JPS6145229B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6145229B2
JPS6145229B2 JP57202051A JP20205182A JPS6145229B2 JP S6145229 B2 JPS6145229 B2 JP S6145229B2 JP 57202051 A JP57202051 A JP 57202051A JP 20205182 A JP20205182 A JP 20205182A JP S6145229 B2 JPS6145229 B2 JP S6145229B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
charge control
formula
parts
dyes
Prior art date
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Expired
Application number
JP57202051A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5993457A (ja
Inventor
Toshihiko Matsura
Shigeto Shindo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to JP57202051A priority Critical patent/JPS5993457A/ja
Publication of JPS5993457A publication Critical patent/JPS5993457A/ja
Publication of JPS6145229B2 publication Critical patent/JPS6145229B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0906Organic dyes
    • G03G9/091Azo dyes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は電子写真印刷用トナーに関する。 さらに詳しくは式(1)で示される。 〔式中XはCl,Br,SO2NH2,SO2CH3
SO2C2H5を表わしAは炭素数8〜16の直鎖又は枝
分れした1個の酸素原子によつて中断されていて
もよいアルキルアンモニウムを表わす〕 染料を含有することを特徴とする電子写真印刷
用トナーに関する。 静電気を利用した画像形成プロセスの一般的な
方法は次のようなものである。即ち、まずキヤリ
アーと称されるガラスビーズ、鉄粉、アルミ粉等
との接触摩擦によりトナーに帯電させ次いでこれ
を光導電性物質(セレン、酸化亜鉛、硫化カドミ
ウム等)で形成された光電体上の静電潜像に作用
せしめこれを顕像化しさらに加熱又は溶剤、蒸気
により定着するというものである。トナーは通常
バインダー樹脂を主体に荷電制御剤、着色剤等か
ら構成され1〜50μに微粉砕して製造されるが、
このトナーに要求される品質特性としては帯電
性、流動性、経時安定性等が挙げられ、特に帯電
性は荷電の安定保持性、転写基材(紙等)への付
着性等に関係するので画像形成上非常に重要な性
質である。 トナーに用いられる荷電制御剤のうち正荷電制
御剤としてはニグロシン染料、4級アンモニウム
塩類、ビリジニウム塩類が、又負荷電制御剤とし
てはCr,Co含金錯塩染料、ニトロフミン酸等が
広く知られている。(静電気学会誌1980第4巻第
3号p144) このうち負荷電制御剤としてCr,Co含金錯塩
染料を用いたものは帯電性については一応の水準
にあるものの錯塩染料自体が水溶性であるためバ
インダー樹脂との相溶性が悪く且つトナーに仕立
てた場合、トナーの吸湿性が大きく経時安定性に
も欠け、反復画像形成能が劣る。 本発明者らはこれら負荷電制御剤の欠点を改善
すべき鋭意検討の結果負荷電制御剤として式(1)の
染料をトナー中に含有することにより、上記の欠
点を解決出来ることを見い出し本発明を完成させ
た。本発明による負荷電制御剤はバインダー樹脂
との相溶性が良好であり、これを用いて作つたト
ナーは比帯電量が多く、経時安定性も良好である
ことから長期間保存しても安定した鮮明な画像が
得られるものである。 荷電制御剤を含有したトナーの主たる用途は静
電複写用であり事務関係等に幅広く応用され直接
人体に触れることが多いことから、使用する薬剤
類の衛生上の安定性に対する要求がたかいが例え
ば特公昭41−20153、特公昭45−26478、特開昭56
−35142に記載されている荷電制御剤等はいずれ
も変異原性試験(エームズテスト)において良結
果を与えずこの面からの改善も望まれていた。し
かるに本発明の荷電制御剤は変異原性試験におい
て良好な結果を与え、又荷電制御剤に要求される
他の性質についても上述のようにすぐれており、
本発明の価値は極めて大きい。 式(1)で示される染料は4−クロル−2−アミノ
フエノール、4−ブロム−2−アミノフエノー
ル、4−スルホアミド−2−アミノフエノール、
4−スルホメチル−2−アミノフエノール又は4
−スルホエチル−2−アミノフエノール等のアミ
ン類を公知の方法でジアゾ化し、β−ナフトール
にカツプリングして得たモノアゾ染料を公知の方
法でクロム錯塩化し、ついで例えばオクチルアミ
ン、デシルアミン、ラウリルアミン、ミリスチル
アミン、パルミチルアミン、セチルアミン、2−
エチルヘキシルオキシプロピルアミン、ラウロキ
シプロピルアミン、カプロキシプロピルアミンの
ようなアルキルアミン、アルコキシアルキルアミ
ンで造塩処理することによつて得ることが出来
る。又本発明の荷電制御剤を使用してトナーを製
造する方法としてはバインダー樹脂、荷電制御
剤、着色剤等を加熱ニーダー、二本ロール等の加
熱混合処理可能な装置により溶融下混練し冷却、
固化したものをジエツトミルなどの粉砕機により
1〜50μの粒径に粉砕することにより得る方法又
はバインダー樹脂を溶媒に溶解しこれに荷電制御
剤、着色剤を添加し、撹拌処理後、水中に入れて
再結晶化し過、乾燥後ボールミルなどにより1
〜50μの粒径に粉砕する方法等がある。 この場合、バインダー樹脂としてはポリスチレ
ン樹脂、アクリル樹脂、スチレン−メタアクリレ
ート共重合体、エポキシ樹脂等が又着色剤として
はカーボンブラツク、顔料類等が挙げられるが、
これらに限定されるものではない。又本発明の荷
電制御剤の使用量はバインダー樹脂100部に対し
0.5〜30部、好ましくは0.5〜10部である。 以下実施例により本発明について具体的に説明
する。 実施例中、部は特に限定しないものは重量を表
わす 実施例 1 スチレン−メタアクリレート共重合体 100部 (2)式で示される染料 5部 カーボンブラツク 20部 を混合し加熱ニーダーにて3時間溶融混練した後
