JPS61502862A - 光選択性フイルム内における毛細基体上での植物の水耕栽培装置 - Google Patents

光選択性フイルム内における毛細基体上での植物の水耕栽培装置

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JPS61502862A
JPS61502862A JP60503187A JP50318785A JPS61502862A JP S61502862 A JPS61502862 A JP S61502862A JP 60503187 A JP60503187 A JP 60503187A JP 50318785 A JP50318785 A JP 50318785A JP S61502862 A JPS61502862 A JP S61502862A
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absorbent
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Application number
JP60503187A
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Inventor
ジヨバンド,カルチーロ
Original Assignee
グリ−ン・ハス・イタリア・ソチエタ・ペル・アチオニ
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Publication date
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G31/00Soilless cultivation, e.g. hydroponics
    • A01G31/02Special apparatus therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Hydroponics (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光選択性フィルム内における毛細 基体上での植物の水耕栽培装置 本発明は栄養溶液を浸した固体基体上で植物を栽培するための水栽培装置に関す る。本発明の目的は生産および管理が簡単で安価で、伝統的土壌栽培法より優れ 、水耕栽培法および空気栽培法の従来方法、および所謂「フィルム栽培」より優 れた特徴を有する改良された水耕栽培装置を提供することにある。
本発明によれば、本発明は水耕栽培装置によって達成され、その主たる特徴は添 付の請求の範囲第1項から明白である。
本発明の水耕栽培装置の別の特徴および利点は純粋に非制限的実施例として提供 する添付の図面を参考におこなう以下の詳細な説明から明白になる。図面におい て、第1図は本発明の装置の栽培ユニットの一実施例の斜視図である。
第2図は第1図のロー■線に沿った断面図である。
第3図乃至5図は本発明の装置に用いられる管状素子の三つの実施例の横断面図 である。
第6図は第3図乃至5図の管状素子を造るのに使用される活性表面層を有するフ ィルムの一部分の断面図である。
第7図は第1図に示した栽培ユニットの変形の斜視図である。
第8図は第7図のvi −vi線に沿った横断面図である。
第9図は本発明の水耕栽培装置のさらに一般的な形状の概略図である。
第10図および11図は第9図の装置に用いられる二つのセンサを概略的に示す 。
本発明の水耕栽培装置は第1図に符号1を以て全体的に示した形式の一つまたは それ以上の栽培ユニットよりなり栽培ユニットは母量に沿って多数の隔設された 開口3を有する不透明可撓性材料の管状素子2よりなる。これらの開口3はそれ ぞれの被栽培植物Pを導入しこれら植物(第2図)の発育成長を可能ならしめる に足るだけの十分な寸法である。管状素子2は例えば水平に均らし固めた地面で 、できれば乳化重合体、けい酸塩、モルタル混合物または無機セメントなど結合 剤物質の溶液を噴霧して固化表面層9を提供するようにした支持面G(第2図) の水平位置に置かれる。
