JPS61501928A - 染色可能なポリオレフィン組成物 - Google Patents

染色可能なポリオレフィン組成物

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JPS61501928A JP60501877A JP50187785A JPS61501928A JP S61501928 A JPS61501928 A JP S61501928A JP 60501877 A JP60501877 A JP 60501877A JP 50187785 A JP50187785 A JP 50187785A JP S61501928 A JPS61501928 A JP S61501928A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 染料受容性のポリオレフィン類とポリオレフィン繊維類 技術分野 この発明は、ポリオレフィン組成物類、更に詳しくは、通常の染色技術により容 易に染色出来る繊維類および繊維質構造物類の製造に使用可能なポリオレフィン 組成物類および改良された染色性と印刷性を有するフィルム類に間する。
発明の背景 ポリオレフィン類、特にポリプロピレンは、フィルム類および繊維類の製造にお いて、広範囲な用途が見出されている。
ホモポリマーおよびコポリマーとしてのポリプロピレン製の繊維類およびフィル ム類は周知である。しかしこれ等の繊維類は、通常の染料類による染色、特に水 性浴による染色が非常に困難であると実証されている。この様な重大な欠点は、 ポリプロピレンの用途を著しく制限している。
ポリプロピレンの染色性改善の為の種々の提案がされている0例えば、ポリオレ フィン対する、染料受容性のコモノマーによる、グラフト重合が提案されている が、この方法は、しばしばこのコポリマーの紡糸性に影響があり、広くは使用さ れていない。ポリオレフィン類の染色性を改善する為、ポリウレタン類、ポリア ミド類あるいはエポキシ樹脂類の如き他の物質をポリオレフィンに混合する試み も行われた。一般的に、この様な方法は、染色性をある程度改善するが、この程 度の改善は、貧弱な相溶性の為の一般的には受入れ難い程度の製品の不均一性と いった他の問題により相殺される。米国特許3、402.222は、ポリプロピ レンに、アクリル酸のアルコキシエチルエステルと例えば2−アクリルアミド− 2−メチルプロパンスルホネートのナトリウム塩の如き極性のあるコモノマー類 とのコポリマーを、混合することによる染色性の改善された、ポリプロピレン組 成物を記載している。
英国特許995.802は、改善された染色性を有し、(1)モノアルファオレ フィンのホモポリマーあるいはコポリマーの固体状のものおよび(2)共重合( interpolymer−ized) L/たエチレンの多量と、例えばN− ビニールピロリドン類、N−ビニールこはく酸イミド類、アクリルアミド類、ア クリル酸類、アクリル酸エステル類、ビニールスルホン酸類、ビニールエステル 類(例えばプロとオン酸ビニール)およびジアルキルビニールホスフィンオキサ イド類の如き特定のコモノマーの少量とよりなるコポリマーとの混合物を含むポ リオレフィン組成物を記載しでいる。
先行文献におけるこの様な提案にも拘らず、一般的に認められでいる、ポリプロ ピレン繊維類を着色する為の商業的方法は、紡糸の際の顔料類による着色である 。この場合の最も重要な顔料類は、有機顔料であるが、二酸化チタンおよび力〜 ボンブラックも使用される。
ポリプロピレンの如きポリオレフィン類における染色性の改善が行われて来1こ が、これ等の染色特性は、色合いの深さあるいは堅牢性の点で充分に満足出来る ものではない。またポリプロどレン樹脂からのフィルム類も印刷の困難であるこ とが見出されていて、この種のフィルム類の印刷特性を改善する為に、例えば火 炎処理あるいは放射線処理の如き高価な、また時間を必要とする工程が使用され て来た。
発明の概要 今や、溶融状態のポリオレフィンに溶解性のある金属スルホネートの少なくとも 一種の染色性改善に必要な量を、ポリオレフィン類に配合することにより、ポリ オレフィン類、特(こポリプロピレンの染料受容性の改善が出来ることが見出さ れた。この金属スルホネート類は次の2式により特定化され、 (R’ Ar5O3) xM (If )この2式においては、それぞれ Rが脂肪族基、 R′が少なくとも約8の炭素原子数を有する脂肪族基、 Arが芳香族基、 Mがアルカリ金属あるいはアルカリ土類金属、nが少なくとも1の数、 yが、Mがアルカリ金属の際には1、Mがアルカリ土類金属の際には1/2、お よび Xが、Mの原子価に等しい数、 とされる、一般的には、ポリオレフィンの重量を基準にして、この様なスルホネ ート類の約重j110χ迄が、ポリオレフィンに配合され、満足すべき結果を与 える。特に、この様に変性されたポリプロピレン組成物類から製造されたフィル ム類および繊維類は、通常の染料により容易に染色され、深い色合いと堅牢性を 与えることが見出されている。
