求項2記載の情報表示システムの
制御方法において、制御装置が、データに連続した固有
番号を付与して送信し、端末が、前記制御装置からデー
タを受信した場合に、前記受信データの前記固有番号を
読み取って、前記固有番号が連続しているかどうかを判
断し、前記固有番号が不連続である場合に、第1の記憶
部に欠落した固有番号を記憶し、定期的に前記第1の記
憶部から前記欠落した固有番号を読み出して前記制御装
置に送信し、前記制御装置が、前記端末から固有番号を
受信した場合に、第2の記憶部に前記受信した固有番号
を記憶し、定期的に前記第2の記憶部から前記固有番号
を読み出して、前記固有番号に対応するデータを前記端
末に送信することを特徴としており、端末は、欠落固有
番号を一括して定期的に送信し、制御装置は、端末から
送信された固有番号を一括して定期的にチェックして対
応するデータを送信することができ、送受信毎に端末で
受信応答の送信を行い、制御装置で受信応答の確認を行
うのに比べて、端末及び制御装置の負荷を軽減できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る情
報表示システム(本システム)は、制御装置と端末間の
通信を無線化し、制御装置が、データに通し番号を付加
して端末に送信し、端末側では受信データの通し番号を
チェックして受信漏れ(受信エラー)の有無を確認し、
受信エラーがあった場合には漏れた番号を一旦端末内に
記憶して、定期的に制御装置に報告し、制御装置では定
期的に端末からのエラー情報を集計して、受信エラーと
なったデータを再送信するようにしており、制御装置及
び端末の負荷を増大することなく、情報を確実に伝達す
ることができるようにしたものである。
【0013】本発明の実施の形態に係る情報表示システ
ム(本システム)について図1を使って説明する。図1
は、本発明の実施の形態に係る情報表示システム(本シ
ステム)のシステム構成ブロック図である。図1に示す
ように、本システムは、支店等の屋内に設けられ、ホス
トコンピュータから通信回線を介して送出されるデータ
を受信して複数の端末に情報を配信する制御装置1と、
操作部及び表示部を備え、制御装置1から送信されたデ
ータを受信して表示する端末2a,2b,…,2nとか
ら構成されている。本システムでは、制御装置1と端末
2との間の通信を無線によって行うようになっており、
制御装置1及び端末2には、送受信用のアンテナが設け
られている。
【0014】そして、制御装置1は、ホストコンピュー
タから通信回線を介して送出された株価等のデータを受
信して、受信データを復調し、屋内の送信用に再び高周
波変調して、アンテナ11から各端末2に向けて送信す
る。本システムの特徴として、制御装置1が、ホストコ
ンピュータからのデータに、固有番号として、受信順に
通し番号(電文番号)を付加しておき、電文番号を付け
たデータを端末2に送信するようにしている。つまり、
電文番号は、ホストコンピュータから送られたデータに
1対1に対応するものである。
【0015】また、端末2では、制御装置1からのデー
タを受信すると、通し番号としての電文番号をチェック
して、番号の抜け、すなわちエラーがあるかどうかを調
べ、エラーがあった場合には、抜けた番号を記憶してお
き、定期的に制御装置1に対してエラー情報として送出
するようにしている。そして、制御装置1では、定期的
に端末2から送出されたエラー情報を集計して、受信エ
ラーとなったデータを再送信するようにしている。
【0016】つまり、本システムでは、制御装置1から
新しく送信するデータに通し番号をつけておき、端末2
では、その通し番号をチェックして、連続しているかど
うかを判断することにより、簡単に受信エラーの有無を
検出することができるものである。
【0017】また、本システムでは、受信エラーのチェ
ックを送受信毎に行うのではなく、各端末2においてエ
ラー情報としてまとめておき、定期的に各端末2から制
御装置1にエラー情報を送出して、制御装置で集計し、
これに基づいてデータを再送信するようにして、端末2
及び制御装置1の負荷を軽減して、処理能力を向上させ
るものである。制御装置1及び端末2における処理につ
いては、後で詳細に説明する。
【0018】次に、各構成部分について具体的に説明す
る。まず、制御装置1について図2を用いて説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係る情報表示システムの
制御装置1の構成ブロック図である。図2に示すよう
に、制御装置1は、通信回線を介して送られてくるデー
タを受信して復調するモデムとしての復調部12と、受
信したデータを記憶する保存用メモリ14と、端末2へ
の送信用のデータを記憶する送信用メモリ15と、端末
2への送信用データを変調して送信し、また、端末2か
ら受信したデータを復調する変復調部16と、端末2と
