JPS6144846Y2 - - Google Patents

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JPS6144846Y2
JPS6144846Y2 JP16909080U JP16909080U JPS6144846Y2 JP S6144846 Y2 JPS6144846 Y2 JP S6144846Y2 JP 16909080 U JP16909080 U JP 16909080U JP 16909080 U JP16909080 U JP 16909080U JP S6144846 Y2 JPS6144846 Y2 JP S6144846Y2
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JP
Japan
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type
wheel
arms
split
arm
Prior art date
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JP16909080U
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English (en)
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JPS5790836U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野および従来の技術〕 本考案はシリアルプリンタに用いられるタイプ
ホイールに係り、特に多数の腕が放射状に設けら
れ、その腕の先端に活字を形成した、デイジー型
のタイプホイールの改良に関する。
デイジー型のタイプホイールを使用するシリア
ルプリンタの概要を第1図に沿つて説明する。印
字機構はプラテン1とキヤリアユニツト2よりな
る。プラテン1は図示しないベースに回転可能に
設けられている。キヤリア2はドライブベルト3
を介してスペースモータ4によりプラテン1と平
行に送りネジギア5によつてステーシヤフト6上
を往復運動する。
このキヤリア2はブラケツト7により印字ヘツ
ドを搭載している。印字ヘツドはデイジー型のタ
イプホイール8、このタイプホイール8の所望の
活字を選択するためにタイプホイールを回転駆動
するローテーシヨン選択モータ9、選択された活
字を殴打するハンマーマグネツト10よりなる。
このようなプリンタに使用されるタイプホイー
ルにおける活字数は欧米用は96文字であるが、国
内用は128文字が主流となつている。活字の数が
増加すると腕の数もそれに伴つて増加するのでタ
イプホイールの径も大型化する傾向にある。タイ
プホイールが大型化すると、それを回転制御する
ローテーシヨン選択モータも大型化する必要が有
る。
活字の数が増加してもそれに比例してタイプホ
イールの径が大型化しないように第2図に示すタ
イプホイールが提案されている。このタイプホイ
ール8は円板上のセンタプレートから伸びる腕1
1の各々に二つの活字12,12′を形成したも
のである。
しかし、かかる構造のタイプホイールは第2図
aに示すように各活字12,12′と腕11の揺
動支点Aまでの距離L1,L2が異なるので、イ
ンパクトする際に以下のような欠点を有する。す
なわち、上段の活字12をインパクトするに要す
る力は下段の活字12′をインパクトするに要す
る力と異なる。したがつてマグネツトが同一のイ
ンパクト力でインバクトすると仮定すると上段の
活字と下段の活字とでは活字のプラテンに対する
押圧力が異なり印字濃淡が生じる。これを克服す
るためにはマグネツトのインパクト力を上段と下
段の活字によつて変化するように制御する必要が
ある。また、プラテンに押圧した時の角度が上段
と下段では異なるので、上段と下段とで活字形成
面の傾斜角度を変化する必要がある。更に一方の
活字を印字する時にその腕に形成された他方の活
字も用紙に接触する所謂サイドプリント現象を生
じる可能性がある。
また、第3図に示すように2個の分割タイプホ
イール8a,8bより構成したタイプホイールも
提案されている。各ホイールは各々腕11を有
し、各腕にはその先端に唯1個の活字を形成し、
この活字が同一面となるように各腕を交互に反対
方向に湾曲したもの(第3図a参照)、各腕を同
一方向に湾曲したもの(第3図b参照)である。
しかし、このようにタイプホイールにおいても
上段の活字12と下段の活字12′とではその揺
動支点A1,A2までの距離L1,L2が異なる
ために上記のように印字濃淡の問題点を解決する
ことはできない。またインパクト時における腕の
揺動状態が異なるのでプラテンに対する押圧角度
が異なるという点も解消することはできない。
〔考案の概要と実施例〕
本考案は係る点に鑑みてなされたものであり、
タイプホイールの小型化を達成しつつ、活字をプ
ラテンにインパクトする時に各腕の撓み状態を同
一にし、もつて各活字間の印字品質のバラツキを
解消したものである。
すなわち、各腕は唯一の活字が形成され、上段
