JPS6151069A - 着氷防止塗料組成物 - Google Patents

着氷防止塗料組成物

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JPS6151069A
JPS6151069A JP17261284A JP17261284A JPS6151069A JP S6151069 A JPS6151069 A JP S6151069A JP 17261284 A JP17261284 A JP 17261284A JP 17261284 A JP17261284 A JP 17261284A JP S6151069 A JPS6151069 A JP S6151069A
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icing
group
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alkali metal
resin
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JP17261284A
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Heihachi Murase
村瀬 平八
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は着氷防止塗料組成物に関するもので、さらに詳
しくはオルガノボリシO十すク樹脂をペースとして、そ
のマトリ・ツクス中にアルカリ金属化合物及びカルボ牛
シル基含有疎水性シリコン化合物を均一に溶解または分
散してなる水の結氷時の被覆・物体表面への強い付着を
防止することが可能で且つその持続性にすぐれた着氷防
止塗料組成物に関する。
従来の技術 従来、着氷防止対策の一つとして物体表面に各種の被覆
物を塗布し、これによって着氷力の軽減が試みられてき
た。被覆材料としては、アクリル樹脂系、jム系、フッ
素樹脂系およびシリコーン樹脂系等の被覆材料が知られ
ている。この中でもシリコーシ系である各踵のオルガノ
ポリすロ牛サン樹脂が特に多く利用されている。例えば
ソ連特許789080号では二層からなるシリコーン系
着氷防止塗料を開示している。また米国特許42712
15号はカルボ中シル官能基を有した特定のシリコーン
樹脂にナト5アルコ中シチタシ化合物を接着触媒として
用いる着氷防止塗料を開示している。
これらの塗料組成物による物体表面の被覆によって、着
氷性を多かれ少なかれ軽減させることは可能であるが、
氷の水素結合による強い接着を完全に防止するKは至っ
ていない。そこで本発明者は着氷のメカニズムを基礎的
に研究し、界面科学的、物理的および熱力学的の三つの
要因に分類して鋭意検討した結果、水素結合開離作用を
有するアルハリ金属化合物とオルガノボリシO+サン樹
脂との組合せからなるもの及び該組合せにさらにパラフ
ィン物質を添加してなるもので、従来の被覆材料の着氷
防止能を凌駕する着氷防止材料用組成物を先に提案した
(例えば、特願昭57−136570号、特願昭59−
63706号公報参照)。
前記提案による着氷防止材料用組成物は実用上はぼ清足
し得る着氷防止性能を示すが、添加されるアルカリ金属
化合物がマトリックス樹脂であるシリコーン樹脂との親
和性に乏しく、長期間の屋外使用において塗膜から逸散
する欠点があった。
さらに塗膜を水中に浸漬した場合にも有効成分の流出が
緩慢に進行し着氷防止性能が次第に低下する欠点があっ
た。
そこで、本発明者らは、先に前記着氷防止材料用組成物
から形成される被′81層の上にシリコンオイルを塗布
することによってアルカリ金属化合物の被膜からの逸散
を防止して着氷防止機能の持続性を向上させると同時に
、シリコンオイル自身の有する着氷性低減能力を利用し
て着氷防止性能の一層の強化をはかる方法を提案した(
特願昭59−82640号公報参照)。
