JPH10215294A - フレーム再送方法 - Google Patents

フレーム再送方法

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JPH10215294A
JPH10215294A JP9017008A JP1700897A JPH10215294A JP H10215294 A JPH10215294 A JP H10215294A JP 9017008 A JP9017008 A JP 9017008A JP 1700897 A JP1700897 A JP 1700897A JP H10215294 A JPH10215294 A JP H10215294A
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frames
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JP9017008A
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Masataka Iizuka
正孝 飯塚
Yasuhiko Inoue
保彦 井上
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信局からの応答制御フレームの送信回数を
削減して物理チャネルの専有を回避することができ、か
つ、Iフレームを連続的に送信し続けることができるフ
レーム再送方法を提供する。 【解決手段】 送信局がIフレームにグループ番号とシ
ーケンス番号によって構成されたフレーム番号を付与し
て送信し、受信局は、受信中のグループに未受信Iフレ
ームが存在すると認識した場合と、送信局から受信状態
についての返答要求があった場合に、未受信Iフレーム
の再送を要求する応答制御フレームを返送する。そし
て、この制御応答フレームとして、グループ番号表示ビ
ットX及びYと、各グループ内での各Iフレームの受信
/未受信状態を表示するIフレーム受信/未受信表示ビ
ットX−1〜X−4及びY−1〜Y−4とによって構成
された受信状態情報フィールド55を有するG−S/M
REJフレームを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データリンク制御
手順において、情報(Information)フレーム(以下、
適宜「Iフレーム」という)を受信する受信局が、受信
できなかったIフレームの再送を要求し、送信局が要求
されたIフレームを再送信するフレーム再送方法に係
り、特に、受信局が複数のIフレームをまとめて再送要
求する多重フレーム選択再送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の多重フレーム選択再送方法につい
ては、公衆電話綱のモデム間誤り訂正手順を規定した国
際電気通信連合の勧告(ITU-T Recommendation V.42,Me
lbourne,1988)に“今後の機能拡張”の位置付けで記載
されている。同勧告では、受信局が複数のIフレームを
まとめて再送要求する応答制御フレームとして、マルチ
プルフレームリジェクトフレーム(以下、「MREJフ
レーム」という)を使用することとしている。又、一般
に送信局の連続的なIフレームの送信を可能とするた
め、受信局がIフレームを正確に受信できた場合に、当
該Iフレームとそれ以前の全てのIフレームの受信が完
了し、かつ、後続のIフレームの受信の準備ができてい
ることを示すフロー制御用の応答制御フレームとして、
レシーブレディフレーム(以下、「RRフレーム」とい
う)が定義されている。そして、従来の多重フレーム選
択再送方法では、各々のIフレームに付与するフレーム
番号として、送受信局間で予め定められている一定の個
数の整数を順次繰り返して使用することとされている。
【0003】図4は、従来における多重フレーム選択再
送方法の第1の例を表した図であり、時間経過と共に送
受信局間でフレームをやり取りする手順を模式的に示し
ている。この第1の例では、受信局は、Iフレームを正
確に受信する度に、それ以前に未受信のIフレームが無
ければRRフレームを、未受信のIフレームが存在すれ
ばMREJフレームを返送する。又、送信局は、1番か
ら8番までで繰り返されるフレーム番号を付加したIフ
レームを順次送信する。この場合、送信局が受信局の受
信状態を確認せずに続けて送信できるIフレームの数
(いわゆる最大アウトスタンディングIフレーム数)は
7となる。
【0004】図において、各Iフレーム内の数値はフレ
ーム番号を、各RRフレーム内の数値は既に受信完了し
たIフレームの後続のIフレームのフレーム番号を、各
MREJフレーム内の数値は再送を要求する全てのIフ
レームのフレーム番号をそれぞれ示す。尚、以下におい
ては、これらのフレームをそれぞれ“Iフレーム(フレ
ーム番号)”、“RRフレーム(フレーム番号)”、
“MREJフレーム(フレーム番号,フレーム番号,・
・・)”と書き表すこととする。
【0005】図示のように、今、Iフレーム(2)とI
フレーム(3)が受信局で受信できなかったとする。こ
のとき、受信局においては、Iフレーム(4)を受信し
たことにより、Iフレーム(2)とIフレーム(3)の
再送を要求するMREJフレーム(2,3)を返送し、
