JPS63440Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS63440Y2 JPS63440Y2 JP14711781U JP14711781U JPS63440Y2 JP S63440 Y2 JPS63440 Y2 JP S63440Y2 JP 14711781 U JP14711781 U JP 14711781U JP 14711781 U JP14711781 U JP 14711781U JP S63440 Y2 JPS63440 Y2 JP S63440Y2
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- JP
- Japan
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- type
- hammer
- protrusion
- type body
- section
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Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 235000007516 Chrysanthemum Nutrition 0.000 description 1
- 244000189548 Chrysanthemum x morifolium Species 0.000 description 1
- 241000132536 Cirsium Species 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、タイプライタ、ワードプロセツサ
等の印字装置に用いられる活字ホイールの活字体
の位置決め装置に関する。
等の印字装置に用いられる活字ホイールの活字体
の位置決め装置に関する。
タイプライタやワードプロセツサ等の印字装置
に用いる印字エレメントには、例えば第1図に示
す如く、中心1aを選択モータの回転軸に取付け
られる円板状のハブ1から多数のスポーク2が放
射状に延び、それらの先端に夫々活字体3を設け
て成るフインガーが菊の花弁状をなす円板形印字
ホイールや、第2図に示す如く、中心1a′を回転
軸に取付けることのできる円形基板1′の周囲に、
スポーク2の先端に活字体3を有する多数のフイ
ンガーを円筒面又は截頭円錐面に沿つて配設し
て、いわば「あざみ」の花弁状に形成された椀形
活字ホイール等、いわゆる花弁状活字ホイールが
使用されている。
に用いる印字エレメントには、例えば第1図に示
す如く、中心1aを選択モータの回転軸に取付け
られる円板状のハブ1から多数のスポーク2が放
射状に延び、それらの先端に夫々活字体3を設け
て成るフインガーが菊の花弁状をなす円板形印字
ホイールや、第2図に示す如く、中心1a′を回転
軸に取付けることのできる円形基板1′の周囲に、
スポーク2の先端に活字体3を有する多数のフイ
ンガーを円筒面又は截頭円錐面に沿つて配設し
て、いわば「あざみ」の花弁状に形成された椀形
活字ホイール等、いわゆる花弁状活字ホイールが
使用されている。
又、印字事務処理上の要求から、アルフアベツ
トの大小文字、アラビア数字以外にドイツ語のウ
ムラウトやフランス語のアクサンを伴つた文字や
各種の記号等、多くの活字を1つの活字ホイール
に包含するため、1本のフインガーに上下2段に
活字を設けた活字ホイールも普通に使用されてい
る。
トの大小文字、アラビア数字以外にドイツ語のウ
ムラウトやフランス語のアクサンを伴つた文字や
各種の記号等、多くの活字を1つの活字ホイール
に包含するため、1本のフインガーに上下2段に
活字を設けた活字ホイールも普通に使用されてい
る。
印字操作に際しては、活字ホイールを選択モー
タの回転軸に取付け、印字信号により選択モータ
により活字ホイールを所定角度回動させて信号に
対応した活字を印字位置にもたらし、活字体の背
面を印字ハンマーの先端面で打撃し、活字体の前
面に設けられた活字面をプラテン上に巻着された
用紙にインクリボンを介して印打して印字を行
う。
タの回転軸に取付け、印字信号により選択モータ
により活字ホイールを所定角度回動させて信号に
対応した活字を印字位置にもたらし、活字体の背
面を印字ハンマーの先端面で打撃し、活字体の前
面に設けられた活字面をプラテン上に巻着された
用紙にインクリボンを介して印打して印字を行
う。
ところで、従来の活字ホイールの活字体は例え
ば第3図に示す如く、活字体3の背面3aが平坦
に作られ、この面を同じく平坦な打面4aを持つ
