JPH03136655A - 内方に曲げた障壁カフを有する吸収物 - Google Patents

内方に曲げた障壁カフを有する吸収物

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JPH03136655A
JPH03136655A JP1330900A JP33090089A JPH03136655A JP H03136655 A JPH03136655 A JP H03136655A JP 1330900 A JP1330900 A JP 1330900A JP 33090089 A JP33090089 A JP 33090089A JP H03136655 A JPH03136655 A JP H03136655A
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JP
Japan
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absorbent
barrier cuff
diaper
edge
region
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JP1330900A
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English (en)
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Bret A Sims
ブレット、アラン、シムス
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Procter and Gamble Co
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Procter and Gamble Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C業上の利用分野] 本発明は使い捨ておむつのような吸収物に関し、更に詳
細には、吸収物の収容特性及び装着性を改善する障壁カ
フを有する吸収物に関する。
使い捨ておむつ及び不全症患者用ブリーフ又は下着のよ
うな吸収物の主要な機能は身体の滲出物を吸収して収容
することである。かくして、このような物品は、衣服又
は着用者と接触するようになるベツドのような他の物品
を身体の滲出物が汚したり濡らしたりして汚染すること
を回避する。
このような製品の最も一般的な破損の態様は、身体の滲
出物が物品と着用者の脚又は胴即ちウェストとの間の隙
間から隣接した衣服に漏れ出るときに起こる。これは、
滲出物が物品内に直ちに吸収されるのでなく、吸収物が
着用者に良好に装着した状態を維持できず、吸収物の下
部から滲出物を漏らしてしまう隙間がつくられるためで
ある。例えば、尿は上シート上に送り出る傾向があり、
この尿は下部にある隙間へ移動し、ここで衣服又は他の
物品と接触するようになり、これらの物品によって吸収
される。また、吸収物によって容易に吸収されないゆる
い便は液体受取面上に浮動し、着用者の脚又はウェスト
のところにある物品の隙間をどうにかして通り抜けてし
まう傾向がある。
現在の使い捨ておむつは、上シート、下シート、吸収コ
ア、及び連続した上シート及び下シート内に包囲され、
吸収コアの縁を越えて延びる弾性部材から一般に形成さ
れる弾性脚フラップを有する。
これらの弾性のある脚フラップは、一般に、弾性のある
脚フラップがおむつの縁とおむつと接触する衣服との間
に液体不透過性の障壁を構成し、更に、着用者の脚の廻
りにガスケットの作用を提供して脚の廻りにシールを維
持し隙間を最小にするという理由で、流体を吸収したお
むつからおむつの縁と接触する衣服へ滲み出たり溢れた
りすることを回避する上で有効であるということがわか
った。しかしながら、これでも、おむつの周囲に沿った
漏れが起こった。おむつを長期間に亘って着用すると、
着用者への最初の装着を劣化させるように力がおむつに
作用しがちである。脚及びウェストのところでのおむつ
の大きな隙間及び弛みが装着における劣化によって形成
される。がくして、液体が上シート上に排出されたとき
、この液体のうちの幾分かは上シートを通して直ちに吸
収されず、おむつの縁に向かって移動し、ここでおむつ
の隙間を通って漏れ、衣服又は下着と接触するようにな
り、ここでこれらの衣服に滲み込むことによって吸収さ
れる。
使い捨ておむつには、ゆるい便、尿の送り、又は液体が
着用者の衣服を汚すのを妨げる障壁カフを設けるのがよ
い。この障壁カフは、ゆるい便の自由な流れを抑制し、
このようなゆるい便がおむつの上シート上に自由に浮動
するが又は流れ、おむつ内に収容されるように、このよ
うなゆるい便をおむつ内に保持する構造を提供する。ゆ
るい便を収容する上でのこのような構造の有効性にも関
わらず、このおむつ構造が、着用者きのおむつの維持さ
れた装着を促さないため、液体が障壁カフを越えて漏れ
て着用者の衣服を汚すことがあるということがわかった
。更に、障壁カフは着用者に適正に着けることができず
、良好な初期装着を行うことができず、着は続けること
はしばしば更に悪い。
〔発明が解れよつとする問題点〕
従って、本発明の目的は、改善された液体収容特性を有
する吸収物を提供することである。
本発明の別の目的は、身体の滲出物の漏れに抗する抑制
物として作用する障壁カフを有する吸収物を提供するこ
とである。
本発明の更に別の目的は、優れた初期装着及び継続的な
装着を一貫して提供する障壁カフを有する吸収物を提供
することである。
本発明の他の目的は、装着の劣化を最小にする障壁カフ
を持つ吸収物を提供することである。
本発明の更に他の目的は、おむつの装着における変化に
対する感受性を小さくすることによって、着用者に容易
に付けることができ且つ良好な収容を提供することであ
る。
本発明のこれらの目的及び他の目的は、以下の説明を参
照して考慮し、添付図面に関して考慮すれば、更に明ら
かになるであろう。
〔問題点を解決、するなめの手段〕 本発明によれば、おむつのような使い捨ての吸収物には
、液体透過性の上シートと、この上シートと関連した液
体不透過性の下シートと、上シートと下シートとの間に
配置された吸収コアと、吸収物の各長さ方向縁に隣接し
て配置され、近位縁及び遠位縁を有する障壁カフと、障
壁カフの収容特性を高めるように遠位縁を液体受取面か
ら間隔を隔てるための間隔手段と、障壁カフの遠位縁を
吸収物の第1ウェスト領域の近位縁の内方で吸収物に固
定するための第1閉鎖手段と、障壁カフの遠位縁を第2
ウェスト領域の近位縁の外方で吸収物に固定するための
第2閉鎖手段とが設けられ、その結果、遠位縁が「横方
向に膨らんで」内側に曲げられた障壁カフを形成し、こ
の障壁カフがおむつの収容特性及び装着性を改善する。
〔実施例〕
本明細書は、本発明を形成すると見做される要旨を特定
的に示し且つはっきりと特許請求する特許請求の範囲で
結論を出しているけれども、本発明は、実質的に同じ構
成要素を示すのに同じ参照番号が使用使用されている添
付図面を考慮に入れた 以下の説明から更に良く理解さ
れる。
本明細書中、「吸収物Jという語は、身体の滲出物を吸
収してこれを゛収容する物品に関し、更に特定的に言え
ば、着用者の身体に当たるように又は着用者の身体の近
傍に配置されて身体から排出される種々の滲出物を吸収
してこれを収容する物品に関する。吸収物は、代表的に
はそれが再使用可能であるか或いは使い捨て自在である
かによって大別される。使い捨て自在の吸収物は、−度
使用した後廃棄されるようになった物品に関する(即ち
、これらの物品は洗濯又は他の方法で再生して再使用す
るようになっていない)。本発明の吸収物は好ましくは
、使い捨て自在の吸収物である。また、この吸収物は、
別の取り扱うべき部品を必要としない「単体のj物品で
あるかどうか、又は別のホルダ又はライナといった、お
むつシステムの要素を有するか否かによって決定される
本発明の吸収物は、好ましくは単体である。本発明の単
体の使い捨て自在の吸収物の好ましい実施例は第1図に
示しである。本明細書中、「おむつ」という語は、一般
に幼児又は不全症患者がその下肢のまわりに着用する衣
服に関する。しかしながら、本発明は不全症患者用のブ
リーフや下着、使い捨て自在のトレーニングパンツ、お
むつカバー生理用ナプキンなどの他の使い捨て自在の吸
収物にも適用し得るということを理解すべきである。
第1図は、本発明のおむつ20を平らに広げた畳んでい
ない(即ち、全ての弾性の縮み部分引き抜いた)状態で
示す平面図であり、おむつ20の構造をより明瞭に図示
するため、構造の一部が取り除いてあり、おむつ20の