以後、送信局から再送されたIフレーム(2)とIフレ
ーム(3)を受信するまで、MREJフレームを返送し
続ける。
【0006】そして、Iフレーム(3)を受信した時点
で、後続のIフレームの送信を促すRRフレーム(8)
を返送する。ここで、このRRフレーム(8)が送信局
へ届かなかった場合、送信局は、図中第2番目のIフレ
ーム(1)を送信した時点で最大アウトスタンディング
Iフレーム数を満たしてしまっているので、引き続くI
フレーム(図中第2番目のIフレーム(2)、Iフレー
ム(3)、…)の送信を中断することになる。
【0007】このような場合には、受信局からその直後
のRRフレーム(1)が返送され、それが送信局にて受
信されることにより、直ちに後続のIフレーム(2)か
らの送信を再開することとし、これにより、連続したI
フレームの送信ができるようにする。すなわち、この第
1の例では、受信局からの応答制御フレーム(MREJ
フレームあるいはRRフレーム)の送信機会を多くする
ことで、連続したIフレーム送信を維持することを可能
とするのである。
【0008】一方、図5は、従来における多重フレーム
選択再送方法の第2の例を表した図であり、上記図4同
様にフレームをやり取りする手順を示している。この第
2の例では、受信局は、Iフレームを正確に受信した際
に、それ以前に未受信のIフレームが無ければ何等の応
答もしないが、未受信Iフレームが存在すればMREJ
フレームを返送する。又、送信局からのIフレーム内の
制御情報で受信状態を返答するように勧誘(ポーリン
グ)された場合には、受信局は、その時点の受信状態に
応じた適切な応答制御フレームを送信することとしてい
る。図においては、送信局がこのポーリングをするIフ
レームを記号“P”を添えて示してある。尚、その他の
条件は上記第1の例と同様である。
【0009】図5に示すように、今、Iフレーム(2)
とIフレーム(3)が受信局で受信できなかったとす
る。このとき、受信局においては、Iフレーム(4)を
受信したことにより、MREJフレーム(2,3)を返
送し、以後、送信局から再送されたIフレーム(2)と
Iフレーム(3)を受信するまで、MREJフレームを
返送し続ける。この間、受信局は、Iフレーム(7P)
を受信した際にも、ここでの適切な応答制御フレームで
あるMREJフレーム(2,3)を返送する。
【0010】そして、Iフレーム(3P)を受信する
と、この時点での適切な応答制御フレームであるRRフ
レーム(8)を返送する。ここで、このRRフレーム
(8)が送信局へ届かなかった場合、送信局は、最大ア
ウトスタンディングIフレーム数を満たしてしまってい
るので、引き続くIフレームの送信を中断することにな
る。
【0011】これ以後、受信局は送信局へ何の応答制御
フレームも送信しなくなり、よって、送信局も後続のI
フレームの送信が再開できず、タイマー等による復旧を
待たなければならなくなる。従って、この第2の例で
は、ユーザ情報を含まない受信局の応答制御フレーム送
信回数を少なく抑えることは可能であるが、連続したI
フレーム送信を維持できなくなる場合がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、送受信局間
でフレームが転送される物理チャネルは、双方向とも一
対の送受信局で専有せず、複数の送受信局が共有し、片
方向でも空いているときに使用できることが好ましい。
特に、共用する物理チャネル上で転送するフレームは、
できる限りユーザ情報を含むIフレームとすることがチ
ャネル利用効率の向上の点で望ましい。すなわち、一対
の送受信局間での通信においては、送信局から受信局へ
のIフレーム転送方向のチャネルでは連続的にIフレー
ムを転送し、受信局から送信局への返送である応答制御
フレーム転送方向のチャネルはできる限り使用しないこ
ととし、それを他の送受信局間のIフレーム転送に利用
することとするのが最も有効なチャネル使用形態であ
る。
【0013】しかし、上述した従来における多重フレー
ム選択再送方法では、第1の例にあっては、Iフレーム
を連続的に送信し続けることは可能であるものの、未受
信Iフレームの有無にかかわらず、常に受信局からRR
フレームやMREJフレーム等の応答制御フレームが送
信され続けるので、一対の送受信局間での通信で双方向
の物理チャネルを専有してしまうという問題点を有して
いた。
【0014】一方、第2の例にあっては、応答制御フレ
ームのうちのRRフレーム数を少なくすることはできる
が、未受信Iフレームが存在した場合には、その再送が
完了するまで連続的にMREJフレームが送信されるの
で、無線環境のような品質のあまり良くないチャネル上
では、結果的に第1の例と同様にチャネルを専有してし
まうという問題がある。更に、第2の例では、上述した
ようにIフレームの連続送信が途絶えてしまう場合があ
るという欠点もある。
【0015】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、受信局からの応答制御フレームの送信回数を削
減して物理チャネルの専有を回避することができ、か
つ、かかる送信回数の削減下にあってもIフレームを連
続的に送信し続けることができるフレーム再送方法を提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、送信局
が送信する情報フレームのフレーム番号が、送信局と受
