JPH0683613U - バラ物の貯蔵設備 - Google Patents

バラ物の貯蔵設備

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JPH0683613U
JPH0683613U JP2603093U JP2603093U JPH0683613U JP H0683613 U JPH0683613 U JP H0683613U JP 2603093 U JP2603093 U JP 2603093U JP 2603093 U JP2603093 U JP 2603093U JP H0683613 U JPH0683613 U JP H0683613U
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宣昭 平野
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石川島播磨重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 貯蔵設備の地上高さを低くし、設備の景観を
向上させることを可能とする。 【構成】 積付機17とその下方に設置される払出機2
1,22との間に介設され上記積付機17により搬入さ
れる石炭等のバラ物Aを地上13に貯蔵するための設備
11,12において、上記払出機21,22の払い出し
方向に沿って互いに仕切壁25,26で仕切られた複数
のプール23,24を形成したことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は石炭などのバラ物を貯蔵する貯蔵設備に係り、特に貯蔵設備の背低化 をなし得るバラ物の貯蔵設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
石炭などのバラ物を貯蔵する設備においては図3および図4に示すように円筒 構造のサイロ方式を採用したものが知られている。
【0003】 図示するように、このサイロ方式の貯蔵設備1にあっては地上2に石炭などの バラ物Aを貯蔵する複数の円筒状サイロ3が立設されており、各サイロ3の上部 にはバラ物Aを搬入して積み付けるためのコンベア等の積付機4が接続され、サ イロ3の下方にはバラ物Aを払い出すためのコンベア等の払出機5が複数列接続 され、各サイロ3は払出機5上に払出し方向に沿って所定の間隔を隔てて配置さ れている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、各サイロ3は直列に所定の間隔を隔てて設置されているために、各 サイロ3,3間の間隙6はデッドスペースとなる。このため、所要の貯蔵量を確 保するためには各サイロ3の地上高さを高くする必要がある。
【0005】 近年、この種の設備においても設備周辺の環境に与える影響が重要視されてお り、サイロ3が地上高く露出されていたのでは景観を損ね周辺民家に圧迫感を与 える等立地条件上好ましくない問題がある。
【0006】 本考案は上記問題点を有効に解決すべく創案されたものである。
【0007】 本考案は設備の地上高さを低くし設備の景観を向上できるバラ物の貯蔵設備を 提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、積付機とその下方に設置される払出機との間に介設され上記積付機 により搬入される石炭等のバラ物を地上に貯蔵するための設備において、上記払 出機の払い出し方向に沿って互いに仕切壁で仕切られた複数のプールを形成した したものである。
【0009】 また、上記複数のプールは上記払出機の払い出し方向に沿って地上に立設され ると共に外周部が土盛りされたプール外壁内に仕切壁で仕切られて区画されたも のである。
【0010】
【作用】
このように複数のプールが払出機の払い出し方向に沿って形成されるため、プ ール間のデッドスペースがなくなり、デッドスペースがなくなる分だけ貯蔵量を 増大でき、貯蔵設備の地上高さを低くすることができる。
【0011】 また、外周部が土盛りされたプール外壁内に仕切壁で仕切られたプールが区画 形成されるため、プール構造が外部から土盛りで覆われることになる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
【0013】 図1および図2は本考案に係る2列並設した半地下貯蔵設備11,12を示す ものである。図示するように、石炭、鉱石などのバラ物Aを貯蔵するために地上 13には貯蔵設備11,12ごとに方形のプール外壁14,15が立設され、こ れらプール外壁14,15の上方は防音、粉塵の飛散対策あるいは降雨対策のた めにトラス式あるいは膜構造式屋根16により閉じられている。
【0014】 また、プール外壁14,15の上方にはバラ物Aを搬入して積み付けるための 積付機17が接続され、この積付機17はバラ物Aを搬入するトリッパコンベア 18を有すると共にそのトリッパコンベア18の先端部に走行自在に設けられた シャトルコンベア19を有する。図2に示すように、各設備11,12には貯蔵 されたバラ物Aを払い出すための複数台の払出機21,22の搬入側が接続され 、各払出機21,22はバラ物Aを掻き出すフィーダ、掻き出されたバラ物Aを 一方向に搬出するコンベア等により構成されている。
