JP4731155B2 - デジタルネットワークにおけるセグメントを基にするリンク層のための誤り制御機構 - Google Patents

デジタルネットワークにおけるセグメントを基にするリンク層のための誤り制御機構 Download PDF

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Description

本発明は包括的には通信システムに関し、詳細には、デジタルネットワークにおけるセグメントを基にするリンク層(LL)のための誤り制御機構に関する。
無線または電力線ネットワークのような相対的に誤りレベルが高い傾向があるネットワークは、多くの場合に、その物理(PHY)層に組み込まれることができる誤り訂正方式に加えて、通信プロトコル層のスタックのLL層内に誤り回復機構を実装する必要がある。そのような方式は、たとえばビタビあるいは畳み込み符号器/復号器によって付加的な冗長性を与えることに基づく。
LL層内では、媒体アクセス制御(MAC)副層がPHY層へのアクセスを提供する。データは、MAC副層を通してLLデータユニットの形で、LL層とPHY層との間で交換される。
通常、LL内に実装されるとき、誤り回復機構は、損失または破損されたLLデータユニットを繰り返すことによって与えられる冗長性に基づく。基本的には、送信機と受信機との間で、あるシグナリングが実施され、そのシグナリングによって、受信機が正確に受信していないデータが通知される。そのシグナリングによって用いられるプロトコルは、自動再送要求(ARQ)プロトコルの部類(family)に属する。
誤りに対するフォルトトレーランスを改善し、かつリソース使用に関して、再送信プロトコルをより効率的にするために、効率的なLLの実装は、誤りによって影響を及ぼされたデータ部分のみを再送信できるようにする短いデータユニットを基にする。
しかしながら、アプリケーションによって実際に交換されるデータは長いデータパケット(たとえばイーサネット(登録商標)パケット)であり、そのようなデータが送信される場合には、一方では、誤りの影響を非常に受けやすく、他方では、再送信されなければならないときに、リソースを無駄にするようになる。
多くの場合にセグメンテーション/リアセンブリ(SAR)層と呼ばれる中間層においてアダプテーションが実行される場合には、長いパケットを短いデータユニットに基づいてLL層上で送信することができる。送信方向では、SARは、上位層によって取り扱われる長いパケットを、セグメントとも呼ばれる一連の短いデータユニットに分割する機能を実行する。さらに組み立て直すために上位層のパケット構成(delineation)を探索できるようにする、セグメンテーション情報も提供される。受信方向では、SARが、連続して受信されたセグメントを連結し、そのセグメンテーション情報を利用することにより、上位層パケットを再構成する。そのようなセグメンテーション方式が実行されるとき、LL層はセグメントを基にするリンク層であると言われる。
ARQプロトコルは、送信機および受信機に共通のデータユニットを識別することを基にする。そのような識別は、フィードバック情報を介して、受信機が送信機に対して、どのデータユニットが正確に受信されていないかを指示するようにシグナリングするプロトコルによって用いられる。データユニット識別は通常、考慮される層によってのみ取り扱われるデータユニットに特有のシーケンス番号である。
1つのデータユニットが送信される度にフィードバック情報を待つことによって送信を妨害しないようにするために、多くの場合に、当該分野においてよく知られているような、スライディングウインドウ機構が実装される。
再送信によってもたらされるリソース使用を制限する(「Go−back−N」タイプの簡単なアルゴリズムと比べて)ための別の既知の方法は、選択再送方式を実装することにある。そのような方式は、個々の不正確に受信されたデータユニットのフィードバック情報内の指示を利用し、不正確に受信されたデータユニットのみが受信機によって通知され、それゆえ再送信される。
最後に、いくつかのARQの実施態様では、特に下位層におけるトランスポートが他よりも誤る傾向があるときに、ウインドウブロッキングの影響を避けるために、フォワードシグナリング情報を用いて、受信機において強制的にスライディングウインドウを進ませる。この機構は「破棄」機構と呼ばれることが多く、上位層のパケット損失に繋がる。
誤りを生じやすいシステムのためのARQプロトコルを設計するときに、いくつかの問題が生じ、その問題は、先に記載されたタイプのネットワークの場合のように、送信リソースが不足しているときに一層大きくなる。
シグナリングおよび再送信のために用いられるリソースはできる限り制限されなければならない。再送信のために用いられるリソースを制限することは、短いデータユニットに基づいてデータ転送を実施し、かつ選択的な再送信方式を実装することにより達成されることができる。しかしながら、選択的再送信方式は、さらに複雑なシグナリングを必要とし、それにより、さらに多くのリソースを使用する必要に迫られる場合もある。さらに、ARQ送信機の動作は、受信機によって送信されるフィードバックメッセージにおいて、受信機スライディングウインドウステータスについての付加情報を送信機に提供することにより改善されることができる(すなわち、その再送信のためのリソースの使用をさらに効率的にすることができる)。再び、この付加情報はさらに複雑であり、さらに多くのリソースが用いられる必要がある。それゆえ、コンパクトで効率的なメッセージに基づくARQシグナリングが設計されなければならない。
