JPS6144543B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6144543B2
JPS6144543B2 JP58178349A JP17834983A JPS6144543B2 JP S6144543 B2 JPS6144543 B2 JP S6144543B2 JP 58178349 A JP58178349 A JP 58178349A JP 17834983 A JP17834983 A JP 17834983A JP S6144543 B2 JPS6144543 B2 JP S6144543B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
windshield
rotor
shaft
bucket
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58178349A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5980347A (ja
Inventor
Andoruu Romanausukasu Uiriamu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPS5980347A publication Critical patent/JPS5980347A/ja
Publication of JPS6144543B2 publication Critical patent/JPS6144543B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B5/00Other centrifuges
    • B04B5/04Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers
    • B04B5/0407Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers for liquids contained in receptacles
    • B04B5/0414Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers for liquids contained in receptacles comprising test tubes
    • B04B5/0421Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers for liquids contained in receptacles comprising test tubes pivotably mounted
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B7/00Elements of centrifuges
    • B04B7/02Casings; Lids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B7/00Elements of centrifuges
    • B04B7/02Casings; Lids
    • B04B2007/025Lids for laboratory centrifuge rotors

Landscapes

  • Centrifugal Separators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は遠心分離ロータに関し、且つ特に静止
位置から閉鎖位置までロータシヤフトに対して移
動しうる風防部分を有するスイングバケツト遠心
分離ロータに関する。
排気されない遠心分離ロータは、ロータにより
担持しうる物質の容積とロータの回転により発生
しうる相対遠心力とが釣り合うように設計されて
いる。スイングバケツト型の遠心分離ロータにお
いては、ロータにより担持しうる物質の容積はロ
ータ上に配置され且つ該ロータにより担持しうる
バケツトの数ならびにバケツトの各々の容積に関
数的に関係している。
ロータにより発生せしめられる相対遠心力は制
限された風摩擦である。
すなわち、所定のロータの容積に対して、ロー
タが回転しうる最大作動速度は通常その速度にお
いてロータにおいて得られる駆動トルクにより制
限されている。従つて、例えばバケツトの数また
はサイズを増大することによりロータの容積を増
大させることは、ロータにより発生させることが
できる相対遠心力の量に対して悪影響をおよぼす
ことがありうる。
スイングバケツトロータの場合には、ロータ回
転せしめられるときにロータのアームのポンプ作
用により損失が発生する。ポンプ作用損失はロー
タを完全に囲繞する風防を設けることにより最小
限にとどめられる。慣用の風防はロータシヤフト
に固定された下側部分と、シヤフトから取り外し
可能な上側カバーとを備えている。カバーを取り
