JPS6146222Y2 - - Google Patents

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JPS6146222Y2
JPS6146222Y2 JP9542380U JP9542380U JPS6146222Y2 JP S6146222 Y2 JPS6146222 Y2 JP S6146222Y2 JP 9542380 U JP9542380 U JP 9542380U JP 9542380 U JP9542380 U JP 9542380U JP S6146222 Y2 JPS6146222 Y2 JP S6146222Y2
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preheating plug
energizing
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temperature
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JP9542380U
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はデイーゼルエンジンの予熱栓加熱装置
である。
デイーゼルエンジン、特に予燃焼室式のデイー
ゼルエンジンは、低温時の始動性が悪く、該低温
始動補助手段として電気加熱される抵抗体を有し
た予熱栓を予燃焼室内に突出配置し、始動性を向
上するように形成されている。
該予熱栓の加熱時間は極めて長く操作性が悪い
ので、抵抗の小さい抵抗体を用い、供給電流を大
として発熱量を大きくした予熱栓が採用されてい
るが、該予熱栓は過熱による損傷を防ぐために、
予熱栓の温度に応じて電流を供給、停止するリレ
ー装置を設けて温度制御されていた。
しかしながら、上記リレー装置は作動回数の限
度が低く、耐久性に劣る不具合があつた。
本考案は上記に鑑み提案されたもので、デイー
ゼルエンジンの燃焼室内の吸気を加熱する低抵抗
の予熱栓、同予熱栓に接続された定電流回路と同
定電流回路から予熱栓へ通電されたときに上記予
熱栓の抵抗に応じた電圧を保持するサンプル回路
を有する抵抗測定手段、上記予熱栓と電源との間
に配設された抵抗、上記デイーゼルエンジンの冷
却水温度を検出する温度検出スイツチ、上記デイ
ーゼルエンジンの完爆状態を検出する完爆検出手
段、上記抵抗を介さずに上記電源と上記予熱栓と
を通電させる第1の通電手段、上記抵抗を介して
上記電源と上記予熱栓とを通電させる第2の通電
手段、上記抵抗測定手段により測定された電圧に
応じて上記第1の通電手段の通電時間T1を設定
して計測するとともに上記第2の通電手段の通電
時間T2,T3を計測するタイマ回路、上記温度
検出スイツチによつて冷却水温が設定値以下であ
ることを検出した場合には上記T1の間上記第1
の通電手段を通電させその後時間T2の間上記第
2の通電手段を通電させると共に、上記完爆検出
手段がデイーゼルエンジンの完爆を検出したとき
には時間T3の間上記第2の通電手段を通電させ
る論理回路を備えたことを特徴とする予熱栓加熱
装置を要旨とする。
本願考案の構成によれば、デイーゼルエンジン
の冷却水温が設定値以下である場合には、まず予
熱栓の抵抗値を定電流回路を用いて測定すること
により予熱栓の作動始めの温度を検出し、予熱栓
を急速加熱するために抵抗を介さずに給電する時
間T1をタイマ回路により設定する。
そして、T1の間第1の通電手段により低抵抗
の予熱栓に電流が流れ、始動可能な所定の温度ま
で急速に加熱される。その後、時間T2の間第2
の通電手段によつて、抵抗を介することにより電
源電圧に比べて電圧降下された低電流が予熱栓に
流され上記予熱栓の周囲を一定の温度に保持させ
る。
この予熱栓の周囲が保温された状態で、乗員が
キースイツチをスタータの位置に切り換え、エン
ジンが始動を始め完爆状態となると、完爆検出手
段によつて完爆が検出され、更に時間T3の間第
2の通電手段によりアフターグローが行われるこ
ととなつている。
従つて、本願考案ではキースイツチON時に初
期の予熱栓の温度に応じた時間低抵抗の予熱栓を
急速加熱するので、予熱栓の周囲温度を始動可能
な所定の温度にするのに極めて短かい時間で済
み、エンジンの始動にかかる時間を短くできるも
のである。
また、エンジンの始動可能な温度に予熱栓の周
囲温度が達すると抵抗を介することにより電源電
圧に比べて電圧降下された低電流が予熱栓に流さ
れるので予熱栓に長時間大電流が流れることによ
る予熱栓の損傷を防ぐことができるものである。