同時に、上位層のパケットの塊を含む短いデータユニットに基づくLL層の場合に、依然として、破棄機構がリソースを無駄にする可能性がある。実際には、スライディングウインドウを強制的に進めるために用いられる判定基準が、まさにそのLL層のみに関連している場合には、ウインドウを進めることにより、対応する上位層パケット内にどこかに配置される1つのデータユニットに達することができる。詳細には、このデータユニットは上位層パケットの第1のデータユニットではない場合もあるので、その第1の塊(1つまたは複数)が損失されたために上位層パケットを組み立て直すことができない場合であっても、送信機が後続のデータユニットを発信する(再発信する)ようになる。
米国特許第5,440,545号は選択的再送信方式を開示する。1つのデータパケットが長すぎて1回の送信パケットに収めることができないとき、N個のフラグメントに分離される。各受信側装置が送信元装置に肯定応答(ACK)信号を返送し、関与するデータパケットが識別され、該当するデータパケットのどのフラグメントが受信されているか、あるいは受信されてないかが特定される。
本発明の目的は、リソースをさらに有効に利用する、セグメントを基にするリンク層に適用される誤り制御機構のための手段を提供することである。
したがって、本発明の第1の態様は、データリンク層(LL)と上位層との間の中間にあるセグメンテーション/リアセンブリ(SAR)層内に実装されるSAR機構と、LL層内に実装される誤り回復機構とを用いることにより、それぞれLL層を含む通信プロトコル層のスタックを有する複数のデータパケットを、送信機から受信機に送信する方法を提案する。送信(すなわち上位層からLL層への)方向では、SAR機構が、上位層によって取り扱われる親パケット(PP)を、より長さが短い所与の数n+1(ただしnは厳密には正の整数)個の一連のセグメントに分割する機能と、セグメンテーション情報を提供する機能とを実行する。受信(すなわちLL層から上位層への)方向では、SAR機構は、セグメンテーション情報を利用しながら、受信されたセグメントを連結することにより上位層のPPを再構成する機能と、それを上位層に送る機能とを実行する。セグメンテーション情報は、セグメント毎に、そのセグメントが属するPPを識別するPPシーケンス番号(PPSN)と、そのPP内のランクを識別するセグメントシーケンス番号(SSN)とを含む2レベルシーケンスナンバリングを含む。誤り回復機構は、送信機と受信機との間で交換されるフォワードおよび/またはフィードバックシグナリングメッセージを用いる選択的再送信方式を実装し、そのメッセージは2レベルセグメントナンバリングを組み込む。受信方向では、SAR機構は、PPSNよりも小さなシーケンス番号の全てのPPが既に送られているか否かにかかわらず、上位層に、その全ての構成要素のセグメントが正確に受信され、組み立て直された所与のPPSNのPPを送る。
本発明の第2の態様は、データリンク層(LL)と上位層との間の中間にあるセグメンテーション/リアセンブリ(SAR)層内に実装されるSAR機構と、LL層内に実装される誤り回復機構とを用いることにより、それぞれLL層を含む通信プロトコル層のスタックを有する複数のデータパケットを、送信機から受信機に送信するための装置に関する。その装置はSAR機構を実装するための第1のモジュールを備え、そのSAR機構は送信方向において、
上位層によって取り扱われる親パケット(PP)を、長さが短い所与の数n+1(ただしnは厳密には正の整数)個の一連のセグメントに分割する機能と、セグメント毎に、そのセグメントが属するPPを識別するPPシーケンス番号(PPSN)と、そのPP内のセグメントのランクを識別するセグメントシーケンス番号(SSN)とを含む2レベルシーケンスナンバリングを含むセグメンテーション情報を与える機能とを実行し、受信方向において、
セグメンテーション情報を利用しながら、受信されたセグメントを連結することにより上位層のPPを再構成する機能と、それを上位層に送る機能とを実行し、SAR機構は、PPSNよりも小さなシーケンス番号の全てのPPが既に送られているか否かにかかわらず、上位層に、その全ての構成要素のセグメントが正確に受信され、組み立て直された所与のPPSNのPPを送るようになっている。
その装置は、送信機と受信機との間で交換されるフォワードおよび/またはフィードバックシグナリングメッセージを用いる選択的再送信方式を実施する誤り回復機構を実装するための第2のモジュールも備え、そのメッセージは2レベルセグメントナンバリングを組み込む。
第1および第2のモジュールは、ソフトウエアおよび/またはハードウエア素子で実装されることができる。
本明細書では、用語「フォワード」および「フィードバック」は、伝送媒体上で、すなわち送信機から受信機に送信されるユーザデータのストリームの方向を参照する際に用いられる。
好ましい実施形態では、セグメントは固定サイズのプロトコルデータユニットである。
選択的再送信方式はスライディングウインドウ機構に基づくことができ、スライディングウインドウのサイズはセグメントの数として定義される。セグメントの数としてのスライディングウインドウのサイズの最大値は、PPSN空間の概ね半分のサイズであることが好ましい。
誤り回復機構は、各セグメントに付加される巡回冗長検査(CRC)による誤り検出方式を用いることができる。
さらに、誤り回復機構は破棄機構を用いることができる。そのような機構は、送信機によって送信される特有のフォワードメッセージを用いることができることが好ましく、そのメッセージは、スライディングウインドウを進めるために送信機が受信機に要求するPPSNを含む。
