JPS61502769A - 埋め込まれた引つ張りひもを持つ弾性的なバンド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 名称：埋め込まれた引っ張りひもを持つ弾性的なバンド」二１ 衣料品は、一般に弾性的なバンドを備えている。しかも、弾性的なバンドを持つ これら商品の多くは、体の廻りに衣料を密着させるための引っ張りひもを備えて いる。

製造に際し、弾性的なバンドと引っ張りひもとを衣料品に組み込む作業には、幾 つかの段階がある。弾性的なバンドと衣料材料を並列な関係に設置する作業が、 第１の段階で行なわれる。第２の段階で、材料の層を互いに合わせて形成したチ ャンネルを通じ、非弾性的な引っ張りひもを通す必要がある。この引っ張りひも により、装着者は衣料を締め付けることができる。時には、引っ張りひもの端部 は、第３の段階で弾性的なバンドがこのチャンネルの材料に取り付けられる。従 って、弾性的なバンドと引っ張りひもとを衣料品に組み込むこうした方法による と、製造者はかなりな製造コストと人件コストとを無駄にしている。

弾性的なバンドと引っ張りひもとを用いるこの方法によれば、通常では幾つがの 問題点が生じる。とりわけ、折り曲げた材料の層からなるチャンネル内に引っ張 りひもを設置すると、この引っ張りひもは所定の位置〃・らずれてしまう傾向が ある。衣料品がすり切れてくると、弾性的なバンドはねじれて引っ張りひもがも つれてしまうことがある。こうした弾性的なバンドの包み込みゃ、引つ張りひも の交換は装着者にとって面倒であり、不快である。

また引っ張りひもの一方の端部を引っ張ると、反対の端部が材料のチャンネル内 に入り込んでしまい、取れなくなる。強く引っ張りすぎると、引っ張りひもは、 衣料品から完全に抜けて取れてしまうことがある。従って、製品並びに製造方法 についての改良が待たれていた。

要約 埋め込まれた引っ張りひもを持つ弾性的なバンドを使用することにより、引っ張 りひもを用いる衣料品の製造に際して幾つかの段階が省略される。製造を単純に することにより、製造時間を短くシ、人件コストを下げることができる。

一般の例と同じように、弾性的なバンドは縦方向に伸びることのできる細長い材 料のウェブを備えている。引っ張りひもが、弾性的なウェブに沿いまたこのウェ ブにからまって延びている。引っ張りひもは、ウェブの縦方向に沿った方向性を 備えている。

引っ張りひもは、引っ張られていない状態の時の弾性的なバンドより長い長さを 備えている。この余分な長さでループを形成している。装着者はこのループを、 衣料品を締め付ける引っ張りひも古して利用できる。引っ張りひもの端部け、当 該ひもを組み込んであるバンドまたは衣料品にしっかりと取り付けておける。ル ープは、例えば、引っ張りひもの中間に形成されている。ルヘプ自体は、衣料中 に入り込んでしまうこ♂のあった端部を備えていない。

埋め込まれた引っ張りひもを持つ弾性的なバンド構造には、一般に、弾性的な材 料で作った細長いウェブが必要古される。この材料は、それ自体で縦方向の弾性 的な性質がある。この方法は、例えば、実質的に弾性のない引っ張りひもを弾性 的な材料のウェブの一部にからませる段階を備えている。引っ張りひもは、ウェ ブの縦方向に延びている。引っ張りひもは、当該列つ張りひも自身が埋め込まれ ているウェブの部分よりも長い長さを持つ必要がある。

埋め込まれた引っ張りひもを持つ弾性的なバンドは、一般的に衣料品の一部を構 成している。バンドは、腰廻りのような衣料の開口を形成する周縁で、当該衣料 に接合されている。ル・−プとして引き出された余分のひもは、衣料の一部に用 いる引っ張りひもとして機能している。

