JPS61500805A - 仕事部屋、居間及びラウンジ等の空気調節を行うための方法及び構成材 - Google Patents

仕事部屋、居間及びラウンジ等の空気調節を行うための方法及び構成材

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JPS61500805A
JPS61500805A JP60500443A JP50044385A JPS61500805A JP S61500805 A JPS61500805 A JP S61500805A JP 60500443 A JP60500443 A JP 60500443A JP 50044385 A JP50044385 A JP 50044385A JP S61500805 A JPS61500805 A JP S61500805A
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ハーゲンローダー,カール ハインツ
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フイネル トレ−デイング カンパニ− エスタブリツシユメント
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 仕事部屋、居間及びラウンジ等の空 気調節を行うための方法及び構成材 本発明は、先ずその第1の上位概念によnば、特に住宅又は会社、学校、ホテル 、゛会議場及び/又は展示ホール、劇場、映画館、病院、研究所、金属又は刑務 所1体育館、水泳プール施設もしくはそれに類する建造物の仕事部屋、居間又は ラウンジ等の空気調節を行うだめの方法に関し、第2の上位概念によれば、前記 のような種類の建造物における空気調節しようとする仕事部屋、居間又はラウン ジ等の床。
天井又は壁を構築し、或いは被覆するための・構成材であって、特に上記の第1 上位概念による方法を実施するのに適した形式のものに関する。
上述したような部屋の通気もしくは空気調節を行うためには、一般に、各部屋に 個別的に配属さnた空調設備が使用さn、この空調設備は、新鮮な空気を外部か ら吸込んで、そのコンディショニング、つまり、空気の温度条件及び/又は相対 湿度条件を所定のものにすること、を行い、次いでその空気は、大抵の場合、調 節可能な閉鎖部材1例えばルーバー等を用いて、程度の差こそあれ、略々閉鎖さ れうる流出格子を介して、空気調節しようとする部屋内に放出さnる。
個々の部屋をコントロールするこnらの各空調設備は、調整された空気が外域に 逃がされて、空調設備の制御又は調節が実質的に不可能になることを阻止するた め、該当の部屋の窓を閉鎖したままにしておくことを要求する。更に、この従来 形式による室内空気調節においては、新鮮な空気の室内への流出が、騒音発生の 原因になるという欠点を免れない。
然し乍ら、これらの公知形式による室内空気調節の最も重大な欠点は、新鮮な空 気が、空気調節しようとする部屋の壁面に比して小さな空調設備の流出格子面範 囲から流出、し、これによって、単に不快な感じを受けるのみならず、多くの観 点で、極めて健康に有害な空気流通作用が惹起せしめらn、しかもこの作用は、 空調設備の高速運転に際しては、特に不都合な空気流及び渦流を生ぜしめ、その 結果、室内の空気は、不可避的に、かな9の塵埃を混入さnて、渦を巻くことに なシ、ひいては、室内の空気状態が更に悪化される。
例えば、多層式住宅又はアパート等における複数の部屋に、適宜出力設計された 共通の空調設備を介して、調整された空気を供給することも公知となっている。
然し、そのためには、空気調節しようとする部屋の窓を閉じたままにしておくこ とのみならず、各部屋に供給すべき新鮮な空気のための分配ダクトシステム、及 び排出空気のための適宜な別のダクトシステムを設置することが必要とされる。
この種の空気案内システムは、プレハブの薄板成形部品から製作され、保持作用 を有する壁を構築する際に既に設置された受容部分、つまり壁の凹部に挿入され るか、或いは建造物における支持作用のある壁構造上に設けられ、次いで、その 外部形状が美観を著しく損わないような措置を講じられる。
各部屋には1個々の部屋の空気調節のために予め規定さnているような相当の欠 点を有する同一の空気流状態が生ずることを度外視しても、空気案内通路用の受 容ニーシュを考慮して、支持作用のある呈壁を構築すること、又は既に構築さn た支持作用のある壁土に空気案内通路を設けることは、著しい時間と費用とを費 やさせるのみならず、薄板成形部品から形成された流動通路内における流動空気 自体が、付加的な流動ノイズを生ぜしめ、この流動ノイズが一種の共鳴体として の流動通路の作用によって更に増幅さnるため、付加的な防音又は遮音手段を講 じなければならなくなり、しかも、空気調節しようとする各部屋に向ってそれぞ れ開いている空気流入開口部が、その調整閉鎖状態如何によって・、一種のパイ プオルガン音管として作用するので、極く限られた防音効果しか期待出来ないと いう欠点をも惹起する。
更に、この種の空気案内通路の少くとも一部を、部屋の粗天井又は粗被覆と、こ れに悪果される天井又は被覆との間の中間スペース内に敷設することも。
公知となっている。
然し、このような措置がとられたとしても1.この種の従来形式による空気調節 における上述した不利な特性は、殆ど或いは全く軽減乃至除去されない。
しかのみならず、このような空気案内通路に用いられる薄板成形部品は、単に空 気調節しようとする部屋の壁又は天井に、専門職の手を借りて、固定又はアンカ ー止めしなければならないだけではなく、その天候条件に基いて、当地の建造物 が、仮に付加的な加湿又は除湿のようなコンディショニングを必要としないにし ても、少くとも空気の冷却は必須であるような多くの地域では、全く入手出来な いか、或いは法外な費用を支払わない限シ、入手不能である。
更に、この適宜な薄板成形部品を適正な値段で入手しうる点に関して、屡々問題 の生ずる他の地域では、比較的高い日中温度にも拘らず、かなり低くなる夜間温 度を、例えば住宅における1つ又は幾つかの部屋に、その地方で一般に入手出来 る手段を設けて、適宜なコストで暖房を行うことが必要になる。
暖房しなければならないような既述形式の部屋における特に良好な室内空気条件 を得るためには、周知のように、床暖房方式が好適である。何故ならば、この床 暖房方式を利用することによって、僅かなエネルギー消費量で、熱を下方か、ら 供給し、この熱を上方に導いて、最もよく使用される箇所、又は特に快適である ことの所望される箇所で、充分に熱を利用することが保証されるからである。
然し、この床暖房方式は、公知形式による室内空気調節によっては、実現するこ とが事実上不可能である。何故ならば、一方では、流出格子が塵埃の掻取部材又 は捕集器となって、極めて速かに汚損され。
この汚れが供給される空気の比較的高い流出速度によって巻き上げられ、健康に 極めて有害なダストとして室内に搬入されるからであシ、また他方では。
下から来る空気の流nが、たとえクリーンな状態であっても、煩わしいものとな 9.健康を損う原因となりかねないからである。
公知となっている全ての手段に共通した固有な点は、これらの手段が、やむを得 なければ、既述の各欠点を甘受して、所定の温度及び/又は相対湿度に関する室 内空気条件を、維持することは出来るが。
空気調節しようとする部屋に滞在している人物の申し分のない快適性は、決して 得られないことにある。
その理由は、特に人間がその感覚として表すことは出来るが1例えばコンピュー ターのような機械では、故障しやすさを減じて一機能性を高めること、及び著し く延長された整備間隔として表さねばならないこの快適性というものが、単に空 気調節しようとする部屋における所定の代表的横断面に亘る温度分布及び場合に よっては、湿度分布によって左右されるのみならず、この部屋における所定の制 限面1例えば、壁上での温度分布によっても左右され、隣接する室内大気の該当 ゾーンにおける相対湿度の局所的な分布も、これに依存している点にある。
とは、全く出来なかったとは言え、このことは、満足すべきものではない。
そこで1本発明の課題とするところは、簡単で。
低コストで、しかも事実上どこでも安価に入手しうる手段によシ、既述形式の仕 事部屋、居間又はラウンジ等の公知の空気調節方式の欠点を除いて、これらの部 屋に、ガス状の媒体1例えば所定の相対湿度を有するか、或いは有していない暖 い又は冷たい空気を供給し、且つこれを再び排出しうるようにし、しかもその場 合、騒音もしくは気流に基ぐ煩しさはもとより、健康を損う危険が生じないよう にし、むしろこれと同時に、ダストの発生を阻止して、室内の空気状態を著しく 改善しうるようにし、ひいてはこの種の部屋内に存在している人間、動物又は植 物、並ヒにコンピューターのような機械類の快適性が、暖房時にも、冷房時にも 、著しく高められるようにし、その場合、室内衛生及び温度分布による滞在条件 のため、1次設置においても、或いは2次装備においても、単に天井又は壁のみ ならず、床にも同じ有利な特性を有する冷暖房設備を取付けることが出来るよう にすることにある。
本発明の基礎とした知識、即ち、この組合わされた課題の主要な部分局面を克服 するためには、特に、空気調節しようとする部屋を制限している構築物範囲に隣 接する部屋区域内の室内空気条件を均等にすることも、大きな問題であるという 知識を出発点として、本発明においては、冒頭に述べた形式の建造物の仕事部屋 、居間又はラウンジ等の空気調節を行うための方法を、極めて簡単に、且つ経済 的に提供すべく、予め定めらnた特性を有するガス状の媒体。
有利には所定の温度及び/又は相対湿度を有する新鮮な空気を、空気調節しよう とする部屋に、少くともこの部屋の床及び/又は少くとも1つの壁及び/又は天 井に形成され且つガス状の媒体を通過させる大面積の流出スロットルにより制限 さnた少くとも1つの媒体貯蔵室から供給し、或いは、空気調節しようとする部 屋から空気を抽き出すことが提案された。
本発明の有利な1実施態様においては、空気調節しようとする部屋の床及び/又 は少くとも1つの壁及び/又は天井の内部に形成さnた少くとも1本の通路内に おけるガス状媒体の流れが維持され、更にこのガス状媒体が、単数又は複数の上 記通路と連通し、且つガス状媒体を通過させる大面積の流出スロットルとして作 用するそれぞれ少くとも1つの壁範囲を介して、空気調節しようとする部屋に供 給され、或いはこの部屋から抽き出される。
更に、この実施態様を一層完全なものにするため。
部屋の床及び/又は少くとも1つの壁及び/又は天井における少くとも1つの主 要な範囲を介して、大きな面に亘シ、ガス状媒体を空気調節しようとする部屋に 供給し、或いはこの部屋から抽き出すようにすることも可能である。
更に、部屋の床及び/又は少くとも1つの壁及び/又は天井の部屋側範囲におけ る多孔性の材料を介して、ガス状媒体を空気調節しようとする部屋に供給し、或 いはこの部屋から抽き出すようにしておくならば、ガス状媒体を特に均等に供給 する点で有利であることが実証されている。
更にこのガス状媒体を、その本来の流動方向に対して横方向で空気調節しようと する部屋に供給し。
或いはこの部屋から抽き出すような措置がとられるならば1合理性の点及び大き な面積という観点から。
有利であり、しかも空気調節しようとする部屋に、又はこの部屋からガス状媒体 を極、く低速で供給又は排出する目的が達成される。
更に、ガス状媒体を部屋に配属さnたその流動通路の長さに亘って、実質的に等 しい圧力で、・空気調節しようとする部屋に供給し、或いはこの部屋から排出す ると有利である。
このような空調形式によれば、特に簡単で、経済的に利用しうる手段によシ、実 質的にノイズレスな、しかも既述の部屋の極めて効率的な空気調節が達成され、 それと同時に、この部屋の使用者の要求に合わせて調節することの出来る特に効 果的な室内調整が可能である。更にこの場合、例えばコンディショニングされた 空気のようなガス状媒体を大きな面積に亘って、しかも扱めて低い流動速度に絞 って供給することにより、全ゆる不快な、又は健康に有害な気流作用が原理的に 除去される。従って、例えば病院などでは、所望の治療効果を発揮させることす ら出来る。 ・ 前記の組合わされた課題を、既述形式による建造物の空気調節しようとする仕事 部屋、居間又はラウンジ等の床、天井又は壁を構築及至被覆するための構成材に 関して解決すべく提案さnた本発明によれば1部屋に供給しようとする。或いは 部摩から排出しようとする予め定めらnた特性のガス状媒体、有利には所定の温 度及び/又は相対湿度を有する新鮮な空気を通過させる大面積の流出スロットル によシ。
構成材に隣接する部屋から仕切られている媒体貯蔵室が、この構成材に設けられ ている。
