JPS614714A - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS614714A JPS614714A JP12367284A JP12367284A JPS614714A JP S614714 A JPS614714 A JP S614714A JP 12367284 A JP12367284 A JP 12367284A JP 12367284 A JP12367284 A JP 12367284A JP S614714 A JPS614714 A JP S614714A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin composition
- reactive diluent
- methoxy
- photopolymerization initiator
- cyclododecadienyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は紫外線で硬化する樹脂組成物に関するものであ
り、さらに詳しくは各種基材、特に紙およびポリエチレ
ンテレフタレート系樹脂の基材に対し密着性の優れた紫
外線硬化樹脂組成物に関Jるものである。
り、さらに詳しくは各種基材、特に紙およびポリエチレ
ンテレフタレート系樹脂の基材に対し密着性の優れた紫
外線硬化樹脂組成物に関Jるものである。
B、従来の技術
近年、紫外線などの活性エネルギー線の照射によつ−C
硬化する、いわゆる活性エネルギー線硬化型樹脂組成物
は、無溶剤、省エネルギー、低温での高速硬化など種々
の利点から各種プラスチック、金属、紙などの塗装、印
刷などに工業的に利用されつつある。
硬化する、いわゆる活性エネルギー線硬化型樹脂組成物
は、無溶剤、省エネルギー、低温での高速硬化など種々
の利点から各種プラスチック、金属、紙などの塗装、印
刷などに工業的に利用されつつある。
C1発明が解決しようとする問題点
このような目的に用いられる紫外線硬化樹脂組成物は一
般に(イ)ベースレジン、(ロ)反応性稀釈剤、(ハ)
光重合開始剤を主成分として形成されている。(イ)の
ベースレジンはプレポリマーまたはオリゴマーとも呼ば
れるものであり、エチレン性不飽和基を分子中に少なく
とも1ケ有する化合物である。このものは常温下では極
めて粘性の大きい液体である場合が多く、またそのまま
では硬化速度が小さいという性質を有している。このよ
うな性質は基材への塗工および硬化に際し、作業性の点
ぐ著しい困難をもたらすので、この点を改良するため(
ロ)の反応性稀釈剤と呼ばれる重合性モノマーが配合し
て使用される。このものには稀釈剤、づなわち配合する
ことによる減粘効果、および硬化促進という2つの性能
が要求される。一般には、後者の性能に対する要求を満
たすために多1°能のアクリレートすなわちトリメチロ
ールプロパントリアクリレート、ジエチレングリコール
ジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレー
ト、1.6−ヘキサンジオールジアクリレートなどが用
いられる。しかしながらこのような多官能の反応性稀釈
剤を使用した場合には、急激に硬化するため皮膜に残留
応力が発生し、かつ硬化皮膜が脆いため、密着性が低下
することが知られてい1〔。
般に(イ)ベースレジン、(ロ)反応性稀釈剤、(ハ)
光重合開始剤を主成分として形成されている。(イ)の
ベースレジンはプレポリマーまたはオリゴマーとも呼ば
れるものであり、エチレン性不飽和基を分子中に少なく
とも1ケ有する化合物である。このものは常温下では極
めて粘性の大きい液体である場合が多く、またそのまま
では硬化速度が小さいという性質を有している。このよ
うな性質は基材への塗工および硬化に際し、作業性の点
ぐ著しい困難をもたらすので、この点を改良するため(
ロ)の反応性稀釈剤と呼ばれる重合性モノマーが配合し
て使用される。このものには稀釈剤、づなわち配合する
ことによる減粘効果、および硬化促進という2つの性能
が要求される。一般には、後者の性能に対する要求を満
たすために多1°能のアクリレートすなわちトリメチロ
ールプロパントリアクリレート、ジエチレングリコール
ジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレー
ト、1.6−ヘキサンジオールジアクリレートなどが用
いられる。しかしながらこのような多官能の反応性稀釈
剤を使用した場合には、急激に硬化するため皮膜に残留
応力が発生し、かつ硬化皮膜が脆いため、密着性が低下
することが知られてい1〔。
D0問題点を解決するための手段
このような背景のもとに、本発明者は紫外線を照射して
硬化せしめるアクリル樹脂系について硬化速度を低下さ
せることなく、上述の欠陥を解消し、基材に対して優れ
た密着性を有する紫外線硬化樹脂組成物を開発づること
を目的に鋭意研究を行なった。
硬化せしめるアクリル樹脂系について硬化速度を低下さ
せることなく、上述の欠陥を解消し、基材に対して優れ
た密着性を有する紫外線硬化樹脂組成物を開発づること
を目的に鋭意研究を行なった。
その結果、下記の化学式で示される化合物(I)すなわ
ち2−メトキシ−5,9−シクロドデカジェニルアクリ
レート、より詳しくはアクリル酸の2−メトキシ−5,
9−シクロドデ力ジエン−トオールエステルを従来の反
応性稀釈剤に代えて、または併用することによって上記
の目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに
至った。