信局間で予め定められた数の情報フレームをまとめてグ
ループ化した各グループを識別するグループ番号と、各
グループ内で各情報フレームの順序を識別するシーケン
ス番号とで構成され、これが各情報フレームに付与され
る。
【0017】請求項1記載の発明は、複数の情報フレー
ムを送信する送信局と、前記送信局から送信された各情
報フレームを受信する受信局との間で、前記受信局が1
度の再送要求により1あるいは複数の未受信情報フレー
ムの再送を要求し、前記送信局が前記受信局からの再送
要求に基づいて情報フレームの再送を行うフレーム再送
方法において、前記送信局が、前記複数の情報フレーム
を複数のグループに分割し、各情報フレームを、その所
属グループを示すグループ番号と当該グループ内におけ
る送信順序を示すシーケンス番号とで構成されたフレー
ム番号を付与して送信し、前記受信局が、受信した情報
フレームの前記フレーム番号に基づき、そのグループ番
号が示すグループ内に未受信情報フレームが存在するこ
とを認識した場合、当該未受信情報フレームの再送を要
求する応答制御フレームを送信し、前記送信局が、前記
グループ内の最後に送信する情報フレームと、再送を要
求された情報フレームの中で最後に再送する情報フレー
ムとに、前記受信局に対して受信状態の返答を要求する
返答要求情報を付加し、前記受信局が、前記返答要求情
報が付加された情報フレームを受信した場合、未受信情
報フレームの送信を要求する応答制御フレームを返送す
ることを特徴としている。
【0018】この請求項1記載の発明によれば、送信局
は、各グループの最後の情報フレーム及び再送対象の情
報フレームの最後の情報フレームを送信する際に、受信
局に対して受信状態の返答を要求する返答要求情報を付
加する。そして、受信局は、その返答要求を受けた場合
と、あるグループの情報フレームを受信している間に、
当該グループ内に未受信情報フレームが存在することを
認識した場合とに限り、応答制御フレームを送信局へ送
信する。このため、応答制御フレームの送信回数が削減
され、かつ、情報フレームの連続送信が維持される。
【0019】請求項2記載の発明は、複数の情報フレー
ムを送信する送信局と、前記送信局から送信された各情
報フレームを受信する受信局との間で、前記受信局が1
つの応答制御フレームにより1あるいは複数の未受信情
報フレームの再送を要求し、前記送信局が前記受信局か
ら受けた応答制御フレームに基づいて情報フレームの再
送を行うフレーム再送方法において、前記送信局が、前
記複数の情報フレームを複数のグループに分割し、各情
報フレームを、その所属グループを示すグループ番号と
当該グループ内における送信順序を示すシーケンス番号
とで構成されたフレーム番号を付与して送信し、前記受
信局が、受信した情報フレームの前記フレーム番号に基
づき、そのグループ番号が示すグループ内に未受信情報
フレームが存在することを認識した場合と、前記グルー
プ番号と直前に受信した情報フレームのグループ番号と
が異なる場合とに、未受信情報フレームの送信を要求す
る応答制御フレームを送信することを特徴としている。
【0020】この請求項2記載の発明によれば、送信局
は、特に受信局に対して応答制御フレームの返送を要求
せず、受信局は、あるグループ内に未受信情報フレーム
が存在することを認識した場合と、受信した情報フレー
ムのグループ番号が直前に受信した情報フレームのグル
ープ番号と異なった場合とに、応答制御フレームを送信
する。このため、応答制御フレームの送信回数が削減さ
れ、かつ、情報フレームの連続送信が維持されると同時
に、送信局における応答制御フレーム要求の負担も軽減
される。
【0021】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のフレーム再送方法において、前記応答制御フレーム
は、前記送信局と前記受信局との間で予め定められた前
記グループの数及び各グループ内の情報フレームの数に
応じて、グループ番号を示すビットと当該グループ番号
のグループにおける各シーケンス番号に対応した情報フ
レームの受信/未受信を示すビットパターンの組を含
み、前記送信局が、未受信情報フレームのグループ番号
とシーケンス番号を、受信した前記応答制御フレームに
おける前記ビットと前記ビットパターンの組によって把
握することを特徴としている。
【0022】この請求項3記載の発明によれば、請求項
1又は2記載の発明において、それぞれの場合に送信す
る応答制御フレームを1種類に統一することができる。
又、複数の情報フレームを要求する場合に個々にフレー
ム番号を指定する従来の方法に比べ、1つの情報フレー
ム当たりに1ビットを割り当てればすむので、受信状態
を示すのに要するビット数を大幅に削減できる。
【0023】すなわち、本発明の特徴は、フレーム番号
をグループ番号とシーケンス番号とで構成したことにあ
り、単純にある範囲で繰り返される整数をフレーム番号
とする従来の方法とは異なる。又、受信局が、かかる本
発明におけるフレーム番号を利用することで、あるグル
ープ内での未受信情報フレームを認識した場合と、送信
局からの要求があった場合とに応答制御フレームを送
信、返送すること、又は、あるグループ内での未受信情
報フレームを認識した場合と、受信した情報フレームの
グループ番号が直前に受信した情報フレームのグループ