外した後、遠心分離されるべき物質がバケツトの
中に導入され、そしてカバーを元の位置に取りつ
ける。次いでロータに駆動トルクが適用されてバ
ケツトを(各々のバケツトの軸線がロータの回転
軸線に平行に配置された)それらの静止位置から
(各々のバケツトの軸線が回転軸線に対して実質
的に垂直に延びる)それらの作動位置まで揺動さ
せる。慣用の風防ロータにおいては風防がバケツ
トを囲繞し、一方風防ロータが静止位置から作動
位置まですべての姿勢を占めることに留意すべき
である。
スイングバケツトロータに風防を設けることは
ポンプ損失を最小限にとどめそしてそれにより相
対遠心力の増大に寄与することになるが、単に風
防つきロータの内部のバケツトの容積を増大しそ
してそれによりロータの容積を増大するとともに
同一の相対遠心力を維持することができない。こ
れは風防自体の形状がシステムに風損を与え、そ
の風損は風防のサイズが増大するにつれて増大す
る。
従つて、所定のロータ容積に対して得られる相
対遠心力が増大せしめられるスイングバケツト遠
心ロータを提供することが望ましいと考えられ
る。
本発明は所定容積のスイングバケツトロータに
より発生せしめられる風損を減少させることがで
きそれによりそのロータにより発生させることが
できる相対遠心力を増大させるような遠心分離装
置に関するものである。
このロータは複数個のバケツトが枢着されたシ
ヤフトを備えており、これらのバケツトは各々の
バケツトの軸線が回転軸線に平行に配置される静
止位置から各々のバケツトの軸線がロータの回転
軸線に対して実質的に垂直な平面中に延びる作動
位置まで移動可能である。上側風防部分がシヤフ
トに取りつけられ、そして上側風防部分の外側境
界は結合端縁に終端している。同様に嵌合端縁を
有する下側風防部分は回転軸線に平行な方向にシ
ヤフトに対して移動しうるように装着されてい
る。この下側風防部分はバケツトが静止位置を占
めるときに該下側風防部分がバケツトの下方の所
定位置においてシヤフト上に配置される開放位置
から下側風防部分および上側風防部分の結合端縁
が係合せしめられる閉鎖位置までシヤフトに対し
て移動可能である。下側風防部分はロータの回転
により発生せしめられた圧締力に応答して閉鎖位
置までシヤフトに対して移動する。好ましい実施
態様においては、圧締力はロータおよびバケツト
の遠心ポンプ作用により発生せしめられた圧力差
により生ずる。
本発明は添付図面について記載した以下の詳細
な説明からさらに充分に理解されよう。
以下の詳細な説明を通じて使用した同様な符号
はすべての図面における同様な要素を示す。
添付図面について述べると、全体を符号10で
示したスイングバケツト型式の遠心分離ロータ下
側スカート部分14を有する中央ボス12を備え
ている。截頭円錐形部分18を有する中央の軸線
方向の穴16がロータ10の内部を通じて延びて
いる。拡大した部分22を有する駆動アダプタ2
0が穴16を通して延びている。駆動アダプタ2
0の上端部はねじ24を備えており、ねじ24は
カバー駆動ナツト26を受け入れる。駆動アダプ
タ20の拡大した部分22は環状みぞ30を備え
ている。環状みぞ30の中には駆動ポスト34
(その1個のみを第1図に示してある)が配置さ
れている。(第3図をも参照のこと。) 駆動ピン38を有するロータジヤイロ36が穴
16の截頭円錐形部分18の中に延び、そしてピ
ン38はみぞ30の中に延びている。駆動アダプ
タ20はそれ自体中央の軸線方向の穴40を備え
ている。細長いねじを切つた桿42が連結された
ノブ41が穴40を通して延びてロータ10をジ
ヤイロ36に固定している。それに加えて、ノブ
42はカバー54をロータ10のボス部分12に
締め付けてロータ10の重心とカバー54との間
の相対運動を阻止する。ジヤイロ36は略図で示
したリンク仕掛け46により示したように駆動モ
ータ44に作動関係に連結されている。ジヤイロ
36の回転によりピン38がピン34(第3図か
ら最も明瞭に理解されると考えられる)と駆動関
係に係合せしめられそれによりロータ10を回転
させる。
ロータ10はシヤフトの中央ハブ12から半径
方向に外方に延びる複数個のアーム48を備えて
いる。複数個のスイングバケツト52が隣接した
アーム48の組の間に(トラニオンピン50のよ
うな)任意の取りつけ装置により枢着されてい
る。バケツト52はバケツト52の各々の軸線A
がロータの回転軸線Sに実質的に平行である静止
位置(第1図)からバケツト52の軸線Aが回転
軸線Sに全般的に垂直になる作動位置まで枢着可
能である。勿論、静止位置において各々のバケツ
トの軸線が回転軸線Sに対して任意の所定の向き
を占めることができることを理解すべきである。
上側風防部分54(第1図および第4図)が駆
動カバーナツト26に取り外し可能に装着されて
いる。上側風防部分54は六角形開口部56(第
4図)を備えている。六角形開口部56はボス1
2に対する上側風防部分54の回転を阻止するよ
うに駆動ナツト26を収納する。上側風防部分5
4の外周縁は結合面60に終端している。下側風
防部分62(第1図および第5図)は中央領域6
