JPS6144961B2 - - Google Patents
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- JPS6144961B2 JPS6144961B2 JP54071074A JP7107479A JPS6144961B2 JP S6144961 B2 JPS6144961 B2 JP S6144961B2 JP 54071074 A JP54071074 A JP 54071074A JP 7107479 A JP7107479 A JP 7107479A JP S6144961 B2 JPS6144961 B2 JP S6144961B2
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- JP
- Japan
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- recess
- strip
- outer sheet
- diaper
- sheet
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Links
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/45—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
- A61F13/49—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers
- A61F13/494—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers characterised by edge leakage prevention means
- A61F13/49406—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers characterised by edge leakage prevention means the edge leakage prevention means being at the crotch region
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/45—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
- A61F13/49—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers
- A61F13/49007—Form-fitting, self-adjusting disposable diapers
- A61F13/49009—Form-fitting, self-adjusting disposable diapers with elastic means
- A61F13/49019—Form-fitting, self-adjusting disposable diapers with elastic means the elastic means being placed longitudinally, transversely or diagonally over the article
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- Veterinary Medicine (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はおしめ材の製造法、更に詳しくは、着
用者の脚部に弾力的にほどよく密着し、かつ吸収
した尿の漏出を効率よく防止しうる有用なプラス
チツク製のおしめ材を簡単な操作でコンパクトに
製造しうる方法に関する。かかる方法で得られる
おしめ材は、後述の如く外側プラスチツク製シー
トの両側と両端の中間箇所に形成した凹所（パツ
ドを収容）を有し、該凹所のへり領域に沿つて延
び、水分バリヤーとして機能する細長片が該へり
領域に溶着され、その自由部分が上記パツドの上
に位置して凹所内に集まる水分を保持することが
できるようになつている。
用者の脚部に弾力的にほどよく密着し、かつ吸収
した尿の漏出を効率よく防止しうる有用なプラス
チツク製のおしめ材を簡単な操作でコンパクトに
製造しうる方法に関する。かかる方法で得られる
おしめ材は、後述の如く外側プラスチツク製シー
トの両側と両端の中間箇所に形成した凹所（パツ
ドを収容）を有し、該凹所のへり領域に沿つて延
び、水分バリヤーとして機能する細長片が該へり
領域に溶着され、その自由部分が上記パツドの上
に位置して凹所内に集まる水分を保持することが
できるようになつている。
この種のプラスチツク製おしめ材およびその製
造法については、例えば本発明者のイタリア特許
出願第21990A／75号（1975年４月４日出願）に
対応する特開昭51−135738号公報に開示されてい
る。このおしめ材は、防水性プラスチツク製外側
シートを機械的手段および熱処理で可塑化変形さ
せてその中央部に凹部（ポケツト）を形成し、こ
れに液体吸収性パツドを入れ、その上から内側シ
ートをあてがつて内外側シートの周辺箇所を溶着
することにより製造されている。このように該お
しめ材は、防水性材料の凹部を形成した外側シー
ルド（ウエブ）と、該凹所に収容される吸収性材
料のパツドと更に、外側ウエブと実質的に同じ面
積を有しかつ該ウエブにシールされた水浸透性内
側層（ウエブ）とからなり、上記吸収性パツドは
外側ウエブと内側ウエブとの間に完全に閉じ込め
られ、その材料は好ましくは不織布である。かか
る製品は完全に満足しうるものであるが、使用中
尿で飽和する場合があり、おしめ材からの尿の流
出を防止することができない場合がある。更に、
ベビーの脚の周りに密着させておしめを取付ける
ことが難しく、尿の通路を阻止するに充分な脚へ
の密着力を得ることができない。
造法については、例えば本発明者のイタリア特許
出願第21990A／75号（1975年４月４日出願）に
対応する特開昭51−135738号公報に開示されてい
る。このおしめ材は、防水性プラスチツク製外側
シートを機械的手段および熱処理で可塑化変形さ
せてその中央部に凹部（ポケツト）を形成し、こ
れに液体吸収性パツドを入れ、その上から内側シ
ートをあてがつて内外側シートの周辺箇所を溶着
することにより製造されている。このように該お
しめ材は、防水性材料の凹部を形成した外側シー
ルド（ウエブ）と、該凹所に収容される吸収性材
料のパツドと更に、外側ウエブと実質的に同じ面
積を有しかつ該ウエブにシールされた水浸透性内
側層（ウエブ）とからなり、上記吸収性パツドは
外側ウエブと内側ウエブとの間に完全に閉じ込め
られ、その材料は好ましくは不織布である。かか
る製品は完全に満足しうるものであるが、使用中
尿で飽和する場合があり、おしめ材からの尿の流
出を防止することができない場合がある。更に、
ベビーの脚の周りに密着させておしめを取付ける
ことが難しく、尿の通路を阻止するに充分な脚へ
の密着力を得ることができない。
一方、使用中の尿の流出を防止したおしめ材の
製造法については、例えば実公昭36−7949号公報
に記載されている。この方法は、着胴帯と股当帯
からなる布帛製主体に取付窓を設け、これにプラ
スチツク製の防水袋を縫合し、該防水袋に吸着材
を挿入しておくもので、得られるおしめ材は、排
泄に際し尿が吸着材に吸収され、かつ防水袋の周
縁部が股間に密着して尿が外部に漏出しないよう
になつている。しかしながら、防水袋の別途製造
およびその縫合作業などが必要で、製造工程が複
雑となる。また材料として、布帛材とプラスチツ
ク材の両方を使用している。
製造法については、例えば実公昭36−7949号公報
に記載されている。この方法は、着胴帯と股当帯
からなる布帛製主体に取付窓を設け、これにプラ
スチツク製の防水袋を縫合し、該防水袋に吸着材
を挿入しておくもので、得られるおしめ材は、排
泄に際し尿が吸着材に吸収され、かつ防水袋の周
縁部が股間に密着して尿が外部に漏出しないよう
になつている。しかしながら、防水袋の別途製造
およびその縫合作業などが必要で、製造工程が複
雑となる。また材料として、布帛材とプラスチツ
ク材の両方を使用している。
本発明は、先に述べたプラスチツク製おしめ材
の製造法に改良を加え、使用中の尿の流出を防止
できかつベビーの脚に心地よく弾力的に密着する
おしめ材を簡単な操作でコンパクトに製造しうる
方法を提供することを目的とする。即ち、本発明
における改良点は、外側シートの両側と両端間の
中間箇所に形成した凹所の長手方向両側部のへり
領域に、あらかじめ延伸処理を施したプラスチツ
ク製細長片を溶着することにあり、これによつて
該細長片は尿漏出のバリヤーとして機能すると共
に、溶着後非延伸状態への戻りによつて外側シー
トを収縮させ、脚部密着用弾力性領域を形成する
ことができ、所望のおしめ材が容易に製造され
る。当該おしめ材は防水性プラスチツク材料の外
側シートを包含し、該シートはその両側と両端の
中間箇所に変形くぼみ領域を有し、これは各側端
のへり領域でふち取られた吸収性パツド収容用凹
所を構成する。凹所は例えば約１インチの深さを
有し、底部に着用中の伸縮またはゆがみを容易に
するコルゲート（波形しわ）またはプリーツ（ひ
だ）を設けていることが有利である。吸収性パツ
ドが凹所に配置され、プラスチツク材料の細長片
は、凹所の長手方向両側部のへり領域の少なくと
も一部および吸収性パツドの各側部の少なくとも
一部の上に横たわり、これらをカバーしている。
プラスチツク製の細長片を凹所のへり領域に溶着
するが、該細長片をあらかじめ凹所の長手方向側
部長さに合せて適当に延伸しておき、この延伸状
態を保持しながら溶着すれば、溶着後に細長片の
非延伸状態への戻り（回復）によつて、着用者の
脚部へ密着する領域に弾力性を付与することがで
きる。また細長片が凹所上に横たわつているの
で、該細長片はパツドを所定位置に保持するのを
助成し、しかもパツドに集まる尿などの液体は凹
所から確実に流出しなくなる。
の製造法に改良を加え、使用中の尿の流出を防止
できかつベビーの脚に心地よく弾力的に密着する
おしめ材を簡単な操作でコンパクトに製造しうる
方法を提供することを目的とする。即ち、本発明
における改良点は、外側シートの両側と両端間の
中間箇所に形成した凹所の長手方向両側部のへり
領域に、あらかじめ延伸処理を施したプラスチツ
ク製細長片を溶着することにあり、これによつて
該細長片は尿漏出のバリヤーとして機能すると共
に、溶着後非延伸状態への戻りによつて外側シー
トを収縮させ、脚部密着用弾力性領域を形成する
ことができ、所望のおしめ材が容易に製造され
る。当該おしめ材は防水性プラスチツク材料の外
側シートを包含し、該シートはその両側と両端の
中間箇所に変形くぼみ領域を有し、これは各側端
のへり領域でふち取られた吸収性パツド収容用凹
所を構成する。凹所は例えば約１インチの深さを
有し、底部に着用中の伸縮またはゆがみを容易に
するコルゲート（波形しわ）またはプリーツ（ひ
だ）を設けていることが有利である。吸収性パツ
ドが凹所に配置され、プラスチツク材料の細長片
は、凹所の長手方向両側部のへり領域の少なくと
も一部および吸収性パツドの各側部の少なくとも
一部の上に横たわり、これらをカバーしている。
プラスチツク製の細長片を凹所のへり領域に溶着
するが、該細長片をあらかじめ凹所の長手方向側
部長さに合せて適当に延伸しておき、この延伸状
態を保持しながら溶着すれば、溶着後に細長片の
非延伸状態への戻り（回復）によつて、着用者の
脚部へ密着する領域に弾力性を付与することがで
きる。また細長片が凹所上に横たわつているの
で、該細長片はパツドを所定位置に保持するのを
助成し、しかもパツドに集まる尿などの液体は凹
所から確実に流出しなくなる。
本発明によれば、例えば深さ１インチ程度内方
に入つた凹所を外側シートの両側および両端間に
形成するように変形させた防水性プラスチツク製
外側シートからなるおしめ材が得られる。着用中
尿を吸収するために、上記凹所に吸収性パツドが
配置される。更に、バリヤーとして機能する水分
または液保持用のプラスチツク製細長片が備えら
れ、該細長片はある巾を有するへり領域に上記凹
所の長手方向両側部に沿つて溶着され、上記凹所
上方を延びて上記パツド上に重なり、凹所内にパ
ツドに保持させて収容するところの尿の流出を防
止する。
に入つた凹所を外側シートの両側および両端間に
形成するように変形させた防水性プラスチツク製
外側シートからなるおしめ材が得られる。着用中
尿を吸収するために、上記凹所に吸収性パツドが
配置される。更に、バリヤーとして機能する水分
または液保持用のプラスチツク製細長片が備えら
れ、該細長片はある巾を有するへり領域に上記凹
所の長手方向両側部に沿つて溶着され、上記凹所
上方を延びて上記パツド上に重なり、凹所内にパ
ツドに保持させて収容するところの尿の流出を防
止する。
本発明の特徴によれば、上記水分保持用細長片
は外側シートへの溶着に先立ち、延伸されてお
り、それにより溶着の完了時には弾力性保持細長
片となり、上記凹所の長手方向両側部に位置する
場合は着用時に弾力性を与え、ベビーの脚にしつ
かりと保持させる脚部密接域を形成する。
は外側シートへの溶着に先立ち、延伸されてお
り、それにより溶着の完了時には弾力性保持細長
片となり、上記凹所の長手方向両側部に位置する
場合は着用時に弾力性を与え、ベビーの脚にしつ
かりと保持させる脚部密接域を形成する。
また本発明の他の付加的特徴とするところは、
凹所の構造にある。すなわち、その底部はコルゲ
ートまたはプリーツを有するので、使用時に該お
しめ材は伸長、収縮または変形が可能であり、着
用時に何ら困難かつ不快感を感じさせない。
凹所の構造にある。すなわち、その底部はコルゲ
ートまたはプリーツを有するので、使用時に該お
しめ材は伸長、収縮または変形が可能であり、着
用時に何ら困難かつ不快感を感じさせない。
したがつて、本発明によれば、ベビーの身体に
良好な密着性を与えるおしめ材が提供され、特に
股ぐら部に近いベビーの脚部を包囲する側部の密
着性は良好で何ら面倒を感じることがない。更
に、水分保持用細長片は凹所から尿が流出するの
を防止することができる防水性側部バリヤーを構
成する。凹所底部に形成された波形部は、ベビー
身体におしめ材を取付けるとき、壁部の広がりを
許容し、ベビーの運動を容易とする柔軟性を与え
るとともにパツドの保持を容易にする。
良好な密着性を与えるおしめ材が提供され、特に
股ぐら部に近いベビーの脚部を包囲する側部の密
着性は良好で何ら面倒を感じることがない。更
に、水分保持用細長片は凹所から尿が流出するの
を防止することができる防水性側部バリヤーを構
成する。凹所底部に形成された波形部は、ベビー
身体におしめ材を取付けるとき、壁部の広がりを
許容し、ベビーの運動を容易とする柔軟性を与え
るとともにパツドの保持を容易にする。
本発明によつて得られるおしめ材は、防水性プ
ラスチツク材料の外側シートを包含し、該シート
はその両側と両端の中間箇所に変形くぼみ領域を
有し、かかる領域はその各側端のへり領域でふち
取られた吸収性パツド収容用凹所を構成し、該凹
所はその口部をとりまくへり領域から外方へくぼ
んだ底部を備えており、その凹部深さと実質的に
同じ厚みの吸収性パツドが収容され、該パツドは
プラスチツク製水分保持用細長片によつて部分的
にカバーされ、細長片は凹所の長手方向両側部の
へり領域の少なくとも一部の上に横たわつてこれ
らのへり領域に溶着され、かつ吸収性パツドの少
なくとも一部の上に横たわつている。
ラスチツク材料の外側シートを包含し、該シート
はその両側と両端の中間箇所に変形くぼみ領域を
有し、かかる領域はその各側端のへり領域でふち
取られた吸収性パツド収容用凹所を構成し、該凹
所はその口部をとりまくへり領域から外方へくぼ
んだ底部を備えており、その凹部深さと実質的に
同じ厚みの吸収性パツドが収容され、該パツドは
プラスチツク製水分保持用細長片によつて部分的
にカバーされ、細長片は凹所の長手方向両側部の
へり領域の少なくとも一部の上に横たわつてこれ
らのへり領域に溶着され、かつ吸収性パツドの少
なくとも一部の上に横たわつている。
またかかるおしめ材は、防水性プラスチツク材
料から製造されるとともに各側部に弾力性脚部密
着域を有し、更に吸収性パツドを含む液体保持の
ための凹所（ポケツト）が形成され、上記パツド
が凹所の上部に延びる細長片により部分的にカバ
ーされている。さらに、該外側シートおよび細長
片の上に、通常のおしめ材におけるように、不織
布からなる内側シート（またはウエブ）を設けて
いる。
料から製造されるとともに各側部に弾力性脚部密
着域を有し、更に吸収性パツドを含む液体保持の
ための凹所（ポケツト）が形成され、上記パツド
が凹所の上部に延びる細長片により部分的にカバ
ーされている。さらに、該外側シートおよび細長
片の上に、通常のおしめ材におけるように、不織
布からなる内側シート（またはウエブ）を設けて
いる。
本発明は、上記外側シート、吸収性パツド細長
片および内側シートを必須成分として構成され
る、デザインがシンプルで構造のがつちりしたお
しめ材を簡単な操作で経済的に製造しうる方法を
提供するものである。
片および内側シートを必須成分として構成され
る、デザインがシンプルで構造のがつちりしたお
しめ材を簡単な操作で経済的に製造しうる方法を
提供するものである。
以下、添付図面に基づき本発明の製造法および
得られるおしめ材の具体例について説明する。
得られるおしめ材の具体例について説明する。
第１図はおしめ材の分解斜視図、第２図は第１
図に示すおしめ材の完成品を前方から見た内部斜
視図、第３図は第２図の−線断面図、第４図
は第２図の−線断面図である。
図に示すおしめ材の完成品を前方から見た内部斜
視図、第３図は第２図の−線断面図、第４図
は第２図の−線断面図である。
図面において、おしめ材１０はおしめパンツ
（diaper knicker）または使い捨ておしめといわ
れるものである。おしめ材１０はプラスチツク製
防水材料の外側ウエブまたはシート１からなり、
永久変形により両側と両端の中間箇所に凹所４が
形成されている。凹所４の形成法としては、例え
ば特開昭51−135738号公報に記載の如く、周面に
複数個の凹型を設けた回転ドラム上に外側シート
１を供給し、真空状態で熱処理を施こし、可塑化
変形して凹所４を形成することができる。凹所４
の周りには外側シート１の長手側部にへり領域
２，２′が、短手端部にへり領域３，３′が残存し
ている。本発明の一つの特徴によれば、凹所４の
底部４ｂに長手方向のコルゲートまたはプリーツ
５を形成することが有利であり、これによつて第
４図に示す凹所底部の屈曲、伸長および収縮を容
易にすることができる。コルゲートの構造は、長
手方向に対し横断方向に延びる波形部が連続して
いるのが好ましい。これによつて、使用時、この
おしめ材はその外側シート１が外方にたわむこと
ができる。上記凹所４には弾力性パツド６が収容
される。パツド６の厚みは凹所の深さに匹敵する
ものであり、例えば、所望により1/2〜２インチ
の厚みとすることができる。パツド６はセルロー
スパルプ繊維を用い、該パルプを連続的に巻取る
かあるいは１またはそれ以上の繊維層を重畳かつ
圧縮して製造するのが有利である。
（diaper knicker）または使い捨ておしめといわ
れるものである。おしめ材１０はプラスチツク製
防水材料の外側ウエブまたはシート１からなり、
永久変形により両側と両端の中間箇所に凹所４が
形成されている。凹所４の形成法としては、例え
ば特開昭51−135738号公報に記載の如く、周面に
複数個の凹型を設けた回転ドラム上に外側シート
１を供給し、真空状態で熱処理を施こし、可塑化
変形して凹所４を形成することができる。凹所４
の周りには外側シート１の長手側部にへり領域
２，２′が、短手端部にへり領域３，３′が残存し
ている。本発明の一つの特徴によれば、凹所４の
底部４ｂに長手方向のコルゲートまたはプリーツ
５を形成することが有利であり、これによつて第
４図に示す凹所底部の屈曲、伸長および収縮を容
易にすることができる。コルゲートの構造は、長
手方向に対し横断方向に延びる波形部が連続して
いるのが好ましい。これによつて、使用時、この
おしめ材はその外側シート１が外方にたわむこと
ができる。上記凹所４には弾力性パツド６が収容
される。パツド６の厚みは凹所の深さに匹敵する
ものであり、例えば、所望により1/2〜２インチ
の厚みとすることができる。パツド６はセルロー
スパルプ繊維を用い、該パルプを連続的に巻取る
かあるいは１またはそれ以上の繊維層を重畳かつ
圧縮して製造するのが有利である。
本発明の特徴によれば、水分保持用細長片７は
長手方向側部へり領域２に沿つて延び、該へり領
域にその長手方向に沿つた部分が溶着され、固定
されない自由部分７ａが残存し、パツドの各側部
においてパツドを覆うように延びている。この水
分保持用細長片は水分、すなわち尿が凹所４の各
側部から流出しないようにするとともに、着用時
の各脚のまわりに密着するおしめ縁１２，１２′
から尿が流れ出ないようにする機能を有する。
長手方向側部へり領域２に沿つて延び、該へり領
域にその長手方向に沿つた部分が溶着され、固定
されない自由部分７ａが残存し、パツドの各側部
においてパツドを覆うように延びている。この水
分保持用細長片は水分、すなわち尿が凹所４の各
側部から流出しないようにするとともに、着用時
の各脚のまわりに密着するおしめ縁１２，１２′
から尿が流れ出ないようにする機能を有する。
本発明の他の特徴によれば、上記水分保持用細
長片７を外側シート１に溶着する前に予め延伸し
ておく。これにより溶着の完了時には上記細長片
７は脚との密接部の付近の外側シートを圧縮し勝
ちであるから、着用者の脚の周りに密接するため
の弾力的な包囲域を形成する。
長片７を外側シート１に溶着する前に予め延伸し
ておく。これにより溶着の完了時には上記細長片
７は脚との密接部の付近の外側シートを圧縮し勝
ちであるから、着用者の脚の周りに密接するため
の弾力的な包囲域を形成する。
本発明において、上記細長片はへり領域２，
２′上に重ねられる前に一定の伸び率であらかじ
め延伸され、かかる細長片を上記凹所を完全に閉
鎖することができかつ予備延伸状態の２つの細長
片７を覆う不織布からなる内側シート（またはウ
エブ）８と共に溶着させる。溶着は内側シート
８、細長片７、外側シート１を互いに第３図のａ
位置で溶着させるように行うのが有利である。
２′上に重ねられる前に一定の伸び率であらかじ
め延伸され、かかる細長片を上記凹所を完全に閉
鎖することができかつ予備延伸状態の２つの細長
片７を覆う不織布からなる内側シート（またはウ
エブ）８と共に溶着させる。溶着は内側シート
８、細長片７、外側シート１を互いに第３図のａ
位置で溶着させるように行うのが有利である。
外側シート（またはウエブ）１は充分な耐久性
を有する防水性プラスチツク材から製造すること
ができる。上記水分保持用細長片７はポリエチレ
ン製が好ましく、通常10〜30μの厚みおよび５〜
20％程度の延伸率が採用されてよい。内側シート
８は不織布が有利である。ポリエチレン製細長片
７は15μ厚みで製造することができ、この場合、
溶着のために長さの10％が延伸されるであろう。
ポリエチレンを使用すると、低コストであるが、
ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリプロピレン
またはポリアミドのような材料も適宜使用されて
よい。
を有する防水性プラスチツク材から製造すること
ができる。上記水分保持用細長片７はポリエチレ
ン製が好ましく、通常10〜30μの厚みおよび５〜
20％程度の延伸率が採用されてよい。内側シート
８は不織布が有利である。ポリエチレン製細長片
７は15μ厚みで製造することができ、この場合、
溶着のために長さの10％が延伸されるであろう。
ポリエチレンを使用すると、低コストであるが、
ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリプロピレン
またはポリアミドのような材料も適宜使用されて
よい。
細長片７と外側シート１の溶着はへり領域２，
２′に沿つた細長片の全てのかぶさり面に沿つて
行われてもよいと理解されるべきである。好まし
くは、溶着はその長さ方向に沿つてある選定され
た領域で行うのが好ましく、第２図の拡大領域９
で示されるように終るのがよい。溶着は暗線で示
される四角形域において行われ、白色領域は非溶
着部を示す。ａ領域における細長片の延伸率は非
溶着面積に対する溶着部面積に依存して変えるこ
とができる。
２′に沿つた細長片の全てのかぶさり面に沿つて
行われてもよいと理解されるべきである。好まし
くは、溶着はその長さ方向に沿つてある選定され
た領域で行うのが好ましく、第２図の拡大領域９
で示されるように終るのがよい。溶着は暗線で示
される四角形域において行われ、白色領域は非溶
着部を示す。ａ領域における細長片の延伸率は非
溶着面積に対する溶着部面積に依存して変えるこ
とができる。
細長片７の長さは、それが外側シート１に溶着
される領域の弾力性を変化させるので、外側シー
ト１に固定される前に設定される延伸率を考慮し
て選ぶ必要がある。
される領域の弾力性を変化させるので、外側シー
ト１に固定される前に設定される延伸率を考慮し
て選ぶ必要がある。
細長片７の巾およびパツド６を覆つて延びかつ
外側シート１に固定されない細長片の範囲につい
て考慮することは重要である。防水性プラスチツ
ク材から細長片を製造すれば、上記パツドから尿
が外へ出るのを防止するのに極めて効果的であ
る。この巾は使用者の身体に対する最適露出量を
考慮し、使用者の運動時凹所に水分を保持する必
要性とのバランスをもつて決定される。
外側シート１に固定されない細長片の範囲につい
て考慮することは重要である。防水性プラスチツ
ク材から細長片を製造すれば、上記パツドから尿
が外へ出るのを防止するのに極めて効果的であ
る。この巾は使用者の身体に対する最適露出量を
考慮し、使用者の運動時凹所に水分を保持する必
要性とのバランスをもつて決定される。
本発明方法によれば、溶着前にテープ状細長片
７の予備延伸を連続工程中に行なうことができ
る。ローラ等の簡単な装置を用い、溶着前の必要
な予備延伸を与えながらリールから細長片を巻出
すことにより行われてよい。ａ領域の溶着は同時
に行うことができる。へり領域３，３′の溶着は
別途行う。溶着後、細長片７が非緊張状態（非延
伸状態）に戻ることによりおしめ材の長手方向は
わずかに収縮するので、着用時ベビーの身体にお
しめ材を完全に密着させることができる。特に、
溶着が行われたａ領域においては、かかるおしめ
材は何ら強制力を加えることなく、ベビーの脚の
まわりに弾力的に密接することができ、またパツ
ド６上に位置する防水性端部７ａの作用と合せ
て、液体の逃げを防止する効果がある。
７の予備延伸を連続工程中に行なうことができ
る。ローラ等の簡単な装置を用い、溶着前の必要
な予備延伸を与えながらリールから細長片を巻出
すことにより行われてよい。ａ領域の溶着は同時
に行うことができる。へり領域３，３′の溶着は
別途行う。溶着後、細長片７が非緊張状態（非延
伸状態）に戻ることによりおしめ材の長手方向は
わずかに収縮するので、着用時ベビーの身体にお
しめ材を完全に密着させることができる。特に、
溶着が行われたａ領域においては、かかるおしめ
材は何ら強制力を加えることなく、ベビーの脚の
まわりに弾力的に密接することができ、またパツ
ド６上に位置する防水性端部７ａの作用と合せ
て、液体の逃げを防止する効果がある。
以上の説明は熱溶着について行われたが、熱溶
融型糊等の接着剤が使用されてもよい。接着剤を
使用する場合は長手方向にライン状に糊付けし、
細長片７を外側シート１または内側シート（また
はウエブ）８あるいは双方に固定することができ
る。この場合、第２図の９で示すところはウエブ
部分７の熱浮き出し（thermo−embossing）を
示すので、細長片７の延伸特性は変化可能であ
る。また、細長片７を外側シートのみに固定した
場合、内側シート８を該外側シートおよび細長片
の上に同様にして接着させる。
融型糊等の接着剤が使用されてもよい。接着剤を
使用する場合は長手方向にライン状に糊付けし、
細長片７を外側シート１または内側シート（また
はウエブ）８あるいは双方に固定することができ
る。この場合、第２図の９で示すところはウエブ
部分７の熱浮き出し（thermo−embossing）を
示すので、細長片７の延伸特性は変化可能であ
る。また、細長片７を外側シートのみに固定した
場合、内側シート８を該外側シートおよび細長片
の上に同様にして接着させる。
本発明の最後の特徴とするところは、細長片７
の非均一的予備延伸にある。特に、おしめ材の中
央部（脚部密接部または股部域１３に相当する領
域）の細長片部分のみを延伸することができ、次
いでその状態で固定することができる一方、他の
細長片部分は予備延伸をしないかあるいは中央部
より低度の予備延伸を行うことができる。
の非均一的予備延伸にある。特に、おしめ材の中
央部（脚部密接部または股部域１３に相当する領
域）の細長片部分のみを延伸することができ、次
いでその状態で固定することができる一方、他の
細長片部分は予備延伸をしないかあるいは中央部
より低度の予備延伸を行うことができる。
第１図は本発明で得られるおしめ材の分解斜視
図、第２図は第１図を組立てた時の完成品の斜視
図、第３図は第２図の−線断面図、第４図は
第２図の−線断面図であつて、 １……外側シート、２，２′，３，３′……へり
領域、４……凹所、５……波形部、６……パツ
ド、７……細長片、８……内側シート（またはウ
エブ）。
図、第２図は第１図を組立てた時の完成品の斜視
図、第３図は第２図の−線断面図、第４図は
第２図の−線断面図であつて、 １……外側シート、２，２′，３，３′……へり
領域、４……凹所、５……波形部、６……パツ
ド、７……細長片、８……内側シート（またはウ
エブ）。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 防水性プラスチツク製外側シートを可塑化変
形させて該シートに凹所を形成し、該凹所はその
口部をとりまくへり領域から外方へくぼんだ底部
を備えており、次いで該凹所内に吸収性パツドを
入れた後、凹所の長手方向両側部をそれぞれカバ
ーするプラスチツク製細長片をあらかじめ延伸
し、かかる延伸した、細長片を凹所の長手方向両
側部のへり領域に溶着させ、溶着後の細長片の非
延伸状態への戻りにより外側シートを収縮させて
脚部密着用弾力性領域を形成させ、さらに該外側
シートおよび細長片の上に不織布からなる内側シ
ートを設けることを特徴とするおしめ材の製造
法。 ２ 細長片がポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リエステル、ポリプロピレンまたはポリアミドの
材料から厚み10〜30μで作られたものであり、該
細長片を５〜20％延伸しておく前記第１項記載の
製造法。 ３ 細長片をその一部が凹所上に延びるように一
部分を残して溶着する前記第１項記載の製造法。 ４ 外側シートを変形させて凹所を形成しつつ該
変形中に凹所壁に波形部を形成する前記第１項記
載の製造法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IT24191/78A IT1202749B (it) | 1978-06-05 | 1978-06-05 | Pannolino-mutandina del tipo monouso,con telo esterno di materiale inpermeabile con cavita' o vasca centrale atta ad accogliere un tampone assorbente e strisce di materiale plastico laterali pretese prima della saldatura |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54159041A JPS54159041A (en) | 1979-12-15 |
| JPS6144961B2 true JPS6144961B2 (ja) | 1986-10-06 |
Family
ID=11212451
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7107479A Granted JPS54159041A (en) | 1978-06-05 | 1979-06-05 | Sanitary product and making method tehreof |
| JP58190592A Pending JPS59112011A (ja) | 1978-06-05 | 1983-10-12 | 衛生製品 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58190592A Pending JPS59112011A (ja) | 1978-06-05 | 1983-10-12 | 衛生製品 |
Country Status (12)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4226238A (ja) |
| JP (2) | JPS54159041A (ja) |
| BR (1) | BR7903508A (ja) |
| CA (1) | CA1135452A (ja) |
| DE (1) | DE2921876A1 (ja) |
| ES (1) | ES251182Y (ja) |
| FR (1) | FR2427796A1 (ja) |
| GB (1) | GB2026323B (ja) |
| GR (1) | GR66629B (ja) |
| IT (1) | IT1202749B (ja) |
| PT (1) | PT69730A (ja) |
| SE (1) | SE436393B (ja) |
Families Citing this family (47)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1978-11-03 US US05/957,063 patent/US4226238A/en not_active Expired - Lifetime
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- 1983-10-12 JP JP58190592A patent/JPS59112011A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51135738A (en) * | 1975-04-04 | 1976-11-24 | Fameccanica Spa | Napkin holding pants and pants with napkin* method and device for producing same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE2921876C2 (ja) | 1990-08-09 |
| IT7824191A0 (it) | 1978-06-05 |
| US4226238A (en) | 1980-10-07 |
| GB2026323B (en) | 1982-11-03 |
| BR7903508A (pt) | 1980-01-22 |
| IT1202749B (it) | 1989-02-09 |
| DE2921876A1 (de) | 1979-12-13 |
| ES251182Y (es) | 1981-05-16 |
| JPS59112011A (ja) | 1984-06-28 |
| FR2427796B1 (ja) | 1985-05-24 |
| FR2427796A1 (fr) | 1980-01-04 |
| JPS54159041A (en) | 1979-12-15 |
| CA1135452A (en) | 1982-11-16 |
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| PT69730A (en) | 1979-07-01 |
| GB2026323A (en) | 1980-02-06 |
| SE436393B (sv) | 1984-12-10 |
| GR66629B (ja) | 1981-04-03 |
| ES251182U (es) | 1980-11-16 |
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