番号と異なった場合とに応答制御フレームを送信するこ
とも特徴であり、従来のように情報フレームを受信する
度に応答制御フレームを返送したり、未受信情報フレー
ムを認識した以降継続して応答制御フレームを返送し続
けたりするものとは異なる。
【0024】ここで、本発明では、フレーム番号をグル
ープ番号とシーケンス番号で構成しているので、受信局
では受信した情報フレームを、例えば“xグループのy
番”として認識できる。そして更に、請求項3記載の方
法によれば、受信局から送信する応答制御フレームにお
いて、各グループにつき、グループ番号を示すビット
と、当該グループ番号のグループにおける各シーケンス
番号に対応した情報フレームの受信/未受信を示すビッ
トパターンの組が付加されるので、送信局では、グルー
プ数×グループ内情報フレーム数分の受信状態が1つの
応答制御フレームによって確認できる。
【0025】例えば、上記ビットパターン内の各ビット
(以下、「受信/未受信ビット」という)において、正
常受信の情報フレームに対しては“0”、未受信に対し
ては“1”を割り振ることとすると、既に送信済みの情
報フレームに対応する受信/未受信ビットに“1”が存
在すれば、再送が要求されていること、すなわち、MR
EJフレームと同等の意味を成し、既に送信済みの情報
フレームに対応する受信/未受信ビットが全て“0”
で、次に送信しようとしている情報フレームに対応する
受信/未受信ビットが“1”となっていれば、後続の情
報フレームの受信の準備ができていること、すなわち、
RRフレームと同等の意味を成すこととなるのである。
このようにして、請求項3記載の発明は、使用される応
答制御フレームを1種類のみとすることを可能とするわ
けである。
【0026】
【発明の実施の形態】
<第1の実施形態>以下に図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に
よるフレーム再送方法を表した図であり、時間経過と共
に送受信局間でフレームをやり取りする手順を模式的に
示している。
【0027】本実施形態においては、送信局にてIフレ
ームを4つ毎のグループに分割すると共に、各Iフレー
ムにそのグループ内における送信順序に対応したシーケ
ンス番号を割り当てる。尚、このようにグループ化する
Iフレームの数やグループの数は、送信局と受信局との
間で予め定めておくものであるが、ここでは、8つのI
フレームを4つ毎に2つのグループに分ける場合を例と
して説明する。
【0028】送信局は、上記グループ化に基づき、図に
示すように、各Iフレームに対して所属グループを表す
グループ番号(1又は2)とシーケンス番号(1、2、
3又は4)とによって構成されたフレーム番号(グルー
プ番号−シーケンス番号)を付与し、順次受信局へ送信
する。
【0029】ここで、各Iフレームに付与するフレーム
番号は、1ビットをグループ番号表示に、2ビットをシ
ーケンス番号表示に当て、計3ビットのフォーマットで
構成する。これは、上述した従来におけるIフレームの
フレーム番号1〜8を表示するビット数と等しく、本実
施形態によるフレーム再送方法を実行する上で余分にビ
ット数を増やす必要はない。
【0030】又、送信局は、図中のIフレーム(1−
4)、(2−4)のように、各グループにおける送信順
序が最後のIフレーム(シーケンス番号が“4”である
Iフレーム)を送信する際には、受信局に対して受信状
態の返答を要求する。更に、図中の再送に係るIフレー
ム(1−3)のように、受信局より要求された再送対象
のIフレームのうちで、最後に再送するIフレームを送
信する際にも、同様に受信状態の返答を要求する。
【0031】ここで、上記送信局における返答要求につ
いて説明する。この返答要求は、一般に行われている受
信状態に応じた応答制御フレームの返送要求同様、送信
するIフレーム内の制御情報で受信状態を返答するよう
にポーリングすることによって行う。これは、具体的に
は、Iフレーム内の制御情報中、1ビットで示されるポ
ール/ファイナルビット(以下、「P/Fビット」とい
う)と呼ばれる制御情報を返答要求情報として用い、返
答要求を行う場合には、P/Fビットにポーリングを意
味する“1”を設定し、返答要求を行わない場合には、
P/Fビットに“0”を設定することによって行う。
【0032】図においては、P/Fビットに“1”が設
定されたIフレームを、フレーム番号の下に記号“P”
を併記して示してある。すなわち、図示の通信において
は、各グループ内の最後に送信するIフレームであるI
フレーム(1−4)、(2−4)と、再送要求されたI
フレームの内で最後に再送するIフレームであるIフレ
ーム(1−3)とにおいてのみ、P/Fビットに“1”
を設定し、これにより、返答要求情報が付加されたIフ
レームを送信して上述の返送要求を実現するのである。
以下においては、このP/Fビットに“1”が設定され
たIフレームを“Iフレーム(グループ番号−シーケン
ス番号 P)”で表すことにする。
【0033】一方、受信局は、受信したIフレームのフ
レーム番号を順次記憶し、それら記憶したフレーム番号
により、受信中のIフレームのグループにおいて、受信
できなかったIフレームが存在するか否かを判断する。
これにより、当該グループ内に未受信Iフレームが存在
すると認識した場合には、その未受信Iフレームの再送
を要求する応答制御フレームを送信する。