4を有し、そして開口部66が中央領域64を通
して延びている。下側風防部分62はシヤフトに
装着された下側ストツパーにより規制された開放
位置(第1図)と閉鎖位置(第2図)との間のシ
ヤフトのスカート部分14上に移動しうるように
装着されている。下側風防部分62の外周縁は結
合面70に終端している。上側風防部分54は円
周方向の環状バンド71を備えている。バンド7
1の内径は下側風防部分62の外径よりも大きく
してある。上側風防部分54は下側風防部分62
よりも大きい剛さを有している。
以下に説明するように、下側風防部分62は開
放位置と閉鎖位置との間を回転軸線Sに平行な方
向にスカート14に沿つて移動可能である。好ま
しい実施態様においては、下側風防部分62はス
カート14に対して回転しえないように装着され
ている。この目的をはたすために、スカート14
の横断面は実質的に六角形なつている。下側風防
部分62の開口部66は対応した形状に形成され
ている。(第5図)このようにして、下側風防部
分62はスカート14に対して摺動できしかも回
転しえないように装着される。勿論、上側風防部
分54および下側風防部分62は任意の好適な手
段によりシヤフトに回転しえないように装着する
ことができる。
風防部分54および62は任意の好適な材料、
好ましくは高い強度を有するアルミニウム合金で
製造することができる。スカート14および下側
風防部分62の開口部62の開口部66の境界面
は、スカート14に対する下側風防部分62の摺
動を促進するために、平滑にしかも高度に研磨仕
上げされている。もしも下側風防部分62がアル
ミニウムで製造されているとすれば、スカート1
4の表面および開口部66の境界部分は陽極酸化
されたアルミニウムの硬質被膜を備えている。ま
た、別の態様として、ロータおよび風防部分を製
造するためにどのような構成材料が使用されて
も、任意の好適なソリツドフイルム潤滑を使用す
ることができる。
操作にあたり、上側風防部分54がロータから
取り外されそして下側風防部分62が開放位置
(第1図)に配置された後、遠心分離されるべき
物質がバケツトの中に導入される。静止位置にお
いて、バケツト52は該バケツト52の軸線Aが
ロータシヤフトの回転軸線Sに実質的に平行にな
るようにロータアーム48から垂下する。バケツ
ト52が所望の程度に充填されたときに、所望に
よりバケツト52はキヤツプを取りつけることが
でき、上側風防部分54はロータシヤフトに固定
することができ、そしてロータには運転エネルギ
ーを加えることができる。
バケツト52はロータに加えられた運動エネル
ギーに応答して静止位置(第1図)からバケツト
52の軸線Aがロータの回転軸線Sに実質的に垂
直に延びる作動位置(第2図)まで枢動する。ロ
ータ10の回転により矢印72の方向に作用する
圧締力が発生し、この圧締力が風防下側部分62
を閉鎖位置に移動させる。
好ましい実施態様においては、この圧締力は風
防部分54および62の間の領域中に生じた圧力
差により発生せしめられる。バケツト52が静止
位置に移動するときに、回転バケツトの付近の空
気がロータの軸線Sに対して半径方向に外方にポ
ンプ作用で吸いこまれてそれにより上側風防部分
54と下側風防部分62との間に実質的により低
い圧力領域を規制する。下側風防部分62がロー
タアーム48およびバケツト5の遠心力によるポ
ンプ作用により下側部分62の外側部とその内側
部との間に形成された圧力差により生じた圧力に
よる力に応答し、それにより下側部分62はスカ
ート14に沿つて矢印72の方向(軸線Sに平
行)に開放位置から閉鎖位置まで変位せしめられ
る。そのとき、上側風防部分54のバンド71の
内面が下側風防部分62の外面と重なり合う。上
側風防部分および下側風防部分に相対的な剛さを
与えてあるために、下側風防部分62の周縁部は
遠心力の作用によりバンド71よりも大きい速度
で拡大してそれにより上側および下側風防部分を
締めつけて下側風防部分62の振動を阻止する。
それに加えて、閉鎖位置においては、上側風防部
分54および下側風防部分部分62のそれぞれの
結合面60および70が結合されてそれによりア
ーム48のポンプ作用により惹き起される空気の
漏洩および風損を最小限にとどめしかも同時に風
防の形状により惹き起される風損を最小限にとど
める。下側風防部分62はバケツト52が作動状
態の向きを占める時点以前に締切移動が起らない
ことを保証するようなサイズおよび重量になつて
いる。
ロータが減速すると、風防の内側の圧力と外側
の圧力とが釣り合う傾向を生じて風防の下側部分
62がその自重により開放位置に落下せしめられ
る。風防の下側部分62はバケツト52が静止位
置に向かつて落下する速度よりも大きい回転速度
で開放位置に落下することが好ましい。また、別
の態様として、バケツト52が作動位置から落下
しそして風防の下側部分62の内面と衝接し始め
るときに、風防の下側部分62がシヤフトに沿つ
て開放位置まで下方に移動せしめられる。
第6図ないし第10図について述べると、これ
らの図には本発明の別の実施態様を示してある。
