JPH0710454Y2 - 飲料抽出装置 - Google Patents
飲料抽出装置Info
- Publication number
- JPH0710454Y2 JPH0710454Y2 JP1988045950U JP4595088U JPH0710454Y2 JP H0710454 Y2 JPH0710454 Y2 JP H0710454Y2 JP 1988045950 U JP1988045950 U JP 1988045950U JP 4595088 U JP4595088 U JP 4595088U JP H0710454 Y2 JPH0710454 Y2 JP H0710454Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- air
- raw material
- beverage
- hot water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、レギュラーコーヒー，紅茶等の飲料自動販売
機に搭載して飲料を製造する飲料抽出装置、特に粉末原
料，湯を投入するシリンダ内に加圧エアを導入して原料
の攪拌，飲料抽出を行う加圧式飲料抽出装置に関する。
機に搭載して飲料を製造する飲料抽出装置、特に粉末原
料，湯を投入するシリンダ内に加圧エアを導入して原料
の攪拌，飲料抽出を行う加圧式飲料抽出装置に関する。
〔従来の技術〕 この種のエア加圧式飲料自動販売機の従来装置の構成を
第３図に示す。図において、１は上下端面が開口しかつ
上部に粉末原料，湯の投入部を備えた飲料抽出用のシリ
ンダ、２は上面にフィルタ2aおよびシリンダ１の下端周
縁に密着し合うパッキン2bを備えたフィルタブロック、
３はシリンダ１の上面開口部を閉塞する弁機構である。
なお、フィルタブロック２の上面にはフィルタ2aの他に
必要に応じてロールから繰出した紙フィルタが装荷され
る場合もある。また、シリンダ１の側壁には側方よりシ
リンダ内の原料混合液の液面下に向けてエア導入口1aが
水平方に開口し、このエア導入口1aにエアホース４を介
してエアポンプ５が接続されている。なお、６は原料粉
末を収容したキャニスタ、７は湯水タンクである。
第３図に示す。図において、１は上下端面が開口しかつ
上部に粉末原料，湯の投入部を備えた飲料抽出用のシリ
ンダ、２は上面にフィルタ2aおよびシリンダ１の下端周
縁に密着し合うパッキン2bを備えたフィルタブロック、
３はシリンダ１の上面開口部を閉塞する弁機構である。
なお、フィルタブロック２の上面にはフィルタ2aの他に
必要に応じてロールから繰出した紙フィルタが装荷され
る場合もある。また、シリンダ１の側壁には側方よりシ
リンダ内の原料混合液の液面下に向けてエア導入口1aが
水平方に開口し、このエア導入口1aにエアホース４を介
してエアポンプ５が接続されている。なお、６は原料粉
末を収容したキャニスタ、７は湯水タンクである。
かかる飲料抽出装置の動作は次の通りである。即ち、待
機状態では、図示のようにシリンダ１とフィルタブロッ
ク２とが密着し合い、弁機構３が開放している。ここ
で、指令が与えられると、先ず所定量の粉末原料と湯水
がシリンダ１に投入され、続いてエアポンプが始動して
粉末原料と湯との混合液８の液面下に向けてエア導入口
1aを通じて加圧エアが矢印Ａのように吹き込み導入され
る。これにより粉末原料と湯との撹拌が行われ、粉末原
料のエキスが湯に抽出されて飲料が作られる。ここで所
定の撹拌時間が経過すると、引き続き加圧エアを導入し
つつ次に弁機構３を閉じてシリンダ１の上部開口を閉塞
する。これによりシリンダ１の内圧が上昇し、その圧力
を受けて飲料はフィルタブロック２のフィルタ2aを透過
し、原料滓のみがフィルタ2aの上面に残る。また、フィ
ルタ2aを透過した飲料はフィルタブロック２より流出
し、途中図示されていないミキシングボールで砂糖，ミ
ルク等を添加した上でベンドステージに搬出された飲料
カップ９に突出し供給される。
機状態では、図示のようにシリンダ１とフィルタブロッ
ク２とが密着し合い、弁機構３が開放している。ここ
で、指令が与えられると、先ず所定量の粉末原料と湯水
がシリンダ１に投入され、続いてエアポンプが始動して
粉末原料と湯との混合液８の液面下に向けてエア導入口
1aを通じて加圧エアが矢印Ａのように吹き込み導入され
る。これにより粉末原料と湯との撹拌が行われ、粉末原
料のエキスが湯に抽出されて飲料が作られる。ここで所
定の撹拌時間が経過すると、引き続き加圧エアを導入し
つつ次に弁機構３を閉じてシリンダ１の上部開口を閉塞
する。これによりシリンダ１の内圧が上昇し、その圧力
