JPS61500475A - コ−ヒ−等供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コーヒー等供給装置 発明の分野 本発明はコーヒー等の飲料供給装置に関する。

先行技術 この種の飲料供給装置としては例えば米国特許第３．５６５．６４１号（１９７ ’１年２月２３日発行）で提案されている。この特許に開示された装置は、１回 にコツプ一杯の飲料を供給する自動販売機であって、気体および液体を通過させ 飲料材料を通過させない底部を為し熱水および飲料材料を収容して混合する第１ 至と、前記第１至の下方に位置し前記第１至と断面サイズがほぼ同じでピストン を内蔵している第２至とからなっている。このピストンを第１至の底部に向って 動かして該底部を通して空気を給１室に強制的に送り込み熱水と飲料材料の混合 物を撹拌することによって飲料が出来上がる。次いで、ピストンを第１室の底部 から離れる方向に動かして出来上がった飲料を該底部に通して引き出すことによ って飲料が供給される。この装置で作れる１回分の飲料の最大量、つまりコツプ の最大サイズは第２空のサイズで決る。

コツプのサイズを大きくするには第２空を大きくする必要があり、それは第２至 の長さあるいは直径を大きくすることによって達成Ｃきると考えられる。しかし 、第２至を長くした場合、第２至の容積は長さの増加に対して線形比例でしか増 加せず、十分な容積を得るには装置が大きくなり過ぎてしまい不都合である。

また、第２ｖの直径を大きくした場合、第２室の容積は直径の増加に対して二次 曲線比例で増加するので、効率よく第２至のサイズを大きくできる。しかし、第 ２至の直径を大きくするということは第２至の上端開口の直径も大きくなること になり、その結果、第２至の上端開口を覆っている第１至の底部フィルター上に ある撹拌流飲料材料がそのフィルターの面いっばいに広がって薄い湿っ１ζパイ 状になる。このような状態では良質の飲料は得られず、フィルターの使用量も多 くなってしまう。

本発明の主たる目的は、装置のサイズをそれほど大きくせず、また飲料の品質を 劣化させることなく、より大きなサイズのコツプで飲料を供給できる飲料供給装 置を提供するにある。

本発明の他の目的は、フィルターに対面する上端開口部を除いて下方室の断面面 積を大きくした飲料供給装置を提供するにある。

本発明による飲料供給装置は、上′ｈ至と、この下方室の下方に隣接して位置フ る下方室と、上方・下方雨空間に挟持されているフィルタ一手段とからなり、下 方室の断面面積がその上端開口部を除いて下方室の下端開口より広くなっている 。

第１図は第２図のＩ−Ｉ線断面図に沿う平面図であって、飲料供給装置の下方室 を示す。

第２図は飲料供給装置の縦断面図でうる。

第３図は第１図と同様の平面図であって、別の実施例を示す。

本発明は、第２図に全体を符号（１０）で示された飲料供給装置に実施すると特 に有用である。飲料供給装置１　＜１０）は下方室あるいは第１至（以下“第１ 空″と称する）（１２＞と、この第１室（１２）の下に位置する下方室あるいは 第２至（以下“第２至”と称する）（１１）とからなっている。第２空（１１） は円筒状側壁（１３）と、この側壁（１３）の上端から半径方向外方に延在して いる外フランジ（１４）と、同じ側壁（１３）の上端から外フランジ（１４）と 反対に半径方向外方に延在し円筒状腔の上端部を部分的に覆っている環状内フラ ンジ（１５）とからなっている。この内フランジ〈１５）のために、第２室（１ １）の内径（Ｄ）はその上端開口（１６）の直径（ｄ　）より大きくなっている 。つまり、上端開口（１Ｇ）の面積は第２至（１１）の断面面積より小さくなっ ている。

第１至（１２）は、側壁（１７）からなり、その下端開口は第２至（１１）の内 フランジ（１５）の内周縁近傍に位置している。

図示の実施例では、第１・第２雨空（１１，１２＞の中心は互に上下方向に合致 している。

第２空（１１）には、ピストン（１８）と、このピストン（１８）を往復動させ る駆動手段（１９）とが内蔵されている。ピストン（１８）と駆動手段（１９） については、本明ｍｉｌで先行技術として引用した米国特許第３．５６５．６４ １号に詳細な記載があるのでここでは説明を省略する。

第１空（１２）の下端には、フィルターからなる床手段（２０）が設けられてお り、粉砕コーヒー豆などの細粉飲料材石の固体で形成される薄い湿ったパイ状の ＩＩ（２１＞を支承するようになっている。第１至（１２）は駆動機ＩＩ（２２ ）で上下方向に移動できるようになっていて、第２図は１陣した状態を示す。

第１Ｗ（１２）の側壁（１７）の下端縁（２３）は先が尖っており、第２’！（ １１）の環状内フランジ（１５）の上面に載置された環状シール材（２４）との 間にフィルター（２０）を挾持している。

