JPS6144763A - 立方晶ジルコニア成形体の焼結法 - Google Patents
立方晶ジルコニア成形体の焼結法Info
- Publication number
- JPS6144763A JPS6144763A JP59166865A JP16686584A JPS6144763A JP S6144763 A JPS6144763 A JP S6144763A JP 59166865 A JP59166865 A JP 59166865A JP 16686584 A JP16686584 A JP 16686584A JP S6144763 A JPS6144763 A JP S6144763A
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- JP
- Japan
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- zirconia
- cubic zirconia
- formed body
- sintering
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- Pending
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は透光性を有するセラミック成形体の成形に係り
、特にジルコニア成形体の焼結法に間す・ るものであ
る。
、特にジルコニア成形体の焼結法に間す・ るものであ
る。
従来の技術
従来、ジルコニアの微粉末をち密に、かつ均質に成形す
る方法としては、焼結剤であるジルコニウムの硝酸塩溶
液にカルシュラム、イツトリウムの硝酸塩を加え、アル
カリ中でカルシウムやイツトリウムを含むジルコニウム
の水酸化物を溶解析出させる共沈法等が使用され、この
ようにして成形されたジルコニアを1800’C〜19
00°Cで焼結して高温耐熱性と透光性を持った立方晶
ジルコニア焼結体を得ていた。
る方法としては、焼結剤であるジルコニウムの硝酸塩溶
液にカルシュラム、イツトリウムの硝酸塩を加え、アル
カリ中でカルシウムやイツトリウムを含むジルコニウム
の水酸化物を溶解析出させる共沈法等が使用され、この
ようにして成形されたジルコニアを1800’C〜19
00°Cで焼結して高温耐熱性と透光性を持った立方晶
ジルコニア焼結体を得ていた。
問題点を解決するための手段
水酸化ジルコニウム又は水酸化ジルコニウム及び水酸化
イツトリウムの共沈物は、水熱条件下で比較的低温で脱
水及び結晶化が起ることが分っており、この共沈ゲルを
水熱条件下で脱水し、ジルコニアとして結晶化すると同
時に圧縮成形する。
イツトリウムの共沈物は、水熱条件下で比較的低温で脱
水及び結晶化が起ることが分っており、この共沈ゲルを
水熱条件下で脱水し、ジルコニアとして結晶化すると同
時に圧縮成形する。
ジルコニアには、単斜晶形、正方晶形、立方晶形のジル
コニアが存在し、単斜晶形のものから正方晶形、立方晶
形のジルコニアと成る程に、高温耐熱性が大きくなり透
光性を示す。
コニアが存在し、単斜晶形のものから正方晶形、立方晶
形のジルコニアと成る程に、高温耐熱性が大きくなり透
光性を示す。
本発明によれば立方晶ジルコニアを水熱条件下で生成さ
せ、これを焼成することにより従来より低温の1300
°C〜1400”Cの温度で、高温耐熱性と透光性を持
つ立方晶形ジルコニア焼結体を焼結することができる。
せ、これを焼成することにより従来より低温の1300
°C〜1400”Cの温度で、高温耐熱性と透光性を持
つ立方晶形ジルコニア焼結体を焼結することができる。
実験では、この水熱ホットプレスの効果を見るために、
ZrO2−V、+ 03共沈物から得られる成形体の空
気中での焼結を試み、相対密度が最高99%の焼結体を
得た。
ZrO2−V、+ 03共沈物から得られる成形体の空
気中での焼結を試み、相対密度が最高99%の焼結体を
得た。
実施例 −
以下本発明を実験例に従って詳細に説明する。
Zr02−YzOa共沈物は、各硝酸塩混合水溶液を過
剰のアンモニア水溶液中に滴下することにより作製した
。この共沈物を蒸留水で洗浄した後遠心分離を行い、こ
れを3回繰り返した。
剰のアンモニア水溶液中に滴下することにより作製した
。この共沈物を蒸留水で洗浄した後遠心分離を行い、こ
れを3回繰り返した。
得られた試料は半透明、ゲル状で約50%程度の水を含
んでいた。水熱水ットプレスは、試料を直接押し棒によ
って圧縮でき、かつピースケース中の試料から放出され
る水をオートクレーブが保持て、きるようになっており
、水熱条件下での圧縮が可能である。200°Cまて約
5分、以後毎分9°Cて昇温、所定の温度で2時間保持