しかしながら、前記提案による方法′畝゛着氷防止性能
の非常に優れた塗膜を形成することができるが、実際の
塗装工程においては着氷防止材料用組成物から形成され
る塗膜の上にさらにシリコンオイルを塗布する工程が必
要となり、このことは時代の趨勢である塗装工程の合理
化、省力化に逆行するものである。このため尚該技術分
野においては、シリコンオイルを塗布するような後処理
工程を要することなく、しかもシリコンオイルを塗布す
る場合と同じ性能を有する着氷防止塗膜を形成する塗料
組成物の開発が強く要望されている。
そこで1本発明者らは前記の要望を満たす着氷防止塗料
組成物を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、先に提案し
た着氷防止材料組成物にシリコンオイルを配合しても目
的とする塗料組成物が得られなかったが、シリコンオイ
ルに替えてカルボ中シル基含有疎水性シリコシ化合物を
配合するととくよってシリコンオイルによる後処理工程
を要することなく長期間の屋外暴露に耐えることのでき
る塗膜を形成する着氷防止塗料組成物が得られることを
見い出し本発明を完成するに至った。
問題点を解決するための手段 かくして、本発明に従えば、 (蜀 下記平均組成単位式 %式%) (式中Rは炭素−ケイ素結合によりケイ素に結合する一
価有機基、または水素を表わし、R′は水素、C工〜C
2゜のアル中ル基、アシル基、アリール基又はオ牛シム
残基を示す。上式中のpは合(4−n−m)、n及びm
はそれぞれ4未満の値で、かりO(n + m (今を
満足する値でちる。)で表わされるオルガノボリルす中
サン樹月旨40.0〜99.6重量部及び Tn)  下記式 (式中MはLi%Na及びKから選ばれるアルカリ金属
を光わし、Xは無機酸根、水酸基又は有機散板を表わし
、aはl−今のJI数を表わす)で示されるアルカリ金
属化合物0.1〜30.0重量慢及び (0)1分子中に少なくとも1個のカルボ中シル基を有
する疎水性シリコン化合物0.3〜30.0重量係を含
有することを特徴とする着氷防止塗料組成物が提供され
る。
作用及び発明の効果 本発明による組成物が長期にわたる着氷防止に及ぼす作
用効果は、該組成物の一つの構成成分であるオルガノポ
リシロ牛す:J樹脂(A)の1表面特性及び物理的特性
に加うるに、アルカリ金属塩(DJとカルボ牛シル基含
有疎水性シリコン化合物(0)との後記作用との複合効
果として現われる。
すなわち、オルガノポリすロ牛サシ樹脂はその表面に炭
化水素の鎖が配列するので、その表面エネル・1−は低
く、また水素結合を生じやすい極性成分も極めて少ない
ため撥水性表面を形成する。
オルガノボリシO中サン樹脂の着氷低減性能はこの低表
:frIエネルヂ一の他に、その物理的特性、特に低温
物性によるところも大である。すなわち、該オルガノボ
リシO+サン樹脂の剛性は小さく、しかもそのガラス転
移温度が低いために極低温、例えばマイナス30℃の条
件下でもその分子運動が凍結されず、極めて低い剛性を
示すため氷結の際に水素結合の標的になプにくい。
また、アルカリ金属化合物(B)とカルボ牛シル基含有
疎水性シリコン化合物(C)は、マトリックス樹脂であ
るオルガノポリすロ中サン樹脂(A)中に溶解又は分散
し、シリコン化合物(0)は疎水性であることKよシマ
トリックス樹脂との現和性に使れ塗戻外に逸散すること
なくシリコンオイルと同様の作用をする。他方、疎水性
シリコン化合物(qのカルボ中シル基は、アルカリ金属
化合物(n)のアルカリ金属と八面体配位を作り(特に
リチウ、ム化合物が作シやすい)、着氷防止層を形成す
る。それと同時にアルカリ金屑化合物t−m膜中に強力
に捕捉することによって長期にわたる優れた着氷防止効
果を及ぼすものと考えられる。
本発明におけるオルガノポ中シル中サシ樹脂(蜀は、前
記した平均組成単位式Rn5iCOR′)mopで表わ
され、且つ水及び有機溶剤に分散及び/又は溶解して液