提案されるEC機構は容易に実装されることができる。その要求されるメモリ構造は簡単であり、シグナリングメッセージの生成および解釈は複雑ではない。したがって、LLレベルにおけるこの簡単な処理が、短い待ち時間のARQの実施を可能にする。
コンパクトで柔軟性のあるシグナリングメッセージの結果として、そのプロトコルはリソースを有効利用することができる。それらのメッセージによって、高度な再送信機構を実装できるようになり、詳細には、再送信遅延を低減し、再送信リソースを節約できるようになる。
セグメンテーション情報を利用することにより、破棄機構の効率が改善される。
さらに、2レベルシーケンスナンバリングによって、SAR機構が、厳密でない順序で再構成されたPPを上位層に送ることができるようになる。このサービスは、遅延に対する制約が強く、パケット損失に耐えることができる応用形態(双方向音声または映像伝送)にとって有益である可能性がある。
本発明のさらに別の特徴および利点は、以下の記述からさらに明らかになるであろう。これは単なる例示のために与えられており、添付の図面とともに読まれるべきである。
本明細書では、本発明は、あるネットワークのデータリンク層(LL)内に実装されるプロトコルとして1つの例示的な応用形態において以下に記載され、そのプロトコルはISO(「国際標準化機構」)のOSI([開放型システム間相互接続])モデルに準拠する。しかしながら、本発明の範囲が、通信プロトコル層の任意のスタックへの適用を含むことは理解されよう。図面においては、全ての図を通して類似の構成要素は類似の参照番号を有する。
[定義]
図1は、通信プロトコル層のスタックの一部、すなわちOSI標準に従った7層ネットワークモデルの最初の3つの層を示す。以下の記述は、本明細書の残りの部分において用いられることになるいくつかの定義を伝える(introduce)ことを目的とする。
第1の層11は、物理(PHY)層としても知られており、多数のユーザ間の物理的なインターフェースを提供する。たとえば、ユーザは無線または電力線通信ネットワークの局である。
第2の層12は、データリンク層(LL)と呼ばれ、PHY層によって提供されるサービスを共有するための役割を担う。LL層は通常、媒体アクセス制御(MAC)121および誤り制御(EC)副層122を含む。MAC副層121は、PHY層11へのアクセスを形成(organise)し、MAC−PDUと呼ばれる基本プロトコルデータユニットを用いることにより、PHY層のサービスアクセスポイント(PHY−SAP)でデータを交換する。EC副層122は、誤り制御(すなわち誤り回復)およびフロー制御機構の動作を実行する。
最後に、第3の層13はレイヤ3(ネットワーク層)であり、本明細書では上位層とも呼ばれる。その層は、セグメンテーション/リアセンブリ(SAR)層と呼ばれる中間のアダプテーション層125を通して、長いデータユニットまたはパケット(たとえばLLC802.2)をLL層に送り、かつLL層からそれぞれ長いデータユニットあるいはパケットを受信する。セグメンテーション/リアセンブリ(SAR)層は、セグメンテーション方式を実施するための役割を担う。それは、LL層のサービスアクセスポイント(LL−AP)でデータを交換する。
本発明の1つの例示的な実施形態の以下の記述では、LL層は、短いデータユニットを取り扱う通信層として構成される。ISO層を記述する用語によれば、上記の短いデータユニットは、LLプロトコルデータユニット(LL−PDU)と呼ばれる。上位層13によって提供されるか、あるいは上位層13に返送されるパケットは親パケット(PP)と呼ばれる。PPは、SAR層125によってセグメントに分割される。これらのセグメントはSAR−PDUと呼ばれ、LL層において、LL−PDUである個々のプロトコルデータユニットにカプセル化される。
[基本原理]
最初に、提案される誤り制御機構の基本原理が明らかにされ、それは、ARQ再送信およびシグナリング効率を改善するために、SAR層125によって提供される情報を用いることに基づく。この情報は、セグメントまたはLL−PDUに、およびARQプロトコルメッセージに含まれる。
PPはそれぞれ、SAR層125が上位層13からPPを受信するときに、そのSAR層125によって送信方向において与えられるシーケンス番号によって識別される。PP内の各SAR−PDUは、そのPP内のそのランクに等しいシーケンス番号によって識別される。結果として、各LL−PDUは、それが含むSAR−PDUの、そのPP内にあるシーケンス番号と、SAR−PDUが属するPPシーケンス番号とを組み合わせることによって特異的に識別される。
誤りの検出は、各LL−PDUに付加される巡回冗長検査によって実行され、それによりLL−PDU全体が保護される。
LL−PDUレベルにおいてARQウインドウが実装される。ARQプロトコルシグナリングメッセージによって、ARQウインドウの送信機および受信機の表現を同期させることができる。
フィードバックシグナリングメッセージは2レベルシーケンスナンバリングを組み込み、誤りが生じるときに、受信機スライディングウインドウステータスを送信機に通知し、送信機が誤ったLL−PDUを選択的に再送信できるようにする。その送信に誤りがないときには、PPシーケンス番号レベルのみを用いて、PPおよびLL−PDUの両方の受信に肯定応答する。
同様に、破棄機能は送信機によって送信される特有のメッセージを使用し、そのメッセージは、送信機がその番号までARQウインドウを進めることを要求する、PPシーケンス番号を含む。
