JPS6150634B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はパンテイストツキング、シヤツ、ズ
ボンなどの適所に品質やサイズを表示するラベル
を縫着するために、その縫着位置にラベルを供給
する装置に関する。

従来のラベル供給装置においてはロール巻きさ
れたテープ状のラベル帯を一定間隔毎に裁断し
て、この裁断されたラベルの一側部を挾持しつつ
そのまま被縫着物の適所に供給するようにしてい
るが、かかる従来装置ではラベルは平織されたテ
ープ状のラベル帯を裁断して供給されるものであ
るため、被縫着物に縫着された際にラベルの自由
端がほつれ易く、製品の外観上不体裁となるばか
りか、ラベルの品質やサイズの表示機能をも損う
ことがあつた。

そこでこの発明はラベルを２つ折りにして被縫
着物適所に供給し、ラベルの両切断端部側を被縫
着物に縫着することができるようにしたラベル供
給装置を提供することを目的としており、以下そ
の構成の詳細を第１図乃至第４図を参照して説明
する。

まずラベル帯を一定長さづつ間欠的に送出する
ラベル帯送出部材は、第１図及び第２図に示すよ
うにプレート１の(A)面側に減速装置を備えた駆動
源２を横設し、かつ適宜位置に軸受ブラケツト３
を立設しており、該プレート１の(B)面側に突出す
る前記駆動源(2)の出力軸２ａには表面にローレツ
トを刻設するか、或は高摩擦材を貼着したラベル
帯の送出ローラー４が嵌着されている。

上記送出ローラー４に並んでプレート１の(B)面
側には送出ローラー４に圧接される圧接ローラー
５が軸着されており、前記軸受けブラケツト３に
はロール巻きされたテープ状のラベル帯を収める
リール６が軸着されている。

そしてプレート１の(B)面側上方部には前記送出
ローラー４の近傍位置から前記軸受ブラケツト３
の止着位置近傍まで水平に延在するラベル帯のガ
イド板７が横設されている。

前記リール６に巻き取られているテープ状のラ
ベル帯Ｒはガイド板７の先方に設けられているテ
ンシヨンロツド８を介してガイド板７上を通り、
第２図に示すように前記送出ローラー４と圧接ロ
ーラー５間に挿入されており、第１図及び第２図
に示すように前記ガイド板７上方には前記駆動源
２を間欠駆動制御するための光電式センサー９が
設けられている。

前記テープ状のラベル帯Ｒにはラベルの一単位
分の長さに相当する間隔毎に上記センサー９のた
めの検知マークが印されており、センサー９がこ
の検知マークを検知するたびに所定時間前記駆動
源２を停止することにより前記送出ローラー４と
圧接ローラー５によるラベル帯Ｒの送出作業が停
止される。

次に上記ラベル帯送出部材によつて送出される
ラベル帯を一定間隔毎に裁断するためのラベル帯
裁断部材について説明する。

前記圧接ローラー５のカバー１０の下面には固
定刃１１が固着されているとともに、第３図に示
すようにこの固定刃１１の一端部に可動刃１２が
軸着されている。また第１図及び第３図に示すよ
うにプレート１の(B)両側にガイドブラケツト１３
が横設されているとともにこのガイドブラケツト
１３にレバー１４が挿通されており、レバー１４
の前記可動刃１２側の先端折曲部には可動刃１２
の側面に当接するボルト１５が螺合されている。

一方プレート１の(A)面側には減速装置を備えた
駆動源１６が横設されており、この駆動源１６の
プレート１の(B)面側に突出している出力軸１６ａ
には円板１７が嵌着されている。円板１７の外周
の一部には凹陥部が形成されているとともに、リ
ミツトスイツチ１８の検知ローラー１８ａが当接
しており、円板１７の内側面にはピン１９が植設
されている。

リミツトスイツチ１８はその検知ローラー１８
ａが前記円板１７の凹陥部に陥入するとき駆動源
１６の駆動を一時的に停止させるものであり、駆
動源１６の再駆動は図示しないタイマー装置によ
り行うようにしている。

