JPS6147878A - 水溶性繊維用経糸糊剤 - Google Patents
水溶性繊維用経糸糊剤Info
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- JPS6147878A JPS6147878A JP16969784A JP16969784A JPS6147878A JP S6147878 A JPS6147878 A JP S6147878A JP 16969784 A JP16969784 A JP 16969784A JP 16969784 A JP16969784 A JP 16969784A JP S6147878 A JPS6147878 A JP S6147878A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vinyl
- resin
- meth
- ether
- sizing
- Prior art date
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- Granted
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、フィラメント糸、スパン糸等の繊維の種類に
関係なく、又普通織機、ウォーターシェツトルーム用、
エアージェットルーム用のいずれの製a磯を用いる場合
′においても優れた性能を発揮するl&維用糊剤に関す
るものである。
関係なく、又普通織機、ウォーターシェツトルーム用、
エアージェットルーム用のいずれの製a磯を用いる場合
′においても優れた性能を発揮するl&維用糊剤に関す
るものである。
[従来の技術1
(裁維用糊剤として従来よりフィラメント糸にはアクリ
ル系、ポリビニルアルコール系樹脂が、又又パン糸には
澱粉等の糊剤が普通a磯、エアーシ゛エツトルームを中
心に広汎に使用されている。
ル系、ポリビニルアルコール系樹脂が、又又パン糸には
澱粉等の糊剤が普通a磯、エアーシ゛エツトルームを中
心に広汎に使用されている。
[発明が解決しようとする問題点1
しかしながら、これまで使用されている該(裁維用糊剤
は、それ単独では柔軟性、平滑性、膠着防止性などに乏
しく、かなりの量の油剤類等の助剤を添加しなければな
らないのが実状である。しかし該U(脂I&維糊剤にお
いては前記助剤の添加によって長期の使用あるいは貯蔵
を行なう場合に起ごしやすい層分離の問題や、抱合力の
低下を招いたりするなど、)ラブルの原因となるためそ
の添加には細心の注意が必要となる。
は、それ単独では柔軟性、平滑性、膠着防止性などに乏
しく、かなりの量の油剤類等の助剤を添加しなければな
らないのが実状である。しかし該U(脂I&維糊剤にお
いては前記助剤の添加によって長期の使用あるいは貯蔵
を行なう場合に起ごしやすい層分離の問題や、抱合力の
低下を招いたりするなど、)ラブルの原因となるためそ
の添加には細心の注意が必要となる。
[問題点を解決するための手段1
しかるに本発明者等はかがる問題点に鑑み、油剤を必要
とせずあるいは必要としても従来よりごくわずかな量し
か必要としないで安定な糊剤溶液を調製でき、かつ諸性
能にも優れた繊維用糊剤を開発すべくl&意研究を重ね
−た結果、オキシアルキレン基を有するビニルエス
テル系?4(脂がかかる要求を7:l:i足することを
見出し、本発明を完成するに到った。
とせずあるいは必要としても従来よりごくわずかな量し
か必要としないで安定な糊剤溶液を調製でき、かつ諸性
能にも優れた繊維用糊剤を開発すべくl&意研究を重ね
−た結果、オキシアルキレン基を有するビニルエス
テル系?4(脂がかかる要求を7:l:i足することを
見出し、本発明を完成するに到った。
本発明でいうオキ・ジアルキレン基とは一般式〔但しR
’、R2は水素又はアルキル基、Xは水素、アルキル基
、アルキルエステル基、アルキルアミド基、スルホン酸
塩基等の有機残基、nは1〜300の整数を示す〕で表
わされる構造を有す、るものである。Xは通常1呈水素
である。
’、R2は水素又はアルキル基、Xは水素、アルキル基
、アルキルエステル基、アルキルアミド基、スルホン酸
塩基等の有機残基、nは1〜300の整数を示す〕で表
わされる構造を有す、るものである。Xは通常1呈水素
である。
nの数は有利には2〜300.特に好ましくは5〜30
0程度のオキシアルキレン基が実用的であり、ポリオキ
シエチレン基、ポリオキシプロピレン基、ポリオキシブ
