JPS6144714B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6144714B2 JPS6144714B2 JP6711782A JP6711782A JPS6144714B2 JP S6144714 B2 JPS6144714 B2 JP S6144714B2 JP 6711782 A JP6711782 A JP 6711782A JP 6711782 A JP6711782 A JP 6711782A JP S6144714 B2 JPS6144714 B2 JP S6144714B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall surface
- vehicle body
- window
- roof panel
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/06—Fixed roofs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は車体窓開口のコーナー部に工夫を加
えた車体構造に関する。
えた車体構造に関する。
従来この種に車体構造としては、例えば第１図
〜第５図に示すようなものがある。図中１は車体
外側板を形成するリヤフエンダパネル２はルーフ
パネルで、上記リヤフエンダパネル１の上端部３
とルーフパネル２の側端部４とが車体５の上面側
で接続されている。また、ルーフパネル２の後端
部６は、窓開口上縁を構成し、リヤウインドウガ
ラス１８を取付けるため、外表面から車室内側へ
延びる壁面８と、それに連なりウインドウガラス
１８と略平行に延びるフランジ９からなる窓枠が
形成されている。
〜第５図に示すようなものがある。図中１は車体
外側板を形成するリヤフエンダパネル２はルーフ
パネルで、上記リヤフエンダパネル１の上端部３
とルーフパネル２の側端部４とが車体５の上面側
で接続されている。また、ルーフパネル２の後端
部６は、窓開口上縁を構成し、リヤウインドウガ
ラス１８を取付けるため、外表面から車室内側へ
延びる壁面８と、それに連なりウインドウガラス
１８と略平行に延びるフランジ９からなる窓枠が
形成されている。
このような構成において、窓開口を出来るだけ
大きくし視界を良くするためには、フランジ９を
小さくすれば良いが、このフランジ９は図外の車
体内板とスポツト溶接に接合される部位であるた
め、小さくするには限度がある。従つて、ルーフ
外表面後端からフランジ先端までの距離を小さく
するためには、上記ルーフ外表面後端とフランジ
基部との前後方向の偏位を小さくする必要があ
り、このためウインドウガラス１８の傾斜が小さ
く垂直に近くなつてくると、壁面８が車幅方向に
延びる鉛直面Ｘに対し室内７側へ角度θ分インバ
ースして形成される。そしてこれらルーフパネル
２の壁面８及びフランジ９に相応する形状の壁面
１０及びフランジ１１が上記リヤフエンダパネル
１のリヤピラー部１２が形成されている。そし
て、上記ルーフパネル２の壁面８及びフランジ９
の両端部１３とリヤフエンダパネル１の壁面１０
及びフランジ１１の上端部１４とをリヤウインド
ウ１５の開口縁部１６の上部コーナー部１７で接
続するようにしている。尚、１９はリヤウインド
ウガラス１８取付用のウエザストリツプである。
大きくし視界を良くするためには、フランジ９を
小さくすれば良いが、このフランジ９は図外の車
体内板とスポツト溶接に接合される部位であるた
め、小さくするには限度がある。従つて、ルーフ
外表面後端からフランジ先端までの距離を小さく
するためには、上記ルーフ外表面後端とフランジ
基部との前後方向の偏位を小さくする必要があ
り、このためウインドウガラス１８の傾斜が小さ
く垂直に近くなつてくると、壁面８が車幅方向に
延びる鉛直面Ｘに対し室内７側へ角度θ分インバ
ースして形成される。そしてこれらルーフパネル
２の壁面８及びフランジ９に相応する形状の壁面
１０及びフランジ１１が上記リヤフエンダパネル
１のリヤピラー部１２が形成されている。そし
て、上記ルーフパネル２の壁面８及びフランジ９
の両端部１３とリヤフエンダパネル１の壁面１０
及びフランジ１１の上端部１４とをリヤウインド
ウ１５の開口縁部１６の上部コーナー部１７で接
続するようにしている。尚、１９はリヤウインド
ウガラス１８取付用のウエザストリツプである。
しかしながら、このような従来の車体構造にあ
つては、ルーフパネル２の後端部６に前記鉛直面
Ｘに対し室内７側へ角度θ分インバースする壁面
８を設けることとしていたため、上記上部コーナ
ー部１７をある程度大きな曲率α１に形成せざる
を得ず、上部コーナー部１７の曲率α１を大きく
とるとリヤウインドウ１５の窓開口面積がせまく
