JPS6144320B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6144320B2
JPS6144320B2 JP53073143A JP7314378A JPS6144320B2 JP S6144320 B2 JPS6144320 B2 JP S6144320B2 JP 53073143 A JP53073143 A JP 53073143A JP 7314378 A JP7314378 A JP 7314378A JP S6144320 B2 JPS6144320 B2 JP S6144320B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
output
data
multiplier
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53073143A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS547838A (en
Inventor
Eru Buranchingamu Jooji
Eichi Uiginsu Junia Richaado
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Texas Instruments Inc
Original Assignee
Texas Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Texas Instruments Inc filed Critical Texas Instruments Inc
Publication of JPS547838A publication Critical patent/JPS547838A/ja
Publication of JPS6144320B2 publication Critical patent/JPS6144320B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H17/00Networks using digital techniques
    • H03H17/02Frequency selective networks
    • H03H17/0283Filters characterised by the filter structure
    • H03H17/0285Ladder or lattice filters
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L13/00Speech synthesis; Text to speech systems
    • G10L13/02Methods for producing synthetic speech; Speech synthesisers
    • G10L13/04Details of speech synthesis systems, e.g. synthesiser structure or memory management
    • G10L13/047Architecture of speech synthesisers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H17/00Networks using digital techniques
    • H03H17/02Frequency selective networks
    • H03H17/04Recursive filters
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/04Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using predictive techniques
    • G10L19/06Determination or coding of the spectral characteristics, e.g. of the short-term prediction coefficients

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、デジタル信号を使用しての人間の声
に似た複雑な波形の発生に関するものであり、更
に詳細に述べるならば、線形予測法を使用しての
デジタル回路による音声合成に関するものであ
る。具体的に述べるならば、本発明は、音声合成
回路または波形発生回路に使用され、乗算器を有
するデイジタルフイルタを開示するものである。
ここに開示する音声合成回路は、単一の集積回路
に集積可能であり、従つて、テイーチングマシ
ン、通信装置(例えば、電話、音声符号化装置、
ラジオ、テレビジヨン等)及び人間の声を発生す
るほかの装置のような応用分野を含む通信関係工
業における様々な利用を容易にするものである。 人間の声をデジタル化するために様々な方法が
現在使用されそして実験されている。例えば、パ
ルス符号変調(PCM)、差分パルス符号変調
(DPCM)、アダプテイブ予測符号化方式、デルタ
変調(△M)、チヤンネルボコーダ(Channel
Vocoder)スペクトラムボコーダ(Spectram
Vocoder)、ホルマントボコーダ(Formant
Vocoder)、ボイスエキサイテツドボコーダ
(Voice−excited Vocoder)、及び、音声デジタ
ル化技術の線形予測符号化方式が知られている。
これらの方法は、1973年10月発行のIEEE
Spectrumの28〜34頁に記載される「Voice
Signals:Bit by Bit」と題する記事に簡単に説
明されている。 様々な音声デジタル化方法の計算機シユミレー
シヨンによると、音声をデジタル化する線形予測
方式は、従来のボコーダ装置(即ち、チヤンネル
ボコーダ)より優れた音声の自然さを持ちパルス
符号変調装置より低いデータ伝送速度で音声をつ
くることができることが大体わかつた。線形予測
方式はしばしば多段デジタルフイルタを使用して
おり、そのデジタルフイルタの段数を増加すれば
するほど、発生される音声はより自然な音とな
る。 デジタル音声合成への線形予測方式の最初の適
用は、1960年台終りから1970年台初めであつた。
この初期の研究のいくつかの歴史的分析が
Markel及びGray共著の「Linear Prediction of
Speech」(New YorkのSpringer Verlagから
1976年刊行)の18〜20頁に記載されている。 線形予測符号化に使用する多段デジタルフイル
タは、フイルタの理論伝達関数をZ変換で表わし
た時|Z|=1の単位円内にすべての根があるこ
とが好ましい全極フイルタが好ましい。そのフイ
ルタは、第2a図及び第2b図に図示した型式の
格子型フイルタの形をとつてもよいが、前述の
「Linear Prediction nf Speech」の第5章に記載
される如く、はしご形フイルタ、正規化はしご形
フイルタ及びほかのものも知られている。格子型
フイルタの各段は、2つの加算動作と2つの乗算
動作と1つの遅延動作を必要とする。フイルタ
は、有声音のための周期的なデジタル信号源又は
無声音のためのランダムなデジタル信号源によつ
て励振される。そして、フイルタ係数は数ミリ秒
ごとに更新されることが好ましく、一方、励振信
号は高速で更新される。 従来技術にあつては、第2a図の格子型フイル
タ回路網は、大型デジタル計算機を適当にプログ
ラムすることによつて実現されていた。音声合成
のための計算機のフオートランプログラミングの
例が、前述の「Linear Prediction of Speech」
に記載されている。励振信号のデータ伝達速度、
並びに多段フイルタの各段の算述的動作即ち2つ
の乗算及び2つの加算のその多さから、そして、
段数の増加が発生される音声の自然さを向上する
ことから、現在までなされてきたほとんどの音声
合成研究において高速デジタルコンピユータが使
用されていた。しかしながら、米国ニユージヤー
ジー州ナツトレイ(Natlay)のITT国防通信部門
(ITT Defense Communications Division)のJ.