チレン基等が効果的である。
0程度のオキシアルキレン基が実用的であり、ポリオキ
シエチレン基、ポリオキシプロピレン基、ポリオキシブ
チレン基等が効果的である。
オキシアルキレン基を有するビニルエステル系樹脂は任
意の方法で製造できる0例えば■ポリオキシアルキレン
の存在下にビニルエステルを重合する方法、■オキシア
ルキレン基を有する不飽和単量体とビニルエステルを共
重合する方法等が挙げられるが、■が樹脂の製造面、性
能面から実用的である。
意の方法で製造できる0例えば■ポリオキシアルキレン
の存在下にビニルエステルを重合する方法、■オキシア
ルキレン基を有する不飽和単量体とビニルエステルを共
重合する方法等が挙げられるが、■が樹脂の製造面、性
能面から実用的である。
以下■の方法について具体的に説明する。
オキシアルキレン基を有する不飽和単量体としては次の
様なものが例示される。但し、本発明ではこれらのみに
限定されるものではない。
様なものが例示される。但し、本発明ではこれらのみに
限定されるものではない。
で示される(但しRは水素又はメチル基、Aはアルキレ
ンi、rttiアルキレン基、フェニレンL 11フエ
ニレン基、鴎は0又は1以上の整数、nは1〜300、
好ましくは2〜300、特に好ましくは5〜300の整
数)もので、ポリオキシエチレン(メタ)アクリレート
、ポリオキシプロピレン(メタ)アクリレート等が挙げ
られる。
ンi、rttiアルキレン基、フェニレンL 11フエ
ニレン基、鴎は0又は1以上の整数、nは1〜300、
好ましくは2〜300、特に好ましくは5〜300の整
数)もので、ポリオキシエチレン(メタ)アクリレート
、ポリオキシプロピレン(メタ)アクリレート等が挙げ
られる。
で示−される(但しR3は水素又はアルキル基又はで、
ポリオキシエチレン(メタ)アクリル酸アミド、ポリオ
キシプロピレン(メタ)アクリル酸アミド、ポリオキシ
エチレン(1−(メタ)アクリルアミド−1,1−ジメ
チルプロピル)エステル等が挙げられる。
ポリオキシエチレン(メタ)アクリル酸アミド、ポリオ
キシプロピレン(メタ)アクリル酸アミド、ポリオキシ
エチレン(1−(メタ)アクリルアミド−1,1−ジメ
チルプロピル)エステル等が挙げられる。
メタ アリルアルコール刑
で示される(R,R’、R2,nは前記と同様)もので
ポリオキシエチレン(メタ)アリルエーテル、ポリオキ
シプロピレン(メタ)アリルエーテル等が挙げられる。
ポリオキシエチレン(メタ)アリルエーテル、ポリオキ
シプロピレン(メタ)アリルエーテル等が挙げられる。
で示される(A+R’、R2,a+、nは前記と同様)
ものでポリオキシエチレンビニルエーテル、ポリオキシ
プロピレンビニルエーテル等が挙げられる。
ものでポリオキシエチレンビニルエーテル、ポリオキシ
プロピレンビニルエーテル等が挙げられる。
かかる単量体の中で(メタ)アリルアルコール型のもの
が好適に使用される。
が好適に使用される。
ビニルエステルとしては、ギ酸ビニル、酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、カプリン酸ビニル、ラ
ウリル酸ビニル、パーサティック酸ビニル、パルミチン
酸ビニル、ステアリン酸ビニル等が単独又は併用で用い
ちれる。酢酸ビニルが特に実用性力C高い。
ロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、カプリン酸ビニル、ラ
ウリル酸ビニル、パーサティック酸ビニル、パルミチン
酸ビニル、ステアリン酸ビニル等が単独又は併用で用い
ちれる。酢酸ビニルが特に実用性力C高い。
オキシアルキレン基を有するビニルエステル系樹脂中に
おける該ビニルエステル単位の量は特に限定するもので
はないが、好ましくは50重量%以上である。
おける該ビニルエステル単位の量は特に限定するもので
はないが、好ましくは50重量%以上である。
本発明においては、かかる重合の際に前述した如きオキ
シアルキレン基を有する不飽和単量体、ビニルエステル
以外の他の一般の単量体を40i量%以下存在せしめて
重合を行なっても良い、これらの単量体を次に例示する
。
シアルキレン基を有する不飽和単量体、ビニルエステル
以外の他の一般の単量体を40i量%以下存在せしめて
重合を行なっても良い、これらの単量体を次に例示する
。
エチレン性不飽和カルボン酸 びそのアルキルエステ(
〆り)アクリル酸、クロトン酸、(無水)マレイン酸、