従つて円板１７は一回転づつ間欠的に第１図矢
印Ａ方向に回転するが、前記ピン１９はこの円板
１７が回転するたびに前記レバー１４の折曲され
た後端部に当接して該レバー１４を前記可動刃１
２側に前進せしめる。そして第１図及び第２図に
示すように前記可動刃１２の下面に植設されたピ
ンとプレート１の(B)面側に植設されたピン間には
スプリング２０が架設されており、このスプリン
グ２０は前記レバー１４の前進に伴つて前記可動
刃１２が固定刃１１方向に移動した後円板１７の
ピン１９がレバー１４の後端部からはずれたとき
可動刃１２とレバー１４を元位置まで後退復帰さ
せるためのものである。

次に上記ラベル帯裁断部材の直下位置に配設さ
れているラベルガイド部材２１と、ラベル折り込
み板２２について説明する。

このラベルガイド部材２１は前記ラベル帯送出
部材の送出ローラー４と圧接ローラー５間から鉛
直方向に一定長さ送出されるラベル帯Ｒの扁平状
態を維持するとともに後に説明するラベル折り込
み板２２によつてラベルを２つ折りして送出する
ためのものであつて、第１図に示すように断面十
字状で鉛直方向に延びる第１案内孔２１ａとこの
第１案内孔２１ａに直交して連通する第２案内孔
２１ｂが形成されている。

前記ラベル折り込み板２２は第１図に示すよう
にラベルガイド部材２１の第２案内孔２１ｂにそ
の先端部が遊挿されている。

一方プレート１の(B)面側下部においてブラケツ
ト２３ａ，２３ｂによつて水平に架設されたガイ
ドロツド２４に摺動体２５が水平方向に摺動自在
に嵌装されており、該摺動体２５にはブラケツト
２６が立設されている。

上記ブラケツト２６には縦長のガイド溝２６ａ
が形成されており、ガイド溝２６ａには前記円板
１７の外側面適宜位置に軸着されたガイドローラ
ー２７が遊挿されている。

そしてブラケツト２６の側面に適宜な副ブラケ
ツト２６ｂを介して前記ラベル折り込み板２２の
後端部が支持固着されている。ラベル折り込み板
２２は前記円板１７が一回転するに伴い前記ブラ
ケツト２６が水平方向に前後動し、ラベル折り込
み板２２の先端部は前記ラベルガイド部材２１の
第２案内孔２１ｂから突出し、再び第１図で示す
元位置まで後退復帰するように構成されている。

尚、第１図に示すように前記ラベルガイド部材
２１には第２案内孔２１ｂ内を２つ折り状態で送
出されるラベルの切断端部付近を点溶着するため
のヒーター部材２８を設けることができる。

ラベルガイド部材２１には第２案内孔２１ｂと
連通する切欠開口部２１ｃが後述するラベル供給
部材寄り位置に形成されており、ヒーター部材２
８は上記切欠開口部２１ｃに向けたエアシリンダ
ー２９がブラケツト３０を介してラベルガイド部
材２１に固着支持されている。

そして上記エアシリンダー２９のピストンロツ
ド２９ａ先端部には電気ヒーター３１が止着され
ており、この電気ヒーター３１は前記エアシリン
ダー２９の作動で前記切欠開口部２１ｃを通つて
第２案内孔２１ｂに挿入され、また離脱し得るよ
うに構成されている。

次に２つ折りされたラベルを被縫着物の適所に
供給するためのラベル供給部材について説明す
る。

このラベル供給部材はアーム３２の基部がロツ
ド３３に回動可能に嵌合されており、アーム３２
の先端部は前記ラベルガイド部材２１の２つ折り
状ラベルの送出側に対向する位置にある。

そしてこのアーム３２の先方適宜位置には、２
つ折りされたラベルの折曲部側を挾持するための
挾持板３４が、その中間部において枢着されてお
り、前記圧接ローラー５のカバー１０側面に止着
されているブラケツト３５の先端部には下向きで
かつ上記挾持板３４の後方部に向けてエアシリン
ダー３６が止着され、該エアシリンダー３６のピ
ストンロツド３６ａ先端部には押え具３７が止着
されている。