これらの図においては、ロータの軸線Sの右方に
示した部分は下方位置にある下側風防部分62を
示し、一方軸線Sの左側に示した部分は閉鎖位置
における下側風防部分62を示している。
第6図において、シヤフト14の外面は符号7
6で示したようなジヤツキねじ山を備えている。
下側部分62の中央領域64の開口部66は符号
78で示したようにジヤツキねじ山76に対応し
た形状にねじ切りされてジヤツキねじ山76と嵌
合するナツトを形成している。回転が開始したと
きに、慣性力および風摩擦トルクの両方が協働し
て(第6図に右ねじの方向に示した)符号79で
示した方向に作用する圧締力を発生して下側風防
部分62を閉鎖位置に移動させる。遠心分離機の
運転が止められたときに、ロータを制動する慣性
力が上側部分と下側部分とをねじ戻す傾向を生ず
る方向に作用し、一方風摩擦トルクが反対方向に
作用する。風摩擦トルクは速度の減少とともに迅
速に減少するので、慣性力が風摩擦トルクに打ち
勝ち風防の下側部分62を静止位置に移動させる
ようなある速度に到達する。第6図に示した実施
態様は減圧下、例えば部分真空下において特に有
利であると考えられる。
第7図について述べると、下側風防部分62は
その周囲に沿つて複数個のエアフオイル82を備
えている。本発明者等が選択したエアフオイル8
2の正確な数、長さ、アスペクト比(縦横比)お
よび角度はロータの最大速度において少くとも抗
力を生じ、一方において、風防の下側部分62を
閉鎖位置に移動させるための充分な揚力の形態の
圧締力を生ずるようになつている。
第8図は風防の下側部分62を閉ざすための圧
締力を発生させるために流体ピストンが使用され
る本発明の別の実施例を開示している。円筒形ス
カート86が風防の下側部分62の中央領域64
に取りつけられている。ボス12のスカート14
が風防の下側部分62の中央領域64の内面から
隔置されそして前記内面およびスカート86と協
働してそれらの間に環状シリンダ88を画成でき
るようになつている。シリンダ88はOリング9
2および94によりシールされている。一定容積
の作動流体が環状シリンダ88(そしておそらく
はスペース90)の内部に充填されている。ロー
タが回転せしめられるときに、遠心力揚により環
状シリンダ88の中の流体が中央領域64の下側
に規制された肩部98に向かつて押しこまれる。
もしも作動流体がスペース90の中に収納されて
いれば、その流体はスペース90からシリンダ8
8の中に遠心力により押し込まれる。肩部98に
対して作用する流体圧力により発生した圧締力に
より風防の下側部分62が閉鎖位置に移動せしめ
られる。遠心力は作動流体を第8図の左側に示し
た環状バンドの中に維持する作用をする。ロータ
が減速するとき、作動流体はシリンダ88の中に
(そしてもしも適当であれば通気スペースの中
に)収集される。作動流体が収集されるときに、
空気がシリンダ88から通気スペース90を経て
逃がされる。
本発明によるロータを構成するためにこの明細
書に記載した種々の別の態様をその他の実施可能
な別の態様と組み合わせて使用できることを理解
すべきである。例えば、第8図に示した態様はエ
アフオイル(第7図)と組み合わせて使用して有
用なロータ装置を構成することができる。このよ
うな装置はシリンダ88(およびスペース90)
の中に存在している作動流体が下側風防部分62
を減速し且つエアフオイル82により発生せしめ
られた圧締揚力を補足する限りは有利であると考
えられる。作動流体の存在により下側風防部分6
2が開放位置にある間に最大となる制動力を生
じ、その制動力は下側風防部分62が上昇するに
つれて減少する。これはエアフオイルにより発生
せしめられる空気力学的な力と正反対であり、そ
してこれらの実施態様の組合せは風防の下側部分
62の円滑な圧締作用を生ずるロータが得られる
と考えられる。
本発明のさらに別の実施態様を第9図に示して
ある。この実施態様においては、中間重錘108
を備えたリンク仕掛け106がバケツト位置の中
間に装着されている。リンク仕掛け106はロー
タおよび風防の下側部分62にそれぞれ配置され
たピボツトピン110および112の間に装着さ
れている。遠心力が重錘108に作用して重錘1
08を半径方向に外方に押圧する。それにより生
じた圧締力が下側風防部分62を閉鎖位置に上昇
させるように作用する。第9図はリンク仕掛け1
06をロータボス12と下側風防部分62との間
に延びるものとして開示しているが、任意のその
他の好適な相互連結部材を使用することができ
る。この実施態様は空気力学的作用または圧力差
による作用に依存していないので、減圧された環
境条件で使用するのに最適であると考えられる。
第10図は第1図ないし第5図に示した実施態
様と基本的に類似している本発明の一実施態様を
示す。ロータと下側風防部分62との間に、ガイ
ドワイヤ114が任意の便利な態様で固定して取
りつけられている。ロータが回転するにつれて、
ガイドワイヤ114が角回転方向に対してほぼ接
線方向にらせん形に上下し、ガイドワイヤ114
を短縮してそれにより閉鎖位置への風防の下側部