7マル酸、イタコン酸ならびにこれらのアルカリ金属塩
、アン宅ニウム塩等。(メタ)アクリル酸メチル、(メ
タ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、
(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ペンチ
ル、(メタ)アクリル酸ペプチル、(メタ)アクリル酸
オクチル、(メタ)アクリル酸デシノ呟(メタ)アクリ
ル酸ヘキサデシル、(メタ)アクリル酸オクタデシル、
クロトン酸メチル、クロトン酸エチル、イタコン酸メチ
ル、イタコン酸エチル、ソルビン酸メチル、ソルビン酸
エチル、マレイン酸モノア゛ルキルエステル、マレイン
酸ジアルキルエステル、オレイン酸アルキルエステル等
。
〆り)アクリル酸、クロトン酸、(無水)マレイン酸、
7マル酸、イタコン酸ならびにこれらのアルカリ金属塩
、アン宅ニウム塩等。(メタ)アクリル酸メチル、(メ
タ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、
(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ペンチ
ル、(メタ)アクリル酸ペプチル、(メタ)アクリル酸
オクチル、(メタ)アクリル酸デシノ呟(メタ)アクリ
ル酸ヘキサデシル、(メタ)アクリル酸オクタデシル、
クロトン酸メチル、クロトン酸エチル、イタコン酸メチ
ル、イタコン酸エチル、ソルビン酸メチル、ソルビン酸
エチル、マレイン酸モノア゛ルキルエステル、マレイン
酸ジアルキルエステル、オレイン酸アルキルエステル等
。
飽和カルボン酸のアリルエステル
ステアリン酸アリル、ラウリン酸アリル、ヤシ油脂肪酸
アリル、オクチル酸アリル、酪酸アリル等。
アリル、オクチル酸アリル、酪酸アリル等。
α−オレフィン
エチレン、プロピレン、a−ヘキセン、α−オクテン、
α−デセン、α−ドデセン、α−へキサデセン、α−オ
クタデセン等。
α−デセン、α−ドデセン、α−へキサデセン、α−オ
クタデセン等。
アルキルビニルエーテル
70ロピルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、ヘ
キシルビニルエーテル、オクチルビニルエーテル、デシ
ルビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル、テトラデ
シルビニルエーテル、ヘキサデシルビニルエーテル、オ
クタデシルビニルエーテル等。
キシルビニルエーテル、オクチルビニルエーテル、デシ
ルビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル、テトラデ
シルビニルエーテル、ヘキサデシルビニルエーテル、オ
クタデシルビニルエーテル等。
アルキルアリルエーテル
プロピルアリルエーテル、ブチルアリルエーテル、ヘキ
シルアリルエーテル、オクチルアリルエーテル、デシル
アリルエーテル、ドデシルアリルエーテル、テトラデシ
ルアリルエーテル、ヘキサデシルアリルエーテル、オク
タデシルアリルエーテル等。
シルアリルエーテル、オクチルアリルエーテル、デシル
アリルエーテル、ドデシルアリルエーテル、テトラデシ
ルアリルエーテル、ヘキサデシルアリルエーテル、オク
タデシルアリルエーテル等。
その池、(メタ)アクリル7ミ゛ド、(メタ)アクリロ
ニトリル、(メタ)アリルスルホン酸塩、エチレン性不
飽和スルホン酸塩、スチレン、塩化ビニル等の使用も可
能である。
ニトリル、(メタ)アリルスルホン酸塩、エチレン性不
飽和スルホン酸塩、スチレン、塩化ビニル等の使用も可
能である。
共重合するに当たっては特に制限はなく公知の重合方法
が任意に用いられるが、普通メタノール、エタノールあ
るいはイソプロピルアルコール等のアルコールを溶媒と
する溶液重合が実施される。勿論、乳化重合、懸濁重合
も可能である。かかる溶液重合において単量体の仕込み
方法としては、まずビニルエステルの全量と前記オキシ
アルキレン基含有不飽和単量体の一部を仕込み重合を開
始し、残りの不飽和単量体を重合期間中に連続的に又は
分割的に添加する方法、前者を一括仕込みする方法等任
意の手段を用いて良い6共重合反応は、アゾビスイソブ
チロニトリル、過酸化アセチル、過酸化ベンゾイル、過
酸化ラウロイルなどの公知のラジカル重合触媒を用いて
行なわれる。又反応温度は50℃〜沸点程度の範囲から
選択される。