1つの構成材を対象としたこの上位の構成様式においても、同じ基礎知識に基い て、有利な従属的構成を実施することが可能であシ、その1実施態様によれば、 媒体貯蔵室がガス状媒体のための少くとも1本の案内通路によって形成され、大 面積の流出スロットルが、これを少くとも部屋側で制限し、且つガス状媒体を通 過させる壁によって形成されている。
例えば、コンディショニングされた空気のようなガス状の媒体を、空気調節しよ うとする部屋を制限している単数又は複数の床面及び壁面及び天井面を介して、 出来るだけ大きな面積に亘シ、この部屋に供給し、或いはこの部屋から排出し、 しかもその際。
このガス状媒体の流入又は流出速度を、出来るだけ低い値に抑えるか、あるいは 、その値を維持するという本発明の基礎となる構想を出発点として1本発明によ nば、単にこれらの条件を満たすのみならず、既述様式の建造物における床、天 井又は壁の1次構築、並びに本発明による適宜な空気調節システムを後から組込 むための2次装備に際するこれらの構造の被覆を可能とし、しかも、この場合、 一方では。
共鳴スペースを形成し振動する中空室が厚則として生ぜしめらnず、他方では、 単数又は複数の案内通路内における及び空気調節しようとする部屋内への。
又はこの部屋からのガス状媒体の比較的高い流動速度が回避さnるので、空気調 節しようとする部屋の美的外観、及び製作コストに関する従来形式の空気調節法 による欠点のみならず騒音負荷に関する欠点をも効果的に除去するような構8成 材が提案された。
有効な空気調節システムを製作するためには、本発明による次のような構成材、 即ち、ガス状媒体のために設けらnた単一の案内通路が、こnに対応する単一の 案内通路と同じ平面内に位置しているか。
この種の案内通路が複数段けらnている場合には。
これらの通路が隣接の構成材内に位置するか、或いは、ガス状媒体用の複数の案 内通路を有する複数の構成材の場合には、こnらの通路が全て同一平面内に位置 するような構成材を用いnば充分であるとは言え、単数又は複数の供給通路及び 排出通路を同時に迅速に設置するという点に関する所定の使用目的のためには1 本発明の1実施態様におけるように。
構成材に、ガス状媒体のための少くとも1本の案内通路を設けておき、この案内 通路を、ガス状媒体のための少くとも1本の別の案内通路とは異った平面に配置 するならば、狭く限定した立体的条件における利点が得らnる。
この種の構成材を、互いに隣接するように設置するならば、明らかに僅かなスペ ースに、少くとも1本のガス状媒体供給通路と、少くとも1本の排出通路とを、 同時に敷設することが可能になり、これによって、単に狭い立体状況に対する整 合が簡単な形式で達成されるのみならず、製作コストを、かな9低く抑えること も出来る。
本発明の有利な実施態様によnば、カバ一部1分を複数の穿孔を有する木製のパ ネル、特にベニヤ板。
厚紙、特に木目形成さnた表面を有するプラスチック及び/又はベニヤ置板、フ オームプラスチック、有利には、補強さafc繊維材料、レザー、特に、引張り 加工さnた大繊維の挿入さnたファイバーセメントフレート、金属又はセラミッ ク材料、もしくはそnに類するものから構成することが可能である。
また他方、張設部材を有する緊締フレームとしてのカバ一部分を、穿孔処理さn た紙又はプラスチックの壁被覆材、特に木目形成さnた表面を有するべニヤ板又 はプラスチックフォイル及び/又ハベニヤ合板、穿孔処理されたレザー又は毛皮 、フオームプラスチック、天然又は合成のフリース材料、繊維織物又はそれに類 するものから有利に構成することも出来る。或いは、被覆材用の支持フレームと してのカバ一部分を、ガス状媒体を通過゛させる壁被覆材、例えば草又は繊維製 の壁被覆材、穿孔処理さnた紙、又はプラスチックフォイル及び/又はベニヤ合 板。
フオームプラスチック、天然又は合成のフリース材料、穿孔処理さnたレザー又 は毛皮、繊維織物又はそれに類するものから、格子状に構成することも可能であ る。
本発明による全ての実施態様が、既にその・構想に基いて、本発明による構成材 を、早くもその製作過程で1次のように構成する可能性、つまり、後で組込まn た状態において、空気調節しようとする部屋に面する構成材表面に申分のない美 的外観を与える° ように構成するという有利な可能性を有して、いるにも拘ら ず、下位シェルとカバ一部分との2部分から成る構成材の上記実施例によれば、 用いようとする構成材を1部屋の使用者の個人的な装飾上の好み。
特に空気調節しようとする部屋における家具の備えつけに関する要求に会わせる 可能性が、極めて広範なものとさnる。
しかもこのことは、単に構成材を初めて組込む時点におけるのみならず1例えば 、該当の部屋における家具、又はその配置の変化もしくは使用者の装飾上の希望 の変化に合わせるため、この構成材の部屋側の外観を、後から変える際にも適用 さnる。
暖気又は冷気を供給する本発明による空調システムの製作は、極めて簡単に行わ n、それ自体通常の手作業の枠を越えた特殊な能力を必要としないが、本発明に よる空気調節システムの設置を、更に一層合理的なものにするため1本発明の有 利な実施態様によれば、構成材には、その端面もしくは構成材の下位シェル°及 び/又は上位シェルにおける端面内に延在していて、構成材を単数又は複数の別 の構成材に対して整列し、且つ/又は構成材を固定し且っ/又は、空気調節しよ うとする部屋の床、又は1つの壁又は天井又は単数又は複数の別の構成材におけ る囲繞部に対するその固定を確保するための溝・ばね・継手のばねエレメントを 受容する少くとも1つの溝が設けらnている。
本発明による空気調節システムを製造する場合には、この実施例の互いに隣接す る2つの構成材の間に、互いに向き合って位置する溝内に係合するばねエレメン トが挿入さnる。この場合、隣接する各構成材における互いに向き合った端面に よって形成される継目には、それぞれ1つの一貫したばねエレメント、又は複数 のばねエレメントを配属するこ゛とが可能である。
この場合、こnらのばね工〜レメントは、該当する端面内に開口するガス状媒体 用の案内通路を覆う箇所に切欠を有しており、本発明による構成材の案内通路と 隣接の構成材における案内通路との適宜な連通が、こnらの切欠によって保証さ 扛る。
然し、単数又は複数の案内通路を端面側で閉鎖するため、特にエンドピース又は 縁部エレメントとして構成さnた構成材の代シに、ばねエレメントを用いること も可能である。その場合には、ばねエレメントの該当箇所に、この種の切欠が設 けらnない。
こnらのばねエレメントは1例えば支持作用を有する壁又は天井又はそnに類す るものに構成材を、単独で又は付加的に固定するために利用可能である。
そのためには、壁乃至天井に近接したばねエレメント端部が、該当の支持作用を 有する構成部分に固定さnる。
この措置は、ばねエレメントを支持作用のある結合部内に、例えば塗り込め又は 嵌め込むことによって達成さnる。しかもその際に5本発明による構成材も、適 宜な塗り込め等によってこの結合部に固定されているか否かを考、咀する必要は ない。また他方。
ばねエレメントをねじ又は釘により、或いは他の適宜な形式、例えば接着等によ って、支持作用のある結合部に固定することも出来る。
然し乍らこのような形式のばねエレメント固定が行わnない場合ですら、構成材 を、早くもその組立て時に相互整列させるために、こnらのばねエレメントは、 極めて有意義に利用さバるので、この種の溝・ばね、継手を用いることによシ、 全構成材結合体の良好な補強が達成されるという別の利点を全く度外視したとし ても、著しい簡易化及び取付は作業のスピードアップがはからnるのみならず1 本発明による空気調節システム全体の製作コストは、かなり低いものに抑えらね る。
更に、各端面ごとに、それぞれ異る平面内に配置さnた複数の溝を有する本発明 による構成材の実施態様においては、該当する壁又は天井1例えば格天井の美し い形状を呈する表面構造を提供することが可能である。そのためには、各構成材 が、そルぞn異る端面溝を用いることによって規定さnる種々異った高さに段付 けて使用さnる。
本発明による構成材の組立てを、有利な形式で容易なものにするため、本発明の 1実施例においては、構成材の少くとも1つの端面、もしくは構成材の下位シェ ル又は上位シェルにおける少くとも1つの端面に、少くとも1つの溝が設けらn ている。
この場合、更に有利には、構成材の少くとも1つの端面、もしくは構成材の下位 シェル及び/又は上位シェルにおける少くとCxつの端正に、この端面と向き合 って位置する端面に、少くとも1つの溝が七nぞn設けらnでいる実施態様の場 合、該当する単数又は複数の溝に対して相補的−な凸段部が、それぞn形成さC ておシ、この凸段部を用いることにより、単数又は複数の別の構成材に対して整 列可能であり、且つ/又は単数又は複数の別の構成材もしくは空気調節しようと する部屋の床又は1つの壁又は天井又は単数又は複数の別の構成材に固定可能で あり、且つ/又は確保可能である。
更にこの場合の溝には、長方形の横断面形状、もしくは構成材又はその下位シェ ル及び/又は上位シェルにおいて、この溝に配属さnた端面に向って拡開する三 角形又は台形の横断面形状を与えることも出来る。
この措置によって得らnる有利な可能性としては、構成材における適宜に輪郭形 成さnた凸段部を用いた組立てに際し、隣接する構成材の相補的な溝の拡開横断 面を規定するその制限正01つを後方係合させ、従って、その第1の構成材によ シ、単数又は複数の溝を有する隣接構成材の隣接側面を、或いは逆に後者の構成 材により、凸段部を有する前者の構成材の隣接側面を、そnぞn作業位置に保持 することが挙げらnる。
このような措置がとらnるならば、互いに隣接する各構成材が、全体的に均等に 配列さnた状態で。
申分なく鎖状結合さnるという成果が得らnる。
本発明の別の実施例によnば1本発明による構成材を、少くとも部分的に蓄熱材 料から形成することが可能である。
構成材が、2部分から成っている場合には、少くともその下位シェルを、少くと も部分的に蓄熱材料から形成しておくと有利である。このような措置がとられて いるならば、空気調節しようとする部屋に。
或いばこの部屋から熱を供給し、或いは放出する際のエネルギー効率が高めらn ると同時に、そのプロセスの長期作用が改善さnることは明らかである。
殊に構成材におけるこの蓄熱材料が、ガス状媒体を介して供給さn、或いは放出 さnる熱エネルギーを蓄え、熱伝導以外に室内大気に対する熱放射によっても、 再び外に出て行くガス状一体、例えば排出空気を放出するからには、なおさらで ちる。
特に、部−の暖房が行わnる場合には、仮にそnが僅かなものでらっても、この 種の熱放射は、特に快適に感じられることが経験上明らかでおる。つまシ、この ような形式によれば1本発明による空気調節システムに、冷房又は暖房の機能を も発揮させることが出来るので、そのために別の装置を設置する必要がなくなる 。
本発明の有利な別の実施態様によnば、構成材もしくは少くともその上位シェル が、ガス状媒体のための媒体貯蔵室又は案内通路又は複数の案内通路を部屋側で 制限している少くともその壁範囲では1毛管状及び/又は礼状のガス状媒体用通 路を有する多孔性の材料から形成さnている。この場合、有利には、構成材もし くは少くともその上位シェルを、ガス状媒体のための媒体貯蔵室又は案内通路又 は複数の案内通路を部屋側で制限している少くともその壁範囲で1粒状の材料か ら形成することが可能°である。
特殊な使用例、つま9.一方では特別な形状及び/又は色彩の美しさ、及び/又 は贅沢な美的外観に対する要求によシ、また他方では、特別な使い易さの必要性 によシ、損傷の危険から免れることに拘束されるような使用例1例えば浴室、ロ ビー等もしくは体育館、又はそnに類する設備の床及び壁範囲での使用例におい ては、流出スロットルに、平滑で殊に研磨さnた外表面を与えておくと、特に合 目的的でちる。
本発明による空気調節システムを製作する場合には、屡々1部屋の内面における 所定の範囲にのみ。
例えば空気を供給又は排出する特性が与えらnる。
つまり1例えば暖気又は冷気が、約2mの高さを上回らないところで供給さnる ようにすること、或いは1.壁又は天井における所定の箇所1例えば絵画又は造 シ付けの戸棚の背後で、新鮮な空気の吸込みこの場合、新鮮な空気の供給もしく は産気の排出を可能ならしめようとする箇所のために、同じ構成材が用いらnう るようにするため、本発明の有利な1実施態様によれば、ガス状媒体のための媒 体貯蔵室又は案内通路又は複数の案内通路の少くとも1つシェル及び/又は下位 シェルの壁範囲におけるガス状媒°体の通過を阻止する被覆、又はライニングを 備えた構成材が提案さnている。
このような構成材によnば5本来の材料選択及び形状賦与の面で1等しい製作が 可能になることは明らかである。この場合、ガス状媒体の通流に全く適していな い部分でのみ、それも、ガス状媒体のための案内通路又は複数の案内通路の少く とも1.つを制限、即ち大抵は被覆する壁範囲に、適宜なこの通気阻止性の被覆 又はライニングが施さnる。
構成材の下に本来の閉鎖エレメントを提供することが出来ない場会、或いは、ガ ス状媒体のために設けらnた単数又は複数の適宜な案内通路、もしくは媒体貯蔵 室内における媒体の流動速度を、程度の差こそあn、絞って、本発明による空気 調節システム又はそnに類するものの内部におけるこの種のガス状媒体の比較的 長い案内区間に電凱 ガス状媒体の流れを1次のように、即ち、この流nが、全 ての構成材から均等な圧力で、供給部に近接した。或いはこnから離nた範囲内 に、流出するように案内する少くとも1つの媒体貯蔵室又は案内通路を、同種の 又は類似の又は種類の異る材料1例えば構築物、つまり床又は天井又は壁を構成 し、或いはこnを、この種の構築物に固定するために用いられるモルタルによっ て1部分的に又は完全に充填しておくと効果的である。
このようにするならば、既に該当の構築物を製作する際には1本発明による構成 材を、該構築物に後から装着する場合と同じように1本発明による構成材の組立 て中に、ガス状媒体の流動通路の長さに関して規定さnた個々の構成材流動横断 面の適宜な設計のために、極めて簡単で低コストの手段を講することが可能にな り、しかも、そのために、特別な手工業的能力を行使し、或いは付加的な材料を 使用する必要はない。
他方、その他の点では、前述した本発明てよる実施態様におけるようなガス状媒 体のだめの少くとも1つの案内通路又は媒体貯蔵室を、完全に又は部分的に充填 することを完全に同時に利用出来るこの本発明の構成に対する二者択一的な実施 例におけるように、この構成材して、ガス状媒体のための1つの媒体貯蔵室又は 案内通路内に挿入可能又は埋設可能な、且つこの室又は通路を1部分的に又は完 全に閉鎖する少くとも1つの隔壁エレメントを設けておくならば、特殊な使用例 のために柩めて効果的である。゛本発明による空気調節システムを、ガス状媒体 のだめの比較的長い供給流又は排出流通路に対して、このように整置することは 、ガス状媒体のための案内通路を、正確にモルタルで充填することが困難である 場合に有利である。
本発明によるこの実施態様は、2次構築又は改装のためにも好適であり、殊にこ のことは1本発明による次のような空気調節システム、即ち、構成材がその下位 シェルから取外し可能なカバ一部分を有していて、特に本発明による既存の空気 調節システムを、この実施態様によって空気調節しようとする部屋に関して短縮 又は延長することが適用されるようなシステムにおいては、ガス状媒体の流動通 路の長さに関する両改装措置が、その大面積の流出又は流入絞り面で生ずる流動 抵抗をも、圧力勾配として。
またこれを介して、ガス状媒体の流出量を決定するので、特に顕著である。
この場合、仮りに、ガス状媒体の流動通路内における該当の流動スロットル作用 を1例えば流動通路内にモルタルを積み重ねることによって生ぜしめるとするな らば、改装に際しては、その凝固したモルタルを1例えばバイトを用いて、機械 的に除去しなければならなくなるので1時間的及びコスト面での無駄が生ずる。
このような改装を予め留意しておく場合には、ガス状媒体のための該当の流動通 路を。
上述の挿入乃至埋設可能な隔壁エレメントによって。
完全に又は部分的に、しかも所望さnた際には、再び除去しうるように閉鎖して おくと特に有利である。
なお、完全を期するため、舷で強調しておかねばならないのは、例えば特殊な美 的効果及び特に特殊′ な音響効果を得るために、空気調節しようとする部屋の 単数又は複数の壁にも適用することの出来る本発明による構成材の格天井形式の 配置が行わnる場合には、本発明によるこの種の構成材を適宜配置することによ り、ストリップ状のモジュラ−帯材を製作することも可能であるという点である 。
更に本発明においては、冒頭に述べた従来構造の空気調節システムが設けらnた 部屋の2次装備を。
既に装着さnているガス設備、又は特に例えば空気流出装置を取り出すだめの、 一般に極めて多くの手間と費用とを要し1部屋を汚すことになる作業なしに実施 することが可能である。
この場合、本発明によnば、この種の単数又は複数の装置における流出開口部を 単数又は複数の構成材により被覆して1例えば単数又は複数の大正、積の流出開 口部により、単数又は複数の本発明による構成材の単数又は複数のガス室と共同 して形成さnる少くとも1つの媒体貯蔵室が得らnるようにし5.この媒体貯蔵 室からガス状媒体を、こnを制限し、且つ大面積の流動スロットルとして作用す る壁範囲により、著しく絞らnた流動速度で、空気調節しようとする部屋内に流 入させ、或いはこの部屋から排出させることが極めて簡単に、且つ経済的に達成 さnる。
次に添付図面に概略的に示した若干の実施例につき5本発明を説明する。
第1図は1本発明による一体の構成材を製作するために、種々異なる材料が用い らnていることを明示するべく、個々の範囲を破断して示した正面図である。
第2図は1本発明による2部分から構成さnた別の実施例としての壁の構成材を 縮尺して示した図であって、この場合、互いに隣接する複数のこの種の構成材は 断面で示さnており、この場合も、特に種種異なる材料を使用することによって 可能になる種種の実施態様を明らかにするために、原則として正面図で示さCた 上位シェルが、その中央部では複数の範囲に破断さnている。
第3図〜第10図は1本発明によるガス状媒体用の案内通路における配置形式の 種々異なる実施態様を。
第1図の矢印A方向でのより一層縮尺さnた平面図である。
第11図は1例えば床ライニングとして、互いに隣接するように敷設さnた本発 明による2つの別の実施例を示す正面図である。
第12図は、本発明による構成材の下位ンエル内におけるガス状媒体のための案 内通路の緊締フレームによって支持さnたカバ一部分を有する壁結合部内に組込 まnた構成材の別の実施態様を、第2図と同じように示した図であって、この場 合、該カバ一部分においても、種々異なる実施態様の可能性が1部分的に破断さ ′t′した複数の範囲で示されている。
第13図は、2つの隣接した本発明による構成材の互いに関連した両端部範囲の 壁結合部における配置形式を示した正面図であって、この場合、両構成材におけ る別形式のカバ一部分と、特に一種の格天井式の天井張りにも適している段付け らnた配置形式とが示さnている。
第14図は、2つの平面に配置さnたガス状媒体用の案内通路を備えた本発明に よる゛構成材の別の実施態様における端部範囲を、第13図と同じように示した 正面図である。
第15図及び第16図は1本発明による構成材の2つの別の実施例における破断 さnた部分範囲を有する隣接した2つの構成材を、第1図と同じように示した側 面図である。
全体を符号(1)で示さnた第1図による構成材は。
原則として一体に構成さnており、ガス状媒体のために、そnぞれ2つの案内通 路(3)を有している。このことは1例えば第3図〜第5図に略示さnた配置形 式においても当て嵌る。
第3図に示さnた標準部材としての本発明による構成材においては、ガス状媒体 のためのそnぞnトラフとして形成さnた案内通路(3a)乃至(3d)が、そ nぞn対を成して、互いに平行に、且つこの場合。
互いに1対ずつ交差して1次のように、即ち、鉛直方向の両案内通路(3a)  (3C)が、構成材における共通の端面内に開口するガス状媒体用の流入開口部 (6a)乃至(6C)と構成材の反対側の端面に向って開く流出方向の通流のた めに設けられた1対の案内通路(3b)及び(3d)は、案内通路(3a)及び (3c)に対して、そfぞn隣接の構成材端面内に開口する流入開口部(6b) 乃至(6d)と反対側におけるそれぞn対応する流出開従って、各構成材におけ る全ての端面には、そnぞ:A2つの案内通路・開口部(6a)(6C)又は( sa)(sd)第4図て示さnた構成材のガス状媒体用案内通路の配置形式は、 原則として、上記のものと同じではちるが、この場合、構成材における互いに向 き合った2つの端面には、開口部が設けらnていない。つまりこの場合は、単に ガス状媒体を鉛直方向で案内するため、或いは90°回転さnた配置形式におけ る水平方向のガス状媒体案内のために作用する案内通路(3a)及び(3c)が 、一方の端面におけるその流入開口部(6a)乃至(6C)及び反対側端面にお ける流出開口更に第4図においては、挿入エレメント18)を、この場合連通し たものとして示さnている両案内通路(3a)(3c)の間に挿入して、こnら の通路を互いに隔てるだめの選択的な可能性が、破線によって示さnている。勿 論、第4図による構成材を、その上方の流入部に近接した接続通路内で、同様の 挿入ニレメン) +8’lにより、又は既に構成材の製作時に一体化さ扛た中間 壁(図示せず)によって、互いに仕切ることも可能である。
第5図に縁部エレメントとして示さnた本発明による構成材の場合には、原則と して、ガス状媒体用の案内通路の配置形式が、第3図による標準エレメントの場 合と同じであるが、特にその1つの構成材端面には、案内通路の開口部が設けら nていない。
この実施例においても、第3図及び第4図による構成材と同じ配置形式により、 矢張り、鉛直方向の又は適宜回動さnた構成材において、水平方向のガス状媒体 案内のために2つの案内通路(3a)及び(3C)が設けらnている。然しこの 場合は、更に別の横方向通路(3b)及び(3d)が設けらnでいて、こnらの 横置する反対側の面には開口部が設けらnていない。
この場合も、紗枠な例示として示さfているように1本発明によるこの構成材内 で、所定の特別なガス流動を行わせるだめ(では、複数の挿入エレメント+8+ を用いることが可能であって、図には、そのうちの1つが案内通路(3C)を遮 断するように、破婦により暗示さnている。
第4図には、向き合った2つの端面(7I:ガス状媒体用の案内通路開口部の設 けらnていない構成材が示さnているのに対し、第6図には、互いに隣接する2 つの端面に開口部を備えていない構成材が示さnている。
この実施態様によnば、案内通路(3a)が、構成材の内部で案内通路(3d) 内に移行する。その他の点では、他の案内通路及びその端面側開口部に第3図〜 第5図の場合と同じ特徴が与えらnている。
第7図には1本発明による構成材の分配ニレメン・とじての実施911が示さn ている。この場合、流入開口部(6b)及び流出開口部(6b)を有する案内通 路(3b)が向き合った端面で戸通している一方、この通路からは横方向で案内 通路(3a)及び(3C)が出ている。こnらの案内通路は、互いに向き合った 構成材端面における開口部(6a)乃至(6c)を介して外に開口しており、こ の場合1通路(3C)は、そn自体外に向って開いていない流動通路(3d)を 介して、案内通路(3a)の開口部(6a)と流動接続さfている。
第8図に示さnた偏向エレメントにおいては、3つの端面に開口部が設けられて いないので、1つの開口部(6d)を有する案内通路(3a)は、案内通路(3 d)る案内通路(3C)内に偏向さnる。
この種の構成材は、例えば天井又は床内の或いは所望される場合には、1つの壁 内の空気を案内する蛇行状流動管路を製作するため効果的に用いることが可能で ある。そのためには、単にこの種の1つの構成材を同種の1つの構成材と、又は 直線状の案内機能を有するような別の複数の構成材と5例えば半寸法ずらした配 置形式で組合わせればよい。
第9図には、端部エレメントとしての本発明による構成材が示されている。この 構成材も、矢張り開口部を持たない3つの端面を有し1片側にのみ開口部(6e )を備えた2つの案内通路(3e)が、構成材本体内に袋穴状に形成されている 。この場合の開口部(6e)は、同じ端面側に位置しているか、或いは、1点鎖 線で示さnたように、互いに反対側の端面に設けておいてもよく、その場合は、 構成材の互いに向き合った2つの端面のみが、開口部を有していない。
第10図に示された本発明による構成材の実施例においては、この場合、符号( 7)で示された単に1つの中空スペースが設けらnている。この中空スペースは 、完全にガス状媒体用の案内通路として利用することが出来るが、必ずしもその ためにのみ用いられるのではなく、既に述べたように本発明による複数の構成材 から、空気調節システムを製造する過程で。
例えば空気調節しようとする部屋の壁における所定の区域に電気のコンセント、 又はスイッチもしくはそれに類するものを収容する空所を提供するためにも用い ることが可能である。こ0@合、中空スペース(7)に海棲した内実材料から成 る範囲は、ドアパネル及び窓サツシ又は造り付は戸棚もしくはそれに類するもの に接続する範囲として用いると好都合である。
第1図から明らかなように、ガス状媒体用の通路は、トラフとして構成可能であ り、この場合の案内通路は、それぞれ符号(3h)で示されている。然し第11 図に示したように、ガス状媒体用の案内通路を。
構成材+11の材料内に穿設した管路(3f)又は(3g)として形成すること も出来る。
ところで、こnらの案内通路が1本発明による構成材の材料内に穿設さnたトラ フとして、又は管路として存在しているか否かを考慮することなく、案内通路の 配置形式は1例えば第3図〜第10図に示されたようなものにすることが可能で ちる。
更に第1図には、符号QOIで示さnた構成材部分におけるこの種の構成材の固 定形式が示さnており。
この部分は、空気調節しようとする部屋に隣接し。
この部屋の1つの壁又は天井又は床とすることが出来る。
一体の構成材fl)は1例えば既に形成されている壁αα上に、その開いたトラ フ状の案内通路(3h)が、この壁αaに補液するように載着される。この場合 、該構成材filは1モルタル又はそれに類するものによって壁に固定すること が出来る。
更に、接着剤又は釘又はねじを用いた固定を行うことも可能である。釘又はねじ を用いる場合には。
構成材の適宜な箇所に穿設孔を設け、この孔に、釘又はねじを差込むようにする と合目的的である。
これに対し、第1図に示された実施例の場合には、構成材が、その端面に溝・ば ね・継手のばねエレメント■のための周方向に延びる受容溝ツを有している。
この種の溝・はね・継手は、それ自体で既に効果的である。というのは、この継 手によれば、隣接する構成材が壁αω又はそれに類するものに装着された際に、 既に自動的に方向制御さnて、これらの構成材が、部屋側で互いにその表面を整 合さnるような修正が行われる一方、同時に隣接する各構成材が、互いに相対的 に保持さnることにより、確実な面結合が達成されるからでちる。
この場合、有利には金属又はプラスチックから構成可能なばねエレメントω;は 、隣接し合う構成材の固定に寄与しなくともよい。
第1図に示さnた実施例では、特にこのばねニレメン) GO+が、同時に構成 材を壁00.・等に固定するために役立っている。つまり、このばねエレメント 1カの壁側端部は、ラグ状((折曲げらnており、例えばねじ311によシ、適 宜な形式で壁(101に固定可能であるので、ばねエレメント■の頭部を、これ に隣接又は配属された構成材における所定の溝の内に係合させることによって5 互いに隣接する構成材(1)も、壁Uαに固定されることになる。
更に第1図には、構成材の特に材料に関した種々異る可能性が示されている。こ の構成材は、その機能を発揮しうるようにするため、少くとも案内通路(3h) を、空気調節しようとする部屋に対して制限する範囲で、ガス状媒体を通流させ ねばならず1本発明の構想により、ガス状媒体のための大面積の流出スロットル として作用させうるためには、これらの通路(3h)内で媒体が案内されて、空 気調節しようとする部屋内に流入せしめられるか、或いは案内通路(3h)を介 して排出するためには、媒体がこの部屋から抽き出される。
第1図に示さnた構成材(1)の最も上部の範囲においては、この構成材が、単 にその案内通路(3h)を部屋側で制限している壁範囲でのみならず、全体的に 、多孔性の材料から形成されており、この多孔性材料は、この場合、ガス状媒体 のための毛管状及び/又は礼状の通路を有する粒状材料から成っている。符号( 4a)で示されたこの材料は、プラスチック小球体の堆積物であり、これらのプ ラスチック小球体は、高温のエアプラストによる溶接に゛よって、同じ種類のプ ラスチック小球体、もしくは粒状材料の他の成分と表面的に結合されている。
この場合の粒状材料は、有利には、1.8〜2.5 rranの粒子寸法の約8 成分と、2.5〜3.5順の粒子寸法の約12成分と、3.5〜4.5mmの粒 子寸法の約8成分と、4.5〜5.1陥の粒子寸法の約1成分とから成る粒子組 成を有している。
この種の構成材は特に軽量であり、それに応じて。
貯蔵及び搬送及び組立てに際する取扱いが、簡便かつ迅速に行われる。しかも、 このような材料構成においては、その蓄熱容量が極めて低いので1本発明。
による室内空調の慣性特性が所望されないような箇所ならば、どこにでも用いる ことが出来る。
ガス状媒体用の上位案内通路(3h)の下方に位置する第1図の中央範囲には、 別の材料構成が、符号(4b)で示さnている。この場合も、構成材(+lの全 体が。
ガス状媒体のだめの毛管状及び/又は礼状の通路を有する粒状材料から形成され ていることは明らかである。但し、この場合の材料は1球状又は水滴状の。
形状を有する材料ではなく、必要とあらば、その縁部を丸面取り加工することも 出来る不規則な砕片状構造を有する粒体である。然しこの材料(4b)も、有利 には前記の粒子混合組成を有している。
この種の材料として特に好適とされるのは、軽石砕片又は大理石砕片又はドロマ イト砕片又は板岩砕片又は石英砕片又は少くともこれらの2つの材料から成る混 合物であり、これらの砕片は、凝固され。
乾燥又は燃・暁により硬化された石灰セメント又は石膏スラッジ又は粘土スラッ ジを介して、互いに且つ/又は粒状材料の他の成分と結合さ扛ている。
この種の材料が、当然プラスチック小球体又は滴状体から製作された材料より、 著しく高い蓄熱特性を有していることは明らかである。なおこれら両材料(4a )及び(4b)を、適宜な混合比及び粒度比で互いに混合して使用することも可 能である。
例えば、特に大きな熱慣性を有する本発明による空気調節システムを製作するた め、構成材i11における特に高い蓄熱容量が所望さ扛る場合には、材料(4b )を、矢張り丸面取りさnた禄を有するスラグ砕片、特に高炉スラグ砕片から形 成するか、或いはこnを構成成分として添加することが出来る。
材料内の特に細い孔通路が必要とされる場合には。
粒状材料に、石英砂粒子及びアルミニウム粉末の混入された縁部丸面取り加工さ れた軽石砕片を含有しておくと効果的である。この場合の粒子結合は、石灰ミル クの注入と蒸気内硬化とによって達成される。
部屋の空気調節を行うに当って、単に熱エネルギーを供給又は排出することのみ ならず、室内空気のコンディショニングを、所定の相対湿度が得られるように行 うことが必要とさ扛る場合には、構成材f11に用いる粒状材料が、全てそn自 体細かい亀裂の形成された表面及び/又は表面に向って開いた孔、又は毛管を有 する構造の粒体から形成されるか、或いは該粒状材料にこの種の粒体が添加され る。
このような粒体は、有利には通気粘土及び/又は低温焼成さnた粘土の粒子とし て構成される。つま9この種の粒体は、この場合に所望さnる特性、その表面亀 裂内もしくは程度の差こそあれ、その内部にかなり深く達する孔又は毛管内に付 着する湿気を有している。この湿気は、該粒体を最通する空気内に漸次的に蒸発 し、その際に快適と感じられる冷却効果が生じ、この冷却効果を更に意図的に高 めることが望まれる場合には、この種の構成材から形成さ汎た部屋の制限面1例 えば壁が、外部からスプレー加湿さnる。
第1図による構成材の下部範囲に示さnているように、構成材は、他の気体透過 性材料1例えば多孔性及び/又は穿孔処理さnた繊維セメント、又はそれに類す るものからも形成することが可能である。
この材料(4d)を示した構成材mの範囲には、蹟碓が描出さnている。
ガス状媒体のだめの上位案内通路(3h)を部屋側に対して制限している構成材 (1)の範囲では、第1図に更に別の構成材料(4C)が示されている。
この場合、勿論部屋側から案内通路(3h)内に開口する範囲でのみ、製作技術 上意図的に小さな直径の通流通路が穿設さnており、従って、この範囲(4C) は略々ふるい状の表面構造を呈する。
この種の構成材における他の範囲は任意な別の形式で、そnも特にガスを通過さ せないように構成さnている。このような構成材は、前述した別の材料から成る 構成材に比して、流入又は流出するガス状媒体の通流を絞る作用が低い。
第11図に示さnた実施例においては、矢張り一体又はワンシートの構成材を、 左側の部分的断面に示されたように、初めに述べた材料(4a)から形成するこ とも出来るし、或いは右側の部分的断面に示されたように、前述の繊維材料又は 繊維を含む材料(4d)から形成することも可能である。その部屋から離れた側 には、構成材を壁面又は床面又は天井面に対してシールするため5例え(−1′ 合成樹脂のようなガスを通さない材料から成る被覆又はコーティングC41が施 されて因る。
更に第11図に示さnているように、構成材における一体のシェル(2)は、ガ ス状媒体のだめの単数又は複数の管状案内通路(3f)又は(3g)を有してお シ、その左側に敷設された通路(3f)は、撰円形の、また右側に敷設された通 路(3g)は1円形の横′Ifr面形状を呈している。然し、この又はこれらの 通路は1例えば多角形のような別の横断面形状を有するものとして構成すること も出来る。
更て、第11図に示されているように、この場合、支持作用を有する壁結合部に 湾続されてないばねエレメント田と、これに当接する隣接の構成材端面との間に は、ガス又は空気が、このはねエレメントωによって被われた端面内に開口する 案内通路から隣接する画構成材間の継目内に漏れ入ることを阻止するため、それ ぞれ1つのストリップ状のシールエレメント(ロ)が挿入されている。
この場合、当然のこと乍ら、案内通路の開口部横断面をカバーしている各範囲で は、ばねエレメント■に対して横方向に延びる案内通路を通過するガス状媒体の 自由流動横断面を保証するため、ばねエレメントωの下方に向う舌状片にも、シ ール条片■にも、それぞれ適宜な切欠が設けられている。
第2図には1例えば外壁aω又はそれに類するものにおける本発明による構成材 の別の配置形式が示されている。
この場合の外壁αω上には、熱絶縁材料としての適宜な緩衝体0eを収容するス ベーズを形成するため。
例えば、木製の支持条片αJ、から成るラスタが取付けられている。これらの支 持条片は、壁(lωの材料上に。
釘もしくはねじ又は接着剤、或いはその他の適宜な手段によって固定することが 出来る。
この支持条片のラスタ寸法は、シェル形構成材(2)の寸法に合わされているの で、支持条片を構成材。
又はそのシェル(2)を固定するための対応受として用いることも可能である。
この場合の固定は1図示のように、ねじ田とワッシャα9とによって行われ、ね じの頭は、ワッシャを介して、シェル(2)内の凹設部内に位置する2つの隣接 シェル(2)の抑圧面に支承される。このシェル(2)は。
壁から離れた側(部屋側)に、一般に符号(3)で示さnたガス状媒体用の複数 の案内通路を有している。
これらの案内通路(3)は、その全長に亘シ部屋側に向って開いており、従って トラフ状に形成されているので、符号(3h)をも付さnている。
これらの案内通路(3)乃至(3h)は、壁から離れたその部屋側で、それぞれ シェル(2)に配属された少くとも1枚のカバープレート(5)によって覆われ ているので、この実施例による本発明の構成材+11は、そnぞれ2つのシェル 、つまり、シェル本体(2)を形成する下位シェルαBと、カバープレート(5 )によって形成さnる上位シェルαりとから組合わされている。
こnらのカバープレート(5)は、少くともガス状媒体用のトラフ状案内通路( 3h)上に係合し、ひいては。
空気調節しようとする部屋に対して制限さnた範囲で、ガス状媒体の通流を可能 ならしめておかねばならない。
この場合のカバープレートは、中央に示さnたカバープレート(5)、又は上位 シェルuりの最上位範囲から明らかなように、既に第1図に関連して述べた一体 の構成材+11に用いる材料(4a)と同じ材料(5a)から。
同じ形式で形成することが出来る。
然し選択的に、第1図に関連して述べた材料(4a)のような構成及び材料(5 a)を用いることも可能である。更に第1図の実施例による材料(4d)に類似 した繊維材料(5a)を用いてもよい。或いは、第2図によるカバープレート( 5)又は上位シエAC13の中央破断部分に示さ扛ているように、カバープレー ト(5)又は上位シェルa3を、第1図による材料(4C)に類似のものから構 成し、又は、少くともガス状媒体用のトラフ形案内通路(3h)を覆う範囲(5 C)に壁に対し、岳直に延びる複数のガス状媒体用流動開口部を設けておくこと も出来る。
カバープレート(5)又は上位シェルt121は、第2図における中央の構成材 の例として示さnたように、接着剤層ll81により、下位シェルIllの上に 取り付けて固定されている。
然し、下位シェルαυ上における上位シェルq3の固定は、他の任意の形式で行 うことが可能であって。