発明を寅施するための好ましい態様 この発明(よ、染色可能なポリオレフィン組成物およびこの様に改善された組成 物の製造方法に関する。更に具体的に言えば、この発明組成物は、(A)ポリオ レフィンおよび(B)次の2式により表示され、(R’ Ar5O3) xM  (II )この2式においでは、それぞれ RfJ(脂肪族基、 R1が少なくとも約8の炭素原子数を有する脂肪族基、Arが芳香族基、 閘がアルカリ金属あるいはアルカリ土類金属、nが少なくとも1の数、 yが、閘がアルカリ金属の際には1、Mがアルカリ土類金属の際には1/2、お よび Xが、Mの原子価に等しい数、 とされる金属スルホネート類の少なくとも一種の染料受容性に必要な量、の混合 により調製される。
この発明においで、上記の染色可能な混合物類の製造に使用されるポリオレフィ ン類は、炭素原子数2から10迄、好ましく(よ2から5迄のモノアルファオレ フィン類のホモポリマーおよびコポリマーを含む、ポリプロピレンおよびプロピ レンと他のオレフィン類とのコポリマーは特に好ましい0便宜上この明細書にお いて一般的には、説明がポリプロピレンに関して行われる。しかしこの説明がプ ロピレンモノマーと他のオレフィン類とのコポリマーに対しでも通用されるもの と考えられるべきである。
一般的に、この発明はポリオレフィン類の染料受容性の改善に菅用であるが、ポ リプロとシン類の染料受容特性は、この発明の方法により、特に改善されること が見出されている。一般的(こ、この発明の混合物の製造に使用されるポリプロ ピレン類は、固体のポリプロピレン類であって、好ましくは、約0.1 デシグ ラム7分から約100 デシグラム/分迄の230 ℃で測定された溶融指数( メルトインデックス)および0.89グラム/mβより大きな密度を有するもの である。この様な特性を有するポリプロどレフ類は、商業的に容易に入手出来る 。
この発明のポリオレフィン組成物類に含有され、ポリオレフィン組成物類の染料 受容性を改善する前記金属スルホネート類は、ポリオレフィンが押出し等の為に 溶融された際のポリオレフィン中に可溶なスルホネート類である。このスルホネ ート類は、好ましくは次式により表示され、 この式においでは、Bが脂肪族基、Mがアルカリ金属あるいはアルカリ土類金属 、nが少なくとも1の数、yが、Mがアルカリ金属の際には1、閘がアルカリ土 類金属の際には1/2とされるスルホネート類である0式1により表示されるス ルホネート類は、一般的に、高分子アルキルグリセリルエーテルスルホネート類 と言われているものである1式Iで表示される種類のアルキルグリセリルエーテ ルスルホネート類の製造方法は、先行文獣(こ記載されているし、この種のもの の組成物が商業的に入手可能である0Mがアルカリ金属とされる様な混合物、特 にはMがナトリウムとされる混合物が好ましい。
式1で表示される種類の化合物を製造する為に提案されている一つの方法は、過 剰のエピクロールヒドリンと高分子量のアルコールとの反応により、アルキルポ リクロログリセリルエーテル類がアルキルモノクロールグリセリルエーテル類と 共に生成される反応を含んでいる。
スルホネート類は、これ等のエーテル類から、通常のストレッカー化反応、即ち アルカリ金属の亜硫酸塩による処理によって製造される。別法として、このスル ホネートは、上記ハロゲン化エーテルをアルカリ金属の亜硫酸塩と酸性亜硫酸塩 の組合わせたものと反応させることによっても製造出来る0式Iにより表示され る種類のスルホネート類の製造法を記載した先行特許の例に、米国特許2.09 4.489 および同2,989.547 がある。