が任意に用いられるが、普通メタノール、エタノールあ
るいはイソプロピルアルコール等のアルコールを溶媒と
する溶液重合が実施される。勿論、乳化重合、懸濁重合
も可能である。かかる溶液重合において単量体の仕込み
方法としては、まずビニルエステルの全量と前記オキシ
アルキレン基含有不飽和単量体の一部を仕込み重合を開
始し、残りの不飽和単量体を重合期間中に連続的に又は
分割的に添加する方法、前者を一括仕込みする方法等任
意の手段を用いて良い6共重合反応は、アゾビスイソブ
チロニトリル、過酸化アセチル、過酸化ベンゾイル、過
酸化ラウロイルなどの公知のラジカル重合触媒を用いて
行なわれる。又反応温度は50℃〜沸点程度の範囲から
選択される。
かかる樹脂は更にケン化してビニルアルコール成分に変
えることも可能である。
えることも可能である。
ケン化に当たっては共重合体をアルコールに溶解しアル
カリ触媒の存在下に行なわれる。アルコールとしてはメ
タノール、エタノール、ブタノール等が挙げられる。
カリ触媒の存在下に行なわれる。アルコールとしてはメ
タノール、エタノール、ブタノール等が挙げられる。
アルコール中の共重合体の濃度は20〜50重量%の範
囲から選ばれる。ケン化触媒としては水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、ナトリウムメチラート、ナトリウム
エチラート、カリウムメチラート等のアルカリ金属の水
酸化物やアルコラードの如きアルカリ触媒を用いること
が必要である。かがる触媒の使用量はビニルエステルに
対して1〜100ミリモル当量にすることが必要である
。
囲から選ばれる。ケン化触媒としては水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、ナトリウムメチラート、ナトリウム
エチラート、カリウムメチラート等のアルカリ金属の水
酸化物やアルコラードの如きアルカリ触媒を用いること
が必要である。かがる触媒の使用量はビニルエステルに
対して1〜100ミリモル当量にすることが必要である
。
かかる場合、ケン化温度は特に制限はないが、通常10
〜70℃好ましくは30〜40’Cの範囲から選ぶのが
好ましい。
〜70℃好ましくは30〜40’Cの範囲から選ぶのが
好ましい。
反応は通常2〜3時間にわたって行なわれる。好ましい
ケン化度は10〜100モル%、特に好ましくは50〜
1ooモル%の範囲から選択される。
ケン化度は10〜100モル%、特に好ましくは50〜
1ooモル%の範囲から選択される。
尚、ビニルアルコール成分を含有させる場合は上記方法
に限られるものではなく、例えばポリビニルアルコール
(部分ケン化物、完全ケン化物)に酸化アルキレン類を
後反応させる方法等も実施可能である。
に限られるものではなく、例えばポリビニルアルコール
(部分ケン化物、完全ケン化物)に酸化アルキレン類を
後反応させる方法等も実施可能である。
しかして本発明のオキシアルキレン基を有するビニルエ
ステル系樹脂において該基の含有量は特に限定されるも
のではないが、通常樹脂中の0.1〜50重量%、より
好ましくは0.1〜20重量%である。該基のなかでも
特にポリオキシエチレン基、ポリオキシプロピレン基を
0.1〜20重量%重量里程に又は同時に存在させると
効果的である。
ステル系樹脂において該基の含有量は特に限定されるも
のではないが、通常樹脂中の0.1〜50重量%、より
好ましくは0.1〜20重量%である。該基のなかでも
特にポリオキシエチレン基、ポリオキシプロピレン基を
0.1〜20重量%重量里程に又は同時に存在させると
効果的である。
かくして得られる繊維用糊剤は、一般には水に溶解して
用いられる。水に不溶性の樹脂の場合はカルボン酸塩、
アンモニウム塩等の親水性基を有する不飽和単量体、例
えば(メタ)アクリル酸、マレイン酸等のアルカリ金属
塩、アンモニウム塩を共重合させたり、あるいはカルボ
キシル基含有不飽和単量体を導入し、それをアンモニア
水溶液又は苛性ソーダ等のアルカリ水溶液に溶解して糊
剤溶液とする。
用いられる。水に不溶性の樹脂の場合はカルボン酸塩、
アンモニウム塩等の親水性基を有する不飽和単量体、例
えば(メタ)アクリル酸、マレイン酸等のアルカリ金属
塩、アンモニウム塩を共重合させたり、あるいはカルボ
キシル基含有不飽和単量体を導入し、それをアンモニア
水溶液又は苛性ソーダ等のアルカリ水溶液に溶解して糊
剤溶液とする。
糊剤溶液の調製に当たっては特に制限はなく、要するに