着用者が接触する部分がこの図面を見る者の方に向いて
いる。おむつ20は、第1図には、第1ウェスト領域2
2、第2ウェスト領域24、股領域26、及びおむつ2
0の外縁が構成する周囲28を有するように図示してあ
り、周囲28の長さ方向縁には参照番号30が附してあ
り、端縁には参照番号32が附しである。おむつ20は
、更に、参照番号34を附した横方向中央線及び参照番
号36を附した長さ方向中央線を有する。
おむつ20は液体透過性の上シート38を有し、おむつ
20の液体受取面は全体に上シート38によって構成さ
れ、これには参照番号40が附してあり、更に、おむつ
20は液体不透過性の下シート42と、衣服面46、身
体面48、及び側縁50及びウェスト縁52と表示され
た縁部を有する吸収コア44と、一対のテープタブファ
スナ56のような、おむつを着用者に固定するための留
め手段54と、吸収コア44の各側縁から少なくとも股
領域で外方に延びる側フラップ58と、近位縁64、遠
位縁66、第1端72、及び第2端74を各々有する障
壁カフ62と、遠位縁66を液体受取面40から遠ざけ
ておくための弾性部材77のような間隔手段76と、遠
位縁66の一部を近位縁64の内側で固定するための第
1閉鎖手段78と、遠位縁66の一部を近位縁64の外
側に固定するための第2閉鎖手段とを有する。
第1図は、おむつ20の好ましい実施例を図示し、この
おむつ20では、下シート42の長さ及び幅は吸収コア
44の長さ及び幅よりも全体に大きい。下シート42は
吸収コア44の縁部を越えて延び、これによって、おむ
つ20の周囲を形成する。周囲28は外周、即ちおむつ
20の縁部を構成する。周囲28は長さ方向縁30及び
端縁32を含む。第1図に示すように、上シート38は
少なくとも端縁32に沿って、好ましくは長さ方向縁3
0に沿って、全体に下シート42と同一延長になってい
る。
おむつ20は、第1ウェスト領域22及び第2ウェスト
領域24を有し、これらの領域は、おむつの周囲28の
端縁32からおむつ20の横方向中心線34に向かって
おむつの最大長さの約1/3、好ましくは約1/8乃至
約1/4の距離だけ夫々延びている。これらのウェスト
領域は、全体に、着用時に着用者のウェストを取り囲む
おむつの部分を有する。股領域26は、第1ウェスト領
域22と第2ウェスト領域24との間に位置決めされる
おむつの部分であり、着用時に着用者の脚の間に位置決
めされ且つ着用者の下半身を覆う、おむつ20の部分を
含む。
第2図は、第1図の2−2線に沿って取り出した部分断
面図であり、おむつ20の股領域26での好ましいおむ
つ構造を図示する。吸収コア44が上シート38と下シ
ート42との間に配置され、上シート38及び下シート
42は吸収コア44の側縁50を越えて延びて側フラッ
プ58を形成する。障壁カフ62は、好ましくは、別体
の障壁カフ部材の部分を長さ方向縁30の近くでおむつ
20に連結することによって形成される。障壁カフ62
の近位縁64は、シールを近位縁64に沿って形成して
障壁カフを滲み出る液体に対して障壁を提供するように
、接着剤ビードのようなシール手段82で障壁カフ部材
のセグメントをおむつ20に連結することによって形成
される。遠位縁66は、好ましくは、股領域26のとこ
ろでは、下方にあるおむつ20の部材に固定されない。
第2図に示すように、遠位縁66は、障壁カフ部材の端
を折り返してこれを遠位取付は手段84で障壁カフ部材
の別のセグメントに固定することによて形成されて、辺
縁部を形成する。複数の弾性部材77、好ましくは第2
図に示す三つの弾性部材77のような間隔手段76が障
壁カフ部材の遠位縁66に形成された辺縁部内に収容さ
れ、これらの弾性部材77は弾性取付は手段86によっ
て障壁カフ62と作動的に関連している。かくして、遠
位縁66は弾性部材77の弾性ギヤザー付は作用により
上シート38の液体受取面40から間隔を隔てられ、こ
れによって近位縁64と遠位縁66との間にチャンネル
88が形成される。このチャンネル88は、開いた形態
で図示してあり、おむつを着用者から取り外すまで身体
の滲出物を抑え、収容し、且つ保持する。
第3図は、第1図の3−3線に沿って取り出した部分断
面図であり、おむつ20の第1ウェスト領域22での好
ましいおむつ構造を図示する。上シート38及び下シー
ト42は吸収コア44の側縁50を越えて延び、側フラ
ップを形成する。障壁カフ62は、別体の障壁カフ部材
の部分を上シート38に連結することによって形成され
る。近位縁64は、接着剤ビードのようなシール手段8
2で障壁カフ部材のセグメントを下方のおむつ20の構
造に連結することによって形成される。
遠位縁66は、近位縁64の内側で下方のおむつ20の
構造(上シート38)に好ましくは接着剤から成る第1
閉鎖手段78によって固定される。
従って、遠位縁66は閉鎖される(すなわち、開放して
いない、或いは液体受取面40から間隔を隔てることも
できない)。間隔手段76を第1ウェスト領域22に配
置しないほうが好ましいということに留意されたい。と
いうのは、遠位縁66は、好ましくは、閉鎖状態に固定
され、第1ウェスト領域22の液体受取面40から間隔
を隔てられるように設計されていないためである。端縁
32に隣接した遠位縁66にギヤザーがつけられていな
いため、おむつを下方に引っ張るように作用しておむつ
20をウェスト領域で緩ませたり隙間を開けたりする力
を減少させる。身体滲出物の流れをウェスト領域に止め
ておくため、チャンネル88は開放していないけれども
、チャンネル88に沿って流れる滲出物を収容し、保持
するように作用する。
第4図は、第1図の4−4線に沿って取り出した部分断
面図であり、おむつ20の第2ウェスト領域での好まし
いおむつ構造を図示する。上シート38及び下シート4
2は吸収コア44の側縁50を越えて延び、側フラップ
58を形成する。
障壁カフ62は、別体の障壁カフ部材の部分を側フラッ
プ58、即ち上シート38に連結することによって形成
される。近位縁64は、障壁カフ部材のセグメントを接
着剤ビードのようなシール手段82で下方のおむっ20
の構造に連結することによって形成される。遠位縁66
は、好ましくは接着材から成る第2閉鎖手段80によっ
て、近位縁64の外方で下方のおむっ20の構造(上シ
ート38)に固定される。従って、障壁カフ62は、液
体受取面40から離れることができないように閉鎖され
る。また、弾性部材77のような間隔手段76は、好ま
しくは、第2ウェスト領域には配置されない。というの
は、遠位縁66は、好ましくは、閉鎖状態に固定され、
第2ウェスト領域24の液体受取面40から間隔を隔て
られるように設計されていないためである。
吸収コア44は、全体に圧縮性があり、(身体の形に)
順応でき、着用者の皮膚に刺激を与えず、液体及び特定
の身体滲出物を吸収してこれを保持することができる、
どのような手段であってもよい。好ましい吸収コア44
は衣服面46及び身体面48を有する。
吸収コア44は種々の大きさ及び形状に製作することが
でき(例えば矩形、砂時計形、非対称形、等)、一般に
エアーフェルトと呼ばれる粉砕木パルプのような、使い
捨ておむつ及び他の吸収物に一般に使用されている種々
の液体吸収材料から製造するこ七ができる。他の適当な
吸収材料の例としては、縮み皺を寄せたセルロース詰綿
、吸収性フオーム、吸収性スポンジ、超吸収性ポリマー
吸収性ゲル化材料、又は任意の同等の材料、或いはこれ
らの材料の組合せが挙げられる。しかしながら、全吸収
力は、おむっ20の所定の使用についての設計滲出物負
荷と適合するものでなければならない。更に、吸収コア
44の大きさ及び吸収力は、幼児から成人までの範囲の
着用者に適合するように変化させることができる。
吸収コア44は、ポール・ティー・ワイズマン(Pau
l T、Wiseman)及びスチーブン−x −、ゴ
ールドマン(steven A、Goldman)に1
986年9月9日に付与された「高密度吸収材構造(H
igh−DensityAbsorbent 5tru
cture)Jという表題の米国特許第4、610.6
78号に記載された吸収材構造のような、親水性ファイ
バ及び吸収性ゲル化材料(ヒドロゲル)を有する吸収材
料層から成る。参考のため、この特許を本明細書中に組
み込む。吸収コア44の好ましい実施例は、ポール・テ
ィー・ワイズマン(Paul T、Wiseman)、
トーン・アイ・ホートン(Dawn 1.Hought
on) 、及びゾール・ニー・ゲラ−) (Dale 
A、Ge1lert)に1987年6月16日に付与さ
れた「二重層コアを備えた吸収材(Absorbent
Article With Dual−Layered
 Cores)Jという表題の米国特許第4.673.