管状素子この端部はこれを開けて使用者が中を点検して可能な場合は手を加えら れるような方法で、例えば下側へ折り曲げることによって簡単に密封される。こ の管状素子は第3図に示すごとく一体的に(真の意味において)管状に形成する ことかできるが、あるいはまた第5図に示すごとく二枚の並置したシートの縁を 溶着することによって形成することもできる。
管状素子2は例えば熱可塑性フィルム(pvc、低または高密度ポリエチレンな ど)、または薄い発泡プラスチックよりなる不透明可塑性材料で造られる。若干 の用途に対しては、二枚のシートのうち上側シートが例えばプラスチックフィル ム、下側シートが密閉気孔発泡プラスチック材料よりなる二枚のシート材料を溶 着することにより形成することができる。各場合とも、以下に説明するごとく、 管状素子2の少なくとも上側部分は入射電磁放射線で活性を示す表面層を持つよ うに表面処理されて管状素子を構成する材料の典型的吸光度および放射力とは異 なる放射力対吸光度の割合を保証する。管状素子を構成する材料とこれに加えら れる活性表面層の材料とを適正に選択すると管状素子内の温度上昇を促進または 阻止することができる。これによって栽培形式、栽培がおこなわれる場合の計画 的周囲温、栽培地帯、栽培季節などに対する栽培ユニットの最適形式が実現でき る。
第6図は管状封包体2の上層シートの一実施例を概略的に示す。この実施例では 、管状素子2の上層シートはアルミニウムの上層を備えた不透明黒色ポリエチレ ンフィルム4よりなり、このアルミ上層に半電導性材料6、例えば酸化チタン、 酸化亜鉛または硫化亜鉛のフェス層が塗布される。
第6図に示す成層構造体を設けた管状素子はその内部温度の上昇を非常に効率よ く防止するので非常に熱い期間または場所での熱の消散に適している。
他方、管状素子2か例えばその下側外面に白色の発泡ポリエチレンの薄い層を備 えた黒色ポリエチレン管で構成されている場合には、熱の下方への消散が阻止で きる。管状素子2の上側部分が銅、コバルトまたはニッケル酸化物または、例え ばチタンと混合した硫化物または亜鉛酸化物または能鉛硫化物の薄い層で外面が 被覆される場合は、管状素子2の熱の取入れは最大しきい値層上の飽和効果を以 て促進される。このため管状素子内の最大温度の制限か可能になり、植物に対す る可能な損害か回避されると同時に比較的涼しい場所および期間に利用できるエ ネルギが最適に利用できる。太陽照射という中間条件を特徴とする期間および場 所で利用できる太陽エネルギの利用を最適にするために、管状素子2はその上側 部分の外面が亜鉛酸化物または硫化物またはチタン酸化物の薄い層で被覆された ポリエチレンまたは他の黒色の熱可塑性材料のフィルムで構成されている。
管状素子2の幅は栽培されるべき植物のタイプ次第できまり、例えば、この管状 素子の半周面は15ffl乃至40口とすることができよう。管状素子2の長さ は勿論栽培に利用できる区画地の寸法次第で決るが、なかんずく、液の均等な分 布という問題で制限をうける。管状素子2を構成するフィルムの厚さは典型的に は数100分の1n程度で、例えば0.02乃至0.06朋である。
管状素子2は、一度地面に配置されると、例えば第1図の方法で支えられる。針 金7は管状素子2内を開口3に近くで縦方向に延び管状素子の両端孔8から出て いる。針金7の両端は地中に固定された二本の直立棒にしつかり固着される。針 金7は管状封包体2の上側シートまたは層を所定の高さに支えている。さらに、 栽培された植物用の支持体としてまた針金7用の吊下げ素子として利用できる別 の。
垂直針金10は開口3に対応してこの針金7に接続することができる。支持針金 10はその上端を例えば第1図に示すごとく直立材9間に張設された引張線11 に接続することができる。