いわゆる平坦ハンマー4で叩いて印字を行つてい
た。しかし、活字体3を取付けるスポーク2は、
一般に合成樹脂等の低弾性材料で作られているの
で寸法、位置精度が悪く、又経年変化を生ずる。
さらに印字速度を上げるためにホイールを高速回
転させ停止後直ちに印字を行なうと、スポーク2
の振動が未だ止らないうちにハンマー4で叩くこ
とになり、印字位置が左右にずれて、文字間隔が
不揃いになり、印字品質が低下する欠点があつ
た。
ば第3図に示す如く、活字体3の背面3aが平坦
に作られ、この面を同じく平坦な打面4aを持つ
いわゆる平坦ハンマー4で叩いて印字を行つてい
た。しかし、活字体3を取付けるスポーク2は、
一般に合成樹脂等の低弾性材料で作られているの
で寸法、位置精度が悪く、又経年変化を生ずる。
さらに印字速度を上げるためにホイールを高速回
転させ停止後直ちに印字を行なうと、スポーク2
の振動が未だ止らないうちにハンマー4で叩くこ
とになり、印字位置が左右にずれて、文字間隔が
不揃いになり、印字品質が低下する欠点があつ
た。
そこで、第4図に示す如く、活字体5の背面に
二等辺三角形断面をもつ突起6を設け、その背面
を、打面7aに上記突起6に対応する二等辺三角
形断面の溝7bを有するハンマー7で叩いて、突
起6を溝7に倣わせて活字体5の位置を矯正しな
がら印字を行うようにしたものがある。しかし、
このような背面形状を有する活字体5をもつた活
字ホイールを平坦ハンマで打撃すると突起6の稜
角部がつぶれるので、平坦ハンマを備えた印字装
置には使用できない欠点があつた。また傾斜面を
叩くから印打が不安定になる等の欠点もあつた。
二等辺三角形断面をもつ突起6を設け、その背面
を、打面7aに上記突起6に対応する二等辺三角
形断面の溝7bを有するハンマー7で叩いて、突
起6を溝7に倣わせて活字体5の位置を矯正しな
がら印字を行うようにしたものがある。しかし、
このような背面形状を有する活字体5をもつた活
字ホイールを平坦ハンマで打撃すると突起6の稜
角部がつぶれるので、平坦ハンマを備えた印字装
置には使用できない欠点があつた。また傾斜面を
叩くから印打が不安定になる等の欠点もあつた。
このような欠点を解決すべく、さらに第5図に
示す如く、活字体8の背面に先端に平坦部9aを
有する台形断面の突起9を形成し、之に対応した
台形断面の溝10bを先端10aに有するハンマ
10で叩いて印字を行なうものが提案されてい
る。しかし、このような背面形状を有する活字体
を平坦ハンマーで打撃した場合、第6図に示す
「L」の字の如く中心線より左右に延びた部分を
有する活字8にあつては、ハンマーが叩く幅が少
く、その打撃力の作用線と、活字の先端部11に
働く反力の作用線がずれ、活字体8はスポーク2
の軸のまわりに傾いて印字され、そのため印字さ
れた文字の活字の先端部11に対応する部分がか
すれる欠点がある。
示す如く、活字体8の背面に先端に平坦部9aを
有する台形断面の突起9を形成し、之に対応した
台形断面の溝10bを先端10aに有するハンマ
10で叩いて印字を行なうものが提案されてい
る。しかし、このような背面形状を有する活字体
を平坦ハンマーで打撃した場合、第6図に示す
「L」の字の如く中心線より左右に延びた部分を
有する活字8にあつては、ハンマーが叩く幅が少
く、その打撃力の作用線と、活字の先端部11に
働く反力の作用線がずれ、活字体8はスポーク2
の軸のまわりに傾いて印字され、そのため印字さ
れた文字の活字の先端部11に対応する部分がか
すれる欠点がある。
これを回避する目的で、最近第7図に示す如
く、活字体20の背後を活字体の軸線方向に分割
し、その一部(図の場合上部と下部)に幅の広い
平坦部21,22を設け、他の部分(図の場合中
央部)には上底面又は稜角が上記平坦部より突出
しない台形断面又は二等辺三角形断面をなし両側
に傾斜面24を有する位置決め部23を設け、ハ
ンマー30の先端には、前記平坦部21,22に
対応する部分に平坦部31,32を、前記の両側
に傾斜を有する部分23に対応して、V形溝を形
成する鍔33を設けた活字体の位置決め装置が提
案された。活字体20の背面を上記の如き形状に
したことにより、第7図に示すようなハンマー3
0により位置決めすることができることは勿論、
従来の平坦ハンマーを使用して印打した場合にも
ハンマーの先端面は活字体背面の平坦部21,2
2に広い幅で当接するので、前述の活字体の回転
が発生せず、したがつて文字のかすれ、スポーク
2の繰返しねじりによる疲労破壊の防止に効果が
期待される。
く、活字体20の背後を活字体の軸線方向に分割
し、その一部(図の場合上部と下部)に幅の広い