ち2−メトキシ−5,9−シクロドデカジェニルアクリ
レート、より詳しくはアクリル酸の2−メトキシ−5,
9−シクロドデ力ジエン−トオールエステルを従来の反
応性稀釈剤に代えて、または併用することによって上記
の目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに
至った。
(I>
上記の化学式で示される化合物(■)〔以下これを単に
化合物(I)と略記する〕は文献未記載の新規化合物で
あり、本発明者は先にこれが硬化性皮膜組成物の素材お
よび反応性稀釈剤として有用であることを知見したく昭
和59年6月8日付特許出願)。
化合物(I)と略記する〕は文献未記載の新規化合物で
あり、本発明者は先にこれが硬化性皮膜組成物の素材お
よび反応性稀釈剤として有用であることを知見したく昭
和59年6月8日付特許出願)。
本発明はかかる知見に基づいてなされkもので、化合物
(I)を有効成分として配合した紫外線硬化樹脂組成物
を提供したものである。
(I)を有効成分として配合した紫外線硬化樹脂組成物
を提供したものである。
E8作用
本発明で配合される化合物<I)は対応するアルコール
即ち下記化学式(II>で表わされる2−メトキシ−5
,9−シクロドデ力ジエン−トオールにアクリル酸を反
応さぜCエステル化することによって有利に製造できる
。
即ち下記化学式(II>で表わされる2−メトキシ−5
,9−シクロドデ力ジエン−トオールにアクリル酸を反
応さぜCエステル化することによって有利に製造できる
。
(n)
本発明においてベースレジンは重合できるエチレン性不
飽和基を有すればよいが、例えば代表的なものとして(
a)多価アルコールと多価カルボン酸およびエチレン性
不飽和モノカルボン酸との縮合オリゴメリゼーションに
よって得られるポリエステル系多価ビニル化合物、(b
)多価エポキシ化合物にエチレン性不飽和カルボン酸を
付加させたエポキシ系多価ビニル化合物、(C)多価イ
ソシアネートと水酸基含有エチレン性不飽和単量体を付
加反応させたポリウレタン系多価ビニル化合物などを挙
げることができる。
飽和基を有すればよいが、例えば代表的なものとして(
a)多価アルコールと多価カルボン酸およびエチレン性
不飽和モノカルボン酸との縮合オリゴメリゼーションに
よって得られるポリエステル系多価ビニル化合物、(b
)多価エポキシ化合物にエチレン性不飽和カルボン酸を
付加させたエポキシ系多価ビニル化合物、(C)多価イ
ソシアネートと水酸基含有エチレン性不飽和単量体を付
加反応させたポリウレタン系多価ビニル化合物などを挙
げることができる。
これらの化合物を単独または2種類以上混合して用いる
ことも可能Cある。
ことも可能Cある。
本発明において光重合開始剤としてはベンゾフェノン、
アセトフェノン、ベンジル、0−ベンゾイル−安息香酸
、0−ベンゾイル−安息香酸メチルなど紫外線の照射に
よってラジカルを発生するタイプの公知の開始剤から任
意に選択して使用することが可能である。
アセトフェノン、ベンジル、0−ベンゾイル−安息香酸
、0−ベンゾイル−安息香酸メチルなど紫外線の照射に
よってラジカルを発生するタイプの公知の開始剤から任
意に選択して使用することが可能である。
実施例
次に実施例と比較例によって本発明の内容を更に具体的
に説明する。なお、本実施例によって本発明が制限され
るものではない。実施例、比較例中の゛部″は重量部で
ある。
に説明する。なお、本実施例によって本発明が制限され
るものではない。実施例、比較例中の゛部″は重量部で
ある。
(実施例1)
以下の配合で紫外線硬化樹脂組成物■を製造した。
・不飽和ポリエステル(X Q −38630、マレイ
ン酸−プロピレングリコール系、酸価1B、5m9KO
H/9三井東圧化学(株)製〕50部・イし合物(I
> 20部・トリメ
チロールプロパントリ アクリレート17部 ・ジエチルアミンエチルメタアクリレート 7部・0
−ベンゾイル安息香酸メチル 6部100
部 組成物■をポリエチレンテレフタレートの板(厚さ10
#)に、塗布膜厚が20μになる量をバーコータで塗布
し、高圧水銀灯< 120W/Cm)で、高さ10
cmの位置より約3秒間紫外線を照射して硬化させた。
ン酸−プロピレングリコール系、酸価1B、5m9KO
H/9三井東圧化学(株)製〕50部・イし合物(I
> 20部・トリメ
チロールプロパントリ アクリレート17部 ・ジエチルアミンエチルメタアクリレート 7部・0
−ベンゾイル安息香酸メチル 6部100
部 組成物■をポリエチレンテレフタレートの板(厚さ10
#)に、塗布膜厚が20μになる量をバーコータで塗布
し、高圧水銀灯< 120W/Cm)で、高さ10
cmの位置より約3秒間紫外線を照射して硬化させた。
この塗膜の特性は表1に示した。
〔実施例2〕
以下の配合で紫外線硬化樹脂組成物■を製造した。
・オリゴエステルアクリレートCM −6420X 。
東亜合成化学工業(株)製〕50部
・化合物(I) 20部
・トリメチロールプロパントリ アクリレート 10部 ・ネオペンチルグリコールジアクリレート 10部・ジ
エチルアミノエチルメタクリレート 6部・0−ベ
ンゾイル安息香酸メチル 4部100部 組成物■を化粧箱用原紙に、硬化膜が5μになるよう塗
布し、実施例1で使用したのと同じ高圧水銀灯を用い、
約2秒間紫外線を照射させて硬化させた。この塗膜の特
性は、表1に示した。
・トリメチロールプロパントリ アクリレート 10部 ・ネオペンチルグリコールジアクリレート 10部・ジ
エチルアミノエチルメタクリレート 6部・0−ベ
ンゾイル安息香酸メチル 4部100部 組成物■を化粧箱用原紙に、硬化膜が5μになるよう塗