衣料を製造する方法には、開口の周縁に接近して弾性的なバンドを設置する段階 が含まれている。この方法では、ウェブな布地に堆り付ける作業が続けて行なわ れる。

一般に、この作業は縫合によって行なわれる。これとは別に、折り曲げた布の中 にバンドを収めて簡単に取り付けることもできる。最後に、引っ張りひもをウェ ブの一部にからませる段階が必要とされる。ただしこの段階は、弾性的なウェブ またはバンドを布に取り付ける以前に行なわれることもある。

例えば、引つ・張りひもは、織られているか、編まれているかあるいは撚り合わ されている弾性的なバンドの一部を構成するこ己ができる。引っ張りひもはバン ドの構成糸でもよく、またバンドにからまった別体の糸でもよい。

図面の簡単な説明 第１図は、からまった引っ張りひもを持つ弾性的なバンドを用いた、一部を取り 除いて示す衣料品の図である。

第２図は、からまった引っ張りひもを持つ弾性的なバンドを示している。

第３図は、第２図の弾性的なバンドの３−３線に沿った拡大した一部縦断面図で ある。

第４図は、弾性的なバンドの縦糸の１本を構成する、引っ張りひもの拡大図であ る。

第５図は、埋め込まれた引っ張りひもを持つ編まれた弾性的なバンドを示してい る。

第６図は、からまった引っ張りひもを持つ撚り合わされた弾性的なバンドを示し ている。

詳細な説明 第１図に示した１枚のショーツ９は、装着者の腰の廻りにこのシ四−ツを保持す るための弾性的なバンドを備えている。またショーツ９は、ぴったりフィツトさ せるための引っ張りひも１ｚも備えている。

今までのものと同じように、バンドはパンツの腰の開口１４の周縁１３に隣接し て位置している。ショーツ９の折り曲げられた材料の層１５が、ひも１２と共に 弾性的なバンド１０を収めるチャンネル１Ｇを形成している。

第２図に示した弾性的なバンド１０ば、弾性的に織られたウェブ１１を備えてい る。引っ張りひも１２がバンドＩＯに埋め込まれている。余分な長さのひも１２ がループ１７を形成している。装着者は、ループ］７を引っ張りそして結び目を 結ぶことにより、パンツ９を固定できる。

第３図と第４図に示すように、弾性的に織られたバンド１０け縦糸１８と横糸１ ９とを互いにからませて作られている。引っ張りひも１２は縦糸１８のうちの１ 本を構成しているか、また（は縦糸に加えて弾性的なバンド１０に縫い込むこと ができる。バンド１０は縦方向に伸びる性質を示すことから、縦糸］８も弾性的 な性質を備えていなくでにならない。横糸１９にも弾性的な性質を持たせて、バ ンド１０が横方向にも伸びるようにもできる。

しかし、弾性的に織られるほとんどのバンドでは前者のように延びるだけでよい 。

引っ張りひも１２自体は様々な標準的な構造を持つことができる。図面は、引っ 張りひも１２が撚り合わせ糸２１から作られた構造をもつ例を示している。しか し、様々な用途で用いられている多くの形式の引っ張りひもでもバンド１０に使 用できる。引っ張りひも１２ｉ−ｔ、幾分弾性的な性質を備えることもでき、あ るいはまったく弾ても、この引っ張りひもはウェブ１１まり実質的に弾性が乏し い。従って、装着者がループ１７を締めて結び目を形成すれば、衣料品を装着者 にしっかりと取り付けられる。この構成はパンツの腰廻りだけでなく、パンツの 足を通す開口の縁、またジャケットやシャツのスリーブ、場合によっては裾の緑 にも取り付けられる。