そして上記エアシリンダー３６の作動により、
そのピストンロツド３６ａが突出すると押え具３
７によつて前記挾持板３４の後方部を押えつけ、
挾持板３４の先方部を上昇させ（第１図実線位
置）、逆にエアシリンダー３６が復動してピスト
ンロツド３６ａ先端部の押え具３７が上昇すると
挾持板３４の後方部を上昇復帰させるとともにそ
の先方部を下降させる（第１図鎖線位置）。

ラベル供給部材のアーム３２の駆動手段いつい
ては図面には示されていないが具体的には例えば
アーム３２の基部に連結されたギヤを前記ロツド
３３に回動可能に嵌合するとともに、該ギヤに正
逆回転用駆動源のギヤを噛合させるようにし、こ
の正逆回転用駆動源の駆動によりアーム３２は第
１図実線位置と２点鎖線位置間を往復動し得るよ
うに構成されている。

次にこの発明に係るラベル供給装置の作動状態
についてその概略を説明する。

第１図においてロール巻きされたラベル帯Ｒは
テンシヨンロツド８の下面に摺擦しつつガイド板
７上を通過し送出ローラー４と圧接ローラー５間
に挿入されており、送出ローラー４と圧接ローラ
ー５間から送出されるラベル帯Ｒはラベル帯裁断
部材の固定刃１１と可動刃１２間を通つて鉛直方
向に延在するとともにラベルガイド部材２１の第
１案内孔２１ａ内に扁平状態を保つて遊挿されて
いる。

この状態から前記駆動源１６の駆動により円板
１７が第１図矢印Ａ方向に一回転すると円板１７
に植設されたピン１９がラベル帯裁断部材のレバ
ー１４後端部に当接してこれを前進させ、可動刃
１２を固定刃１１側に移動させる。

これによつてラベル帯Ｒはラベル一単位分裁断
される。前記円板１７の一回転する間に、ブラケ
ツト２６はガイドローラー２７によつて第１図で
右方向に一旦後退した後、ラベルガイド部材２１
側に連続的に前進し元位置に戻ることによつて、
第２案内孔２１ｂ内に挿入されているラベル折り
込み板２２を前記ラベル供給部材側に突出させた
後、再び第１図実線で示す元位置に復帰させる。
ラベル折り込み板２２の上記往復運動により、ラ
ベル帯裁断部材によつて裁断されたラベルは第１
図で鎖線で示すように、その折曲部がラベルガイ
ド部材２１の第２案内孔２１ｂからラベル供給部
材側に突出した状態で２つ折りされる。

そして前記ラベル帯裁断部材の可動刃１２及び
レバー１４は前記円板１７のピン１９がレバー１
４の後端部からはずれたときにスプリング２０に
よつて元位置まで復帰する。

尚前記ラベル帯裁断部材によるラベル帯の裁断
作業と前記ラベル折り込み板２２によるラベルの
２つ折り作業は円板１７の回転を早くすることに
よつて僅かなタイミングラグを設けて連続的に行
なわれる。

前記円板１７が正確に一回転し終ると、駆動源
２が駆動されて送出ローラー４が第１図で矢印Ｂ
方向に回転し新たなラベル帯Ｒをラベルガイド部
材２１の第１案内孔２１ａ内に挿入する。そして
ラベル帯Ｒにはラベルの一単位分毎に検知マーク
が付されており、この最初の検知マークを光電式
センサー９で検知したときに駆動源２の駆動を停
止する。

一方このようにしてラベル帯送出部材によつて
新たなラベル帯Ｒの送出作業が行なわれている間
に、前記ラベル折り込み板２２によつて２つ折り
されて前記ラベル供給部材のアーム３２先方部上
に送出されたラベルは挾持板３４によつてその一
側部を挾持されてアーム３２の旋回移動によりミ
シンＭの適宜縫着作業位置へ供給される。

すなわち上記挾持板３４は、ラベル折り込み板
２２によつてラベルが２つ折状態でアーム３２の
先方部上に送出される際には、エアシリンダー３
６のピストンロツド３６ａ先端の押え具３７によ
つて第１図に実線で示すように挾持板３４の後方
部が押えつけられ先方部が上昇した状態であり、
この状態から前記エアシリンダー３６のピストン
ロツド３６ａが復動して押え具３７が上昇すると
挾持板３４の先方部は内装されたコイルスプリン
グの作用で上記送出されたラベル上に降下し、第
１図で２点鎖線で示すように２つ折りされたラベ
ルの折曲部側をアーム３２先方部間で挾持する。