402号全体に 記載されているような好ましい形状の
二重層吸収コアであり、非対称形状の上層及び下層を有
する。参考のため、この特許を本明細書中に組み込む。
本発明で有用な吸収コアの他の例示の実施例は、198
8年1月27日に公告されたブロクター・アンド・ギャ
ンブル社(Procter & Gamble Com
pany)の欧州特許出願EP−A−254,476に
記載されている。この特許出願には、貯蔵領域と、面積
当たりの重量でこの貯蔵領域よりも平均密度の低い捕捉
領域とを有し、そのため捕捉領域が液体を有効に且つ効
率的に迅速に捕捉する、吸収部材が開示されている。こ
の欧州特許出願を参考のため、本明細書中に組み込む。
第1図に示すおむつ20の好ましい実施例は、砂時計形
状の吸収コア44を有し、体重が約5 kg乃至約12
kgの幼児が着用するようになっている。
しかしながら、吸収コア44の大きさ、形状、外形、及
び全吸収力は幼児から成人までの範囲の着用者に適合す
るように変えることができる。従って、吸収コア44の
寸法、形状、及び外形を変えることができる(例えば、
吸収コアは厚さを変えてもよいし、親水性の度合いを変
えてもよいし、或いは、吸収性ゲル化材料を含んでも含
まなくてもよい)。吸収コア44は、好ましくは、エア
ーフェルトのバット(詰綿)であり、幅(横方向寸法)
約32cm、長さ(縦方向寸法)約45cm、股領域の
最も幅狭の部分にわたって約7 cmの吸収性ゲル化材
料である。
下シート42は吸収コア44の衣服面46に隣接して配
置され、これはこのましくはコア取付は手段(図示せず
)で、当該技術分野で周知のように、吸収コア44に固
定されている。例えば、下シート42は、均一で連続し
た接着剤層、模様をなした接着剤層、或いは別々の線を
なした接着剤又は接着剤の点で吸収コア44に固定する
のがよい。満足のいくものであることがわかった接着剤
はテネシー州キンゲスポートのイーストマン化学製造社
(Eastman Chemical Product
s Company)が製造し、イーストボンドA−3
(Eastobond A−3)の商標で販売している
接着剤と、オハイオ州コロンバスのセンチユリ−接着剤
社(Century Adhesives。
Inc、 )が製造し、センチユリ−5227(Cen
tury5227)の商標で販売している接着剤である
。コア取付は手段は、好ましくは、ジェー・ニー・ミネ
トラ(J。
A、Minetola)及びデビット・アール・ラッカ
ー(David R,Tucker)に1986年5月
4日に付与された[汚物収容使い捨て衣服(Dispo
sable Waste−Containment G
arment)Jという表題の米国特許第4、573.
986号に開示されているような、接着剤のフィラメン
トの開放パターンネットワークから成る。参考のため、
この特許を本明細書中に組み込む。
下シート42は、液体に対して不透過性であり、好まし
くは、薄いプラスチックフィルムから製造される。他の
液体不透過性の可撓性材料を使用してもよい。下シート
42は、吸収コア44内に吸収され且つ収容された滲出
物がおむつ20と接触したシーツや肌着のような物品を
濡らさないようにする。好ましくは、下シート42は約
0.012mm乃至約0.051mmの厚さを有するポ
リエチレンフィルムであるが、他の液体不透過性の可撓
性材料を使用してもよい。ここで使用したように、「可
撓性」という語は、弾力性があり、人体の全体形状及び
輪郭に容易に適合する材料に関する。
適当なポリエチレンフィルムは、モンサンド化学社(M
onsanto Chemical Corporat
ion)が製造し、第8020号フィルム(Film 
No、8020)として販売している。下シートには、
好ましくは、布地に近い外観を呈するため、エンボス加
工及び/又は艶消仕上が施しである。更に、下シート4
2は、吸収コア44から蒸気を散逸できると同時に滲出
物が下シート42を通過しないようにしである。
下シート42の大きさは吸収コア44の大きさ及び選択
した正確なおむつ設計で決まる。好ましい実施例では、
下シート42は、吸収コア44を少なくとも約1.3c
m乃至2.5 cmの最小距離だけ越えておむつの全周
28の廻りに延びる変形砂時計形状を有する。
上シート38は、弾力性があり、触感が柔らかで着用者
の皮膚に刺激を与えない。更に、上シート38は液体透
過性でその厚さを通して液体を容易に浸透させることが
できる。適当な上シートは、多孔性フオーム、網状フオ
ーム、孔穿プラスチックフィルム、天然繊維(例えば本
繊維又は木綿繊維)、合成繊維(例えばポリエステル繊
維、又はポリプロピレン繊維)、又は天然繊維と合成繊
維との組合せのような、広範な材料から製造することが
できる。好ましくは、着用者の皮膚を吸収コア44内の
液体から隔離するため、疎水性材料で製造される。
好ましい上シート38は、プラウエア州つィルミントン
のヘラクレス社(Hercules、  Inc、)が
販売しているヘラクレス151型()Iercules
 Type 151)ポリプロピレンのように、約1.