水とオキシアルキレン基を有するビニルエステル系樹脂
を混合すれば良い。濃度は適宜調節すれば良いが、特に
好ましい該樹脂の濃度は糊剤の性能並びに作業性等を考
慮して通常は1〜20重景%程度の範囲から選ばれる。
水とオキシアルキレン基を有するビニルエステル系樹脂
を混合すれば良い。濃度は適宜調節すれば良いが、特に
好ましい該樹脂の濃度は糊剤の性能並びに作業性等を考
慮して通常は1〜20重景%程度の範囲から選ばれる。
本発明の繊維用糊剤には油剤等は必要ないが、特に必要
とする場合には目的に応じて従来公知の油脂、ワックス
等の油剤、及び消泡剤浸透剤等は添加しても可算差支え
はない。
とする場合には目的に応じて従来公知の油脂、ワックス
等の油剤、及び消泡剤浸透剤等は添加しても可算差支え
はない。
又本発明の特徴を損なわない範囲でならば皿の繊維用糊
剤、例えば従来公知のポリビニルアルコール、澱粉、カ
ルボキシメチルセルロース、アクリル系、水溶性ポリエ
ステル糊剤等も混合することができる。
剤、例えば従来公知のポリビニルアルコール、澱粉、カ
ルボキシメチルセルロース、アクリル系、水溶性ポリエ
ステル糊剤等も混合することができる。
[発明の効果]
しかして本発明の縁1m用糊剤は、フィラメント糸、ス
パン糸等の原糸の種類、更にサイソング方式、即ち製織
方法も普通織機、エアージェットルーム、ウォータージ
ェットルームa8!の種類を問わず、溶液安定性面及び
抱合力、耐摩擦性等の物性面のいずれにおいても優れた
性能を発揮しうるちのである。
パン糸等の原糸の種類、更にサイソング方式、即ち製織
方法も普通織機、エアージェットルーム、ウォータージ
ェットルームa8!の種類を問わず、溶液安定性面及び
抱合力、耐摩擦性等の物性面のいずれにおいても優れた
性能を発揮しうるちのである。
[実 施 例1
以下実施例によって本発明を更に詳しく説明する。尚例
中、1部」又は「%」とあるのは特にことわりのないか
ぎり重量基準である。
中、1部」又は「%」とあるのは特にことわりのないか
ぎり重量基準である。
・樹脂の説明
#3(脂−1:酢酸ビニルとポリオキシエチレンモノア
リルエーテル(+1=100)との共重合体のケン化度
8Sモル%のちの(共重合重量比90/10、樹脂重合
度t、5oo) 樹脂−2:樹脂−1の重合度500のもの樹脂−3:酢
酸ビニル、ポリオキシエチレンモノアリルエーテルい1
=15)及びクロトン酸の共重合体(共重合重量比90
/7/3)をアンモニア水で中和したもの 樹脂−4:酢酸ビニル、ポリオキシプロピレンモノアリ
ルエーテル(n=30)との共重合体の95モル%ケン
化物(共重合重量比85/15) 樹脂−5:ポリビニルアルコール(ケン化度99 、0
モル%、重合度1,500)に酸化エチレンを後反応さ
せたもの(オキシアルキレン基含有量35重量%)比較
樹脂−1:ポリビニルアルコール(ケン化度88モル%
、重合度500) 比較樹脂−2:ポリビニルアルコール(ケン化度88モ
ル%、重合度1,700) 比較tj+脂−3二市販の普通織(蔑用アクリル系糊剤
比較樹脂−4二市販のウォータージェットルーム用アク
リル系糊剤 実施例 上記樹脂−1〜5及び比較樹脂1,2主体とし各々用途
別にm維糊剤を作成し、糊付、5!!織を行い一1糊剤
としての樹脂の性能を評価し、た。尚糊剤成分に・おけ
る「%」とはそれぞれ糊剤溶液中の濃度を重量基準で示
したものである。例1〜3.対照例1.2の結果を第1
表に例4〜6゜、対照例3の結果を第2表に記す。
リルエーテル(+1=100)との共重合体のケン化度
8Sモル%のちの(共重合重量比90/10、樹脂重合
度t、5oo) 樹脂−2:樹脂−1の重合度500のもの樹脂−3:酢
酸ビニル、ポリオキシエチレンモノアリルエーテルい1
=15)及びクロトン酸の共重合体(共重合重量比90
/7/3)をアンモニア水で中和したもの 樹脂−4:酢酸ビニル、ポリオキシプロピレンモノアリ
ルエーテル(n=30)との共重合体の95モル%ケン
化物(共重合重量比85/15) 樹脂−5:ポリビニルアルコール(ケン化度99 、0
モル%、重合度1,500)に酸化エチレンを後反応さ
せたもの(オキシアルキレン基含有量35重量%)比較
樹脂−1:ポリビニルアルコール(ケン化度88モル%
、重合度500) 比較樹脂−2:ポリビニルアルコール(ケン化度88モ
ル%、重合度1,700) 比較tj+脂−3二市販の普通織(蔑用アクリル系糊剤
比較樹脂−4二市販のウォータージェットルーム用アク