第１図に概略を示すように、上下一対のクラン
プ部材Ｃで咬持された被縫着物Ｈの生地端がミシ
ンＭに接近したとき、この生地端を図面には示さ
れていない光電式センサーで検知してアーム３２
の駆動源を駆動させ、アーム３２をラベルを挾持
したまま第１図実線位置からミシンＭ側の第１図
２点鎖線位置まで旋回移動させる。

そしてミシンＭで被縫着物Ｈの生地端に２つ折
りされたラベルの両切断端部が縫着された後、ア
ーム３２は駆動源の逆駆動により逆旋回し元位置
まで復帰する。

アーム３２が元位置まで復帰したときエアシリ
ンダー３６のピストンロツド３６ａが突出し再び
挾持板３４の後方部を押え具３７で押えつけて内
装されたコイルスプリングの付勢力に抗して挾持
板３４の先方部を上昇させ次のラベル供給作業に
備える。

尚、ラベルガイド部材２１のヒーター部材２８
はラベル折り込み板２２によつて２つ折りされた
ラベルの両切断端部付近を点状に溶着するための
ものであり、第１図に破線で示すようにラベル折
り込み板２２によつて２つ折りされたラベルの先
方折曲部がラベルガイド部材２１から突出し、後
方の切断端部がラベルガイド部材２１の第２案内
孔２１ｂ内に残つている状態において、エアシリ
ンダー２９のピストンロツド２９ａを突出させる
と該ピストンロツド２９ａ先端部の電気ヒーター
３１がラベルガイド部材２１の切欠開口部２１ｃ
を通つて第２案内孔２１ｂ内に挿入されるととも
に２つ折りされたラベルの切断端部付近を挿通す
ることによつてラベルの両切断端部付近を点状に
溶着するものである。このヒーター部材２８はラ
ベル生地が合成繊維製であるため電気ヒーター３
１で容易に溶着することができるものである。

以上説明の通りこの発明に係るラベル供給装置
によると、ラベルを２つ折りして被縫着物の適宜
位置に供給することができるが、ラベル供給装置
の前記ラベルガイド部材２１の部分を第５図及び
第６図に示すような部材と交換することによつて
前記ラベル帯裁断部材によつて一定長さに裁断さ
れたラベルを、２つ折りせずそのまま被縫着物の
適宜位置に供給することができる。

そこで第５図及び第６図に示すラベルガイド部
材について説明すると、締結用ボルトの挿通孔を
有するブラケツト３８上にラベル帯送出部材によ
つて送出されるラベル帯をガイドするためのガイ
ド枠体３９を止着し、このガイド枠体３９の一側
部に立設された副ブラケツト３９ａには回転軸４
０が挿通されている。

上記ガイド枠体３９の外側に突出する回動軸４
０の至端部にはレバー４１の基部が嵌着されてお
り、このレバー４１の先方部にはガイドローラー
４２が軸着されている。

一方ガイド枠体３９の内側に突出する前記回動
軸４０にはレバー４３の基部が嵌着されており、
該レバー４３の先方部にはレバー４３の旋回に伴
つて前記ガイド枠体３９のラベルガイド面に沿つ
て揺動するラベルの送り片４４が枢着されてい
る。上記ラベルの送り片４４は第６図に示すよう
にそれが揺動したときにガイド枠体３９のラベル
ガイド面に沿うように先端部が湾曲状に形成され
ている。

このラベルガイド部材のブラケツト３８上には
更にガイドブラケツト４５が止着されており、こ
のガイドブラケツト４５には前記ガイドローラー
４２に当接するレバー４６が挿通されている。

また前記ガイドローラー４２を軸着している軸
と前記ガイドブラケツト４５の側端面に植設され
たピン間にはスプリング４７が架設されている。

このラベルガイド部材の作動について説明する
とまずラベル供給装置のラベル帯送出部材によつ
てラベル帯が前記ガイド枠体３９のラベルガイド
面上に送出され、このガイド面と前記送り片４４
間に挿入される。