最後に、送信機が受信機からのフィードバック情報を明示的に要求できるようにする、特有のARQプロトコルメッセージが定義される。このメッセージを用いて、所与のPPのリストのステータスを要求することもできる。
2つの後者のメッセージはフィードバック情報を介して受信機によって肯定応答される。
図2は、ARQ送信機21からARQ受信機22まで流れるLL−PDUのフローに適用される誤り訂正機能の例を示す。
先に記載されたARQウインドウは、送信機がLL−PDUを送信することができるPPを決定するために送信機によって用いられるスライディングウインドウである。実際には、送信機は、送信機ARQウインドウと呼ばれる、ARQウインドウの第1の表現23を実装し、同時に、受信機22は、受信機ARQウインドウと呼ばれる、その第2の表現24を実装する。ARQウインドウのそれらの実装は、それぞれ送信機21および受信機22内のメモリバッファを用いる。
図2に示される例では、ARQウインドウのサイズは、送信機が、参照記号25によって全体として指示される3つの個々の列として表現される3つのPPを送信できるようにするようなサイズであると仮定される。PPが個々のサイズを有するとき、その列は個々の高さを有する。しかしながら、各列は、他よりも小さなサイズを有する可能性がある最後の1つ(それは各列の最も上に表される)を除いて、同じサイズのセグメントに分割される。それらのセグメントの各セグメントは、個々のSAR−PDUを形成する。図2では、ARQ受信機によって正確に受信されたSAR−PDUは、白抜きの長方形によって表されるのに対して、誤りを含むか、あるいは破損されたSAR−PDUは斜線を付けられた長方形によって表される。送信機内のスライディングウインドウの表現は、受信機内のスライディングウインドウの表現と同期していないことは理解されよう。
リンク層12を通って流れるユーザデータは、ARQ送信機21からARQ受信機22までの太線26によってシンボル化される。ARQ送信機21とARQ受信機22との間のシグナリング情報のストリームは破線27によってシンボル化される。
[ユーザデータフォーマット]
図3は、本発明によるセグメンテーション方式によって用いられる2レベルシーケンスナンバリングを示す。
簡単にするために、LL−PDU、そして結果としてSAR−PDUはそれぞれ、LLL−PDUおよびLSAR−PDUの固定長を有するものと仮定される。
図に示されるように、PP23は、図の左側に表されるPP(PP#k)の場合のkと、図の右側に表されるPP(PP#k+1)の場合のk+1に等しいPPシーケンス番号(PPSN)を与えられる。各PPは、SAR層によって所与の数n+1個のSAR−PDUに分割される。PP#kの場合、nは1に等しい。PP#k+1の場合、nは2に等しい。PP内のn+1個のSAR−PDUは0〜nの範囲のセグメントシーケンス番号(SSN)によって順番に番号を付される。別の言い方をすると、所与のSAR−PDUのSSNは、それが属するPP内のそのランクに等しい。
PP#kとは対照的にPP#k+1の場合に該当するように、PPの長さが厳密にはLSAR−PDUの倍数でない場合には、SAR層は、PPの最後のSAR−PDUにパディング(すなわち、SSN=nの場合に1)を挿入する。
以下に記載されるデータユニットフォーマットの記述では、誤り制御機構によって用いられるただ1つの情報が述べられる。LL−PDUは3つのフィールド、すなわち、
SAR−PDUを含むペイロードフィールド32と、
SAR−PDUが属するPPのPPSNと連結されるSAR−PDUのSSNを含むヘッダフィールド(HDR)31と、
最初の2つのフィールド31および32から計算される巡回冗長検査(CRC)フィールド33とを含む。
[データ構造]
先に記載されたように、本発明による誤り制御機構は、その構成要素が親パケットであるスライディングウインドウに基づく。スライディングウインドウの進み方は、後に記載されることになるシグナリングメッセージを通して、ARQ受信機およびARQ送信機の両方によって支配される。
データの交換を開始する前に、ARQ送信機およびARQ受信機は、本明細書には記載されない手段によって、ARQウインドウサイズ(ARQWSize)値について合意することができる。この手順は、受信機がメモリバッファの不足に起因してLL−PDUを損失するのを防ぐ。受信機は、その利用可能なメモリに適合するARQWSize値をネゴシエートする。予約手順が開始されない場合には、受信機は、フロー制御機構を用いることにより、ARQ送信機を停止させたままにすることができる。
ARQスライディングウインドウのバイト(またはビット)サイズは、いわゆる「帯域幅×ラウンドトリップタイム」の積規則に従って、その機構の性能を調整する1つの重要なパラメータである。PPが可変長を有するので、ARQWSize値をPPの数として指定することは相応しくなく、むしろ固定長を有するLL−PDU(またはSAR−PDU)の数として指定することが好ましい。
LL−PDUのとしての最大ARQWSize値は、PPSN空間のサイズの概ね半分に等しく、結果としてシーケンス番号が同等のままであることが好ましい。
PPSN空間は、1つのPPがただ1つのLL−PDUに含まれるような最悪の場合であっても、最大スループットに達することができるような大きさにされるべきである。簡単にするために、LL−PDUおよびそのSSNは、以下の説明においては同等であるとみなされる。
