JPS6150243A - ビデオテ−プレコ−ダにおけるロ−デイング装置 - Google Patents

ビデオテ−プレコ−ダにおけるロ−デイング装置

Info

Publication number
JPS6150243A
JPS6150243A JP59171297A JP17129784A JPS6150243A JP S6150243 A JPS6150243 A JP S6150243A JP 59171297 A JP59171297 A JP 59171297A JP 17129784 A JP17129784 A JP 17129784A JP S6150243 A JPS6150243 A JP S6150243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
gear
loading
cassette
rotated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59171297A
Other languages
English (en)
Inventor
Genichi Iizuka
飯塚 源一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP59171297A priority Critical patent/JPS6150243A/ja
Publication of JPS6150243A publication Critical patent/JPS6150243A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規なビデオテープレコーダにおけるローディ
ングシ・2首に関する。詳しくは、カセンにローディン
グL24’rとテープローディング機構の2つのローデ
ィング1浅構を備え、1個のモーターの駆動力を、’M
t jll、 (&1車機構を有する動力伝達手段を介
して所定のローディングモードに従い上記2つののロー
ディング機構のうちいずれか一方のロープインク機構へ
伝達するようにしたビデオテープレコーダにおけるロー
ディング装置であって、前記動力伝達手段の前記ローデ
ィング機構への動力伝達経路の切換えをプランジャー等
の格別な駆動手段を用いることなく所定のタイミングで
行なうことができるようにすると共に、ローディング機
構による所定の動作を検出する検出手段とそれに伴う検
出回路を減少せしめることができ、このJφのローディ
ング装置を低価格に構成することかできるようにした新
規なビデオテープレコーダシこおけるローディング装:
’l’Jを提供しようとするものである。
背景技術とその問題点 ビデオテープレコーダ(以下、rVTRJという)、特
に、テープカセットをVTRに装着する方式が所謂フロ
ントローディング方式であるVTRにおいては、通常、
2つのローディング機構が備えられている。1つはテー
プカセットを挿入位置と装着位置との間で移動せしめる
だめのカセットローディング機構であり、もう1つはV
TRに9着されたテープカセットからテープを引き出し
て所定のテープパスを通るようにし、また、テープカセ
ットから引き出されたテープをテープカセット内に巻き
戻すためのテープローディング機構である。
ところで、上記したカセットローディング機構による動
作とテープローディング機構による動作とは同時に行わ
れるものではなく、カセットローディング動作が完了し
てからテープローディング動作が行われ、また、テープ
アンローディング動作が完了してからカセットアンロー
ディング動作が行なわれるものである。
そこで、この2つのローディング機構を′M星歯車機構
を利用して1個のモーターにより駆動するようにしたロ
ーディング装(δが提案されている。
このようなローディング装置の一例をi12図及び第1
314に示す、尚、第12図及び第13図は、実願昭5
7−157458号に開示されたローディング装着の要
部を示すものである。
因面において、aは遊星歯車機構であり、モーターbの
出力Lld+ cと一体的に回転するサンギヤdと、イ
ンターナルギヤeと、サンギヤdとインターナルギヤe
とに噛合せしめられたプラス、ントギャf、fと、該ブ
ラネットギヤf、fを支持するアームギヤgとから成る
。hは上記インターナルギヤ已に設けられたプーリ一部
と図示しないカセットローディング機構の入力プーリ一
部との間に設けられた駆動ベルトである。iは前記アー
ムギヤgと噛合された伝達ギヤであり、該伝達ギヤ五は
下端部にテープローディングギヤjが固定された回転軸
にの上端部に固定されている。tはテープローディング
リングであり、その外周特に形成されたギヤ歯に上記テ
ープローディングギヤ、が噛合されている・ そして、前記インターナルギヤeの外周面には係止爪口
、m、―・・か形成され、また、前記伝達ギヤiの上端
部の外周面にも係止爪n、n、・・・が形成されている
0は切換レバーである。切換レバー0はその長手方向に
おける略中矢部が支持軸pによって回動自在に支持され
ており、その一端に保合片qが設けられていると共に、
その他端部がリミッタ−rを介してプランジャーSの作
動杆りと連結されている。
、しかして、モーターbが駆動されると、サンギヤdが
所定の方向へ回転されるので、サンギヤdと噛合してい
るプラネットギヤf、fが回転されるようになる。
そして、第12図に実線で示すように、切換し17、−
8が、そ。係合片、がイアターナ2.イヤ8.)係止爪
mと係合しているときは、インターナルギヤeの回転が
阻止されているので、ブチネットギヤf、fはインター
ナルギヤeの内周面に沿うようにして移動せしめられる
ようになる。これによって、アームギヤgが回転され、
その回転力は伝達ギヤi−回転IId+ kを介してテ
ープローディングギヤjに伝達されるので、テープロー
ディングリングtか回転せしめられることになる。即ち
、テープローディング動作が実行される。
そして、ff112図に実線で示す状態からプランジャ
ーSに通電されると、その作動杆tが磁気吸引されるこ
とによって矢印で示す方向へ引き込まれることになる。
これにより、切換レバー0が反時計回り方向へ回動せし
められるので、その係合片qが、今度は、伝達ギヤiの
係止爪nと係合されるようになる。しかして、伝達ギヤ
iの回転が阻止されるので、テープローディングギヤj
及びアームギヤどの回転が阻止される状1Bとなる。
従って、この状態においてモーターbが駆動されると、
プラネットギヤf、fはこれ自体移動することができな
いので、インターナルギヤeが回転せしめられることに
なる。従って、ベルトhが走行され、これによってカセ