式1で表示されるこれ等の金属スルホネート類は、モノヒドロキシ−あるいはポ リヒドロキシ−アルキルスルホン酸類、例えばヒドロキシェタンスルホン酸ある いはジヒドロキシプロパンスルホン酸の高分子量の高級アルコール類によるアル コキシレーションにより製造出来る。特に好ましい工程に従えば、8から24迄 の炭素原子数を有する高級アルコール類の一種あるいはそれ以上のものが、適当 な触媒の存在下に、当量のエピクロールヒドリンあるいは酸化プロどレンとJあ るいは過剰のエピクロールヒドリンあるいは酸化プロピレン(式1のnの所望の 値を有する製品を製造する為に充分な量)と反応させられる。この反応剤として 酸化プロピレンが使用された場合には、生成したヒドロキシ基が、ハロゲン化水 素との反応により、ハロゲンに置換され、次いでこのハロゲンがスルホン酸基に より言換される。このエピクロールヒドリンが、高級アルコール混合物類との反 応に、反応剤としで使用された場合には、塩素原子が、この中門主成物中に残存 しでいる。何れの場合においても、次に塩素原子が、通常オートクレーブ中にお いで、硫酸および若干過剰の亜硫酸ナトリウムとの反応により、所望のスルホン 酸基に置換される。上記のスルホン酸基を導入する為の後半の工程は、ストレッ カー化反応(Streckerization reaction)として知ら れている。
この発明においで有用な、式1で表示される種類のスルホネート類は、溶融ポリ オレフィンに可溶な種類である。かくしてR基および金属Mの種類は、nの値と 共に、所望の溶解度を達成する様に、選択され、また変更される。一般的に、こ のR基は、約8から24迄の、好ましくは約10から24迄の炭素原子数を有し 、Mはアルカリ金属とされ、nは約1から4迄の数とされる。nの平均値が約1 から2迄のアルカリ金属スルホネート類の混合物類は特に有用である。
ある一つの実施態様において、この発明のスルホネート類の製造に有用な高級ア ルコール類は、分子中に少なくとも8個の炭素原子を有する脂肪族アルコール類 およびナフテン系アルコール類である。適当な脂肪族アルコール類の例には、オ クチル−、デシル−、ドデシル−、ミリスチル−およびセチルアルコール等と例 えばココア脂肪、獣脂およびやしの実の核油の如き天然グリース類の高圧還元に より得られるアルコール混合物類がある。またオキソアルコール類もこの発明の 金属スルホネート類の製造に使用出来る。やし油の如き各種の天然油類から誘導 される高級アルコール類の混合物類も有用である。この様な混合物の一つの例と して、やし油から誘導される高級アルコールの中間留分てあって大部分はC12 とCI4である高級アルコール類を含有するものがある。
オレイルアルコールおよびその同族体の如き不飽和のアルコール類も、ヒドロキ システアリルアルコールあるいはひまし油の還元により得られるリシルイルアル コール等の如き飽和ポリヒドロキシ−あるいは不飽和ポリヒドロキシ−アルコー ル類等と同様に使用可能である。従って、この発明の金属スルホネートを表現す る為に、脂肪族あるいはアルキルという語が使用された場合に、これ等の語は、 その範囲内に真のアルキル基類と同様にアルケニル基類も含むものと理解される べきである。
また上記の記載においで、ストレッカー化剤および/またはスルホン化剤に関連 しで、単に亜硫酸ナトリウムおよび酸性亜硫酸ナトリウムのみが記載されたが、 亜硫酸カリおよび酸性亜硫酸カリの如き、他のアルカリ金属の亜硫酸塩類も、こ の発明の金属スルホネート類の製造に使用出来るものと理解されるべきである。
更に、ナトリウムあるいはカリウム塩以外の塩類、例えばカルシウムおよびマグ ネシウムを含むアルカリ土類金属塩が所望される場合には、例えばナトリウム塩 が、そのナトリウムイオンを水素イオンに置換する為に、イオン交換樹脂に通さ れ、得られる酸が、カルシウムあるいはマグネシウムの水酸化物で中和されるこ とも出来る。
この発明においで有用なスルホネート類は、また次式で表示され、 (R’ ArSO3)xM (If )この式においでは、1lilが少なくと も8の炭素原子数を有する脂肪族基とされ、Arが芳香族基とされ、Mがアルカ リ金属あるいはアルカリ土類金属とされ、Xが、Mの原子価に等しい数とされる ものでもある。一般的に、R1は約8から24迄の、より好ましくは約10から 24迄の炭素原子数を有し、Mはアルカリ金属とされる。芳香族基は、一般的に フェニール基あるいはナフチル基の何れでもよく、フェニール基がより好ましい 。アルカリ金属が好ましいが、ナトリウムが特に好ましい。
式■で表示される種類のスルホネート類は、多くの製造者から、商業的(こ入手 出来る。この種のスルホネート類は、一般的にアルキルアリールスルホネート類 と呼ばれている。有用なスルホネート類の例には、オクチルベンゼンスルホン酸 ナトリウム、デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン 酸ナトリウム、オクタデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、デシルナフタリン スルホン酸ナトリウムおよびこれ等に対応するカリウムおよびカルシウムの誘導 体等がある。
