JP2808467B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents
空気調和機の制御装置Info
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- JP2808467B2 JP2808467B2 JP2008391A JP839190A JP2808467B2 JP 2808467 B2 JP2808467 B2 JP 2808467B2 JP 2008391 A JP2008391 A JP 2008391A JP 839190 A JP839190 A JP 839190A JP 2808467 B2 JP2808467 B2 JP 2808467B2
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- Japan
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- fan speed
- switching
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、空気調和機の通常暖房運転と特に外気温が
低温の場合の暖房運転(以下、低温運転と記す)とを区
別して、よりよい制御を行うようにした空気調和機の制
御装置に関するものである。
低温の場合の暖房運転(以下、低温運転と記す)とを区
別して、よりよい制御を行うようにした空気調和機の制
御装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の空気調和機では、暖房運転中(除霜運転から次
の除霜運転までの間)の室内外ファンの回転速度、圧縮
機が吐出する冷媒の温度(以下吐出温度と記す)は、外
気温の高低にかかわらず常に同じ制御内容で制御されて
いた。
の除霜運転までの間)の室内外ファンの回転速度、圧縮
機が吐出する冷媒の温度(以下吐出温度と記す)は、外
気温の高低にかかわらず常に同じ制御内容で制御されて
いた。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来の制御では、低温運転時の吐出温度
が通常の暖房運転時と同じ低温であるため、低温運転時
のように部屋の負荷が増加しても空気調和機の暖房能力
はその負荷に対応することができなかった。つまり、低
温運転開始から除霜運転終了までの1サイクルの能力の
働きを単位時間で表わす積算能力は、著しく低下する傾
向が見られた。
が通常の暖房運転時と同じ低温であるため、低温運転時
のように部屋の負荷が増加しても空気調和機の暖房能力
はその負荷に対応することができなかった。つまり、低
温運転開始から除霜運転終了までの1サイクルの能力の
働きを単位時間で表わす積算能力は、著しく低下する傾
向が見られた。
本発明は、上記課題を解決するもので、暖房運転時の
外気温度がある規定温度以下の場合に限り、負荷対応制
御を行うようにした制御装置を提供することを目的とす
る。
外気温度がある規定温度以下の場合に限り、負荷対応制
御を行うようにした制御装置を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明は、外気温度検出
手段及びその検出温度と予め設定された外気温度設定値
とを比較してその結果を出力する比較手段と、この比較
手段の出力信号により、室外ファン速度を切り換える室
外ファン速度切換手段、室内ファン速度を切り換える室
内ファン速度切換手段及び圧縮機が吐出する冷媒の吐出
温度を切り換える吐出温度切換手段とから構成される。
手段及びその検出温度と予め設定された外気温度設定値
とを比較してその結果を出力する比較手段と、この比較
手段の出力信号により、室外ファン速度を切り換える室
外ファン速度切換手段、室内ファン速度を切り換える室
内ファン速度切換手段及び圧縮機が吐出する冷媒の吐出
温度を切り換える吐出温度切換手段とから構成される。
(作 用) 上記構成により、外気温度がある規定温度以下の場合
に限り、室内外ファン速度の設定を通常の暖房運転時よ
りもアップし、かつ吐出温度をアップするように切り換
える。
に限り、室内外ファン速度の設定を通常の暖房運転時よ
りもアップし、かつ吐出温度をアップするように切り換
える。
これにより、低温運転時の着霜を抑え、高温風を吹き
出して積算能力を向上を図ることができる。
出して積算能力を向上を図ることができる。
(実施例) 以下、図面を参照して実施例を詳細に説明する。第1
図は、本発明の一実施例の構成をブロック図で示したも
ので、1は外気温度検出手段、3はその検出温度と予め
設定された外気温度設定値2とを比較してその結果を出
力する比較手段4,5,6はそれぞれこの比較手段3の出力
信号により、室外ファン速度を切り換える室外ファン速
度切換手段、室内ファン速度を切り換える室内ファン速
度切換手段及び吐出温度を切り換える吐出温度切換手
段、7は室外ファン速度切換手段4の制御信号により室
外ファン10を駆動する駆動手段A、8は室内ファン速度
切換手段5の制御信号により室内ファン11を駆動する駆
動手段B、9は吐出温度切換手段6の制御信号により膨
張弁12を駆動する駆動手段Cである。
図は、本発明の一実施例の構成をブロック図で示したも
ので、1は外気温度検出手段、3はその検出温度と予め
設定された外気温度設定値2とを比較してその結果を出
力する比較手段4,5,6はそれぞれこの比較手段3の出力
信号により、室外ファン速度を切り換える室外ファン速
度切換手段、室内ファン速度を切り換える室内ファン速
度切換手段及び吐出温度を切り換える吐出温度切換手
段、7は室外ファン速度切換手段4の制御信号により室
外ファン10を駆動する駆動手段A、8は室内ファン速度
切換手段5の制御信号により室内ファン11を駆動する駆
動手段B、9は吐出温度切換手段6の制御信号により膨
張弁12を駆動する駆動手段Cである。
次に、本実施例の動作を第2図のフローチャートを参
照して説明する。リモコン又は操作盤により暖房運転を
指示すると、室内外ファン及び圧縮機が動作を開始す
る。ここで、外気温度検出手段1によりサンプリングし