当然、管状包封体2はその他の方法、例えば、管状素子などの内側または外側に もつと多くの針金を用いて支持固定することができる。
例えば第2図に示されるごとく、吸収性支持材料12の薄い層が管状素子2内に 配置されいいる。この層はこの層の横方向およびその厚さの方向に液を受取り、 保持し且つ毛管作用により拡散できる任意の種類の材料より構成することができ る。繊維状の、発泡され、焼結された粒状または積層材料より構成することがで きる。特に、この層の厚さは0.5乃至10flである。
この層は栽培される植物の根系を支えるための苗床の役目をする。栽培植物の種 子は発泡された繊維状または粒状材料のブロックに前もって蒔くかまたは発芽さ せることが便利である。栽培される植物もまたこの種のブロックに根づかせ、次 いで本発明の栽培ユニットに入れるさし木または若枝で構成することができる。
第2図において、符号13で示す発泡材料のブロックは植物Pの根系の支持体の 役目をする。ブロック13はまた上記の針金7の支持体としての役割も果して、 管状素子2の上側部分を支える助けをす管状封包体2内には薄い熱可塑性プラス チックフィルム(厚さが例えば0.02乃至0.02 tug )の管でなるべ くは構成された分配管14か縦方向に延びている。この分配管14の壁には多数 の縦方向に隔設された開口15(第2図)が形成されている。植物に必要な水、 栄養溶液、および任意の植物保護製剤、例えばアルジサイド、寄生虫駆除剤、殺 菌剤などかこの分配管14を通って栽培ユニットに送られる。これらの液は分配 管14の開口15を通って吸収層12に浸み込み、毛管作用により拡散される。
植物Pの根(第2図)は支持床の役目をすると共に栄養溶液を分配する役目もす る吸収層12から水、栄養分を摂取する。栽培される植物の根系はそれ故に吸収 層12が運ぶ液と管状素子2内に閉じ込められた上層の空気との間の中間域に位 置する。
分配管14は封包体2の端開口16を通って封包体外に出る。
本発明の非常に重要な特徴は栽培ユニットに供給される液が再循環しないことに ある。これを解決することには以下に説明する多くの利点があるが、この解決が 液の循環により過剰の熱を消散させる必要がなくなることから可能になる。とい うのも過剰熱の消散は先きに説明したごとく必要な場合管状素子の表面層によっ ておこなわれるからである。。
しかのみならず、この解決は、植物がつくり出す異化代謝産物を吸収できる物質 の吸収層を増やしてこれら異化代謝産物が特に「サイクル」の長い植物の場合に 、植物に損害を与えないようにすることにより可能である。
特に、′本発明の装置を温室などの閉切った環境に設置する場合、栽培ユニット の分配管14または管状素子2を所謂「炭素受精J (carbon fert ilisation)がおこなわれる二酸化炭素の分配器と、して使用すること ができろう吸収層12にコロイド状添加剤(例えば、カルボキシメチール・セル ローズ・アルギネート、ポリアクリルアミド、ベントナイトなど〕を入れて自体 の体積より大きい体積の液を保持させることができる。
さらに、先きに記載のごとく、栽培植物がつくりだす異化代謝産物を吸収できる 吸着性物質を吸収層に加えることが便利である。この目的で、例えば、活性ベン トナイト、酸化アルミニウムまたは木炭を使用することができる。
植物の生育に必要な多量および微量養素(制御放出の組成物の形で〕をさらに吸 収層12に加えることもできる。
第7図および8図は上記栽培ユニットの変型実施例を示す。この実施例では植物 の列を二本にし、分配管14をこれら列間に配置している。
多列構造は恐らくもつと多くの分配管を以で造ることができる。
第9図は上記形式の多数の栽培ユニットよりなる本発明の水耕栽培装置の形状を 概略的に示す。この装置は電気駆動モータ22aを備えた給水ポンプ22により 供給管21に接続された水槽20よりなる。ツレ/イド開閉弁Vはボンプ22の 下流に配置されている。供給管21は栽培ユニット】の分配管14に接続されて いる。別の水槽23−26もまた電気駆動モータ27a−30aを備えたそれぞ れの計量ポンプ27−30を介して供給管21に連結されている。水槽23−2 6は例えば酸または塩基、カルシュラムを除く多量要素(且つおそらくは植物保 護製剤を加えた)微量養素およびカルシュラム塩を順序正しく含んでいる。
