JPS6151067A - 表面被覆用組成物 - Google Patents

表面被覆用組成物

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JPS6151067A
JPS6151067A JP59172507A JP17250784A JPS6151067A JP S6151067 A JPS6151067 A JP S6151067A JP 59172507 A JP59172507 A JP 59172507A JP 17250784 A JP17250784 A JP 17250784A JP S6151067 A JPS6151067 A JP S6151067A
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spherical
surface coating
alumina
alumina particles
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Hideo Nakamoto
中本 英夫
Kan Okaya
岡屋 勘
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は改良された表面被覆用組成物に関し、特に金属
、FRP等の高強度材料のコーティングに適した表面被
覆用組成物に関する。
〔従来技術〕
近年、金属部材、繊維強化熱可塑性樹脂成形材、繊維強
化熱硬化性樹脂成形材が高強度部材として使用さ、れる
比率が高まるにつれ、これらの材料の耐摩耗性、耐擦傷
性等表面耐久性の向上が望まれている。
従来、全屈材料や木質系床材の耐久性を向上せしめる方
法として、(1)酸化アルミニウムを主成分とする鉱物
質物質を酸硬化盤アミノアルキッド樹脂もしくは湿気硬
化型ポリウレタン樹脂固形分に対して0.5〜30重i
%及び繊維質物質を1〜50重tS分散含有させた組成
物(特公昭51−35487号)、(2)ウレタン樹脂
100重量部に対してα−アルミナを5〜7.5重量部
と炭化珪素を2.5〜5.0重量部配合した組成物(特
公昭55−33475号)、(3)耐摩耗性を有する熱
可塑性樹脂に硬度の高いセラミックスを混合分散させた
組成物(特開超54−4930号)等の耐摩耗性コーテ
イング材による表面被覆処理方法が提案されている。し
かし、前記(1)および(2)の方法は床材の耐久性を
向上せしめる方法であって、金属部材やFRP等の高強
度部材に要求される高度の表面耐久性を付与することが
困難であるばかシでなく、該部材に対する密着性も不十
分である。また、(3)の方法の耐摩耗性を有する熱可
塑性樹脂、たとえばナイロン、ポリアセタール、テフロ
ン等は前記高強度部材に対する密着性が不十分であると
同時に該熱可塑性樹脂を含むコーテイング材の乾燥塗膜
は、耐溶剤性、耐薬品性等が不良であるという問題があ
る。
〔発明の目的〕
本発明の1つの目的は、高硬度で優れた耐摩耗性を有し
ていると共に、平滑性、密着性、耐溶剤性及び耐薬品性
等の緒特性にも優れている皮膜を形成し得る表面被覆用
組成物を提供することにある。
本発明の他の目的は、耐摩耗性、耐擦傷性等の表面特性
に優れた皮膜を形成し得るため、特に金、[、FRP等
の高強度部材のコーティングに好適に用いることのでき
る表面被覆用組成物を提供することにある。
上記目的は、エポキシ当量450以上のビスフェノール
A型エポキシ樹脂、該エポキシ樹脂の硬化剤及び球状α
−アルミナ粒子を主剤とすることを特徴とする本発明の
表面被覆用組成物によって達成される。    “ 〔実施態様〕 本発明で使用するエポキシ樹脂は、エポキシ当−JiH
450以上のビスフェノール型エポキシ樹脂であればよ
く、勿論市販のものでもよい、。エポキシ当量が450
未満となると、とりわけ前述した様な高強度部材に対す
る密着性が低下するばかうでなく得られる皮膜の耐摩耗
性、耐擦傷性等が著しく悪化するので好ましくない。
本発明で使用するエポキシ樹脂の硬化剤は、特に制限さ
れず、従来公知のビスフェノール−A系エポキシ樹脂硬
化剤のうちから適宜選択使用することができ、例えばブ
チルエーテル化メラミン樹脂、ブチルエーテル化メラミ
ン樹脂、ブチルエーテル化ペンゾグアナミ/樹脂及びブ
チルエーテル化尿素樹脂で代表されるアミノプラスト樹
脂;1分子中にイソシアネート基を少なくとも2個以上