分62の移動を助ける。
上記の説明からロータの所定容積においてロー
タにより最大の相対遠心力を発生させることがで
きるスイングバケツト型の遠心分離ロータが開示
されていることは理解できよう。勿論、当業者は
上述した本発明の教旨に基づいて種々の変更、変
型を実施することができる。これらの変更、変型
は特許請求の範囲に記載の本発明の範囲内にある
と解釈すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明による風防を有す
るロータを完全に断面で示した側面図であつて風
防を開放位置および閉鎖位置でそれぞれ示した
図、第3図は第1図および第2図を裁断線−
に沿つて裁つた断面図、第4図および第5図は本
発明による上側風防部分を下側風防部分のそれぞ
れの側面図、そして第6図ないし第10図は各々
の図の回転軸線の右方の部分が開放位置における
下側風防部分を示し、一方各々の図の回転軸線の
左方の部分が閉鎖位置における下側風防部分を示
した、本発明の別の実施態様を示した側面図であ
る。 10……ロータ、12……ボス、14……スカ
ート、20……アダプタ、46……リンク仕掛
け、48……アーム、52……バケツト、54…
…上側風防部分、A……バケツトの軸線、S……
回転軸線、56……六角形開口部、60……結合
面、62……下側風防部分、66……開口部、7
0……結合面、76,78……ねじ山、82……
エアフオイル、86……スカート、88……シリ
ンダ、98……肩部、106……リンク仕掛け、
108……重錘、114……ガイドワイヤ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シヤフトと、前記シヤフトに枢着された複数
    個のロータバケツトであり、静止位置から作動位
    置に枢動しうるロータバケツトと、前記シヤフト
    とともに回転するために前記シヤフトに取りつけ
    られた上側風防部分とを備え、前記上側風防部分
    の外側境界部分が結合端縁に終端し、さらに前記
    シヤフトに対して移動しうるように装着された下
    側風防部分を備え、前記下側風防部分は結合端縁
    を有し且つロータの回転により生じた圧締力に応
    答してロータの回転軸線に対して平行な方向に移
    動して前記下側風防部分を前記シヤフトに沿つて
    移動しそして該下側風防部分の結合端縁を上側風
    防部分の結合端縁と緊密に係合させるように配置
    することができるようになつていることを特徴と
    するスイングバケツト遠心分離機用ロータ。 2 圧締力がロータおよびバケツトの遠心ポンプ
    作用により発生せしめられた圧力差に起因してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    のロータ。 3 前記上側風防部分がシヤフトに対して回転し
    えないように装着されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項または第2項のいずれか1項
    に記載のロータ。 4 前記下側風防部分がシヤフトに対して回転し
    えないように装着されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項または第2項のいずれか1項
    に記載のロータ。 5 前記下側風防部分がシヤフトに対して回転し
    えないように装着されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第3項に記載のロータ。 6 前記シヤフトが所定の横断面を有し且つ前記
    下側風防部分が対応した横断面の開口部を備えそ
    れにより下側風防部分を前記シヤフトに回転しえ
    ないように装着することができることを特徴とす
    る特許請求の範囲第4項に記載のロータ。 7 前記ロータシヤフトおよび前記下側風防部分
    の開口部の各々が六角形の横断面を有しているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載のロ
    ータ。 8 前記シヤフトが所定の横断面を有し且つ前記
    下側風防部分が対応した横断面の開口部を備えそ
    れにより前記下側風防部分が前記シヤフトに対し
    て回転しえないように装着されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第5項に記載のロータ。 9 前記ロータシヤフトおよび前記下側風防部分
    の開口部の各々が六角形の横断面を有しているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第8項に記載のロ
    ータ。 10 前記シヤフトがねじ山を有し且つ前記風防
    の下側部分が対応したねじ山を有し、前記圧締力
    が前記風防の下側部分を前記シヤフトのねじ山に
    沿つて閉鎖位置に回転により変位させるためにロ
