JPS61502722A - 電気配線のシ−ルド・ストリッパ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電気配線のシールド・ストリッパ 発明の背景 この発明はワイヤ・ストリッパ、更に具体的に云えば、周りに絶縁物を持つ複数 個の電気ワイヤを取囲む外側シールドを取除くストリッパに関する。

従来、電気配線の周りからシールドを取除（ことは、手によって行われており、 この結果、その下にあるワイヤに不注意に切込み、その結果配線材料として廃棄 される為に、労賃及び材料費が高くなる場合が多い。

この発明は、手作業のストリフピング方法を使わないで、電気配線の周りからシ ールドを一貫性をもって有効に取去ることが出来る様にする。

発明の要約 電気配線の回転式シールド・ストリンパは、シールドを手早く且つ能率よく取去 る為に、任意の寸法のワイヤ又は束にした成る数のワイヤを受入れる様に作るこ とが出来る。

この発明は手作業によるストリッピング方法を使わない様にして、その下にある ワイヤ及びワイヤ絶縁物を不注意に切込むことがない様に、シールドを一貫性を もって能率よく取去ることが出来る様にする。

１本又は更に多くの電気ワイヤの周りからシールドを取除く回転式シールド・ス トリンパが、その長さにわたって開口を持つ円筒形軸受ハウジングを有する。

このハウジングの開口の内側に軸受を取付け、この軸受の中にワイヤ案内軸を取 付ける。この軸がハウジングの外へ伸び、その１端にワイヤ案内開口を持ってい て、軸の中を細長いワイヤ案内孔が通っている。開口及び孔がシールドとワイヤ の束を受入れる。刃先を持つ切断刃が軸の刃案内開口に入っている。可動のカラ ーが軸及び切断刃の周りに配置される。カラーをハウジングから遠ざかる前側位 置へ移動すると、刃先が旋回して、ワイヤ案内開口の一部分の中へ下向きに下降 し、シールドと係合して、それを切断する。

この発明の利点並びに目的は、以下図面について詳しく説明する所から明らかに なろう。図面にはこの発明の好ましい実施例を示しである。

図面の簡単な説明 第１図は回転式シールド・ストリッパの斜視図である。

第２図はストリッパの断面斜視図である。

第２Ａ図及び第２Ｂ図は着脱自在のヘッドの正面図及び側面断面図である。

第３図は回転式シールド・ストリッパの断面斜視図であって、切断刃が電気配線 のシールドと係合して、それを切断している状態を示す。

実　施　例 第１図には回転式シールド・ストリッパ１０の斜視図が示されている。ストリッ パ１０が円筒形軸受／Ｓウジング１２を持ち、これは把手として使うことが出来 、第２図に示す様にその中に開口１４が通っている。玉軸受１６がハウジングの １端に取付けられ、ワイヤ案内輪１８が玉軸受１６の内レースに取付けられてい る。

玉軸受１６により、ワイヤ案内輪１８を軸受）λウジフグ１２とは独立に回転さ せることが出来る。

ワイヤ案内軸１８がハウジング１２から外に伸び、ワイヤ案内開口２２を持つ着 脱自在のヘッド２０を持っている。この開口は周りにシールドを持つ相異なる寸 法の電気配線並びにその束を受入れる様な寸法である。更に軸１８が、開口２２ と連絡していて、軸１８の長さに沿って伸び、ワイヤの束を通す細長いワイヤ案 内孔２４を持っている。

第２Ａ図には、着脱自在のヘッド２０の正面図が示されており、ワイヤ案内開口 ２２は、この例ではその周りに絶縁物２８を持つ３木の電気ワイヤ２６を受入れ る様な輪郭になっており、絶縁物２８及びワイヤ２６の周りにシールド３０が設 けられている。第２Ｂ図はワイヤ２６を入れない時のヘッド２０の側面断面図を 示す。

第２図に戻って説明すると、軸２０の頂部に細長い切断刃２２が取付けられ、刃 ３２の刃先３３が、ヘッド２０の刃溝孔３４に入ると共に、ワイヤ案内開口２２ ノ中に下向きに伸びている。刃３２のピボット・アーム３６が軸１８の頂部にあ るピボット孔３８にはまっている。切断刃３２は、軸１８の長さに沿って可動で ある円筒形カラー４０のカラーａ３９内の所定位置に保持されている。カラー４ ０はハウジング１２に隣接した後側位置が示されている。カム面４２が刃３２の 向い合った端部４４と係合し、刃先３２を開口２２から遠さかる様に持上げる。

次に第３図について説明すると、ストリッパ１０が、開口２２に５木の外部ワイ ヤ４６を受入れ、これがワイヤ案内孔２４に通され、ハウジング１２の長さに沿 って伸びていることが判る。ワイヤ４６が、これらのワイヤからシールド４８を 取除こうとする所望の長さだけ挿入される。この図では、可動のカラー４０が前 側位置へと左に移動しており、この時軸１８の端にあるストッパねじ５０と係合 する。この位置では、カラー４０のカム面４２が刃先３３を溝孔３４の中で下向 きに旋回させ、シールド４８に切込むようにするが、絶縁物４７を持つワイヤ４ ６は切断しいない。軸１８の端から外向きに伸びるストッパねじ５ｏが、カラー ４０がストリッパ１ｏがら抜は出るのを防止すると共に、弛めた時、ヘッド２０ を取外すことが出来る様にする。

