JPS6149043A

JPS6149043A - 洗浄ノズル

Info

Publication number: JPS6149043A
Application number: JP17191584A
Authority: JP
Inventors: 瀬野　学; 藤田　和明; 宏之松井; 竹本　憲生
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-08-18
Filing date: 1984-08-18
Publication date: 1986-03-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、用便後の局部の洗浄を洗浄水で行う衛生洗浄
装置の洗浄ノズルに関するものである０従来例の構成と
その問題点衛生洗浄装置は、用便後の肛門部の洗浄や、小用時、生
理時の女性局部の洗浄を目的とする器具であるが、その
洗浄ポイントに正確に洗浄水を当てるため、洗浄水の噴
出角度を正確に規制する必要がある。従来、次のような
洗浄ノズルが提案さ２ベーノれている。

すなわち従来の例えば、公開公報に示されている洗浄ノ
ズルは、第１図ａおよび第１図すに示す構成となってい
る。ノズルシリンダー１内にノズル本体２が摺動自在に
挿着され、ノズル本体２はスプリング３により、常時ノ
ズルシリンダ１内の方向に付勢され、シリンダ１内に完
全収納されている。シリンダ１内壁は、円筒状であり、
ノズル本体２の受圧面部４も円形でノズルシリンダ１の
内径よシ若干小なる寸法を有している。ノズル本体２の
受圧面部４とパツキン５を有する部分以外は第１図すの
如く、六角柱状となっており、内形状がノズル本体２の
六角形より若干大なる六角形状となったガイド部６と摺
動嵌合しており、この嵌合によりノズル本体２の回転が
規制されている。

ガイド部６とノズルシリンダ１は、パツキン７により本
封止されており、ガイド部６がノズルシリンダ１内に挿
入されている円筒部８とパツキン６が当接することによ
シ、ガイド部６とノズル本体２が本封止される。

３べ一−７′ ９は、給水部であり、配管接続部１０には図示していな
い洗浄水供給手段から配管されたパイプが接続される。

給水部９は、パツキン１１でノズルシリンダ１との間を
水封上されており、内部には通水路１２を有し、洗浄水
供給手段からの洗浄水をノズルシリンダ１内へ導く。ノ
ズル本体２は内部に通水路１３を有しており、給水が行
われると噴出口１４より洗浄水が噴出する。また、噴出
口１４はノズル本体２の一面の平面上に設けられている
。

第２図は、噴出口１４付近の拡大図である。通水路１３
の閉口端面側は、通水路１３の中心軸に対して垂直な壁
１６になっている。通水路１３を通る洗浄水は矢印入方
向のベクトルを持ち、噴出口１４付近で矢印Ｃ方向に向
い噴出するものと、矢印Ｂ方向に向って進み、垂直な壁
１６にぶつかり矢印り方向に進み、一部のものは矢印Ｅ
方向に進んで噴出する。したがって、噴出口１４付近で
矢印入方向の洗浄水と矢印り方向の洗浄水が衝突するた
め、洗浄水が乱れた流れとなり渦１６が発生したりして
噴出口１４を通る洗浄水の流れが乱れて、洗浄水がバラ
クたシ矢印Ｇのごとく洗浄水が振れたりして洗浄水が洗
浄位置に正確に当たらなかった。また、通水路１３の中
心軸の直交軸１７と噴出口１４の中心軸１８のなす角度
Ｈで噴出口１４があけられていても、上記の理由にょシ
洗浄水の流れが乱れて、角度Ｈと同じ角度で洗浄水が噴
出しないため、洗浄水が洗浄位置に正確に当たらなかっ
た。

第３図において、１９は便器、２０は便座であるが従来
のこのノズルでは、上記のように洗浄水の流れが不安定
で、洗浄水が洗浄位置に正確に当らないため、快適な洗
浄ができなかった。また、噴出口１４の角度と洗浄水の
角度が一致しないため、噴出口１４の角度を補正しなけ
ればならなかった０このように、ノズル本体の通水路の閉口端面側が、通水
路１３の中心軸に対して垂直な壁になっている洗浄ノズ
ルは多くの問題点をもっていた。

発明の目的６　ページ本発明は、上記従来の問題点を解消するもので簡単な構
成で正確な位置に安定した洗浄水を噴出できるようにす
ることを目的とする。

発明の構成上記目的を達するため、本発明はノズル本体通水路の中
心軸の直交軸に対し、ノズル本体内の通水路の閉口側面
壁をも傾斜させ、その傾きを、噴出口中心軸の傾きより
大きくしたものである。

実施例の説明以下、本発明の一実施例について図面に基づいて説明す
る。

第４図は、洗浄ノズルの略断面図であシ、洗浄水噴射状
態を示したものである。

３１は円筒状のノズルシリンダ、３２はノズル本体であ
り、このノズル本体３２はスプリング３３によりノズル
シリンダ３１内の方向にカを受けておシ、洗浄水供給装
置（図示せず）から洗浄水が供給されていない時は、ノ
ズル本体３２がシリンダ３１内に完全収納されている。

シリンダ３１内壁は、円筒状であシ、ノズル本体３２の
受圧面部６ベーノ３４も円形で、ノズルシリンダ３１の内径よす若干小な
る寸法を有している。ノズル本体３２の受圧面部３４と
パツキン３６を有する部分以外は、第４図すの如く、六
角形状となっており、内形状がノズル本体３２の六角形
よシ若干大なる六角形状となったガイド部３６と摺動嵌
合しており、との嵌合によりノズル本体３２の回転が規
制されている。ガイド部３６とノズルシリンダ３１は、
パツキン３７によシ水封止されており、ガイド部３６が
ノズルシリンダ３１内に挿入されている円筒部３８とパ
ツキン３５が当接することにょシ、ガイド部３６とノズ
ル本体３２が水封上される。