【0034】例えば、グループ番号xのIフレームを受
信している場合、前回受信したIフレームのフレーム番
号が(x−2)であって、今回受信したIフレームのフ
レーム番号が(x一4)であったとすると、受信局はグ
ループ番号xのグループ内に未受信Iフレーム(x−
3)が存在すると認識し、その未受信Iフレーム(x−
3)の再送を要求する応答制御フレームを送信する。
【0035】そして、その後に受信したIフレームのフ
レーム番号が(y−1)であった場合、再送要求したI
フレーム(x−3)をまだ受信していないが、このIフ
レーム(x−3)はグループ番号yのIフレームではな
いということから、グループ番号yのIフレームについ
ては未受信フレームが存在するとは認識しない。これに
より、Iフレーム(y−1)を受信した時点では、再送
を要求する応答制御フレームを送信しないこととする。
このようにして、再送を要求したIフレームの受信が完
了するまで、応答制御フレームの送信を無駄に継続し続
けることを回避する。
【0036】又、受信局は、受信したIフレーム内のP
/Fビット値が“1”か“0”によって、送信局が返答
要求を行っているか否か判断し、返答要求が行われてい
る場合(P/Fビット値が“1”の場合)には、受信状
態に応じた応答制御フレームを返送する。尚、この返答
要求があったときに、既に受信しているはずのIフレー
ムの中には未受信のものが存在しない場合(受信したI
フレームのフレーム番号に抜けがない場合)には、後続
のIフレームの送信を要求する応答制御フレームを返送
する。例えば、フレーム番号1−1〜2−4の8つのI
フレーム全ての受信が完了している場合にあっては、後
続の新たなIフレームの最初のIフレーム(1−1)の
送信を要求する応答制御フレームを返送することとす
る。
【0037】上記受信局から送信、返送される応答制御
フレームは、一般にいうMREJフレームに対応するも
のであるが、上述したような特別な場合にのみ送信、返
送され、かつ、再送を要求するIフレームのフレーム番
号がグループ番号とシーケンス番号によって構成されて
いるという特殊なものである。このため、以下において
は、このような本実施形態特有の応答制御フレームを一
般のMREJフレームと区別し、「G−S/MREJフ
レーム」という。図1中には、未受信Iフレームの存在
を認識した場合に送信されるG−S/MREJフレーム
(1−2,1−3)と、送信局からの返答要求を受けた
場合に返送されるG−S/MREJフレーム(2−4)
及び(1−1)を示してある。
【0038】ここで、このG−S/MREJフレームに
ついて、フォーマット例を挙げて詳細に説明する。図2
にそのフォーマット例を示す。このG−S/MREJフ
レームは、本実施形態におけるIフレームのグループ化
に合わせて、グループ数が2で各グループ内Iフレーム
数が4の場合のものとなっている。
【0039】図示のように、G−S/MREJフレーム
は、フラグ51、アドレスフィールド52、制御情報フ
ィールド53、フレームチェックシーケンス54及び受
信状態情報フィールド55によって構成される。これら
のうち、フラグ51、アドレスフィールド52、制御情
報フィールド53及びフレームチェックシーケンス54
は、一般のMREJフレーム、RRフレーム等に含まれ
るものと同様であるが、受信状態情報フィールド55
は、本実施形態特有の構成となっている。
【0040】受信状態情報フィールド55は、2つのグ
ループ番号表示ビットX及びYと、8つのIフレーム受
信/未受信表示ビットX−1〜X−4及びY−1〜Y−
4とによって構成されている。ここに、Iフレーム受信
/未受信表示ビットX−1、X−2、…、Y−4は、そ
れぞれ、X−1がグループ番号表示ビットXに対応する
グループにおけるシーケンス番号1のIフレームに、X
−2がグループ番号表示ビットXに対応するグループに
おけるシーケンス番号2のIフレームに、…、Y−4が
グループ番号表示ビットYに対応するグループにおける
シーケンス番号4のIフレームに対応する。
【0041】Iフレーム受信/未受信表示ビットX−1
〜X−4、Y−1〜Y−4のビット列は、各グループ内
での各Iフレームの受信/未受信状態を1ビット単位で
表示するビットパターンである。これらの表示ビットで
は、対応するIフレームが正常に受信された場合が
“0”、受信されなかった場合が“1”として示され
る。
【0042】従って、G−S/MREJフレームを受け
た送信局は、既に送信済みのIフレームに対応するIフ
レーム受信/未受信表示ビットが“1”となっていれ
ば、受信局にて当該Iフレームが受信できなかったと認
識し、既に送信済みのIフレームに対応するIフレーム
受信/未受信表示ビットが全て“0”で、次に送信しよ
うとしているIフレームに対応するIフレーム受信/未
受信表示ビットが“1”となっていれば、受信局にて後
続のIフレームの受信の準備ができていると認識する。
すなわち、1つのG−S/MREJフレームによって、
2グループの全Iフレームについての受信/未受信状態
を送信局が把握できるようになっているのである。これ
により、送信局は、“1”と示されたIフレーム受信/
未受信表示ビットから送信(再送)すべきIフレームを
把握し、当該Iフレームを順次送信する。
【0043】尚、グループ番号表示ビットX、Yの使い
方としては、常時固定的にグループ番号表示ビットXを