の送受信用のアンテナ11と、端末2から受信したエラ
ー情報を記憶する記憶部としてのエラー情報メモリ17
と、装置全体の処理及び制御を行うCPU18とから構
成されている。尚、CPU18には、タイマ(図示せ
ず)が設けられている。
【0019】ここで、本装置の特徴部分であるエラー情
報メモリ17について図3を用いて説明する。図3は、
制御装置1のエラー情報メモリ17の模式説明図であ
る。エラー情報は、各端末2から定期的に送信される受
信エラーの状況を示す情報であり、端末番号と、受信エ
ラー回数と、エラー電文番号とを含むものである。
【0020】図3に示すように、エラー情報メモリ17
は、各端末2から送られたエラー情報に基づいて、エラ
ー電文番号毎にエラー回数を記憶するテーブルを備えて
いる。例えば、番号15のデータは、3つの端末におい
て受信エラーとなっていることを示している。また、エ
ラー情報メモリ17への書き込みは、CPU18がエラ
ー情報を受信する毎に行うものである。
【0021】ここで、上記構成の制御装置1の動作の概
略について図2を用いて説明する。端末2から銘柄コー
ドが送信された場合の制御装置1における動作は従来と
同様であり、CPU18が、保存用メモリ14から銘柄
コードに対応するデータを読み出し、変復調部16を介
して端末2に送信する。
【0022】また、通信回線からデータを受信した場合
には、復調部12がデータを復調し、CPU18に送出
する。本装置の特徴として、CPU18は、ホストコン
ピュータから受信したデータに、受信順の通し番号とし
ての電文番号を付与して、保存用メモリ14に格納し、
更に、送信データのフォーマットに変換して送信用メモ
リ15に格納し、変復調部16に送信指示を送出する。
そして、変復調部16は、CPU18から送信指示を受
けると送信用メモリ15から送信データを読み取って変
調し、アンテナ11を介して端末2に向けて送信するよ
うになっている。
【0023】更に、本装置の特徴として、各端末2から
アンテナ11を介して、エラー情報を受信すると、変復
調部16がデータを復調し、CPU18に送出する。C
PU18は、エラー情報を読み取って、エラー情報メモ
リ17に受信エラーとなったデータの電文番号(エラー
電文番号)とエラー回数とを格納する。これにより、制
御装置1は、各端末2におけるエラーの状況を把握する
ことができるものである。更に、制御装置1は、図3に
示したテーブルに、エラー情報をエラー電文番号毎に整
理して記憶しておく。図3では、エラー電文番号が小さ
い順番にエラー回数を格納している。
【0024】そして、CPU18は、タイマを備え、タ
イマ監視により、定期的にエラー情報メモリ17内のデ
ータをエラー回数の多い順に並べ替えて、テーブルの先
頭からエラー電文番号を読み出し、読み出した番号に対
応するデータを保存用メモリ14から読み出して、送信
用メモリ15に格納後、変復調部16に送信指示を送出
して、アンテナ11を介して全ての端末2に向けて再送
信するものである。
【0025】制御装置1がエラー情報メモリ17をチェ
ックしてエラーを集計する時刻は、予め設定されている
が、特に、取引の合間等、ホストコンピュータからのデ
ータ量が少ない時刻を選んで設定しておくと、通常の処
理の妨げになることがなく、効率がよい。尚、制御装置
1におけるエラー情報の集計及び再送信の際の処理につ
いては、図7を用いて後述する。
【0026】これにより、制御装置1では、受信エラー
のチェックを送信毎に行わなくても端末2に確実に情報
を伝達して、制御装置1の負荷を軽くすることができ、
しかも、取引のすいている時刻に受信エラーの集計を行
うよう予め設定しておけば、通常処理の妨げになること
なくエラーの集計及び再送信を行うことができ、空き時
間を有効に利用することができるものである。
【0027】次に、制御装置1から端末2へ送信される
データのデータフォーマットについて図4を用いて説明
する。図4は、制御装置1から端末2へ送信する銘柄デ
ータのデータフォーマットを示す模式説明図である。図
4に示すように、制御装置1から送出される銘柄データ
は、ヘッダ部と、データの通し番号を含む電文番号部
と、再送データかどうかを識別する再送フラグ部と、デ
ータの内容であるテキスト部と、トレーラ部とから構成
されている。
【0028】特に、電文番号部は、本システムの特徴で
あり、制御装置1のCPU18が、ホストコンピュータ
から受信したデータに1対1に対応する通し番号として
の電文番号を書き込むものである。そして、端末2でデ
ータを受信した際に、端末2が、この電文番号部をチェ
ックして、受信データの電文番号が連続しているかどう
か、つまり、受信データに抜けがないかどうかを確認す
るものである。
【0029】また、再送フラグ部も本システムの特徴部
分であり、再送フラグは、当該送信データが、初めて送
