JPS6151371B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6151371B2 JPS6151371B2 JP7662479A JP7662479A JPS6151371B2 JP S6151371 B2 JPS6151371 B2 JP S6151371B2 JP 7662479 A JP7662479 A JP 7662479A JP 7662479 A JP7662479 A JP 7662479A JP S6151371 B2 JPS6151371 B2 JP S6151371B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- lead wire
- shielding plate
- film
- electrostatic shielding
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は高周波発振型の近接スイツチに関す
る。
る。
高周波発振型の近接スイツチは近年とみに小型
化及び低消費電力化が押し進められている。低消
費電力化が進むと増幅回路、信号処理回路のイン
ピーダンスが高くなるので雑音により誤動作し易
くなり、回路部を静電シールドすることが重要に
なつてくる。ところが前記のように小型化が進め
られているため静電シールド板を配置する場合に
スペース上の問題が生じたり、また静電シールド
板を組み込む作業が容易でない等の組立て作業上
の問題が困難な問題として存在している。
化及び低消費電力化が押し進められている。低消
費電力化が進むと増幅回路、信号処理回路のイン
ピーダンスが高くなるので雑音により誤動作し易
くなり、回路部を静電シールドすることが重要に
なつてくる。ところが前記のように小型化が進め
られているため静電シールド板を配置する場合に
スペース上の問題が生じたり、また静電シールド
板を組み込む作業が容易でない等の組立て作業上
の問題が困難な問題として存在している。
この発明は静電シールド効果が良好でかつ作業
性良く組立てられるよう改善した静電シールド板
を有する近接スイツチを提供することを目的とす
る。
性良く組立てられるよう改善した静電シールド板
を有する近接スイツチを提供することを目的とす
る。
以下、本発明の1実施例について図面を参照し
ながら説明する。まず第1図を参照しながらこの
実施例の回路構成について説明する。第1図に示
すように2つのIC回路11,12が備えられて
いて、IC回路11には検出コイル13とコンデ
ンサ14とで構成される並列共振回路や感度設定
用可変抵抗15、温度補償用サーミスタ16、積
分用コンデンサ17等が接続されている。こうし
てIC回路11は発振回路及び信号処理回路とし
て機能する。コンデンサ18は電源平滑用であり
LED(発光ダイオード)19は検出動作を表示
するためのものである。IC回路12は出力回路
をなし出力トランジスタ20を駆動する。ツエナ
ーダイオード21はサージ吸収用であり、またコ
ンデンサ22、抵抗23,24はサージ吸収し回
路を保護するためのものである。ダイオード25
は電源の正負が逆に接続された時の保護用であ
る。
ながら説明する。まず第1図を参照しながらこの
実施例の回路構成について説明する。第1図に示
すように2つのIC回路11,12が備えられて
いて、IC回路11には検出コイル13とコンデ
ンサ14とで構成される並列共振回路や感度設定
用可変抵抗15、温度補償用サーミスタ16、積
分用コンデンサ17等が接続されている。こうし
てIC回路11は発振回路及び信号処理回路とし
て機能する。コンデンサ18は電源平滑用であり
LED(発光ダイオード)19は検出動作を表示
するためのものである。IC回路12は出力回路
をなし出力トランジスタ20を駆動する。ツエナ
ーダイオード21はサージ吸収用であり、またコ
ンデンサ22、抵抗23,24はサージ吸収し回
路を保護するためのものである。ダイオード25
は電源の正負が逆に接続された時の保護用であ
る。
コイル13は第2図に示すように絶縁性のボビ
ンに巻かれた後フエライトコア31の溝内に納め
られる。このフエライトコア31の背面32には
Crを下地蒸着しPdを仕上蒸着してなる金属蒸着
膜が形成されている。この背面32にはリード線
部40が固定されている。このリード線部40は
絶縁性のフレキシブルフイルム41上に2本の導
体パターン42,42が形成されたものからな
り、更にこのフイルム41の端部には固定用の導
体パターン43,43が形成されている。そして
ハンダ44,44によりこの導体パターン43,
43と背面32の金属蒸着膜とをハンダ付けする
ことによりリード線部40が固定される。導体パ
ターン42,42の一端にはコイル13の導線の
端部13a,13bが接続され、更にチツプタイ
プのコンデンサでなる共振コンデンサ14がハン
ダ付けされている。
ンに巻かれた後フエライトコア31の溝内に納め
られる。このフエライトコア31の背面32には