ARQウインドウは、2つの境界値、すなわち、それぞれARQウインドウのボトム(BotARQWin)値およびARQウインドウのトップ(TopARQWin)値によって特徴付けられる。それらの値は以下のように定義される。BotARQWinは最も小さなPPSNおよびSSNを有する、不正確に受信されたLL−PDUに対応するのに対して、TopARQWinは、最も大きなPPSNおよびSSNを有する、送信されたLL−PDUに対応する。送信機および受信機のTopARQWinおよびBotARQWin値は、時間にわたって常に同一であるとは限らないことに留意されたい。
いかなる時点でも、送信機のBotARQWinとTopARQWin境界値間に含まれるLL−PDUの数は、ARQWSizeより厳密に小さいままでなければならない。
PP境界を考慮に入れるとき、ARQウインドウを実装するメモリバッファのサイズはARQWSize以上になることができることに留意されたい。
上記の検討したことが図4の図によって示される。図示される例では、正確に受信されたSAR−PDUは白抜きの正方形によって表され、不正確に受信されたSAR−PDUは斜線を付された正方形によって表される。ここで、最も小さなSSNを有する、不正確に受信されたLL−PDUはパケットPP#1の第4のLL−PDUであり、最後に送信されたLL−PDUはパケットPP#5の第2のLL−PDUである。
[シグナリングメッセージ]
3つのタイプのシグナリングメッセージ、すなわちARQフィードバック(AFB)メッセージ、ARQ破棄(ADC)メッセージ、およびARQフィードバック要求(ARF)メッセージが定義される。
AFBメッセージは、ARQ受信機によって、その同位のARQ送信機に送信され、PPおよびLL−PDU受信ステータスが通知される。AFBメッセージは、本明細書には記載されない規則に従ってLL−PDUの受信時に送信される。
ADCメッセージは、ARQ送信機によって、その同位のARQ受信機に送信され、ARQウインドウがそのメッセージによって指定されるPPSNまで強制的に進められ、PPSNがそのメッセージにおいて指定されるPPSNよりも小さい、不完全に受信されたPPが最終的に破棄される。ADCの受信は、受信機が対応するAFBメッセージを送信機に返送することにより肯定応答される。ADCメッセージを送信するタイミング(when)を決定するために用いられる規則は本明細書には記載されない。
ARFメッセージは、ARQ送信機によって、その同位のARQ受信機に送信され、ARQ受信機からのAFBメッセージが要求される。ARFメッセージの受信は、受信機が対応するAFBメッセージを送信機に返送することにより肯定応答される。ARFメッセージを送信するタイミングを決定するために用いられる規則は本明細書には記載されない。
以下に記載されるサブセクションは、提案される機構に関連するメッセージの内容のみを記述する。
[ARQフィードバック(AFB)メッセージ]
AFBメッセージは、以下の表1に示されるように、肯定応答ベクトル(AKV)の集合体を含み、それは空であってもよい(その場合、数AKV_NBは0に等しい)。その場合、AFBメッセージはARQ送信機においてフロー制御を実行するためにのみ用いられる。一実施形態では、FLOW_CTLフラグが設定されるとき、それは、ARQ送信機が新たなLL−PDU、すなわちさらに別のPPに属するLL−PDUおよび/または同じPPに属するが、最後に送信されたLL−PDUよりも大きなSSNを有するLL−PDUを発信するのを止めなければならないことをARQ送信機に対して指示する。新たなセグメントの送信を再開するために、FLOW_CTLフラグをクリアされたAFBメッセージがARQ受信機によって送信される。
Figure 0004731155
各AKVは所与のPPに対応し、以下の表IIに記載されるフィールドを含む。
Figure 0004731155
所与のPP内の個々のLL−PDU受信ステータスのシグナリングはビットマップを介して実現される。ビットマップ内のランクiのビットは、そのPPにおいてSSNがiに等しいSAR−PDUの受信ステータスを反映する。対応するLL−PDUが正確に受信されたときに、ビットが設定され、そうでない場合にはクリアされる。
BM_PRIOVIDEDフラグは、BM_LENGTHおよびBMフィールドがそのメッセージ内に含まれるか否かを指示する。これらの後者のフィールドは、PPSNフィールドによって指定されるPP内のどのLL−PDUが不正確に受信されたか、あるいはまだ受信されていないかをARQ送信機に指示するために含まれる。
AFBメッセージの意味はさらに、FIRST_CORRUPTED、FIRST_RECEIVEDおよびLAST_RECEIVEDフラグ設定に依存する。
FIRST_CORRUPTEDが設定される場合には、PPSNは、ARQウインドウのボトムに配置されるPP、すなわち少なくとも1つのSAR−PDUが抜けている最も小さなPPSNのPP(たとえば、図4に示される例におけるパケットPP#1)のシーケンス番号を指示する。別の言い方をすると、このフラグが設定されるとき、PPSNフィールドによって指定されるPPが、少なくとも1つの破損されたセグメントを含む最も小さなPPSNを有する、受信されたPPであることが指示される。
FIRST_RECEIVEDフラグが設定される場合には、PPSNは、少なくとも1つのSAR−PDUが既に受信されている、受信機ARQウインドウのボトムの後に配置される第1のPP(たとえば、図4に示される例におけるパケットPP#1)のシーケンス番号を指示する。別の言い方をすると、このフラグが設定されるとき、PPSNフィールドによって指定されるPPが、少なくとも1つの正確に受信されたセグメントを含む最も大きなPPSNを有するPPであることが指示される。
LAST_RECEIVEDフラグが設定される場合には、PPSNは、受信機ARQウインドウのトップに配置されるPP、すなわち少なくとも1つのSAR−PDUが既に受信されている最も大きなPPSNのPP(たとえば、図4に示される例におけるパケットPP#5)のシーケンス番号を指示する。
FIRST_CORRUPTED、FIRST_RECEIVEDおよびLAST_RECEIVEDフラグは同時に設定されることができることに留意されたい。
[ARQ破棄(ADC)メッセージ]
このフォワードシグナリングメッセージは、以下の表IIIに記載されるフィールドを含む。
Figure 0004731155
ADCメッセージを送信することにより、ARQ送信機は、シーケンス番号がPPSN+1に等しいPPまで、ARQウインドウのボトムを進めることを要求する。別の言い方をすると、このフィールドは、破棄されることになる最も大きなPPSNのPPのPPSNを含む。ARQ受信機は、フィードバックシグナリングメッセージ(すなわちAFBメッセージ)をARQ送信機に送信することにより、ARQ送信機からADCメッセージを受信したことに肯定応答する。こうして、ARQ送信機は、受信機側においてARQウインドウが進められたことを確認する。
[ARQフィードバック要求(ARF)メッセージ]
このフォワードシグナリングメッセージは以下の表IVに記載されるフィールドを含む。
Figure 0004731155
ARFメッセージを送信することにより、ARQ送信機は、ARQ受信機からのAFBメッセージを要求し、同時に、現時点までに送信されている最も大きなPPシーケンス番号を指示する。
さらに、ARQ送信機はオプションで、連続したPPSNフィールド内の一連のPPシーケンス番号を指定することにより、特定のPPのステータスを要求することができる。
[送信機および受信機動作]
ここで、送信機および受信機の動作、詳細には上記のセクションにおいて提示されるシグナリングメッセージの使用法が、図5の流れ図に関してさらに詳細に説明されるであろう。
[送信機動作]
ARQ送信機は、LL−PDUのSSNがARQウインドウ内に含まれる限り、AFBメッセージを受信することなく、一連のLL−PDUの初期送信51を実行することができる。すなわち、ARQ送信機は、FLOW_CTLフラグを設定されたAFBメッセージを受信していない。
ARQ送信機は、無条件に、ARQウインドウに属する全てのLL−PDUを再送信することもできる。AFBメッセージを通して受信機によって指示される、不正確に受信されたLL−PDUあるいは抜けているLL−PDUが再送信されることが好ましい。
FLOW_CTLフラグが設定されたAFBメッセージ52を受信すると、送信機は新たなLL−PDUを発信するのを止める。この状態では、ARQ送信機は、FLOW_CTLフラグをクリアされたAFBメッセージ54を受信するまで、LL−PDUの再送信53のみを実行することができる。
送信機は、ARFメッセージ55を受信機に送信することにより、特定のPPの受信ステータスを要求することができる。そのARFメッセージの肯定応答56が、送信機に対応するAFBメッセージを受信機が送信することにより実行される。この手順は、送信機がフィードバック情報を欠いているときに有用である。
送信機が破棄手順を起動するとき、送信機は最初に、ADCメッセージ57をARQ受信機に発信しなければならない。その際、送信機は、少なくとも破棄メッセージにおいて指定されるPPに肯定応答するAFBメッセージ58を待たなければならない。一旦、AFBメッセージが受信されたなら、送信機は、そのARQウインドウを進めることができる。
[受信機動作]
受信機は、CRCフィールドを用いることにより、受信された各LL−PDUを復号化し、検査しなければならない。検査が失敗するとき、LL−PDUは拒否され、破損されていると見なされる。そうでない場合には、受信機はPPSNおよびSSNの一致を検査し、一致していない場合には、そのLL−PDUを破棄し、あるいは一致している場合には、それをSAR副層に送る。
発信された各AFBにおいて、受信機は、FIRST_CORRUPTEDフラグを設定することにより、最初の不正確に受信された、あるいは抜けているLL−PDU(BotARQWin)のPPSNを指示することができる。破損されているLL−PDUがあれば、受信機は、BM_PROVIDEDフラグが設定されたAKVを追加することにより、送信機に対してそれらのLL−PDUを指示することができる。各AKVは不完全なPPのPPSNと、LL−PDUを構成するPPの受信ステータスを記述するビットマップとを含む。
特有のARQウインドウサイズが同意されていない場合に、受信機のメモリ空間が不十分になる(すなわち、TopARQWinが進み続けている間にBotARQWinが動作を停止している)場合には、受信機はAFBメッセージにおいてFLOW_CTLフラグを設定し、送信機がそれ以上LL−PDUを発信するのを止めるようにすることができる。
送信機からARFメッセージを受信すると、受信機は、そのBotARQWinのPPSNの指示に加えて、個々のBMを含むオプションで要求されたPPステータスに対応するAKVを含むAFBメッセージを送信することにより、そのARFメッセージの受信に肯定応答しなければならない。
ADCメッセージを受信すると、ARQ受信機は、上位層に送るために、SAR層に対して、PPSNがADCメッセージにおいて指定されるPPSNよりも厳密に小さな全ての完全なPPを指示しなければならない。また受信機は、ADCメッセージの受信に肯定応答するために、少なくともこのPPSNを含むAFBも送信しなければならない。後者のAFBによって網羅される不完全なPPは破棄される。
本発明の一実施形態は、所与のPPSNのPPに属する全てのLL−PDUが正確に受信された場合には、それよりも小さなPPSNを有するPPに属するLL−PDUが抜けている場合であっても、そのPPが組み立て直され、SAR層によって上位層に送られることを規定する。別の言い方をすると、SAR機構は、そのPPSNよりも小さなシーケンス番号の全てのPPが既に送られているか否かにかかわらず、全ての構成要素となるセグメントが正確に受信された所与のPPSNのPPを上位層に送る。この属性は、厳密な順序のPPリアセンブリに対して、厳密でない順序のPPリアセンブリと呼ばれる。ちなみに厳密な順序の場合、PPは、それらのPPSNの厳密な順序で組み立て直され、上位層に送られるであろう。
本発明は、ハードウエアで、あるいはソフトウエアで、あるいはハードウエアおよびソフトウエアの組み合わせで実装されることができる。本明細書に記載される機能を実行するようになっているプロセッサ、コントローラあるいは他の装置であれば、どれでも適している。ハードウエアおよびソフトウエアの典型的な組み合わせは、ロードされ、実行される際に、本明細書に記載される機能を実行するコンピュータプログラムを含む汎用のマイクロプロセッサ(あるはコントローラ)を含むことができる。
現時点で本発明の好ましい実施形態であると考えられるものが図示および説明されてきたが、本発明の真の範囲から逸脱することなく、種々の他の変更がなされることができ、同等のものが代わりに用いられることができることは、当業者には理解されよう。さらに、本明細書に記載される主要な発明の概念から逸脱することなく、特定の状況を本発明の教示に適合させるために多くの変更がなされることができる。さらに、本発明のある実施形態は、上記の特徴の全てを含まないかもしれない。それゆえ、本発明は開示される特定の実施形態に限定されるのではなく、本発明は、添付の特許請求の範囲内に入る全ての実施形態を含むことが意図されている。
本発明の転送方法が適用されることができるプロトコル層の例示的なスタックの図である。 送信機と受信機との間の、セグメントを基にするリンク層データ伝送を示す図である。 本発明によるセグメンテーション方式において実装される2レベルシーケンスナンバリングを示す図である。 本発明の一実施形態によるスライディングウインドウ機構を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に従って交換されるシグナリングメッセージを示す流れ図である。

Claims (15)

  1. データリンク層(LL)と上位層(23)との間の中間にあるセグメンテーション/リアセンブリ(SAR)層内に実装されるSAR機構(125)と、該LL内に実装される誤り回復機構(122)とを用いることにより、該LLを含む通信プロトコル層のスタックをそれぞれ有するデータパケットを、送信機(21)から受信機(22)に送信する方法であって、
    前記SAR機構は、送信方向において、前記上位層(13)によって取り扱われる親パケット(PP)を、長さが短い所与の数n+1(ただしnは厳密には正の整数)個の一連のセグメントに分割する機能と、セグメンテーション情報を提供する機能とを実行し、受信方向において、前記セグメンテーション情報を利用しながら、受信されたセグメントを連結することにより、前記上位層のPPを再構成する機能と、それらを前記上位層(13)に送る機能とを実行し、
    前記セグメンテーション情報は、セグメント毎に、該セグメントが属するPPを識別するPPシーケンス番号(PPSN)と、前記PP内の前記セグメントのランクを識別するセグメントシーケンス番号(SSN)とを含む2レベルシーケンスナンバリングを含み、
    前記誤り回復機構は、前記送信機と前記受信機との間で交換されるフォワードおよび/またはフィードバックシグナリングメッセージを用いる選択的再送信方式を実施し、該メッセージは前記2レベルシーケンスナンバリングを組み込み、
    前記受信方向では、前記PPSNよりも小さなシーケンス番号の全てのPPが既に送られているか否かにかかわらず、全ての構成要素のセグメントが正確に受信され、組み立て直される所与のPPSNのPPを前記上位層に送り、
    前記シグナリングメッセージは、所与の数zの肯定応答ベクトル(AKV)を含むARQフィードバック(AFB)シグナリングメッセージを含み、ただしzは整数であり、該AKVはそれぞれ所与の受信されたPPに対応し、該AKVはそれぞれ前記PPのPPSNを含むフィールドを含み、
    前記AKVはそれぞれフラグを含み、前記フラグは、設定されるときに、
    前記PPが、少なくとも1つの正確に受信されたセグメントを含む最も大きなPPSNを有するPPであることを指示し、および/または、
    前記PPが、少なくとも1つの不正確に受信されたセグメントを含む最も小さなPPSNを有する受信されたPPであることを指示し、および/または、
    前記PPが、少なくとも1つの正確に受信されたセグメントを含む最も小さなPPSNを有するPPであることを指示する
    方法。
  2. 前記AKVはn+1ビットを有するビットマップ(BM)を選択的に含み、前記BM内のランクiのビットは、設定されるときに、前記受信されたPP内にあるiに等しいSSNのセグメントが不正確に受信されたか、あるいはまだ受信されていないことを指示し、ただしiは0〜nの範囲の整数である、請求項に記載の方法。
