JPS6148641A

JPS6148641A - 回転機構

Info

Publication number: JPS6148641A
Application number: JP16821484A
Authority: JP
Inventors: Masayoshi Takano; 正義高野
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-08-10
Filing date: 1984-08-10
Publication date: 1986-03-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ａ、産業上の利用分野本発明は回転機構に関する。

ｂ、従来の技術従来、第３図に示されるような原動軸の回転エネルギー
をパワーアップすると共に回転数を増速して出力軸より
取り出すようにした回転機構がある。

この回転機構は、所定部に固定する内歯歯車１゜軸受部
に回転自在に支持させて上記内歯歯車１の中心に配設す
る原動軸２．基端を上記原動軸２に固定したクランクレ
バー３．該クランクレバー３の先端に回転自在に支持さ
せた中間回転軸４．上記内歯歯車１に歯合させて上記中
間回転軸４に固定軸装され、自転しながら上記原動軸２
の周囲を公転する遊星ギア５．上記クランクレバー３の
中間部に回転自在に支持させた出力軸６．上記遊星ギア
５に歯合させて上記出力軸６に固定軸装され、自転しな
がら上記原動軸２の周囲を公転する受動ギア６とを備え
、上記原動軸２を回転することにより、この回転を上記
出力軸６より取出すように構成したものである。

しかし、上記従来の回転機構はクランクレバー３を回転
入力しているため、入力のうち全てが遊星歯車５．６の
円周方向に沿ったものとして伝達されるとはいえず、回
転力の損失を伴うものであった。

Ｃ１発明の目的１　　　　　　　　　　　本発明は上記事情に鑑みてな
されたもので、外部入力を入力歯車によって入力し、２
つに分割された腕に支承された遊星歯車機構を介して回
転力を出力することとした回転機構を提供するものであ
る。

ｄ、−問題を解決するための手段以下に添付図面に示した実施例を参照しながら本発明を
説明する。

第１図は本発明に係る回転機構の界施例を示す。

この回転機構は自転車用に構成したものである。

図において、１）はクランク、１２は外歯歯車で構成し
た入力歯車である。１３は該入力歯車により被動される
第１の遊星歯車、１４は該遊星歯車１３と同軸の第２の
遊星歯車である。１５は該遊星歯車１４と歯合しかつ自
転車本体に固定した固定山車である。

１６は上記遊星歯車１４と歯合し、出力を取り出すため
のスプロケット１７と同軸に設けた第３の遊星歯車であ
る。１８は上記遊星歯車１３．１４を一端におし）で支
承するとともに他端において上記遊星歯車１６を支承す
る支持腕である。１９は入力歯車１２の回転軸２０に遊
嵌するとともに上記第３の遊星歯車１６を支承する支持
腕である。上記スプロケ・ノ目７はチェーン２１を介し
てスプロケット２２と連繋する。スプロケット２２は回
転軸２０に遊嵌し、さらにこのスプロケット２２と同軸
かつこのスプロケ・ノド２２と一体に設けた他のスプロ
ケット２３はチェーン２４を介して後車軸のスプロケッ
トと連繋する。

第２図（ａｌ、　（ｂｌは本発明に係る回転機構の他の
実施例を示す。この実施例では入力歯車を内歯歯車２５
として構成し、該入力歯車２５と歯合する第４の遊星歯
車２６．この遊星歯車２６と同軸、かつ前記実施例で説
明した第１の遊星歯車１３と歯合する第５の遊星歯車２
７を設けている。さらに、回転軸２０にＭ嵌する支持腕
２８によって遊星歯車１３．１４．２６゜２７を支承す
る。

なお、上記第１図、第２図（ａｌ、　［ｂｌの実施例に
おいて、固定歯車１５を内歯歯車として構成し、上記第
２の遊星歯車１４と歯合させるようにしても良い。

また、第３の遊星歯車１６から回転軸２０に出力を取り
出す手段はチェーンによるものでなく、歯車機構による
ものとすることもできる。

Ｃ１発明の作用上記第１図の実施例に係る回転機構では、クランク１）
に入力された回転力が入力歯車１２．遊星歯車１３．１
４．１６に伝達されるとともに、支持腕１８゜１９もこ
れらの遊星歯車１３．１４．１６の回転に対応して回転
する。最終的に遊星歯車１６と支持腕１９の合成回転が
出力としてスプロケット１７．チェーン２１゜スプロケ
ット２２．２３．チェーン２４を経由して後車軸に伝達
される。

また、第２図１８１．　（ｂｌの実施例においても内歯
歯車２５の回転が、遊星歯車２６．遊星歯車２７を介し
て遊星歯車１３に伝達され、上記第１図の場合と同様に
して後車軸側へ出力される。

第１図、第２図（ａ）、　（ｂｌの実施例は両方とも、
腕に直接回転を与えるものではなく、入力歯車の円周方
向に沿って入力を行ないかつ、支持腕を２分割している
ので、従来のものと異なり、固定歯車に対し遊星歯車が
及ぼす力を円周方向に沿ったものとすることができ、回
転力の損失が少ない。

ｆ６発明の効果上記のように本考案に係る回転機構は外部入力を入力歯
車によって入力し、２つに分割された腕に支承された遊
星歯車機構を介して回転力を取り出すようにしたので、
回転力の損失を少なく押さえることができ、実用上その
効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図（ａ）は本発明に係る回転機構の側面図
、第２図（ｂｌは第２図（ａｌのスケルトン図、第３図
（よ従来の回転機構の側面図である。１）・・・クランク、　　　１２．２５・・・入力歯車
、１３、１４．１６．２６．２７・・・遊星歯車、１５
・・・固定歯車、　　　１７．２２．２３・・・スプロ
ケット、１８、１９．２８・・・支持腕、２０・・・回
転軸、２Ｌ　２４・・・チェーン。第１図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）入力された動力により回転する入力歯車と、該入
力歯車により直接あるいは他の遊星歯車機構を介して被
動される第１の遊星歯車と、該第１の遊星歯車と同軸に
設けた第２の遊星歯車と、この第２の遊星歯車と歯合し
、かつ車体あるいは機械本体に固定した固定歯車と、上
記第２の遊星歯車と歯合する第３の遊星歯車と、上記第
１、第２の遊星歯車を一端において支承するとともに他
端において上記第３の遊星歯車を支承する第１の腕と、
上記入力歯車の回転軸に遊嵌するとともに上記第３の遊
星歯車を支承する第２の腕と、上記第３の遊星歯車の回
転を出力として、上記入力歯車と同軸の出力手段に取り
出すための伝達手段とから成ることを特徴とする回転機
構。
（２）上記入力歯車が上記第１の遊星歯車と歯合する外
歯歯車であることを特徴とする特許請求の範囲第（１）
項に記載した回転機構。
（３）上記入力歯車が内歯歯車であり、入力歯車から第
１の遊星歯車に動力を伝達する上記遊星歯車機構が、入
力歯車と歯合する第４の遊星歯車、該第４の遊星歯車と
歯合し、かつ上記第１の遊星歯車と歯合する第５の遊星
歯車および上記入力歯車の回転軸に遊嵌し、かつ上記第
１、第２、第４、第５の遊星歯車を支承する腕から成る
ことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載した
回転機構。
（４）上記固定歯車が内歯歯車であることを特徴とする
特許請求の範囲第（１）項ないし第（３）項に記載した
回転機構。
（５）上記固定歯車が外歯歯車であることを特徴とする
特許請求の範囲第（１）項ないし第（３）項に記載した
回転機構。