JPS6144645B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6144645B2
JPS6144645B2 JP2887982A JP2887982A JPS6144645B2 JP S6144645 B2 JPS6144645 B2 JP S6144645B2 JP 2887982 A JP2887982 A JP 2887982A JP 2887982 A JP2887982 A JP 2887982A JP S6144645 B2 JPS6144645 B2 JP S6144645B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shell
mounting plate
mold mounting
vacuum
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2887982A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58147337A (ja
Inventor
Takeo Hikichi
Kenzo Handa
Kikuo Haneda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP2887982A priority Critical patent/JPS58147337A/ja
Publication of JPS58147337A publication Critical patent/JPS58147337A/ja
Publication of JPS6144645B2 publication Critical patent/JPS6144645B2/ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は圧縮成形プレスにおける真空引き装置
に関するものである。
従来から圧縮成形プレス工法において、成形品
の形状が成形用キヤビテイ内にある空気による変
形を受けないようにキヤビテイ内を真空状態にし
て加硫成形することが広く行なわれており、この
キヤビテイ内を真空にする真空引き装置として例
えば特開昭55−158952号公報に示されるものが知
られている。この真空引き装置は第1図に示すよ
うに上基盤1と下基盤2を有し、両者と上部囲み
枠8ならびに下部囲み枠12によつて囲まれるキ
ヤビテイ内を真空にするものであるが、このため
の排気孔が下基盤2内に形成されるとともに、該
排気孔に対して長冗の吸引パイプ19が接続され
ているため、これが上下基盤1,2を熱盤21,
22間に組み込んだり、熱盤21,22間から取
り出す際に作業の妨げとなるおそれがある。
さらに、この真空引き装置は上下両基盤1,2
および上下両囲み枠8,12によつて仕切られた
空室内を真空引きする構成となつているために、
真空引きの初期において上基盤1の外側面(上
面)に作用する大気圧により上下両基盤1,2が
互いに接近して真空引き完了前に上下両成形型の
閉鎖をもたらし、成形キヤビテイ内に残留する空
気が成形品に対し悪影響を及ぼすおそれがある。
本発明はこれに対して吸引パイプを熱盤内に配
設することを前提としてこれに対応し、操作性な
らびに汎用性に優れた真空引き装置を提供せんと
するものである。
以下、本発明の一実施例を図面にしたがつて説
明すると、1および2は角筒状に形成された上殻
および下殻であり、上下方向にスライド自在にな
るとともに下殻2のスライド面には全周に亘つて
真空シール用のパツキン3が嵌着されている。4
および5は前記上殻1および下殻2に固定ボルト
6,7によつて固着された上型ならびに下型の取
付け板であり、両者4,5とも四隅を裁断されて
該部に空気吸引孔8,9が形設されている。また
該上型取付け板4および下型取付け板5の中央に
は大径になる型取付け孔10,11が各各4箇所
形設される外、四隅には上殻1と下殻2の合せ位
置を合致させるガイドピン12ならびにガイド筒
13を嵌着する小径孔14,15が、四辺各中央
には後記支持機構18を嵌着する中径孔16,1
7が形設されている。支持機構18は上殻1の中
径孔16に嵌着される受け皿部材19、該受け皿
部材19の軸孔に一端ネジ部を挿通し他端に頭部
を有する軸ピン20、該軸ピン20の頭部側をス
ライド自在に遊挿し軸孔途中に段部を有して後記
コイルスプリング22の伸び量を規制するシリン
ダ部材21、軸ピン20およびシリンダ部材21
を軸心として、該シリンダ部材21の下端鍔部と
前記受け皿部材19間に介装されるコイルスプリ
ング22ならびに下殻2の中径孔17に嵌着され
る受け皿部材23からなり、軸ピン20の一端ネ
ジ部に対して受け皿部材19の上側からナツト2
4を螺着して下殻2側の受け皿部材19を除いて
これらを一体的に接続してなる。また前記コイル
スプリング22は上型25と下型26を開型状態
にて支承する弾性力を4本の総弾性力量として有
するものが使用されている。27および28は上
殻1の上面および下殻2の下面に全周に亘つて嵌
着される真空シール用のパツキンであり、両パツ
キン27,28の介在によつて上殻1の上面と上
側ダイプレート29の下面ならびに下殻2の下面
と下側ダイプレート30の上面間が気密的に保持
されるようになる。
以上の構成になる真空引き装置は上型取付け板
4および下型取付け板5に形設された各各4箇所
の型取付け孔10,11に互いに協働して成形品
の形状に見合つた成形用キヤビテイを形成する上
型25ならびに下型26を着脱自在に固定して使
用されるものであり、成形手順は以下のとうりで
ある。
すなわち、第1に下型取付け板5に固定された
下型26上に成形材料31を載置し、上型取付け
板4に取付けられたガイドピン12を下型取付け
板5のガイド筒13に合わせて上殻1を下殻2に
対して被せる。このとき上型25は前記支持機構
18のコイルスプリング22の弾性力によつて下
型26との間に間隙を残したままとなつており、
成形材料31はこの間隙中に置かれることにな
る。
つぎにこの状態で当該装置をプレス装置のダイ
プレート29,30間に移動し、プレスを作動さ
せるとともに上下のダイプレート29,30の間
隔をわずかに狭くして上殻1の上面と下殻2の下
面に上下ダイプレート29,30を圧接するよう
にする。該圧接部には上記のとうり真空シール用
のパツキン27,28が介在しており、さらに上
殻1と下殻2のスライド面にもパツキン3が嵌着