ットローディング動作が実行されるようになる。
上記したように、実願昭57−157458号に開示さ
れたローディング装置は2つのローディング機構を1個
のモーターによって駆動することができるように構成さ
れてはいるが、その駆動力の伝達経路の切換えに切換レ
バー0とこの切換レバーを駆動するためのプランジャー
Sが用いられているため、コストが高くなり、また、プ
ランジャーの動作音が発生するといった問題があ発明の
目的 そこで、本発明は上記した問題点に鑑み為されたもので
あり、カセットローディング機構とテープローディング
機構との2つのローディング機構を備え、1個のモータ
ーの駆動力を、M星歯車機才、1″Jを有する動力伝達
手段を介して所定のローディングモードに従い上記2つ
ののローディング機構のうちいずれか一方のローディン
グ機構へ伝達するようにしたビデオテープレコーダにお
けるローディング装置であって、前記動力伝達手段の前
記ローディング機構への動力伝達経路の切換えをプラン
ジャー等の格別な駆動手段を用いることなく所定のタイ
ミングで行なうことができるようにすると共に、ローデ
ィング機構による所定の動作を検出する検出手段とそれ
に伴う検出回路を減少せしめることができ、この種のロ
ーディング装置を低価格に構成することができるように
した新規などデオテーブレコーダにおけるローディング
装置を提供することを目的とする。
発明の概要 本発明ビデオテープレコーダにおけるローディング装置
は、上記した目的を達成するために、モーターと該モー
ターによって回転される遊星ギヤと該′M星ギヤによっ
て回転される第1の出力ギヤ及び第2の出力ギヤとから
成る遊星歯車機構と、上記第1の出力ギヤによって駆動
されテープカセットを保持するカセットキャリアをこれ
に対するテープカセットの挿入及び取出しが行なわれる
第1の位jことテープカセットに対するテープローディ
ングが行なわれる第2の位置との間で所定の移動軌跡に
沿って移動せしめるカセットローディング機構と、前記
第2の出力ギヤによって回転されるテープローディング
ギヤと、該テープローディングギヤによって駆動されテ
ープカセットからテープを引き出して所定のテープパス
を通すようにするテープローディング機構と、前記カセ
ットキャリアが前記282の位置に来ていないときは前
記ローディングギヤのテープローディング方向への回転
を阻止する位置に保持されカセットキャリアが前記第2
の位置に来たとき該カセットキャリアのDきに応じて上
記阻止状態を解除する位置へ移動せしめられるmlのス
トッパ′−と、前記カセットキャリアが前記第2の位置
へ来た後前記テープローディングギヤがテープローディ
ング方向へ所定量回転されることによってカセットキャ
リアのアンローディング方向への動きを阻止する位置へ
移動せしめられる第2のストッパーと、前記テープロー
ディングギヤのテープアンローディング方向への回転を
テープアンローティング動作の完了と同時に停止せしめ
る力3のストッパーとを備えており、テープ力セントの
コーディングが開始されてからこれか完了されるまでの
間は+iij記第1のストッパーがテープローディング
キヤの回転を阻止することにより+iiJ記第1の出力
ギヤのみ回転されるようにしてカセットローディング動
作を実行せしめると共に、カセットローデング動作が完
了された後は前記カセットキャリアが前記f52の位置
に停止せしめられることにより前記第2の出力ギヤのみ
回転されるようにしてテープローディングが実行可能な
状態とし、テープアンローディング動作が行なわれると
きは少なくとも1iij記第2のストッパーがカセット
ローディング機構のカセットアンローディング動作を阻
止することにより前記第2の出力ギヤのみ回転されるよ
うにすると共に、テープアンローディング動作が完了さ
れたときは前記第3のストッパーが前記テープローディ
ングギヤの回転を阻止しかつ前記第2のスト・ンノぐ−
がカセ・ントキャリアのアンローディング方向への動き
を阻止しない位置へ移動せしめられることにより前記第
1の出力ギヤのみ回転される状態とするようにしたこと
を特徴とする。
実施例 以下に、本発明ビデオテープレコーダにおける。
ローディング装置を添付図面に示した実施例に従って説
明する。
尚、実施例に示すローディング装置位は、その全体の構
成を、遊星歯車機構を有する駆動部、カセットキャリア
機構するカセットローディング機構、テープローディン
グ機構及び複数のストッパーを有する制御部に大別する
ことができる。以下、これら駆動部、各ローディング機
構、制御部を順を追って説明する。
先ず、駆動部1について説明する(第1図及び第2図参
照)。
図において、2は遊星歯車機構である。3は略筒状に形
成された回転軸であり、その下端部に入力ギヤ4が一体
に形成され、シャーシ5から立設された支持+b6に回
転自在に支持されている。7は上記回転軸3の上端部に
回転軸3と一体的に回転されるように設けられたサンギ
ヤである。
8は第1の出力ギヤである。第1の出力ギヤ8は外観に
おいて略円板状とされ、下面に開口する円形の大きな四
部9が形成された基部8aと該基部8aの上面の中央部
から上方へ突出するよう番ニ一体に形成された11j力
部8bとから成り、出力部8bの外周面にはギヤ歯が形
成されている。そして、第1の出力ギヤ8は、前記した
サンギヤ7か凹部9の中央部にl!i!置されるような
状態で、前記支持軸6の」二端部に回転自在に支持され
ている。
尚2凹部9の内周面にはギヤ歯が形成されて17する。
10はtfS2の出力ギヤである。第2の出力ギヤlO
は略円板状とされた基部10aと該基部10aの下面の
中央部から下方へ突出するように一体に形成された出力
部10bとから成り、出力部10bの外周面にはギヤ歯
が形成されている。そして、第2の出力ギヤlOは、前
記第1の出力ギヤ8の下面より積下方に配置6された状
態で、前記回転軸3に回転自在に外嵌されている。11
.11は第2の出力ギヤ10の基部10aの互いに18
04階間した位置から上方へ突出するように設けられた
支持ピンであり、その上端は略第1の出力ギヤ8の四部
9の上端面に近接するところまで延びている。
12.12は遊星ギヤであり、上記した第2の出力ギヤ
10から突設された支持ビン11の上端部に回転自在に
支持されていると共に、それぞれ、サンギヤ7と第1の
出力ギヤ8の凹部9の内周面に形成されたギヤ歯とに噛
合されている。
13はモーターであり、その出力軸に駆動プーリー14
が[G定されている。15は従動プーリーであり、その
下面にギヤ部16が一体に形成され1  アい−5,1
7iよよaam!lJ7” −IJ −14&!わ7.