を受けて飲料はフィルタブロック２のフィルタ2aを透過
し、原料滓のみがフィルタ2aの上面に残る。また、フィ
ルタ2aを透過した飲料はフィルタブロック２より流出
し、途中図示されていないミキシングボールで砂糖，ミ
ルク等を添加した上でベンドステージに搬出された飲料
カップ９に突出し供給される。
ところで、上述した従来の飲料抽出装置の構造では、シ
リンダ１の側壁に開口するエア導入口1aが一箇所で、か
つ水平方向に開口しており、撹拌工程でシリンダ内に吹
き込んだ加圧エアは気泡となって矢印Ａのように粉末原
料と湯との混合液内を進行した後に上昇して液面上に抜
け出る。このためにエア導入口1aの開口位置より反対側
の遠く離れた位置に滞留している混合液にはエアが十分
に到達せず、この結果としてエア撹拌の及ぶ範囲が部分
的に限られてシリンダ内の全域で原料混合液に効果的な
撹拌作用を与えることが困難である。
リンダ１の側壁に開口するエア導入口1aが一箇所で、か
つ水平方向に開口しており、撹拌工程でシリンダ内に吹
き込んだ加圧エアは気泡となって矢印Ａのように粉末原
料と湯との混合液内を進行した後に上昇して液面上に抜
け出る。このためにエア導入口1aの開口位置より反対側
の遠く離れた位置に滞留している混合液にはエアが十分
に到達せず、この結果としてエア撹拌の及ぶ範囲が部分
的に限られてシリンダ内の全域で原料混合液に効果的な
撹拌作用を与えることが困難である。
そこで、本考案は、上述の点に鑑みてなされ、シリンダ
内全域で効果的に原料混合液を撹拌して短時間で濃厚な
飲料を抽出できるようにした飲料抽出装置を提供するこ
とを目的とする。
内全域で効果的に原料混合液を撹拌して短時間で濃厚な
飲料を抽出できるようにした飲料抽出装置を提供するこ
とを目的とする。
このような目的を達成するために、本考案は、シリンダ
内に粉末原料，湯を投入し、さらに外部よりシリンダ内
へ加圧エアを導入して粉末原料と湯との混合液の撹拌お
よび飲料抽出を行うエア加圧式の飲料抽出装置におい
て、シリンダの側壁に、原料混合液の液面下に向けて周
囲複数箇所より加圧エアを吹き込むエア導入口を設けた
ものである。
内に粉末原料，湯を投入し、さらに外部よりシリンダ内
へ加圧エアを導入して粉末原料と湯との混合液の撹拌お
よび飲料抽出を行うエア加圧式の飲料抽出装置におい
て、シリンダの側壁に、原料混合液の液面下に向けて周
囲複数箇所より加圧エアを吹き込むエア導入口を設けた
ものである。
コア導入口をシリンダに対して周囲複数箇所より開口す
ることにより、シリンダ内に吹き込まれた加圧エアによ
る撹拌作用の及ぶ範囲が従来構造のものと比べて拡大
し、それだけ原料混合液の撹拌効果が高まる。
ることにより、シリンダ内に吹き込まれた加圧エアによ
る撹拌作用の及ぶ範囲が従来構造のものと比べて拡大
し、それだけ原料混合液の撹拌効果が高まる。
第１図および第２図は本考案の一実施例を示す構成図で
あり、第３図に対応する同一部材には同一符号を付され
ている。
あり、第３図に対応する同一部材には同一符号を付され
ている。
第１図および第２図において、シリンダ１の外周面には
複数箇所にエア吹出口が設けられており、具体的には、
シリンダ１の外周面に開口するエア導入口1aがシリンダ
側壁内部を周方向に半周しており、その始端および終端
位置に開口するエア吹出口が互いに向き合って反対側よ
り混合液の液面下に開口している。
複数箇所にエア吹出口が設けられており、具体的には、
シリンダ１の外周面に開口するエア導入口1aがシリンダ
側壁内部を周方向に半周しており、その始端および終端
位置に開口するエア吹出口が互いに向き合って反対側よ
り混合液の液面下に開口している。
このような構成により、エアポンプ５から送気されて来
た加圧エアは図示された矢印Ｃのように二箇所からシリ
ンダ内に吹き出して粉末原料と湯との混合液を撹拌す
る。これにより加圧エアはシリンダ内の隅々まで行き渡
ってエアの死角が殆どなくなり、エアにより混合液の撹
拌をシリンダ内全域で効果的に行うことができる。
た加圧エアは図示された矢印Ｃのように二箇所からシリ
ンダ内に吹き出して粉末原料と湯との混合液を撹拌す
る。これにより加圧エアはシリンダ内の隅々まで行き渡
ってエアの死角が殆どなくなり、エアにより混合液の撹
拌をシリンダ内全域で効果的に行うことができる。
本考案によれば、シリンダの側壁に、原料混合液の液面
下に向けて周囲複数箇所より開口するエア導入口を設け
ることにより、従来構造ではエアが届かずに死角となっ
ていた部分にもエア導入口を通じてシリンダ内に吹き込
んだ加圧エアが到達するようになり、これによりシリン
ダ内全域で粉末原料と湯との混合液を効果的に撹拌し、