Crを下地蒸着しPdを仕上蒸着してなる金属蒸着
膜が形成されている。この背面32にはリード線
部40が固定されている。このリード線部40は
絶縁性のフレキシブルフイルム41上に2本の導
体パターン42,42が形成されたものからな
り、更にこのフイルム41の端部には固定用の導
体パターン43,43が形成されている。そして
ハンダ44,44によりこの導体パターン43,
43と背面32の金属蒸着膜とをハンダ付けする
ことによりリード線部40が固定される。導体パ
ターン42,42の一端にはコイル13の導線の
端部13a,13bが接続され、更にチツプタイ
プのコンデンサでなる共振コンデンサ14がハン
ダ付けされている。
静電シールド板50はこのリード線部40と一
体に形成されている。すなわちシールド板50は
絶縁性のフレキシブルフイルム51上に格子状導
体パターン52が形成されてなるものであるが、
このフイルム51と前記リード線部40のフイル
ム41とは一枚の連続したフイルムからなり、ま
た導体パターン52,42は同時に形成されかつ
導体パターン42,42の一方と導体パターン5
2とは連続するように形成されている。導体パタ
ーン52は格子状に形成されており、その間隙部
は巻付け軸方向に長くその直角方向に短いものと
なつているが、これは第3図に示すように回路部
が実装されたプリント配線板10に巻付ける際に
その巻付ける方向での可撓性をより良好とするた
めである。なお絶縁性のフレキシブルフイルムと
してはポリイミド系あるいはポリエステル系の厚
さ数十μm程度のものを用い、導体パターンとし
ては銅箔を用いたり或いはこのフイルム上に形成
するNi,AlあるいはPdなどの金属蒸着膜、或い
は導電性塗料の膜などを用いることができる。
体に形成されている。すなわちシールド板50は
絶縁性のフレキシブルフイルム51上に格子状導
体パターン52が形成されてなるものであるが、
このフイルム51と前記リード線部40のフイル
ム41とは一枚の連続したフイルムからなり、ま
た導体パターン52,42は同時に形成されかつ
導体パターン42,42の一方と導体パターン5
2とは連続するように形成されている。導体パタ
ーン52は格子状に形成されており、その間隙部
は巻付け軸方向に長くその直角方向に短いものと
なつているが、これは第3図に示すように回路部
が実装されたプリント配線板10に巻付ける際に
その巻付ける方向での可撓性をより良好とするた
めである。なお絶縁性のフレキシブルフイルムと
してはポリイミド系あるいはポリエステル系の厚
さ数十μm程度のものを用い、導体パターンとし
ては銅箔を用いたり或いはこのフイルム上に形成
するNi,AlあるいはPdなどの金属蒸着膜、或い
は導電性塗料の膜などを用いることができる。
このようにリード線部40と静電シールド板5
0とを一体としているため組立て接続時に取り扱
い易く、かつシールド板の導体パターン52とリ
ード線部の導体パターン42の一方とが連続して
いるためハンダ付け箇所が少くなり作業性が向上
し信頼性も高くコストダウン可能であり、しかも
スペース効率が良好である。リード線部40はフ
レキシブルプリント配線板として形成されている
ため丈夫でリード線部における断線の心配もな
い。なおリード線部40および静電シールド板5
0の各導体パターン42,52の表面は、ハンダ
付けする箇所を除いてエポキシ樹脂等の絶縁コー
テイングで覆つておくことが望ましい。
0とを一体としているため組立て接続時に取り扱
い易く、かつシールド板の導体パターン52とリ
ード線部の導体パターン42の一方とが連続して
いるためハンダ付け箇所が少くなり作業性が向上
し信頼性も高くコストダウン可能であり、しかも
スペース効率が良好である。リード線部40はフ
レキシブルプリント配線板として形成されている
ため丈夫でリード線部における断線の心配もな
い。なおリード線部40および静電シールド板5
0の各導体パターン42,52の表面は、ハンダ
付けする箇所を除いてエポキシ樹脂等の絶縁コー
テイングで覆つておくことが望ましい。
第3図に示すように静電シールド板50を巻付
けて接着テープ53等で固定し(第3図でプリン
ト配線板10上にIC回路12とLED19とが実
装されている様子が表わされている)、第4図に
示すように組立てる。この第4図で、61はコイ
ル及びフエライトコア31が収納されるコイルケ
ースであり、円筒状のベース金具64中でゴムパ
ツキング62を介在させながら絶縁筒63と結合
される。この絶縁筒63中にプリント配線板10
が収納されることになる。65は表示用の窓ピン
である。66はコード68を締め付けるためのゴ
ム、67はリングである。
けて接着テープ53等で固定し(第3図でプリン
ト配線板10上にIC回路12とLED19とが実
装されている様子が表わされている)、第4図に
示すように組立てる。この第4図で、61はコイ
ル及びフエライトコア31が収納されるコイルケ
ースであり、円筒状のベース金具64中でゴムパ
ツキング62を介在させながら絶縁筒63と結合