有する多価イソシアネート化合物;゛1分子中に酸無水
物基を2個以上有する化合物もしくは樹脂;1分゛子中
にアルコキシシラン基を2個以“上官するシリコン樹脂
;等が挙げられるが、なかでも特にアミノゲラスト樹脂
と多価イソシアネートイビ金物、が前記高強度部材用耐
摩耗性コーテイング材として顕著な効果を発揮する。硬
化剤゛の配合量は、硬化反応性基の量等を考慮して、樹
脂及び硬化剤の組合せに応じて適宜法めることによシ、
皮膜の性状をコントロールすることができる。通常は、
工゛ポキシ樹脂中の反応性基の量に対して硬化剤中の反
応性基の量を’I’ft 6るいはそれ以下の量とする
割合で配合される。
本発明で使用する球状α−アルミナ粒子の原料又は製蓬
過程は、特に制限されないが、例えば中間体としてのr
−アルミナを用い直接α−アルミナ球状体として製造さ
れたもの、あるいはα−アルミナの微細焼結体を粉砕し
、再焼結して得られる良質の球状粒子などが好ましく使
用される。
次に使用する球状α−アルミナ粒子の粒径につい−ては
、平均粒径が5〜50μmの範囲が最も耐摩耗性に優れ
る。卸ち50μmを超えると摩擦子による摺動過程に於
いて摩擦子が粒子を捕獲、樹脂層よシ離脱し易くなシ、
又、逆に5μm未満であるとエポキシ樹脂との挙動を共
にし易くなシ樹脂特性の影響が大きく、球状効果が消失
する方向にある。
尚、球状α−アルミナの真球度に関しては、全部の粒子
の形状が真球であることに越したことはないが、これは
工業的に全粉体を真球とすることが困難であることから
、約手数が球状であれば充分特性を撥揮する。
球状α−アルミナ粒子の配合量は、表面被覆用組成物固
形分に対して35〜85重量%であることが好ましい。
35重量%未満では、耐摩耗性ならびに耐擦傷性が極端
に低下し、また85重量係を超えると、塗装作業性の低
下を招くばかシでなく、前述のような高強度部材に対す
る密着性の低下をも招くので好ましくない。
更に球状α−アルミナ粒子の性状と皮膜特性との関連で
は、球状α−アルミナ粒子の粒径分布が塗膜特性に大き
な影響を与えることになる。かかる関連性を図に沿りて
説明する。第1図は理想的にほぼ同径の球状α−アルミ
ナ粒子が直方配列をした場合のモデルを示したものであ
るが、第1図に於いて基材11の表面に同径のある定り
た粒径のα−アルミナ12が直方配列し、その空隙にエ
ポキシ樹脂13が充填されている。実際の配列はかかる
整然とした配列は取シ難いがいずれにせよ同径の球体が
互いに接触して集合体となる場合は、同径でない場合に
較べて空隙率は最も大きく又それだけでなく空隙容量も
轟然のことながら大きくなる。第3図はらる定った粒径
で同径の球状α−アルミナ22とそれよシ小径の球状α
−アルミナ24を混在せしめてエポキシ樹脂23に配合
せしめた場合の分散状態を示したものであるが、かかる
大小異径の球状体が混在する場合には、第1図に示す如
き整然とした配列は取シ難い。どのことは、配合系にお
いて同じ球状α−アルミナ粒子のエポキシ樹脂への配合
比率ならば球状体集合によって生ずる空隙率、と9わけ
、個々の空隙容量が同径の場合よシ小さくなることを示
すものである。
樹脂で埋った空隙容量が小さい程かかる凝集破壊は生じ
にくく結果的に配合組成物塗膜強度も高くなる。
更に塗膜表面に過度の負荷が加わシ部分的に表面が破壊
される場合、第1図に示した充てん状態では、第2図に
示す如く最表面に存在する球状α−アルミナ粒子の配合
系よシの離脱による表面損傷空隙14.15の大きさが
大であるのに対し、第3図に示した充てん状態では、第
4図に示す如く大小異径の球状α−アルミナが表層に混
在する場合には、小径の球体から離脱するため、空隙2
526による表面損傷度が低い特徴を有する。勿論損傷
前の表面均整度も同径球状体の集合よシ大小異径の球状
体のそれの方がはるかに優れていることは述べる迄もな
い。
そこで、本発明で使用する球状α−アルミナ粒子につい
ては、望ましくは、大小異径の粒子が混在していること
が好ましく、これを粒径分布の面から規定すれば、少な
くとも2点で極大値を示す頻度分布曲線で示される粒径
分布を有することが望まれる。これを図示すれば、第5
図によシ例示され、頻度分布曲線において夫々がほぼガ
ウス分布を示す2つのピークが存在し、2点(31,3
2)で極大値(極大値を与える粒径を夫々81’、a2
とする)を示している。本発明においては、特にa2が
alの工乃至上、更には1乃至上の範10    1.