バンド１０を織って作る場合、織り工程を実施する際に装置は弾性的な糸に引張 力を加えている。ただし第３図と第４図に示すように、引っ張りひも１２はベン ド１０の１本の縦糸の代わりになっている。さらに装置は、引っ張られている、 すなわち伸びている弾性的な縦糸を持つ引っ張りひも１２を織り込むことができ る。バンドＩＯを製造した後、バンドに加わっている引張力を取り去ればバンド は収縮させることができる。言い換えると、バンドは短くなる。弾性的な性質を 持たない引っ張りひも１２も同じように収縮する。ある程度、引っ張りひもはバ ンド１０に沿って収縮してひだ状になる。こうして、引っ張りひも１２は引っ張 られていない状態の時の弾性的なバンド１０の長さよりも長くなる。適当な一部 の位置で引っ張りひも１２を掴み、この引っ張りひもを引っ張ることによりこの 余分な長さの部分を引き出して、第１図と第２図に示したループ１７を構成する ことができる。

第１図のショーツ９を製造する際、製造者は材料１５の折り曲げ被覆部の開口２ ３の位置で引っ張りひも１２を掴む。開口２３を通じて引っ張りひも１ｚを引っ 張り、装着者が簡単に使える特定の位置にループ１７を形成する。余分な引っ張 りひも１２を引っ張って開口２３の位置にループ１７を形成する作業は、／ヨー ク９の腰廻り全体に別途引っ張りひもを通すよりも簡単迅速に作業することがで きる。

ループ１７を形成しても、余分な長さの引っ張りひも１２が弾性的なバンドに残 っていてひだを形成している。

それでも、ループ１７は装着者が簡単に取り扱えるだけの長さを備えている。

前述したように、第１図から第４図に示した弾性的なバンドは織り工程から作ら れている。第５図のバンド２５では、編み工程により編り合わされる糸２６を用 いている。弾性的なバンドｚ５ば、当該バンドに弾性的な性質を持たせる細長く 引き延ばすことができる繊維２７を備えている。また引っ張りひもｚ８が編まれ た糸２６にからまってバンド２５の一部を形成している。

同様に、第６図は糸３２から作られた弾性的なバンド３１を示している。前記糸 は、縦方向の弾性的な繊維３３の廻りに撚り合わされている。引っ張りひも３４ は繊維３３にからまりている。

第５図と第６図の弾性的なバンドｚ５と３１は、何れも引張力が加わってできて いない。引張力を加えていなかったために、必要とする長さの引っ張りひもｚ８ が得られない。もちろんのことバンド２５と３１を製造する装置は、箇々のバン ドの通常の長さより長い引っ張りひもｚ７と３４をこれらバンドに挿入しなくて はならない。

このため、ひだの付いたひも２８と３４を用いて必要な長さを得ている。こうし て得た長さから、引っ張りひもとして使えるループを形成している。

また第５図と第６図は、付加的なエレメントとし、てのひも２８と３４とを示し ている。これらひもは、編まれて撚り合わきれた糸２６と３２に挿入され、当該 糸に力）らまっている。適当なスタイルの編成または撚り合わせに合わせて、引 っ張りひもｚ８またば３４はそれ自体が編成または撚り合わせ糸の１本を構成す るこ♂ができる。

従って、請求の範囲は： 国際！Ｊ４葺報告 ＋ｅ＋ｅ＋ＭＩｉｏＡａｌＡ９ｅｌｉｃａｌ自ｅＭ＋−シー、ＰＣＴ／ｕｓ９４ １０１１５２

Claims (18)