状を呈することのできるものである。
上記式中のRは炭素−ケイ素結合によシケイ素に結合す
る1価の有機基または水素である。
該有機基としては、例えばメチル、エチル、プロビル、
へ牛シルなどのアル中ル基;シクロへ中シル、シクロブ
チル、シクロペンチルなどのシクロアル中ル基;フェニ
ル、トリル、牛シリル、ナフチルなどのアリール基;ベ
ンジル、フェニルエチル、メチルベシジル、ナフチルペ
シジルなどのアラル中ル基;ビニル、アリル、オレイル
などのアルケニル基;シフ0ペンタジエニル、2−シク
ロブテニルなどのシフ0アルケニル基;ビニルフェニル
基の如きアルケニルアリール基などを挙げることができ
る。中でも炭素数l〜6の低級アル牛ル基が着氷防止の
面でも効果的である。
また、式中R′は水素の他に1例えばメチル、エチル、
プロピル、づチル、アミル、へ中シル、オクチルなどの
C□〜C2゜のアル中ル基;アリール基ニアセチル、プ
ロピオニル、ブチリルなどC□〜C8のアシル基;オ中
シム残1js;などを挙げることができる。
本発明で使用される上記したオルガノポリシ0牛サン樹
脂は、前記した如く水及び有機溶剤に分散及び/又は溶
解するものであれば分子量に制限されることなく使用可
能であるが、通常使用されるものは数平均分子量で約3
00〜約1000000好適には約1000〜約500
000の範囲である。
また、該オルガノポリシロ中サン樹脂は、分子中に水酸
基、アルコ牛シ基のような反応性基を有するものが好ま
しく使用される。このようなオルガノポリシロ中サン樹
脂としでは、例えば、2−60181.?−6188、
S、1kyd 50、DC−3037(Dow Cor
ning社製品)、KR−216、ICE−218、K
SP−IC信越シリコーン■製品)、TSR−160、
TSR−165(東京芝M電気■製品)、SE 182
1%、5EI980.5E9140.5PX211゜P
RX 305.5H237,5H955IRTV、(東
しシリコーシ■製品)等が挙げられる。
前記したオルガノポリシロ中サン樹脂の使用量は、40
.0〜99.6重量%、好ましくは60.0〜95.0
重量幅である。その使用量が99.6重量%を超えるか
、または40.0重量%未満になると着氷性が著しく増
大してくる。
また、本発明で使用される一般式MaΦXeで表わされ
るアルカリ金属化合物tu)におけるMはLi 、 N
a及びKから選ばれるアルカリ金属であシ、中でもLi
が好適である。またXは無機酸根、水酸基又は有機酸根
であり、無機酸根とは無機酸の分子から金属と置換し得
る水素原子を1個又はそれ以上除いた残りの部分を意味
し、Fe 、 cJ3e −Drθ及びlOのような単
原子及びNO30、co3”θ、原子団を包含すること
ができる。
また、有機酸根とは飽和又は不飽和のモノカルボ:/酸
もしくはポリカルボン酸の分子から金属と置換し得る水
素原子を1個又はそれ以上除いた残シの部分を意味し、
例えばHCOOe及び一般式CH3(CH2)nC00
O(n:0〜20の整数)で表わされる胞和モノカルポ
ジ酸根;一般式 マレイ:/酸、オレイン酸、リノール酸などの不飽和0
8 ; −to他a石ase ooc−(cyon>2
−cooeなどの多価カルポジ酸根; などが挙げら゛れる。
また、aは無ia酸根または有機酸根の種類によって決
まシ、通常1〜4の整数である。
しかして、前記式で示されるアルカリ金属化合物の代表
例としては次のものを例示することができる。
LsF %Ls(:13、LiBr s Lil %N
aF s NaC1;3、NaBr %Mal s’ 
KF’ sKα1KEr 、Kl s ’LxNO3、
NaNO3、KNO3、Li2Co、、、Na2CO3
、K2No、、Ls 3/’O(、、Na3/’OI4
、KPOJ4、Li25OI4、Na 2SO4、K2
S0. LiMnO4、A/aMnO4s KMnQa
sLi2Cr20.、、/Va2Cr207、K2Cr
2O7、Li、5inasL s 2SiO3、Noa
Sinas Na2SiO3、K4SiOI4、K2S
t O3、L 1BO2、NaSO3、KBO2、L 
t 3VQI4、Na3 FO(h、K、VO,、L 
s 2WOa、7Va2TFOa、K2WOa;HCO
OLi %HCOONn 、 HCOOK 、 Li2
C20,、Na2C2014、K2C2O4、CH3C
OOLi 、 CH3COONa 。
CH3CH3K% C2H3COOLt −LsOOC
−CH2−COOLt −クエン酸リチウム、クエン酸
ナトリウム、クエン酸カリウム、酒石酸リチウム、トリ
メリット酸リチウム、ピロメリット酸リチウムなど。こ
れらアルカリ金属化合物は単独で又は2種以上組合せて
使用することができ、その配合量は0.1〜30.0劃
■、好ましくは0.5〜l000″!(量襲である。
該アルカリ金属化合物の配合量が0.1重量%未満では
着氷防止効果が著しく低下し、逆に30.0重量係を超
えると塗膜の物性が低下する。
これらアルカリ金属化合物の中でも着氷防止作用の最も
大きなものは塩化物である。しかし、このような強酸の
塩を使用した場合には金属素材に発錆を生じさせる性質
があるので使用に際しては注意を要する。次いで、着氷
防止作用効果の大きなものは炭酸塩、珪酸塩および酢酸
塩であシ、これらは着氷防止作用の持続性もあり、且つ
錆を発生させることも少ないので好適である。さらKこ
れらのアルカリ金属化合物の中でもリチウム化合物が他
のナトリウム化合物やカリウム化合物に比較して着氷防
止効果が大きく好適である。
本発明において使用されるカルボ牛シル基含有疎水性シ
リコシ化合物(0)は、分子中に少なくとも1個のカル
ボ牛シル基を有する疎水性シリコン化合物であって、そ
の分子量は約100〜約50000好適には約130〜
約10000の範囲にあるものが使用される。また、導
入されるカルボ中シル基の量は約0.O1〜約50重量
%、好ましくは約0.1〜約35重ffi%、さらに好
ましくは約1〜約lO重gC%の範囲である。カルボ牛
シル基の含有量が0.01重量嗟未満ではマトリ゛らラ
ス樹脂中に溶解分散したアルカリ金属化合物(13)を
十分に捕捉することができず長期にわたる着氷防止性が
得られない。他方カルボ中シル基の含有量が50重重量
上超えると、シリコシ化合物(C1自体親水性が強くな
)、その結果マトリックス樹脂との親和性が小さくなシ
塗膜性能が低下する。それと同時に着氷性が増大する。
すなわち、本発明で用いるシリコン化合物(0)におけ
る疎水性とは該シリコン化合物のカルボ牛シル基の含有
ヱが約50重量%以下の範囲にあるものであって且つ該
シリコン化合物が常温で水と混和しない性質を示すこと
を意味する。
前記したカルボ牛シル基含有疎水性シリコシ化合物(0
)の代表例としては、例えば次のものを例示することが
できる。
CH3CN。
CH,CH3 CH3CH。
CH3’ 11’0OC−CH−8i−CH2−COOHi13 CH3 H3 CH3cIi3 また、前記の他にシリコン油の側鎖にカルボ中シル基を
導入したカルボキシ変性シリコン油を挙げることができ
る。該カルボキシ変性シリコン油に導入されるカルボ中
シル基の量は、通常約0.1〜約5重景係、好適には約
0.3〜約2重fj!、俤の範囲である。該カルボキシ
変性シリコン油としては、例えば5F−s+I8(東し
シリコーン■製品)等が挙げられる。
前記したカルボ+シル基含有疎水性シリコン化合物(0
)は、それぞれ単独で又は2fi4もしくはそれ以上組
合せて使用する。ことができる。その配合量は0.3〜
30.0重量%、好ましくは1.0〜10.ON量係で
ある。該(C)成分の配合量が0.3重gc悌未満にな
ると屋外暴露時の長期の着氷防止性が得られず、逆に3
0.0重量%を超えると塗膜の物性と耐候性が低下する
本発明の着氷防止塗料組成物は、前記した(A)、(I
I)及び(0)成分を必須成分とするものであるが、さ
らに所望に応じてパラフィン物質を添加して着氷防止能
の持続性の改良と氷−r!L膜界面における剪断破壊力