5        6    1.5囲にあることが好
ましい。このような粒径分布を有する粒子群は、例えば
第6図に示した様なある粒径aを中心にして正規分布を
示す粒子群について、aの値が大小異なる2つの粒子群
を適宜割合で混合することによシ得られる。勿論、本発
明で使用する球状α−アルミナ粒子群において、頻度分
布かがウス分布を示す必要はなく、また極大値を与える
点は3点以上存在しても良好な分散状態が得られる。こ
の場合には、最も大粒径側で極大頻度を示す粒径の−1
0乃至]、更には百乃至1.5の粒径範囲で極大頻度を
示す点が少なくとも1点(2点以上でもよい)存在する
ことが好ましく、またこのとき、前記粒径範囲以外で極
大頻度!示す点が存在してもよい。また、個々の極大頻
度の大きさは任意に選択されるが、例えば第5図の例の
様に2つの極大頻度b1+b2が存在する場合、b、と
b2との割合は、 の範囲内にあることが望ましく、また、極大頻度が3以
上存在する場合にも、任意の2つの極大頻度、と9わけ
、前述した最も大粒径側の極大頻度と、これを示す粒径
の−乃至一〇粒径範囲で示10    1.5 される前記少なくとも1点の極大頻度との大きさが、前
記す、;b、の範囲内、即ち1:4〜4:1に収まるこ
とが好ましい。
本発明の表面被覆用組成物を使用する際には、前記工z
J?キシ樹脂及び球状α−アルミナ粒子をベースに、硬
化剤を所定量配合して、使用時に一液性又は二液性とし
て塗布し、然る後に熱硬化せ己めて強固なる皮膜を得る
。組成分の配合に際しては、本発明の効果を損なわない
範囲で通常使用される添加剤、着色剤、顔料、熱可塑性
樹脂及び溶剤等を添加して使用することもできる。
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
なお、実施例中「部」とあるのは重量部、「チ」とある
のは重量%を意味する。
実施例1〜3 第1表に示した如く、エポキシ当量の異なるビスフェノ
ールA塁エポキシ樹脂をトルエンとセロソルブアセテー
トの混合溶剤に溶解してエポキシ樹脂溶液を得た。次い
で、該エポキシ樹脂溶液にフチルエーテル化メラミン樹
脂、ニーパン■22R(三井東圧化学株式会社製)を固
形分比でエポキシ樹脂/メラミン樹脂=60/40(重
量比)となるように混合溶解した後、粒子径10μmの
球状α−アルミナを固形分換算で70%となるように添
加し高速攪拌を行なうことによって、コーテイング材(
I) 、 @及び0を得た。
かくして得たコーテイング材をサンドブラスト処理した
軟鋼板上40μmとなるように塗装し150℃で30分
間焼付を行なりた。該方法によシ得た塗装板の塗膜性能
評価を第1表に示す。この結果よシ、本発明の耐摩耗性
コーテイング材は極めて良好な耐摩耗性および耐擦傷性
を示すことは明らかである。
第1表 (注1) テーパ一式回転摩耗試験機、摩耗子にC8−
17を使い、回転速度Zoo回/分、荷重1000グラ
ムで2000回回転させたときの摩耗量 (注2) 2龍間隔にゴバン目が100個出来るように
カッターナイフで傷を入れ、セロテープ剥離した後塗板
上に残りた数を示す (注3)スチールクールで塗面を10回こすったときの
塗面状態 比較例1 比較のため、第1表に示した如くエポキシ当量が350
であるエポキシ樹脂を用いる他は全〈実施例1と同条件
で塗料化を行ないコーテイング材(IV)を得た。この
コーテイング材(IV)を実施例1と同じ条件で塗装板