−リー15との間に架は渡されたベルトである。18は
伝達ギヤであり、上記した従動ブー9−15のギヤ部1
6と+i0記したm星に軍機構2の入力ギヤ4とに噛合
されている。尚、従動プーリー15及び伝達ギヤ18は
、それぞれ、シャーシ5がら立設された支持軸に回転自
在に支持されている。
しかして、モーター13が回転されるとその回転力は駆
動プーリー14−ヘルド17−従動ブー1) −15−
ギヤ部16−伝達ギヤ18を介して遊星歯車機構2の入
力ギヤ4に伝達され、これによって、回転軸3及びサン
ギヤ7が回転されるようになる。従って、′M星ギヤ1
2.12が所定の方向へ回転せしめられる。
そして、′M星ぢヤ12.12の回転力は、fftJ2
の出力ギヤ10の回転が阻止されているときは第1の出
力ギヤ8を回転せしめる回転力とじてのみ作用し、逆に
、第1の出力ギヤ8の回転が阻止されているとは第2の
出力ギヤ1oを回転せしめる回転力としてのみ作用する
ようになる。即ち、第2の出力ギヤlOの回転が阻止さ
れていると、遊星ギヤ12.12はその位置を変えられ
ることなくサンギヤ7によって回転せしめられるだけの
状態とされ、従って、vi星ギヤ12.12の回転力は
第1の出力ギヤ8の凹部9の内周面に形成されたギヤ歯
を所定の方向へ送って行くように作用するようになり、
これによって、第1の出力ギヤ8がサンギヤ7の回転方
向と反対の方向へ回転されるようになる。また、第1の
出力ギヤ8の回転が阻止されていると、サンギヤ7によ
って回転される′M、lギヤ12.12は第1の出力ギ
ヤ8の凹部9の内周面に形成されたギヤ歯を送ることが
できないので、これ自体が上記ギヤ歯と噛合しながらサ
ンギヤ7の回転方向と同じ方向へ移動せしめられること
になる。即ち、遊星ギヤ12.12は凹部9の内周面に
沿うように移動するようになる。
これによって、第2の出力ギヤ10がサンギヤ7の回転
方向と同じ方向へ回転されるようになる。
尚、力)1の出力ギヤ8に対する回転の阻止は、これに
よって駆動される後述するところのカセットローディン
グ機構によって為され、また、第2の出力ギヤ10に対
する回転の阻止は、これによって回転されるところの後
述するテープローディングギヤの回転を制御する制御部
によって為されるようになっている。そして、これらの
阻止動作は、所定のローディングモードに従って、第1
、第2両出力ギヤ8及び10のうちいずれか一方のもの
に対してだけ為されるようになっている。
尚、モーター13はその回転方向が図示しないシクテム
コントローラーによって正逆いずれかの回転方向ヘリJ
 t!!:えられるようになっており、カセー7トロー
ディングモード及びテープローディングモードにおいて
は正転方向に、また、テープア7 D −ティングモー
ド及びカセット7ンローデイングモードにおいては逆転
方向にそれぞれ回転せしめられるようになっている。
次に、カセットローディング機構19について説明する
(第1図、第3図及びt54図参照)。
図面において、20は正面から見て略門型に形成された
機枠であり、その前面のカセット挿入口21に観音開き
状に開閉される扉22.22が回動自在に配置されてい
る。23.23′は機枠20の側板部であり、該側板部
23.23′のそれぞれには、水平部と該水平部の後端
から下方へ向って垂直に通びる垂直部とから成る略横倒
り字形をした2個の案内溝24、(24’)及び25、
(25′)(図面では一方の側板部23に形成されたも
ののみ示しである)が形成されている。26は正面から
見て略U形をしたカセットキャリアであり、その左右両
側板部からは、それぞれ外側へ向けて突出した2個の案
内ピン27、(27′)及び2B、(2B′)(図面で
はカセットキャリア26の図示しない側板部に設けられ
たもののみ示しである。)が固着されている。
しかして、カセットキャリア26の上記案内ピン27、
(27′)及び28、(28′)はそれぞれ前記案内M
t 24 、  (24′)及び25(25′)に摺動
自在に係合されている。従って、カセットキャリア26
はこれに設けられた案内ピン27.28、 (27′)
、(28′)が機枠20に形成されt: ’、t4内溝
24.25.(24’)。
(25’)lこ案内されることによって 側方から見て
両横I’ll L ”j:形の軌かを描ぐようにして移
動せしめられる。
29は1及+i’ 21)の左側のfJlll散部23
加部23された・l:I+ 30にiI+1転自在に支
持された駆動キででbす、該駆動ギヤ29はボ1記した
鉱星山車機構2の第1の出力ギヤ8によって回転せしめ
られるよりになっている。即ち(第1図参照)、31は
前記第1の出力ギヤ8の出力部8bと【祷合された伝達
ギヤであり、該伝ぶギヤ31にウオームギヤ32が一体
に形成されている。そして、該つす−ムギヤ31が駆動
ギヤ29と噛合されている。しかして、第1の出力ギヤ
8が前記したように回転されると、その回転力は伝達ギ
ヤ31、ウォーーキー32を介して駆動ギヤ29に伝達
される。
33はそのノ^端部が上記駆動ギヤ29の機島20側の
側面に固定された駆動アームであり、その駆り)ギヤ2
9から外側へ突出した部分に駆動アーム33の長手方向
に沿って延びる長孔34が形成されており、該長孔34
には前記したカセットキャリア26の前側の案内ピン2
7が摺動自在な状態で係合されている。
35は上記駆動アーム33の基端部の機枠20側の側面
に形成された圧着カムである。該圧着カム35は全体と
して略円板状に形成されているが、その外周面の一部に
切欠部36が形成されている。この切欠部36は圧着カ
ムの外周面のある位置から第4図における時計回わり方
向へ行くに従って次第に圧着カム35の軸心部に近づい
てゆくような曲面とされている。
37はその基端部が機枠20の左側の側板部23に回動
自在に支持された押圧し八−であり、その先端部には前
記圧着カム35の外周面と接触するローラー38が回転
自在に設けられている。39はその一端が上記抑圧レバ
ー37に係着され、他端が機枠20の側板部23に係着
された引張りばねであり、抑圧レバー37は、この引張
りばね39の引張力によって、常時、そのローラー38
が圧着カム35の外周面に圧接されるような回動力を付
勢されている。
尚、図示を省1111j Lであるが、機枠20の右側
の側板部23′にも、前記したと略同様な駆動キでと該
駆動ギヤに一体的に設けられた駆動アームか配置されて
おり、その図示しない駆動ギヤは+iii記駆動ギヤ2
9と軸30を介して一体的に回転されるようになってい
る。更に、図示しない駆動アームには前記した圧着カム
35と同様な圧着カムが設けられていると共に、側板部
23′には押圧ンパーか1没けられている。
そして、カセットキャリア26は、これにテープカセッ
ト・10か1小入されていないときは、案内ピン27、
(27’)及び28、(28’)がそれぞれ案内11へ
’i 24、(24’)及び25、(25′)の水−゛
[L部の前り;ンに押し付けられるように位、□1°ゴ
されることにより、第3図に破線で示す位lに保持され
ている。この位置は、カセットキャリア26に対するテ
ープカセット40の挿入及び取出しが行なわれるE+”
S Lの位置である。尚、この状態において、押圧し八
−37のローラー38は圧力力l、35の外周面のうち
切欠部36以外の部分の所定の位置に接触している。
しかして、第3図に示す状態において、テープカセット
40がカセット挿入口21から機枠20内に挿入され、
カセットキャリア26の所定の挿入位置まで挿入される
と1機枠20又はカセ−/ )キャリア26に設けられ
た図示しないセンサーにより「カセットイン」の状態が
検出される。これによって、前記モーター13が正転方
向に回転され、駆動ギヤ29及び駆動アーム33が第3
図における反時計回わり方向へ回転せしめられるように
なる。しかして、カセットキャリア26はテープカセッ
ト40を保持した状態で前記した略横倒り字形の軌跡に
沿って引き込まれるように移動されて行き、案内ピン2
7.(27′)及び28、(28’)が案内溝24、(
24′)及び25.1     (25′)の垂直部の
下端3°押しイ寸(すられるように位置されることによ
り、pJ3図に2点鎖線で示す位置に保持されるように
なる。この位置は。
テープカセット40に対して後述するテープローディン
グ機構によるテープローディングが行なわれる第2の位
置である。
尚、押圧し八−37のローラー38は、カセットキャリ
ア26が第2の位置に至るある程度手前の位11tまで
来ると、第4図に実線で示すように、圧若カム35の外
周面の切欠部36と接触するようになり、これによって
、駆動アーム33に反時計回り方向の回動力を付勢する
ようになる。そして、ローラー38は、駆動アーム33
が第4図に2点鎖線で示す位置、即ち、カセットキャリ
ア26の案内ピン27、(27′)を案内溝24、(2
4′)の垂直部の下端に押し付けるような位置まで回動
されると、第4図に2点鎖線で示すように、切欠部36
のうち圧着カム35の軸心に最も近い部分と1妾触する
ようになる。これによって、圧着カム35は、M星歯車
機構2による駆動ギヤ29に対する駆動力が断たれても
、駆動ギヤ29を常時1反時計回わり方向へ回動するよ
うに付勢した状態とされる。従って、駆動7−ム33に
反時計回わり方向への回動力が付勢されるようになり、
これによってカセットキャリア26は第2の位置に安定
して保持されるようになる。
また、カセットキャリア26が第2の位1δに保持され
た状態から、′Ji星歯車機構2の第1の出力ギヤ8が
逆転方向へ回転されると、駆動ギヤ29及び駆動アーム
33が時計回わり方向へ回転されるので、カセットキャ
リア26は第2の位置から第1の位置へと移動せしめら
れることになる。
尚、カセットキャリア26の底板部のうち左側の端縁に
寄った位置から、略り字状に形成された脚片41(第3
図、第7図乃至第11図参照)が下方へ突出するように
設けられている。この脚片41の機能については後述す
る。
次にテープロープインク機構42について説明する(第
5図及び第6図参照)。
図面において、43はテープローディングギヤである。
該テープロープインクギヤ43は、前記したカセットロ
ーディング機構19の機枠20の後端部の下方に配置さ
れており、前記したカセットキャリア26が前記したよ
うに移動されるとき、その脚片41がテープローディン
グギヤ43の側方を通って移動されるような位置に配置
されている。44はテープローディングギヤ43の上面
に形成された案内1+1′Iであり、該案内溝44は略
弧状に延びるように形成されていると共に、その一端か
ら他端に行くに従って次第にテープローディングギヤ4
3の軸心に近づくように形成されている。
そして、このテープローディングギヤ43は、前記した
九星南車機構2の第2の出力ギヤ10によって回転せし
められるようになっている。即ち(第1図参照)、45
は第2の出力ギヤ10の出力部fobと一合された第1
の伝達ギヤである。
46は第2の伝達ギヤであり、該第2の伝達ギヤ46の
下面には小ギヤ47が一体に形成されており、小ギヤ4
7は上記第1の伝達ギヤ45と一合されている。48は
第3の伝達ギヤ(第5図参照)であり、該第3の伝達ギ
ヤ48は上記第2の伝達ギヤ・16と前記テープローデ
ィングギヤ43とに噛合されている。しかして、第2の
出力ゼヤ10が回転されると、その回転力は第1の伝達
ギヤ45−第2の伝達ギヤ46−第3の伝達ギヤ48を
介してテープローディングギヤ43に伝達される。
49は前記テープローディングギヤ43の上方に配置さ
れた扇形ギヤである。該扇形ギヤ49はそのかなめ部が
シャーシから立設された支持軸に回動自在に支持される
と共に、円弧状に形成された揺動端縁にギヤ歯が形成さ
れている。50は扇形ギヤ49の下面の一側縁に寄った
位置から下方へ突出して設けられた案内ビンであり、該
案内ビン50の下端部は前記テープローディングギヤ4
3の案内溝44に摺動自在に係合されている。
しかして、テープローディング機構42が、第5図に実
線で示す非ローディング状態であるとき、扇形ギヤ49
の案内ビン50はテープロー;    ディングギヤ4
3の案内溝44のうちテープローディングギヤ43の軸
心部から最も遠い部分に係合されている。そして、この
状態からテープローディングギヤ43が第5図における
反時計回わり方向(以下、この方向を「テープローディ
ング方向」と言う)へ回転されると、 In形ギヤ49
は、その案内ビン50が案内溝44によって次第にロー
ディングギヤ43の軸心部へ近づくように移動せしめら
れることにより、反時計回わり方向へと回動せしめられ
るようになる。
51及び52は互いに同軸上に配置され、かつ、上下方
向にある程度離間して配置されたテープローディングリ
ングであり、その外周縁にギヤ歯が形成されている。5
3.53.53は、それぞれシャーシから立設された図
示しない支持軸に回転自在に支持され、かつ、互いに略
120°離間して配置された支持ローラーであり、それ
ぞれの外周面には上下方向に離間して配置された係合1
+lff 54.54.54及び55、(55)、(5
5)が形成されている。しかして、前記したテープロー
ディングリング51及び52はそれぞれの内周縁が支持
ローラー53.53.53の係合溝54.54.54及