栽培ユニット1の上流に供給管21に沿ってさらに制御ヒータ46、温度センサ 50、ゲート弁51、圧力計を備えた圧力調整器52、およびメータ53か配置 されている。
電子制御作動ユニット40は給水ポンプ22のモータ22aに、計量ポンプ27 −30のモータ27a−308に、さらに上記各装置V、49,50.53に接 続されている。
温度センサ43は少なくとも一つの栽培ユニット1の管状封包体2内に配置され 、吸収体12の層の上にはpHメータ41、伝導度測定計42、おび吸収性支持 層12におけ為液量を検知するセンサ44が配置されている。センサ41−44 は電子制御作動ユニッ)40に接続されている。
第10図は吸収性支持層12の液量を検知するセンサ44の実施例を示す。この 実施例において、センサは吸収性支持層12に配置された長方形フレーム60よ りなる。固定板61(例えば、金属製)はその一端がフレーム60の両端部分に 固定されたピボット62を中心に関節連結されている。固定板61の下面は吸収 性支持層12の上面と正確に接触している。この支持層12に液が浸ると、固定 板61は支持層12から板61が離れるに必要な力が支持層12に含まれる液量 の関数となるような方法で支持層12に接着している。
固定板61のピボット62と反対の端はプーリ64を通過する針金63の一端に 接続されている。針金63の他端に連結された釣り合いおもり65は固定板61 を離接させる傾向がある。釣り合いおもり65の重量の選択は吸収層j2が吸収 する液量が所定のレベル以下に下るとこの層から固定板61か離れるようにおこ なわれている。位置センサ66は釣り合いおもり65の動きを検出して吸収層1 2の液量が十分か不十分かを電子制御作動ユニット40に信号を送る。板61は この電子制御作動ユニットが案内の電磁石67により下降した作動位置にもどる ことができる。
第9図に符号70で概略的に、第11図にさらに明確に示す別のセンサが各栽培 ユニット1と関係していることが便利である。このセンサは実質的には第11図 に示す方法で栽培ユニット1の管状封包体2の下側に配置された固定板71より なり、例えば地面に対し5°乃至10°の小さい角度を形成している。公知形式 の電気的王カセンサ72が板71の持上げられた端と支持面Gとの間に装置され ている。
使用にあたっては、制御作動ユニット40にセンサ72によって供給され情報が 吸収層12内の液量の変化と、栽培された植物が達成する成長度とを表示する。
この二つの情報信号は相互に明確に区別できる。
制御作動ユニット40は栽培ユニット1に対する潅水および給水サイクルをおこ なうため在来のプログラミング技法でプログラムされ、この両サイクルは作物の タイプの如何によって決まる所定の計画に従って上記センサからこのユニット1 に届く情報信号に基いてポンプ22.27−30および調整計量装置49,50 .53を操作することでおこなわれる。
本発明の装置は幾多の利点を有する。
先ず第]に、栽培ユニットは非常に安価な材料から造ることができる。このよう な栽培ユニットを設置するに必要な初期の経済投資は極めて小規模である。
従って、本発明の装置は如何なる種類の土地、不毛の岩の多いまたは砂漠地にも 使用でき、農業機械その他の高価な装置も要らない。本装置の管理や取扱には特 に熟練した人々を必要としない。本装置の管理に要する経費は従って装置の維持 が非常に簡単であることを考えると非常に安いものである。しかのみならず、本 装置では栽培ユニットを構成する材料がこれを使用している期間に亘って無菌で 非生分解性(それ故に植物病原菌の栄養には一層不適である)であるので、植物 の病気に対しては化学薬品の使用は大いに制限することが必要である。植物のく びの区域が空気にさらされるので、根の病気が起る可能性は低下する。本装置は 閉め切られた環境(温室)内に設置される時は、噴霧潅水はおこなわず、また製 作物は蒸発を助けないので、閉じ込められた大気は湿度の危険な増加とその結果 植物が病本発明の装置は先行技術のあらゆる形式の栽培と比べて著しい利点を有 する。