【0015】 特に、これら積付機17と払出機21,22との間には複数の方形のプール2 3,24が形成され、図1および図2に示すように、これらのプール23,24 はプール外壁14,15で区画された空間部を払出機21,22の払い出し方向 に沿って方形に仕切る仕切壁25,26により区画形成されている。本実施例に おいては一方の貯蔵設備11に多条の払出機21に沿って多連のプール23が形 成されると共に、他方の貯蔵設備12にも多条の払出機22に沿って多連のプー ル24が形成され、一方の多連のプール23と他方の多連のプール24とが並列 に形成されている。
【0016】 このように払出機21,22の払い出し方向に沿って仕切壁25,26で仕切 られた複数のプール23,24が形成されるため、プール23,23間およびプ ール24,24間にデッドスペースがなくなり、そのデッドスペースがなくなる 分だけ貯蔵量を増大できる。したがって、貯蔵設備11,12の地上高さが低く なり、景観が向上し設備周辺に与える圧迫感を緩和できる。また、本実施例にお いては貯蔵設備11,12が並設されているため,各貯蔵設備11,12ごとに かつ貯蔵設備11,12の各プール23,24ごとに異種のバラ物の積分けがで きる。
【0017】 また、図2に示すように、プール外壁14,15の外周部には周方向に土盛り 31が形成されている。この土盛り31には適宜設備周辺の環境に合わせて雑木 32が植え込まれている。したがって、貯蔵設備11,12が周辺環境に調和さ れて違和感を受けることはないし、貯蔵設備11,12の地上高さが低いので土 盛り量も少なくて済み、貯蔵設備11,12の背低化と相俟ってより景観を向上 できる。
【0018】 このように本考案にあっては払出機21,22の払い出し方向に沿って仕切壁 25,26で仕切られた複数のプール23,24を形成するので、プール23, 23間およびプール24,24間のデッドスペースがなくなり、そのデッドスペ ース分だけ貯蔵量を増大できる。貯蔵量が増大できれば、貯蔵設備11,12の 地上高さを低くすることが可能になり、貯蔵設備11,12の景観を向上できる 。また、プール外壁14,15に設けられた土盛り31と相俟ってより景観を向 上できることにもなる。
【0019】
【考案の効果】
以上要するに本考案によれば、次の如き優れた効果を発揮する。
【0020】 (1) 請求項1においては払出機の払い出し方向に沿って互いに仕切壁で仕切ら れたプールを形成するので、プール間のデッドスペースがなくなり、そのデッド スペース分だけ貯蔵量を増大でき、貯蔵設備の地上高さを低くすることが可能に なる。
【0021】 (2) 請求項2においてはプール外壁の外周部に設けられた土盛りにより、貯蔵 設備の背低化と相俟って景観をより向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の貯蔵設備を示す平断面図である。
【図2】図2のA−A線矢視断面図である。
【図3】従来の貯蔵設備を示す平断面図である。
【図4】図3のB−B線矢視断面図である。
【符号の説明】
11,12 貯蔵設備 13 地上 17 積付機 21,22 払出機 23,24 プール 25,26 仕切壁 A バラ物

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積付機とその下方に設置される払出機と
    の間に介設され上記積付機により搬入される石炭等のバ
    ラ物を地上に貯蔵するための設備において、上記払出機
    の払い出し方向に沿って仕切壁で互いに仕切られた複数
    のプールを形成したことを特徴とするバラ物の貯蔵設
    備。
  2. 【請求項2】 上記複数のプールが、上記払出機の払い
    出し方向に沿って地上に立設されると共に外周部が土盛
    りされたプール外壁内に仕切壁で仕切られて区画された
    ことを特徴とする請求項1記載のバラ物の貯蔵設備。
JP1993026030U 1993-05-19 1993-05-19 バラ物の貯蔵設備 Expired - Fee Related JP2598100Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017193410A (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 株式会社椿本バルクシステム 粉粒体の貯蔵システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5943735A (ja) * 1982-09-06 1984-03-10 Kajima Corp 炭鉱石の貯蔵及び払い出し方法とその装置
JPS6144763A (ja) * 1984-08-08 1986-03-04 株式会社新来島どっく 立方晶ジルコニア成形体の焼結法

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