リル系糊剤 実施例 上記樹脂−1〜5及び比較樹脂1,2主体とし各々用途
別にm維糊剤を作成し、糊付、5!!織を行い一1糊剤
としての樹脂の性能を評価し、た。尚糊剤成分に・おけ
る「%」とはそれぞれ糊剤溶液中の濃度を重量基準で示
したものである。例1〜3.対照例1.2の結果を第1
表に例4〜6゜、対照例3の結果を第2表に記す。
1、フィラメント糸(普通1機)
例1. 樹脂−15,5%
比較樹脂−34,5%
例2. 樹脂−24,5%
比較+l脂−15,5%
対照例1.比較樹脂−15,5%
比較樹脂−34,5%
油 剤 1.0%
本油剤;圧力化学工業社製品サイテックスT−190本
糊付条件 対象糸 ポリエステル系(50d/36 フィラメント
)糊付(戊 津田駒KS−、J型ワーピングスラッシャ
ー絞り全荷重 180〜260K。
糊付条件 対象糸 ポリエステル系(50d/36 フィラメント
)糊付(戊 津田駒KS−、J型ワーピングスラッシャ
ー絞り全荷重 180〜260K。
糊液温度 45℃
巻取速度 95n+/ll1in
寧製織条件
自動a 磯t 60 r 、 m
織 物 デシン 120X80本/インチ20疋(
60n+物) 2、フィラメント糸(ウォータージェットルーム)例3
. 樹脂−39% 対照例2.比較樹脂−4 8% 油 剤 2% 本糊付条件は糊付温度を35°Cとした以外は前記と同
じ木製織条件 ウォータージェットル−ム 500 r p +n織
物 夕7り(139X102本/インチ)20疋(
60m物) 3、合繊混紡糸 例4. 樹脂−16% コンス 4% WaX系油剤 0.5% 例5. 樹脂−46% コンス 4% 例6. 樹脂−56% コン又 4% Wax系油剤 0.5% 対照例3.比較樹脂−26% フンス 4% Wax系油剤 1% 木Wax系油剤二二シロ化学株式会社製ツルビルワック
ス 木糊付条件 対象糸 ポリエステル/綿:= 85/35糊付機
金九KMC−9C 絞り圧 600Kg 糊付温度 85゛C 巻取速度 60亀/ m i n 木製織条件 自動織PIi19 0 r p r11織 物 19
0本ブロード ○尚、性1jgの評価は次の方法によった。
60n+物) 2、フィラメント糸(ウォータージェットルーム)例3
. 樹脂−39% 対照例2.比較樹脂−4 8% 油 剤 2% 本糊付条件は糊付温度を35°Cとした以外は前記と同
じ木製織条件 ウォータージェットル−ム 500 r p +n織
物 夕7り(139X102本/インチ)20疋(
60m物) 3、合繊混紡糸 例4. 樹脂−16% コンス 4% WaX系油剤 0.5% 例5. 樹脂−46% コンス 4% 例6. 樹脂−56% コン又 4% Wax系油剤 0.5% 対照例3.比較樹脂−26% フンス 4% Wax系油剤 1% 木Wax系油剤二二シロ化学株式会社製ツルビルワック
ス 木糊付条件 対象糸 ポリエステル/綿:= 85/35糊付機
金九KMC−9C 絞り圧 600Kg 糊付温度 85゛C 巻取速度 60亀/ m i n 木製織条件 自動織PIi19 0 r p r11織 物 19
0本ブロード ○尚、性1jgの評価は次の方法によった。
2)抱合カニ TM式抱合度試験機によるD r y
: 2 0 ’C、65%R11W e t. : 2
0°Cの水30分浸漬後((lつオータージェットル
ームのみ)3)膠着性:糊付糸をボビンに巻取り、35
°C、80%R11で1週間調湿した後、糸をほどくと
外の抵抗を測定(良好◎−〇−Δ−×) 4)摩擦係数(平滑性):糊付糸同士の静摩擦係数をレ
ーダー法によって測定 Dry:20”C, 65%RH Wet:20℃の水30分浸漬後 (イ旦しつオータージェットルームのみ)5)開 ロ:
開口状態を5段階で評価 6)落 糊: aの落量を「無◎ー〇ーΔ−×多」で判
定7)強度・伸度: オートグラフにて破壊時の強度、
伸度を測定 8)耐摩耗性二T14式抱合度試験機荷重400.7糸
20本にて1 、 000回摩耗後の糸の毛立ち状態を
判定(良 好1級〜8級不良) 第1表 第2表
: 2 0 ’C、65%R11W e t. : 2
0°Cの水30分浸漬後((lつオータージェットル
ームのみ)3)膠着性:糊付糸をボビンに巻取り、35
°C、80%R11で1週間調湿した後、糸をほどくと
外の抵抗を測定(良好◎−〇−Δ−×) 4)摩擦係数(平滑性):糊付糸同士の静摩擦係数をレ
ーダー法によって測定 Dry:20”C, 65%RH Wet:20℃の水30分浸漬後 (イ旦しつオータージェットルームのみ)5)開 ロ:
開口状態を5段階で評価 6)落 糊: aの落量を「無◎ー〇ーΔ−×多」で判
定7)強度・伸度: オートグラフにて破壊時の強度、
伸度を測定 8)耐摩耗性二T14式抱合度試験機荷重400.7糸
20本にて1 、 000回摩耗後の糸の毛立ち状態を
判定(良 好1級〜8級不良) 第1表 第2表
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、オキシアルキレン基を有するビニルエステル系樹脂
を主剤としてなる繊維用糊剤。 2、オキシアルキレン基を有するビニルエステル系樹脂
が、オキシアルキレン基を有する不飽和単量体と酢酸ビ
ニルの共重合体である特許請求の範囲第1項記載の繊維
用糊剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16969784A JPS6147878A (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | 水溶性繊維用経糸糊剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16969784A JPS6147878A (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | 水溶性繊維用経糸糊剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6147878A true JPS6147878A (ja) | 1986-03-08 |
JPH0561388B2 JPH0561388B2 (ja) | 1993-09-06 |
Family
ID=15891206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16969784A Granted JPS6147878A (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | 水溶性繊維用経糸糊剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6147878A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7141638B2 (en) | 2003-07-22 | 2006-11-28 | Kuraray Co., Ltd. | Vinyl alcohol polymer |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58174683A (ja) * | 1982-04-01 | 1983-10-13 | 電気化学工業株式会社 | 繊維サイジング用糊剤 |
JPS591776A (ja) * | 1982-06-18 | 1984-01-07 | 旭硝子株式会社 | 繊維集束剤 |
JPS5921780A (ja) * | 1982-07-23 | 1984-02-03 | 花王株式会社 | 繊維の糊付け剤 |
-
1984
- 1984-08-13 JP JP16969784A patent/JPS6147878A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58174683A (ja) * | 1982-04-01 | 1983-10-13 | 電気化学工業株式会社 | 繊維サイジング用糊剤 |
JPS591776A (ja) * | 1982-06-18 | 1984-01-07 | 旭硝子株式会社 | 繊維集束剤 |
JPS5921780A (ja) * | 1982-07-23 | 1984-02-03 | 花王株式会社 | 繊維の糊付け剤 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7141638B2 (en) | 2003-07-22 | 2006-11-28 | Kuraray Co., Ltd. | Vinyl alcohol polymer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0561388B2 (ja) | 1993-09-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |