JPS6145744Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6145744Y2 JPS6145744Y2 JP5367981U JP5367981U JPS6145744Y2 JP S6145744 Y2 JPS6145744 Y2 JP S6145744Y2 JP 5367981 U JP5367981 U JP 5367981U JP 5367981 U JP5367981 U JP 5367981U JP S6145744 Y2 JPS6145744 Y2 JP S6145744Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitting
- press
- bearing
- core
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 13
- 230000035699 permeability Effects 0.000 claims description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は可動鉄心が往復運動する電磁振動式圧
縮機の積層固定鉄心と可動鉄心により構成された
モータに関するものである。
縮機の積層固定鉄心と可動鉄心により構成された
モータに関するものである。
従来、積層固定鉄心と可動鉄心により構成され
たモータを使用した圧縮機では可動鉄心と一体と
なつたピストンを受けるシリンダ及び軸受けを積
層固定鉄心の左右（又は前後）に備え、かつ組立
を簡素化するため前記積層固定鉄心をはさむ状態
で前記シリンダ及び軸受けをとりつけていた。し
かし、前記支持部品のとりつけ部である積層固定
鉄心の表面は薄板状態であり、例えば研削にて平
面加工する際に積層板が浮上り、精密な平面加工
が出来ず、この状態でシリンダ及び軸受けを組込
むため、前記シリンダ及び軸受けの中心、平行度
が正確に出ず、これに支持されたピストンは往復
運転時の抵抗が大きくなり、極端な場合には振動
しないことがあつた。
たモータを使用した圧縮機では可動鉄心と一体と
なつたピストンを受けるシリンダ及び軸受けを積
層固定鉄心の左右（又は前後）に備え、かつ組立
を簡素化するため前記積層固定鉄心をはさむ状態
で前記シリンダ及び軸受けをとりつけていた。し
かし、前記支持部品のとりつけ部である積層固定
鉄心の表面は薄板状態であり、例えば研削にて平
面加工する際に積層板が浮上り、精密な平面加工
が出来ず、この状態でシリンダ及び軸受けを組込
むため、前記シリンダ及び軸受けの中心、平行度
が正確に出ず、これに支持されたピストンは往復
運転時の抵抗が大きくなり、極端な場合には振動
しないことがあつた。
本考案は、上記の欠点を除去することを目的と
し、積層固定鉄心をはさむ状態でとりつけられた
軸受等の支持部品の中心を正確に出し、ピストン
の往復運動時の抵抗を減少させるようにしたもの
である。
し、積層固定鉄心をはさむ状態でとりつけられた
軸受等の支持部品の中心を正確に出し、ピストン
の往復運動時の抵抗を減少させるようにしたもの
である。
以下本考案の一実施例について説明する。
第１図は横型の電磁振動式圧縮機を示し、１は
電磁振動式圧縮機の本体で、図示されていないス
プリングにより密閉容器２内に弾性支持されてい
る。電磁コイル３を巻いた積層固定鉄心４の端部
には、横断面コ字状の切りかき４′が入れてあ
り、ここに透磁率が小さく、かつ堅い例えばステ
ンレス鋼等の材質にてなるコ字状の圧入金具５が
圧入されており圧入後、圧入金具５の両面が研削
されている。そして、シリンダ７及び軸受け８は
前記圧入金具５を介して締付ボルト６により固定
されている。前記シリンダ７と軸受け８には可動
鉄心９を固着した中空ピストン１０を摺動自在に
設けてある。前記シリンダ７の端部には吐出弁１
１を有するシリンダヘツド１２を固定してある。
また可動鉄心９と軸受け８の間には共振用スプリ
ング１３が設けてある。
電磁振動式圧縮機の本体で、図示されていないス
プリングにより密閉容器２内に弾性支持されてい
る。電磁コイル３を巻いた積層固定鉄心４の端部
には、横断面コ字状の切りかき４′が入れてあ
り、ここに透磁率が小さく、かつ堅い例えばステ
ンレス鋼等の材質にてなるコ字状の圧入金具５が
圧入されており圧入後、圧入金具５の両面が研削
されている。そして、シリンダ７及び軸受け８は
前記圧入金具５を介して締付ボルト６により固定
されている。前記シリンダ７と軸受け８には可動
鉄心９を固着した中空ピストン１０を摺動自在に
設けてある。前記シリンダ７の端部には吐出弁１
１を有するシリンダヘツド１２を固定してある。
また可動鉄心９と軸受け８の間には共振用スプリ
ング１３が設けてある。
かかる構成において、交流電源を半波整流し、
積層固定鉄心４に巻いた電磁コイル３に電流を通
じることにより、中空ピストン１０と一体となつ
た可動鉄心９が積層固定鉄心４の磁極方向に磁気
可変抵抗原理により吸引され、吸引時に可動鉄心
９と軸受け８間の共振スプリング１３に蓄えられ
た弾性力により、逆方向に押され、このくり返し
により往復運動するものである。そして圧入金具
５を積層固定鉄心４に形成した切欠４′に圧入
後、圧入金具５の両面を研削等にて平行度をそろ
え、その後シリンダ７及び軸受け８を組立てるた