例えば、そのために、適宜なねじ又は係止乃至クランプ継手を設けておくことが 可能である。
更にこの上位シェルを、壁側で下位シェルを上位シェルに固定するのと同じ固定 エレメント、例えば複数のねじαGを用いて、下位シェルに保持することも可能 である。こnらのねじは、特に上位シェルに適当な凹入部乃至切欠lFAが設け られていない場合には、その頭を外面に突出させることになる。このような固定 方式が特に薦めらnるのは1例えば第11図に示さnた構成材(1)の形式によ るガス状媒体のための管状案内通路を形成するための、例えば第2図により構成 さnた2つのシェル本体(2)を有する構成材が、トラフ状の案内通路(3h) の開口面を有する側で。
互いにサンドイッチ式に当接さnて保持さnる場合である。
この種の実施態様においては、少くとも部屋側及び壁から離nた側の上位シェル として用いらnるシェル部分(2)が、ガス状媒体を通過させる材料から構成さ nるか、或いは、少くとも案内通路を部屋側に対して制限する範囲が、そのよう に構成さnねばならないのに対し、下位シェルallとして用いられるシェル本 体(2)は、第2図に示した実施例におけるのと同じように、原則として、ガス を通さない材料から形成することが可能である。
然し、このシェル本体(2)が、矢張シガス透過性のものとして構成さnるなら ば、シェル本体の使用状態で壁に近接した側に、第11図に示さnたシール層Q 4に類似の(第2図には示さnてない。)シールカバー又はシールコーティング を施しておくと有利であり、これによって壁a〔又は熱絶縁材料αりに向う方向 でのガスの漏れが阻止さnる。
この場合、構成材il+の下位シェルfull及び/又は上位シェルσりが、蓄 熱材料から形成さnているか、或いはこの材料を含有しているか否かとは関係な く。
既に第1図及び第11図に関連して述べたように、上位シェルaZを、少くとも 局所的に、そnも特にガス状媒体用の案内通路(3h)を部屋側で制限している 壁範囲で、下位シェルσυの熱伝導率とは異なる熱伝導率を有する材料から構成 することが可能である。或いは、下位シェルαυ自体を、それぞれ異なる熱伝導 率の複数の材料から構成するか、又はその壁に近接した側に、この種の材料から 成るコーティング又はライニングを施すことが出来る。
室内大気への熱伝導を、特に効果的に改善するためには、材料の熱伝導率が1部 屋劉lで常に高くなるようにされる。つまシ、例えば第11図に示さnたような 一体構造の構成材の場合には1部屋側に位置する範囲が、その反対側の構成材範 囲に比して高い熱伝導率の材料から形成さnるか、或いは、三部分から成る構成 材の場合には、上位シェルが、下位シェルの材料に比して高い熱伝導率の材料か ら形成さn。
又は下位シェルの上位シェルに近接した範囲が、下位シェルの壁に近接した範囲 に比して高い熱伝導率の材料から形成さnるか、この種の材料から成る範囲が設 けらnる。
第2図においては、構成材の上位シェル(121における部屋側正面に固定可能 なカバーニレメン) c32が、図の最も下に位置する構成材として示さnてい る。
このカバーエレメントの目的は、原則として、本発明による空気調節システムか らのガス状媒体用出口が設けらnている箇所で、所定の目的のため、且つ/又は 所定の時間に亘り、但し有利には、一時的に、ガス状媒体が、案内通路(3)か ら又はその中に流出又は流入することを遮断する点にある。
この種のカバーエレメントは、ガス状媒体を通さない任意の材料から構成可能で あり、多くの形式で、第2図による構成材f1+の上位シェルに解離可能に固定 することが出来る。
これと同じことは、第11図による一体の構成材にも適用される。その場合は、 カバーエレメントGzが。
上位シェルにではなく、構成材を形成するシェル本体(2)そのものに固定さn て、空気調節しようとする部屋に面した側を被う。
第2図に示さnた実施例においては、カバーニレメン) G2が、不透過性の木 材プレートから形成さCている。このプレートは、支持フレーム(至)内に保持 さn、支持フレームは、上位シェルa’bの縁部測端面上に係合する弾性的なフ ィンガーエレメント(33a)を有しておシ、支持フレームひいてはカバーエレ メントG2全体が、このフィンガーエレメントによシ、構成材に緊締可能である 。
然し、カバーニレメン) G3は、他の材料からも構成可能であって1例えば特 に小さな組込み深さ寸法で設計さnる場合には、常に金属薄板又はプラスチック パネルとして構成さn、その縁部には、隣接する2つの構成材又はその上位シェ ル112!の間の溝内に係合する弾性的なフィンガーエレメントが形成されてい る。なお、その他の固定様式も可能である。
第12図による実施例では、主として第2図に示さnた下位シェル旧)に相当す るシェル本体(2)が設けられており、同時に、下位シェルCDとしても役立つ このシェル本体の例えば内壁として構成さnた壁1】αの組込み状態でこねに面 するシェル面には、多数の空洞状の穿設部(2a)が設けられている。
こ扛らの穿設部は、このシェル部分(2)が1モルタル注入に用いらnるので、 構成要素又はそのシェル部分(2)と、とnを担持する壁01との間の付着状態 を改善するのに役立つ。
この構成材も、矢張り2部分から成っているが、この場合の上位シェルは、カバ 一部分(5)によって形成さn、カバ一部分はガスの通流を阻止する要素として 、緊締フレーム(I!lにより保持さnる非自己保持式の材料を有しており、緊 締フレームは適宜な形式で下位シェルQDに、有利には解離可能に固定すること が出来る。
図示の固定形式においては、下位シェルの端面を、少くともその反対側の面で被 っている弾性的なフィンガーエレメント(19a)が用いられている。こnによ って、カバ一部分(5)を下位シェルallに緊締することが可能である。
ガスの通流を阻止する張設物上12υの材料としては。
多くのものが考えられる。例えば、穿孔処理さnた祇又はプラスチックの壁被覆 材、穿孔処理さnたベニヤ板、穿孔処理さfL特に木目形成さnた表面を有する プラスチックフォイル、及び/又はベニヤ合板、穿孔処理さnたレザー又は毛皮 、繊維織物又はそれに類する材料が挙げらnる。
更に、それ自体面状の支承部を必要とする被覆材としての材料■も使用可能であ る。その材料としては1例えば、ガラス又は繊維製の壁被覆材、穿孔処理さnた 紙、又はプラスチックの壁被覆材、ベニヤ板又はプラスチックフォイル、特に木 目形成さnた表面を有するもの、又はベニヤ合板、穿孔処理さnたレザー又は毛 皮、繊維織物又はそnに類するものが用いらnる。この場合は、緊締フレームで はなく格子状の支持フレームが使用さnる。
更に第12図によるカバ一部分(5)の最も下に位置する断面範囲に示さねてい るように、穿孔のを有するパネルOとしてのカバ一部分は、木材特にベニヤ板か ら、又は厚紙、特に木目形成さnた表面を有するプラスチック又はベニヤ合板か ら、又は有利には補強さnた繊維材料、レザー、特に大繊維を挿入さnた繊維セ メントプレート、金属又はセラミック材料又はそnに類するものから構成可能で ある。
更に第12図から明らかなように、このカバ一部分(5)は、主として弾性的な フィンガーエレメント(33a)又は(+9a) 、又はねじ[B又は接着剤a Sが用いられている第2図及び第12図に関連して既に説明した実施例ておける のとは異った形式によっても、所属の下位シェルαl)に固定することが可能で ある。
例えば下位シェルαυを形成するシェル部分(2)は。
第12図の下位範囲に示された適宜な箇所に、押ボタンを迅速解離可能に保持す る係止エレメントとして作用する凹型部のを有しており、他方カバ一部分(5) には、こnに対応する配置形式で適宜な押ボタン式凸型部■が設けられており、 この凸型部の頭部は、外観を優れたものにするため、カバ一部分(5)の切欠■ 内に埋設さnる。
更に第12図には、床シェルαlを形成する成形部(2)が示さnており、壁α υに固定さnる成形部面には。
ガスの通流をシールし、且つ有利には熱絶縁作用を有するシールライニングのが 設けらnでいる。このシールライニングは1例えば該成形部の封鎖しようとする 表面を1合成樹脂又はそnに類するもので含浸処理又はスプレー処理することに よって形成可能である。
第13図には5本発明による構成材を用いて製作可能な1例えば格天井形式の実 施例が概略的に示さnている。この実施例の場合1図示さnた2つのシェル本体 (2)は、第2図乃至第12図による該当のシェル本体(2)と同じような形式 で構成されている。
ただこの第13図による2つのシェル本体(2)は、それぞれ異った深さと、そ の端面に沿って両シェル本体間に延在する溝・ばね・継手のばねエレメントω用 の異った数の受容溝(至)とを有して゛いる。
これによって、空気調節しようとする部屋の支持作用を有する壁αυ、又は場合 によりその天井にも保持することが出来る。この場合1図から明らかなように、 下位シェルとして用いらnる上位構成材のシェル部分(2)が、矢張り下位シェ ルとして用いられる隣接の下位構成材のシェル部分(2)より僅かな深さと唯1 つの受容溝■とを有しているのに対し、下位構成材は2つの受容溝■を備えるシ ェル部分(2)を有している。
この実施例におけるばねエレメントωは、支持作用を有する壁部分αα内に組込 むように構成されており、互いに拡開する2つの壁アンカー(3Oa)を有して いる。壁アンカーの頭部は、上位構成材における単一の溝■と、下位構成材の壁 に近い外側の受容溝■との中に同時に係合するように配置さnている。
従って、隣接する画構成材を担持する壁部分LIOI(例えば部屋の天井)にお ける各構成材の有利な保持が達成さnると共に1段状の配置形式が得られるので 、壁部分Uαの面を適宜に構成すnば1本発明による構成材で形成された空気調 節システムにおいて、格天井式のレイアウトが達成さnる。
更にこの第13図に示さnた実施例においては、狭い部分(2)内の案内通路( 3)か、第12図に関連して述べたのと同じ形式で構成さnたカバニ材料■によ って被われている。この場合カバー材料は、有利には薄板から製作することの出 来る支持フレーム田土に当接し、シェル部分(2)の縁に沿って、その部屋側表 面内に形成された切欠内に低く位置せしめられ、且つ弾性的なフィンガーエレメ ント(a9a)として構成さnていて、カバーエレメントにおける所属のシェル 部分(2)を、そnぞn少くとも互いに向き合った側で被っている固定エレメン トを有している。
支持フレーム田とカバ一部分■とは1例えばこのカバ一部分■を多数の細かい穿 孔の設けられた薄板片として構成しておくことによって、互いに一体化すること も可能である。なお1個々の構成材におけるシェルエレメント(2)に対するカ バ一部分■の固定も、矢張り他の適宜な形式で行うことが出来る。
第14図に示さnた本発明による構成材の2つの変化実施例は、供給通路と排出 通路とを同時に形成するのに適したものである。この場合、第14図の上方に示 された例では、2つのシェル部分12)が1例えば第2図による実施例と相互に 用いら扛て、その閉じらnた各フロント面が互いに蟲接さ扛、他方ガス状媒体用 のトラフ形案内通路(3)における開いた各面が。
互いに反対側に位置せしめらnる。
この実施態様においては、ねじ頭を備える壁アンカー(4〔を貫通させる互いに 整合さnた穿設孔142を有する両シェルエレメント(2)が、壁又は天井+I O1の適宜な箇所に予め挿入さnfc壁アンカー+[上に嵌合さn。
壁から離れた側のシェルエレメント(2)に設けらnた切欠(451内に埋設さ れるナラ)1υにょシ、ワッシャを介して締付は固定され、壁又は天井αQに張 設さnる。
互いにサンドイッチ状に当接さnるこの2つのシェルエレメント(2)の少くと も一方が、ガスを通さない材料から構成さnているか、或いはそnぞれ他方のシ ェルエレメント(2)に当接する面にガスの通流を阻止する封鎖部を有している 場合には、第14図に示すように両シェルエレメント(2)を、直接互いに当接 させることが出来る。
然しそうでない場合、つまり1両シェルエレメント(2)の材料がガス状媒体を 通過させる物質がら成シ、封鎖部を有していない場合には、第14図に示されて いるように、熱絶縁層としても構成さnうる遮断作用のある中間層5nが介在せ しめらnている。
第14図の下部分に示された構成材は、前記実施例に相当するものであるが、一 体に構成さnておシ、この場合有利には1反対側の外面にガス状媒体用の案内通 路(3)を有するこのシェル部分(2)が、完全にガス不透過性の材料から製作 さnるか、或いはこの案内通路(3)を含む全ての表面範囲に亘り、適宜な封鎖 措置がとらnる。
第14図に部屋側の案内通路(3)を被い、空気調節しようとする部屋に対して 制限されている範囲に細かい穿孔を有する金属プレートを例として示さnている ように、上記のいずnの場合にも、空調用空気又は他のガス状媒体のための面積 の大きい流出スロットル又は流入スロットルを形成するカバ一部分(5)が設け らnている。