そしてラベルガイド部材の前記レバー４６の後
端部は先に説明したブラケツト２６に止着され
て、円板１７の回転によつて水平に往復動し得る
ように構成されており、ラベル帯をラベル帯裁断
部材で裁断するのと連続してレバー４６がラベル
供給部材側（第５図及び第６図で矢印Ｄで示す方
向）に前進する。

上記レバー４６の前進によつてレバー４１は第
６図矢印Ｅ方向に旋回し、ラベルの送り片４４も
その待機位置からラベル供給部材側にガイド枠体
３９のラベルガイド面に沿つて旋回移動する。

ラベルの送り片４４の旋回移動によつて、前記
ラベル帯裁断部材によつて裁断されたラベルはガ
イド枠体３９のラベルガイド面上を送り片４４で
押えられつつ摺動して、その先方部がガイド枠体
３９の前記ラベル供給部材側至端部から突出した
状態で停止する。

この突出したラベルの先方部を前記ラベル供給
部材の挾持板３４によつて挾んで被縫着物の適所
に供給するものである。

前記ラベル送り片４４はラベルが前記ラベル供
給部材によつてこのラベル送り片４４とガイド枠
体３９間から抜き取られ更にレバー４６が復動し
た後、スプリング４７の作用によつて元待機位置
まで復動して次の作業に備える。

この発明に係るラベル供給装置によると、ロー
ル巻きされたテープ状のラベル帯をラベルの一単
位分毎裁断して、この裁断されたラベルを連続的
に２つ折りして被縫着物の適所に供給することが
でき、このようにして供給されたラベルは両切断
端部がミシンにより縫着されるためラベル生地が
ほつれるようなことがない。

また２つ折りされたラベルの両切断端部付近を
ヒーターで溶着することによつて、ミシンにより
被縫着物に縫着する際にラベルの上下の切断端部
が生地ずれしたまま縫着されるようなことがなく
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るラベル供給装置の全体
正面図。第２図は同平面図。第３図は第１図Ｘ−
Ｘ線矢視図。第４図はラベルガイド部材の平面
図。第５図はラベルガイド部材の他の実施例の平
面図。第６図は同正面図である。 尚図中２１はラベルガイド部材、２１ａは第１
案内孔、２１ｂは第２案内孔、２２はラベル折り
込み板、２８はヒーター部材を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ ロール巻きされたテープ状のラベル帯を一定
   長さづつ間欠的に送出するラベル帯送出部材と、
   送出されたラベル帯を一定長さに裁断するラベル
   帯裁断部材を設け、該裁断部材の直下位置には交
   叉状に形成された第１および第２の案内孔を有す
   るラベルガイド部材を配設すると共に、第２の案
   内孔には、その案内孔内を進退自在にラベル折り
   込み板を遊挿し、該ラベル折り込み板の前進時
   に、その先端が前記第１の案内孔に遊挿されたラ
   ベルの中央部に当接して該ラベルを第２の案内孔
   を通して２つ折り状態でラベル供給部材に送り出
   すようにしたことを特徴とするラベル供給装置。 ２ ロール巻きされたテープ状のラベル帯を一定
   長さづつ間欠的に送出するラベル帯送出部材と、
   送出されたラベル帯を一定長さに裁断するラベル
   帯裁断部材を設け、該裁断部材の直下位置には交
   叉状に形成された第１および第２の案内孔を有す
   るラベルガイド部材を配設すると共に、第２の案
   内孔には、その案内孔内を進退自在にラベル折り
   込み板を遊挿し、該折り込み板の前進時に、その
   先端が前記第１の案内孔に遊挿されたラベルの中
   央部に当接して該ラベルを第２の案内孔を通して
   ２つ折り状態でラベル供給部材に送り出すように
   構成し、かつ、前記ラベルガイド部材には、第２
   の案内孔内を２つ折り状態で送出されるラベルの
   切断両端部付近を点溶着するためのヒーター部材
   を設け、該ヒーター部材を前記ラベルガイド部材
   に穿設された切欠開口部を介して第２の案内孔内
   に出没可能に支持したことを特徴とするラベル供
   給装置。