JPS6146831A - 空気調和機の除霜運転制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ヒートポンプ式空気調和機の除霜運転制御装
置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 ヒートポンプ式空気調和機で暖房運転を行なうと、室内
外の負荷の状態いかんによっては室外側熱交換器に着霜
が起こり暖房能力の低下が現われる。

そこで、従来より室外側熱交換器の霜を取り除く１コめ
除霜運転を行なってい１こ。この時、一般に冷房サイク
ルで運転して除霜を行なっているので、室内側での暖房
効果がなくなり、室温が低下し、住環境のフィーリング
が著しく損われる。このため、除霜時間の短縮を図り、
フィーリングを損わなくするため、様々な手段がとられ
ているが、減圧装置としてキャピラリーチュブを使って
いる１こめ、暖房時の最適冷媒流量と除霜時の最適冷媒
流量を調整するのが困難であっｆこ。このため、通常運
転である暖房時の冷媒流量を優先する１こめ、除霜時の
冷媒流量が最適値からはずれ、除霜時間を長くし、結果
として、室内側の住環境のフィーリングを悪くするとい
う欠点を有していＴこ。

発明の目的 本発明は、上記従来の欠点を解消するもので、除霜運転
の時間短縮を図り、室内住環境のフィーリングの改善を
目的とする。

発明の構成 この目的を達成するために本発明は、第１図に示すよう
に室外側熱交換器の温度を温度検出手段で検出し、この
電気出力と第１の設定温度および第２の設定温度を比較
手段によって比較し、記憶手段が記憶している暖房運転
出力モードと除霜運転出力モードのいずれかを選択して
出力手段によって、圧縮機、四方弁、可変減圧装置、室
内側送風機、室外側送風機に出力するものである。

これにより、除霜運転時間の短縮を図り、室内住環境の
フィーリングの改善ができる。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例について添付図面の第２図ない
し第５図を参考に説明する。

プ式冷凍サイクルで、圧縮機１、四方弁２、室内側熱交
換器３、可変減圧装置４、室外側熱交換器５、室外側熱
交換器の温度を検知する配管温サーミスタ６から成り、
室内側送風機７、室外側送風機８も具備している。

第３図において、制御回路は、配管温サーミスタ６、設
定温度によってきまる回路抵抗９、両者を比較する比較
回路１０、暖房および除霜運転出力モードを記憶したマ
イクロコンピュータ−１、および圧縮機１、四方弁２、
室内側送風機７、室外側送風機８や運転状態を切換える
リレー回路１２、可変減圧装置４の弁開度を切換える出
力回２に 路＃↓から構成されている。ここで、第１図で示したブ
ロック図と第含図の制御回路の関係について説明すると
、配管温サーミスタ６は温度検出手段に、比較回路１０
は比較手段（こ、マイクロコンぞれ相当している。

次に、上記構成においての動作について第３図の制御回
路を用いて説明する。

通常、暖房運転開始後は、配管温サーミスタ６から検出
される温度Ｔは除霜開始温度に相当する設定温度Ｔ１　
より高く比較回路１０からの出力はＨとなり、それがマ
イクロコンピュータ１１に入力され、マイクロコンピュ
ータ１１１こ内蔵された暖房運転出力モードが出力され
、リレー回路１２にＯＮ信号が伝達されリレー回路１２
の接点は１２ａのままとなり、この状態で圧縮機１はＯ
Ｎ１四方弁２はＯＮ、室内側送風機７はＯＮ、室外側送
風機８はＯＮとなる。また、他方の出力側であ２ダ る可変減圧装置４への出力手段←１＆こより可変減圧装
置４のモータ駆動部１３により弁体１４に設けられた流
量調節シャフト１５が中間状態に保たれ、暖房最適流量
が保持される。

運転開始より時間が経過し、室外側熱交換器３蚤こ着霜
が進み、蒸発温度が下がってくると、配管温サーミスタ
６の検出温度Ｔが、除霜開始温度Ｔ１より低くなり、そ
の結果比較回路１０からの出力はＬとなりマイクロコン
ピュータ１１に入力され、除霜運転出力モードとして出
力される。しｔコかつてリレー回路１２にＯＦＦ信号が
伝達され、リレー回路１２の接点が１２ｂに移り、この
状態で圧縮機１はＯＮ、四方弁２はＯＦＦ、室内側送風
機７は○ＦＦ、ＦＦ側送風機８はＯＦＦとなる。