“0”、グループ番号表示ビットYを“1”とすること
も可能であるが、そのようにする場合には、グループ番
号表示ビットX、Yを受信状態情報フィールド55に設
けていなくとも本実施形態における応答制御フレームと
して使用可能である。
【0044】又、グループ番号表示ビットX、Yの他の
使い方としては、受信局の最新の受信Iフレームのグル
ープ番号をグループ番号表示ビットXに割り当てること
とし、受信したIフレームのグループ番号が更新される
度に、グループ番号表示ビットX、Yに割り当てるグル
ープ番号を変更していくこととしてもよい。このような
使い方をすれば、送信局が受信状態情報を取得した際
に、受信局が最近受信できたIフレームのフレーム番号
をより正確に知ることができるので、既に再送したIフ
レームの再々送等を防ぐことも可能となる。
【0045】次に、図1に戻り、本実施形態における送
受信局間でのフレームやり取りの動作について説明す
る。図1において、送信局は、各Iフレームに上述のフ
レーム番号を付与して順次送信し、受信局は、それらの
Iフレームを順次受信する。
【0046】今、図示のように、受信局においてIフレ
ーム(1−2)とIフレーム(1−3)が受信できなか
ったとする。そして、その後のIフレーム(1−4
P)が受信されたとすると、このとき受信局において前
回受信したIフレームのフレーム番号として記憶されて
いるのは、(1−1)である。従って、受信局は、Iフ
レーム(1−4 P)を受信したことにより、未受信I
フレーム(1−2)及び(1−3)が存在すると認識
し、Iフレーム受信/未受信表示ビットX−2及びX−
3(若しくはY−2及びY−3)のみを“1”、他のI
フレーム受信/未受信表示ビットを“0”としたG−S
/MREJフレーム(1−2,1−3)を送信する。
【0047】尚、この場合、Iフレーム(1−4 P)
は、第1番目のグループにおける最後のIフレームであ
るため、P/Fビットも“1”に設定されているが、受
信状態として未受信Iフレーム(1−2)及び(1−
3)が存在し、それらの再送を要求するG−S/MRE
Jフレーム(1−2,1−3)を送信することとしてい
るので、送信局からの返答要求にも同時に答えているこ
とになる。
【0048】以後、受信局は、Iフレーム(2−1)、
(2−2)、…を順次受信していくが、このようにIフ
レームを正常に受信している間は、「受信中のIフレー
ムのグループ内に未受信Iフレームが存在することを認
識」することはないので、G−S/MREJフレームを
送信することはない。これにより、応答制御フレームの
送信回数が低減され、物理チャネルの専有が回避され
る。これは、Iフレームをグループ化してフレーム番号
にそのグループ番号を含ませ、未受信Iフレームの存在
をグループ単位で認識することとしたことによる効果で
ある。
【0049】その後、送信局がG−S/MREJフレー
ム(1−2,1−3)を受け、その受信状態情報フィー
ルド55のIフレーム受信/未受信表示ビットを参照
し、まず、Iフレーム(1−2)を再送する。そして、
その次に再送するIフレーム(1−3)については、再
送要求されたIフレームの内で最後に再送するIフレー
ムに相当するものであるので、受信局に受信状態の返答
を要求するべく、そのP/Fビットを“1”として再送
する(図中のIフレーム(1−3 P))。
【0050】一方、受信局は、再送されたIフレーム
(1−2)、(1−3 P)を順次受信し、Iフレーム
(1−3 P)を受信したときに、そのP/Fビットが
“1”となっていることに対処するべく、G−S/MR
EJフレームを返送する。このとき受信局が返送するG
−S/MREJフレームは、先ほどまで受信していた第
2番目のグループ中、現時点で未だ受信していないのが
Iフレーム(2−4)であることから、Iフレーム受信
/未受信表示ビットY−4(若しくはX−4)のみを
“1”としたG−S/MREJフレーム(2−4)を返
送する。
【0051】ここで、図示のように、このG−S/MR
EJフレーム(2−4)が送信局へ届かなかったとす
る。しかし、このようなことになっても、送信局がIフ
レーム(1−3 P)を再送した直後にIフレーム(2
−4 P)を送信しているので、これにより再び返答要
求がなされる。そして、受信局は、このIフレーム(2
−4 P)を受信した時点でフレーム番号1−1〜2−
4の8つのIフレーム全ての受信を完了したことにな
り、後続の新たなIフレームの最初のIフレーム(1−
1)を要求するG−S/MREJフレーム(1−1)を
返送する。これにより、送信局における後続のIフレー
ム送信が可能となり、再び送信局がIフレームを順次送
信し始め、受信局がそれらのIフレームを順次受信して
いく。
【0052】以後、上記同様にして、送信局によりIフ
レームの送信、グループの送信終了時の返答要求及び最
後の再送Iフレーム送信時の返答要求がなされ、受信局
によりIフレームの受信及びG−S/MREJフレーム
の送信、返送がなされ、送受信局間の通信が連続的に継
続される。
【0053】<第2の実施形態>続いて、図3を参照し
て本発明の第2の実施形態によるフレーム再送方法につ
いて説明する。図3も図1同様、時間経過と共に送受信
局間でフレームをやり取りする手順を模式的に示したも
のである。
【0054】本実施形態における送信局は、上記第1実
施形態の送信局同様、Iフレームをグループ化し、それ