び55、(55)、(55)と係合されることによって
シャーシに対して回転自在に支持されている。
56は上方から見て略半円帯状に形成された案内板であ
り、該案内板56にはその幅方向における略中央部を通
って延びる溝57が形成されている。そして、案内板5
6は前記した上側に位置するテープローディングリング
51の上方にこれに沿うように配置されている。
58は前記上側のテープローディングリング51の上面
に一体的に設けられた一方のテープローディングブロッ
クであり、3亥テープローディングブロ、り58には2
木のテープガイドボスト59.59が立設されている。
また、60は前記した案内板56の上面に配置され、か
つ、案内板56に摺動自在に支持された他方のテープロ
ーディングブロックであり、該テープローディングブロ
ック60は案内板56の溝57を通って下方へ突出され
た図示しない1JLIPJ軸が連結手段を介して前記下
側のテープローディングリング52と一体的に連結され
ている。61.61は他方のテープローディングブロッ
ク60に立設されたテープガイドポストである。
しかして、テープローディングリング51及び52は前
記したテープローディングギヤ43によって互いに反対
方向へ回転せしめられるようになっている。即ち、62
は前記した扇形ギヤ49のギヤ歯と上側のテープローデ
ィングリング51のギヤ歯とに噛合された第1の駆動ギ
ヤであり、また、63は上記第1の駆動ギヤ62と前記
下側のテープローディングリング52のギヤ歯と噛合さ
れた第2の駆動ギヤである。
しかして、 +ii+記したように、テープローディン
グギヤ43がテープローディング方向へ回転されると、
扇形ギヤ49が反時計回わり方向へ回動されるので、L
lz lの駆動ギヤ62が時計回わり方向へ回転せしめ
られる。すると、上側のテープローディングリング51
が反時計回わり方向へ回転されると共に、第2の駆動ギ
ヤ63が反時計回わり方向へ回転せしめられるので、下
側テープローディンクリング52が時計回わり方向へ回
転されるようになる。
64は図示しないビデオヘッドが設けられた回転ドラム
、65は全幅消去ヘッド、66は音声消去ヘッド、67
は音声及びコントロールヘッドである。また、68.6
8、seeは予め所定の位置に固定された、あるいはテ
ープローディング動作が行なわれるとき所定の位置へ移
動せしめられるようにされたテープガイドポストである
。そして、69はキャプスタン、70はピンチローラ−
である。
しかして、テープカセット40が前記したカセットロー
ディング機構19によって前記第2の位置に装着される
と、テープリール71.71がらカセット筐体の前面を
通るように引き出されているテープ72は第5図に太い
実線で示すように配置される。即ち、テープローディン
グブロック58及び60はテープ72の内側に位置され
るよ1    うになる、尚、73.73、・・・はカ
セット筐体内のテープガイドポストである。
そこで、テープローディング動作は次のようにして行な
われる。即ち、前記したようにしてテープローディング
ギヤ43がテープローディング方向へ回転されると、一
方のテープローディングブロック58は反時計回わり方
向に移動され、他方のテープローディングブロック60
は時計回わり方向に移動され、それぞれ第5図に2点鎖
線で示す位置へ来る。従って、テープ72は、テープロ
ーディングブロック58.60に立設されたテープガイ
ドポスト59.59.61.61によってテープカセッ
ト40から引き出され、第5図に太い2点鎖線で示すよ
うなテープパスを通るようにされる。
また、テープアンローディング動作が行なわれるときは
、テープローディングギヤ43が時計回わり方向(以下
、この方向を「テープアンローディング方向Jという)
へ回転され、それによってテープローディングブロック
58.60が第512に2点鎖線で示す位置から実線で
示す位置へ戻されるようになる。そして、これと共に、
テープリール71.71がテープ巻き取り方向へ回転さ
れるのでテープカセ、)40から引き出されてし)たテ
ープ72が、テープリール71.71に巻き取られて行
くようになる。
次に、制御部74について説明する(第7図乃至tiI
J9図参照)。
図面において、75は前記したテープローディングギヤ
43の下部にこれと一体に形成されたカム部である。カ
ム部75は略円板状に形成され、その外周面の一部に切
欠部76が形成されている。
77は上記カム部75の側方にl!ll!置された第1
のストッパーである。該第1のストッパー77はその基
端部が支持軸78によって上下方向に回動自在なるよう
に支持されており、それによって、その先端部が上下方
向に移動することができるようにされている。79は第
1のストッパー77の先端部からカム部75の方へ向け
て略水平に突出するように設けられたビンであり、該ピ
ン79にローラー80が回転自在に支持されている。ま
た、81は第1のストッパー77の先端部から反カム郡
75側へ向けて略水平に突出するように一体に形成され
た突片であり、該突片81は前記カセットキャリア26
が第2の位置へ来たとき、これに設けられた前記脚片4
1によって下方へ押圧されるような位117に配置され
ている。82はトーションばねで、中間部は支持軸78
に支持され、一端は第1のストッパー77に係止され、
他端は図示しないシャーシに係止されている。しかして
、mlのストッパー77はトーションばね82のり11
発力により、常時、上方へ回動しようとする回動力を付
勢されていると共に、これに上方からの押圧力が加えら
れていないときは、その上端縁が後述する第2のストッ
パーに下方から当接することによって所定の高さに保持
されている。この所定の高さというのは、ローラー80
がカム部75の切欠部76形成位置と対応した高さく第
8図及び第9図参11Q )である、そして、第1のス
トッパー77は、前記したカセットキャリア26が前記
第2の位置へ来ると、その脚片41によって突片81が
下方へ押圧されるようになり、それによって、第9図に
2点鎖線で示す位置へ移動せしめられる。
83は第2のストッパーである。該第2のストッパー8
3はカム部75の側方であり、かつ、前記第1のストッ
パー77の上側である位置に配置され、その基端部が支
持軸84に回動自在に支持されており、それによって、
水平方向に回動することができるようにされている。そ
して、第2のストッパー83は、上方から見て、カム部
75側へ向けて屈曲するような略弧状に形成されており
、第7図乃至第9図に示す状態において、その先端部が
カム部75の切欠部76の前後両端面76a、76、b
の間の略中央6Bに位置されるような長さとされている