を作製し、性能評価を実施した。結果を第1表に示す。
実施例4 実施例1のコーテイング材(It)の製造において、メ
ラミン樹脂の代シに、多価イソシアネート化合物である
タケネートD−11ON(武田薬品工業株式会社製)を
用いる他は全く同条件で塗料化を行ないコーテイング材
(V)を得た。該コーテイング材(V)をガラス繊維強
化シートモールディングカンパウンド成形品(ダイヤプ
レミックス株式会社製)上に厚さ50μとなるようにス
プレー塗装し、次いで120℃で60分焼付した。かく
して得た塗装物品の性能評価で密着性、耐摩耗性、耐擦
傷性、耐化学薬品性が極めて良好であることが認められ
た。
実施例5 以下に述べる様に、粒度の調整を施した球状α−アルミ
ナ粒子を用いた以外は、実施例2(第1〔球状α−アル
ミナの粒度調整〕″′□表コーテコ−ティング材)と同
様にして塗布物を得これを塗布・硬化せしめた。
平均粒径が30μmで、フルイによシ25μm以下、3
5μm以上の球体を除去した即ち30±5μm径の球状
α−アルミナを用意し、とれとは別に20±すを作成、
夫々用意した。これらKついて下記第2表に示した如く
、(1) 30±5μmのもの70重・量チ(以下、重
量%をチと略す)、20±5μm30%、(2)3o±
5 μm 50 %、10±5 μm 50%、(3)
 30±5μm40%、5+3μm60%、(4) 3
0±−〇 5 μm 30 %、20±5 ttm 30 ’16
.10±5 μm30%、53μmio%と夫々の混合
した粉体を得た。
かくして得られた塗布板をTABER式回転摩耗試験材
に掛は摩耗子に置EDYNE TABER社(米国)規
格C3−17を用い、回転数2000回、回転速度10
0回/分、荷重1000グラムにて摩耗試験を実施した
。摩耗量の測定結果を第2表に示した。
また、これら塗装物品の鉛筆硬度、密着性、耐擦傷性等
についても性能評価を行なったところ、極めて良好な性
能を示した。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は塗膜中の球状α−アルミナ粒子の分
散状態のモデルを説明するための図、第5図は本発明で
使用する2つの極大頻度を与える粒径分布を示す球状α
−アルミナ粒子群の頻度分布曲線の1例を示した曲線図
、第6図は比較のため、1つの極大頻度を有する頻度分
布曲線の1例を示した曲線図である。 12.22.24・・・球状α−アルミナ粒子、13゜
23・・・工4キシ樹脂。 臂 ト ト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エポキシ当量450以上のビスフェノールA型エ
    ポキシ樹脂、該エポキシ樹脂の硬化剤及び球状α−アル
    ミナ粒子を主剤とすることを特徴とする表面被覆用組成
    物。
  2. (2)エポキシ樹脂の硬化剤がアミノプラスト樹脂であ
    る特許請求の範囲第(1)項記載の表面被覆用組成物。
  3. (3)エポキシ樹脂の硬化剤が多価イソシアネート化合
    物である特許請求の範囲第(1)項記載の表面被覆用組
    成物。
  4. (4)球状α−アルミナ粒子の配合量が、表面被覆用組
    成物固形分の35〜85重量%である特許請求の範囲第
    (1)項乃至第(3)項のうちの1に記載の表面被覆用
    組成物。
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