第１至（１２〉の上方には熱水投与口（２５）および乾燥飲料材料投与口（２６ ）が位置し、それぞれ所定のタイミングで第１至（１２）の上端開口部から第１ 空（１２）へ投入されるようになっている。

次に本飲料供給ＶｔＷ（１０）の作用について述べる。飲料供給サイクルの始め には第１’Ｊ（１２）とピストン（１８）が第２１至（１２）に投入される。そ こでピストン（１８）が第２至（１１）の上端まで上昇して、フィルター（２０ ）を通して空気を強制的に第１！＜１２＞へ送り込み第１室（１２）の混合物を 撹拌する。続いてピストン（１８）は下降するが、その際ピストン（１８）の上 面側が真空状態になり、その結果、第１室（１２）内の混合物中の液体が同至内 の気圧でフィルター（２０）を通して第２至（１１）側に押し出され、一方混合 物中の固体はフィルター（２０）で捕獲されフィルター（２０）上に薄い湿った パイ状の層（２１）を形成する。

ピストン（１８）をざらに降下させると、排出部（２８）につながる孔（３７） の閉塞が解除され、飲料はここから装置（１０）外に排出、つまり供給される。

また、第１至（１２）を上昇させると、フィルター（２０）を動かすことによっ てその上に形成された飲料材料からなるパイ状！（２１）を第１空（１２）外に 除去できる。しかる後に新しいフィルター（２０）を第２＝Ｕ１＞上端部上に載 置した状態で、第１至（１２）を下降してフィルター（２０〉を第２至（１１） との間で挟持すると共に、ピストン（１８）を少し上昇させて孔（２７）を閉塞 する。

こうして飲料供給が行なわれるのに呼応してフィルター（２０）上には飲料材料 の固体からなる薄いパイ状の層（２１）が形成される。フィルター（２０）は第 ２ｕ（１１）の上端開口（１６）を覆っているが、この第２Ｗ（１１）の上端開 口（１６）に対面するフィルター面積を小さく維持すれば、フィルター（２０） 上に形成される飲料材料のパイ状層（２１）は厚いものとなる。同時に、第２至 （１１）の直径、つまり断面面積を大きくすれば、第２空（１１）の容積が増大 する。

以上図示の実施例では第２至（１１）に円筒状のものを使用したが、断面形状が へ、円形のものであってもよい。第２至の上端開口（１Ｇ）は、第２￥（１１） の断面形状と同じ形状であることが好ましい。

第３図は別の実施例であって、第２￥（１１）の断面形状は円形のまで、その上 端間口（２９）の形状を正方形にした例を示４゜ 本発明の突流に際して、第２至（１１〉の形状が異なっても、要は第２至（１１ ）の上端部を部分的に覆ってフィルターの有効面積を形成する内向フランジを設 ければよい。つまり、第２至の上端開口の面積を第２至の断面面積より小さくす ればよい。

実験例では、内フランジ（１５）は内方に１７′２インチ（１゜２７（Ｉｎ）延 びている。先行技術による上端開口で得られる第２至の容積は２０５　ＣＣであ ったが、本発明による第２至の容積は２６０ｃｃと先行技術のものに比べて２５ ％以上増大している。このように、本光明によれば、第２至の断面面積をほんの 少し大きくするだけで第２至の容積を十分増大させる′ことができる。

なお、本願発明の飲料供給装置は、コーヒーに限らずティーその他の点てる必要 のある飲料用として使用できる。

国　際　臘　喜　斡　委

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕下端に開口を有し熱水および飲料材料を混合する第１室と、その混合飲料 中の流体のみを通し固体を通さないように多数の孔を有し通常前記第１室の前記 上端開口を閉塞しているフィルターと、通常前記下端開口と上下方向一致してい る開口を上端に有し通常前記第１室との間に前記フィルターを着脱可能に挾持す る第２室と、前記第２室の前記上端開口より広い面積であって前記フィルターで 覆われた端面を有し前記フィルターを通して前記第１室へ空気を強制的に送り込 んだり前記フィルターを通して混合飲料を引き出すべく前記第２室内を往復動す るピストン（１８）とからなる飲料供給装置。 〔２〕前記第２室の前記上端開口の形状が非円形であることを特徴とする特許請 求の範囲第１項記載の飲料供給装置。 〔３〕前記第２室の前記上端開口が、前記ピストンの直径より小さい直径の円形 であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の飲料供給装置。 〔４〕前記第２室がその上端部に半径方向内方に延び前記上端開口を形成してい るほぼ環状フランジを有していることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の 飲料供給装置。 〔５〕前記フィルターが少くとも前記上端開口を覆っていることを特徴とする特 許請求の範囲第４項記載の飲料供給装置。 〔６〕前記第１室の下端部が前記ピストンの前記端面より小さくかつその側壁が 前記第２室の前記上端開口の周縁近傍に位置していることを特徴とする特許請求 の範囲第１項記載の飲料供給装置。