土壌の栽培と比べて第1の利点は栄養溶液の組成を絶えず制御できることと栽培 される植物がずっと正確に育成されることとバクテリヤ、菌類、昆虫、みみずな どによる病気にかかりにくいことにより、一層健康にめぐまれるというこ゛とで ある。さらに、水が地面に浸出または地面からの蒸発により失われることがない ので、水の利用が最も適切におこなわれる。さらに、循環溶液を加熱して根つき または成長を促進できる。また本発明の装置には異化代謝産物の蓄積または特殊 な寄生生物のために土壌栽培の作物には絶対必要な輪作の問題がおこらない。な おまた、本装置は侵入する植物が全熱ないので手作業、または化学製剤による除 草をおこなう必要がない。栽培された植物はまた非常に清潔であるので市場に出 しても見栄えがする。また衛生的見地からしても、栽培された植物は人間の発病 につながる如何なる微生物も皆無である。
水耕栽培法方式の栽培に比べて、本発明の装置では根が絶えず空気と接触してい るので、空気にさらす必要がないという利点がある。必要な装置がまたずつと安 く経済的である。水耕栽培法の栽培に必要な送風機、明かり、水槽、充填材料の 必要がなく、空気栽培法に必要なスプリンクラの必要もない。本装置の維持もま た非常に簡単である。しかのみならず、本発明の装置においては、栽培ユニット は能なのは栽培ユニットが安価であること、また栽培後栽培ユニットを殺菌し掃 除する必要かないからである。
再循環せずに液を分配できるために塩類の最適な供給が保証され、さらに循環を 伴う装置に必要な高価な分析装置が節約できる0さらに、栽培ユニットにおいて は異化代謝産物、病原体および感染物の再循環か避けられる。
所謂「フィルム栽培」と比べて本発明の装置の特徴は栄養液か毛管作用により吸 収層12中に拡散して、分配か「滴下」でおこなわれないので、栄養液か植物の 根糸を中心にして一層均等に分配されることにある。さらにまた管状封包体およ び栽培ユニットが破れても栄養液が漏れたり無駄になったりする危険かない。こ れは栄養液が毛管作用で吸収層12内に保留されるからである。克服すべき液面 差が比較的に小さいためにせよ、あるいは熱を消散させるため液を循環させる必 要がないためにせよ、液を送り出すためのエネルギがより少なくてよい点で本発 明装置の管理は非常に経済的である。
手続補正書(ス氏少

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.水耕栽培装置が一つまたはそれ以上の栽培ユニツト(1)よりなり、a)該 ユニツトの各々が管状素子(2)内の温度の上昇を促進または防止するような方 法で入射電磁放射線に作用する吸光度および放射力の所定の特性を備える表面層 (5,6)を有するように表面処理された不透明材料の管状素子(2)と、該管 状素子はそれぞれの植物Pを導入し通すため多数の隔設された開口(3)を有し 且つ該開口(3)を好ましくは上方へ向けて支持面(G)上にほぼ水平位置に配 置されることを目的としていること、b)液を受取り、保持し、これを毛管作用 により吸収支持材料の横方向および厚さ方向に拡散するための吸収支持材料の層 (12)と、該層(12)は管状素子(2)内に上記開口(3)に向いた位置に 配置され栽培される植物(P)の根系を支え栄養を与える苗床の役目をすること を目的としていること、c)管状素子(2)内の液のレベルが吸収支持層(12 )の厚さを実質的に超えず、栽培植物(P)が吸収層(12)により保持される 液と管状素子(2)内に閉じ込められた上側に留まる大気との間の中間域に配置 されるように管状素子(2)内の吸収支持層(12)に液を再循環することなく 供給する供給制御装置ととよりなることを特徴とする栄養液に浸した中実基体上 に植物を栽培する水耕栽培装置。 