平坦部21,22を設け、他の部分(図の場合中
央部)には上底面又は稜角が上記平坦部より突出
しない台形断面又は二等辺三角形断面をなし両側
に傾斜面24を有する位置決め部23を設け、ハ
ンマー30の先端には、前記平坦部21,22に
対応する部分に平坦部31,32を、前記の両側
に傾斜を有する部分23に対応して、V形溝を形
成する鍔33を設けた活字体の位置決め装置が提
案された。活字体20の背面を上記の如き形状に
したことにより、第7図に示すようなハンマー3
0により位置決めすることができることは勿論、
従来の平坦ハンマーを使用して印打した場合にも
ハンマーの先端面は活字体背面の平坦部21,2
2に広い幅で当接するので、前述の活字体の回転
が発生せず、したがつて文字のかすれ、スポーク
2の繰返しねじりによる疲労破壊の防止に効果が
期待される。
なお、平坦部と両側に傾斜面を有する位置決め
部の配置は、第7図に示した例のほか、第8図A
に示す如く、活字体20の背面の上部と下部とに
両側に傾斜面24を有する位置決め部23を設
け、中央部に平坦部21を設けた構成や、第8図
Bに示す如く活字体20の背面を上下に2分割
し、上部に位置決め部23を、下部に平坦部21
を設けた構成、あるいは第8図Cに示す如く、そ
の逆の構成等が考えられる。なお第8図Cの位置
決め部23には二等辺三角形断面が使用されてい
る。ハンマーの先端のV形溝を形成する鍔22の
位置は印字体背面の構成に対応して決められるこ
とは云う迄もない。
部の配置は、第7図に示した例のほか、第8図A
に示す如く、活字体20の背面の上部と下部とに
両側に傾斜面24を有する位置決め部23を設
け、中央部に平坦部21を設けた構成や、第8図
Bに示す如く活字体20の背面を上下に2分割
し、上部に位置決め部23を、下部に平坦部21
を設けた構成、あるいは第8図Cに示す如く、そ
の逆の構成等が考えられる。なお第8図Cの位置
決め部23には二等辺三角形断面が使用されてい
る。ハンマーの先端のV形溝を形成する鍔22の
位置は印字体背面の構成に対応して決められるこ
とは云う迄もない。
ところで、ハンマー30は第9図に示す如く、
印打面を有する先端部34は上下方向に長い長方
形断面であるが、基部35は円柱形となつてお
り、印字時には円筒内面で案内され、回り止めに
よつて正しい姿勢を保持して正確な方向に直線駆
動される。しかし円滑に動くために多少の遊びが
設けられているので回り止めがあつても、僅かな
がらその軸のまわりに傾くことは避けられない。
印打面を有する先端部34は上下方向に長い長方
形断面であるが、基部35は円柱形となつてお
り、印字時には円筒内面で案内され、回り止めに
よつて正しい姿勢を保持して正確な方向に直線駆
動される。しかし円滑に動くために多少の遊びが
設けられているので回り止めがあつても、僅かな
がらその軸のまわりに傾くことは避けられない。
第7図の装置において、もしハンマー30が活
字体20を、ハンマーの軸線のまわりに傾いて印
打した場合には、活字体背面の台形断面突起23
の傾斜面24はハンマー30の鍔33の傾いた溝
の斜面36の上下の鋭い稜角によつて擦られて摩
耗する。さらに、活字体背面突起の斜面24がハ
ンマー30の鍔33の傾いた斜面36に倣うこと
によつて、活字体20がそのスポーク2に対して
傾斜しスポーク2への取付け部に曲げ応力が掛
り、かつ印字された文字が僅かながら傾くことに
なる。
字体20を、ハンマーの軸線のまわりに傾いて印
打した場合には、活字体背面の台形断面突起23
の傾斜面24はハンマー30の鍔33の傾いた溝
の斜面36の上下の鋭い稜角によつて擦られて摩
耗する。さらに、活字体背面突起の斜面24がハ
ンマー30の鍔33の傾いた斜面36に倣うこと
によつて、活字体20がそのスポーク2に対して
傾斜しスポーク2への取付け部に曲げ応力が掛
り、かつ印字された文字が僅かながら傾くことに
なる。
この考案は、従来の台形断面突出部と台形断面
溝とを係合させて活字体の位置決めを行う装置の
上述の問題を解決した位置決め装置を提供するこ
とを目的とする。
溝とを係合させて活字体の位置決めを行う装置の
上述の問題を解決した位置決め装置を提供するこ
とを目的とする。
以下、本考案をその実施例を示す図面にもとず
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第10図は、本考案を第7図に示すハンマー3
0に適用した実施例を示す図であつて、ハンマー
30の先端部に設けられた1対の鍔33の互いに
向い合つた傾斜面36′には上下方向に(即ち活
字体20のフインガーの軸方向に)中央部が中心
線に向つて弧状に膨出した曲面をなしている。
0に適用した実施例を示す図であつて、ハンマー
30の先端部に設けられた1対の鍔33の互いに
向い合つた傾斜面36′には上下方向に(即ち活
字体20のフインガーの軸方向に)中央部が中心
線に向つて弧状に膨出した曲面をなしている。
したがつて、両側の傾斜曲面36′によつて形
成される台形断面溝37の幅は底面及び開口面と
も中央部が最も狭く、中央から上方又は下方に行
くにしたがつて、同じ挾角で広くなつて行く。中
央の最狭部における溝の断面形状は、活字体背面
の台形突起23の断面に対応するようになつてい
る。
成される台形断面溝37の幅は底面及び開口面と
も中央部が最も狭く、中央から上方又は下方に行
くにしたがつて、同じ挾角で広くなつて行く。中
央の最狭部における溝の断面形状は、活字体背面
の台形突起23の断面に対応するようになつてい
る。
この装置は以上の如く構成されているから、ハ
ンマー30がその軸線のまわりに僅かに傾いて活
字体20を印打した場合にも、ハンマー先端の鍔
33の中央部が中心に向つて膨出した傾斜面3
6′の上下の鋭い稜線36′aが、活字体20の台
形断面突起23の傾斜面24を擦つて傷付けたり
摩耗することはなく、又中央付近の最狭部が活字
体20の突起23と係合して活字体を正確に位置
決めし、その上下の部分が無理に活字体20をそ
の軸方向に対して傾動させることはない。したが
つて活字体の突起の斜面24の擦り傷や摩耗が防
止され、又、活字体の取付部に曲げ応力が掛るこ
とも回避され、活字ホイールの寿命が長くなる。
ンマー30がその軸線のまわりに僅かに傾いて活
字体20を印打した場合にも、ハンマー先端の鍔
33の中央部が中心に向つて膨出した傾斜面3
6′の上下の鋭い稜線36′aが、活字体20の台
形断面突起23の傾斜面24を擦つて傷付けたり
摩耗することはなく、又中央付近の最狭部が活字
体20の突起23と係合して活字体を正確に位置
決めし、その上下の部分が無理に活字体20をそ
の軸方向に対して傾動させることはない。したが
つて活字体の突起の斜面24の擦り傷や摩耗が防
止され、又、活字体の取付部に曲げ応力が掛るこ
とも回避され、活字ホイールの寿命が長くなる。
第10図には、本考案を第7図に示す平坦部と
平坦部との間に位置決め部を有する位置決め装置
に本考案を適用した実施例を示したが、本考案は
位置決め部の突起の断面形状が二等辺三角形の場
合及び第4図、第5図に示す如く活字体の背面全
長にわたつて二等辺三角形又は台形断面の位置決
め突起を設けた活字体位置決め装置にも適用する
ことができる。突起の断面形状が二等辺三角形の
場合は、これに係合する溝の底面の形状は中央部
で二つのの弧が接したXの字状になる。又鍔33
の先端をハンマーの先端に平行な面で截らずに第
11図に示す如く先端に丸みをもたせて山形とし
てもよい。
平坦部との間に位置決め部を有する位置決め装置
に本考案を適用した実施例を示したが、本考案は
位置決め部の突起の断面形状が二等辺三角形の場
合及び第4図、第5図に示す如く活字体の背面全
長にわたつて二等辺三角形又は台形断面の位置決
め突起を設けた活字体位置決め装置にも適用する
ことができる。突起の断面形状が二等辺三角形の
場合は、これに係合する溝の底面の形状は中央部
で二つのの弧が接したXの字状になる。又鍔33
の先端をハンマーの先端に平行な面で截らずに第
11図に示す如く先端に丸みをもたせて山形とし
てもよい。
さらに、台形断面を有する溝の傾斜面の中央部
が中心に向つて膨出する如く湾曲させる替りに、
第12図に示す如く、活字体20の台形断面突起
23の傾斜面24′を上下方向の中央部が外側方
に向つて膨出する如く上下方向に湾曲した曲面に
することによつても同様の効果を得ることが出来
る。
が中心に向つて膨出する如く湾曲させる替りに、
第12図に示す如く、活字体20の台形断面突起
23の傾斜面24′を上下方向の中央部が外側方
に向つて膨出する如く上下方向に湾曲した曲面に
することによつても同様の効果を得ることが出来
る。
また、活字体背面に台形断面の溝を設け、ハン
マーの先端面に台形断面の突起を有する活字体位
置決め装置に対してもこの考案を適用することが
出来る。
マーの先端面に台形断面の突起を有する活字体位
置決め装置に対してもこの考案を適用することが
出来る。
なお、第7図に示す如く台形又は二等辺三角形
断面の突起の上と下とに巾の広い平坦部を設けた
場合には、ハンマーがその軸のまわりに多少傾斜
して印打された場合にもハンマーの鍔の上、下端
が活字体背面上坦部と位置決め部との境界面に当
接せず、円滑に係合するように、台形断面突起の