た外気温度T1と予め設定された外気温度設定値Taとを比
較手段3で比較し、外気温度T1が温度設定値Taに対して
低温であるかどうかを判定する。
照して説明する。リモコン又は操作盤により暖房運転を
指示すると、室内外ファン及び圧縮機が動作を開始す
る。ここで、外気温度検出手段1によりサンプリングし
た外気温度T1と予め設定された外気温度設定値Taとを比
較手段3で比較し、外気温度T1が温度設定値Taに対して
低温であるかどうかを判定する。
いま、外気温度T1<温度設定値Taの場合には、室外フ
ァン速度及び室内ファン速度をそれぞれアップすると共
に、吐出温度もアップするように切り換える。その他の
場合は、通常の暖房運転として制御される。なお、この
制御動作は繰り返し行なわれる。
ァン速度及び室内ファン速度をそれぞれアップすると共
に、吐出温度もアップするように切り換える。その他の
場合は、通常の暖房運転として制御される。なお、この
制御動作は繰り返し行なわれる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、外気温度の状
態によって低温運転と判定された場合、通常の暖房運転
時に比較して、室外ファン速度を上げることにより室外
熱交換器の着霜の成長を抑制し、室内ファン速度を上げ
ることにより室内熱交換器の熱交換率を高め、さらに吐
出温度を上げることにより高温風の吹き出しを行ない、
低温運転時の積算暖房能力を向上させることができる。
態によって低温運転と判定された場合、通常の暖房運転
時に比較して、室外ファン速度を上げることにより室外
熱交換器の着霜の成長を抑制し、室内ファン速度を上げ
ることにより室内熱交換器の熱交換率を高め、さらに吐
出温度を上げることにより高温風の吹き出しを行ない、
低温運転時の積算暖房能力を向上させることができる。
第1図は、本発明の一実施例のブロック図、第2図は、
同実施例のフローチャートである。 1……外気温度検出手段、2……外気温度設定値、3…
…比較手段、4……室外ファン速度切換手段、5……室
内ファン速度切換手段、6……吐出温度切換手段、7…
…駆動手段A、8……駆動手段B、9……駆動手段C、
10……室外ファン、11……室内ファン、12……膨張弁。
同実施例のフローチャートである。 1……外気温度検出手段、2……外気温度設定値、3…
…比較手段、4……室外ファン速度切換手段、5……室
内ファン速度切換手段、6……吐出温度切換手段、7…
…駆動手段A、8……駆動手段B、9……駆動手段C、
10……室外ファン、11……室内ファン、12……膨張弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山向 昌樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−78860(JP,U) 実開 昭63−153046(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02 102
Claims (1)
- 【請求項1】外気温度検出手段及びその検出温度と予め
設定された外気温度設定値とを比較してその結果を出力
する比較手段と、該比較手段の出力信号により、室外フ
ァン速度を切り換える室外ファン速度切換手段、室内フ
ァン速度を切り換える室内ファン速度切換手段及び圧縮
機が吐出する冷媒の吐出温度を切り換える吐出温度切換
手段とからなり、 外気温度が設定温度以下の場合に、室内外ファン速度を
通常の暖房運転時よりもアップし、かつ吐出温度をアッ
プすることを特徴とする空気調和機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008391A JP2808467B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 空気調和機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008391A JP2808467B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 空気調和機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03213937A JPH03213937A (ja) | 1991-09-19 |
JP2808467B2 true JP2808467B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=11691904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008391A Expired - Fee Related JP2808467B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 空気調和機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2808467B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100474892B1 (ko) * | 2002-03-05 | 2005-03-08 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 난방운전제어방법 |
US7051542B2 (en) * | 2003-12-17 | 2006-05-30 | Carrier Corporation | Transcritical vapor compression optimization through maximization of heating capacity |
-
1990
- 1990-01-19 JP JP2008391A patent/JP2808467B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03213937A (ja) | 1991-09-19 |
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