2.前記管状素子(2)が可撓性材料であることを特徴とする請求の範囲第1項 に記載の装置。 3.各栽培ユニツト(1)はさらに管状素子(2)を支持表面(G)を支え固定 する支持固定装置を含むことを特徴とする請求の範囲第1項または2項に記載の 装置。 4.前記管状素子(2)は少なくともその内側表面を黒色としたことを特徴とす る請求の範囲前記各項のいずれか1項に記載の装置。 5.前記管状素子(2)は少なくとも一部分がプラスチツクフイルムで構成され たことを特徴とする請求の範囲前記各項のいずれか1項に記載の装置。 6.前記管状素子(2)は少なくとも一部分が発泡プラスチツク材料により構成 されたことを特徴とする請求の範囲第4項に記載の装置。 7.前記管状素子(2)は少なくとも一部分が組合された層により構成されたこ とを特徴とする請求の範囲第5項または6項に記載の装置。 8.前記管状素子(2)を構成する材料には金属材料(5)の薄い層がその外側 層の少なくとも一部分に設けられたことを特徴とする請求の範囲第5項乃至7項 のいずれか1項に記載の装置。 9.前記管状素子(2)がその外面のうち設置状態において少なくとも上向きに なる部分に半電導性材料の層を支える不透明の黒色熱可塑性材(4)のフイルム で構成されたことを特徴とする請求の範囲第5項および8項に記載の装置。 10.前記半電導性材料が酸化物としたことを特徴とする請求の範囲第9項に記 載の装置。 11.前記半電導性材料がニツケル、コバルト、亜鉛、銅、鉛の硫化物および酸 化物、およびチタンの酸化物よりなるグループから運ばれたことを特徴とする請 求の範囲第9項または10項に記載の装置。 12.前記管状封包体(2)の壁の厚さが大体数100分の1mm程度とした請 求の範囲前記各項のいずれか1項に記載の装置。 13.前記管状素子(2)は本装置を温室など閉じ込められた環境内に設置する と二酸化炭素(炭素受精)の分配にも用いられることを特徴とする請求の範囲前 記各項のいずれか1項に記載の装置。 14.前記吸収性支持材料の層(12)は少なくともその一部が次の材料、即ち 繊維材料、発泡材料、焼結材料、粒状材料、および積層材料の一つまたはそれ以 上により構成されたことを特徴とする請求の範囲前記各項のいずれか1項に記載 の装置。 15.前記吸収性支持層(12)を構成する材料が自体の体積より大きな体積の 水を保持できるコロイド状添加物を有することを特徴とする請求の範囲第14項 に記載の装置。 16.前記コロイド物質がカルポキジメチール・セルローズ、アルギネート、ポ リアクリルアミド、ベントナイトなどよりなるグループから選ばれたことを特徴 とする請求の範囲第15項に記載の装置。 17.前記吸収性支持層(12)は少なくとも一部分がフエルトで構成されたこ とを特徴とする請求の範囲第14項乃至16項のいずれか1項に記載の装置。 18.前記吸収性支持層(12)が栽培された植物により生成される異化代謝産 物の吸収可能な吸収物質の添加物を有一することを特徴とする請求の範囲第14 項乃至17項の1項に記載の装置。 19.前記吸収材料の層(12)が活性木炭、酸化アルミニウムおよびベントナ イトを含むグループから選ばれた物質の添加物を有することを特徴とする請求の 範囲第18項に記載の装置。 20.前記吸収材料の層(12)が制御放出組成物の形をした多量および微量養 素の添加物を有することを特徴とする請求の範囲前記各項のいずれか1項に記載 の装置。 21.前記吸収材料の層(12)が10mm以下の厚さを有することを特徴とす る請求の範囲前記各項のいずれか1項に記載の装置。 22.前記支持固定装置が前記管状素子(2)を配置した支持面(G)から所定 の高さで該管状素子(2)の縦方向に延びる少なくとも1本の支持線またはテー プ(7)よりなり、該少なくとも1本の線(7)が上記管状素子(2)の上向き 部分に接続されて上記支持面(G)から所定距離にこの位置を保持するようにし たことを特徴とする請求の範囲前記各項のいずれか1項に記載の装置。 