信されるものであるか、再送信のデータであるかを識別
するフラグである。すなわち、制御装置1が端末2から
のエラー情報を集計後、データを再送する場合、CPU
18が、保存用メモリ14からデータを読み出し、再送
フラグ部に「1」を書き込んで送信するようになってい
る。尚、制御装置1から端末2に向けて初めて送信され
る銘柄データの場合には、再送フラグ部は「0」とな
る。
【0030】次に、端末2について図5を用いて説明す
る。図5は、本発明の実施の形態に係る情報表示システ
ムの端末2の構成ブロック図である。図5に示すよう
に、端末2は、制御装置1との送受信用のアンテナ21
と、送信データの変調及び受信データの復調を行う変復
調部22と、受信データを格納するメモリ23と、銘柄
コード等を入力する操作部25と、データを表示する表
示部26と、データの送受信制御や表示制御等を行うC
PU24とから構成されている。
【0031】特に、本装置の特徴として、メモリ23
は、受信データを記憶するエリアだけでなく、受信エラ
ーの状況を記憶するエリアが設けられており、受信エラ
ーとなったデータの電文番号(エラー電文番号)と、受
信エラー回数(エラーカウント値)とを記憶するように
なっている。従って、CPU24には、受信エラー回数
をカウントするカウンタと、タイマ割り込みを行うため
のタイマ(図示せず)が設けられている。
【0032】次に、端末2における動作について図5を
用いて説明する。端末2の基本的な動作、すなわち、操
作部25から入力された銘柄コードを制御装置1に送信
し、制御装置1から返信された銘柄データを表示部26
に表示する動作は、従来と同様である。
【0033】本システムにおける端末2は、アンテナ2
1において、制御装置1からのデータを受信すると、変
復調部22が受信データを復調してCPU24に送出
し、CPU24は、受信データの電文番号を読み取り、
前回の受信番号と比較して、番号の抜けがないかどうか
をチェックする。ここで、電文番号は通し番号となって
いるので、番号が抜けているかどうかは簡単にチェック
することができるものである。
【0034】番号の抜け、つまり受信エラーがあった場
合には、CPU24は、抜けたデータの電文番号(エラ
ー電文番号)をメモリ23に記憶しておき、エラー回数
を示すエラーカウント値に1を加えて更新する。そし
て、タイマ割り込みにより定期的に、メモリ23からエ
ラー電文番号と、エラーカウント値とを読み出し、エラ
ー電文番号と、エラー回数とをエラー情報として制御装
置1に対して送信するようにしている。また、各端末2
からエラー情報を制御装置1に送信するタイミングは、
制御装置1における受信処理を考慮して、予め少しずつ
ずらして設定しておくものとする。
【0035】ここで、端末2から送信されるエラー情報
について図6を用いて説明する。図6は、端末2から送
信されるエラー情報のデータフォーマットを示す模式説
明図である。図6に示すように、エラー情報は、ヘッダ
部と、自己の端末番号と、受信エラー回数(受信エラー
となったデータの数)と、エラー電文番号と、トレーラ
部とから構成されている。そして、端末2から送信され
たエラー情報は、制御装置1で受信されて集計され、上
述したように、制御装置1のエラー情報メモリ17に格
納されるものである。
【0036】このように、データに固有の通し番号をつ
けたことにより、端末2は、受信エラーの有無を簡単に
検出することができ、また、エラー電文番号を記憶し、
定期的にまとめて制御装置1に送信することにより、従
来、受信の都度行っていた受信応答を不要として、端末
2の負荷を軽減することができる効果がある。
【0037】次に、制御装置1のCPU18の処理につ
いて図7を用いて具体的に説明する。図7は、制御装置
1のCPU18におけるエラー情報の集計処理を示すフ
ローチャート図である。図7に示すように、制御装置1
のCPU18は、タイマ割り込みにより処理が開始され
ると、まず、図3に示したエラー情報メモリ17内のデ
ータをエラー回数の多い順に並べ替える(100)。
【0038】そして、CPU18は、エラー情報メモリ
17の先頭から、エラー電文番号を読み取り(10
2)、保存用メモリ14から、エラー電文番号に対応す
るデータを読み取る(104)。
【0039】そして、読み取ったデータに、再送フラグ
「1」を付加して送信データを作成し、送信用メモリ1
5に格納する(106)。そして、変復調部16に送信
指示を送出する(108)。変復調部16は、送信指示
を受けると、送信用メモリ15からデータを読み取っ
て、端末2に送信する。これにより、端末2において、
受信エラーとなったデータを再送信することができ、デ
ータの伝達を確実に行うことができるものである。
【0040】そして、エラー情報メモリ17のデータが
終わりかどうかを判断し(110)、終わりであれば処
理を終了し、終わりでない場合には処理102に戻って