この発明においで、ポリオレフィンと金属スルホネート類は、相当広く変化出来 る量的比で、相互に混合出来る。一般的に、ポリオレフィンに混合される金属ス ルホネートの量は、混合物に所望の染色特性を付与するに充分な量とされる。こ の発明組成物は、ポリオレフィンの重量を基準にしで、好ましくは、約10重量 %迄の、より好ましくは約2から約7重量2迄の金属スルホネートを含むものと される。
この発明の金属スルホネート類は、ポリオレフィン類特にポリプロピレンとの相 溶性の特別に良いことが見出されている。ポリオレフィンと金属スルホネートと の混合は、例えばパン製造の練り粉用ミキサー類、ロールミキサー類、バンバリ ーミキサ−類等の通常の手段、押出機による方法あるいは固体ポリマーを流動さ せる方法等により効果的に実施出来る。所望される場合には、湿剤類および希釈 剤類の適当な選択により、溶液混合あるいは分散混合も使用出来る。
2本ロールミルあるいはバンバリーミキサ−が使用される場合に、混合は、ポリ マーの融点以上の温度、例えば約150 °Cから約250 ℃迄、好ましくは 約165 ℃から約185 °C迄の温度、(こおいて容易に効果的(こ実施出 来る。選択される温度は、ポリオレフィンあるいは金属スルホネートの分解が土 じる程高くではいけない。所望の場合には、充填剤、酸化防止剤、熱安定性強化 剤、光に対する安定剤、艷消剤およびその他の周知の添加剤ff!、混合の際に 添加出来る。
この発明による染色可能なポリオレフィン組成物は、繊維および繊維に関連する mwl賃構造物の製造において特に有用である。ステーブルファイバーが、偏平 な、円形な、三つ葉状の、三角形の、星形のおよび中空の繊維として製造出来る 。またこの発明のポリ、プロピレン組成物は、連続した単m維およびかざばらせ た連続単繊維CBCF)の糸の製造においで使用出来る。
繊維類は、このポリオレフィン組成物類から、通常の紡糸技術により曳くことが 出来る。 例えば、この発明組成物類は、溶融紡糸あるいは溶液防止することが 出来、得られた単繊維類は、次いで、分子の方向を揃え且つ繊維の所望の引張特 性を出す為に延伸することも出来る。また押出し技術が、この発明の組成物類を 使用して、上記の異形構造のものを製造する為に使用される。
繊維用の好ましい組成物類は、これ等金属スルホネート類を約2から7重jlz 迄含有するポリプロピレン混合物から製造される組成物類である。
この発明の組成物から製造されたポリプロピレン繊維類は、変性されていないポ リプロピレン繊維から従来得ることが可能であったものに比し、遥かに深い色合 いを出す様、通常の染色技術により、容易に染色することが出来る。使用出来る 染料には、周知の酸性染料、塩基性染料、分散染料、可溶性バット染料、アゾ染 料および含金属(premetallize!/d)染料等がある。酸性染料お よび含金属染料による一つの典型的な染色過程において(よ、繊維の重量を基準 にしで、50:1の染浴比が使用出来、その浴は、 1重fiXのメヂルボリエ タノール第四級アミン、2重量%の硫酸、3重tχの染料を含むものとされる。
この場合の染色は、90分間那謄させ、次いで繊維が水洗され、精練され、乾燥 される6分散染料が使用される場合には、一つの典型的な染浴が、1χのナトリ ウム−N−メチルーN−オレイル−タウレート、2zの分散染料を含有し、染浴 比は約40・1とされ、沸騰時間は1時間とされる。塩基性染料に対しでは、通 常、1zのアルキルフェニールポリエチレングリコールおよび2zの塩基性染料 を含有する浴と、約401の染浴比においで90分間の浴中沸騰で効果的に染色 出来る。所望の場合には、周知の染色助剤(dye carrier)類が、染 色を援助する為に使用される。
この発明のポリオレフィン組成物類、特にボリブロビレジ組成物類は、棒類、フ ィルム類および保護被覆等を製造する為に、通常の方法で容易に押出しされる。
こうしで得られた製品類は、曇のない強じんな成形組成物である。フィルム類は 、従来必要であった次工程の表面処理をすることなく、通常の方法による印刷に 使い易い。
以下に記載する実施例は、この発明の染色可能なポリオレフィン組成物の製造を 説明する。実施例における部およびパーセントは、断りのない限り重量による。