    ータおよびバケツトの遠心ポンプ作用により発生
    せしめられた圧力差に起因していることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載のロータ。 11 前記風防の下側部分の外面がエアフオイル
    を有し、前記圧締力が前記風防の下側部分を閉鎖
    位置に変位させるためのロータおよびバケツトの
    遠心ポンプ作用により発生せしめられた圧力差に
    起因しており、前記風防の下側部分の移動により
    エアフオイルに起因する揚力を発生し、該揚力が
    前記風防の下側部分の閉鎖を助ける作用をするこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のロ
    ータ。 12 前記シヤフトおよび前記風防の下側部分が
    協働してそれらの間に作動流体を受け入れるよう
    になつているシリンダを規制し、前記ロータの回
    転により作動流体に遠心力を発生させて作動流体
    を前記風防の下側部分に向かつて押しこみそれに
    より作動流体による圧締力を発生させ且つ前記風
    防の下側部分を閉鎖位置に変位させることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載のロータ。 13 可撓性のリンク仕掛けがロータ本体と風防
    の下側部分との間に配置され、前記リンク仕掛け
    が重錘を備え、ロータの回転に起因する遠心力が
    前記重錘を半径方向に外方に押圧してそれにより
    リンク仕掛けを屈曲させ且つ前記風防の下側部分
    を閉鎖位置に変位させるための圧締力を発生させ
    るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載のロータ。 14 さらに、前記風防の上側部分および下側部
    分の間に変位せしめられる複数本のガイドワイヤ
    を備え、前記圧締力が前記風防の下側部分を閉鎖
    位置に変位させるために前記ロータおよびバケツ
    トの遠心ポンプ作用により発生せしめられた圧力
    差に起因し、前記ロータの回転はまた前記ガイド
    ワイヤをらせん形に上下して前記風防の上側部分
    と下側部分との間の距離を短縮して前記風防の下
    側部分の閉鎖位置への変位を助ける役目をもする
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    ロータ。
JP58178349A 1982-09-29 1983-09-28 閉鎖可能な風防を有する遠心分離ロータ Granted JPS5980347A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/427,907 US4435169A (en) 1982-09-29 1982-09-29 Centrifuge rotor having a closable windshield
US427907 1982-09-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5980347A JPS5980347A (ja) 1984-05-09
JPS6144543B2 true JPS6144543B2 (ja) 1986-10-03

Family

ID=23696805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58178349A Granted JPS5980347A (ja) 1982-09-29 1983-09-28 閉鎖可能な風防を有する遠心分離ロータ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4435169A (ja)
EP (1) EP0104600B1 (ja)
JP (1) JPS5980347A (ja)
DE (1) DE3375980D1 (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4624655A (en) * 1984-12-21 1986-11-25 E. I. Du Pont De Nemours And Company Restoring cap assembly for a centrifuge rotor having a flexible carrier
US4890947A (en) * 1988-10-26 1990-01-02 E. I. Du Pont De Nemours And Company Mounting adapter having locking taper removal arrangement
JPH07500284A (ja) * 1991-10-21 1995-01-12 ベックマン インスツルメンツ インコーポレーテッド 遠心機の混成サンプル容器