次のエラー電文番号を読み取る。このようにして、制御
装置1の処理が行われるものである。
【0041】次に、端末2のCPU24における受信時
の処理について図8を用いて具体的に説明する。図8
は、端末2のCPU24における受信時の処理を示すフ
ローチャート図である。図8に示すように、制御装置1
からデータを受信すると(200)、CPU24は、受
信データの再送フラグを読み取って再送データかどうか
を判断する(202)。再送データではない場合には、
電文番号を読み取って(204)、通し番号に抜けがあ
るかどうかを判断する(206)。
【0042】処理206で電文番号の抜けがない場合に
は、CPU24は、受信した銘柄データをメモリ23に
格納して(216)、処理を終わる。
【0043】また、処理206で番号の抜けがあった場
合には、CPU24は、抜けた電文番号(エラー電文番
号)をメモリ23に格納し(210)、エラーカウント
値を+1して更新し(212)、処理216に移行す
る。
【0044】また、処理202で、受信したデータが再
送データであった場合には、受信データの電文番号を読
み取り(220)、受信データをメモリ23に格納し
(222)、メモリ23に記憶されているエラー番号の
内、受信データに対応する番号をクリアする(22
4)。そして、メモリ23のエラーカウント値を−1し
て更新し(226)、処理を終わる。このようにして、
端末2のCPU24における受信時の処理が行われるも
のである。
【0045】本発明の実施の形態に係る情報表示システ
ム及びその制御方法によれば、制御装置1が、ホストコ
ンピュータから受信したデータに、通し番号となる電文
番号を付与して端末2に送信し、端末2のCPU24
が、制御装置1から受信したデータの電文番号を読み取
って、電文番号が連続しているかどうかを判断すること
により受信エラーの有無を判断し、受信エラーがあった
場合には、エラー電文番号をメモリ23に記憶してお
き、定期的に制御装置1に送信し、また、制御装置1
に、端末2から送信されたエラー電文番号を記憶するエ
ラー情報メモリ17を備え、制御装置1のCPU18
が、定期的にエラー情報メモリ17内のエラー電文番号
を読み取り、保存用メモリ14から対応するデータを読
み取って、端末2に対して再送信するようにしているの
で、制御装置1と端末2の間を無線通信としても、制御
装置1及び端末2が送受信の度に行っていた受信応答の
送信及び確認が不要となり、制御装置1及び端末2の負
荷を軽減することができ、また、制御装置1から端末2
へデータを確実に伝達することができる効果がある。
【0046】また、本発明の実施の形態に係る情報表示
システム及びその制御方法によれば、制御装置1がエラ
ー情報メモリ17をチェックしてエラー情報を集計する
時刻を、休憩時間や取引の合間等、ホストコンピュータ
からのデータ量が少ない時刻を選んで設定しておくと、
通常の処理の妨げになることがなく、空き時間を有効に
利用することができ、効率的である。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、制御装置
が、データに連続する固有番号を付与して送信し、端末
から固有番号を受信するとそれに対応するデータを端末
に送信し、端末が、制御装置から送信されたデータ及び
固有番号を受信して固有番号が連続かどうか判断し、不
連続の場合に欠落した固有番号を制御装置に送信し、制
御装置から欠落した固有番号に対応するデータを受信す
る情報表示システムとしているので、端末で受信データ
に付与された連続の固有番号をチェックすることでデー
タの欠落を判断でき、欠落したデータの固有番号を制御
装置に送信して、当該固有番号に対応するデータを制御
装置が端末に送信することにより、制御装置と端末間に
無線通信を用いても、情報を確実に伝達できる効果があ
る。
【0048】請求項2,3記載の発明によれば、端末
が、データ受信時に固有番号の連続をチェックして欠落
固有番号を第1の記憶部に記憶し、定期的に欠落固有番
号を制御装置に送信し、制御装置が、受信した欠落固有
番号を第2の記憶部に記憶し、定期的に欠落固有番号に
対応するデータを送信する請求項1記載の情報表示シス
テム及びその制御方法としているので、端末は、欠落固
有番号を一括して定期的に送信し、制御装置は、端末か
ら送信された固有番号を一括して定期的にチェックして
対応するデータを送信することができ、送受信毎に端末
で受信応答の送信を行い、制御装置で受信応答の確認を
行うのに比べて、端末及び制御装置の負荷を軽減できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報表示システム
(本システム)のシステム構成ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る情報表示システムの