。85は引張りばねであり、その一端は第2のストッパ
ー83に係止され、他端は図示しないシャーシに係止さ
れている。しかして、第2のストッパー83は引張りば
ね85の引1    張り力により、常時、その−側縁
の一部がカム部ル ア5の外周面に弾接されるような回動力を付勢されてい
る。そして、第2のストッパー83は、テープローディ
ングギヤ43がテープローディング方向へIO1転され
ることによって5第10図に示す位11′1°、へ移動
せしめられる。
86は第3のストッパーである。該第3のストッパー8
6は、カム部75の側方に配置され、その基端部か支持
IIjl+ 87に回動自在に支持されることにより1
水平方向へ回動自在なるように支持されている。そして
、第3のストッパー86の先端部にはカム部75側へ向
けて屈曲された係止爪88が一体に形成されている。8
9は引張りばねであり、その一端は第3のストッパー8
6に係止され、他端はシャーシに立設されたピンに係止
されている。しかして、第3のストッパー86は引張り
ばね89の引張り力により、常時、そり係止爪88がカ
ム部75側へ移動しようとする回動力を付勢されており
、第7図及び第8図に示す状態において、係止爪88が
カム部75の切欠部76の前側の端面76bに係合され
ている。尚、係止爪88の後側面、即ち、切欠部76の
後側の端面76aと対向する側の側面は、ここに切欠部
76の後側の端面76aが衝合されて来たときに第3の
ストンパー86が反カム部75側へ回動されるような斜
面とされている。
90はテープローディングギヤ43が固定された回転軸
であり、該回転軸の下端部は、位置検出スイッチ91の
ローターシャフト92と連結されている。尚1位置検出
スイッチ91は、テープローディングギヤ43の回転位
置を検出するためのものであり、テープローディングギ
ヤ43が、前記テープローディング機構42にテープロ
ープインク動作を完遂せしめることができる量回転され
たときの位置と、前記第2のストッパー83を第10図
に示す位はへ移動せしめることができる蚤回転されたと
きの位置とを検出する接点が設けられている。
しかして、上記したように構成されたローディング装置
によるテープカセッ)40のローディング動作及びアン
ローディング動作とテープ72のローディング動作及び
アンローディング動作は次のようにして行なわれる。
先ず、テープカセット40のa−ディング動作とテープ
72のコーディング動作について説明する。
テープカセット40がカセットキャリア26に挿入され
ていないとき、カセットローディング機構19はff5
3図に示す状態とされており、テープローディング機構
42は第5図に実線で示す状態とされている6そして、
この状態において、制御部74は第7図乃至第9図に示
す状態とされており、ローディングギヤ43は、そのカ
ム部75が第1のスI・ツバ−77及び第3のストッパ
ー83によって回φI−をロックされているので、テー
プローティング方向、テープアンローディング方向いず
れの方向へも回転することができない状態とされている
そこで、テープカセット40をカセットキャリア26に
挿入すると、前記したように、図示しないセンサーが「
カセットイン」の状11広を検出し。
それによって、モーター13が正転方向に回転される。
ぞして、モーター13の回転力は、前記したようにして
′ML星山車機構2のサンギヤ7に伝侘され、これによ
って、遊星ギヤ12.12が所定の回転方向へ回転され
る。
ところで、この状態においては、前記したように、テー
プローディングギヤ43の回転が阻止されているので、
このテープローディングギヤ43に伝達ギヤ45.46
.47を介して噛合する第2の出力ギヤ10もその回転
を阻止されている。
従って、この状態においては第1の出力ギヤ8のみ回転
されるようになる。
しかして、カセットローディング機構19が確実に動作
せしめられ、カセットキャリア26が前記第2の位置へ
向って移動せしめられる。
そして、カセットキャリア26が第2の位置まで移動さ
れて来ると、駆動アーム33及び駆動ギヤ29がそれ以
上回動することができない状態となるのでzlの出力ギ
ヤ8の回転が阻止されると共に、カセットキャリア26
に設けられた脚片41   1が、第3図及び第9図に
2点鎖線で示すように第1のストッパー77の突片81
を下方へ押圧するようになる。これによって、第1のス
トッパー77のローラー80がカム部75の切欠部76
から外れるように下方へ移動せしめられる。即ち、これ
によって、を目のストンノ<−771!テーフ。
ローディングキヤ43に対する回転の阻止状!小を解除
する位ij/iへ移動せしめられる。従って、テープロ
ーディングギヤ43はテープローディング方向へ回転す
ることができる状態とされる。
このようにして、第1の出力ギヤ8の回転力く阻止され
ると共に、テープローディングギヤ43力(テープロー
ディング方向へ回転できる状態とされるので、jfL星
歯車機構2においては第2の出力ギヤ10のみが回転さ
れるようになる。
しかして、テープローディングギヤ43カ≦チープロー
チインク方向へ回転せしめられる。
そして、テープローディングギヤ43カベある程度回転
されてε(’S 10図に示す位置まで来ると、+ii
i記したように、この位置が位置検出スイッチ91によ
って検出されることになる。それによって。
図示しないシステムコントローラーからモーター13へ
停止指令が為され、モーター13の回!云カミ停止され
る。
この状態において、第2のストッパー83は、第10図
に示すように、その先端部がカム部75の外周面に夕斜
接される位置へ移動されており、その下面の先端部がカ
セットキャリア26の脚片41の切欠hk 41 aに
上方から被さるように位置するようになっている。即ち
、この時点において、カセットキャリア26はその脚片
41がt32のストッパー83によってロックされるこ
とにより、アンローディング方向への移動を阻止された
状態となっている。
そして、テープロープインクギヤ43が回転されると、
扇形ギヤ49が回動され、第1、第2の駆動ギヤ62.
63が回転されるのでテープローディングリング51及
び52が、前記したように、互いに反対の方向へ向けて
回転され、テープ72はテープカセット40から引き出
されて行く、そして、テープローディングギヤ43が第
10図に示す位置まで回転されると、テープローディン
グブロック58及び60は、第5図に実線で示す位置か
ら梢2点鎖線で示す位置へ寄った位置へ来るようになり
、その位置で停止されるようになる。従って、テープ7
2はある程度テープカセット40から引き出された状態
とされる。
この状態がS topモードである。