短時間の内に濃厚な飲料エキスを抽出させることができ
る。
下に向けて周囲複数箇所より開口するエア導入口を設け
ることにより、従来構造ではエアが届かずに死角となっ
ていた部分にもエア導入口を通じてシリンダ内に吹き込
んだ加圧エアが到達するようになり、これによりシリン
ダ内全域で粉末原料と湯との混合液を効果的に撹拌し、
短時間の内に濃厚な飲料エキスを抽出させることができ
る。
第１図は本考案の一実施例の構成を示す断面図、第２図
は第１図におけるシリンダの横断面図、第３図は従来の
飲料抽出装置の構成を示す断面図である。 １……シリンダ、1a……エア導入口、２……フィルタブ
ロック、2a……フィルタ、４……エアホース、５……エ
アポンプ、８……粉末原料と湯との混合液。
は第１図におけるシリンダの横断面図、第３図は従来の
飲料抽出装置の構成を示す断面図である。 １……シリンダ、1a……エア導入口、２……フィルタブ
ロック、2a……フィルタ、４……エアホース、５……エ
アポンプ、８……粉末原料と湯との混合液。
Claims (1)
- 【請求項１】シリンダ内に粉末原料，湯を投入し、さら
に外部よりシリンダ内へ加圧エアを導入して粉末原料と
湯との混合液の攪拌および飲料抽出を行うエア加圧式の
飲料抽出装置において、前記シリンダの側壁に、原料混
合液の液面下に向けて周囲複数箇所より加圧エアを吹き
込むエア導入口を設けたことを特徴とする飲料抽出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988045950U JPH0710454Y2 (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | 飲料抽出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988045950U JPH0710454Y2 (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | 飲料抽出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01151376U JPH01151376U (ja) | 1989-10-19 |
| JPH0710454Y2 true JPH0710454Y2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=31272237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988045950U Expired - Lifetime JPH0710454Y2 (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | 飲料抽出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0710454Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63305735A (ja) * | 1987-06-03 | 1988-12-13 | Hitachi Ltd | モ−ルド整流子 |
| WO2014119414A1 (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-07 | 西山工業株式会社 | コーヒーマシン |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0687277B2 (ja) * | 1985-12-17 | 1994-11-02 | 株式会社クボタ | 自動販売機のコ−ヒ抽出濾過方法 |
-
1988
- 1988-04-05 JP JP1988045950U patent/JPH0710454Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63305735A (ja) * | 1987-06-03 | 1988-12-13 | Hitachi Ltd | モ−ルド整流子 |
| WO2014119414A1 (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-07 | 西山工業株式会社 | コーヒーマシン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01151376U (ja) | 1989-10-19 |
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