US5344380A (en) * 1992-09-30 1994-09-06 Beckman Instruments, Inc. Release handle for centrifuge rotor and lid
WO1995034382A1 (en) * 1994-06-15 1995-12-21 Massachusetts Institute Of Technology Locking centrifuge rotor cover assembly
US5415616A (en) * 1994-07-07 1995-05-16 Beckman Instruments, Inc. Rotor-protected evacuation port for centrifugal separation
US5591114A (en) * 1995-12-15 1997-01-07 Sorvall Products, L.P. Swinging bucket centrifuge rotor
US5624370A (en) * 1995-12-15 1997-04-29 Sorvall Products, L.P. Bucket for use in a swinging bucket centrifuge rotor
JP3314603B2 (ja) * 1996-01-31 2002-08-12 株式会社日立製作所 遠心力載荷試験装置
FR2770154B1 (fr) * 1997-10-23 1999-11-26 Jouan Centrifugeuse a rotor demontable et a dispositif de blocage axial du rotor sur une tete d'entrainement, et rotor pour une telle centrifugeuse
US5897482A (en) * 1998-03-04 1999-04-27 Beckman Instruments, Inc. Rotor lid tie-down and vacuum venting system
JP3840888B2 (ja) * 2000-09-18 2006-11-01 日立工機株式会社 遠心分離機及びそのロータ
US6665924B2 (en) * 2002-01-25 2003-12-23 Kendro Laboratory Products, L.P. Centrifuge having a spring-loaded nut for securing a rotor to a drive cone
US6802803B2 (en) * 2002-04-22 2004-10-12 Kendro Laboratory Products, Inc. Cover attachment apparatus
US6764438B2 (en) * 2002-04-22 2004-07-20 Kendro Laboratory Products, Lp Cover attachment apparatus
US6811531B2 (en) * 2002-04-22 2004-11-02 Kenneth J. Moscone, Sr. Horizontal centrifuge rotor
US7081081B2 (en) * 2002-04-22 2006-07-25 Kendro Laboratory Products, Lp Bayonet coupling mechanism for a centrifuge
US6776751B2 (en) * 2002-04-22 2004-08-17 Kendor Laboratory Products, Lp Rotor cover attachment apparatus
WO2004012868A1 (en) * 2002-08-02 2004-02-12 Harvest Technologies Corporation Decanting centrifuge with vibration isolation
US7011618B2 (en) 2003-05-16 2006-03-14 Kendro Laboratory Products Lp Attachment and release apparatus for a centrifuge rotor cover
DE102004012025C5 (de) * 2004-03-10 2012-04-05 Eppendorf Ag Laborzentrifuge mit Ausschwingbehältern
US7407296B2 (en) * 2005-06-10 2008-08-05 Infocus Corporation Integrated light gathering reflector and optical element holder
US7422554B2 (en) * 2005-08-10 2008-09-09 The Drucker Company, Inc. Centrifuge with aerodynamic rotor and bucket design
JP4941877B2 (ja) * 2005-10-18 2012-05-30 日立工機株式会社 遠心分離機用ロータ及び遠心分離機