なつて後方視界の妨げになると共に、ルーフパネ
ル２の壁面８とリヤフエンダパネル１の壁面１０
とをリヤウインドウ１５の開口縁部１６の上部コ
ーナー部１７で接続しようとすると、リヤフエン
ダパネル１に対しルーフパネル２を真上から降ろ
して重合させることが困難であるという問題点が
あつた。
つては、ルーフパネル２の後端部６に前記鉛直面
Ｘに対し室内７側へ角度θ分インバースする壁面
８を設けることとしていたため、上記上部コーナ
ー部１７をある程度大きな曲率α１に形成せざる
を得ず、上部コーナー部１７の曲率α１を大きく
とるとリヤウインドウ１５の窓開口面積がせまく
なつて後方視界の妨げになると共に、ルーフパネ
ル２の壁面８とリヤフエンダパネル１の壁面１０
とをリヤウインドウ１５の開口縁部１６の上部コ
ーナー部１７で接続しようとすると、リヤフエン
ダパネル１に対しルーフパネル２を真上から降ろ
して重合させることが困難であるという問題点が
あつた。
この発明は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、コーナー部の曲率を小さくし
窓開口面積を拡大し、後方視界を広げることので
きる車体構造を提供することを目的としている。
てなされたもので、コーナー部の曲率を小さくし
窓開口面積を拡大し、後方視界を広げることので
きる車体構造を提供することを目的としている。
そして、具体的にはこの発明は、その構成を、
車体外側板の上端部とルーフパネルの側端部とを
車体窓開口のコーナー部で接続してなる車体構造
に於いて、窓枠壁面の傾きを一般部とコーナー部
で変化させることにより、上記目的を達成するも
のである。
車体外側板の上端部とルーフパネルの側端部とを
車体窓開口のコーナー部で接続してなる車体構造
に於いて、窓枠壁面の傾きを一般部とコーナー部
で変化させることにより、上記目的を達成するも
のである。
以下、この発明を車体外側板としてリヤフエン
ダパネルを例にとり図面に基づいて説明する。
尚、以下に於いて、従来と共通の部分には共通の
符号を付し、重複説明は省略するものとする。
ダパネルを例にとり図面に基づいて説明する。
尚、以下に於いて、従来と共通の部分には共通の
符号を付し、重複説明は省略するものとする。
第６図〜第８図は、この発明の一実施例を示す
図である。図中２０がルーフパネル２の後端部６
に形成した室内７側へ延びる壁面で、この壁面２
０は、コーナー部においてウエザストリツプ１９
によつて穏される範囲内で、コーナー部以外の一
般断面における壁面８の位置Ｚに対し上部２１が
距離１分だけ車体５の前方（矢印Ａ方向）側、
即ちルーフパネル外表面に沿つて車体中心側、に
偏位せしめられ且つ下部２２が距離２分だけ車
体５の後方（矢印Ｂ方向）側、即ち車体外側、に
偏位せしめられ、全体が壁面上部偏位位置を中心
に、フランジ９が延びる窓開口中心方向に傾き鉛
直面Ｘに対しインバースせぬ状態に形成されてい
る。そして、上記ルーフパネル２の壁面２０及び
フランジ９の両端部１３とリヤフエンダパネル１
の壁面１０及びフランジ１１の上端部１４とをリ
ヤウインドウ２３の開口縁部２４の上部コーナー
部２５で接続するのであるが、この場合上部コー
ナー部２５の曲率α２は、壁面２０が鉛直面Ｘに
対してインバースしていないため、小さくて済
み、それだけリヤウインドウ２３の窓開口面積が
拡大されることとなる。
図である。図中２０がルーフパネル２の後端部６
に形成した室内７側へ延びる壁面で、この壁面２
０は、コーナー部においてウエザストリツプ１９
によつて穏される範囲内で、コーナー部以外の一
般断面における壁面８の位置Ｚに対し上部２１が
距離１分だけ車体５の前方（矢印Ａ方向）側、
即ちルーフパネル外表面に沿つて車体中心側、に
偏位せしめられ且つ下部２２が距離２分だけ車
体５の後方（矢印Ｂ方向）側、即ち車体外側、に
偏位せしめられ、全体が壁面上部偏位位置を中心
に、フランジ９が延びる窓開口中心方向に傾き鉛
直面Ｘに対しインバースせぬ状態に形成されてい
る。そして、上記ルーフパネル２の壁面２０及び
フランジ９の両端部１３とリヤフエンダパネル１
の壁面１０及びフランジ１１の上端部１４とをリ
ヤウインドウ２３の開口縁部２４の上部コーナー
部２５で接続するのであるが、この場合上部コー
ナー部２５の曲率α２は、壁面２０が鉛直面Ｘに
対してインバースしていないため、小さくて済
み、それだけリヤウインドウ２３の窓開口面積が
拡大されることとなる。
以上説明してきたように、この発明によれば、
上述の如く窓枠壁面の傾きを一般部とコーナー部
とで異なる構成としたため、窓開口コーナー部の
曲率を小さくして車体外側板とルーフパネルとを
接続することができ、それだけ窓開口面積を拡大
して、ドライバーの後方視界を広く確保すること