制御装置1の構成ブロック図である。
【図3】制御装置1のエラー情報メモリ17の模式説明
図である。
【図4】制御装置1から端末2へ送信する銘柄データの
データフォーマットを示す模式説明図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る情報表示システムの
端末2の構成ブロック図である。
【図6】端末2から送信されるエラー情報のデータフォ
ーマットを示す模式説明図である。
【図7】制御装置1のCPU18におけるエラー情報の
集計処理を示すフローチャート図である。
【図8】端末2のCPU24における受信時の処理を示
すフローチャート図である。
【図9】従来の情報表示システムの構成ブロック図であ
り、
【図10】別の従来の情報表示システムの構成ブロック
図である。
【符号の説明】 1…制御装置、 2…端末、 11…アンテナ、 12
…復調部、 14…保存用メモリ、 15…送信用メモ
リ、 16…変復調部、 17…エラー情報メモリ、
18…CPU、 21…アンテナ、 22…変復調部、
23…メモリ、 24…CPU、 25…操作部、
26…表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータから受信したデータ
    を記憶し、前記データを無線通信により複数の端末に送
    信する制御装置と、前記制御装置からデータを受信して
    表示する端末とを備えた情報表示システムにおいて、前
    記制御装置が、前記データに連続した固有番号を付与し
    て前記端末に送信し、前記端末から固有番号を受信する
    と、前記受信した固有番号に対応するデータを前記端末
    に送信する制御装置であり、前記端末が、前記制御装置
    からデータ及び固有番号を受信すると、前記受信した固
    有番号が連続しているかどうかを判断し、前記固有番号
    が不連続である場合に、欠落した固有番号を前記制御装
    置に送信する端末であることを特徴とする情報表示シス
    テム。
  2. 【請求項2】 端末が、固有番号を記憶する第1の記憶
    部を備え、受信データの固有番号が不連続である場合
    に、欠落した固有番号を前記第1の記憶部に記憶し、定
    期的に前記第1の記憶部から前記欠落した固有番号を読
    み出して制御装置に送信する端末であり、前記制御装置
    が、前記端末から受信した固有番号を記憶する第2の記
    憶部を備え、前記端末から固有番号を受信した場合に、
    前記第2の記憶部に前記受信した固有番号を記憶し、定
    期的に前記第2の記憶部から前記受信した固有番号を読
    み出して、前記固有番号に対応するデータを前記端末に
    送信する制御装置であることを特徴とする請求項1記載
    の情報表示システム。
  3. 【請求項3】 制御装置が、データに連続した固有番号
    を付与して送信し、端末が、前記制御装置からデータを
    受信した場合に、前記受信データの前記固有番号を読み
    取って、前記固有番号が連続しているかどうかを判断
    し、前記固有番号が不連続である場合に、第1の記憶部
    に欠落した固有番号を記憶し、定期的に前記第1の記憶
    部から前記欠落した固有番号を読み出して前記制御装置
    に送信し、前記制御装置が、前記端末から固有番号を受
    信した場合に、第2の記憶部に前記受信した固有番号を
    記憶し、定期的に前記第2の記憶部から前記固有番号を
    読み出して、前記固有番号に対応するデータを前記端末
    に送信することを特徴とする請求項2記載の情報表示シ
    ステムの制御方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004077780A1 (ja) * 2003-02-28 2004-09-10 Sony Corporation 送受信システム、送信装置および方法、受信装置および方法
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US8692839B2 (en) 2005-11-23 2014-04-08 Qualcomm Incorporated Methods and systems for updating a buffer
US8694652B2 (en) 2003-10-15 2014-04-08 Qualcomm Incorporated Method, system and computer program for adding a field to a client capability packet sent from a client to a host
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