されているため、これにより上殻1、下殻2なら
びに上下ダイプレート29,30によつて囲まれ
る気密空間が形成される。なお、該気密空間を構
成する上側ダイプレート29と上型取付け板4間
の空間、上下型取付け板4,5間の空間ならびに
下型取付板5と下側ダイプレート30間の空間の
3者は上記空気吸引孔8,9によつて連通されて
いる。
上記支持機構18のコイルスプリング22の弾
性力に抗するダイプレート29,30の圧縮力が
すすみ、上記空間の気密性が充分となつた時点か
らダイプレート29,30内に配した排気孔32
から気密空間内の空気を排出して該空間内を真空
とし、これが設定真空度に達した後、再度プレス
を作動せしめて成形材料31を圧縮成形する。
しかる後成形時間の経過を待つて上側ダイプレ
ート29を引き上げ、当該装置全体をダイプレー
ト29,30間から引き出して上殻1を開き、成
形品の離型を行なう。このとき上側ダイプレート
29の引き上げの前には予め気密空間内に空気を
送り込んでおくものとする。
以上の構成になる真空引き装置は上殻1ならび
に下殻2の内側に固定した上型取付け板ならびに
下型取付け板4,5を完全に前記気密空間内に配
置するものであるため上型25ならびに下型26
を取り付けるに当たつて気密性を配慮する必要が
なく、型25,26の取り付け、取り外し作業を
容易なものとすることができる。また上型取付け
板ならびに下型取付け板4,5の中央には各各上
下面に貫通する型取付け孔10,11を設けるこ
とができ、これによつてその作業性は一層容易に
なるとともに、該型取付け孔10,11に成形品
に見合つた適宜型形状を呈する型を取付けること
ができるばかりでなく、上型取付け板ならびに下
型取付け板4,5自体を、大きさや個取り数の異
なつたものに交換することも可能である。さら
に、本考案にあつては、上殻1に形成する上型取
付板4および下殻2に形成する下型取付板5に空
気吸引孔を穿つて各取付板の上下両面に同等の圧
力を負荷させる構成となつているために、真空吸
引時において外表面に作用する大気圧による成形
型の過早閉鎖のおそれがなく、完全な真空引きが
可能である。
本発明は以上のような構成になり、吸引パイプ
を直接的に接続しない真空引き装置を提供するも
のであり、操作性ならびに汎用性に優れた効果を
奏するものである。なお、図示の実施例において
は、支持機構18を設けているが、該支持機構1
8を設けない構成とすることも可能である。この
場合、成形開始時においては上殻1、上型取付け
板4および上型25は、上下両型25,26の間
に挿入された成形用材料により支えられる。ま
た、図示の実施例においては、上殻1と上型取付
け板4、ならびに下殻2と下型取付け板5をそれ
ぞれ別体に形成して固定ボルト6,7により結合
するごとくに示しているが、各殻と各取付け板と
を一体に形成することも可能である。この場合に
おいても、上下型取付け板4,5には空気吸引孔
8が適宜箇所に設けられる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明真空引き装置の一実施例を示すも
ので、第1図は従来構造を示す断面図、第2図は
一部切欠した平面図、第3図は第2図における
−線一部切欠断面図、第4図は第2図における
−線断面図、第5図はプレス装置に装着した
状態を示す説明図である。 1……上殻、2……下殻、3,27,28……
パツキン、4……上型取付け板、5……下型取付
け板、6,7……固定ボルト、8,9……空気吸
引孔、10,11……型取付け孔、12……ガイ
ドピン、13……ガイド筒、14,15……小径
孔、16,17……中径孔、18……支持機構、
19,23……受け皿部材、20……軸ピン、2
1……シリンダ部材、22……コイルスプリン
グ、24……ナツト、25……上型、26……下
型、29……上側ダイプレート、30……下側ダ
イプレート、31……成形材料、32……排気
孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上下方向にスライド自在になる円筒もしくは
    角筒形状の上下一対の殻構造を有する真空引き装
    置において、上下のダイプレートとの接触面とな
    る上殻上面ならびに下殻下面および両殻スライド
    面に全周に亘つて真空シール用パツキンを嵌着
    し、上殻および下殻各各の内側に型取付け板を形
    成するとともに、該型取付け板の適宜箇所に空気
    吸引孔を形設してなることを特徴とする圧縮成形
    プレスにおける真空引き装置。
JP2887982A 1982-02-26 1982-02-26 圧縮成形プレスにおける真空引き装置 Granted JPS58147337A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2887982A JPS58147337A (ja) 1982-02-26 1982-02-26 圧縮成形プレスにおける真空引き装置

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JP2887982A JPS58147337A (ja) 1982-02-26 1982-02-26 圧縮成形プレスにおける真空引き装置

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Publication Number Publication Date
JPS58147337A JPS58147337A (ja) 1983-09-02
JPS6144645B2 true JPS6144645B2 (ja) 1986-10-03

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ID=12260670

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07347B2 (ja) * 1986-03-12 1995-01-11 日立テクノエンジニアリング株式会社 真空式ホツトプレス
JPS62244608A (ja) * 1986-04-17 1987-10-26 Takeda Chem Ind Ltd 圧縮成形装置
JP4553944B2 (ja) * 2008-01-10 2010-09-29 アピックヤマダ株式会社 樹脂モールド方法および樹脂モールド装置

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