ができ、安全性を向上させることができるという
効果がある。
上述の如く窓枠壁面の傾きを一般部とコーナー部
とで異なる構成としたため、窓開口コーナー部の
曲率を小さくして車体外側板とルーフパネルとを
接続することができ、それだけ窓開口面積を拡大
して、ドライバーの後方視界を広く確保すること
ができ、安全性を向上させることができるという
効果がある。
また、上記実施例の如く、壁面上縁を通る鉛直
面に対し、壁面下部が水平方向において車体外側
に位置するようにすれば、ルーフパネルを車体外
側板に対し、真上から降して接続作業を行うこと
が出来るため、作業工程が単純になり生産性が向
上する。
面に対し、壁面下部が水平方向において車体外側
に位置するようにすれば、ルーフパネルを車体外
側板に対し、真上から降して接続作業を行うこと
が出来るため、作業工程が単純になり生産性が向
上する。
第１図は従来の自動車の後部斜視図、第２図は
第１図部の拡大斜視図、第３図〜第５図は各々
第２図−、−、−線に沿う断面図、
第６図はこの発明の一実施例に係る車体構造を示
す自動車の後部斜視図、第７図は第６図部の拡
大斜視図、そして第８図は第６図−線に沿う
断面図である。 １……リヤフエンダパネル（車体外側板）、２
……ルーフパネル、３……上端部、４……側端
部、５……車体、６……後端部、７……室内、
８，２０……ルーフパネルの壁面、１０……リヤ
フエンダパネルの壁面、１５，２３……リヤウイ
ンドウ（窓開口）、１７，２５……上部コーナー
部、α１，α２……曲率、２１……上部、２２…
…下部、Ａ……前方、Ｂ……後方。
第１図部の拡大斜視図、第３図〜第５図は各々
第２図−、−、−線に沿う断面図、
第６図はこの発明の一実施例に係る車体構造を示
す自動車の後部斜視図、第７図は第６図部の拡
大斜視図、そして第８図は第６図−線に沿う
断面図である。 １……リヤフエンダパネル（車体外側板）、２
……ルーフパネル、３……上端部、４……側端
部、５……車体、６……後端部、７……室内、
８，２０……ルーフパネルの壁面、１０……リヤ
フエンダパネルの壁面、１５，２３……リヤウイ
ンドウ（窓開口）、１７，２５……上部コーナー
部、α１，α２……曲率、２１……上部、２２…
…下部、Ａ……前方、Ｂ……後方。
Claims (1)
- １ 車体外側板の上端部とルーフパネルの側端部
とを車体窓開口のコーナー部で接続してなる構造
に於いて、窓ガラスを取付ける開口縁に、外表面
から車室内側に延びる壁面と、壁面から窓ガラス
と略平行に延びるフランジとを形成し、コーナー
の接続部において上記壁面の上部を一般部より車
体外表面に沿つて中心側へ偏位させると共に、壁
面全体を窓開口中心に向けて傾けたことを特徴と
する車体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6711782A JPS58185377A (ja) | 1982-04-23 | 1982-04-23 | 車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6711782A JPS58185377A (ja) | 1982-04-23 | 1982-04-23 | 車体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58185377A JPS58185377A (ja) | 1983-10-29 |
| JPS6144714B2 true JPS6144714B2 (ja) | 1986-10-03 |
Family
ID=13335627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6711782A Granted JPS58185377A (ja) | 1982-04-23 | 1982-04-23 | 車体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58185377A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007168654A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Hino Motors Ltd | 車両前部構造 |
-
1982
- 1982-04-23 JP JP6711782A patent/JPS58185377A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58185377A (ja) | 1983-10-29 |
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