布し、実施例1で使用したのと同じ高圧水銀灯を用い、
約2秒間紫外線を照射させて硬化させた。この塗膜の特
性は、表1に示した。
〔比較例1〕
実施例1の組成物において、化合物(I)をネオペンチ
ルグリコールジアクリレートに置き換えた以外はすべて
実施例1と同様に実施し、得られた塗膜の特性を表1に
示した。
ルグリコールジアクリレートに置き換えた以外はすべて
実施例1と同様に実施し、得られた塗膜の特性を表1に
示した。
〔比較例2]
実施例2の組成物におい−C1化合物(I>をネオペン
チルグリコールジアクリレートに置き換えた以外は、す
べて実施例2と同様に実施し、得られた塗膜の特性を表
1に示した。
チルグリコールジアクリレートに置き換えた以外は、す
べて実施例2と同様に実施し、得られた塗膜の特性を表
1に示した。
G0発明の効果
表1の結果から、化合物(I)を配合することにより硬
化性をそこなうことなく密着性の顕著な向上が認められ
、本発明の有効性は明らかである。
化性をそこなうことなく密着性の顕著な向上が認められ
、本発明の有効性は明らかである。
人−1
注) 密着性:基板目剥離試験ぐテストした。素地に
達りるJIXlmmのマス目を100コ刻み、セロハン
チーで剥離試験を行ない、100コのマス口中の残右で
表示した。
達りるJIXlmmのマス目を100コ刻み、セロハン
チーで剥離試験を行ない、100コのマス口中の残右で
表示した。
硬化性:フィンガータツクの有無でテストした。
◎:全くなし
△:ややタック有
X:表面未硬化
手彰■ネ甫正書 (自発)
昭和59年7月17日
1、事件の表示
昭和59年 特許願 第123672号2、発明の名称
樹 脂 組 成 物
3、補正をする者
名 L’J (234)山陽国策パルプ株式会
社補 正 の 内 容 1、明細書箱4頁8〜9行目に 「シクロドデ力ジエン−トオールエステル」とあるを [シクロドデカジエン−1−オールエステル」と訂正。
社補 正 の 内 容 1、明細書箱4頁8〜9行目に 「シクロドデ力ジエン−トオールエステル」とあるを [シクロドデカジエン−1−オールエステル」と訂正。
2、明細書箱5頁9〜10行目に
「シクロドfカジエンートオール」
とあるを
[シクロドデカジエン−1−オール」
と訂正。
3、明細@第7頁10行目に
「ジエチルアミノエチルメタアクリレート」とあるを
「ジエチルアミノエチルメタクリレート」と訂正。
Claims (1)
- (1)ベースレジン、反応性稀釈剤および光重合開始剤
を主成分とし、紫外線を照射することによって皮膜を形
成させるための紫外線硬化樹脂組成物において、反応性
稀釈剤の一部または全部として下記化学式で表わされる
2−メトキシ−5,9−シクロドデカジエニルアクリレ
ート ▲数式、化学式、表等があります▼ を配合したことを特徴とする紫外線硬化樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12367284A JPS614714A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12367284A JPS614714A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS614714A true JPS614714A (ja) | 1986-01-10 |
Family
ID=14866437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12367284A Pending JPS614714A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS614714A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5128387A (en) * | 1987-07-28 | 1992-07-07 | Borden, Inc. | Extensible and pasteurizable radiation curable coating for metal |
US5128391A (en) * | 1988-02-24 | 1992-07-07 | Borden, Inc. | Extensible and pasteurizable radiation curable coating for metal containing organofunctional silane adhesion promoter |
-
1984
- 1984-06-18 JP JP12367284A patent/JPS614714A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5128387A (en) * | 1987-07-28 | 1992-07-07 | Borden, Inc. | Extensible and pasteurizable radiation curable coating for metal |
US5128391A (en) * | 1988-02-24 | 1992-07-07 | Borden, Inc. | Extensible and pasteurizable radiation curable coating for metal containing organofunctional silane adhesion promoter |
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