G.Dunn博士、J.R.Cowan及びA.J.Rusoeは、シリ
コンMOS・LSI技術を使用した多段フイルタの実
現を試みた。彼らは、多数の算術的処理ユニツト
が同時に動作するマルチプロセシング方法を使用
して試みた。しかしながら、この方法は、非常に
沢山の乗算器及び加算器の回路が1つの半導体チ
ツプに実現されることを必要とする。Dunn博士
らによつてなされた研究についてのいくつかの考
察が“Telecommumication Conference
Records”IEEE Publication No.73(1973)で発
表された「Progress in the Development of
Digital Vocoder Employing an ltakura
Adaptive Predictor」に記載されている。第2a
図の格子構造を様々な加算器と乗算器とによつて
置き替えると、1つの複雑な大型半導体チツプに
納めることができる。 それ故、本発明の目的は、人間の声のような複
雑な波形を発生するための格子型フイルタを単一
の半導体チツプ上に実現することである。 本発明のもう1つの目的は、フイルタの構成要
素をMOS装置で実現することである。 本発明の更にもう1つの目的は、従来知られて
いるものに比べて小さなMOSフイルタを実現す
ることである。 上述の目的を達成するため、本発明によれば、
デジタル値を記憶するための第1記憶手段と、乗
算器回路と、上記第1記憶手段と上記乗算器回路
とを接続するための第1回路手段と、上記乗算器
回路に接続された入力を有する演算回路と、上記
演算回路から出力されるデータを記憶するための
第2記憶手段と、上記第2記憶手段の出力を上記
乗算器回路の入力に接続するための第2回路手段
とを備えた、デジタル励起信号とフイルタ係数を
表す複数のデジタル値とに応答するデジタルフイ
ルタを有する音声発生装置において、上記第2回
路手段が、上記第2記憶手段の出力を上記乗算器
回路の入力に選択的に接続することに加えて、上
記演算回路の出力を上記乗算器回路の入力に選択
的に接続したことを特徴とする音声発生装置が提
供される。 さらに、本発明の好ましい実施例によれば、デ
イジタルフイルタは、1つの乗算器、メモリ及び
加減算器を有しており、これらはそれぞれ本発明
の乗算器回路、第1記憶手段及び演算回路に対応
する。またこの実施例では、本発明の第2記憶手
段は、短遅延回路、長遅延回路及びラツチメモリ
で構成されている。このような構成で成るデイジ
タルフイルタでは、乗算器の一方の入力は、第1
回路手段を介して、メモリからフイルタ係数を受
ける。そして、乗算器の出力は、加減算器の一方
の入力に印加され、その加減算器の出力は、短遅
延回路に印加される。短遅延回路の出力は、長遅
延回路に印加される。それら短遅延回路及び長遅
延回路は、それぞれ短シフトレジスタと長いシフ
トレジスタから構成されるのが好ましい。長遅延
回路の出力は、スイツチを介してラツチメモリに
接続される。加減算器の出力、短遅延回路の出力
またはラツチメモリの出力は、第2回路手段を介
して、乗算器の他方の入力に選択的に接続され
る。さらに本発明の別の実施例では、上述の手段
の他に第3回路手段が設けられ、ラツチメモリの
出力、長遅延回路の出力または加減算器の出力
が、この第3回路手段を介して、加減算器の他方
の入力に接続される。乗算器はアレイ乗算器が好
ましい。フイルタの出力は、ラツチメモリの出力
に設けられ、そして入力は、2つのここに開示す
る実施例では、加減算器または乗算器のいずれか
に接続される。 本発明の新規な特徴は特許請求の範囲に記載す
る。しかし、本発明及びその好ましい態様並びに
ほかの目的及び特徴は、添付図面を参照しての以
下の実施例の詳細な説明から明らかになろう。 さて第1a図を参照するならば、ブロツク図に
より音声合声装置の基本構成要素が図示されてい
る。この音声合成回路は、フイルタ係数K1〜Ko
を使用して励振信号11をデジタル的に波する
多段格子型フイルタ10を備えている。格子型フ
イルタ10は、デジタル信号12を出力し、その
デジタル信号12はD−A変換器13によつてア