部屋側のシェル部分(2)もしくは一体のシェル部分(2)の部屋側の範囲にお けるカバ一部分(5)の固定形式は、任意に適宜なものを選ぶことが出来るので 、鼓では図示さnてない。
更に、第14図の上部に示された2部分から成る壁付近のシェル部分(2)が、 部屋側のシェル部分(2)と同じように1両シェル部分に同じエレメントを用い うるようにし、ひいては1本発明による空気調節システムの全体的な製作を一層 合理化するため、切欠(431を有していることも図示さnていない。
更にこの実施例では、第14図の下部に示された一体のシェルエレメント(2) も、当然のこと乍ら、適宜な穿設部(43内に係合する壁アンカー又はその他の 適宜な手段によシ、同じような形式で壁又は天井l]O1に固定することが出来 る。
第15図には、隣接する2つの構成材を、そnぞれ相互に錠止することによって 行う構成材固定様式が示されている。
この場合、空気調節しようとする部屋に隣接する構築物、例えば壁oO1におけ る支承作用のある基礎部を形成する部分には1例えば釘止めのような公知の適宜 な形式で、この部分に固定さnる小幅板C151又は条片、もしくはそnに類す るものから成る(但し必ずしも木材から成るものでなくともよい)ラスターが固 定さ往、これらの小幅板は、この場合、もちろん単に例として一体構造で示さn たガス状媒体のための案内通路(3)を有する構成材(1)の支持架構を形成す る。
この図には、2つの隣接する構成材(1)を、どのようにして相互保持するかと いう形式を明らかにするために、高い位置を占める構成材(11の下位端面範囲 と、低い位置を占める構成材(])の上位端面範囲とが示さnている。この場合 5両構成材の接続範囲は。
構成材(1)を固定する作業位置では、ライニングが存在していないので、こn を取り除いた状態で示さ才tでいる。
特に鼓で強調すべき点は、高い位置を占める構成材(1)の上位端面範囲が、低 い位置を占める構成材(1)の上位端面範囲で、2次的(て規定さnるのと同じ 構成を有しており、逆に低い位置を占める構成材(1)の下位端面範囲は、高い 位置を占める構成材(1)の下位満面範囲で後から規定さnるのと同じ形式で構 成さnていることである。
高い位置を占める構成材+11における図示された下位の端面範囲は、1つの溝 G14)を有しておシ、低い位置を占める構成材(1)における上向きの端面か ら離反する方向で延びる凸段部(451が、この溝(器内に係合する。
ガス状媒体のだめの図示さnた縁部側の案内通路(3)における上位の制限面範 囲では、低い位置を占める構成材(1)が切欠(481を有しており、その壁側 の自由側面は、保持舌状片6υによって被われ、金属又はプラスチック又は他の 適宜な材料から成るL字成形材の一部として形成さnているこの保持舌状片は、 凸段部(ロ)の上向き端面を、例えば低い位置を占める構成材illの材料内に 挿入さn、保持舌状片611の材料から曲げ加工さnた舌片状の固定ニレメン)  (szb)によシ、低い位置を占める構成材(りに固定している。
小惺板6りの下向@端面には、単にそのうちの1つが示さ扛ている複数のねじt 161又は他の固定エレメントによって、フック状又はL字形の支承エレメント ら■が1次のような形式で、即ち、その自由突出部が小幅板田;の自由表面にお ける下部範囲に係合するように; こnに対し距離をおいて上方に突出する形式 で固定さnている。
従って、支承エレメント6αにおけるこの突出部と小幅板田におけるこの自由表 面との間には、受容スリットが形成さn、低い位置を占める構成材(1)が、上 方から懸架さnて、この保持舌状片011が、該構成材の切欠器内に係合する支 承エレメント鏝における上方への突出部に後方から係合し、その保合面6zで突 出部に当接した際には、この受容スリット内に保持舌状片C11lが保合可能に なる。
従って、この構成材(1)の上部範囲は壁UCaに保持さn、他方、その下部範 囲は、高い位置を占める構成材illにおける図示の下部範°囲と同じように、 低い位置を占める構成材+11における上向きの端面上にのみ載着する。
この場合に相互錠止を達成するため、保持舌状片6Bを形成するL字成形材は、 低い位置を占める構成材fl)に固定されるのではなく、選択的な実施例として 示さnたように、保持舌状片5Bの材料自体から折曲げらnで突出された舌片状 の固定エレメント(51a)により、高い位置を占める構成材t11に固定され ている。
その結果として得られる利点は、前述の形式で構成された低い位置を占める第1 の構成材(1)の下位端面範囲、つまシ、既述形式で装着さnた保持舌状片!3 9を有する範囲は、支承ニレメン) 5Gに後方から係合するようにこれを懸架 し、該構成材の上位端面範囲は小幅板印に柔かく圧着され1次いで、その固有の 下位端面と同時に、低い位置を占める構成材fi+の上位端面範囲をも低い位置 を占める構成材fi1の凸段部(4りと溝GI41との係合によシ壁flGK固 定し、且つ確保するためには、単に図示の高い位置を占める構成材(11の保持 舌状片5Bを、上方から図示の支承エレメント艶に後方から係合させて、その中 に懸架しさえすればよいところにある。
更にこの実施例における付加的な利点として、全ての構成材を、いつでも、簡便 かつ迅速に、壁αυから電外しうることが挙げらnる。
第16図に示さnた実施例においても、2つの隣接する構成材(1)を、上述し たのと同じように相互錠止することが出来る。
この実施例でも、支承エレメント6旬は、既に第15図の実施例に関連して述べ たような形式で、単数又は複数のねじ(161により、絶縁材料α3で部屋側を 被覆さnた壁(1(Iによって支持される小幅板格子の小幅板(至)に1次のよ うな形式で、即ち当該構成材が上方から支承ニレメン)(iαの突出部上に懸架 された際に。
この支承エレメントの上向きの突出部が、低い位置内通路(3)の上向き制限面 を補強する金属又はプラスチック又はその他の適宜な材料から成るサイドプレー ト(至)に設けらnた係合スリツ) 54)を貫通して、該構成材(1)の材料 内に形成さn、保合スリット64の後方に位置せしめられた袋穴状の切欠器内に 係合するような形式で、固定さnている。
この低い位置を占める構成材fl)は、上方に突出している端面から離反する方 向に突出する凸段部(4nを有しており、図示の実施例の場合には、この凸段部 41Dが、上方もしぐはその自由端部に向って収斂する鋸歯状の三角形形状を呈 している。
更に、図示さnたように、別体ではあるが1例えば接着さnた木片(又はプラス チック成形片)として構成することが出来る。他の任意の横断面形状のものとし て構成することも出来るこの凸段部(471によnば、壁面又は床面又は天井面 に対する1つの壁側傾斜面、もしくは1つの平行面のみが存在している限シにお いて、低い位置を占める構成材が、高い位置を占める構成材(1)(ておける下 司きの隣接面に設けらnた相補的な溝(46)内に係合せしめらn、且つこの構 成材が、上方から下位の構成材(1)Kおける凸設部1471上にセットさnた 後に、この構成材を、壁表面又は床表面又は天井表面に対し、横方向での持ち上 げを阻止する該作業位置での錠上部内に保持することが出来る。
このような実施態様においても、本発明による複数の構成材(1)に対する壁、 もしくはそれに類するものの被覆の結合部は、極めて単純なものでらシ、必要と さnる場合には、簡便かつ迅速に、しかも構成材の再使用性を損うことなく、容 易に解離することが可能である。
本発明による構成材を介して、流出又は流入さnるガス状媒体の圧力を、空気調 節しようとする部屋の床、又は壁又は天井に配属さnた流動通路の長さに亘って 均等なものにするためには、そnぞn、異ったガス通流能力乃至流動抵抗を有し 、そn自体。
該流動通路の長さに亘って延びる互いに異った構成材を用いることが出来る。
然し1本発明による全ての空気調節システムにおけるのと同じように、構成材の 製作、貯蔵及び組立てを合理化するためには、ガス状媒体の流動通路の全長に亘 って、同じ構造の構成材を使用し、場合により、必要とさnる流動抵抗の制御を 、この流動通路内K又は流動通路を形成する案内通路131又は(3a)又は( 3b)又は(3C)又は(3d)又は(3e)又は(3f)又は(3g)又は( 3h)内に挿入し、且つ固定することの出来る隔壁エレメントによって行うこと が望ましいっ符号(9)で示さnるこnらの隔壁エレメントは、第1図において は、流動抵抗の異った3つの制御方式に応じて3つの異った寸法を有するものと して、そnぞn符号(9a)(9b)(9c)で示さnている。有利ニハ。
構成材(1)と同じ材料から製作さ扛ガスを通さないコーティング、又はライニ ングを施しておくことも出来るこの隔壁エレメントは、第1図に示さnたように 構成材(1)の案内通路(3h)内に差込まn、この通路における横断面の一部 でのみ1因子面に対する垂直方向での妨げられない通流を可能ならしめる。
第1図に示された隔壁ニレメン) (9C)を挿入した場合のこの自由流動横断 面は、比較的大きく、隔壁エレメントが挿入されない場合には勿論最大となり。
隔壁ニレメン1−(9a)を挿入した場合には、阻止さnないガス流のための全 流動横断面が閉じらnるので。
ガス状媒体は、構成材(1)における周辺の孔によって形成さnた大面積の流動 スロットルを通らねばならなくなる。従って、この場合、簡単で安価な手段によ り、ガス状媒体の流動抵抗を、合目的的に制御しうることば明らかである。
更に第1図に示さnているように、構成材(11はその材料選択如何に左右され ることなく1部屋側の表面に厚紙、又はプラスチック材料から成る全面被覆式の コーティング661を装着することが出来る。
こnと同じことは、第2図の実施例にも当て嵌まる。この図に示さnているよう に゛、2部分から成る構成材における上位シェル11zの部屋側表面は、厚紙又 はプラスチック材料で被覆しておくことが出来る。
例えば第2図の実施例では、上位シェルa’bの部屋から離nた側の表面にも、 同じ形式の被覆処理を施すことが可能であるが、これは図示さnてない。然しい ずnにしても、厚紙又はプラスチック材料による被覆部には、少くともガス状媒 体を通過させるために設けらnた単数又は複数の範囲で、ガス状媒体の妨げらn ることのない通流を可能ならしめるべく穿孔部が設けらnている。
本発明によるこの被覆処理が行わnるならば、本発明による該当の構成材又はシ ェル部分の貯蔵、搬送又は取扱い中における部屋側表面の損傷が、申分なく回避 さnる一方、平滑な外表面が得らn、従って保色又は壁紙等の装着にとって、極 めて有利な状況が得らnる。
更に、穿孔の寸法及び配列を種々異るものにすることによって、大面積の流動ス ロットルにおける流動抵抗を、効果的に制御することが可能になり、しかもその 場合、流動抵抗を、そnぞn異ったものにするため、構成材をその担持部分で変 える必要はない。
本発明による構成材は、幾つかの有利な実施例として図示されているが、その実 施例にのみ限定さnることはなり、轟業者にとっては、多くの可能性が存在して いることが明らかであり、この構成材は。
各特徴の種々異った組合わせ、又は同等の手段の交換により、その都度の構造上 、材料及び製造上並びに経済的な要求により、又は個々の使用例におけるその都 度の必要条件に申分なく適合させることが可能であり、そのために本発明の枠を 逸脱することはない。
