JPS6145206B2 - - Google Patents
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- JPS6145206B2 JPS6145206B2 JP56017975A JP1797581A JPS6145206B2 JP S6145206 B2 JPS6145206 B2 JP S6145206B2 JP 56017975 A JP56017975 A JP 56017975A JP 1797581 A JP1797581 A JP 1797581A JP S6145206 B2 JPS6145206 B2 JP S6145206B2
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- arm
- lens
- turret drum
- drum
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 9
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
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- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/14—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses adapted to interchange lenses
- G02B7/16—Rotatable turrets
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフアクシミリや複写機の光学的読取系
における焦点距離や口径の異なる複数のレンズを
切換えるレンズ切換機構に関する。
における焦点距離や口径の異なる複数のレンズを
切換えるレンズ切換機構に関する。
フアクシミリや複写機は電送時あるいは複写
時、原画の縮小を行なう場合、疑似縮小あるいは
相似縮小により行なつている。前者は画処理上、
その画品質に難点があり、後者の手段として、レ
ンズやミラーを用い、その距離を変えて縮小する
方法があるが装置が大きくなる傾向と、レンズ位
置決めが難かしいという欠点があつた。本発明は
かかる欠点に鑑み、原画読取りに焦点距離等の異
なる複数のレンズを用いターレツトドラムに挿着
し、該ターレツトドラムをゼネバ機構と位置決め
機構とを組合せてなる回転機構とし、前記ターレ
ツトドラムを回転させて、レンズの切換えを行い
原画縮小を行なうことを特徴としたもので、その
目的はスムーズなレンズ切換えとレンズの位置決
め並びに保持を容易に行なうと共に、高精度な再
現性を有する切換機構を提供することにある。以
下図面を基に実施例を詳細に説明する。
時、原画の縮小を行なう場合、疑似縮小あるいは
相似縮小により行なつている。前者は画処理上、
その画品質に難点があり、後者の手段として、レ
ンズやミラーを用い、その距離を変えて縮小する
方法があるが装置が大きくなる傾向と、レンズ位
置決めが難かしいという欠点があつた。本発明は
かかる欠点に鑑み、原画読取りに焦点距離等の異
なる複数のレンズを用いターレツトドラムに挿着
し、該ターレツトドラムをゼネバ機構と位置決め
機構とを組合せてなる回転機構とし、前記ターレ
ツトドラムを回転させて、レンズの切換えを行い
原画縮小を行なうことを特徴としたもので、その
目的はスムーズなレンズ切換えとレンズの位置決
め並びに保持を容易に行なうと共に、高精度な再
現性を有する切換機構を提供することにある。以
下図面を基に実施例を詳細に説明する。
第1図〜第6図は本発明の第1の実施例であ
る。第1図はレンズとターレツトドラムおよび駆
動アームの関係位置を示す前面図(第2図X−X
矢視図)である。図において1,2はレンズ、3
はターレツトドラム、3aは溝、3bはターレツ
トドラムの調整溝である。
る。第1図はレンズとターレツトドラムおよび駆
動アームの関係位置を示す前面図(第2図X−X
矢視図)である。図において1,2はレンズ、3
はターレツトドラム、3aは溝、3bはターレツ
トドラムの調整溝である。
焦点距離や口径の異なるレンズ1とレンズ2を
ターレツトドラム3に取付けるため該ターレツト
ドラム3に回転中心から半径方向に距離を等しく
互に直角になるような位置に割り溝付き孔を配設