を低下せしめることができる。パラフィン物質の作用は
、表面への配向効果でありこれは無極性の炭化水素鎖が
表面に配列して表面エネルギーを下げると同時に表面に
潤滑性を付与するものである。使用されるパラフィン物
質は従来から公知の流動パラフィンおよび固形パラフィ
ンであって、前者の流動バラフィシは主として炭素原子
数10〜24の炭化水素からなる平均分子量約150〜
250の常温で液状を呈するものであって、通常白油(
ホワイトオイル)とも言われるものである。他方、後者
の固形パラフィンは炭素数18〜30程度の炭化水素を
主成分とする平均分子量約250〜350及び融点50
℃以下、好ましくは40℃以下の常温で固形状の通常の
有機溶剤に溶解又は分散することの可能なものである。
本発明においては流動パラフィンが、中でも流動点(P
our point  )が−5℃以下と低い流動パラ
フィンが氷結点以下の温度においても流動性を保持する
ため剪断破壊力の低下に極めて有効であることから好適
なものである。
パラフィンの代表例としては、例えば流動パラフィンと
しては商品名’ Carnation ” s ’ I
CIoarol”1″Blandor ’、’ 13g
nol ’、Kaydol等(以上、米国Witco 
Chemica1社製品)が挙げられ、他方、固形パラ
フィンとしては日本精蝋社製パラフィンワックス110
.115.120などが挙げられる。
また、本発明の組成物にパラフィン物質が配合される場
合には、前記(A)、(B)及び(0)成分の合計重量
に対して0.2〜4OTfL量チ、好ましくは0.5〜
20重量%の範囲である。該パラフィン物質の配合量が
0.2重量部未満では氷−塗膜界面での剪断破壊力の低
下が認められず、他方40重量部を超えると塗膜の物性
及び耐久性の低下をもたらす。
さらに1本’A”Aの組成物には、必要に応じて通常塗
料に用いられている公知の顔料、体質顔料、または染料
が成分((転)、(11)及び成分(C+1の合計重量
に対して120ffiQ1以下の範囲で添加することが
できる。その他界面活性剤や添加剤なども適宜加えるこ
とができる。
本発明の着氷防止塗料組成物の調製は、前記した(ム)
成分、(B)成分及び(01成分、さらに必要に応じ゛
てこれら以外の成分を混合することによって行なわれる
。混合する手段社、一般の分散方法であるスチールボー
ルミル、ペブルミルや、アトライターなどを利用して行
なわれる。組成物を塗料用に調整する場合には有機溶剤
が適宜用いられる。溶剤は基体樹脂であるオルガノボリ
シO牛サン樹脂を溶解できる溶剤であればよく、例えば
鎖状または環状の炭化水素やケトン基、エステル系、ア
ルコール系など通常塗料に用いられる溶剤を用いること
ができる。塗料が水分散系の場合には当然水が使用され
る。
該組成物には上塗シ塗料として下、塗膜塗膜の上に塗装
される他に、金属やプラスチック、ガラス、木質材料等
に直接塗布することが可能である。また該組成物は成型
品として物体表面にラミネートして使用することもでき
る。
以下、実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明する
。部およびチは特に断らないかぎシ重活部及び重量%を
示す。
実施例 l 付加重合型オルガノポリすロ牛サシ樹脂(商品名:東し
シリコーシSE−1821,不揮発分4(1)85部及
び酢酸リチウム5部、トリメチルシリル酪酸 10部を直径3闘の硅酸アルニナピーズとともにRed
 Devil型塗料コンディショナーに加え、30分間
分散させた。ついで、これに硬化剤としてS E −1
821Cat (東しシリコーン社製、白金系触媒)1
0部を加えて得られた組成物を着氷試験用ステンレス板
上にアプリケーターにで塗装し、100℃5分間燐付を
した。このときの乾燥m膜厚は45μmであった。かく
して得られた塗板をそのtま(塗板I)、南面45°の
角度に固定して屋外バク06ケ月実施したもの(1M!
