JPS6151427A - 摩擦分離給紙制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、摩擦分離給紙方式、即ち、フィードローラと
捌き部材（固定のパッド、ローラ、あるいはトルクリミ
ッタを介した逆転ローラ等）を圧接し、重送紙を捌く様
にした給紙方式における小紙間隔給紙制御方法に関する
。

（従来技術） 通常、コピ一枚数は線速と間隔により（サイズが決まっ
ているため）、処理能力が決定されるため高速複写機に
おいては、線速（ローラによる紙搬送速度）アップと通
紙間隔の短縮化が計られている。

そして摩擦分離給紙（固定リタードタイプ）において複
数のセンサを配し、センサ検知時刻と設定時間の和にて
通紙間隔制御する方法が知られているが、搬送路中の搬
送速度は紙種、サイズ、ローラの経時変化や環境変化等
の影響を受は一定ではなく、また、その変動の与える影
響度合が極めて大であることから、搬送路中線速が一定
であることを前提とした従来の制御方法では紙間隔を十
分小にできなかった。

あるいは小にした場合、次の用紙が前の用紙と重なる不
具合が発生していた。

（目的） 本発明は、この様な従来例の欠点を解消し、摩擦分離給
紙において、小紙間隔化を達成する制御方法を提供する
ことを目的とするものである。

（構成） そのために本発明は、給紙部から送り出された紙を予備
給紙位置まで給紙して一旦止め、その後の再給紙時の実
際の搬送速度を検出して、これにより後続の予備給紙位
置に停止されている紙の再給紙予定時刻を補正するよう
にしたことを特徴とするものである。

以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。

第１図は、本発明の制御方法に係る機能ブロック図であ
る。

図におい１は用紙を送り出すピックアップローラ、２は
摩擦分離ローラ（フィードローラ２ａとセパレートロー
ラ２ｂからなる）、３はグリップローラ、４はレジスト
ーラ、５はフィードローラを駆動するモータ、Ｓｘ、Ｓ
ｚはそれぞれ図示する位置に設けられたセンサである。

センサ信号及びモータ信号（Ｆｌｌ）は駆動手段６を介
して信号入出力手段７に入り、さらに演算制御手段８に
とり込まれる。９は制御プログラム記憶手段であり、１
０は信号入出力手段、］１は紙サイズ等の入力部である
。

用紙は画像形成域に所定のタイミングで送り出される必
要があり、レジストローラ４のスタート時刻はこの必要
時刻により決定されている。

従って、給紙スタート時刻は予め予定された時刻になる
。今、給紙信号が与えられるとフィードローラ２及びピ
ックアップローラ１は共に回転駆動され、センサＳ１に
て紙検出されると停止される。

この給紙信号は、紙ストック位置からセンサＳ１まで搬
送されるに十分な時間を再給紙時刻から差し引いて与え
られる。

次に設定さおだ再給紙時刻に再び給紙駆動が与えられ、
同時にピックアップローラ１は解除される。紙がグリッ
プローラ３に到達するに十分な時間この駆動が加えられ
、その後駆動はストップする。その接紙はグリップロー
ラ３にて搬送され、フィードローラ２ａはワンウェイク
ラッチによりつれまわりとなる。紙がセンサＳｚに到達
すると、これを検知し信号が演算制御手段８にとり込ま
れる。そしてここでセンサＳ１とセンサ８２間の距１１
［ｎ　コ及びセンサＳｚでの検知時刻と再給紙時刻との
差により搬送線速Ｖｘを演算する。

レジストローラ４はこの時停止しており、これにより紙
は整合され、その後所定のタイミングで送り出される。

一方紙の後端がセンサＳ１にて検知されると、第２紙が
予備給紙され第１紙と同様にセンサＳ１の検知位置に停
止する。

第１紙と同じ再給紙時刻で送り出すと第１紙と同じ状態
で送られる。

ここで第２の紙がレジストローラに達する理想的な時刻
は第２の紙がレジストローうで整合される理想的な時間
により予め決まっている値である（通常スキュー補正に
必要なたるみ量は数ミリメートル〜ｌＯ数ミリメートル
程度であり、たるみを吸収できるスペースにも限度があ
る）。

従って第１紙再給紙時刻と第１紙搬送速度により第２紙
１ノジストローラ到達時刻が算出され、これを第２紙の
［ノジストローラスタート理想時刻との差が第２紙再給
紙予定時刻補正値として採用される。

即ち、本発明における第２紙再給紙時刻１２はただし ｔＲ’；　　Ｉフジストロ−ラスター８時刻Ｑ３　；　
搬送距離 ＱＢ　；　紙整合に必要な送り黴中心値■□　；　第１
紙搬送線速 尚、第１図において、Ｗは紙先端位置ばらつき範囲、Ｐ
は予備給紙位置、Ｑｌは搬送線速ｖ１測定距離である。

以降第３紙も第２紙同様に順次前の紙の搬送情報による
修正を加えられ、送給が続けられる。

なお、レジストローラ４は紙通過を保証する時間経過後
に停止され、次の紙が到達する前に停止している。

もちろん」二連した各種演算処理及び第２紙、第３紙の
再給紙時刻の演算は、演算制御部８で行なわれ、またデ
ータは制御プログラム記憶手段９に格納され、必要に応
じて読み出される。

第２図は、上述した制御動作を示すフローチャートであ
り、　（ａ）は１枚目の紙の送りに関するもの、（ｂ）
は２枚目の紙の送りに関するものである。

尚、３枚目以降も２枚目同様のフローとなる。

また”　Ｆ　Ｍ　ＯＮ　”とあるのはフィードローラ２
を駆動するためのモータ５の駆動を意味する。

（効果） 本発明は、以」二述べた通りのものであり、この方法に
よれば摩擦分離方式特有の紙先端位置ばらつきを畷収し
く初期位置の不整を含み）機械差、紙差、環境経時変化
等によりばらつく搬送速度を補正できる。従ってこれら
ばらつきによりとらなければならない間隔を消去でき紙
間隔を小さく設定できる。

従って低い線速で高処理枚数にすることにより。

画像形成系の品質が向上し、機械寿命の増大等大きな効
果を得ることが可能となる。

４図面の簡単なｆｆ＋２明 第１図は、本発明の制御方法に係る機能ブロック図、第
２図（ａ）、（ｂ）はその動作フローチャー１へＣある
。

馬１図 箆２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 摩擦分離給紙において少くとも２ケの紙検出センサを備
   え、給紙信号により第１センサ検知まで予備給紙を行な
   い、所定の時刻に再給紙し、この第１の用紙が第２セン
   サに検知される時刻と、再給紙時刻との差にてセンサ間
   搬送速度を演算し、第２の用紙は第１の用紙後端を第１
   センサが検出すると同時に予備給紙を行ない第１センサ
   検知位置に停止させ第２の用紙再給紙予定時刻を前記第
   １の用紙搬送速度にて修正した時刻とし、以降後続用紙
   を前の用紙搬送速度にて順次修正して給紙させることを
   特徴とする摩擦分離給紙制御方法。