ナログ信号に変換される。そのD−A変換器13
の出力は、スピーカ14またはほかの音響変換装
置によつて可聴者に変換される。しかし、D−A
変換器13のアナログ出力をスピーカ14に必要
なレベルまで増幅するように、D−A変換器13
とスピーカ14との間に増幅器を設けてもよいこ
とはもちろんである。 励振信号Uは、有声音源15及び無声音源16
の2つの音源の一方から大体供給される。使用す
る音源は、デジタルスイツチ17により決定され
る。有声音源15は、例えば「Eve」の最初の
「E」の音のように発音時声帯即ち真声帯が振動
する音を発生する時に使用される。声帯が開閉す
る速度が、発生される音のピツチを決定する。無
声音源16は、「Flsh」の「F」音のように声帯
を開いたままにして空気を声帯から声道へ通過さ
せるような音を発生する時に使用される。従つ
て、発生されるべき音によつて、使用する音源1
5又は16が決定される。典型例にあつては、無
声音源16は、ランダムなデジタル信号を発生
し、有声音源15は、周期的なデジタル信号を発
生する。有声音源15及び無声音源16により供
給されるデジタルデータは、1以上の半導体リー
ドオンリーメモリ(ROM)に単に記憶されても
もちろんよい。しかし、好ましくは、そのような
データは、乱数発生器を作動させるコード又はピ
ツチのような符号化フオーマツトで記憶される。
従つて、そのようなデータは普通まず復号され
て、そのあとランダムデータまたは周期的なデー
タ(例えば信号V)がフイルタ10へ供給され
る。もちろん、そのようなデータがどのようにし
て記憶されるかによつて、デジタルスイツチ17
の必要は解消するかも知れない。データが乱数発
生器を作動するピツチまたはコードとして記憶さ
れている場合、増幅定数AがROMに更に記憶さ
れることが好ましい。増幅定数は、音声音源15
または無声音源16からの定振幅信号Vを調整し
てフイルタ10のための励振信号を発生する。 声帯の機能にほぼ対応または似ている励振信号
11は、格子型フイルタ10によつて変えられ
る。格子型フイルタ10は、声帯で発生した音を
波する声道の機能にほぼ対応または似ている。
フイルタ係数Kl〜koは、発音時の声道の形(即
ち共振)を表わしている。従つて、フイルタ係数
l〜koは、声道の変化してゆく形を表わすよう
に周期的に更新される、そして、それら係数は、
有声無声の音源データと共に記憶してもよい。 さて、第1b図を参照するならば、無声音源1
6及び音声音源15の出力の形を示している。こ
こで、有声音源15は、200Hzの周波数に対応す
る5ミリ秒周期でインパルスを出力するように示
してある。このピツチは、多くの女性の音域内で
発声される音に対応するものである。普通の男性
はそれより低いピツチを有しているので、男性用
音声音源は、それより低い頻度でインパルスを出
力する。 音声音源15は、人の声のピツチに対応する周
期でインパルスを出力するように図示してある
が、その周期的なインパルスに代えて、ピツチに
関係した周期でリスタートするいわゆる「チヤー
プ関係(chirp function)」又は減衰正弦波のよ
うなほかの周期的関数を使用できることは理解さ
れよう。無声音源16は、ランダム信号を出力す
る如く示してある。 格子型フイルタ10のためのフイルタ係数は、
第1b図に5ミリ秒ごとに更新される如く図示し
てある。しかし、格子型フイルタ10のフイルタ
係数が更新される速度は設計上の選択問題に過ぎ
ないことはわかろう。フイルタ係数をより速い周
波数で更新すればするほど、格子型フイルタ10
は声道の動的変化に似てくるが、ROMに記憶す
るべきデータの量がそれに対応して増大する。も
ちろん、フイルタ係数の更新周波数を小さくすれ
ば、反対の結果となる。しかしながら、はぼ5ミ
リ秒程度ごとの更新により、妥当なデータ記憶量
で非常に高い質の人の声が格子型フイルタ10に
よつて合成できることがわかつた。 第1b図の時間軸は、100マイクロ間隔で図示
してある。この間隔は、音声音源15及び無声音
源16からのデータ伝送速度及び格子型フイルタ
10へ入出力するデータのデータ伝送速度に対応
する。更に、無声音源16及び有声音源15の出
力は、第1b図においてアナログ信号であるかと
思うかも知れないが、実際にはそれらは、図示の
如くの大きさを持ち、第1b図の時間軸に沿つて
図示した間隔で更新されるデジタル信号である。
フイルタ係数の大きさの導びき方に関する資料に
ついては、前述の「Linear Prediction of
Speech」を参照されたい。 従つて、この実施例では、D−A変換器13へ
のデータ伝送速度は10KHzであり、そして、D
−A変換器13からの合成音声の上限周波数は
5KHzである。もちろん、そのデータ伝送速度は
設計上の選択問題として必要により変えることは
できる。例えば、8KHzのデータ伝送速度であれ
ば、上限周波数4KHzの音声合成装置となる。 次に第2a図及び第2b図を参照するならば、
格子型フイルタ10のブロツク図が図示されてい
る。第2a図において、格子型フイルタ10は、
10段S1〜S10からなる如く図示してある。そ
して、各段は、第2b図の段と等価である。理解
を容易にするために、第2a図において3段のみ
詳細に図示してある。段S10への入力は、励振
信号11であり、段S1からの出力12はD−A
変換器13(第1a図)へ印加される。段S10
からの出力27は使用されず、従つて、その段の
加算器27a及び乗算器27bは必要ならば取り
除いてもよいことは当業者にはわかろう。 第2b図を参照するならば、格子型フイルタ1
0の1つの段Soが図示してある。この段への入
力Yo+1(i)は、加算器26への一方の入力として
印加され、その加算器26の出力はYo(i)であ
る。加算器26への他方の入力、即ち、加算器2
6の減算入力に印加される入力は、乗算器19の
出力から供給される。その乗算器19は、遅延回
路22からの出力に係数Koを掛ける乗算を行
う。遅延回路22の出力bo(i−1)は更に、
加算器21へ印加され、その加算器21は更に乗
算器20からの出力を入力として受ける。その乗
算器20は、加算器26からの出力Yo(i)に係数
oを掛ける乗算を行う。加算器21の出力はbo
+1(i)である。Yデータ及びbデータの添字は、そ
のデータが使用される段を表わしており、カツコ
内の数字は、そのデータが発生されたサイクルを
示している。遅延回路22は、例えばシフトレジ
スタによつて与えることができるような1サイク
ル遅延機能を与える。各サイクルごとに一度新し
いデータポイントU(i)(またはY11(i))が励振信
号として段S10へ供給される。従つて、格子型
フイルタ10の各段ごとに、2つの乗算と2つの
加算器とが各サイクル中に実行されねばならな
い。即ち、第1b図に示すデータ伝送速度の場
合、これら4つの演算は、格子型フイルタ10の
各段において100マイクロ秒内に実行されねばな
らない。設計上の選択問題として第2a図の格子
型フイルタ10は10段有する如く図示してある
が、格子型フイルタ10によつて合成すべき所望
な音質により設計上の選択として段数を変えるこ
とができることは当業者にはわかろう。しかし、
10段の格子型フイルタ10により実際の人間の声
と実際上見分のつかない音声を合成できることが
わかつた。 所定のサイクル中に、10段の格子型フイルタ1
0は、20の乗算と20の加減算の動作を実行しなけ
ればならないことはわかろう。更に、これら演算
はすべて同時に行うことはできず、所定のサイク
ル中において、Y10はY9の前に計算されねばなら
ず、そのY9はY8の前に計算されねばならず、以
下同様にしてY2はY1の前に計算されねばならな
いことも同様にわかろう。同様に、同一サイクル
中に、b10〜b1データが計算されて、次のサイク
ルの使用のために各段の遅延回路22に記憶され
ねばならない。第2b図に関連して定義したYデ
ータ及びbデータは、第2b図において段S1,S9
及びS10については図示してある。Yデータ及び
bデータの間の関係を表わす式を次の表1に示
す。
【表】 Yデータ及びbデータ並びに係数Koは複数桁
の数であり、その係数K1〜K10は、−1と+1と
の10進等価値間で変化し、後述する如き方法によ
り周期的に更新される。 さて第3図を参照するならば、N段格子型フイ
ルタの乗算器及び加算器から得られる様々な中間
結果が典型例として図示されている。水平軸は時
間を表わし、垂直軸は、10段格子型フイルタ10
のそれぞれの段を表わしている。例えば、N段に
おいて、乗算器19及び20(第2b図)によつ
てそれぞれ発生されるかも知れない中間結果−K
o・bo及びKo・Yo、並びに、加算器26及び2
1(第2b図)からそれぞれ得られるかも知れな
い中間結果Yo及びbo+1が示されている。時間的
に見るならば、中間結果−Ko・boは、Yoが得
られる前に発生されなければならず、Yoは、K
o・Yoが発生される前に発生されてなければなら
ず、Ko・Yoは、bo+1が発生される前に発生さ
れてなければならない。図示した時間の尺度によ
れば、加算動作は、5マイクロ秒の期間を要する
如く示されており、一方、乗算動作は、それより
長い期間を要する。異なる段に対する中間結果の
発生の関係については、矢印25で示す如く、−
o・boの乗算動作が開始される前に、加算動作
によるbo出力が利用可能でなければならない。
このことは、もし第3図からわかるように1つの
加算動作と1つの乗算動作だけが所定の5マイク
ロ秒の期間中に開始されるべきであるならば、b
o+1加算動作と−Ko・bo乗算動作との間に“無
演算”期間23をおくことを必要とする。対称化
のために、ほかの加算動作の後でそれに続く乗算
動作の前に“無演算”期間24が置かれる。従つ
て、N段格子型フイルタの全段に示されている演
算は第3図に示す順で一緒に実行され、適当な中
間結果が必要な時に利用可能となることがわかろ
う。第3図は、説明する多段格子型フイルタの一
般的性質及びそのデジタル的な実現の可能性を図
示している。第3図の例は、上述したサイクル内
の1サイクル中に実行される演算を示している。
PチヤンネルMOS集積回路により実現可能なこ
とにより、設計上の選択問題として加算動作のた
めに5マイクロ秒の期間が選らばれる。当然、必
要ならばほかの期間を使用することもできる。 さて第4図を参照するならば、第3図と同様な
典型例図が図示されている。しかし、第4図の典
型例は、等価10段デジタル格子型フイルタ10の
デジタル的実現のためのものであり、水平時間軸
は、1サイクル以上を示すように長くしてある。
更に、1サイクルは、20の期間T1〜T20に分けら
れており、それら期間の各々は5マイクロ秒台の
持続時間を有していることが好ましい。しかし、
上述した如く、ほかの持続時間を選らんでもよ
い。更に、第4図において、フイルタ10の中間
結果の利用可能性と、表1のフイルタ10の数式
例によつて示される条件との比較を容易にするた
めに、例としてサイクルi−1、i及びi+1を
表示してある。 第1期間T1で励振データUが入力として印加
され、期間T11でフイルタの出力Y1は利用可
能となる。第4図と表1を比較するならば、乗算
動作のために必要な様々な入力は必要な時に利用
可能であり、同様に加算動作のための様々な入力
は必要な時に利用可能であることがわかろう。更
に第4図から、(好ましくは1期間を要する)加
算動作が各期間の間に開始されそして完了し、そ
して、特定の乗算動作にあつては8期間の間完了
しないが、乗算動作にも同様に各期間ごとに開始
され(完了す)ることがわかろう。これら演算を
実行する装置は、第5図、第9図、第10a〜1
0b図を参照して詳細に後述する。 乗算動作及び加算動作は各々、各期間に開始さ
れることが好ましいと述べたが、実際には、1つ
のサイクルの期間の数は、等価格子型フイルタの
段数の2倍に等しいことが好ましい。従つて、8
段または12段の格子型フイルタの場合、等価デジ
タルフイルタはそれぞれ1サイクル当り16または
24の期間を有していることが好ましい。第3図及
び第4図を見れば明らかな如く、乗算動作に割当
てられる期間の数は、1つのサイクル中の期間の
数に部分的に関係している。従つて、10段の等価
デジタルフイルタにおける乗算動作にはフイルタ
係数の数より2少ない8期間が使用され、第3図
及び第4図の等価デジタルフイルタ図に従うなら
ば、8段の等価デジタルフイルタにおける乗算動
作には6期間が使用される。しかしながら、乗算
動作のための期間の数は、乗算されるビツトの数
を示す傾向、即ち、係数Koを表わすために使用
されるビツトの数を制限する傾向があることは、
当業者には明らかであろう。ほとんどの適用例に
おいて、第3図及び第4図の処理図に従つて係数
oに割当てられるビツト数により、非常に満足
できる合成音声が得られる。しかし、係数Ko
を表わす精度を高めようとするならば、1つのサ
イクルの各期間ごとに乗算動作と加算動作とが開
始できなくなり、1つのサイクル中のどこかの点
で多少の遅延をなさねばならない。もちろん、そ
の場合は、1つのサイクルが終了するにより長い
時間を要し、装置のデータ伝送速度(及び周波数
レスポンス)が低下する。 第4図からわかるように、中間結果K10・Y10
びb11が得られまたは得ることができる。しか
し、第2a図に関連して述べた如く、格子型フイ
ルタのデジタル的な実現にとつて特定の中間結果
は必要ではないが、しかしながら、第5図に関連
してわかるように、中間結果K10・Y10及びb11
(またはいくつかのほかの数)は、装置にそれら
の計算をさせないようにするより、発生させ(そ
して無視す)る方がしばしば容易である。装置に
よつてK10・Y10を計算する代りに乗算器18(第
1図)により行なわれる乗算動作を如何して実行
するかを次に説明する。 第5図に、格子型フイルタ10と等価なフイル
タをデジタル的に実現した装置のブロツク図を図
示する。このフイルタは、アレイ乗算器30、加
減算器33、1期間遅延回路34、シフトレジス
タ35及びラツチメモリ36を含み、数学的に10
段の格子型フイルタと等価な単一段構成のデジタ
ル・フイルタである。上記乗算器30及び加減算
器33は、それぞれの入力及び出力で、並列にデ
ータを受け、そして並列にデータを出力する。
(等価10段格子型フイルタの)20の期間T1〜T
20の各々において、様々なユニツトへ入力され
または出力するデータを第6図に掲げる。さて第
5図及び第6図を参照するならば、アレイ乗算器
30は、格子型フイルタの各段の乗算器19及び
20(第2a図及び第2b図)によつて実行され
る乗算を実行する。アレイ乗算器は、Kスタツタ
31に記憶されている係数K1〜K10をライン32
を介して受け、そしてバス40を介してYoデー
タまたはboデータを受ける。好ましくは、Kス
タツク31は、各々10段からなる10個のシフトレ
ジスタから構成される。Kスタツク31に記憶さ
れているデータを次の表2に示す。
【表】 Kスタツクに記憶されているデータは、ライン
32を介してアレイ乗算器30へ伝送される。ア
レイ乗算器30は、(第4図に示す如く)各期間
ごとに即ちほぼ各5マイクロ秒ごとに単なる乗算
動作を開始する。第9図に関連して後にわかるよ
うに、アレイ乗算器30は8段有していることが
好ましい。その場合、データがそれら8つの段を
介して送られる時に一連の加算動作及びシフト動
作が実行され、そして、そのデータはKスタツク
31に記憶されている適当な係数Knで乗算され
る。従つて、乗算動作は、40マイクロ秒を必要と
する。しかしながら、新しい乗算動作が5マイク
ロ秒ごと開始されるので、8つの乗算は、所定の
時間に様々な終了段にある。アレイ乗算器30の
8期間の計算期間は、第6図の乗算器の入力及び
出力からわかるであろう。例えば、期間T1の乗
算器入力は、8期間後のT9に乗算器から出力さ
れる。Kスタツク31に記憶されている係数は、
9ビツトの数及び符号情報用の1付加ビツトとし
て記憶されている。上述した如く、これら9ビツ
トの数は、10進等価値で−1から+1まで変化
し、アレイ乗算器30の構成を簡略化している。
アレイ乗算器30の出力は、加減算器33へ印加
される。図示する様に、このデジタル・フイルタ
10の中においては、乗算器30と加減算器33
は、唯一の演算回路であつて、他に演算回路を必
要としていない。好ましい実施例において、この
出力は13ビツト平行チヤンネルであり、その内12
ビツトがデータであり、1ビツトが符号情報であ
る。データチヤンネル内のビツト数は設計上の選
択問題であることは当業者にはわかろう。加減算
器への他方の入力は、期間T1の時は励振信号1
1であり、期間T2〜T10の間は加減痕算器3
3の出力であり、期間T11〜T19の間はシフ
トレジスタ35の出力であり、期間T20の時は
ラツチメモリ36の出力である。理解を容易にす
るために、加減算器33への入力は様々な単極単
投スイツチ37A〜37Dによつて制御される如
く図示してある。しかし、それらスイツチ機能及
びほかに図示したスイツチ機能を遂行するために
固体スイツチを使用することが好ましいはわかろ
う。加減算器33の出力は、スイツチ37B及び
スイツチ38Aへ印加され、そして、入力として
1期間遅延回路34へ印加される。更に、加減算
器33の出力は13ビツト並列チヤンネルであり、
シフトレジスタ35へ入力として印加されそして
スイツチ38Bへ印加される前に、1期間遅延回
路34によつて遅延される。シフトレジスタ35
は、13ビツト平行チヤンネルからのデータを、
各々8段有する13のシフトレジスタに記憶する。
シフトレジスタ35は、期間T12〜T2の間の
みシフト動作を実行するようになされている。シ
フトレジスタ35の出力は、スイツチ37C及び
スイツチ39に印加される。スイツチ39は、期
間T20の時、閉成して、フイルタの出力Y1
ラツチメモリ36へ供給する。ラツチメモリ36
の出力12は、D−A変換器13(第1a図)及
びスイツチ37D及び38Cへ印加される。 スイツチ37Bは期間T2〜T10の間閉成さ
れ、スイツチ37Cは期間T11〜T19の間閉
成され、そして、スイツチ37Dは期間T20の
時閉成される。スイツチ38Aは期間T13〜T
1の間閉成され、スイツチ38Bは期間T3〜T
12の間閉成され、スイツチ38Cは期間T2の
間閉成される。スイツチ38A,38B及び38
Cの他方の側は、バス40を介してアレイ乗算器
30の入力に接続されている。 第6図には、期間T1〜T20の間に第5図の
回路において発生する様々な中間結果が掲げられ
ている。第6図を概略的に参照するならば、乗算
器入力の一方は係数Kn情報であり、他方の入力
は、スイツチ38A〜38Cのどれが閉成してい
るかに従つて変化する。期間T1の時、上述の如
くスイツチ38Aは閉成され、加減算器33の出
力、この場合b2(i−1)が乗算器入力として印
加される。同時に、他方の加算入力は励振信号U
(i)である。期間T2の時、他方の乗算器入力はb1
(i−1)であり、それは第5図によればスイツ
チ38Cを介してラツチメモリ36の出力から供
給される。その時、第6図によれば、ラツチメモ
リ36の出力は、Y1(i−1)であり、表1の
最後の項を見るならば、b1(i−1)は遅延した
Y1(i)即ちY1(i−1)と等しく設定されている
ことを思い出すであろう。更に、期間T2の時、
他方の加算入力は、加減算器の出力から現に出力
されているデータ、この場合Y10(i)である。期間
T3の時、乗算器入力はK10とY10(i)であり、その
Y10(i)は1期間遅延回路34の出力から導かれ
る。もちろん、この乗算の結果は、期間T11ま
で利用可能ではなく、その時に加減算器33の入
力の一方として供給される。期間T11での加減
算器33の他方の入力は、シフトレジスタ35の
出力から与えられる。そのシフトレジスタ35か
らロードされる最初の項は、期間T2でシフトレ
ジスタ35から最初に出力されそのまま保持され
ていたb10(i−1)項である。これは、上述し
た如く、シフトレジスタ35が期間T3とT11
の間はシフト動作をしないことによる。 期間T13の時、アレイ乗算器30への入力は
再びスイツチ38Aを介して加減算器の出力から
与えられる。期間T20の時、Y1(i)項がシフト
レジスタ35からラツチメモリ36へ出力され、
そして、そのラツチメモリ36のその時の出力
Y1(i−1)は、スイツチ37Dを介して加減
算器33の他方の入力へ供給され、前述の如くb1
(i−1)を出力なさしめる。ラツチメモリ36