尚、こc7) S topモードからFWDモードやF
Fモード等のテープ走行モードのスイッチが押されると
、モーター13が正転方向に回転され、テープローディ
ングギヤ43は更にテープローディング方向へ回転され
る。これによって、テープローディンクリング51及び
52は、テープローディングブロック58及び60が第
5図に2点鎖線で示す位置へ来るまで回転される。これ
によって。
テープ72が第5図に太い2点鎖線で示す所定のテープ
パスを通るようにされる。尚、テープローディングギヤ
43が、テープローディングリング51及び52を上記
した位置まで回転させると。
前記したように、このときのテープロープインクギヤ4
3の回転位置が位置検出スイッチ91iこよって検出さ
ル、それにより、システムコントローラーからモーター
13へ停止指令が出される。
上記したようにして、テープカセット40のローディン
グ動作とテープ72のローディング動作が実行される。
次に、テープ72のアンローディング動作とテープカセ
ット40のアンローディング動作について説明する。
前記したテープ72がローディングが完了された状態、
あるいは前記したS topモードにおいて、イジェク
トスイッチが押されると、モーター13が逆転される。
そして、上記した状態においては、カセットキャリア2
6が第2のストツバ−83によってアンローディング方
向への動きを阻止されているので、第1の出力ギヤ8は
その回転を阻止されている。従って、第2の出力ギヤ1
0のみが回転され、これによって、テープローディ1 
   7グ□ヤ、37、ヶーブア7゜−デ47グ方向〜
転される。テープローディングギヤ43がテープアンロ
ーディング方向へ回転されると、テープローディングリ
ング51及び52はテープローディングプロ、り58及
び60がそれぞれ第5誌1に実線で示す位I′ご5へ戻
されるまで回転せしめられる。尚、イジェクトスイッチ
が押されると、リール台がテープ巻き取り方向へ回転さ
れるようになり、テープ72はテープリール71.71
に巻き取られて杓ことになる。
しかして、テープ72のアンローディングが完遂される
。そして、テープローディングギヤ43が第7図乃至第
9図に示す位置まで戻ると、カム部75のyJ欠郡部7
6前側の端面76bに第3のストッパー86の係止爪8
8が係合されるようになり、これによって、テープロー
ディングギヤ43の回転が阻止される。そして、これと
共に、カム部75の切欠部76が第2のストッパー83
の先端部と対応した位置に来るようになるため、第2の
ストッパー83は、カセットキャリア26の脚片41の
切欠縁41aに被さるように位置されていた状態から、
カム部75側へ回動される。即ち、カセットキャリア2
6のアンローディング方向への動きを阻止しない位置へ
戻される。
しかして、テープローディングギヤ43の回転が阻止さ
れることにより、遊星歯車機構2においては、今度は第
1の出力ギヤ8のみが回転されるようになる。
しかして、カセットローディング機構19の駆動ギヤ2
9が逆転、即ち、カセットアンローディング方向へ回転
せしめられるので、駆動アーム33が第4図に示す状態
から時計回わり方向へ回転される。しかして、カセット
キャリア26が第2の位置から第1の位1位へ戻るよう
に移動せしめられる。そして、テープカセット40がカ
セットキャリア26から所定の位置まで押し出されると
、図示しないセンサーがrカセントアウト」を検出し、
それによってモーター13の回転が停止せしめられる。
上記したようにして、テープ72のアンローディング動
作とテープ力セツ)40のアンローディング動作が実行
される。
尚、場合によっては、テープ72のアンローディング動
作が完了された時点で一旦モーター13の回転を停止せ
しめるようにしても良い、即ち、位置検出スイッチ91
に、テープローディングギヤ43がテープ72のアンロ
ーディング動作を完遂せしめるまで回転されたときの位
置を検出する接点を設けておき、テープ72がアンロー
ディングされたことを位置検出スイッチ91によって検
出し、その検出信号に従って一旦モーター13を停止せ
しめ、再びイジェクトスイッチが押されたときにモータ
ー13を逆転してテープカセット40のアンローディン
グ動作を行なわしめるようにすれば、テープ72のアン
ローディング動作が完了されたことを位芒検出スイッチ
91が確認してからテープカセット4oのアンローディ
ング動作に移行せしめることができる。
発明の効果 以上に記載したところから明らかなように、本発明ヒデ
オテーブレコーダにおけるローディング装置は、モータ
ーと、該モーターによって回転される遊星ギヤと該′M
星ギヤによって回転される第1の出力ギヤ及び第2の出
力ギヤとから成る遊星歯車機構と、上記fi′Slの出
力ギヤによって駆動されテープカセットを保持するカセ
ットキャリアをこれに対するテープカセットの挿入及び
取出しが行なわれる第1の位置とテープカセットに対す
るテープローディングが行なわれる第2の位置との間で
所定の移動軌跡に沿って移動せしめるカセットローディ
ングJj!tMRと、前記第2の出力ギヤによって回転
されるテープローディングギヤと、該テープローディン
グギヤによって駆9きれテープカセットからテープを引
き出して所定のテープパスを通すようにするテープロー
ディング機構と、前記カセットキャリアが前記第2の位
置に来ていないときは前記ローディングギヤのテープロ
ーディング方向への回転を阻止する位置に保持されカセ
ットキャリアが前記第2の位置に来たとき該1    
カセ・トキ・リアの動きに応じて上記阻止状態を解除す
る位置へ移動せしめられる第1のストッパーと、前記カ
セットキャリアが前記第2の位置へ来た後1ii7記テ
ープローデイングギヤがテープローディング方向へ所定
量回転されることによってカセットキャリアのアンロー
ディング方向への動きを阻止する位11′Lへ移動せし
められる第2のストッパーと、前記テープローディング
ギヤのテープアンローディング方向への回転をテープア
ンローディング動作の完了と同時に停止せしめる第3の
ストッパーとを備えており、テープカセットのローディ
ングが開始されてからこれが完了されるまでの間は前記
第1のストッパーがテープローディングギヤの回転を阻
止することにより前記第1の出力ギヤのみ回転されるよ
うにしてカセットローディング動作を実行せしめると共
に、カセットローディング動作が完了された後は前記カ
セットキャリアが前記第2の位置に停止せしめられるこ
とにより前記第2の出力ギヤのみ回転されるようにして
テープローディングが実行可能な状態とし、テープアン
ローディング動作が行なわれるときは少なくとも前記!