US7837607B2 (en) * 2006-12-13 2010-11-23 Thermo Fisher Scientific Inc. Centrifuge rotor assembly and method of connection thereof
DE202010014803U1 (de) * 2010-11-01 2010-12-30 Sigma Laborzentrifugen Gmbh Rotorlagerung für eine Laborzentrifuge
DE102014112501B4 (de) * 2014-08-29 2017-07-27 Andreas Hettich Gmbh & Co. Kg Zentrifuge
DE102015113855A1 (de) * 2015-08-20 2017-02-23 Andreas Hettich Gmbh & Co. Kg Rotor einer Zentrifuge
DE102015113854A1 (de) * 2015-08-20 2017-02-23 Andreas Hettich Gmbh & Co. Kg Rotor einer Zentrifuge
DE102017130787A1 (de) * 2017-12-20 2019-06-27 Eppendorf Ag Zentrifugenrotor

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE557084C (de) * 1932-08-18 Hans Jacques Fuchs Dr In einem Schutzgehaeuse sitzende Becherschleuder
GB1323471A (en) * 1969-08-22 1973-07-18 Aga Ab Centrifuge attachments
JPS5239865A (en) * 1975-09-23 1977-03-28 Hitachi Koki Co Ltd Centrifuge
US4010890A (en) * 1976-01-28 1977-03-08 Beckman Instruments, Inc. Centrifuge rotor lid

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5980347A (ja) 1984-05-09
EP0104600A2 (en) 1984-04-04
EP0104600B1 (en) 1988-03-16
US4435169A (en) 1984-03-06
EP0104600A3 (en) 1986-03-19
DE3375980D1 (en) 1988-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6144543B2 (ja)
US4776762A (en) Windmill
US4415312A (en) Transverse axis fluid turbine
CA1059031A (en) Rotary device driven by a moving fluid
JPH05507537A (ja) 自由首振り自由縦揺れ風力駆動発電機装置
EP0121636B1 (fr) Perfectionnements aux moteurs à vent et aérogénérateurs
JP4173727B2 (ja) 風車の受風羽根
JPS60500221A (ja) 特異な風力エネルギ−を変換するためのタ−ビン
US4302152A (en) Anti-moment gyro for windmill
CN109466746A (zh) 直升机尾桨变距用驱动系统及直升机
JPH10509929A (ja) 羽根の先端部を相互連結する環状連結要素を伴うプロペラ
CN108438209A (zh) 摆线桨偏心圆控制机构
JPH02241893A (ja) 航空機の可変ピッチ形プロペラ
CN208036590U (zh) 摆线桨偏心圆控制机构
US4392780A (en) Wind powering of turbine having variable pitch vanes
KR102590484B1 (ko) 감속기구 및 이를 구비한 수직형 펌프
JPS5936705Y2 (ja) 垂直軸風車
US20070296216A1 (en) Wind generator
CA3059098C (fr) Systeme carene et aeronef
CN212202598U (zh) 贯流风轮(101×246)
CN209467317U (zh) 用于平衡反扭矩的拉杆传动机构及直升机
GB2100810A (en) Unidirectional turbine
JPS63173796A (ja) 関節式ヘリコプタロータ
CN213057506U (zh) 可限位的自动折叠螺旋桨
CN109606646A (zh) 直升机旋转式电动直驱变距尾桨总成及直升机