まｔコ、他方の出力側である可変減圧装置４への２ダ 出力手段舖により、可変減圧装置４のモータ駆動部１３
により弁体１４に設けられた流量調節シャフト１５が開
状態に変る。この状態で除霜運転が行われるため、除霜
専用運転が行われ、短時間で除霜が完了し、配管温サー
ミスタ６で検出される温度Ｔは除霜開始温度に相当する
設定温度Ｔ２より高くなると再び比較回路１０よりＨの
出力がマイクロコンピュータ１１に入力され暖房運転出
力モードとして出力される。

次に第４図のフローチャートを参考に本実施例の制御モ
ードについて説明する。

スタート後、入力する設定温度として除霜開始温度Ｔ１
　と除霜終了温度Ｔ２が与えられ、両者と検出温度Ｔと
の比較が行われ、除霜運転出力モードと暖房運転出力モ
ードのいずれかが選択され出力される。すなわちＴ　）
　Ｔ１の時暖房運転が行われ、Ｔ　（Ｔ１で除霜運転に
移り、Ｔ）Ｔ２で除霜運転が解除され暖房運転に戻る。

第５図に本発明（こおける一実施例で使用する可変減圧
装置４の構成を示す。

モータ駆動部１３を構成するステータ１６とロータ１７
は正逆二方向への回転が可能なモータで、このロータ日
と連なる内部円柱部には雌ネジ１８が、流量調節シャツ
）　１５１こは雄ネジ１９が切られており両者の組合せ
によりロータヤ港の回転が流量調節シャフト１５に伝達
され、ロータｔ４の正逆の回転により流量調節シャフト
１５がスラスト方向に移動する。そして開状態の特には
モータ駆動部１３の外かく部２０がストッパーとして、
中間状態の時には別に設け１こストッパー２１に当るし
くみになっている。まｔこ、弁体１４１こは流路２２よ
りモータ駆動部１３にガス洩れしないようにパフキン２
３が設けられている。

この構成によって、除霜運転を行えば、除霜時の流量を
独自に選定でき、このことにより除霜時間の短縮が図れ
、室内住環境のフィーリングの改善が行える。さらに、
能力可変の圧縮機を具備した場合にはこの効果が顕著に
現れる。すなわち、除霜時に能力を最大にするような制
御を圧縮機に加え能力をアップしようと思っても、減圧
装置の絞りがそのままでは冷媒の流れが大きく絞られ、
その結果圧縮機の吸入圧力が低下し能力が低下する。こ
のような時に、弁開度を広げることのできる可変減圧装
置を使用すれば能力低下は大巾に改善され、除霜時間が
著しく短縮される。

発明の効果 上記実施例より明らかなように本発明における空気調和
機の除霜運転制御装置によれば、減圧装置が可変なので
、暖房時、除霜時ｌこそれぞれ最適な流量が得られる。

このことにより、従来、暖房時の流量が優先され、除霜
時の流量が必ずしも土性環境のフィーリングの悪化が著
しく改善されるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の除霜運転制御装置を機能実現手段で表
現したブロック図、第２図は本発明の一実施例における
ヒートポンプ式冷凍サイクル図、゛第３図は本発明の一
実施例における制御回路図、第４図は本発明の一実施例
におけるフローチャート図、第５図は本発明の一実施例
で用いた可変減圧装置の断面図である。 １・　・圧縮機、２　・・四方弁、３−・・室内側熱交
換器、４・・可変減圧装置、５　・・室外側熱変換器、
６　　温度検出手段、１０　・・比較回路、１１　・・
マイクロコンピュータ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第　２　図 第　３ｒＩＡ 第　４　図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　圧縮機、四方弁、室内側熱交換器、減圧装置、室外側
   熱交換器を環状に連結してヒートポンプ式冷凍サイクル
   を構成し、前記減圧装置をモータ駆動部とこのモータの
   駆動具合によって弁開度が制御される弁体からなる可変
   減圧装置とし、さらに前記室外側熱交換器の温度を検知
   して電気信号に変換し出力する温度検出手段、前記温度
   検出手段より出力された電気信号と第１の設定温度およ
   び第２の設定温度の電気信号と比較して制御信号を出力
   する比較手段、暖房運転モードと除霜運転モードを記憶
   した記憶手段、前記記憶手段の運転モードを前記圧縮機
   、四方弁、可変減圧装置および室内側送風機、室外側送
   風機に出力する出力手段を設けた空気調和機の除霜運転
   制 御装置。