実施例 1 ポリプロピレン混合物が、次式で表示され、この式においでは、Rが12および 14の炭素原子数の脂肪族基の混合物とされ、nの平均値が1.5とされる、ナ トリウムスルホネートの混合物! 2.79χを配合されて製造された。このナ トリウムスルホネートは、完全に混合された際に、出来た分散液がポリプロピレ ジを覆うのに丁度充分な量となる量の水に分散された。この被覆されたポリプロ ピレンは、強制通気式炉内において、約85℃で、時々撹拌しながら乾燥された 。
このポリプロピレン混合物は、胴部の温度が約185℃に、ダイスの温度が18 2 °Cに調整された押出機に、回転数40/ minで通過させられた。幅1 .91 am (3部4インチ)から2.54 cm (1インチ)のリボン類 が、この方法で成形された。このリボンは、ナトリウムスルホネートを全く含有 しないポリプロピレンからのものに比し、色で明るく、より透明である。このリ ボンは、処理されでいないポリプロピレンのリボンより、もろさの少ないことが 見出された。
実施例2 ポリプロピレンが、実施例1の式で表示され、この式中のR基が炭素原子数12 から14迄のものと16から18迄のものとの混合物からなるナトリウムスルホ ネート類の混合物の3重量2と混合された。このポリプロピレン混合物は、実施 例1の記載と同様な方法で製造され、この混合物は、実施例1の様に、プラベン ダー押出機を通して、各種のリボンに成形された。この方法で得られたリボン類 は、処理されでいないポリプロどレジからのものより、色で明るく、透明度が少 しよい。
実施例3 上記ナトリウムスルホネート混合物の6χがポリプロピレンに配合された点を除 き、実施例2の過程が繰返された。
実施例4 使用するスルホネートが、ナトリウムドデシルベンゼンスルホネートの2.25 χに変更された点を除き、実施例1の過程が繰返された。
この発明により処理されたポリプロピレン組成物の染色性が、以下の実施例によ り説明される。
実施例A マラカイトグリーン3.5部に酢酸アンモニウム0.625部を含むものが、5 00部の蒸留水中において約2時周温合されることにより、染料溶液が調製され た。この溶液からデカンテーションにより、不溶解の染料が除去された。溶液の pH値が、稀薄水酸化アンモニウム液により5.2 に調整された。この染料溶 液の50部づつが各ガラスジャーに注がれ、処理されたポリプロピレンと処理さ れていないポリプロとレジのリボン試験片各2枚が、各試験片の半分が染料液中 に浸漬されている様に別々のジャー内に置かれた。各ジャーは蓋をされ、強制空 気流の炉内に85 °Cで2 時間置かれた0次いで、試験片がジャーから取出 され、水道水で完全に水洗いされた。染色された各試験片は、3.5ρの水中で 10分間沸騰された。各リボン試験片のうちの1枚は、更にl0m1の濃縮液体 石鹸が添加された3、5!の水中で、同様に沸騰された。
試験された各試験片では、水で沸騰されたものと、石鹸水中で沸騰されたものと の間に、差がない様に兄貴られた。比較試験片(ナトリウムスルホネートを含ま ないポリプロピレン)は、染料溶液および両沸騰水から引上げられた直後に、極 く少量の染料しか保持していない様に兄貴られた。しかも数日経過後に、この試 験片の色は、相当黒ずんだ、一方、実施例1−4のリボンの如きナトリウムスル ホネート類を含有するポリプロピレン試験片は、染色復および沸騰後においで、 比較試験片類に比し、遥かに濃色であった。また数日後においても、この発明に 沿って調製された試験片類の色は、比較試験片類の色に比し、著しくあざやかで あり、ポリプロピレンに同化されている様に兄貴られた。
国 際 調 + 刊 牛 ANNEX To Th心 :NτE只NAτ工0NAL S五AR714RE :’ORT O〜XNアERNATIONAL APPLICAアXON No 。 TICτ、/LJS 5s100683 (SA 9400)CH−A−4 63777None US−A−2989547None US−A−3639373(11102/72 NonacB−A−11046 62NL−A−660074825107/66US−A−3402221No n@

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.成分として、(A)ポリオレフィンおよび(B)金属スルホネート類であっ て、次の2式により表示ざれ、▲数式、化学式、表等があります▼(I)▲数式 、化学式、表等があります▼(II)この2式においては、それぞれ Rが脂肪族基、 R1が少なくとも約8の炭素原子数を有する脂肪族基、 Arが芳香族基、 Mがアルカリ金属あるいはアルカリ土類金属、nが少なくとも1の数、 yが、Mがアルカリ金属の際には1、Mがアルカリ土類金属の際には1/2、お よび xが、Mの原子価に等しい数、 とされる溶融されたポリオレフィンに可溶な金属スルホネートの少なくとも一種 の染料受容性に必要な量からなる混合物が含有されることを特徴とする染色可能 なポリオレフィン組成物。