ぞれにグループ番号とシーケンス番号とによって構成さ
れたフレーム番号を付与して順次送信するが、受信局に
対する返答要求は行わないものとなっている。すなわ
ち、全てのIフレームにおいてP/Fビットを“0”と
して送信するものとなっているのである。
【0055】一方、受信局は、上記第1実施形態の受信
局同様、受信したIフレームのフレーム番号を順次記憶
し、受信中のグループ内に未受信Iフレームが存在する
と認識した場合には、その未受信Iフレームの再送を要
求する応答制御フレームを送信する。そして更に、受信
したIフレームのグループ番号が直前に受信したIフレ
ームのグループ番号と異なった場合にも、同様の応答制
御フレームを送信する。このグループ番号の異同につい
ての判断は、受信局にて記憶されている直前に受信した
Iフレームのフレーム番号を用い、そのグループ番号
と、現在受信したIフレームのグループ番号とを逐次比
較することによって行う。尚、ここで述べた2つの場合
に受信局が送信する応答制御フレームは、第1実施形態
におけるG−S/MREJフレームと同様のものであ
る。
【0056】次に、本実施形態における送受信局間での
フレームやり取りの動作について説明する。図3におい
て、送信局は、各Iフレームに上記フレーム番号を付与
して順次送信し、受信局は、それらのIフレームを順次
受信する。
【0057】まず、受信局においてIフレーム(1−
2)とIフレーム(1−3)が受信できず、その後のI
フレーム(1−4)が受信されたとする。この場合は、
上記同様、受信局が未受信Iフレーム(1−2)及び
(1−3)の存在を認識し、G−S/MREJフレーム
(1−2,1−3)を送信する。尚、このとき、Iフレ
ーム(1−4)は第1番目のグループにおける最後のI
フレームであるが、送信局は受信局に対しての返答要求
は行っていない。
【0058】次いで、受信局はIフレーム(2−1)を
受信し、そのグループ番号と直前に受信したIフレーム
(1−4)のグループ番号とを比較する。すると、これ
らのグループ番号が異なっていることから、G−S/M
REJフレーム(1−2,1−3)を再び送信する。
【0059】以後、受信局は、Iフレーム(2−2)、
(2−3)を順次受信する。そして、送信局から再送さ
れたIフレーム(1−2)を受信すると、そのグループ
番号が直前に受信したIフレーム(2−3)のグループ
番号と異なっていることから、この時点での未受信フレ
ーム(1−3)を要求するG−S/MREJフレーム
(1−3)を送信する。
【0060】その後、受信局は、再送されたIフレーム
(1−3)を受信し、次いでIフレーム(2−4)を受
信する。そして、このIフレーム(2−4)を受信した
ときも、グループ番号が直前に受信したIフレーム(1
−3)のグループ番号と異なっていることから、G−S
/MREJフレームを送信する。ここで、このとき受信
局から送信されるG−S/MREJフレームは、8つの
Iフレーム全ての受信を完了しているので、後続の新た
なIフレームの最初のIフレーム(1−1)を要求する
G−S/MREJフレーム(1−1)となる。
【0061】これにより、送信局における後続のIフレ
ーム送信が可能となり、再び送信局がIフレームを順次
送信し始め、受信局がそれらのIフレームを順次受信し
ていく。尚、受信局が後続のIフレーム(1−1)を受
信したときにG−S/MREJフレーム(1−2)を送
信しているが、これは、直前に受信したのがIフレーム
(2−4)であったためであり、この時点では受信した
Iフレームのフレーム番号に抜けがないことから、後続
のIフレーム(1−2)を要求している。
【0062】以後、上記同様にして、送信局によりIフ
レームの送信がなされ、受信局によりIフレームの受信
及びG−S/MREJフレームの送信がなされ、送受信
局間の通信が連続的に継続される。このように、本実施
形態によれば、未受信Iフレームの存在を認識した場合
と、受信Iフレームのグループ番号が変化した場合に限
り、G−S/MREJフレームを送信することとしてい
るので、上記第1実施形態同様に物理チャネルの専有が
回避され、かつ、連続したIフレーム送信が可能とな
る。そして、これに加えて、送信局が特に返答要求を行
わなくてもよいことになるので、送信局の制御負荷を軽
減することも可能となる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フレーム番号をグループ番号とシーケンス番号とによっ
て構成し、かかるフレーム番号に基づいてグループ内の
未受信情報フレームの存否を認識して応答制御フレーム
を送信することとすると共に、各グループ内の最後の情
報フレームと、再送を要求された情報フレームの中で最
後に再送する情報フレームとに返答要求情報を付加して
応答制御フレームを返送することとしたので、受信局か
らの応答制御フレームの送信回数を削減し、一対の送受
信局による双方向物理チャネルの専有を回避することが
できるという効果が得られる。又、そのように応答制御
フレームの送信回数を削減した状況下にあっても、応答
制御フレームの返送要求が適切になされるので、情報フ
レームの連続送信を維持することもできるという効果が
得られる。
【0064】更に、請求項2記載の発明によれば、未受
信情報の存在を認識した場合に加え、フレーム番号中の
グループ番号を利用することにより、グループ番号が変
