JPS6149051A - 高軸力用の鉄筋コンクリ−ト柱 - Google Patents
高軸力用の鉄筋コンクリ−ト柱Info
- Publication number
- JPS6149051A JPS6149051A JP16982184A JP16982184A JPS6149051A JP S6149051 A JPS6149051 A JP S6149051A JP 16982184 A JP16982184 A JP 16982184A JP 16982184 A JP16982184 A JP 16982184A JP S6149051 A JPS6149051 A JP S6149051A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strength
- reinforced concrete
- axial force
- column
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
1産業上の利用分野
本発明は、超高層集合住宅等に適する高軸力用の鉄筋コ
ンクリート柱に関するものである。
ンクリート柱に関するものである。
11従来の技術
超高層集合住宅(25〜40階)の構造は、従来SRC
造が主流であったが、躯体コストの低減を目的としてR
C造の開発が進められている。しかし、高層化に伴い柱
の負担軸力は増大し、必然的に柱断面は大きくなシ、ま
た、コンクリート強度Fcも高くする必要がある。例え
ば、5階の建物では、下層柱Fc中350〜400に9
/c*の実例がある。
造が主流であったが、躯体コストの低減を目的としてR
C造の開発が進められている。しかし、高層化に伴い柱
の負担軸力は増大し、必然的に柱断面は大きくなシ、ま
た、コンクリート強度Fcも高くする必要がある。例え
ば、5階の建物では、下層柱Fc中350〜400に9
/c*の実例がある。
一方、施工管理の面では、Fc≦2701cy/7で最
も信頼性が高く、コスト的にも2701’−pAr/l
を超えると大幅に上昇するのが実情である。
も信頼性が高く、コスト的にも2701’−pAr/l
を超えると大幅に上昇するのが実情である。
I11発明が解決しようとする問題点
そこで、本発明は、超高層RC造を対象とし、柱の中心
部に強力なコンクリート芯材を配することにより高軸力
を受ける柱の断面を小さくシ、且つ、耐力的に信頼性の
高い躯体を低コストで実現しようとするものである。
部に強力なコンクリート芯材を配することにより高軸力
を受ける柱の断面を小さくシ、且つ、耐力的に信頼性の
高い躯体を低コストで実現しようとするものである。
1問題点を解決するための手段
本発明は、現場打ち鉄筋コンクリート柱の内部に、プレ
キャスト高強度コンクリート芯材を内蔵させて成る。
キャスト高強度コンクリート芯材を内蔵させて成る。
11作用
第9図において、プレキャスト高強度コンクリート芯材
の断面積A1、コンクリート強度をFC!l。
の断面積A1、コンクリート強度をFC!l。
ヤング係数をElとし、周シの現場打ち鉄筋コンクリー
トの断面積をA2、コンクリート強度をFC2、ヤング
係数をE2としたときの柱の軸方向耐力PNは、 PN = At ト’c 1−4− 、へ
2FO2At+A2=A ここで A1=0.5A2 Fax=nFc2 と仮定すれば となる。
トの断面積をA2、コンクリート強度をFC2、ヤング
係数をE2としたときの柱の軸方向耐力PNは、 PN = At ト’c 1−4− 、へ
2FO2At+A2=A ここで A1=0.5A2 Fax=nFc2 と仮定すれば となる。
(1)式において、FCl−700に2/(iのプレキ
ャスト高強度コンクリート芯材を配し、F C! 2=
24.0Ky/ciの現場打ちコンクリートを用いたと
すれば、n = 2゜9より PN=APO2X l。64キ390Aとなる。すなわ
ち、コンクリート強度約390 Ky/crflのコン
クリート柱と同等となる。
ャスト高強度コンクリート芯材を配し、F C! 2=
24.0Ky/ciの現場打ちコンクリートを用いたと
すれば、n = 2゜9より PN=APO2X l。64キ390Aとなる。すなわ
ち、コンクリート強度約390 Ky/crflのコン
クリート柱と同等となる。
111実施例1
第1図乃至第3図において、lは、本発明に係る柱であ
り、2は、RC造の床版である。
り、2は、RC造の床版である。
11は、柱の中心部に配した管状のプレキャスト高強度
コンクリート芯材であり、内部に複数のPCケーブル1
11・・・を通してテンションを与え、プレストレスを
導入している。
コンクリート芯材であり、内部に複数のPCケーブル1