め、シリンダ及び軸受けの中心、平行度等が正確
に形成され、これに支持されるピストンへの抵抗
はほとんど無視できる程度になる。
積層固定鉄心４に巻いた電磁コイル３に電流を通
じることにより、中空ピストン１０と一体となつ
た可動鉄心９が積層固定鉄心４の磁極方向に磁気
可変抵抗原理により吸引され、吸引時に可動鉄心
９と軸受け８間の共振スプリング１３に蓄えられ
た弾性力により、逆方向に押され、このくり返し
により往復運動するものである。そして圧入金具
５を積層固定鉄心４に形成した切欠４′に圧入
後、圧入金具５の両面を研削等にて平行度をそろ
え、その後シリンダ７及び軸受け８を組立てるた
め、シリンダ及び軸受けの中心、平行度等が正確
に形成され、これに支持されるピストンへの抵抗
はほとんど無視できる程度になる。
以上の様に本考案は、ピストンの一部に固定さ
れた可動鉄心と、前記ピストンを受ける軸受け
と、前記可動鉄心をはさみ対向する磁極をもち前
記軸受けの接触する部分に切りかきを設け、この
切りかきに透磁率が小さく、かつ堅固な圧入金具
なるものを密着圧入し、この後前記圧入金具の表
面を前記ピストンと垂直方向に研削した積層固定
鉄心と、前記軸受けを前記積層固定鉄心中の圧入
金具に接して締付ボルト等にて固定しているの
で、従来のように積層板が平面加工時に浮上る等
のことがなく、圧入金具の加工が可能で可動鉄心
の往復運動時の振れ、ネジリ等を低下させて、摩
耗を低減でき、かつ圧入金具の透磁率が小さいこ
とよりシリンダ及び軸受け等への磁気もれが少な
く可動鉄心への磁束の集中が図れ、往復運動の効
率向上に大きく貢献するものである。
れた可動鉄心と、前記ピストンを受ける軸受け
と、前記可動鉄心をはさみ対向する磁極をもち前
記軸受けの接触する部分に切りかきを設け、この
切りかきに透磁率が小さく、かつ堅固な圧入金具
なるものを密着圧入し、この後前記圧入金具の表
面を前記ピストンと垂直方向に研削した積層固定
鉄心と、前記軸受けを前記積層固定鉄心中の圧入
金具に接して締付ボルト等にて固定しているの
で、従来のように積層板が平面加工時に浮上る等
のことがなく、圧入金具の加工が可能で可動鉄心
の往復運動時の振れ、ネジリ等を低下させて、摩
耗を低減でき、かつ圧入金具の透磁率が小さいこ
とよりシリンダ及び軸受け等への磁気もれが少な
く可動鉄心への磁束の集中が図れ、往復運動の効
率向上に大きく貢献するものである。
第１図は本考案の一実施例を採用した電磁振動
式圧縮機の一実施例を示す中央断面図、第２図は
要部の分解斜視図である。 ４……積層固定鉄心、４′……切欠、５……圧
入金具、７……シリンダ、８……軸受け、９……
可動鉄心、６……締付ボルト。
式圧縮機の一実施例を示す中央断面図、第２図は
要部の分解斜視図である。 ４……積層固定鉄心、４′……切欠、５……圧
入金具、７……シリンダ、８……軸受け、９……
可動鉄心、６……締付ボルト。
Claims (1)
- ピストンの一部に固定された可動鉄心と、前記
ピストンを受ける軸受けと、前記可動鉄心をはさ
み対向する磁極をもち、前記軸受けの接触する部
分に切りかきを設け、この切りかきに透磁率が小
さく、かつ堅固な圧入金具を密着圧入し、前記圧
入金具の表面を前記ピストンと垂直方向に研削し
た積層固定鉄心とを備え、前記軸受けを前記積層
固定鉄心中の圧入金具に接して締付ボルト等にて
固定した電磁振動式モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5367981U JPS6145744Y2 (ja) | 1981-04-13 | 1981-04-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5367981U JPS6145744Y2 (ja) | 1981-04-13 | 1981-04-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57165089U JPS57165089U (ja) | 1982-10-18 |
| JPS6145744Y2 true JPS6145744Y2 (ja) | 1986-12-23 |
Family
ID=29850307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5367981U Expired JPS6145744Y2 (ja) | 1981-04-13 | 1981-04-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6145744Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040033740A (ko) * | 2002-10-15 | 2004-04-28 | 엘지전자 주식회사 | 왕복동식 모터의 고정자 구조 |
-
1981
- 1981-04-13 JP JP5367981U patent/JPS6145744Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57165089U (ja) | 1982-10-18 |
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