斜面の長さをハンマーの鍔の長さより大きくする
ことが必要である。
断面の突起の上と下とに巾の広い平坦部を設けた
場合には、ハンマーがその軸のまわりに多少傾斜
して印打された場合にもハンマーの鍔の上、下端
が活字体背面上坦部と位置決め部との境界面に当
接せず、円滑に係合するように、台形断面突起の
斜面の長さをハンマーの鍔の長さより大きくする
ことが必要である。
以上の如く、本考案によりハンマーがその軸の
まわりに多少傾いて活字体を叩いた場合にも位置
決め鍔の上下の稜角部で突起部斜面を擦つて摩耗
したり活字体を無理に曲げたりすることがなく、
円滑に活字体の位置決めをすることが出来る。
まわりに多少傾いて活字体を叩いた場合にも位置
決め鍔の上下の稜角部で突起部斜面を擦つて摩耗
したり活字体を無理に曲げたりすることがなく、
円滑に活字体の位置決めをすることが出来る。
第1図は従来の円板形活字ホイールの一例を示
す正面図、第2図は従来の椀形活字ホイールの一
例を示す側面図、第3図から第5図はそれぞれ従
来の活字体の背面とハンマー先端の形状を示す斜
視図、第6図は「L」の字の活字の正面図、第7
図は最近提案された活字体の背面とハンマー先端
形状の一例を示す斜視図、第8図A,B,Cはそ
の変形実施例を示す背面図、第9図はハンマーの
外形を示す斜視図、第10図は本考案の実施例を
示す斜視図、第11図及び第12図は夫々本考案
の他の実施例を示す斜視図である。 20……活字体、23……突起、24′……傾
斜面、30……ハンマ、36′……傾斜面、37
……溝。
す正面図、第2図は従来の椀形活字ホイールの一
例を示す側面図、第3図から第5図はそれぞれ従
来の活字体の背面とハンマー先端の形状を示す斜
視図、第6図は「L」の字の活字の正面図、第7
図は最近提案された活字体の背面とハンマー先端
形状の一例を示す斜視図、第8図A,B,Cはそ
の変形実施例を示す背面図、第9図はハンマーの
外形を示す斜視図、第10図は本考案の実施例を
示す斜視図、第11図及び第12図は夫々本考案
の他の実施例を示す斜視図である。 20……活字体、23……突起、24′……傾
斜面、30……ハンマ、36′……傾斜面、37
……溝。
Claims (1)
- 活字ホイールの活字体の背面及びこれを印打す
るハンマーの先端面の一方には台形又は二等辺三
角形断面を有する突起を、他の一方には上記突起
に対応する断面形状の溝を設け、印字に際して上
記突起と溝とを係合させて活字体の位置決めを行
なう活字ホイールの活字体位置決め装置におい
て、上記の突起の両側の傾斜面の形状を該突起の
長手方向について中央部が外側方に膨出した湾曲
面としたことを特徴とする位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14711781U JPS5850940U (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | 活字ホイ−ルの活字体位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14711781U JPS5850940U (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | 活字ホイ−ルの活字体位置決め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5850940U JPS5850940U (ja) | 1983-04-06 |
JPS63440Y2 true JPS63440Y2 (ja) | 1988-01-07 |
Family
ID=29939988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14711781U Granted JPS5850940U (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | 活字ホイ−ルの活字体位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5850940U (ja) |
-
1981
- 1981-10-05 JP JP14711781U patent/JPS5850940U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5850940U (ja) | 1983-04-06 |
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