カラー４０のカム面４０が刃先３３をワイヤ案内開口２２内の下側位置に保持し ている時、電気ワイヤ４６をストリッパ１０から遠さかる向きに、ゆっくりと左 へ引張ることが出来る。そうすると、刃先３３がシールド４８に切込むにつれて 、カラー４０が切断刃３２及び軸１８と共に、普通は螺旋形に巻れたワイヤ４６ の輪郭に従って回転し、刃先３３がシールド４８の長さに沿ってシールドに切込 み、螺旋形に巻かれた電気ワイヤ４６からシールド４日を取去る。

図面では電気ワイヤ２６．４６を示しであるが、単に着脱自在のヘッド２０のワ イヤ案内開口２２を、シールドを剥がす動作を必要とするワイヤ束の寸法及び輪 郭に合せることにより、同様な種類のシールドを取去る為に、任意の組合せ及び 任意の数のワイヤをこのストリッパ１０に使うことが出来る。

請求の範囲によって定められたこの発明の範囲内で、これまで説明した実施例の 部分並びに要素の構造及び配置にいろいろ変更を加えることが出来る。

国際調査報告

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）その中に封入された１本又は更に多くの電気ワイヤの周りからシールドを 取去る回転式シールド・ストリッパに於て、その中を開口が通抜けている円筒形 軸受ハウジングと、該ハウジングの開口の内側に取付けられた軸受と、該軸受の 中に回転自在に装着されたワイヤ案内軸とを有し、該軸はハウジングの外に伸び ていて、軸の長さにわたってワイヤ案内孔を持ち、該孔はシールドを持つ電気ワ イヤをその中に受入れる様になっており、更に、前記軸の刃溝孔に入る刃先を持 つ切断刃と、前記軸及び切断刃の周りに配置された可動のカラーとを有し、該カ ラーをハウジングから外向きの前側位置へ移動する時、刃が旋回し、刃先が刃溝 孔の中に下降して、シールドを切断する回転式シールド・ストリッパ。
2. （２）請求の範囲（１）に記載した回転式シールド・ストリッパに於て、軸の１ 端に取付けられていて、ワイヤ案内開口が通抜けている着脱自在のヘッドを有す る回転式シールド・ストリッパ。
3. （３）請求の範囲（２）に記載した回転式シールド・ストリッパに於て、ワイヤ 案内開口がその周りにシールドを持つ種々の寸法のワイヤを受入れる様な輪郭に なっている回転式シールド・ストリッパ。
4. （４）請求の範囲（１）に記載した回転式シールド・ストリッパに於て、切断刃 が、軸の頂部に設けられたピボット孔にはまるピボット・アームを持ち、カラー が前側位置に移動する時、刃がこのピボット・アームを中心として旋回する回転 式シールド・ストリッパ。
5. （５）請求の範囲（１）に記載した回転式シールド・ストリッパに於て、カラー がカム面を持つカラー溝を有し、切断刃の頂部が該溝にはまって、カム面が刃と 係合する回転式シールド・ストリッパ。
6. （６）その中に封入された１本又は更に多くの電気ワイヤからシールドを取去る 回転式シールド・ストリッパに於て、その中を開口が通抜けている円筒形軸受ハ ウジングと、該ハウジングの開口の内側に取付けられた軸受と、該軸受の中に回 転自在に装着されていて、前記ハウジングから外向きに伸びると共に、当該軸の 長さにわたってワイヤ案内孔を持ち、該孔がシールドを持つ電気ワイヤをその中 に受入れる様になっているワイヤ案内軸と、該軸の１端に取付けられていて、ワ イヤ案内開口が通抜けており、該ワイヤ案内開口が前記ワイヤ案内孔と連絡して いる着脱自在のヘッドと、その１端に刃先を持ち、該刃先が前記軸の刃溝孔に入 り、更に前記軸の頂部に設けられたピボット孔にはまるピボット・アームを持つ 細長い切断刃と、前記軸及び前記切断刃の周りに配置された可動のカラーとを有 し、該カラーがハウジングから外向きに前側位置へ移動する時、前記刃がピボッ ト・アームの周りに旋回し、刃先が刃溝孔の中に下降して、シールドを切断する 回転式シールド・ストリッパ。
7. （７）請求の範囲（６）に記載した回転式シールド・ストリッパに於て、前記カ ラーが該カラーの内周の長さに沿ってカラー溝を持ち、該溝にカム面が設けられ 、前記切断刃の頂部が前記溝にはまり、前記カム面が、カラーを軸の長さに沿っ て移動する時に、前記刃と係合する回転式シールド・ストリッパ。
8. （８）請求の範囲（６）に記載した回転式シールド・ストリッパに於て、ストッ パねじが前記軸及び着脱自在のヘッドの端に螺着されて、着脱自在のヘッドを軸 の端に固定し、該ストッパねじは、カラーを軸上で前側位置まで外向きに移動す る時、可動のカラーの側面と係合する様にも作用する回転式シールド・ストリッ パ。