  2. 2.該Rが少なくとも約8の炭素原子数を有する脂肪族基とされる特許請求の範 囲第1項記載のポリオレフィン組成物。
  3. 3.該nが約1から4迄の数とされる特許請求の範囲第1項記載のポリオレフィ ン組成物。
  4. 4.該Rが約10から24迄の炭素原子数を有する脂肪族基とされる特許請求の 範囲第1項記載のポリオレフィン組成物。
  5. 5.該混合物は、該スルホネート類を約10重量%迄含有するものとされる特許 請求の範囲第1項記載のポリオレフィン組成物。
  6. 6.該金属スルホネートを約2から7重量%迄含有する特許請求の範囲第1項記 載の組成物。
  7. 7.該Mがアルカリ金属とされる特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  8. 8.該スルホネートが、式Iのスルホネート類のnの平均値が1から2迄とされ るものの混合物とされる特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  9. 9.該ポリオレフィンがポリプロピレンとされる特許請求の範囲第1項記載の組 成物。
  10. 10.成分として、(A)約90から98重量%の固体ポリプロピレンおよび( B)次の式により表示され、▲数式、化学式、表等があります▼(III)この 式においては、Rが約10から24迄の炭素原子数を有する脂肪族基とされ、M がアルカリ金属とされ、nが1から約4迄の数とされる金属スルホネートの少な くとも一種の約2から10重量%迄からなる混合物が含有されることを特徴とす る染色可能なポリプロピレン組成物。
  11. 11.該スルホネートは、該Rが約12から18迄の炭素原子数のものの混合物 を含むものとされる特許請求の範囲第10項記載の組成物。
  12. 12.該アルカリ金属がナトリウムあるいはカリウムとされる特許請求の範囲第 10項記載の組成物。
  13. 13.該スルホネートは、nの平均値が1から2迄とされるスルホネート類の混 合物を含むものとされる特許請求の範囲第10項記載の組成物。
  14. 14.繊維類の形状にある特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  15. 15.繊維類の形状にある特許請求の範囲第10項記載の組成物。
  16. 16.次の2式により表示され、 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)▲数式、化学式、表等があります▼( II)この2式においては、それぞれ Rが脂肪族基、 R1が少なくとも約8の炭素原子数を有する脂肪族基、 Arが芳香族基、 Mがアルカリ金属あるいはアルカリ土類金属、nが少なくとも1の数、 yが、Mがアルカリ金属の際には1、Mがアルカリ土金属の際には1/2、およ び xが、Mの原子価に等しい数、 とされる溶融状態のポリプロピレンに可溶な金属スルホネート類の少なくとも一 種の染料受容性に必要な量をポリオレフィンに含有させることを特徴とするポリ オレフィンの染色特性の改良法。
  17. 17.該ポリオレフィンがポリプロピレンとされる特許請求の範囲第16項記載 の改良法。
  18. 18.該スルホネートが式Iにより表示されるスルホネート類の混合物とされ、 該Mがアルカリ金属とされる特許請求の範囲第16項記載の改良法。
  19. 19.該nの平均値が1から2迄の数とされ、アルカリ金属がナトリウムあるい はカリウムとされる特許請求の範囲第18項記載の改良法。
  20. 20.該金属スルホネートが、該ポリオレフィン中に約2から10重量%迄含有 される特許請求の範囲第18項記載の改良法。
  21. 21.該Rが、少なくとも約8の炭素原子数を有する脂肪族基とされる特許請求 の範囲第18項記載の改良法。
  22. 22.該Rが、約10から24迄の炭素原子数を有する脂肪族基とされる特許請 求の範囲第21項記載の改良法。
  23. 23.該スルホネートは、該Rが約12から18迄の炭素原子数のスルホネート 類の混合物とされる特許請求の範囲第18項記載の改良法。
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