更にエンジンの完爆後所定の時間T3の間アフ
ターグローを行うので着火遅れ等を防止できるも
のである。
更にまた、予熱栓の温度を定電流回路を用いて
予熱栓の抵抗を検出することにより測定している
ので、電源電圧が他の負荷等によつて変動したと
しても予熱栓の温度の測定を精度良く行えるもの
である。
次に本考案の一実施例を第1図及び第2図に沿
つて説明する。
2はキースイツチで、電源端子4は電源6に接
続され、オフ端子8と、制御回路10に接続され
たオン端子12と、スタータモータ14に接続さ
れたスタータ端子16を有している。
電源端子4には、第1リレー接点18と、直列
に接続された抵抗20及び第2リレー接点22と
が並列に接続され、さらに図示しない多気筒エン
ジンの各予燃焼室に配設された予熱栓24,24
…に接続されている。同予熱栓24は、電源6の
全電圧が供給されたときには速やかに加熱されて
エンジン始動可能な温度、例えば900℃程度に上
昇し、且つ、上記抵抗20を介して電源6に接続
されることにより降下電圧が供給されたときには
略上記始動可能な温度を維持するように、予熱栓
24及び抵抗20の抵抗値が設定される。
制御回路10は、定電流回路28と、同定電流
回路28の信号を保持するサンプルホールド回路
30と、同サンプルホールド回路30の信号によ
り時間T1を設定するタイマ回路32と、冷却水
温度を検出する温度検出スイツチ34と、同温度
検出スイツチ34の信号により冷却水温度がエン
ジンの暖機状態を示したことを指示する判別回路
36と、同判別回路36の信号とエンジンの交流
発電機38の充電信号と上記タイマ回路32のタ
イマ信号を判断する論理回路40と、同論理回路
40の信号に応答する第1の通電手段を形成する
第1リレー回路42と、第2の通電手段を形成す
る第2リレー回路44とを有している。上記タイ
マ回路32は、定電流回路28による信号により
時間T1を設定するとともに、同時間T1経過後、
又は判別回路36による暖機指示信号によつて、
新たに時間T2を設定し、さらに交流発電機38
の発生電圧が設定以上の場合に完爆を検出する完
爆検出手段がエンジンの完爆を検出すると時間
T3を設定する。46はタイマ回路32の、電源
6電圧変動を補正する電源電圧補正回路である。
第1リレー回路42には、第1リレー接点18
を開閉作動する第1リレーコイル50と赤色ラン
プ52が接続されており、又、第2リレー回路4
4には第2リレー接点22を開閉作動する第2リ
レーコイル54と緑色ランプ56が接続されてい
る。
上記定電流回路28は、サンプルホールド回路
30とともに抵抗測定手段を成すものでキースイ
ツチ2のオン操作によつて作動し、予熱栓24に
定電流を流す。予熱栓24は温度と対応する抵抗
を有しており、電圧を測定することによつて抵抗
値を検出し同抵抗値から温度が検出される。該電
圧はサンプルホールド回路30によつて記憶され
るとともにタイマ回路32に供給され、同タイマ
回路32は温度に対応した時間T1を設定すると
ともに時間t1を計測開始する。タイマ回路32
は、さらに一定の時間T2及びT3を設定計測す
る。該タイマ回路32の時間T1の信号は第1リ
レー回路42に供給され、第1リレーコイル50
及び赤色ランプ52を通電作動し、時間T2の信
号は第2リレー回路44に供給され、第2リレー
コイル54及び緑色ランプ56を通電作動し、さ
らに時間T3の信号は第2リレー回路44に供給
され第2リレーコイル54を通電作動する。判別
回路36は、温度検出スイツチ34の信号によ
り、冷却水温度が所定値以上のエンジン暖機状態
を示したときには、第1リレー回路42による作
動を省略して、第2リレー回路44による作動を
開始し、論理回路40へ信号を供給して、タイマ
回路32に時間T2を設定作動する。
論理回路40は、判別回路36の信号と、エン
ジンの完爆を示す交流発電機38の充電信号と、
キースイツチ2のオン端子12に供給される電源
電圧とによつて作動され、タイマ回路32に時間
T1,T2、及びT3を設定させ、第1リレー回路4
2及び第2リレー回路44を作動する。
上記実施例の作動を第2図に示すフローチヤー
トに沿つて説明する。
先ずキースイツチ2をオン作動すると、論理回
路40によつて赤色ランプ52をごく短時間、例
えば0.3秒間点灯して同赤色ランプ52の断線を
検査する。
次に、判別回路36によつて、冷却水温度が所
定値例えば50℃以下のときには予熱栓24を速熱
作動する。すなわち、定電流回路28によつて予
熱栓24の抵抗を測定して該抵抗に対応した温度
を検知し、タイマ回路32によつて同温度に応じ
た予熱栓24の速熱時間T1を設定し、且つ時間t1