11・・・を通してテンションを与え、プレストレスを
導入している。
12は、上部プレキャスト高強度コンクリート芯材]1
の周りに設けた現場打ち鉄筋コンクリートであり、12
1は、内部の鉄筋籠を示している。
の周りに設けた現場打ち鉄筋コンクリートであり、12
1は、内部の鉄筋籠を示している。
1v実施例2
第4図、第5図は、プレキャスト高強度コンクリート芯
材11の他の形状を示しており、節付きのものである。
材11の他の形状を示しており、節付きのものである。
第4図は、凹溝の節を有する円柱、第5図は、突条の節
を有する三角柱である。この場合は、節により周りの現
場打ち鉄筋コンクリートとの付着性が高い。
を有する三角柱である。この場合は、節により周りの現
場打ち鉄筋コンクリートとの付着性が高い。
■実施例3
第6図は、プレキャスト高強度コンクリート芯材11の
引張軸力補強型のものを示しており、円柱状に形成する
と共に、中心にPC鋼棒112を挿通してポストテンシ
ョンを与え、外柱の引張応力を緩和している。なお、ボ
ストテンションは、現場で与えてもよい。
引張軸力補強型のものを示しており、円柱状に形成する
と共に、中心にPC鋼棒112を挿通してポストテンシ
ョンを与え、外柱の引張応力を緩和している。なお、ボ
ストテンションは、現場で与えてもよい。
■1実施例4
第7図は、プレキャスト高強度コンクリート芯材11の
拘束補強型のものを示しており、円柱状に形成すると共
に、周面にスパイラルフープ113を巻き付けてテンシ
ョンを与え、プレストレスを導入している。なお、スパ
イラルフープ113は、現場で付設してもよい。
拘束補強型のものを示しており、円柱状に形成すると共
に、周面にスパイラルフープ113を巻き付けてテンシ
ョンを与え、プレストレスを導入している。なお、スパ
イラルフープ113は、現場で付設してもよい。
面して、斯様に構成する柱(ハ、下層部に設けるが、例
えば、第8図に示すように、下層部でも特に軸力の大き
い隅柱1a、中柱1bのみに、その応力レベルに応じて
採用する。その他の側柱IC・・等には、コンクリート
強度が240〜270Ky/(−r/lの通常用いられ
ている現場打ち鉄筋コンクリートを採用する。なお、従
来は、下層部の柱を全て高強度コンクリート(350〜
400 Ky/7等)を用いていることを付言する。
えば、第8図に示すように、下層部でも特に軸力の大き
い隅柱1a、中柱1bのみに、その応力レベルに応じて
採用する。その他の側柱IC・・等には、コンクリート
強度が240〜270Ky/(−r/lの通常用いられ
ている現場打ち鉄筋コンクリートを採用する。なお、従
来は、下層部の柱を全て高強度コンクリート(350〜
400 Ky/7等)を用いていることを付言する。
また、プレキャスト高強度コンクリート強度ハ、原則と
して梁下乃至梁間に設置し、PCケーブルをある程度突
出させておいて梁内にアンカーする。
して梁下乃至梁間に設置し、PCケーブルをある程度突
出させておいて梁内にアンカーする。
本発明によれば、柱の強度を大幅に増大でき、高軸力を
受ける柱の断面積を小さくでき、高軸力を受ける隅柱、
中柱等にのみ簡単に採用でき、耐力的に信頼性の高い躯
体を迅速に構築できる。
受ける柱の断面積を小さくでき、高軸力を受ける隅柱、
中柱等にのみ簡単に採用でき、耐力的に信頼性の高い躯
体を迅速に構築できる。
しかも、現F易打ち鉄筋コンクリートは、通常のコンク
リート強度があれば足り、一般の安価な資材を用いて圓
コストに構築できる。
リート強度があれば足り、一般の安価な資材を用いて圓
コストに構築できる。
第1図は、実施例1の縦断側面図、第2図は、同側要部
の拡大横断平面図、第3図は、同側要部部材の截断斜視
図、第4図、第5図は、それぞれ実施例2の要部部材の
截断斜視図、第6図は、実施例3の要部の拡大横断平面
図、第7図は、実施例4の要部部材の截断斜視図、第8
図は、柱の配置を示す説明図、第9図は、柱断面の略図
である。 l・・・柱 2・・・床 版11・・・プレ
キャスト高強度コンクリート芯材12・・・現場打ち鉄
筋コンクリート 111・・・PCケーブル 112・・・pc鋼棒11
3・・・スパイラヤフープ la・・・隅 柱 1b・・・中 柱1c・・・
側 柱 第1図 第4因 第51 第2因 第3図 第6図 纂8図 1a lc EC 第7図 第9図
の拡大横断平面図、第3図は、同側要部部材の截断斜視
図、第4図、第5図は、それぞれ実施例2の要部部材の
截断斜視図、第6図は、実施例3の要部の拡大横断平面
図、第7図は、実施例4の要部部材の截断斜視図、第8
図は、柱の配置を示す説明図、第9図は、柱断面の略図
である。 l・・・柱 2・・・床 版11・・・プレ