の活字の腕と下段の活字の腕とは同一寸法であ
り、そして上段の活字の腕と下段の活字の腕にお
ける揺動支点は同一の平面を形成するよう構成し
た。
以下図面にそつて本考案のタイプホイールの実
施例を説明する。
タイプホイールは2個の分割ホイール8c,8
dよりなる。分割ホイール8cは第4図a及びb
に示すように円板状のセンタプレートの周縁部に
所定の間隔で複数の突出11−1が設けられてい
る。各突出11−1には3本の腕11cが形成さ
れており各腕の先端には活字12cが形成されて
いる。センタプレートと各突出11−1及び腕と
はaに示すようにわずかにSだけオフセツトして
いる。換言すると、各突出11−1はセンタプレ
ートの表面から突出しており各突出11−1間に
は切込13が形成されている。
一方、分割ホイール8dも第4図c及びdに示
すように円板状のセンタプレートの周縁部から直
接複数本の腕11dが形成され、各腕の先端には
活字12dが形成されている。センタプレートと
各腕とは同一平面内に存在しており、分割ホイー
ル8cのようにオフセツトしていない。
尚、分割ホイール8cのセンタプレートは8d
のセンタプレートの径よりも大であるが、各ホイ
ールの腕11cと11dとは同一の寸法である。
両分割ホイール8cと8dとは第5図のように
組み立てられる。すなわち分割ホイール8cの突
出11−1間の切込13に分割ホイール8dの腕
11dが位置するように、且つ両ホイールの活字
12c,12dの活字面が同一方向になるように
重ね合わせられる。
第5図に示すように、分割ホイール8cにおけ
る腕11cの揺動支点A1から活字12cまでの
距離L1と分割ホイール8dにおける腕11dの
揺動支点A2から活字12dまでの距離L2とは
等しい。また、分割ホイール8cの切込13に分
割ホイール8dの腕11dが嵌合しているので、
各腕11c,11dの揺動支点A1,A2は同一
平面内に存在することになる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案のタイプホイールによれば
上段の活字をインパクトした時の腕の撓み状態と
下段の活字をインパクトした時の腕の撓み状態は
等しくなるために、インパクトの時に上段活字、
下段活字を意識しなくとも印字品質にバラツキを
生じることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はデイジー型タイプホイールを備えたイ
リアルプリンタの概略構成を説明する斜視図、第
2図は従来のタイプホイールの正面図a、並びに
側面図b、第3図a及びbは各々タイプホイール
の他の従来例を示す側面図、第4図は本考案に係
り、第1の分割タイプホイールの側断面図a、正
面図b及び第2分割タイプホイールの側断面図
c、正面図d、第5図は両分割タイプホイールを
組合せたタイプホイールの側断面図a、正断面図
bである。 図において、1はプラテン、2はキヤリア、9
はローテーシヨン選択モータ、10はハンママグ
ネツト、8はタイプホイール、8c,8dは分割
タイプホイール、11c,11dは腕、12c,
12dは活字、13は切込を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 センタプレートより放射状に伸びる複数本の腕
    の先端に活字を設けてなるタイプホイールおい
    て、 該タイプホイールは少なくとも2個の分割タイ
    プホイールの組合せよりなり、 各分割タイプホイールは径の異なるセンタプレ
    ートより放射状に伸び他のタイプホイールにおけ
    る腕と同寸法の複数の腕の先端に活字を有し、 分割タイプホイールの少なくとも一つはそのセ
    ンタプレートに切込を有し、 該切込に他の分割タイプホイールの腕が嵌合す
    るように組み合わせることにより、総ての腕のセ
    ンタープレートに対する基部が同一平面となるよ
    うに構成したことを特徴とするタイプホイール。
JP16909080U 1980-11-26 1980-11-26 Expired JPS6144846Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16909080U JPS6144846Y2 (ja) 1980-11-26 1980-11-26

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JP16909080U JPS6144846Y2 (ja) 1980-11-26 1980-11-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5790836U JPS5790836U (ja) 1982-06-04
JPS6144846Y2 true JPS6144846Y2 (ja) 1986-12-17

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ID=29527618

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