し、該孔に前記レンズ1とレンズ2を挿入し固定
ねじ16で割り締めし、確実に固定する。前記レ
ンズ1とレンズ2を光軸方向に移動調整する場合
は固定ねじ16を若干ゆるめることにより可能で
ある。更にターレツトドラム3の回転軸を中心と
して直角に配置したレンズ1とレンズ2との鈍角
側を2等分する位置に、前記ターレツトドラム3
の回転中心から放射状に溝3aを設け、かつ該溝
3aの先端部を溝3aより幅広な調整溝3bとす
る。該調整溝3bを設けることにより前記ターレ
ツトドラム3の回転方向の微調整ができる。第2
図はレンズ切換機構の上面図である。図において
4は軸、5,6,12は軸受け、7,8は支持
板、11は軸、13はターレツトドラム駆動用ア
ーム、13aはピン、13b,13cは位置検出
部、15は偏心軸である。ターレツトドラム3の
回転中心に軸4を貫通した状態に固定し、支持板
7に嵌着した軸受け5と支持板8に嵌着した軸受
け6により、前記ターレツトドラム3を軸支す
る。また支持板7にはレンズ1あるいはレンズ2
へ光を通す適切な切欠き穴と、前記ターレツトド
ラム3を駆動する軸11を軸受け12を介して規
定の位置に軸支する。該軸11の入力端側11a
には駆動源(図示せず)を接続し、他方の出力端
側11bにはアーム13を固定する。第1図に示
すように前記アーム13にはピン13aを溝3a
に係合する位置に固着し、かつ位置検出部13b
と位置検出部13cとが規定の角度で、前記軸1
1を中心としてピン13aに対向する位置に配設
する。支持板8には、支持板7と同様光を通す穴
と、偏心軸15を軸支する割り溝付き孔を有し、
前記偏心軸15を回転可能に軸支する。第3図は
前記レンズとピンの関係位置を示す第2図のY−
Y矢視図である。図において9,10はピン、1
4はアーム、17はばね、18はリンク、19は
ソレノイド、20はピンである。他の記号のもの
は第1図、第2図と同じである。前記ターレツト
ドラム3には該ターレツトドラム3の回転中心に
対してレンズ1の対称位置にターレツトドラム位
置決め用ピン9を固定し、同様にレンズ2の対称
位置にピン10を固定する。次に前記ピン9とピ
ン10との咬合するアーム14を前記偏心軸15
に軸着する。アーム14は略L字形で偏心軸15
を中心に回転可能でかつ前記ピン9とピン10に
咬合するV溝14aと、ばね17を掛けるノツチ
14bとを有し、前記ばね17をノツチ14bに
掛止する。他端は支持板8に掛止しピンとV溝の
咬合を保持する押圧力をアーム14に与える。更
に前記咬合を解除するため、ノツチ14cを設け
該ノツチ14cにリンク18の1方を接続し他端
はソレノイド19にピン20を介して接続する。
前記ソレノイド19は支持板7と支持板8に固定
する取付板21に固定する。該取付板21には検
出器22と検出器23を取付ける。検出器22は
アーム13の位置検出部13bに対応する位置に
あり、第5図に示す如く前記レンズ1が所定の位
置に位置していると共にアーム13のピン13a
がターレツトドラム3の調整溝3bにあることを
検出している。同様に前記検出器23はアーム1
3の位置検出部13cに対応する位置にあり、第
6図に示す如く前記レンズ2が所定の位置に位置
していると共にアーム13のピン13aがターレ
ツトドラム3の調整溝3bにあることを検出して
いる。第4図は光電変換素子を実装するレンズ切
換機構の後面図である。8aは偏心軸15を挿入
する孔、8bは割り溝、8cはブラケツト、8d
は光を通す孔、24は光電変換素子、25は基
板、26はマウントである。支持板8には前述し
た如く偏心軸15を孔8aに回転可能に軸支す
る。更に割り締めができる割り溝8bと固定ねじ
29とを有し、前記偏心軸15を固定可能として
いる。また前記各レンズを透過した光を受ける光
電変換素子24は基板25に実装されており、該
基板25は微小回転調整ができるように(図示せ
ず)マウント26に取付ける。更に該マウント2
6は取付用長穴26aと光を通す長方形穴26b
とを有し、固定ねじ27で前記支持板8に取付け
ると共に水平方向の移動調整用に調整ねじ28が
ブラケツト8cを介して螺合している。
ターレツトドラム3に取付けるため該ターレツト
ドラム3に回転中心から半径方向に距離を等しく
互に直角になるような位置に割り溝付き孔を配設
し、該孔に前記レンズ1とレンズ2を挿入し固定
ねじ16で割り締めし、確実に固定する。前記レ
ンズ1とレンズ2を光軸方向に移動調整する場合
は固定ねじ16を若干ゆるめることにより可能で
ある。更にターレツトドラム3の回転軸を中心と
して直角に配置したレンズ1とレンズ2との鈍角
側を2等分する位置に、前記ターレツトドラム3
の回転中心から放射状に溝3aを設け、かつ該溝
3aの先端部を溝3aより幅広な調整溝3bとす
る。該調整溝3bを設けることにより前記ターレ
ツトドラム3の回転方向の微調整ができる。第2
図はレンズ切換機構の上面図である。図において
4は軸、5,6,12は軸受け、7,8は支持
板、11は軸、13はターレツトドラム駆動用ア
ーム、13aはピン、13b,13cは位置検出
部、15は偏心軸である。ターレツトドラム3の
回転中心に軸4を貫通した状態に固定し、支持板
7に嵌着した軸受け5と支持板8に嵌着した軸受
け6により、前記ターレツトドラム3を軸支す
る。また支持板7にはレンズ1あるいはレンズ2
へ光を通す適切な切欠き穴と、前記ターレツトド
ラム3を駆動する軸11を軸受け12を介して規
定の位置に軸支する。該軸11の入力端側11a
には駆動源(図示せず)を接続し、他方の出力端
側11bにはアーム13を固定する。第1図に示
すように前記アーム13にはピン13aを溝3a
に係合する位置に固着し、かつ位置検出部13b
と位置検出部13cとが規定の角度で、前記軸1
1を中心としてピン13aに対向する位置に配設
する。支持板8には、支持板7と同様光を通す穴
と、偏心軸15を軸支する割り溝付き孔を有し、
前記偏心軸15を回転可能に軸支する。第3図は
前記レンズとピンの関係位置を示す第2図のY−
Y矢視図である。図において9,10はピン、1
4はアーム、17はばね、18はリンク、19は
ソレノイド、20はピンである。他の記号のもの
は第1図、第2図と同じである。前記ターレツト
ドラム3には該ターレツトドラム3の回転中心に
対してレンズ1の対称位置にターレツトドラム位
置決め用ピン9を固定し、同様にレンズ2の対称
位置にピン10を固定する。次に前記ピン9とピ
ン10との咬合するアーム14を前記偏心軸15
に軸着する。アーム14は略L字形で偏心軸15
を中心に回転可能でかつ前記ピン9とピン10に
咬合するV溝14aと、ばね17を掛けるノツチ
14bとを有し、前記ばね17をノツチ14bに
掛止する。他端は支持板8に掛止しピンとV溝の
咬合を保持する押圧力をアーム14に与える。更
に前記咬合を解除するため、ノツチ14cを設け
該ノツチ14cにリンク18の1方を接続し他端
はソレノイド19にピン20を介して接続する。
前記ソレノイド19は支持板7と支持板8に固定
する取付板21に固定する。該取付板21には検
出器22と検出器23を取付ける。検出器22は
アーム13の位置検出部13bに対応する位置に
あり、第5図に示す如く前記レンズ1が所定の位
置に位置していると共にアーム13のピン13a
がターレツトドラム3の調整溝3bにあることを
検出している。同様に前記検出器23はアーム1
3の位置検出部13cに対応する位置にあり、第
6図に示す如く前記レンズ2が所定の位置に位置
していると共にアーム13のピン13aがターレ
ツトドラム3の調整溝3bにあることを検出して
いる。第4図は光電変換素子を実装するレンズ切
換機構の後面図である。8aは偏心軸15を挿入
する孔、8bは割り溝、8cはブラケツト、8d
は光を通す孔、24は光電変換素子、25は基
板、26はマウントである。支持板8には前述し
た如く偏心軸15を孔8aに回転可能に軸支す
る。更に割り締めができる割り溝8bと固定ねじ
29とを有し、前記偏心軸15を固定可能として
いる。また前記各レンズを透過した光を受ける光
電変換素子24は基板25に実装されており、該
基板25は微小回転調整ができるように(図示せ
ず)マウント26に取付ける。更に該マウント2
6は取付用長穴26aと光を通す長方形穴26b
とを有し、固定ねじ27で前記支持板8に取付け
ると共に水平方向の移動調整用に調整ねじ28が
ブラケツト8cを介して螺合している。
次にレンズの切換動作について説明する。
先ずレンズ1で原画を読取り光電変換素子24
に結像させる場合を第3図と第5図に基づいて述
べる。第5図に示すアーム13とレンズ1の位置
が原画を読取り光電変換素子24に結像させる場
合であり、その時のアーム14とピン9の関係位
置を第3図に示す。検出器22によりアーム13
の位置検出部13bが検出されて回転駆動源が停
止している。レンズ1を通過した光は光電変換素
子24に結像し、この時アーム13のピン13a
はターレツトドラム3の調整溝3bに位置してい
る。また前記レンズ1に対応しているピン9は偏
心軸15に回転可能に軸着されているアーム14
のV溝14aと咬合しており、ばね17により一
定圧力で押圧され、位置決めと保持を兼ねてい
る。次にレンズ1の光学的調整を行なう。先ずレ
ンズ1をターレツトドラム3に固定している固定
ねじ16をゆるめるとレンズ1は光軸方向に移動
調整が可能となり、調整後固定する。水平方向の
調整は光電変換素子24を水平方向に適宜移動調
整する。これはマウント26を調整ねじ28で水
平方向に移動調整すればよく調整後は固定ねじ2
7で支持板8に固定する。更にアーム14の回転
支点である偏心軸15を廻すことで前記レンズ1
の鉛直方向の調整ができる。前記偏心軸15を第
4図の矢印AまたはB方向に廻すとアーム14は
第3図の矢印Y1方向、即ち鉛直方向に上・下移
動する。アーム14のV溝14aはピン9に咬合
しているのでピン9もアーム14と同様に第3図
矢印Y1方向に上・下移動し、ターレツトドラム
3が軸4を中心に微小回転することになる。前記
ピン9と対応しているレンズ1が矢印Y2方向に
上・下移動することになつて、前記レンズ1の鉛
直方向の調整ができる。この時アーム13のピン
13aは調整溝3b内にあるので溝3aより溝幅
の広い分、ターレツトドラム3の動きを許容す
る。最後に基板25を傾けてねじり調整すればレ
ンズ1の光学的調整は全て完了し良好な出力を得
ることができる。次にレンズ2で読取る場合につ
いて第6図と第3図を基に説明する。原画サイズ
変更による情報を受けてソレノイド19が第3図
の矢印X1方向に吸引動作する。前記ソレノイド
19の動作によりリンク18を介してアーム14
が偏心軸15を中心として第3図矢印E方向に回
動する。アーム14の回転によりV溝14aと咬
合していたピン9がV溝14aより解除される。
これに伴なつて駆動源(図示せず)が起動し、軸
11が動節として回転する。前記軸11に固定さ
れているアーム13が第5図矢印C方向に回転す
る。アーム13の回転によりピン13aがターレ
ツトドラム3の調整溝3bから溝3aに入り、該
溝3a内を中心方向に向つて滑動し、後に再び戻
つて調整溝3bに入ると共に、検出器23がアー
ム13の位置検出部13cを検出し、前記軸11
の回転を停止する。前述アーム13の一連の動き
に伴なつてターレツトドラム3が軸4を中心とし
て第5図矢印D方向に回転し、第6図に示す如く
レンズ2が光電変換素子24に結像する位置に来
て停止する。該位置は、レンズ2に対応している
ピン10がアーム14のV溝14aと咬合可能な
位置であり、前記ソレノイド19の吸引力を解除
すれば、ピン10とV溝14aが咬合する。ばね
17によつて一定の押圧力が与えられ一連の動作
が完了し、レンズ2の位置決めと保持ができる。
更に前記レンズ2の光学的調整は、前述したレン
ズ1のピント調整と同様に行なえばよい。
に結像させる場合を第3図と第5図に基づいて述
べる。第5図に示すアーム13とレンズ1の位置
が原画を読取り光電変換素子24に結像させる場
合であり、その時のアーム14とピン9の関係位
置を第3図に示す。検出器22によりアーム13
の位置検出部13bが検出されて回転駆動源が停
止している。レンズ1を通過した光は光電変換素
子24に結像し、この時アーム13のピン13a
はターレツトドラム3の調整溝3bに位置してい
る。また前記レンズ1に対応しているピン9は偏
心軸15に回転可能に軸着されているアーム14
のV溝14aと咬合しており、ばね17により一
定圧力で押圧され、位置決めと保持を兼ねてい
る。次にレンズ1の光学的調整を行なう。先ずレ
ンズ1をターレツトドラム3に固定している固定
ねじ16をゆるめるとレンズ1は光軸方向に移動
調整が可能となり、調整後固定する。水平方向の
調整は光電変換素子24を水平方向に適宜移動調
整する。これはマウント26を調整ねじ28で水
平方向に移動調整すればよく調整後は固定ねじ2
7で支持板8に固定する。更にアーム14の回転
支点である偏心軸15を廻すことで前記レンズ1
の鉛直方向の調整ができる。前記偏心軸15を第
4図の矢印AまたはB方向に廻すとアーム14は
第3図の矢印Y1方向、即ち鉛直方向に上・下移
動する。アーム14のV溝14aはピン9に咬合
しているのでピン9もアーム14と同様に第3図
矢印Y1方向に上・下移動し、ターレツトドラム
3が軸4を中心に微小回転することになる。前記
ピン9と対応しているレンズ1が矢印Y2方向に
上・下移動することになつて、前記レンズ1の鉛
直方向の調整ができる。この時アーム13のピン
13aは調整溝3b内にあるので溝3aより溝幅
の広い分、ターレツトドラム3の動きを許容す
る。最後に基板25を傾けてねじり調整すればレ
ンズ1の光学的調整は全て完了し良好な出力を得
ることができる。次にレンズ2で読取る場合につ
いて第6図と第3図を基に説明する。原画サイズ
変更による情報を受けてソレノイド19が第3図
の矢印X1方向に吸引動作する。前記ソレノイド
19の動作によりリンク18を介してアーム14
が偏心軸15を中心として第3図矢印E方向に回
動する。アーム14の回転によりV溝14aと咬
合していたピン9がV溝14aより解除される。
これに伴なつて駆動源(図示せず)が起動し、軸
11が動節として回転する。前記軸11に固定さ
れているアーム13が第5図矢印C方向に回転す
る。アーム13の回転によりピン13aがターレ
ツトドラム3の調整溝3bから溝3aに入り、該
溝3a内を中心方向に向つて滑動し、後に再び戻
つて調整溝3bに入ると共に、検出器23がアー
ム13の位置検出部13cを検出し、前記軸11
の回転を停止する。前述アーム13の一連の動き
に伴なつてターレツトドラム3が軸4を中心とし
て第5図矢印D方向に回転し、第6図に示す如く
レンズ2が光電変換素子24に結像する位置に来
て停止する。該位置は、レンズ2に対応している
ピン10がアーム14のV溝14aと咬合可能な
位置であり、前記ソレノイド19の吸引力を解除
すれば、ピン10とV溝14aが咬合する。ばね
17によつて一定の押圧力が与えられ一連の動作
が完了し、レンズ2の位置決めと保持ができる。
更に前記レンズ2の光学的調整は、前述したレン
ズ1のピント調整と同様に行なえばよい。
以上説明した如く第1の実施例では、レンズの
回転伝達機構にアーム13と溝3aとで構成する
ゼネバ機構により、アーム13を定速度で回転し
た時にも従動節のターレツトドラム3は始点、終
点でスロースタート、ストツプを可能にして、ス
ムーズな回転の割り出しが達成できる。またレン
ズ1とレンズ2とに対応するピン9とピン10と
に咬合するV溝14aを有するアーム14に適正
な押圧力を加えることによつて、高精度の位置決
めと繰返し精度を実現できる。更に光学的調整に
は、光軸方向は勿論のこと、水平方向はマウント
26の移動調整、鉛直方向は偏心軸15の回転に
より正確なピント調整が容易にできる利点があ
る。前述の説明ではレンズの位置検出にアーム1
3の回転位置を検出したが、ターレツトドラム又
はレンズ自体を直接検出して、位置設定すること
も可能であることは当然である。第7図はターレ
ツトドラムの溝を他の実施態様による構成で示し
たものである。第1の実施例では、ゼネバ機構の
構成要因として溝3aの先端を該溝3aより若干
幅の広い調整溝3bとしたが、該調整溝3bを溝
3aと同じ幅の適正な弾性体で構成する溝31と
する。該溝31は弾性体の弾性変形を利用し第7
図の点線で示すように調整に必要な溝幅を得るも
のであり、レンズの鉛直方向の調整に必要な調整
溝を設けたと同様な効果を有するものである。第
8図はピンをターレツトドラムに取付ける場合の
他の実施態様による構成で示したものである。第
1の実施例ではアーム14の回転中心に偏心軸1
5を用いてアーム14を上下させて、ターレツト
ドラム3に挿着されているレンズ1,2の鉛直方
向の調整をしたが、第8図に示す方法は、レンズ
1およびレンズ2に対応するピン9,10を偏心
ピン32および偏心ピン33として、前記レンズ
1,2の調整を行なうものである。この場合アー
ム34の支持中心は偏心軸にする必要はない。前
記偏心ピン32をアーム34に咬合した状態で偏
心ピン32を第8図矢印F方向に回動することに
よりレンズ1の鉛直方向の位置調整ができる。ま
たレンズ2の調整も前述と同様にアーム34に偏
心ピン33を咬合した状態で該偏心ピン33を矢
印G方向に回動することにより可能である。この
場合各レンズ対応に位置調整用の偏心ピンを有す
ることになり、更に細かい調整が可能である。
回転伝達機構にアーム13と溝3aとで構成する
ゼネバ機構により、アーム13を定速度で回転し
た時にも従動節のターレツトドラム3は始点、終
点でスロースタート、ストツプを可能にして、ス
ムーズな回転の割り出しが達成できる。またレン
ズ1とレンズ2とに対応するピン9とピン10と
に咬合するV溝14aを有するアーム14に適正
な押圧力を加えることによつて、高精度の位置決
めと繰返し精度を実現できる。更に光学的調整に
は、光軸方向は勿論のこと、水平方向はマウント
26の移動調整、鉛直方向は偏心軸15の回転に
より正確なピント調整が容易にできる利点があ
る。前述の説明ではレンズの位置検出にアーム1
3の回転位置を検出したが、ターレツトドラム又
はレンズ自体を直接検出して、位置設定すること
も可能であることは当然である。第7図はターレ
ツトドラムの溝を他の実施態様による構成で示し
たものである。第1の実施例では、ゼネバ機構の
構成要因として溝3aの先端を該溝3aより若干
幅の広い調整溝3bとしたが、該調整溝3bを溝
3aと同じ幅の適正な弾性体で構成する溝31と
する。該溝31は弾性体の弾性変形を利用し第7
図の点線で示すように調整に必要な溝幅を得るも
のであり、レンズの鉛直方向の調整に必要な調整
溝を設けたと同様な効果を有するものである。第
8図はピンをターレツトドラムに取付ける場合の
他の実施態様による構成で示したものである。第
1の実施例ではアーム14の回転中心に偏心軸1
5を用いてアーム14を上下させて、ターレツト
ドラム3に挿着されているレンズ1,2の鉛直方
向の調整をしたが、第8図に示す方法は、レンズ
1およびレンズ2に対応するピン9,10を偏心
ピン32および偏心ピン33として、前記レンズ
1,2の調整を行なうものである。この場合アー
ム34の支持中心は偏心軸にする必要はない。前
記偏心ピン32をアーム34に咬合した状態で偏
心ピン32を第8図矢印F方向に回動することに
よりレンズ1の鉛直方向の位置調整ができる。ま
たレンズ2の調整も前述と同様にアーム34に偏
心ピン33を咬合した状態で該偏心ピン33を矢
印G方向に回動することにより可能である。この
場合各レンズ対応に位置調整用の偏心ピンを有す
ることになり、更に細かい調整が可能である。
本発明は伝達駆動機構にゼネバ機構を用い、レ
ンズの位置決めにアームおよびピンを組合せてな
る機構により、スムーズな動きと、精度の高い分
割位置決めができると共に装置の小形化を可能と
するなど多くの利点がありフアクシミリなどのレ
ンズ切換機構に利用できる。
ンズの位置決めにアームおよびピンを組合せてな
る機構により、スムーズな動きと、精度の高い分
割位置決めができると共に装置の小形化を可能と
するなど多くの利点がありフアクシミリなどのレ
ンズ切換機構に利用できる。
第1図は本発明の第1の実施例を示す前面図
(第2図のX−X矢視図)、第2図はレンズ切換機
構の上面図、第3図は後面図(第2図のY−Y矢
視図)、第4図は光電変換素子を実装する後面
図、第5図、第6図はゼネバ機構の動作説明図、
第7図は他の実施例のターレツトドラムを示す前
面図、第8図は他の実施例のターレツトドラムを
示す後面図である。 1,2……レンズ、3……ターレツトドラム、
3a……溝、3b……調整溝、4……軸、5,
6,12……軸受け、7,8……支持板、9,1
0……ピン、11……軸、13……アーム、13
a……ピン、13b,13c……位置検出部、1
4……アーム、14a……V溝、14b……ノツ
チ、15……偏心軸、17……ばね、18……リ
ンク、19……ソレノイド、22,23……検出
器、24……光電変換素子、25……基板、26
……マウント、31……弾性体の溝、32,33
……偏心ピン。
(第2図のX−X矢視図)、第2図はレンズ切換機
構の上面図、第3図は後面図(第2図のY−Y矢
視図)、第4図は光電変換素子を実装する後面
図、第5図、第6図はゼネバ機構の動作説明図、
第7図は他の実施例のターレツトドラムを示す前
面図、第8図は他の実施例のターレツトドラムを
示す後面図である。 1,2……レンズ、3……ターレツトドラム、
3a……溝、3b……調整溝、4……軸、5,
6,12……軸受け、7,8……支持板、9,1
0……ピン、11……軸、13……アーム、13
a……ピン、13b,13c……位置検出部、1
4……アーム、14a……V溝、14b……ノツ
チ、15……偏心軸、17……ばね、18……リ
ンク、19……ソレノイド、22,23……検出
器、24……光電変換素子、25……基板、26
……マウント、31……弾性体の溝、32,33
……偏心ピン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フアクシミリ等の原画読取りレンズの切換機
構において、 複数のレンズ1,2と該レンズと対称位置に位
置決めピン9,10を有しかつ駆動用アーム13
と係合する溝3aを回転中心から放射状に設けた
ターレツトドラム3を軸着し、 一方は前記溝3aに係合し他方は複数のレンズ
位置検出部13b,13cを有するターレツトド
ラム駆動用のアーム13を回転可能に支持し、 前記位置決めピン9,10に咬合するV溝14
aと該V溝を位置決めピンに押圧する手段を設け
たアーム14を偏心軸15に軸着しかつ該偏心軸
を前記アーム14のV溝14aがピン9,10に
咬合する位置に軸支し、 前記偏心軸15を廻わすことによる軸心の移動
をアーム14を介してターレツトドラム3に伝達
し、該ターレツトドラムの回転を微小調整可能と
することを特徴としたレンズ切換機構。 2 円板状のターレツトドラム中心より放射状に
設けた溝3aの先端部を幅広溝とし、該溝に係合
するピン13aを有するアーム13とで構成し前
記ターレツトドラムに一定角度の反復回転運動を
与えることを特徴とした特許請求の範囲第1項記
載のレンズ切換機構。 3 ターレツトドラムの溝を適正な弾性体で形成
して固着し、ターレツトドラムの回転を微小調整
可能としたことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載のレンズ切換機構。 4 ターレツトドラムのレンズに対応するピンを
偏心ピン32,33とし、ターレツトドラムに軸
支して設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載のレンズ切換機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1797581A JPS57133415A (en) | 1981-02-12 | 1981-02-12 | Lens switching mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1797581A JPS57133415A (en) | 1981-02-12 | 1981-02-12 | Lens switching mechanism |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57133415A JPS57133415A (en) | 1982-08-18 |
JPS6145206B2 true JPS6145206B2 (ja) | 1986-10-07 |
Family
ID=11958721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1797581A Granted JPS57133415A (en) | 1981-02-12 | 1981-02-12 | Lens switching mechanism |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57133415A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4544236A (en) * | 1981-11-02 | 1985-10-01 | Olympus Optical Co., Ltd. | Turret |
TW200624852A (en) | 2004-11-29 | 2006-07-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Zoom lens device |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5094929A (ja) * | 1973-12-21 | 1975-07-29 | ||
JPS5415102U (ja) * | 1977-07-04 | 1979-01-31 |
-
1981
- 1981-02-12 JP JP1797581A patent/JPS57133415A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5094929A (ja) * | 1973-12-21 | 1975-07-29 | ||
JPS5415102U (ja) * | 1977-07-04 | 1979-01-31 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57133415A (en) | 1982-08-18 |
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