  3. 前記AFBメッセージはさらに、前記送信機上でフロー制御を実行するのに用いられるフラグを含む、請求項に記載の方法。
  4. 前記フラグは、設定されるときに、前記送信機が新しいセグメントを発信するのを止めなければならないことを前記送信機に指示し、クリアされるときに、前記送信機が新たなセグメントの送信を再開することができることを前記送信機に指示する、請求項に記載の方法。
  5. 前記誤り回復機構は破棄機構を使用し、前記シグナリングメッセージはさらにARQ破棄(ADC)フォワードシグナリングメッセージを含み、該ADCメッセージは、破棄されることになる最も大きなPPSNのPPのPPSNを含むフィールドを含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記受信機は、フィードバックシグナリングメッセージを前記送信機に送信することにより、前記送信機からのADCメッセージの受信に肯定応答する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記シグナリングメッセージはさらに、前記送信機によって送信され最も大きなPPSNのPPのPPSNを含む第1のフィールドと、所与のPP(ただし、前記所与のPPは、受信ステータスが前記受信機によって要求されるPPである)のPPSNを含む少なくとも1つの第2のフィールドとを含む、ARQフィードバック要求(ARF)フォワードシグナリングメッセージを含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記受信機は、前記送信機にフィードバックシグナリングメッセージを送信することにより、前記送信機からのARFメッセージの受信に肯定応答する、請求項に記載の方法。
  9. 前記セグメントは固定サイズのプロトコルデータユニットである、請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記選択再送信方式はスライディングウインドウ機構に基づき、該スライディングウインドウのサイズはセグメントの数として定義される、請求項に記載の方法。
  11. セグメントの数としての前記スライディングウインドウのサイズの最大値はPPSN空間のサイズの概ね半分である、請求項10に記載の方法。
  12. 前記セグメンテーション情報は、各セグメントに付加されるヘッダ部(31)内で送信される、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記誤り回復機構は、セグメントを基にする誤り検出方式を用いる、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. データリンク層(LL)と上位層との間の中間にあるセグメンテーション/リアセンブリ(SAR)層内に実装されるSAR機構と、該LL内に実装される誤り回復機構とを用いることにより、該LLを含む通信プロトコル層のスタックをそれぞれ有するデータパケットを、送信機(21)から受信機(22)に送信するための装置であって、装置は、
    前記SAR機構を実装するための第1のモジュール(125)であって、該SAR機構は、送信方向において、
    前記上位層によって取り扱われる親パケット(PP)を、長さが短い所与の数n+1(ただしnは厳密には正の整数)個の一連のセグメントに分割する機能と、セグメント毎に、該セグメントが属するPPを識別するPPシーケンス番号(PPSN)と、前記PP内の前記セグメントのランクを識別するセグメントシーケンス番号(SSN)とを含む2レベルシーケンスナンバリングを含む、セグメンテーション情報を提供する機能とを実行し、受信方向において、
    前記セグメンテーション情報を利用しながら、受信されたセグメントを連結することにより、前記上位層のPPを再構成する機能と、それらを前記上位層に送る機能とを実行し、前記SAR機構は、前記PPSNよりも小さなシーケンス番号の全てのPPが既に送られているか否かにかかわらず、全ての構成要素のセグメントが正確に受信され、組み立て直される所与のPPSNのPPを前記上位層に送るようになっている、第1のモジュールと、
    前記送信機と前記受信機との間で交換されるフォワードおよび/またはフィードバックシグナリングメッセージを用いる選択的再送信方式を実施する前記誤り回復機構を実装するための第2のモジュール(122)であって、該メッセージは前記2レベルシーケンスナンバリングを組み込む、第2のモジュールとを備え
    前記シグナリングメッセージは、所与の数zの肯定応答ベクトル(AKV)を含むARQフィードバック(AFB)シグナリングメッセージを含み、ただしzは整数であり、該AKVはそれぞれ所与の受信されたPPに対応し、該AKVはそれぞれ前記PPのPPSNを含むフィールドを含み、
    前記AKVはそれぞれフラグを含み、前記フラグは、設定されるときに、
    前記PPが、少なくとも1つの正確に受信されたセグメントを含む最も大きなPPSNを有するPPであることを指示し、および/または、
    前記PPが、少なくとも1つの不正確に受信されたセグメントを含む最も小さなPPSNを有する受信されたPPであることを指示し、および/または、
    前記PPが、少なくとも1つの正確に受信されたセグメントを含む最も小さなPPSNを有するPPであることを指示する
    装置。
  15. 請求項2〜13のいずれか1項による方法を実行するための手段をさらに備える請求項14に記載の装置。
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