182のストッパーがカセットローディングL24+’
?tのカセットアンローディング動作を阻止することに
より前記fjS2の出力ギヤのみ回転されるようにする
と共に、テープアンローディング動作が完了されたとき
は前記vg3のストッパーが前記テープローディングギ
ヤの回転を阻止しかつ前記N1J2のストッパーがカセ
ットキャリアのアンローディング方向への動きを阻止し
ない位置へ移動せしめられることにより前記第1の出力
ギヤのみ回転される状態とするようにしたことを特徴と
する。
従って、本発明によれば、カセットローディング機構と
テープローディング機構の2つのローティング機構を、
1箇のモーターによって、所定の動作順序に従い駆動せ
しめることができると共に、上記モーターの回転力の2
つのローディング4?i構への伝迫経路を、プランジャ
ー等の駆動部材を用いることなく、所定のタイミングで
確実に切換えることができる。
即ち、カセットローディング機構がローディング動作完
了の状態となると、それを条件としてモーターの回転力
はテープローディング機構へ伝達されるように切換えら
れ、また、テープローディング機構がアンローディング
動作完了の状態となると、それを条件としてモーターの
回転力はカセットローディング機構へ伝達されるように
切換えられるようになる。
従って、例えば、カセットキャリアが所定の第2の位置
へ移動されたことを検出するための、あるいは、テープ
ローディング機構がテープアンローディング動作を終了
したことを検出するためのスイ・ンチ等の検出手段とそ
れに伴う検出回路を省略することができる。
しかして、本発明によれば、この種のローティング装置
を低ftl1i格に構成することができると共に、スイ
ッチ客の数が減少されることによって配線構造がfli
T rliなものとなり、更には、従来のようなプラン
ジャーの動作音が発生することもない。
4、図面のlji小な説jJl 第11Δ乃至ε1°511図は本発明ヒデオテーブレコ
ータ′にお(するローディング装置の実施の一1列を示
すものであり、第1図はM星歯車機構を含む駆動部とカ
セットローディング機構とテープカセットとを示す斜視
図、第2図は駆動部を拡大して示す縦断面図、第3図は
カセットローディング機構と制御部の一部とを示す側面
図、第4図はカセットローディング機構の要部を拡大し
、かつ、一部を切欠いて示す側面図、第5図はテープロ
ーディング機構の平面間、第6図は第5図のVI −V
I線に沿う一部の断面図、第7図はテープローディング
ギヤとス) yバーと検出スイッチ等から成る制御部を
一部分解し、かつ、一部切欠いて示す斜視図、第8図は
カセットローディング動作が完了される前の状態におけ
る制御部の要部を示す平面図、第9図は第8図のIX−
IX線に沿う断面図、第10図はカセットキャリアが第
2の位置でロックされた状態における制御部の要部を示
す平面図、第11図は第10図の刀−XI線に沿う断面
図、第1     12図はビデオテープレコーダにお
ける従来のローディング装置の一例を示す要部平面図、
第13図は第12図の虐−に線に沿う断面図である。
符号の説明 2・・・遊星歯車機構、 8−・・第1の出力ギヤ。
10・・・第2の出力ギヤ。
12・・・′ML星ギヤ、  13・ψΦモモ−−、1
9・・・カセットローディング機構、26争−伊カセッ
トキャリア。
40・・参テープカセット、 42−−・テープローディング機構、 43会・・テープローディングギヤ、 72・・・テープ、 77・参φ第1のストッパー。
83@・Φ第2のストッパー、 86・・ψ第3のストッパー 第8図 第9図 第10図 8′7

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. モーターと、該モーターによって回転される遊星ギヤと
    該遊星ギヤによって回転される第1の出力ギヤ及び第2
    の出力ギヤとから成る遊星歯車機構と、上記第1の出力
    ギヤによって駆動されテープカセットを保持するカセッ
    トキャリアをこれに対するテープカセットの挿入及び取
    出しが行なわれる第1の位置とテープカセットに対する
    テープローディングが行なわれる第2の位置との間で所
    定の移動軌跡に沿って移動せしめるカセットローディン
    グ機構と、前記第2の出力ギヤによって回転されるテー
    プローディングギヤと、該テープローディングギヤによ
    って駆動されテープカセットからテープを引き出して所
    定のテープパスを通すようにするテープローディング機
    構と、前記カセットキャリアが前記第2の位置に来てい
    ないときは前記ローディングギヤのテープローディング
    方向への回転を阻止する位置に保持されカセットキャリ
    アが前記第2の位置に来たとき該カセットキャリアの動
    きに応じて上記阻止状態を解除する位置へ移動せしめら
    れる第1のストッパーと、前記カセットキャリアが前記
    第2の位置へ来た後前記テープローディングギヤがテー
    プローディング方向へ所定量回転されることによってカ
    セットキャリアのアンローディング方向への動きを阻止
    する位置へ移動せしめられる第2のストッパーと、前記
    テープローディングギヤのテープアンローディング方向
    への回転をテープアンローディング動作の完了と同時に
    停止せしめる第3のストッパーとを備えており、テープ
    カセットのローディングが開始されてからこれが完了さ
    れるまでの間は前記第1のストッパーがテープローディ
    ングギヤの回転を阻止することにより前記第1の出力ギ
    ヤのみ回転されるようにしてカセットローディング動作
    を実行せしめると共に、カセットローディング動作が完
    了された後は前記カセットキャリアが前記第2の位置に
    停止せしめられることにより前記第2の出力ギヤのみ回
    転されるようにしてテープローディングが実行可能な状
    態とし、テープアンローディング動作が行なわれるとき
    は少なくとも前記第2のストッパーがカセットローディ
    ング機構のカセットアンローディング動作を阻止するこ
    とにより前記第2の出力ギヤのみ回転されるようにする
    と共に、テープアンローディング動作が完了されたとき
    は前記第3のストッパーが前記テープローディングギヤ
    の回転を阻止しかつ前記第2のストッパーがカセットキ
    ャリアのアンローディング方向への動きを阻止しない位
    置へ移動せしめられることにより前記第1の出力ギヤの
    み回転される状態とするようにしたことを特徴とするビ
    デオテープレコーダにおけるローディング装置
JP59171297A 1984-08-17 1984-08-17 ビデオテ−プレコ−ダにおけるロ−デイング装置 Pending JPS6150243A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59171297A JPS6150243A (ja) 1984-08-17 1984-08-17 ビデオテ−プレコ−ダにおけるロ−デイング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59171297A JPS6150243A (ja) 1984-08-17 1984-08-17 ビデオテ−プレコ−ダにおけるロ−デイング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6150243A true JPS6150243A (ja) 1986-03-12

Family

ID=15920680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59171297A Pending JPS6150243A (ja) 1984-08-17 1984-08-17 ビデオテ−プレコ−ダにおけるロ−デイング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6150243A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0057921B1 (en) Magnetic recording/playback device
US3882542A (en) Cassette type tape recorder using planetary gearing
JPS6150243A (ja) ビデオテ−プレコ−ダにおけるロ−デイング装置
US5006941A (en) Reversible drive mechanism for a tape recording apparatus
US3684209A (en) Automatic return system for tape recorder
JPS60229265A (ja) カセツト式テ−プレコ−ダ
KR0147576B1 (ko) 카세트 로딩장치
KR920002608B1 (ko) 음향재생장치
JPH0233316Y2 (ja)
JPS634273Y2 (ja)
JPS619857A (ja) オ−トリバ−ス式記録再生装置
JP2734082B2 (ja) テープレコーダにおける動力伝達機構
JPS6236772A (ja) 磁気テ−プ装置
JPS6069852A (ja) テ−プレコ−ダの動作モ−ド切換機構
JP2539420B2 (ja) カセツトロ−デイング機構
JPH075561Y2 (ja) 磁気記録再生装置におけるテープローディング機構
JPH0411246Y2 (ja)
JP2797414B2 (ja) ビデオテープレコーダ
JPH0329782Y2 (ja)
JP2581114Y2 (ja) Vtrなどの動作切換装置
JPH0319081Y2 (ja)
JPH0548265Y2 (ja)
JPS6144268Y2 (ja)
KR940007629B1 (ko) 자기기록재생기의 테이크업 장치
JPS60182544A (ja) カセツト及びテ−プのロ−デイング装置