化した場合に応答制御フレームを送信することとしたの
で、送信局が適宜返答要求を行う必要がなくなる。これ
により、応答制御フレームの送信回数を少なくしつつ情
報フレームの連続送信を維持できることに加え、送信局
の負担を軽減することもできるという効果が得られる。
【0065】又、請求項3記載の発明によれば、グルー
プの数及び各グループ内の情報フレームの数に応じて、
グループ番号を示すビットと当該グループ番号のグルー
プにおける各シーケンス番号に対応した情報フレームの
受信/未受信を示すビットパターンの組を応答制御フレ
ームに含ませることとしたので、それぞれの場合に送信
する応答制御フレームを1種類に統一することができる
上に、1つの情報フレームの受信状態を1ビットで示す
ことができるので、複数の情報フレームの受信状態を示
すのに要するビット数を大幅に削減できるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態によるフレーム再送
方法を表した図である。
【図2】 同実施形態における応答制御フレーム(G−
S/MREJフレーム)のフォーマット例を示した図で
ある。
【図3】 本発明の第2の実施形態によるフレーム再送
方法を表した図である。
【図4】 従来における多重フレーム選択再送方法の第
1の例を表した図である。
【図5】 従来における多重フレーム選択再送方法の第
2の例を表した図である。
【符号の説明】
53 制御情報フィールド 55 受信状態情報フィールド X、Y グループ番号表示ビット X−1〜X−4、Y−1〜Y−4 各グループのIフレ
ーム受信/未受信表示ビット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報フレームを送信する送信局
    と、前記送信局から送信された各情報フレームを受信す
    る受信局との間で、前記受信局が1度の再送要求により
    1あるいは複数の未受信情報フレームの再送を要求し、
    前記送信局が前記受信局からの再送要求に基づいて情報
    フレームの再送を行うフレーム再送方法において、 前記送信局が、前記複数の情報フレームを複数のグルー
    プに分割し、各情報フレームを、その所属グループを示
    すグループ番号と当該グループ内における送信順序を示
    すシーケンス番号とで構成されたフレーム番号を付与し
    て送信し、 前記受信局が、受信した情報フレームの前記フレーム番
    号に基づき、そのグループ番号が示すグループ内に未受
    信情報フレームが存在することを認識した場合、当該未
    受信情報フレームの再送を要求する応答制御フレームを
    送信し、 前記送信局が、前記グループ内の最後に送信する情報フ
    レームと、再送を要求された情報フレームの中で最後に
    再送する情報フレームとに、前記受信局に対して受信状
    態の返答を要求する返答要求情報を付加し、 前記受信局が、前記返答要求情報が付加された情報フレ
    ームを受信した場合、未受信情報フレームの送信を要求
    する応答制御フレームを返送することを特徴とするフレ
    ーム再送方法。
  2. 【請求項2】 複数の情報フレームを送信する送信局
    と、前記送信局から送信された各情報フレームを受信す
    る受信局との間で、前記受信局が1つの応答制御フレー
    ムにより1あるいは複数の未受信情報フレームの再送を
    要求し、前記送信局が前記受信局から受けた応答制御フ
    レームに基づいて情報フレームの再送を行うフレーム再
    送方法において、 前記送信局が、前記複数の情報フレームを複数のグルー
    プに分割し、各情報フレームを、その所属グループを示
    すグループ番号と当該グループ内における送信順序を示
    すシーケンス番号とで構成されたフレーム番号を付与し
    て送信し、 前記受信局が、受信した情報フレームの前記フレーム番
    号に基づき、そのグループ番号が示すグループ内に未受
    信情報フレームが存在することを認識した場合と、前記
    グループ番号と直前に受信した情報フレームのグループ
    番号とが異なる場合とに、未受信情報フレームの送信を
    要求する応答制御フレームを送信することを特徴とする
    フレーム再送方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のフレーム再送方法
    において、 前記応答制御フレームは、前記送信局と前記受信局との
    間で予め定められた前記グループの数及び各グループ内
    の情報フレームの数に応じて、グループ番号を示すビッ
    トと当該グループ番号のグループにおける各シーケンス
    番号に対応した情報フレームの受信/未受信を示すビッ
    トパターンの組を含み、 前記送信局が、未受信情報フレームのグループ番号とシ
    ーケンス番号を、受信した前記応答制御フレームにおけ
    る前記ビットと前記ビットパターンの組によって把握す
    ることを特徴とするフレーム再送方法。
JP9017008A 1997-01-30 1997-01-30 フレーム再送方法 Pending JPH10215294A (ja)

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