３９は給水部であり、配管接続部４ｏには図示していな
い洗浄水供給手段から配管されたパイプ（図示せず）が
接続される。給水部３９は、パツキン４１でノズルシリ
ンダ３１との間を水封上されておシ、内部には通水路４
２を有し、洗浄水供給手段からの洗浄水をノズルシリン
ダ３１内へ導く。ノズル本体３２は内部に通水路４３を
有し、突出側の側部に噴出口４４を有しておシ、給水が
７１・−７行われると噴出口４４より洗浄水が噴出する。また、噴
出口４４はノズル本体３２の一面の平面状に設けられて
いる。

第５図は、噴出口４４付近の拡大図である。通水路４３
の閉口側面壁は、通水路４３の中心軸の直交軸に対して
、噴出口中心軸４６の傾きより大きく傾いている。

以下、上記構成における作用について説明する。

給水部３９から給水されると、ノズル本体３２の受圧面
部３４に圧力が加わり、ノズル本体３２は力を受けてス
プリング３３の荷重に抗して第３図右方向に移動する。

移動中のノズル本体１１の回転は、六角柱状のノズル本
体３２．内形状がそれよりも若干大なる六角状のガイド
部３６の嵌合により規制きれている。そして、ノズル本
体３２が突出し、円筒部３８とパツキン３５が当接した
時には、平面上に設けられた噴出口４４から洗浄水が噴
出する。

次に洗浄水が噴出口４４から噴出する時の様子を詳しく
説明する。第５図において、洗浄水は矢印Ｐ方向のベク
トルを持って進み、通水路４色の中心軸の直交軸に対し
て、噴出口中心軸４５の傾きより大きく傾いた通水口４
３の閉口側面壁４６に当り、矢印Ｑの方向へ進み、その
まま噴出口４４の水路内を進んで噴出する。すなわち、
傾いた閉口側面壁４６が洗浄水の流れのガイドの役目を
果たし、スムーズに洗浄水が噴出するので、洗浄水がバ
ラクたり、振ったりすることがなく、洗浄位置に正確に
肖る。

また、通水路４３の中心軸と直交する軸４７と噴出口４
４の中心軸４５とのなす角度Ｓで噴出口４４があけられ
ている時、上記傾いた閉口側面壁によシ洗浄水は角度Ｓ
で噴出するので洗浄位置に正確に当る。

このように本実施によれば、ノズル本体の通水路の閉口
側面壁を、通水路中心軸の直交軸に対して、噴出口４４
の傾き角度より大きく傾けることによシ、洗浄水の噴出
状態を安定することができるとともに洗浄水噴出方向が
正確に定まるので、第６図において、洗浄時、洗浄水が
洗浄ポイント９べ、−ノに正確に当る。第６図において、４８は便器、４９は便
座である。

なお、第７図は噴出口の傾き角度に対して最適な閉口側
面壁の傾き角度を示している。以下、このことについて
述べる。

噴出口中心軸４５と、通水路中心軸の直交軸４７とのな
す角をＸ、噴出口中心軸４６と閉口側面壁４６の傾き軸
５０の表す角を７２通水路の中心軸６１と閉口側面壁４
６の傾き軸６０のなす角をＺとした時、角度Ｙと角度Ｚ
が等しい時、噴出状態が一番安定するが、±１０°程度
までは同等の効果がある。次に、通水路４３と噴出口４
４のノズル本体３２の先端側交点６２と、通水路４３と
閉口側面壁４６の噴出口４４側の交点６３が一致する時
、噴出状態が一番安定するが、＋１１＋＋＋＋＋までは
同等の効果がある。

発明の効果本発明によれば、次の効果を得ることができる０（１）
簡単な構成で、噴出口付近の洗浄水の流れを安定にする
ことができるので、洗浄水のノくラケや１０Ａ、Ｌ振りがなく々り快適に洗浄することができる。

（２）簡単な構成で、噴出口中心軸の角度と洗浄水の噴
出角度を合わせることができるので、ノズルの装置内取
付が容易にできるとともに、角度調節等の付属品も不要
であり、洗浄水を洗浄位置に正確に当てることができる
ので、快適に洗浄することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ａは従来の洗浄ノズルの断面図、第１図すは第１
図ａのＸ矢視図、第２図は洗浄ノズル噴出口付近の詳細
図、第３図は衛生洗浄装置を使用中の断面図、第４図ａ
は本発明の一実施例を示す洗浄ノズルの断面図、第４図
すは第４図ａのＸ方向矢視図、第５図、第７図は同洗浄
ノズル噴出口付近の詳細図、第６図は衛生洗浄装置を使
用中の断面図である。３１・・・・・・ノズルシリンダ、３２・・・・・・ノ
ズル本体、３３・・・・・・スフリング、３５・・・・
・・パツキン、３６・・・・・・ガイド、３９・・・・
・・給水部、４３・・・・・・通水路、４４・・・・・
・噴出口、４６・・・・・・噴出口中心軸、４６・・・
・・・閉１１ベ−ゾ口側面壁。

Claims

【特許請求の範囲】

内部が通水路となり、一端が開口し、他端が閉口した中
空体の閉口側側面付近に噴出口を設け、前記中空体の通
水路の中心軸の直交軸に対し、前記中空体の閉口側面内
壁と前記噴出口を傾斜させ、前記中空体の閉口側面内壁
の傾きを中心軸傾きより大きくした洗浄ノズル。