5のデニールを有する、ステープル長のポリプロピレン
繊維から成る。ここで使用したように、「ステープル長
の繊維」という語は、少なくとも約15.91)1mの
長さを持つ繊維に関する。
上シート38の製造に使用できる多くの製造技術がある
。例えば、上シート38は、織布であっても、不織布で
あっても、結合剤を用いない不織布であっても、カード
機で加工したものであってもよい。好ましい上シート3
8はカード機で加工し、織物の分野の当業者に周知の手
段で熱接着し−たものである。好ましくは、上シート3
8は1m”当たり約18g乃至25gの重量を有し、乾
燥状態での最小引張強度が機械の方向で1cm当たり約
400gであり、湿った状態での引張強度が機械に対し
て横方向で1cm当たり少なくとも約55gである。
上シート38及び下シート42は、おむつ製造の分野で
周知の任意の適当な方法で互いに関連している。ここで
使用したように、「関連した」という語は、上シート3
8を下シート42に直接語ることによって上シート38
を下シート42に直接連結した形状と、上シート38を
中間部材に貼リ、この部材を下シート42に貼ることに
よって上シート38を下シート42に間接的に連結した
形状とを含むものである。好ましい実施例では、好まし
い実施例では、上シート38及び下シート42は、接着
剤又は当該技術分野で周知の任意の他の取付は手段のよ
うなフラップ取付は手段(図示せず)によっておむつの
周囲28のところで互いに直接連結されている。一般に
、吸収コア44を下シート42に貼るコア取付は手段は
上シート38を下シート42に貼るフラップ取付は手段
と同じである。かくして、例えば、均一で連続した接着
剤層、模様をなした接着剤層、別々の線の列をなした接
着剤又は接着剤の点、又は上述の米国特許第4.573
.986号に図示されている接着剤のフィラメントのネ
ットワークを使用するのがよい。
側フラップ58は、周囲28と吸収コア44の側縁50
との間のおむつ20の部分である。かくして、第1図に
示す本発明の好ましい実施例では、側フラップ58は、
少なくとも股領域26において、おむっ20の吸収コア
44の側縁50から外方にこの側縁に沿って延びる、下
シート42及び上シート38の延長部から形成される。
おむっ20には、おむつ20に側閉鎖部材形成する留め
手段54が設けられている。かくして、おむつ20が着
用者に取付けられ、好ましくは、第1ウェスト領域22
及び第2ウェスト領域24はおむつ20の着用時に重な
った状態に維持される。留め手段54は、ベルト又は内
側留め部材のような、当該技術分野で周知の多くの留め
システムのうちの任意のものからなるのがよいが、第1
図に示す本発明の好ましい実施例では、留め手段54は
、おむつ20の各長さ方向縁30に隣接して、好ましく
は第2ウェスト領域24に配置されたテープタブ56か
ら成る。テープタブファスナ54は、好ましくは、おむ
つ20の第2ウェスト領域24に付けられて、おむつを
着用者に保持する留め手段を提供するが、第1ウェスト
領域22に設けてもよい。テープタブファスナ54は、
ケネス・ビー・ビュエル(Kenneth B、Bue
ll)に1974年1)月19日に付与された[使い捨
ておむつ用テープ留めシステム(Tape Faste
ning SystemFor Disposable
 Diaper) Jという表題の米国特許第3.84
8.594号に開示された接着留めテープタブのような
、当該技術分野で周知のテープタブのうちの任意のもの
であるのがよく、参考のため、この特許を本明細書中に
組み込む。
本発明の障壁カフ62は、液体受取面40に沿った身体
の滲出物の自由な流れを抑え、このような滲出物をおむ
つ20内に保持し且つ収容し、更に着用者の廻りにガス
ケットの作用を提供する構造を構成する。各障壁カフ6
2は、近位縁64と遠位縁66を有する可撓性部材であ
る。ここで使用したように、「可撓性」という語は、弾
力性があり、人体の全体形状及び輪郭に容易に適合する
材料に関する。更に、間隔手段76が一つ又はそれ以上
の弾性部材77から成る場合、障壁カフ62は、チャン
ネル88を形成し且つ着用者の尻の廻りにガスケットの
作用を提供するのに十分な間隔を液体受取面40から隔
てられる。障壁カフ62は、ポリプロピレンポリエステ
ル、レーヨン、ナイロン、フオーム、プラスチックフィ
ルム、成形フィルム、弾性ラミネート、及び弾性フオー
ムのような、種々の材料から製造するのがよい。障壁カ
フの製造に多くの製造技術を使用することができる。例
えば、障壁カフ62は、織布であっても、不織布であっ
ても、結合剤を用いない不織布であっても、カード機で
加工したものであってもよい。特定の好ましい障壁カフ
62は、液体不透過性のポリエチレンフィルムに固定し
たポリエチレンの不織布材料のラミネートから成る。こ
れらの材料は、当該技術分野で周知の方法で互いに固定
するか或いは互いにラミネートにするのがよい。
第1図及び第2図に示すように、障壁カフ62は、より
詳細には近位縁64は、おむつ20の長さ方向縁30に
隣接して、好ましくはこの内方に配置される。「内方J
という語は、おむつ20の中心線(34又は36の夫々
)に向かう方向として定義され、これに沿って特定の障
壁カフが配置される。近位縁64が、好ましくは、長さ
方向縁30の内方に配置されるため、滲出物、特に容易
に吸収されず且つ液体受取面40に沿って浮動しがちな
緩い便はおむつ20の縁と接触する前に障壁カフ62と
接触する。かくして、近位縁64は好ましくは、長さ方
向縁30とおむつ20の長さ方向中央線36との間に配
置される。最も好ましくは、少なくともおむつ20の股
領域26のところで、近位縁64が長さ方向縁30と吸
収コア44の側縁50との間に配置される。当該技術分
野で周知のように、側フラップ58を一つ又はそれ以上
のフラップ弾性部材で弾性化し、各長さ方向縁30に隣
接してガスケットカフを形成すると、近位縁64は、好
ましくは、少なくとも股領域26において、最も内側の
フラップ弾性部材と吸収コア44の側縁50との間に配
置される。
近位縁64及び遠位縁66は互いに間隔を隔てた関係に
あり、障壁カフ62の各々の有効幅を構成する。近位縁
64及び遠位縁66は、平行であっても平行でなくても
よいし、直線をなしていても曲線をなしていてもよい。
更に、障壁カフ62の各々は、円、方形、矩形、又は第
2図、第3図及び第4図に示すような任意の他の形状を
含む種々の異なる断面領域を有するのがよい。好ましく
は、近位縁64は、平行で且つ直線をなす関係の遠位縁
66から間隔を隔てられている。障壁カフの有効幅は、
おむつからの身体の滲出物の漏れを減じる上で重要なパ
ラメータである。障壁カフの有効幅が狭すぎる場合には
、着用者の脚と遠位縁66との間に隙間が形成され、液
体が遠位縁66を越えておむつ20の周囲28に流出す
る。おむつ20の好ましい実施例は、体重が約5kg乃
至約12kgの幼児が着用するようになっており、各障
壁カフ62は、好ましくは、少なくとも約25mm好ま
しくは約25閣乃至約50mm、最も好ましくは約38
1)II1)の有効幅を有する。勿論、この有効幅は、
着用者の大きさが大きくなる又は小さくなるに従って、
特に成人の着用者に関して寸法法めしなければならない
各障壁カフ62の遠位縁66は、好ましくは、少なくと
も股領域において、下方のおむつ20の任意の部材に固
定されておらず、そのため、液体受取面40から間隔を
隔てることができる。遠位縁66は、好ましくは、液体
受取面40から間隔を隔てられ、そのため、障壁カフ6
2はおむつ20の収容力を高めるチャンネル88を形成
する。