手続ネ市 正 書(方式) 昭和61年2月3日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)特に住宅又は会社、学校、ホテル、会議場、又は展示ホール、劇場、映画 館、病院、研究所、倉庫、又は刑務所、体育館、水泳プール施設、もしくはそれ に類する建造物の仕事部屋、居間又はラウンジ等の空気調節を行うための方法に おいて、予め定められた特性を有するガス状の媒体、有利には所定の温度又は相 対湿度を有する新鮮な空気を、空気調節しようとする部屋に、少くともこの部屋 の床又は少くとも1つの壁又は天井に形成され、且つガス状の媒体を通過させる 大面積の流出スロツトルにより制限された少くとも1つの媒体貯蔵室から供給し 、或いは空気調節しようとする部屋から空気を抽き出すことを特徴とする方法。 (2)空気調節しようとする部屋の床又は少くとも1つの壁、又は天井内の部分 に形成された少くとも1本の通路内におけるガス状媒体の流れを維持し、更にこ のガス状媒体を、単数又は複数の上記通路と連通し、且つガス状媒体を通過させ る大面積の流出スロツトルとして作用するそれぞれ少くとも1つの壁範囲を介し て、空気調節しようとする部屋に供給し、或いは、この部屋から抽き出すことを 特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。 (3)部屋の床、又は少くとも1つの壁、又は天井における少くとも1つの主要 範囲を介して、大きな面に亘り、ガス状媒体を空気調節しようとする部屋に供給 し、或いは、この部屋から抽き出すことを特徴とする請求の範囲第1項又は第2 項に記載の方法。 (4)部屋の床、又は少くとも1つの壁又は天井の部屋側範囲における多孔性材 料を介して、ガス状媒体を、空気調節しようとする部屋に供給し、或いは、この 部屋から抽き出すことを特徴とする請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに 記載の方法。 (5)ガス状媒体を、その本来の流動方向に対して横方向に、空気調節しようと する部屋に供給し、或いは、この部屋から抽き出すことを特徴とする請求の範囲 第1項ないし第4項のいずれかに記載の方法。 (6)ガス状媒体を、部屋に配属されたその流動通路の長さに亘つて、実質的に 等しい圧力で、空気調節しようとする部屋に供給し、或いは、この部屋から抽き 出すことを特徴とする請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載の方法。 (7)特に請求の範囲第1項ないし第6項のいずれかに記載の方法を実施するた めに用いられ、特に住宅又は会社、学校、ホテル、会議場又は展示ホール、劇場 、映画館、病院、研究所、倉庫及び/又は刑務所、体育館、水泳プール施設もし くはそれに類する建造物における空気調節しようとする仕事部屋、居間、又はラ ウンジ等の床、天井又は壁を構築し、或いは被覆するための構成材において、部 屋に供給しようとする或いは部屋から抽き出そうとする予め定められた特性のガ ス状媒体、有利には所定の温度、又は相対湿度を有する新鮮な空気を通過させる 大面積の流出スロツトル(4)又は(5)により構成材(1)に隣接する部屋か ら仕切られている媒体貯蔵室が設けられていることを特徴とする構成材。 (8)媒体貯蔵室が、ガス状媒体のための少くとも1本の案内通路(3)(3a )(3b)(3c)(3d)(3e)(3f)(3g)又は(3h)によつて形 成され、大面積の流出スロツトルが、これを少くとも部屋側で制限し、且つガス 状媒体を通過させる壁(4)又は(5)によつて形成されていることを特徴とす る請求の範囲第7項に記載の構成材。 (9)ガス状媒体のための少くとも1本の案内通路(3)(3a)(3b)(3 c)(3d)又は(3e)を有しており、この通路が、ガス状媒体のための少く とも1本の別の案内通路(3)(3a)(3b)(3c)(3d)又は(3e) とは異つた平面に配置されていることを特徴とする請求の範囲第8項に記載の構 成材。 (10)ガス状媒体のための案内通路(3)、又は少くとも1本の案内通路(3 e)が、ガス状媒体流のための単に1つの供給通路(6e)、又は単に1つの排 出開口部(6e)を有する袋穴として構成されていることを特徴とする請求の範 囲第8項又は第9項に記載の構成材。 (11)ガス状媒体のための案内通路(3)又は少くとも1つの案内通路(3a )(3b)(3c)(3d)が、構成材(1)の互いに向き合つた各端面に向つ て開く開口部(6a)(6a)(6b)(6b)(6c)(6c)(6d)(6 d)を有していることを特徴とする請求の範囲第8項ないし第10項のいずれか に記載の構成材。 (12)ガス状媒体のための案内通路(3)又は少くとも1つの案内通路(3a )(3b)(3c)(3d)が、構成材(1)の互いに隣接し合う端面に向つて 開く開口部(6a)(6d)(6b)(6a′)(6c′)(6b′)(6d′ )(6c)を有していることを特徴とする請求の範囲第8項たいし第11項のい ずれかに記載の構成材。 (13)構成材端面の1つには、ガス状媒体のための案内通路(3)における各 開口部(6a)(6a′)(6b)(6b′)(6c)(6c′)(6d)(6 d′)(6e)(6e′)が設けられていないことを特徴とする請求の範囲第7 項ないし第12項のいずれかに記載の構成材(第5図)。 (14)互いに向き合つて位置する2つの構成材の端面には、ガス状媒体のため の案内通路(1)における各開口部(6a)(6a′)(6b)(6b′)(6 c)(6c′)(6d)(6d′)(6e)(6e′)が設けられていないこと を特徴とする請求の範囲第7項ないし第12項のいずれかに記載の構成材(第4 図)。 (15)互いに隣接し合う2つの構成材端面には、ガス状媒体のための案内通路 (3)における各開口部(6a)(6a′)(6b)(6b′)(6c)(6c ′)(6d)(6d′)(6e)(6e′)が設けられていないことを特徴とす る請求の範囲第7項ないし第12項のいずれかに記載の構成材(第6図)。 (16)3つの構成材端面には、ガス状媒体のための案内通路(3)にわける各 開口部(6a)(6a′)(6b)(6b′)(6c)(6c′)(6d)(6 d′)(6e)(6e′)が設けられていないことを特徴とする請求の範囲第7 項ないし第15項のいずれかに記載の構成材(第8図)。 (17)構成材が一体に構成されており、ガス状媒体のための媒体貯蔵室又は案 内通路(3)又は複数の案内通路(3a)(3b)(3c)(3d)(3e)が 、単数又は複数のパイプ(3f)又は(3g)として構成されていることを特徴 とする請求の範囲第7項ないし第15項のいずれかに記載の構成材(第11図) 。 (18)構成材が一体に構成されており、ガス状媒体のための媒体貯蔵室又は案 内通路(3)又は複数の案内通路(3a)(3b)(3c)(3d)(3e)が 、単数又は複数のトラフ(3h)として構成されており、この単数又は複数のト ラフが、構成材(1)の組込み状態において、該構成材を担持する建造物部分、 つまり、その床又は天井又は壁によつてカバーされることを特徴とする請求の範 囲第7項ないし第16項のいずれかに記載の構成材(第1図)。 (19)構成材が、下位シエル(11)と上位シエル(12)との2部分から構 成されており、ガス状媒体のための媒体貯蔵室又は案内通路(3)又は複数の案 内通路(3a)(3b)(3c)(3d)(3e)が、単数又は複数のトラフ( 3h)として、下位シエル(11)又は上位シエル(12)内に構成されており 、この単数又は複数のトラフが、それぞれ他方のシエル(12)又は(11)に よつてカバーされることを特徴とする請求の範囲第7項ないし第16項のいずれ かに記載の構成材(第2図)。 (20)構成材が、トラフ(3h)として形成され構成材(1)の組込み状態で 、部屋側に向つて開かれているガス状媒体のための少くとも1本の案内通路(3 )を有する下部シエル(11)と、ガス状媒体を通過させる略々プレート状のカ バー部分(5)との2部分から構成されており、このカバー部分が、下部シエル (11)内における単数、又は複数のトラフ(3h)をカバーするように下部シ エル(11)に固定可能であることを特徴とする請求の範囲第7項ないし第16 項のいずれかに記載の構成材(第2図)。 (21)カバー部分(5)が、複数の穿孔(22)を有する木製のパネル(23 )、特にベニヤ板、厚紙、特に木目形成された表面を有するプラスチツク、又は ベニヤ合板、フオームプラスチツク、有利には補強された繊維材料、レザー、特 に、引張り加工された大繊維の挿入されたフアイバーセメントプレート、金属又 はセラミツク材料、もしくはそれに類するものから構成されていることを特徴と する請求の範囲第20項に記載の構成材(第12図)。 (22)張設部材(21)を有する緊締フレーム(19)としてのカバー部分( 5)が、穿孔処理された紙、又はプラスチツクの壁被覆材、特に木目形成された 表面を有するベニヤ板、又はプラスチツクフオイル、又はベニヤ合板、穿孔処理 されたレザー又は毛皮、フオームプラスチツク、天然又は合成のフリース材料、 繊維織物、又はそれに類するものから構成されていることを特徴とする請求の範 囲第20項に記載の構成材(第12図)。 (23)被覆材(20)用の支持フレーム(19)又は(39)としてのカバー 部分(5)が、ガス状媒体を通過させる壁被覆材、例えば、草又は繊維製の壁被 覆材、穿孔処理された紙、又はプラスチツク製の壁被覆材、特に木目形成された 表面を有するベニヤ板、又はプラスチツクフオイル、又はベニヤ合板、フオーム プラスチツク、天然又は合成のフリース材料、穿孔処理されたレザー又は毛皮、 繊維織物又はそれに類するものから格子状に構成されていることを特徴とする請 求の範囲第20項に記載の構成材(第12図及び第13図)。 (24)カバー部分(5)が、例えば下位シエル(11)の部屋側正面に向つて 開く袋穴(27)内に係合する押ボタン(28)、又は係止部材もしくはそれに 類するものによつて、下位シエル(11)の部屋側正面に固定可能であることを 特徴とする請求の範囲第20項ないし第23項のいずれかに記載の構成材。 (25)カバー部分(5)が、下位シエル(11)の互いに向き合つて位置する 少くとも2つの端面を、少くとも部分的に取り囲む固定エレメント(例えば(1 9a)又は(39a))によつて、下位シエル(11)に固定可能であることを 特徴とする請求の範囲第20項ないし第23項のいずれかに記載の構成材。 (26)カバー部分(5)の固定エレメントが、かすがい又は鉤爪、もしくはそ れに類するものとして構成されていることを特徴とする請求の範囲第25項に記 載の構成材。 (27)カバー部分(5)の固定エレメントが、下位シエル(11)における端 面に、これを越えて係合する弾性的なフインガーエレメント(19a)又は(3 9a)、もしくはそれに類するものとして構成されていることを特徴とする請求 の範囲第25項に記載の構成材。 (28)カバー部分(5)の固定エレメントが、下位シエル(11)における端 面に対し傾斜して延びるカバー部分の折曲げ部、又は突出部(例えば(19a) 又は(39a))として構成されていることを特徴とする請求の範囲第27項に 記載の構成材。 (29)構成材の端面、もしくは構成材の下位シエル(11)、又は上位シエル (12)に6ける端面内に延在していて、構成材(1)を、単数又は複数の別の 構成材(1)に対して整列させ、又は構成材を固定し、又は空気調節しようとす る部屋の床又は1つの壁又は天井又は単数又は複数の別の構成材における囲繞部 に対するその固定を確保するための溝・ばね・継手(29)(30)のばねエレ メント(30)を受容する少くとも1つの溝(29)が設けられていることを特 徴とする請求の範囲第7項ないし第28項のいずれかに記載の構成材。 (30)構成材の少くとも1つの端面、もしくは構成材の下位シエル(11)、 又は上位シエル(12)における少くとも1つの端面に、少くとも1つの溝(4 4)又は(46)が設けられていることを特徴とする請求の範囲第7項ないし第 29項のいずれかに記載の構成材。 (31)構成材の少くとも1つの端面、もしくは構成材の下位シエル(11)、 又は上位シエル(12)における少くとも1つの端面に、この端面と向き合つて 位置する端面に、少くとも1つの溝(44)又は(46)が、それぞれ設けられ ている実施態様の場合、該当する単数又は複数の溝(44)又は(46)に対し て相補的な凸設部(45)又は(47)が、それぞれ形成されており、この凸設 部を用いることにより、単数又は複数の別の構成材(1)に対して整列可能であ り、又は単数又は複数の別の構成材、もしくは空気調節しようとする部屋の床、 又は1つの壁又は天井又は単数又は複数の別の構成材に固定可能であり、又は確 保可能であることを特徴とする請求の範囲第7項ないし第30項のいずれかに記 載の構成材。 (32)溝(46)が、構成材の端面もしくは構成材の下位シエル(11)、又 は上位シエル(12)における端面から離反する方向で収斂している三角形、又 は台形の横断面を有していることを特徴とする請求の範囲第30項又は第31項 に記載の構成材。 (33)ガス状媒体のための構成材縁部側に位置する1つの媒体貯蔵室、もしく は案内通路(3)(3a)(3b)(3c)(3d)(3e)(3f)(3g) (3h)を制限している少くとも1つの内面に、構成材を、単数又は複数の別の 構成材(1)に対して整列させ、又は構成材を固定し、又は空気調節しようとす る部屋の床、又は1つの壁又は天井、又は単数又は複数の別の構成材の囲繞部に 対するその固定を確保するための床又は壁又は天井に固定されたフツク状又はL 字形の支承エレメント(50)を受容する切欠(48)又は(49)が設けられ ていることを特徴とする請求の範囲第7項ないし第32項のいずれかに記載の構 成材。 (34)切欠(49)が、フツク状又はL字形の支承エレメント(50)のため の係合スリツト(54)又は係合面(52)を有する金属又はプラスチツクのサ イドプレート(53)により、補強されていることを特徴とする請求の範囲第3 3項に記載の構成材。 (35)構成材の少くとも1つの端面、もしくは構成材の下位シエル(11)に おける少くとも1つの端面のところで、床又は壁又は天井に近接した外表面によ り、構成材(1)又はその下位シエル(11)の床又は壁又は天井に近接した表 面に対して整列された状態で、単数又は複数の端面を越えて延びる金属又はプラ スチツク製の保持舌状片(51)によつて補強されており、構成材(1)又はそ の下位シエル(11)におけるこのようにして補強された側面が、この保持舌状 片を介して、床又は壁又は天井に固定されたフツク状、又はL字形の支承エレメ ント(50)の後方係合により、単数又は複数の別の構成材(1)に対して整列 され、又は空気調節しようとする部屋の床又は1つの壁又は天井に固定され、又 は確保されていることを特徴とする請求の範囲第7項ないし第34項のいずれか に記載の構成材。 (36)カバー部分(5)が、ばねエレメント(30)を用いることによつて、 隣接する両構成材(1)の各下位シエル(11)間に生ずる継目内に係合する固 定エレメント(例えば(19a))を介して、それぞれ所属の下位シエル(11 )に固定可能であることを特徴とする請求の範囲第29項ないし第35項のいず れかに記載の構成材。 (37)カバー部分(5)の固定エレメントが、構成材に配属された下位シエル (11)における所属の端面に対して傾斜した状態で延びる構成材の折曲げ部又 は突出部(例えば(19a))として構成されていることを特徴とする請求の範 囲第36項に記載の構成材。 (38)少くとも部分的に蓄熱材料から形成されていることを特徴とする請求の 範囲第7項ないし第37項のいずれかに記載の構成材。 (39)少くともその下位シエル(11)が、少くとも部分的に蓄熱材料から形 成されていることを特徴とする請求の範囲第38項に記載の2部分から成る構成 材。 (40)構成材もしくは少くともその上位シエル(12)が、ガス状媒体のため の媒体貯蔵室又は案内通路(3)又は複数の案内通路(3a)(3b)(3c) (3d)(3e)(3f)(3g)(3h)を部屋側で制限している少くともそ の壁範囲では、毛管状又は孔状のガス状媒体用通路を有する多孔性の材料(4a )(4b)(4c)(4d)から形成されていることを特徴とする請求の範囲第 7項ないし第39項のいずれかに記載の構成材。 (41)構成材もしくは少くともその上位シエル(12)が、ガス状媒体のため の媒体貯蔵室又は案内通路(3)又は複数の案内通路(3a)(3b)(3c) (3d)(3e)(3f)(3g)(3h)を部屋側で制限している少くともそ の壁範囲では、粒状の材料(4a)又は(4b)から形成されていることを特徴 とする請求の範囲第7項ないし第40項のいずれかに記載の構成材。 (42)粒状材料から形成された構成材(1)、又はその上位シエル又は下位シ エル((12)乃至(11))の範囲が、1.8〜2.5mmの粒子寸法の約8 成分と、2.5〜3.5mmの粒子寸法の約12成分と、3.5〜4.5mmの 粒子寸法の約8〜9成分と、4.5〜5.1mmの粒子寸法の約1成分とを有す る粒子混合物から構成されていることを特徴とする請求の範囲第41項に記載の 構成材。 (43)粒状材料から形成された構成材(1)又はその上位シエル、又は下位シ エル(12)(11)の範囲が、略々球状又は水滴状に構成された粒子の混合物 (4a)を有していることを特徴とする請求の範囲第41項又は第42項に記載 の構成材。 (44)粒状材料から形成された構成材(1)又はその上位シエル、又は下位シ エル(12)(11)の範囲が、角のある構造、有利には破砕又は粉砕構造を有 する粒子の混合物(4b)を有していることを特徴とする請求の範囲第41項な いし第43項のいずれかに記載の構成材。 (45)粒状材料から形成された構成材(1)又はその上位シエル、又は下位シ エル(12)(11)の範囲が、有利には、約2〜5mmの直径のプラスチツク 小球体を有しており、これらのプラスチツク小球体が、加熱空気のプラストによ る溶接によつて、又は溶剤をガス状材料内に通流させることによつて、同種のプ ラスチツク小球体、もしくは粒状材料の他の構成要素と表面的に結合されている ことを特徴とする請求の範囲第41項ないし第44項のいずれかに記載の構成材 。 (46)粒状材料から形成された構成材(1)、又はその上位シエル又は下位シ エル(12)(11)の範囲が、有利には、その縁を丸面取り加工された軽石砕 片、又は大理石砕片又はドロマイト砕片、又は板岩砕片又は石英砕片又は少くと もこれらの2つの材料から成る混合物を有しており、これらの粒子が、凝固され 、乾燥又は燃焼により硬化された石灰セメント、又は石膏、或いは粘土のスラツ ジを介して、互いに、又は粒状材料の他の構成要素と結合されていることを特徴 とする請求の範囲第41項ないし第45項のいずれかに記載の構成材。 (47)粒状材料から形成された構成材(1)、又はその上位シエル又は下位シ エル(12)(11)の範囲が、有利には、その縁を丸面取り加工され、且つ石 英砂粒子とアルミニウム粉末とを混入された軽石砕片を有しており、この場合の 粒子結合が、注入された石灰ミルクと蒸気内硬化処理とによつて達成されている ことを特徴とする請求の範囲第41項ないし第45項のいずれかに記載の構成材 。 (48)粒状材料から形成された構成材(1)又はその上位シエル、又は下位シ エル(12)(11)の範囲が、有利にはその縁を丸面取り加工されたスラグ砕 片、特に高炉スラグ砕片を有していることを特徴とする請求の範囲第41項ない し第47項のいずれかに記載の構成材。 (49)粒状材料から形成された構成材(1)又はその上位シエル又は下位シエ ル(12)(11)の範囲が、それ自体細い亀裂の形成された表面、又は表面に 向つて開いた孔、又は毛管を有する材料構造を呈していることを特徴とする請求 の範囲第41項ないし第48項のいずれかに記載の構成材。 (50)粒状材料から形成された構成材(1)又はその上位シエル、又は下位シ エル(12)(11)の範囲が、通気粘土又は低温焼成された粘土から成る粒子 を有していることを特徴とする請求の範囲第49項に記載の構成材。 (51)流出スロツトル(4)(5)が、平滑加工され、有利には研磨された外 表面を有していることを特徴とずる請求の範囲第7項ないし第50項のいずれか に記載の構成材。 (52)少くともガス状媒体のための媒体貯蔵室又は案内通路(3)、又は複数 の案内通路(3a)(3b)(3c)(3d)(3e)(3f)(3g)(3h )を、部屋側で制限していない構成材(1)、又はその上位シエル又は下位シエ ル(12)(11)の蓄熱材料から成る壁範囲に、部屋側の被覆又はライニング が施されていることを特徴とする請求の範囲第7項ないし第51項のいずれかに 記載の構成材。 (53)部屋に近接した構成材側面における有利にはガス状媒体のための媒体貯 蔵室、又は案内通路(3)又は複数の案内通路(3a)(3b)(3c)(3d )(3e)(3f)(3g)(3h)を部屋側で制限している壁範囲が、少くと も局所的に、部屋から離れた側に比して、大きな熱伝導率を有する材料から形成 されていることを特徴とする請求の範囲第7項ないし第52項のいずれかに記載 の構成材。 (54)構成材の上位シエル(12)における、有利にはガス状媒体のための媒 体貯蔵室又は案内通路(3)、又は複数の案内通路(3a)(3b)(3c)( 3d)(3e)(3f)(3g)(3h)を部屋側で制限している壁範囲が、少 くとも局所的に、下位シエル(11)の材料に比して高い熱伝導率を有する材料 から形成されていることを特徴とする請求の範囲第53項に記載の構成材。 (55)構成材の部屋側表面、もしくは構成材の上位シエル(12)における少 くともその部屋側表面に、この表面を全面的にカバーする厚紙又はプラスチツク 材料によるコーテイング(56)が施されており、このコーテイングが、少くと もガス状媒体を通過させるために設けられた単数又は複数の範囲に、穿孔(22 )を有していることを特徴とする請求の範囲第7項ないし第54項のいずれかに 記載の構成材。 (56)請求の範囲第7項ないし第55項のいずれかに記載の構成材であつて、 その全体が、完全にガス状媒体を通過させる材料から形成されているか、或いは 、そのような下位シエル、又は上位シエルを有している形式のものにおいて、ガ ス状媒体の通過を阻止する被覆(24)、又はライニング(25)が、もしくは ガス状媒体のための媒体貯蔵室乃至案内通路(3)、又は複数の案内通路(3a )(3b)(3c)(3d)(3e)(3f)(3g)(3h)を部屋側で制限 していない構成材(1)、もしくはその上位シエル、又は下位シエル(12)又 は(11)の壁範囲が設けられていることを特徴とする構成材。 (57)ガス状媒体のための媒体貯蔵室又は案内通路(3)、複数の案内通路( 3a)(3b)(3c)(3d)(3e)(3f)(3g)(3h)のうちの少 くとも1つの案内通路を部屋側で制限している構成材(1)、もしくはその上位 シエル又は下位シエル(12)(11)の壁範囲に、ガス状媒体の通過を阻止す る被覆(24)、又はライニング(25)が設けられていることを特徴とする請 求の範囲第7項ないし第56項のいずれかに記載の構成材。 (58)構成材もしくは少くともその上位シエル(12)に固定可能であつて、 単数又は複数の構成材を、少くともそのガス状媒体の通過せしめられる範囲でカ バーしているガス状媒体を通過させないパネル状のカバーエレメント(32)が 設けられていることを特徴とする請求の範囲第7項ないし第57項のいずれかに 記載の構成材(第2図)。 (59)カバーエレメント(32)が、構成材(1)もしくはその上位シエル( 12)の部屋側フロント面に、例えばこのフロント面に向つて開く袋穴内に係合 する押ボタン(28)、又は係止エレメント、又はそれに類するものによつて固 定可能であることを特徴とする請求の範囲第58項に記載の構成材。 (60)カバーエレメント(32)が、構成材(1)もしくはその上位シエル( 12)における少くとも2つの互いに向き合つた端面を少くとも部分的に取り囲 む固定エレメント(例えば(33a))によつて、単数又は複数の構成材に固定 可能であることを特徴とする請求の範囲第58項に記載の構成材。 (61)カバーエレメント(32)の固定エレメントが、かすがい又は鉤爪、も しくはそれに類するものとして構成されていることを特徴とする請求の範囲第6 0項に記載の構成材。 (62)カバーエレメント(32)の固定エレメントが、構成材(1)もしくは 少くともその上位シエル(12)における端面を越えて係合する弾性的なフイン がーエレメント(33a)、又はそれに類するものとして構成されていることを 特徴とする請求の範囲第60項に記載の構成材。 (63)カバーエレメント(32)の固定エレメントが、構成材(1)もしくは 少くともその上位シエル(12)における端面に対し傾斜して延びるカバーエレ メント(32)(33)の折曲げ部、又は突出部(例えば(33a))として構 成されていることを特徴とする請求の範囲第62項に記載の構成材。 (64)ガス状媒体の通過を阻止する被覆(24)又はライニング(25)が、 構成材(1)もしくはその上位シエル、又は下位シエル(12)(11)もしく はカバーエレメント(32)におけるガス状媒体の通流を遮断しようとする孔閉 鎖性の材料、例えば合成樹脂又はそれに類するものによるスプレーコーテイング 、又は含浸コーテイングから成る表面範囲によつて形成されていることを特徴と する請求の範囲第56項ないし第63項のいずれかに記載の構成材。 又は案内通路(3)が、同種の又は類似の又は種類の異なる材料、例えば構築物 、つまり床又は天井又は壁を構成し、或いはこれをこの種の構築物に固定するた めに用いられるモルタルによつて、部分的又は完全に充填されていることを特徴 とする請求の範囲第7項ないし第64項のいずれかに記載の構成材。 (66)ガス状媒体のための1つの媒体貯蔵室、又は案内通路(3)内に挿入又 は埋設可能であつて、この室又は通路を、部分的に又は完全に閉鎖する少くとも 1つの隔壁エレメント(9)(9a)(9b)(9c)が設けられていることを 特徴とする請求の範囲第7項ないし第65項のいずれかに記載の構成材。 (67)少くとも構成材の端面上、もしくはその上位シエル又は下位シエル(1 2)(11)の端面上に載着されたガス状媒体を通過させない材料から成るシー ル条片(34)又はシール被覆(24)又はシールライニング(25)が設けら れていることを特徴とする請求の範囲第7項ないし第66項のいずれかに記載の 構成材。
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