23.前記少なくとも1本の線(7)が前記管状素子(2)内に開口(3)近く に延び管状素子(2)からその両端の閉口(8)を通つて出てくることを特徴と する請求の範囲第22項に記載の装置。 24.栽培中の植物(P)を支えるための支持素子(10)が前記管状素子(2 )の開口に対応して前記少なくとも1本の針金(7)に接続されたことを特徴と する請求の範囲第23項に記載の装置。 25.前記管状素子(2)の端部が上方へまたは下方へ折たたまれることによつ て液密シールで閉じられ、該折たたみが非折たたみ形式のものであることと特徴 とする請求の範囲前記各項のいずれか1項に記載の装置。 26.前記供給制御装置が管状素子(2)内に吸収性支持層(12)の近くに縦 方向に配置された液分配管(14)を含み、該分配管(14)の壁には多数の縦 方向に隔設された開口(15)を有し、該分配管(14)に送られる液は該開口 (15)を通つて上記吸収性支持層(12)の縦方向に分配され拡散されること を特徴とする請求の範囲前記各項のいずれか1項に記載の装置。 27.前記供給制御装置が、a)貯水槽(20)と、該貯水槽(20)に給水ポ ンプ(22)により一端が連結され、他端が前記少なくとも一つの栽培ユニツト (1)の分配管(14)に連結された供給管(21)と、該供給管(21)に例 えば酸または塩基、多量養素および微量養素の濃縮溶液用の多数の貯蔵槽(23 −26)が連結され、該貯蔵槽(23−26)の各々が上記供給管(21)にそ れぞれの計量ポンプ(27−30)によつて連結されていること、c)上記給水 ポンプ(22)のモータ(22a:27a−30a)と計量ポンプ(27,30 )とに連結されて所定の手順に従つてポンプ(22,27−30)を駆動および 脱駆動するように予配置された制御作動ユニツト(40)とを含むことを特徴と する請求の範囲第26項に記載の装置。 28.少なくとも一つの栽培ユニツト(1)にa)前記吸収性支持材料の層(1 2)に浸たす液のpHと電導率とを測定する装置(41,42)と、b)電気温 度感知装置(43)と、c)上記吸収性支持層(12)内の液量を測定する装置 (44)と、c)上記吸収性支持材料の層(12)の少なくとも一つの縦方向部 分の重量を測定する装置(70)とが設けられ上記各測定装置(41−44,7 0)が上記電子制御作動ユニツト(40)に接続されていることを特徴とする請 求の範囲第27項に記載の装置。 29.前記吸収性支持層(12)内の液量を測定する装置(44)がa)固定板 (61)を層(12)から離すのに要する力が層(12)内の液量の関数となる ような方法において層(12)上に配置され該層に固着する固定板(61)と、 b)固定板(61)を引上げようとする釣り合い装置(65)と、c)該釣り合 い装置(65)の運動を検出する電気感知装置(66)とよりなることを特徴と する請求の範囲第28項に記載の装置。 30.前記供給管(21)に沿つて次の装置、a)流量制御装置(51)、b) 流量計(53)、c)温度センサ(50)、d)圧力計を備えた圧力調整器(5 2)、およびe)電気制御ヒータ(49)の一つまたはそれ以上が介置されたこ とを特徴とする請求の範囲第27項または28項に記載の装置。 31.一つの分配制御装置に接続された前記請求範囲の1項またはそれ以上に記 載の多数の栽培ユニツト(1)よりなることを特徴とする水耕栽培装置。 32.各ブロツクにはそれぞれ実生を根づかせるかまたは発芽させた発泡プラス チツク材料製の多数のブロツク(13)を含むことを特徴とする請求の範囲前記 各項のいずれか1項に記載の装置。 33.栄養液を浸ませた中実基体上に植物を請求の範囲前記各項の1項またはそ れ以上に記載の水耕栽培装置を用いて水耕栽培する方法。
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