混練物を取り出し冷却固化後、ハンマーミルで粗
粉砕し、次いでこのものを分級装置のついたジエ
ツトミルにより粉砕し、1〜10μの粒径に分級し
トナーAを得た。 一方比較対照として上記(2)式の染料においてテ
トラデシルアミンで造塩処理する前の錯塩染料を
用い同様の処理にてトナーBを製出した。 トナーA,トナーBについて、トナー製出時と
100%湿度中に1週間放置したものについて約200
メツシユの鉄粉と5:100(トナー:鉄粉)の重
量比で混合し、ブローオフ装置(東芝ケミカル社
製)によりそれぞれの比帯電量を測定したとこ
ろ、以下の結果を得た。
【表】 製出時と1週間放置時の比帯電量の比較によつ
て明白なようにトナーAはトナーBに対し極めて
経時安定性がすぐれていることが明らかである。 又トナーA、トナーBについて1週間100%湿
度中に放置したものについて複写機(FUJI
XEROX 3500)を使用して1000枚コピーしたと
ころトナーAを使用したものはトナーBに使用し
たものに比べ画像濃度が高く且つ地汚れの少ない
コピーを与えた。(1000枚目のコピーで比較) 以上の試験によつて造塩処理した染料はしない
染料に比べ経時安定性のすぐれたトナーを与える
ことは明白である。 実施例 2 スチレンオリゴマー樹脂 100部 (3)式で示される染料 10部 カーボンブラツク 20部 を1000部のアセトンに溶解し(カーボンブラツク
は分散状態)常温にて2時間混合した。次いでこ
の混合物を10000部の水中へ撹拌下滴下し過乾
燥することにより粗粒子状のトナーを得た。 このものを更にボールミルにて20時間粉砕し、
5〜10μに分級したものをトナーCとする。比較
対照として(3)式においてアミンによる造塩処理す
る前の錯塩染料を用い同様の処理を行つてトナー
Dを得た。 トナーC、トナーDについて実施例1と同様の
テストを実施したところ得られた結果は下記の如
くであつた。
【表】 以上の結果の如くトナーCはトナーDに対し極
めて経時安定性がすぐれている。 又トナーC、トナーDについて1週間100%湿
度中に放置したものについて実施例1と同様なコ
ピー試験を行つたところトナーCに使用したもの
はトナーDを使用したものに比べ画像濃度が高く
地汚れの少ないコピーを与えた。(1000枚目のコ
ピーで比較) 実施例1と同様に造塩処理した効果が明白に現
われた。 実施例 3 エポキシ樹脂 200部 (4)式で示される染料 20部 カーボンブラツク 20部 を混合し次いで加熱2本ロールにて溶融混合し、
冷却後ハンマーミルにて粗粉砕分級装置のついた
ジエツトミルにて1〜10μに分級し、トナーを製
出した。 このトナーについて製出直後と100%湿度中1
週間放置後に実施例1と同様に比帯電量を測定た
ところ経時安定性が極めてすぐれていた。 実施例 4〜7 実施例1の式(1)の染料の代わりに式(5)〜(8)で示
される染料を用いて実施例1と同様な試験を実施
したところいずれの染料も経時安定性のたかいト
ナーを与えた。 比較例 実施例1において式(2)の染料の代わりに次の式
(9),(10)で示される染料を用いて実施例1と同様の
処理を施して各々トナーG、トナーHを製出しこ
れらと実施例1でえられたトナーAについてトナ
ー製出直後と100%湿度中1週間放置後の比帯電
量を測定した。(表3)
【表】 表3において明らかなように造塩剤が低級アル
キルアミンである場合の染料からえられたトナー
(トナーG)、公知染料からえられたトナー(トナ
ーH)等に比べて本発明による染料からえられた
トナーは経時安定性に非常すぐれていることが明
白である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 (式中XはCl,Br,SO2NH2,SO2CH3
    SO2C2H5を表わしAは炭素数8〜16の直鎖又は枝
    分れした1個の酸素原子によつて中断されていて
    もよいアルキルアンモニウムを表わす)で示され
    る染料を含有することを特徴とする電子写真印刷
    用トナー。
JP57202051A 1982-11-19 1982-11-19 電子写真印刷用トナ− Granted JPS5993457A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57202051A JPS5993457A (ja) 1982-11-19 1982-11-19 電子写真印刷用トナ−

Applications Claiming Priority (1)

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JP57202051A JPS5993457A (ja) 1982-11-19 1982-11-19 電子写真印刷用トナ−

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Publication Number Publication Date
JPS5993457A JPS5993457A (ja) 1984-05-29
JPS6145229B2 true JPS6145229B2 (ja) 1986-10-07

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ID=16451119

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JP57202051A Granted JPS5993457A (ja) 1982-11-19 1982-11-19 電子写真印刷用トナ−

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0623861B2 (ja) * 1986-08-04 1994-03-30 日本化薬株式会社 電子写真印刷用トナ−
JP2711663B2 (ja) * 1987-03-05 1998-02-10 日本化薬株式会社 電子写真用トナー
JP2842523B2 (ja) * 1996-04-26 1999-01-06 日本化薬株式会社 荷電制御剤

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5262335A (en) * 1975-11-18 1977-05-23 Taoka Chem Co Ltd Process for preparing metal complex dyes
JPS5298737A (en) * 1976-02-12 1977-08-18 Bayer Ag Chrome complex dyes and process for production of coblt complex dyes

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