ここで使用したように、「間隔を隔てた」という語は、
遠位縁66が液体受取面40に対して一つ又はそれ以上
の位置をとる実施例を含み、成る場合には、液体受取面
40に隣接した位置をとる。
各障壁カフ62の遠位縁66は、滲出物の流れに対する
更に効果的な障壁を提供するように、第1ウェスト領域
22で近位縁64の内方に配置されている。遠位縁66
は第1ウェスト領域22において、第1閉鎖手段78に
よってこれらの逆転を未然に防ぐように近位縁64の内
方に維持されている。
第1図に示すように、遠位縁66は、好ましくは、第1
ウェスト領域22において互いから横方向に間隔を隔て
られている。しかしながら、遠位縁66間の横方向間隔
は、互いに重なり合って互いに当接する状態から最大に
は第2ウェスト領域22における近位縁間の幅だけ横方
向に間隔を隔てられている状態までの範囲である。、か
くして、第1図に示す好ましい実施例では、遠位縁は、
約−25mm(縁が重なった状態)から最大15(le
まで横方向に間隔を隔てられる。好ましくは、遠位縁6
6は、障壁カフが着用者の外大層に沿って載るのでなく
着用者の脚の最も内方にある皺に嵌まるように、約10
0mmより大きく間隔を隔てられない。最も好ましくは
、遠位縁は、Mサイズのおむつに関し、約75mm乃至
約100mm、最も好ましくは約88mm間隔を隔てら
れている。
遠位縁66は、第1ウェスト領域22で互いに平行に且
つおむつ20の端縁32に垂直に配置されているように
、第1図に図示されている。これが好ましい実施例であ
るけれども、遠位縁66が互いに近づくように或いは互
いから遠ざかるように角度を付けてもよく、好ましくは
、遠位縁66が端縁32と非垂直に配置されるように互
いに向かって角度を付けられる。障壁カフを端縁32に
対して角度を付けることにより、使用中、障壁カフを股
領域26で液体受取面40から間隔を隔てた状態に保持
するのを補助することができる。
遠位縁66は、好ましくは、股領域26において互いか
ら横方向に間隔を隔てられている。遠位縁66の横方向
間隔は、股領域26で身体の滲出物、特に尿、が着用者
の脚領域でおむつ20から漏れ出ないようにする上で特
に重要である。遠位縁66が互いから横方向に大きく間
隔を隔てられていると、尿が障壁カフを越えて流れるよ
うに障壁カフ62が股領域で「横方向に膨らむ」傾向が
大きくなる。遠位縁66が互いから横方向に少ししか間
隔を隔てられていないと、障壁カフ62は滲出物を排出
するための減少した面積を提供し、そのため、滲出物が
障壁カフ62上に直接排出され、おむつ20の縁へ流れ
てしまう。かくして、おむつ20が第1図に示すように
広げられ且つ何ら制約を受けていない状態に置かれてい
るとき、遠位縁66の間隔が最も狭いところで計測した
、股領域26での遠位縁66の横方向間隔は、障壁カフ
66、代表的には各障壁カフの最も狭い有効幅の少なく
とも1.5倍でなければならない。好ましくは、股領域
26での遠位縁66の横方向間隔は、障壁カフの最も狭
い有効幅の約1.5倍と4倍との間になければならず、
最も好ましくは、約2.3倍である。かくして、好まし
い実施例では、遠位縁66は股領域26において少なく
とも約63mm、好ましくは約75mm乃至約200m
m、最も好ましくは約88mm横方向に間隔を隔てられ
ている。勿論、この横方向間隔は着用者のサイズが大き
くなるか或いは小さくなるかに従って、特に成人の着用
者に対して寸法状めしなければならない。各障壁カフ6
2の遠位縁66は、おむつ20の第2ウェスト領域24
で各近位縁64の外方に配置される。「外方」という語
は、おむつ20の夫々の縁と平行で且つこれに沿って障
壁カフが配置される、おむつ20の中央線から遠ざかる
方向と定義される。即ち、「内方」という語が定義する
方向と反対方向。かくして、障壁カフ62は第2ウェス
ト領域24で「横方向に膨らむ」。障壁カフの横方向に
膨らむ部分は、用途の変化に敏感でない良好な収容を促
し、着用者の尻の廻りに輪郭の付いた装着部分を提供す
る。遠位縁66は、第2ウェスト領域で第2閉鎖手段8
0によって近位縁64の外方に維持される。
第1図に示すように、遠位縁66は第2ウェスト領域2
4で互いから横方向に間隔を隔てられている。しかしな
がら、遠位縁66間の間隔は、これらの遠位縁が互いに
対して角度を付けられるような範囲内にある。かくして
、好ましい実施例では、第1図に示すように、遠位縁を
最大約250 mm、好ましくは約150 wIm乃至
約200mm、間隔を隔てるのがよい。また、遠位縁6
6は、互いに平行に且つおむつ20の端縁32に垂直に
配置されるように第1図に示されている。これが好まし
い実施例であるけれども、遠位縁66にこれらが互いに
向かう又は互いから遠ざかるように、好ましくは遠位縁
が端縁に非垂直に配置されるように互いから遠ざかるよ
うに角度を付けるのがよい。
遠位縁66が第1ウェスト領域22で近位縁64の内方
に配置され且つ第2ウェスト領域24で近位縁64の外
方に配置されているため、これらの遠位縁66はその長
さに沿って内側に曲げられている。この内側への曲げは
、障壁カフ62を尻(横方向に膨らんだ部分)の廻りに
安定的に装着した状態から脚の良好に収容するための「
動きなし」領域に装着した状態(直立部分、即ち遠位縁
66が近位縁64の内方に配置されている)へ移行させ
る。内側に曲げられた障壁カフは着用者に装着するのが
容易であり、障壁カフの装着が股領域の「動きなし」領
域で少なくとも第2ウェスト領域24において着用者の
尻の廻りにぴったりと装着した状態で行われる。
かくして、内側に曲げられた障壁カフは、身体滲出物、
特に柔らかいBM(runny BM)の漏れを減少さ
せるぴったりとした装着を提供する、着用者の尻の廻り
のガスケットの作用と、身体の滲出物をチャンネル88
に沿っておむつ内に抑え、収容し、且つ保持するため、
股領域26及び第1ウェスト領域22に直立した障壁カ
フ62を提供することとの両方を提供するということが
わかった。
しかしながら、障壁カフ62がその長さに沿って第1ウ
ェスト領域22に向かって大きく横方向に膨らんだ場合
には、身体の滲出物は障壁カフを越えて流れ出るように
なる。かくして、内側に曲げられた障壁カフは、使用中
、ガスケットの作用を提供して、ぴったりとした装着を
おむつの長さの約50%以下、更に好ましくはおむつ2
0の長さの約40%以下、最も好ましくは第2ウェスト
領域においてのみ提供するのが好ましい。(横方向に膨
らんだ部分のパーセント長さは、障壁カフ62が横方向
に膨らんだおむつの長さをおむつの全長で除して100
を乗したおむつの長さとして定義される。)かくして、
使用中、障壁カフの直立部分(遠位縁66が近位縁64
の内方に配置されている)は、少なくともおむつの長さ
の約50%のところに、好ましくは少なくともおむつの
長さの約60%のところに、そして最も好ましくは第1
ウェスト領域22から股領域26全体に亘って設けられ
ている。
障壁カフ62の横方向に膨らんだ部分を多くの異なる方
法、例えば第2閉鎖領域84が好ましくは第1閉鎖領域
92より長い、でおむつの長さの約50%以下に維持す
ることができる。変形例として、遠位縁66を近位縁6
4の内方に固定するため、閉鎖取付は手段を障壁カフ6
2におむつの股領域26に向かって又は股領域26の障
壁カフ62に配置してもよく、そのため、横方向に膨ら
んだ部分が長さの約50%以下に維持される。
チャンネル88が股領域26及び第1ウェスト領域22
のところで障壁カフ62の近位縁64と遠位縁66との
間に形成される。このチャンネル88は、滲出物が上シ
ート38を横切って移動、即ち浮動しがちであるため、
この滲出物の流れに対する障壁を構成する。また、チャ
ンネル88はおむつ20を外すまで滲出物をおむつ20
内に収容し且つ保持する。
障壁カフ62は、好ましくは、身体滲出物の噴出を回避
するように液体不透過性である。液体不透過性の障壁カ
フ62は、液体が障壁カフ62を通って移動することを
妨害し、これによって、障壁カフを更に耐漏性にしてい
る。障壁カフ62は、障壁カフを選択的に処理したり、
別体の材料を障壁カフに固定する、又は液体不透過性の
材料を障壁カフについて選択することによって、障壁カ
フを処理しないといった、当該技術分野で周知の任意の
方法で液体不透過性にしであるのがよい。
また、障壁カフ62に吸収手段を固定したり障壁カフ6
2内に吸収手段を設けたりしてもよい。
この吸収手段は障壁カフ62と接触した滲出物を吸収し
て収容する。この吸収手段は、液体を吸収し保持するこ
とのできる任意の手段であるのがよく、任意の大きさ、
形状、吸収力のものであってもよい。吸収手段は、障壁
カフ62の内方面に沿って配置するか或いは障壁カフ6
2内に配置するのがよい。
第1図に示すおむつ20の好ましい実施例にはおむつ2
0の側フラップ58に連結された障壁カフ62の各々が
設けられている。「連結された」という語は、障壁カフ
62をおむつ20に固定するための任意の手段を含み、
障壁カフ62が側フラップ58に直接的又は間接的に固
定された別体の部材である実施例(即ち構成要素をなす
障壁カフ)と、障壁カフ62が側フラップ58のような
おむつ20の構成要素と同じ部材又は材料から構成され
、そのため、障壁カフ62が側フラップ58の連続した
分割されていない部材である実施例(一体障壁カフ)を
含む。障壁カフ62は、変形例として、下シート42、
上シート38、吸収コア44、又はオリフィス20のこ
れらの又はたの構成要素の任意の組合せに連結してもよ
い。好ましい実施例では、障壁カフ62は、接着剤のよ
うなシール手段82で側フラップ58に(側フラップ5
8を形成する上シート38の部分に直接)連結されて近
位縁64を形成し、遠位縁66は、材料の端を折り返す
゛ことによって形成され且つ遠位縁取材は手段84で別
のセグメントに固定される。
近位縁64及び側フラップ58は任意の適当な方法で互
いに連結される。ここで使用したように、「連結される
」という語は、近位縁64を側フラツブ58に直接貼る
ことによって近位縁64が側フラップ58に直接固定さ
れている形状と、近位縁64を中間部材に貼り、この中
間部材を側フラップ58に貼ることによって近位縁64
が側フラップ58に間接的に固定されている形状とを表
すものである。好ましい実施例では、近位縁64及び側
フラップ58は、少なくとも股領域においてシール手段
82によって互いに直接連結されている。
近位縁64を側フラップ58に連結するための本発明の
シール手段82は、第2図に示されている。シール手段
82は、近位縁64に沿ってシールを形成し、上シート
38を通る液の漏れに対する障壁を提供する。上シート
38又は吸収コア44が障壁カフ62手段82を越えて
延びてもよいけれども、吸収コア44の縁から発する又
は上シート38に沿って滲み出る液体の漏れに対する防
護は、上シート又は吸収コアが近位縁64を越えて延び
ないようにすることによって高めることができる。シー
ル手段82は、接着剤、熱/圧カシール、超音波接合、
又は当該技術分野で周知の任意の他の手段又は方法等の
、近位縁64を側フラップ58に固定するための任意の
手段であるのがよい。シール手段78は、好ましくは、
遠位縁66を液体受取面40から間隔を隔てるための間
隔手段76は、皺寄せを行う作用、収縮をもたらす作用
、強張らせる作用、短くする作用、又は他の作用を障壁
カフ62に及ぼす任意の部材である。これらの作用は、
障壁カフ62を直立させて、チャンネル88を障壁カフ
62に沿って構成し、このチャンネル88は、滲出物の
漏れに抗する拘束物として作用し且つ着用者の尻の廻り
にガスケット作用を及ぼしてこれにぴったりと装着する
第1図に示すように、間隔手段76は、好ましくは、遠
位縁66に隣接して障壁カフ62の各々と作動的に関連
した弾性部材77から成る。この弾性部材77は、好ま
しくは、障壁カフ62に弾性的に収縮された状態で固定
され、そのため、通常の抑制されていない状態では、弾
性部材77は、障壁カフ62の遠位縁66を有効に収縮
し又は皺寄せする。弾性部材77は、少なくともケネス
・ビー・ビュエル(Kenneth B、Buell)
に1974年1月26日に付与された「使い捨ておむつ
用の収縮性側部(Contractible 5ide
 Portion For Disp−osable 
Diaper)Jという表題の米国特許第3.860゜
003号に開示された二つの方法で障壁カフ62に弾性
的に収縮された状態で固定できる。参考のため、この特
許を本明細書中に組み込む。更に、弾性部材77の長さ
は一般におむつの設計によって決まる。第1図に示す実
施例では、弾性部材77は、特に、股領域26において
、障壁カフ62の全長に沿って延びるがその他の長さで
あってもよい。
第2図に示すように、弾性部材77はこれを弾性取付は
手段86で障壁カフ62内に固定することによって障壁
カフ62と作動的に関連している。
弾性取付は手段86は可撓性でなければならず、弾性部
材77をその引き延ばした状態で保持するのに十分な接
着性を備えている。弾性部材77は弾性部材77の端部
近(のみで障壁カフ62に固定するのがよいが、弾性部
材77の全長を障壁カフ62に固定するのが好ましい。
本明細書中、弾性取付は手段86は、好ましくは、ウィ
スコンシン州エルモグループのフィントレー接着剤社(
Fin−dley Adhesives Incorp
orated)がフィントレー接着剤581(Find
ley Adhesives581)として販売してい
るような熱溶融型接着剤でできた糊ビードであるのに対
し、弾性部材77は当該技術分野で周知の幾つかの他の
方法のうちの任意の方法で障壁カフ62に貼るのがよい
。例えば、弾性部材77は、種々の接着パターンを使用
して障壁カフ62に超音波接合又は熱/圧カシールする
のがよい、又は、弾性部材77を単に障壁カフ62に糊
付けするのがよい。弾性部材77を障壁カフ62に位置
決めし且つ固定する方法の更に詳細な説明は、ケネス・
ビーービュエル(Kenneth B、Buell)に
1978年3月28日に付与された「引き延ばしたばら
ばらの弾性ストランドを使い捨て吸収製品の所定の独立
部分に連続的に取付けるための方法及び装置(Meth
od  and Apparatus  for Co
ntinuously Attac−hing Dis
crete、 5tretched Elastic 
5trands t。
Predetermined  l5olated P
ortion of  DisposableAbso
rbent Products) Jという表題の米国
特許第4、081.301号、及びダニ−・エル、スト
リックランド(Danny L、5trickland
)及びロナルド・ビー・ピッシャー (Ronald 
B、 Visscher)に1981年5月3日に付与
された「吸収材ブリーフ(AbsorbentBrie
f)Jという表題の米国特許第4.253.461号に
開示されている。参考のため、これらの特許の両方を本
明細書中に組み込む。各障壁カフ62を弾性化するのに
一つ又はそれ以上(複数)の弾性部材77を使用できる
ということは理解されよう。
好ましくは、各障壁カフ62を弾性化するのに三つの弾
性部材77が使用される。