板2)及び240時間常温で水中浸漬したもの(塗板3
)について後記の試験方法によシーlO℃に2時間凍結
させたときの着氷剪断破壊強度を測定した。
実施例 2 付加重合型オルガノポリすロ牛サシ樹脂(商品名二東し
シリコーン5EX−211,不揮発分40%、数平均分
子量約30万以上)90部、メタ珪酸リチウム2部、ト
リメチルシリル酢酸及びCarnation (商品名
:米国Wilco Chttmica1社製流動パラフ
ィン、流動点−7℃)10部を実施例1と同様の方法で
分散させた。ついで、このものに白金系触媒5RX−2
12Cat (東しシリコーシ社iA)を0.6部添加
して得た組成物を実施例1と同様に塗装し、150℃3
分間加熱して、20μmの乾燥m膜を得た。得られた塗
板を実施例1と同様に処理して後記の試験方法によって
一10℃に2時間凍結させたときの着氷剪断破壊強度を
測定した。
実施例 3 縮重合型オルガノボリす0中サシ樹脂(商品名二東しシ
リコー:JSE−9140、不揮発分40 % )80
部、トリメチルシリル酪酸 珪酸ナトリウム35部及び実施例2で使用した流動バう
フィン20部を実施例1と同様の方法で分散および塗装
し、室温で48時間乾燥させた。このときの乾燥塗膜は
7μmであった。得られた塗板を実施例1と同様に処理
して後記の試験方法によって一10℃に2時間凍結させ
たときの着氷剪断破壊強度を測定した。
実施例 今 実施例!においてトリメチルシリル酪酸の代わシに を30部、オルガノポリシO+サシ樹脂を70部使用す
る以外は実施例1と同様に塗板を作成し試験に供した。
実施例 5 実施例!において、酢酸リチウムの代ゎシにクエン酸リ
チウム3部、トリメチルシリル酢酸の代わりK CH3 Li0OC−CH2−C112−S i −CH2−C
H2−C0OHCH。
を7.5部、オルガノポリすロ牛サン樹脂を92.5部
を使用する以外は実施例1と同様1c塗板を作成し試験
に供した。
実施例 6 実施例2において、メタ珪酸リチウムの代わシに炭酸カ
リウム5部、トリメチルシリルアセテートの代わシにカ
ルボ牛シ変性シリコンオイル(商品名:5F−8418
、東しシリコー:/@製、分子量約30000、C0O
H含有量約1.2%)15部、オルガノポリシロ十サシ
樹脂80部使用する以外は実施例2と同様に塗板を作成
し試験に供した。
着氷剪断破壊強度試験方法: 第1図に示す本発明の組成物を塗装したステンレス製平
版(11(l OOX 70 X 10闘)の塗膜(2
)上にステンレス製リンク(3)(内面積5d)を置き
、このものを−1部℃の冷凍試験恒温槽の中に入れ、9
0分間予備冷却する。ついで、5℃に保たれた蒸留脱イ
オン水2R1をリンク(3)中に注ぎ氷結させることに
よシ、被験体表面に接着した氷(4)が得られる。−1
部℃で2時間この状態に放置した後、O−ドセル(図省
略)に連結され、動力によって駆動する金属製作動棒(
軸)(6)によってリング(3)に@撃を与えて氷(4
)を剥離させる剪断破壊強度を測定した(単位:Kv/
cJ)。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の着氷防止材料用組成物の着氷性を試験
する装置の断面図である。 (S)・・・・・ステンレス製平版、(2)・・・・・
塗膜、(3)・・・・・ステンレス製リンク、(4)・
・・・・氷、(5)・・・・・作動棒 (以 上) 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)(A)下記平均組成単位式 RnSi(OR′)mOp (式中Rは炭素−ケイ素結合によりケイ素に結合する一
    価有機基、または水素を表わし、R′は水素、C_1〜
    C_2_0のアルキル基、アシル基、アリール基又はオ
    キシム残基を示す。上式中のpは1/2(4−n−m)
    、n及びmはそれぞれ4未満の値で、かつ0<n+m<
    4を満足する値である。) で表わされるオルガノポリシロキサン樹脂 40.0〜99.6重量部 (B)下記一般式 Ma^■X^■ (式中MはLi、Na及びKから選ばれるアルカリ金属
    を表わし、Xは無機酸根、水酸基又は有機酸根を表わし
    、aは1〜4の整数を表わす)で示されるアルカリ金属
    化合物0.1〜30.0重量%及び (C)1分子中に少なくとも1個のカルボキシル基を有
    する疎水性シリコン化合物0.3〜30.0重量%を含
    有することを特徴とする着氷防止塗料組成物。
JP17261284A 1984-08-20 1984-08-20 着氷防止塗料組成物 Pending JPS6151069A (ja)

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