【特許請求の範囲】
1. １．弾性的なバンドにおいて： ほぼ縦方向に向けられている互いに連結された弾性的な糸からできていて、縦方 向に弾性的な細長い材料のウエブと； 当該ウエブの一部分に沿って前記縦方向に延びている引つ張りひもとを有し、当 該引つ張りひもが、前記弾性的なひもの１本の位置にあって、引つ張られていな い状態の時の、前記ウエブの一部分の前記縦方向の長さよりも長い長さを備えて いて、当該引つ張りひもが間隔をおいて隆起されているバンド。
2. ２．請求の範囲第１項に記載のバンドにおいて、前記ウエブが縦糸と横糸から構 成されているバンド。
3. ３．請求の範囲第１項に記載のバンドにおいて、前記ウエブが編まれて作られて いるバンド。
4. ４．請求の範囲第１項に記載のバンドにおいて、前記ウエブが撚り合わせ構造か らできているバンド。
5. ５．バンドを製造する方法において： 縦方向に向いている弾性的な糸を互いに連結することにより、縦方向に弾性的な 細長い材料のウエブを形成する段階と、 引つ張られていない状態の時の、前記縦方向の前記ウェブの一部分の長さより長 い長さを持つ引つ張りひもを、当該ウエブの一部に縦方向にからませる段階と、 間隔をおいて前記引つ張りひもを隆起させる段階と、を有する方法。
6. ６．請求の範囲第５項に記載の方法において、前記弾性的な糸は、縦糸と横糸か らできた布に織り込むことにより互いに連結されており、当該弾性的な糸が前記 縦糸である方法。
7. ７．請求の範囲第６項に記載の方法において、前記布の１本の縦糸の代わりに前 記引つ張りひもを織り込むことにより、当該引つ張りひもを前記ウエブの一部分 にからませている方法。
8. ８．請求の範囲第５項に記載の方法において、前記弾性的な糸は互いに編み込ま れている方法。
9. ９．請求の範囲第８項に記載の方法において、前記引つ張りひもが、１本の前記 弾性的なひもの代わりに前記ウエブの一部分に編み込まれている方法。
10. １０．請求の範囲第５項に記載の方法において、前記弾性的な糸が互いに撚り合 わせた構造からできている方法。
11. １１．請求の範囲第１０項に記載の方法において、前記引つ張りひもが、１本の 前記弾性的な糸の代わりに前記ウエブの一部分に撚り合わされている方法。
12. １２．衣料品において： 開口を形成する周縁を備えている布地と：前記周縁の位置で前記布地に取り付け られていて、しかも縦方向に細長く延びている弾性的なウエブと；前記縦方向に 延びていてしかも前記ウエブの一部分にからませた引つ張りひもとを有し、当該 引つ張りひもが引つ張られていない状態の時の、前記ウエブの一部分の前記縦方 向の長さよりも長い長さを備えていて、引つ張りひもが間隔をおいて隆起されて いる衣料品。
13. １３．請求の範囲第１２項に記載の衣料品において、前記布地の一片が実質的に 前記弾性的なウエブを取り囲んでおり、当該布地は孔を備えていて、この孔を通 じて前記引つ張りひもを掴み、当該引つ張りひもの一部を前記ウエブの一部分か ら引き出すことができる衣料品。
14. １４．開口を形成する周縁を備えている布地から形成された衣料品を製造する方 法において、当該方法が：前記周縁に接近し且つ当該周縁に沿って、開口の当該 周縁にほぼ平行な実質的な縦方向に向けられている、互いに連結された弾性的な 糸からなる細長い弾性的なウエブを設置する段階と； 前記ウエブを前記布に取り付ける段階と；前記弾性的なウエブの縦方向に沿って 、当該弾性的なウエブの一部分に引つ張りひもをからませる段階とを有し、この 引つ張りひもが、引つ張られていない状態の時の、前記弾性的なウエブの一部分 の長さより長い長さを備えていて、引つ張りひもが間隔をおいて隆起されている 方法。
15. １５．弾性的なバンドにおいて： ほぼ縦方向に向けられている互いに連結された弾性的な糸からできていて、縦方 向に弾性的な細長い材料のウェブと； 当該ウエブの一部分に沿って前記縦方向に延びていて、このウエブの一部分に連 結された引つ張りひもとを有し、当該引つ張りひもは前記弾性的な糸に加えて設 けられ、引つ張られない状態の時の、前記ウエブの一部分の前記縦方向の長さよ りも長い長さを備えていて、引つ張りひもが間隔をおいて隆起されているバンド 。
16. １６．請求の範囲第１５項に記載のバンドにおいて、前記ウエブが縦糸と横糸か らできているバンド。
17. １７．請求の範囲第１５項に記載のバンドにおいて、前記ウエブが編まれて作ら れているバンド。
18. １８．請求の範囲第１５項に記載のバンドにおいて、前記ウエブが撚り合わせた 構造からできているバンド。