を測定し始める。論理回路40はタイマ回路32
と協働して第1リレー回路42を作動して第1リ
レーコイル50及び赤色ランプ52に通電作動す
る。このため、予熱栓24は第1リレー接点18
を介して電源6に直接接続されて同電源6の全電
圧が供給され、迅速に加熱されるとともに、赤色
ランプ52が点灯して予熱栓24の予熱状態を表
示する。
上記時間T1経過後に、又は、判別回路36に
よつて冷却水温度が50℃以上であることを検知し
たときには、タイマ回路32は論理回路40と協
働し、時間T2に沿つて第2リレー回路44を作
動して第2リレーコイル54及び緑色ランプ56
に通電作動する。このため、予熱栓24は第2リ
レー接点22及び抵抗20を介して電源6に接続
され、同電源6の降下電圧が供給されて同予熱栓
24の温度上昇を制限し、又は一定温度に保持す
るよう加熱されるとともに、緑色ランプ56が点
灯して予熱栓24の予熱完了状態を表示する。キ
ースイツチ2をオン端子12に接続して上記予熱
完了状態に放置すると、上記時間T2経過後には
第2リレー回路44の作動は停止され、本システ
ムは解除される。
上記時間T2内に、キースイツチ2をスタータ
端子16と接続すると、スタータモータ14が回
転されてエンジンは始動される。同エンジンの始
動が完了して回転速度がアイドル運転近傍まで増
大すると、交流発電機38は充電電圧を発生して
エンジンの完爆が検出される。同交流発電機38
の、完爆を示す充電電圧の発生によつて、論理回
路40はタイマ回路32と協働して時間T3に沿
つて第2リレー回路44を作動し、第2リレーコ
イル54を通電作動する。このときには、エンジ
ン始動後の予熱栓24通電状態であつて、始動直
後の暖機運転を円滑且つ迅速に行なうものであ
る。上記下降電圧による始動後の予熱栓24への
通電は時間T3経過後に停止され、本システムは
解除される。
上記作動においてエンジンが完爆しなかつたと
きには、キースイツチ2はオン端子12方向へ作
動され、上記時間T2経過後にシステムが解除さ
れる。上記実施例によれば、予熱栓24の抵抗を
小さくして予熱時間の短縮を計り、操作性が向上
するとともに、予熱完了後には、抵抗を介して降
下電圧を供給することによつて該予熱を保持する
ので、予熱栓24の寿命が長くなるとともに、第
1、第2リレーコイル50,54の作動回数が極
めて少ないため全体として耐久性が向上する効果
を奏する。
又、上記実施例によれば、判別回路36の信号
によつて、冷却水温度が高いときには、全電圧を
供給することなく、降下電圧を供給するため始動
の操作性が向上する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略説明図、
第2図は一実施例の作動順序を示すフローチヤー
トである。 2:キースイツチ、6:電源、18:第1リレ
ー接点、20:抵抗、22:第2リレー接点、2
4:予熱栓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. デイーゼルエンジンの燃焼室内の吸気を加熱す
    る低抵抗の予熱栓、同予熱栓に接続された定電流
    回路と同定電流回路から予熱栓へ通電されたとき
    に上記予熱栓の抵抗に応じた電圧を保持するサン
    プルホールド回路を有する抵抗測定手段、上記予
    熱栓と電源との間に配設された抵抗、上記デイー
    ゼルエンジンの冷却水温度を検出する温度検出ス
    イツチ、上記デイーゼルエンジンの完爆状態を検
    出する完爆検出手段、上記抵抗を介さずに上記電
    源と上記予熱栓とを通電させる第1の通電手段、
    上記抵抗を介して上記電源と上記予熱栓とを通電
    させる第2の通電手段、上記抵抗測定手段により
    測定された電圧に応じて上記第1の通電手段の通
    電時間T1を設定し測定するとともに上記第2の
    通電手段の通電時間T2,T3を計測するタイマ
    回路、上記温度検出スイツチによつて冷却水温が
    設定値以下であることを検出した場合には上記T
    1の間上記第1の通電手段を通電させその後時間
    T2の間上記第2の通電手段を通電させると共
    に、上記完爆検出手段がデイーゼルエンジンの完
    爆を検出したときには時間T3の間上記第2の通
    電手段を通電させる論理回路を備えたことを特徴
    とする予熱栓加熱装置。
JP9542380U 1980-07-07 1980-07-07 Expired JPS6146222Y2 (ja)

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