した後冷却した。圧力のかけ方に間しては、200°C
まで加圧せず、200°Cから所定圧力となるように加
圧し、処理中一定圧力で保持し、室温まで冷却した後圧
力を下げた。
んでいた。水熱水ットプレスは、試料を直接押し棒によ
って圧縮でき、かつピースケース中の試料から放出され
る水をオートクレーブが保持て、きるようになっており
、水熱条件下での圧縮が可能である。200°Cまて約
5分、以後毎分9°Cて昇温、所定の温度で2時間保持
した後冷却した。圧力のかけ方に間しては、200°C
まで加圧せず、200°Cから所定圧力となるように加
圧し、処理中一定圧力で保持し、室温まで冷却した後圧
力を下げた。
この操作を行って得た水熱成形体の大きさは14+nm
φx2〜3mmであったが、加熱変化を見るため、加圧
方向と平行に切り出して約5x 5x 2〜3mm角の
ものを作製し、示差熱−熱重量変化(TG−[ITJ)
、熱膨張収縮(TMA)l111定を行った。水熱成形
体のかさ密度は、あらかしめ100’C130分間処理
した試料の重量と寸法を測り求めた。高温加熱処理後の
かさ密度は、水置換法によって測定した。
φx2〜3mmであったが、加熱変化を見るため、加圧
方向と平行に切り出して約5x 5x 2〜3mm角の
ものを作製し、示差熱−熱重量変化(TG−[ITJ)
、熱膨張収縮(TMA)l111定を行った。水熱成形
体のかさ密度は、あらかしめ100’C130分間処理
した試料の重量と寸法を測り求めた。高温加熱処理後の
かさ密度は、水置換法によって測定した。
第1図に本実験結果を図示する。横軸には温度(1)を
、縦軸には結晶子径(2)、示差熱(TG)(3)、重
量変化(口TA)(4)及び熱収縮(TMA)(5)で
ある。
、縦軸には結晶子径(2)、示差熱(TG)(3)、重
量変化(口TA)(4)及び熱収縮(TMA)(5)で
ある。
本実験で得られる水熱成形体はいずれも乳白色でオパー
ル様の光沢を持っていた。圧縮強度はチョーク程度で、
ケイ石、白土等をNaOH水溶液中で硬化した試料に比
べてかなりもろく、溶解析出機構による硬化が本実験で
は起フていないことを示した。しかも相対密度は最高で
50%(3506C,140MPa処理)と通常の粉体
加圧成形によって得られる値よりむしろ低かった。
ル様の光沢を持っていた。圧縮強度はチョーク程度で、
ケイ石、白土等をNaOH水溶液中で硬化した試料に比
べてかなりもろく、溶解析出機構による硬化が本実験で
は起フていないことを示した。しかも相対密度は最高で
50%(3506C,140MPa処理)と通常の粉体
加圧成形によって得られる値よりむしろ低かった。
水熱ホットプレス処理は、ちょうど粒子間に液相の生成
を伴う焼結に相当しており、本実験ではこの液相すなわ
ち水への溶解と粒子表面への析出が起らず、水は表面張
力により粒子間に介入し、不均質で大きな2次粒子の形
成を抑制する役割を果したものと考えられる。この粒界
の水が100’C以下で離脱しても、構造は7006C
まで保持され、ち密化は起らなかった。
を伴う焼結に相当しており、本実験ではこの液相すなわ
ち水への溶解と粒子表面への析出が起らず、水は表面張
力により粒子間に介入し、不均質で大きな2次粒子の形
成を抑制する役割を果したものと考えられる。この粒界
の水が100’C以下で離脱しても、構造は7006C
まで保持され、ち密化は起らなかった。
ち密化の始まる900°Cでは急に2次粒子が破壊され
、その粒径は結晶子径に匹敵するようになった。
、その粒径は結晶子径に匹敵するようになった。
これは2次粒子内で部分的に粒成長し単一粒子は110
0°Cテ0.15.cx mf テ成長すル力1135
06cニおイテも粒径は1μmを超えることがなかった
。
0°Cテ0.15.cx mf テ成長すル力1135
06cニおイテも粒径は1μmを超えることがなかった
。
発明の効果
以上述へたように本発明によれば比較的低温でも共沈ゲ
ルを脱水結晶化すると同時に圧縮成形することができる
。Z「02−Y203共沈物を350’C,140MP
aで水熱成形した成形体を1350’Cで30分間加熱
処理して得られた焼結体(相対密度99γ、厚さ帆5關
)は、従来の方法により作製された焼結体に比へて粒成
長が抑制されており透光性を示す。
ルを脱水結晶化すると同時に圧縮成形することができる
。Z「02−Y203共沈物を350’C,140MP
aで水熱成形した成形体を1350’Cで30分間加熱
処理して得られた焼結体(相対密度99γ、厚さ帆5關
)は、従来の方法により作製された焼結体に比へて粒成
長が抑制されており透光性を示す。
第1 図ニ5molC)Y203ヲ含む共沈物を、35
06C,70MPaで処理して得られる成形体の毎分1
0’cての示差熱重量変化(TG−DTA) 、熱膨張
収縮(TMA)及び立方晶ジルコニアの(l11)回折
線の半価幅から求めた結晶子径の変化を示す。 寺摩葎マ (1)・・・・温度、 (2)・・・・結晶子径、
(3)・・・・示差熱(TG)、(4)・・・・熱重量
変化(DTA)、(5)・・・・熱収縮(TMA)。
06C,70MPaで処理して得られる成形体の毎分1
0’cての示差熱重量変化(TG−DTA) 、熱膨張
収縮(TMA)及び立方晶ジルコニアの(l11)回折
線の半価幅から求めた結晶子径の変化を示す。 寺摩葎マ (1)・・・・温度、 (2)・・・・結晶子径、
(3)・・・・示差熱(TG)、(4)・・・・熱重量
変化(DTA)、(5)・・・・熱収縮(TMA)。
Claims (1)
- ジルコニア単味又はジルコニア及びイツトリアの共沈物
を水熱条件下で圧縮処理し脱水結晶化することを特徴と
する立方晶ジルコニア成形体の焼結法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59166865A JPS6144763A (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | 立方晶ジルコニア成形体の焼結法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59166865A JPS6144763A (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | 立方晶ジルコニア成形体の焼結法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6144763A true JPS6144763A (ja) | 1986-03-04 |
Family
ID=15839067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59166865A Pending JPS6144763A (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | 立方晶ジルコニア成形体の焼結法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6144763A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0683613U (ja) * | 1993-05-19 | 1994-11-29 | 石川島播磨重工業株式会社 | バラ物の貯蔵設備 |
US20120094823A1 (en) * | 2009-08-07 | 2012-04-19 | Tosoh Corporation | Transparent zirconia sintered body, method for producing same, and use of same |
CN111825450A (zh) * | 2020-07-21 | 2020-10-27 | 宁德三祥纳米新材料有限公司 | 一种凝胶-水热工艺制备纳米氧化锆的方法 |
-
1984
- 1984-08-08 JP JP59166865A patent/JPS6144763A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0683613U (ja) * | 1993-05-19 | 1994-11-29 | 石川島播磨重工業株式会社 | バラ物の貯蔵設備 |
US20120094823A1 (en) * | 2009-08-07 | 2012-04-19 | Tosoh Corporation | Transparent zirconia sintered body, method for producing same, and use of same |
US8815760B2 (en) * | 2009-08-07 | 2014-08-26 | Tosoh Corporation | Transparent zirconia sintered body, method for producing same, and use of same |
CN111825450A (zh) * | 2020-07-21 | 2020-10-27 | 宁德三祥纳米新材料有限公司 | 一种凝胶-水热工艺制备纳米氧化锆的方法 |
CN111825450B (zh) * | 2020-07-21 | 2022-05-17 | 宁德三祥纳米新材料有限公司 | 一种凝胶-水热工艺制备纳米氧化锆的方法 |
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