適当であるということがわかった弾性部材77は、O,
l 8w+mX1.5mmの断面を有し、バージニア州
スチュワートのイースサンプトンゴム社(Easth−
ampton Rubber Company)からL
−1900ゴムコンパウンド(L−1900Rubbe
r Compound)の商標で入手することのできる
天然ゴムでできた弾性ストランドである。他の適当な弾
性部材77は、ロードアイランド州ミドルタウンのフル
フレックス社(FulflexCompany)が、フ
ルフレックス941)(Fulflex 941))の
商標で販売している弾性テープのような天然ゴムから作
るのがよい。また、間隔弾性部材77は任意の当該技術
分野で周知の熱収縮性材料から成るのがよい。他の適当
な弾性材料は、エラストマーフィルム、ポリウレタンフ
ィルム、ライクラ(Lycra) 、エラストマーフオ
ーム、成形弾性スクリムを含む当該技術分野で周知の種
々の材料から成る。
更に、弾性部材77は種々の形状をとることができる。
例えば、弾性部材77の幅を変化させるここができ、こ
の弾性部材は単一のストランドから成ってもよいし、又
は弾性材料の平行な又は平行でない幾つかのストランド
から成ってもよく、弾性部材77は直線状であっても曲
線状であってもよい。
遠位縁66を液体受取面40から遠ざけるように間隔を
隔てるための間隔手段76は、変形例として幾つかの他
の要素から成ってもよい。例えば、障壁カラ62は各障
壁カフ62内に又は各障壁カフ62上に配置される補則
手段を有するのがよい。
この補則手段は遠位縁66を液体受取面4oから遠ざけ
るように十分に剛性でなければならない。
補則手段についての適当な材料には、フオーム、不織布
、バット、詰綿、ポリエチレンフィルム、成形フィルム
、スプレー糊、発泡エラストマー、ポリエステル、ポリ
ウレタン、又は高ロフト材料(high 1oft m
aterial)が含まれる。
また、間隔手段76は遠位縁66の長さをおむつ20の
長さと比較して短くするための手段を含む。折り目又は
襞を遠位縁66に作ることによって遠位縁66を短くす
ることができる。この折り目又は襞は、接着剤又はヒー
トシールの分野の当業者に周知の保持手段農地の任意の
もので固定されている。変形例として、遠位縁から一部
を切り、得られた縁を互いに突き合わせ連結又は重ね連
結する。更に、おむつが平らに広げた状態にあるときに
遠位縁66があった位置と異なる位置のところで所定長
さの遠位縁66を上シート38に取付けることによって
遠位縁66を短くするのがよい。
当該技術分野で周知のように、他の短くする技術を使用
してもよい。
障壁カフ62の第1端72及び第2端74を夫々閉鎖状
態に固定するための第1閉鎖手段78及び第2閉鎖手段
80を第1図、第3図、及び第4図に図示する。これら
の閉鎖手段は着用者により快適な装着を提供し、障壁カ
フ62の遠位縁66を適性な位置に固定して内側に曲げ
られた障壁カフを形成する。好ましい実施例では、第1
図に示すように、第1閉鎖手段78が第1閉鎖領域92
の第1ウェスト領域22に配置され、第2閉鎖手段80
が第2閉鎖領域94の第2ウェスト領域24に配置され
ている。遠位縁66の残りの部分は、好ましくは、下の
おむつ20の構造には固定されておらず、そのため、遠
位縁66は自由に開放できるようになっている。好まし
い実施例では、第1閉鎖領域92の長さは約35++u
n乃至約75mm。
好ましくは約63mmであるのに対し、第2閉鎖領域9
4の長さは約75mm乃至約125+nm、好ましくは
約1)4mmである。かくして、第2閉鎖手段80は、
好ましくは、第1閉鎖手段が長さ方向に延びるよりも長
い距離だけ長さ方向内方に延び、その結果、第2閉鎖領
域94は、好ましくは、第1閉鎖領域92よりも長い。
この構造は、着用者の尻の廻りにぴったりとした装着を
つ(って、特にゆるい便の漏れを防ぐ上で好ましい。
閉鎖手段の各々は、超音波接着、熱/圧力接着、種々の
接着パターンを使用したシール、又は接着材及び/又は
糊のような当該技術分野で周知の幾つかの固定手段の任
意のものからなるのが好ましいけれども、テネシー州キ
ンゲスポートのイーストマン化学製造社(Eastma
n Chemical ProductsCompan
y)が製造し、イーストボンドA−3(Eastobo
ndA−3)の商標で販売している接着剤や、オハイオ
州コロンバスのセンチユリ−接着剤社(Century
Adhesives、  Inc、)が製造し、センチ
ユリ−5227(Century5227)の商標で販
売している接着剤のような、熱溶融型接着剤から成る接
着剤ビードである。
おむつ20は、好ましくは、第2ウェスト領域24を着
用者の背の下に配置し、おむつ20の残りの部分を、第
1ウェスト領域22が着用者の前部を横切るように、着
用者の脚の間で引張ることによって着用者に付けられる
。(変形例として、第1ウェスト領域22を着用者の背
の下に配置し、第2ウェスト領域24を着用者に廻して
もよいが、この方法は本明細書中に記載した利点の全て
を与えることがないということは理解されよう。)次い
で、テープタブファスナ56をおむつ20の外方に面し
た領域に固定するのが好ましい。この方法では、障壁カ
フ62の直立部分を股領域26にある着用者の「動きな
し」領域に配置しなければならず、着用者の尻の廻りに
ガスケットの作用をもたらすように、横方向に膨らんだ
部分をおむつ20の長さの約50%以下のところに、好
ましくは第2ウェスト領域24のみに配置されるように
、配置しなければならない。
第4図に示すように、好ましいテープタブ56がおむつ
20に固定されて製造者端102を提供する(即ち、お
むつ20へのテープタブのこのような取付けはおむつ2
0の製造中に行われる)。
テープタブは使用者端104を形成する他の部材を有す
る(即ち、このような連結部は使用者がおむつを着用者
に固定する際につくられる)。かくして、好ましいテー
プタブ56は、第1面108及び第2面1)0を有する
第1固定部分106と、第1面1)4及び第2面1)6
を有する第2固定部分1)2と、第1面120及び第2
面122を有する連結部分1)8との少なくとも三つの
部分を有する。第1固定部分106は、第1固定部分1
06を障壁カフ62に固定することによっておむつ20
に連結される、テープタブ56の部分である。第2固定
部分1)2は、下シート42に取付けられた、テープタ
ブ56の部分である。かくして、第1固定部分106及
び第2固定部分1)2は、テープタブ56の製造者端1
02を形成する。連結部分1)8は、おむつを着用者の
固定する際に使用者がおむつの別の部分、一般に下シー
ト42に取付ける、テープタブ56の部分である。かく
して、連結部分1)8は使用者端を形成する。更に、第
2固定部分1)2の第2面1)6及び連結部分1)8の
第2面122がテープタブ56の下面124を形成し、
第1固定部分106の第1面108及び連結部分1)8
の第1面120がテープタブ56の留め面126を形成
する。
好ましいY字形テープタブを幾つかの方法で構成するこ
とができる。第1固定部分106、第2固定部分1)2
、及び連結部分1)8の各々を別体のテープにすること
ができ、これらを合わせ且つ結合領域のところでおむつ
20の長さ方向縁30に隣接して連結するテープタブに
ついての更に実際的な構成は、連結部分1)8と第1固
定部分106又は第2固定部分1)2の何れかとを一体
のテープ材料のストリップにしたものである。
第4図に示すように、連結部分1)8を第2固定部分1
)2と一体にした場合には、第1固定部分106は別体