される。この絶縁筒63中にプリント配線板10
が収納されることになる。65は表示用の窓ピン
である。66はコード68を締め付けるためのゴ
ム、67はリングである。
以上、実施例について説明したように本発明に
よれば、静電シールド板は巻付け軸方向に長くそ
の直角方向に短い間隙部を有する格子状の導体パ
ターンがフレキシブルフイルム上に形成されたも
のからなつているため十分な可撓性を持つている
ので巻付け易く、しかも銅箔だけの場合に較べて
弾性の点についても強度の点についても優れてお
り、また全体として薄くできるためスペース的に
も問題がない。このように可撓性がありながらし
かも強度も十分であるから取り扱い易く製造工程
における組立て作業は簡単なものとなる。
よれば、静電シールド板は巻付け軸方向に長くそ
の直角方向に短い間隙部を有する格子状の導体パ
ターンがフレキシブルフイルム上に形成されたも
のからなつているため十分な可撓性を持つている
ので巻付け易く、しかも銅箔だけの場合に較べて
弾性の点についても強度の点についても優れてお
り、また全体として薄くできるためスペース的に
も問題がない。このように可撓性がありながらし
かも強度も十分であるから取り扱い易く製造工程
における組立て作業は簡単なものとなる。
第1図は本発明の1実施例の回路構成を示す回
路図、第2図はコイル13の周辺及び静電シール
ド板50を示す斜視図、第3図はプリント配線板
10と静電シールド板50との組立て状態を示す
斜視図、第4図は全体の組立て状態を示す分解斜
視図である。 13……検出コイル、14……共振コンデン
サ、19……LED、40……リード線部、50
……静電シールド板、61……コイルケース、6
3……絶縁筒、64……ベース金具、68……コ
ード。
路図、第2図はコイル13の周辺及び静電シール
ド板50を示す斜視図、第3図はプリント配線板
10と静電シールド板50との組立て状態を示す
斜視図、第4図は全体の組立て状態を示す分解斜
視図である。 13……検出コイル、14……共振コンデン
サ、19……LED、40……リード線部、50
……静電シールド板、61……コイルケース、6
3……絶縁筒、64……ベース金具、68……コ
ード。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 発振回路およびこの発振回路出力を信号処理
する信号処理回路を含む回路部と、前記発振回路
の一部をなす検出コイルとをケース中に収納して
なる近接スイツチにおいて、巻付け軸方向に長く
その直角方向に短い間隙部を有する格子状の導体
パターンをフレキシブルフイルム上に形成してな
る静電シールド板を前記回路部の周囲に巻付ける
ようにしてなる近接スイツチ。 2 前記静電シールド板のフレキシブルフイルム
上には更に前記検出コイルと前記回路部間の電気
的接続をなすリード線部が形成されていることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の近接スイ
ツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7662479A JPS561435A (en) | 1979-06-18 | 1979-06-18 | Proximity switch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7662479A JPS561435A (en) | 1979-06-18 | 1979-06-18 | Proximity switch |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS561435A JPS561435A (en) | 1981-01-09 |
JPS6151371B2 true JPS6151371B2 (ja) | 1986-11-08 |
Family
ID=13610502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7662479A Granted JPS561435A (en) | 1979-06-18 | 1979-06-18 | Proximity switch |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS561435A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0132392Y2 (ja) * | 1984-12-17 | 1989-10-03 |
-
1979
- 1979-06-18 JP JP7662479A patent/JPS561435A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS561435A (en) | 1981-01-09 |
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