キャスト高強度コンクリート芯材12・・・現場打ち鉄
筋コンクリート 111・・・PCケーブル 112・・・pc鋼棒11
3・・・スパイラヤフープ la・・・隅 柱 1b・・・中 柱1c・・・
側 柱 第1図 第4因 第51 第2因 第3図 第6図 纂8図 1a lc EC 第7図 第9図
Claims (1)
- 現場打ち鉄筋コンクリート柱の内部に、プレキャスト高
強度コンクリート芯材を内蔵させたことを特徴とする高
軸力用の鉄筋コンクリート柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16982184A JPS6149051A (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | 高軸力用の鉄筋コンクリ−ト柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16982184A JPS6149051A (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | 高軸力用の鉄筋コンクリ−ト柱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6149051A true JPS6149051A (ja) | 1986-03-10 |
Family
ID=15893520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16982184A Pending JPS6149051A (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | 高軸力用の鉄筋コンクリ−ト柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6149051A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61277729A (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-08 | 三井建設株式会社 | 柱構造 |
JPS62161581U (ja) * | 1986-04-03 | 1987-10-14 | ||
JPS62199421U (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-18 | ||
JPS6352320A (ja) * | 1986-08-20 | 1988-03-05 | 日本電気株式会社 | 磁気記憶体およびその製造方法 |
JPH01121448A (ja) * | 1987-11-02 | 1989-05-15 | Shimizu Corp | Psシャフト組み込み柱構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58199957A (ja) * | 1982-05-13 | 1983-11-21 | 株式会社長谷工コーポレーション | 複合鉄筋コンクリート構造建物の施工法 |
-
1984
- 1984-08-13 JP JP16982184A patent/JPS6149051A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58199957A (ja) * | 1982-05-13 | 1983-11-21 | 株式会社長谷工コーポレーション | 複合鉄筋コンクリート構造建物の施工法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61277729A (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-08 | 三井建設株式会社 | 柱構造 |
JPS62161581U (ja) * | 1986-04-03 | 1987-10-14 | ||
JPS62199421U (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-18 | ||
JPS6352320A (ja) * | 1986-08-20 | 1988-03-05 | 日本電気株式会社 | 磁気記憶体およびその製造方法 |
JPH01121448A (ja) * | 1987-11-02 | 1989-05-15 | Shimizu Corp | Psシャフト組み込み柱構造 |
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