の部材であり、これは、連結した連結部分及び第2固定
部分に結合領域のところでおむつ20の長さ方向縁30
に隣接して取付けられる。
更に、第4図は、テープタブをおむつ20に固定するた
めのタブ取付は手段を図示する。これらのタブ取付は手
段は、適当な接着を行う取付は手段のうちの任意のもの
であり、好ましくは、接着剤の分野の当業者に周知の感
圧接着剤のうちの任意のものである。第1固定部分10
6の第2面1)0は第1タブ取付は手段128で障壁カ
フ62に貼られている。第2固定部分1)2の第1面1
)4は第2タブ取付は手段130で下シート42に取付
けられている。連結部分1)8は、第1面120上でこ
れと関連した接着剤固着手段132を有する。この接着
剤固着手段132は、使用中、連結部分1)8と下シー
ト42との間の連結部を形成する。第4図に示すように
、連結部分1)8と第2固定部分1)2が、好ましくは
、一体であるため、接着剤固着手段132及び第2タブ
取付は手段130は、一体構造上に連続した方法で被覆
された全体に同じ部材である。
第4図に示すように、第1固定部分106は障壁カフ6
2に固定されている。第1固定部分106を障壁カフ6
2に固定することによって、おむつ20には力の閉鎖線
をなす周囲閉鎖体が設けられ、着用者の脚の頂部のとこ
ろで脚を有効に固定する。このような特徴は、障壁カフ
62の遠位縁66が互いから遠ざかるように角度が付け
られている場合に特に有効である。本発明の障壁カフは
、障壁カフを脚のところで固定する際、輪郭に合わせた
ぴったりとした装着を尻の廻りに構成する。
本発明の特定の実施例を図示し且つ説明したけれども、
本発明の精神及び範囲から逸脱することなく種々の他の
変化及び変更を行うことができるということは当業者に
明らかである。従って、このような変化及び変更は添付
の特許請求の範囲中に包含されており、これらは本発明
の範囲内にある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、内部構造を露呈するように外した部分を有す
る、本発明の実施例の使捨ておむつの平面図であり、 第2図は、第1図の2−2線に沿って取り出した部分断
面図であり、 第3図は、第1図の3−3線に沿って取り出した部分断
面図であり、 第4図は、第1図の4−4線に沿って取り出した部分断
面図である。 22・・・第1ウェスト領域 24・・・第2ウェスト領域 26・・・股領域 38・・・上シート 40・・・液体受取面 42・・・下シート 44・・・吸収コア 62・ ・障壁カフ 64・・・近位縁 66・−・・遠位縁 出で入代理人  佐  蟇  −雄 手 続 補 正 書 (方式) %式% 発明の名称 内方に曲げた障壁カフを有する吸収物 補正をする者 事件との関係

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1ウェスト領域、第2ウェスト領域、及び前記
    第1ウェスト領域と前記第2ウェスト領域との間に配置
    された股領域を有する吸収物であって、液体透過性上シ
    ートと、この上シートと関連した液体不透過性下シート
    と、前記上シートと下シートとの間に位置決めされた吸
    収コアと、吸収物の各長さ方向縁に隣接して配置され、
    各々が近位縁及び遠位縁を有する障壁カフと、前記遠位
    縁を吸収物の前記上シートから間隔を隔てるため前記障
    壁カフと作動的に関連した間隔手段とを備えた吸収物に
    おいて、 前記障壁カフの前記遠位縁の一部を前記近位縁の内方で
    前記吸収物に固定するための第1閉鎖手段が第1閉鎖領
    域において前記吸収物の前記第1ウェスト領域に配置さ
    れ、 前記障壁カフの前記遠位縁の一部を前記近位縁の外方で
    前記吸収物に固定するための第2閉鎖手段が第2閉鎖領
    域において前記吸収物の前記第2ウェスト領域に配置さ
    れ、 横方向に膨らんだ部分及び直立部分を構成するように、
    前記障壁カフが前記第2ウェスト領域において前記第1
    ウェスト領域に対して逆になっており、好ましくは、前
    記横方向に膨らんだ部分が吸収物の長さの約50%、更
    に好ましくは40%、のところに位置決めされているこ
    とを特徴とする吸収物。
  2. (2)長さ方向縁及び端縁を有し、前記吸収コアが側縁
    及びウェスト縁を有し、前記吸収物が、少なくとも前記
    股領域のところに、前記吸収コアの各側縁から外方に延
    びる側フラップを有することを特徴とする請求項(1)
    に記載の吸収物。
  3. (3)前記第2閉鎖領域が前記第1閉鎖領域よりも長い
    ように、前記第2閉鎖手段の各々が、前記第1閉鎖手段
    が長さ方向内方に延びる長さよりも大きい長さだけ長さ
    方向内方に延びており、前記第2閉鎖領域の長さが、好
    ましくは、約75mmから125mmまでの間であり、
    前記第1閉鎖領域の長さが、好ましくは、約35mmか
    ら約75mmまでの間であることを特徴とする請求項(
    1)又は(2)に記載の吸収物。
  4. (4)障壁カフの各々が近位縁及び遠位縁を有すること
    に加えて前記近位縁及び前記遠位縁が構成する有効幅を
    持ち、前記近位縁が吸収物の前記長さ方向縁に隣接して
    前記側フラップに連結されていることを特徴とする請求
    項(2)又は(3)に記載の吸収物。
  5. (5)前記障壁カフの遠位縁が股領域において互いから
    横方向に間隔を隔てられており、この横方向間隔が、好
    ましくは、前記障壁カフの有効長さの1.5倍と4倍と
    の間であることを特徴とする請求項(1)乃至(4)の
    うちのいずれか一項に記載の吸収物。
  6. (6)前記間隔手段が一つの弾性部材又は複数の弾性部
    材のいずれかから成り、好ましくは3本乃至5本の弾性
    ストランドから成り、前記間隔手段が前記遠位縁を吸収
    物の前記上シートから間隔を隔てるため、前記障壁カフ
    と作動的に関連していることを特徴とする請求項(1)
    乃至(5)のうちのいずれか一項に記載の吸収物。
  7. (7)ガスケットカフを吸収物の前記長さ方向縁に隣接
    して形成するように前記側フラップの各々と作動的に関
    連したフラップ弾性部材を有することを特徴とする請求
    項(2)乃至(6)のうちのいずれか一項に記載の吸収
    物。
  8. (8)吸収物を着用者に固定するための留め手段を有し
    、この留め手段が吸収物の前記第2ウェスト領域に位置
    決めされ、前記遠位縁を前記近位縁の外方に固定し、好
    ましくは、前記留め手段は、吸収物に固定された製造者
    端と使用者端とを有するテープタブを有し、前記製造者
    端は第1固定部分及び第2固定部分を有し、前記第1固
    定部分が前記障壁カフに固定されていることを特徴とす
    る請求項(1)乃至(7)のうちのいずれか一項に記載
    の吸収物。
  9. (9)前記障壁カフが、好ましくは、液体不透過性であ
    り、更に好ましくは、液体不透過性のフィルムで裏打ち
    した不織布材料から成ることを特徴とする請求項(1)
    乃至(8)のうちのいずれか一項に記載の吸収物。
JP1330900A 1988-12-21 1989-12-20 内方に曲げた障壁カフを有する吸収物 Pending JPH03136655A (ja)

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