JPS61500447A - アルミニウムの腐食抑制剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アルミニウムの腐食抑制剤 この発明の目的は、３−アミノ−５−アルキル−１，２，４−）リアゾールをア ミノトリメチレンホスホン酸と組み合わせて使用する水性系におけるアルミニウ ムの腐食抑制剤に存する。

アルミニウムの水性系における腐食は、アルカリけい酸塩または安息香酸ナトリ ウムのような適切な添加物によって低減されることが知られている。このような 化合物類は中性領域で良好な効果を示し、特にアルカリけい酸塩類は塩基性領域 で良好な効果を示す。これに反して、酸性領域ではアルカリけい酸塩は使用し得 す、一方、安息香酸ナトリウムは高濃度でのみ目的とする抑制効果に到達し得る 。

今回、 （ａ）３−アミノ−５−アルキル−１，２，４−）リアゾール類、および（ｂ） アミノトリメチレンホスホン酸 から成る混合物が、幅広い酸性領域（ｐＨ１〜６）において、アルミニウムの水 性系における腐食抑制剤として優れた成績で使用できることが見い出だされた。

特に、そのアルキル残基に２〜ｌＯ個、好ましくは７〜９個の炭素原子を存する トリアゾール類が好適である。

また、トリアゾールの適用に際して、アミノトリメチレンホスホン酸に対しｌＯ ：１〜１：１．好ましくは５：ｌの重量比となるよう考慮するのが有利であるこ とが判った。

この場合驚くべきことに相乗効果が生じ、前記の組み合わせにより、それぞれ個 々の構成成分を用いた場合よりはるかに一段と良好な結果が達成される。しかも また、ｌ−ヒドロキシエタン−１，１−ジホスホン酸または２−ホスホノブタン −１，２，４−）リカルボン酸のような商業的に入手し島いその他のホスホン酸 ではそのような効果が得られず、アミノトリメチレンホスホン酸が特に好適であ ることが証明された。

３−アミノ−５−アルキル−１，２，４−）リアゾールとアミノトリメチレンホ スホン酸から成る記載の混合物を使用するには、５０−１．０００９／ｌ”、好 ましくは２００〜５００９／厘３で行なう。

適用されるアミノアルキル−１，２，４−）リアゾールの製造はそれ自体既知の 方法に従って行なわれ、例えば脂肪酸をアミノグアニジン炭酸水素塩と反応させ ることによって行なわれる。但し、これらの化合物の製造は、この出願の対象で はない。

寒鬼匹　゛ 腐食抑制性の測定は、下記の方法により実施する。

それぞれ慎重に予備処理し、秤量した３枚の試験片（８０Ｘ１５Ｘ１ｊｌりを、 試験用水８００ｍｆｆおよび一定量ずつの試験物質を含宵する１、Ｍの試験容器 内に懸垂し、１分間８０回の回転数で、１８時間室温で放置する。

空試験と比較した重量減から、腐食抑制値Ｓを計算した。

腐食用媒質として使用した試験用水はドイツ工業規格（Ｄ　Ｉ　Ｎ）第５１３６ ０／２号により製造し、濃硫酸でｐＨ１に調節した。

次表に、使用した各抑制剤について、その濃度および到達した腐食抑制値を％で 表わした。一連番号中、７で示した成績がこの出願発明の目的物に相当する。

＝ 一連　抑制剤　濃度　腐食抑制値 番号　９／ｚ”　（％） Ｉ　ｎＡＴ　５００　７４ ２　訂ＭＰ　５０ロ　７３ ３　１１ＥＤＰ　５００　６８ ４　ＰＢＴＣ５００６６ ５１１ＡＴ／ＨＥＤＰ　２５０１５０　７？６　ｔｌＡＴ／ＰＢＴＣ２５０１５ ０７６７ＨＡＴ／ＡＴＭＰ　２５０１５０　９２表中の略号は次の化合物を意味 する。

ＨＡＴ−３−へブチル−５−アミノ−１，２，４−）リアゾールＨＥＤＰ＝１− ヒドロキシエタン−１，１−ジホスホン酸ＡＴＭＰエアミノトリメチレンホスホ ン酸Ｐ　Ｂ　Ｔ、Ｃ−２−ホスホノブタン−１，２，４−）リカルボン酸国際調 斎報告

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．アミノトリメチレンホスホン酸と組み合わせて用いる３−アミノ−５−アル キル−１，２，４−トリアゾールの、水性酸性反応系におけるアルミニウム腐食 抑制剤としての利用。
2. ２．１０：１〜１：１の重量比（トリアゾール：ホスホン酸）で使用することか ら成る第１項に記載の化合物類の利用。
3. ３．５：１の重量比で使用することから成る第１項に記載の化合物類の利用。
4. ４．５０〜１，０００ｇ／ｍ３の量で使用する第１項〜第３項のいずれかに記載 の化合物類の利用。
5. ５．２００〜５００ｇ／ｍ３の量を使用するの第１項〜第４項のいずれかに記載 の化合物類の利用。