は、1サイクルの間そのフイルタ出力Y1を記憶
している。 励振信号は1サイクルごとに更新され、1サイ
クルは複数の期間を有し、前記乗算回路は、各期
間毎に新しい乗算動作を開始するが、乗算を完了
するのに複数の期間を必要とする。 以上第5図のブロツク図を説明した。第5図の
フイルタは、第11図を示す如く、N−M−2期
間と等価な遅延時間を有するシフトレジスタを加
減算器33と1期間遅延回路34との間におくな
らば、(例えば係数KnをM+2ビツトにできる)
M段乗算器を有するN段フイルタと等価な応用例
にも使用できる。その場合、第11図に示す如
く、スイツチ38Aへの接続は、追加したシフト
レジスタ34aの出力からとり、シフトレジスタ
35による遅延はN+M−1と等しく設定する。
ここに、第11図に示すデジタルフイルタは、一
般的形のデジタルフイルタを示している。しか
し、第5図の実施例の場合、N−M−2は零であ
り、そのような遅延はこの実施例の場合必要では
ない。第5図及び第6図を参照して説明した実施
例において、N−M−1は17であり、その17は、
データがシフトレジスタ35に印加される時間と
そのデータがシフトレジスタ35から出力される
時間との間の期間の数を表わしている。例えば、
第6図において、データb2(i−1)は、期間T
2でシフトレジスタ35に送られ、そして、17期
間後の期間T19にシフトレジスタ35から出力
される。しかしながら、この実施例ではシフトレ
ジスタ35は唯の8段であるので、シフトレジス
タ35がシフトしないT3からT11までの期間
の間、付加的な遅延が行なわれる。この9期間
は、第6図からわかるように、シフトレジスタ3
5に入力する必要のないY2からY10のデータが1
期間遅延回路の出力から利用可能な時間に対応。
従つて、シフトレジスタ35の段数と、(もしあ
るならば)データがシフトレジスタ35において
シフトされない/サイクル当りの期間数との和
が、シフトレジスタ35によるN+M−1期間の
遅延に対応する。 第5図及び第6図の等価10段格子型フイルタ
は、第1a図の格子型フイルタ10に必要なフイ
ルタ動作を妥当なデータ伝送速度で遂行する。例
えば、この好ましい実施例において、励振信号1
1は10KHzの速度(即ち、100マイクロ秒ごと)
で供給され、加減算器33及びアレイ乗算器30
での基本的な加算動作並びに1期間遅延回路34
及びシフトレジスタ35でのシフト動作は、公称
5マイクロ秒期間内に行なわれる。当業者周知の
如く、そのような速度は、PチヤンネルMOS・
LSI装置の速度能力内に十分あり、第5図のフイ
ルタは、比較的安価なPチヤンネルMOS・LSI音
声合成チツプ即ち複雑波形発生チツプに組込むこ
とができる。 第5図の等価10段格子型フイルタの基本構成
は、ほかの段数の格子型フイルタに等価なデジタ
ルフイルタにも適用できることは当業者には明ら
かであろう。線形予測符号化方式の音声合成回路
のための10段格子型フイルタが、米国国防省によ
つて使用規格として選らばれたために、フイルタ
の好ましい実施例として10段のものを選らんだ。
しかしながら、本発明を実施したいと望む者が、
異なる数の等価デジタル格子型フイルタを使用し
たいと希望するならば、1サイクルから分割され
る期間の数は、等価段数の少なくとも2倍にすべ
きである。従つて、この好ましい実施例の場合、
期間の数(20)は等価段数(10)の2倍に等しい。例
えば、12段の等価フイルタが必要ならば、1サイ
クル当りの期間の数は少くとも24にすべきであ
り、そして、単に前述した基本構成を拡げるだけ
よい。12段等価フイルタの場合、前述した基本構
成に従うならば、即ち、1つの加算と1つの乗算
とが各期間ごとに開始されるならば、そのアレイ
乗算器は1つの乗算を完了するに10期間を使用す
るであろう。乗算動作を完了するために乗算器に
必要な期間の数は、フイルタ係数の数より2少い
数となる。これは、第3図においてNを12とお
き、それに従つて第3図のダイヤフラムを完成さ
せることによつてわかろう。もちろん、各期間の
ために5マイクロ秒を保持するならば、12段の実
施例によつて遂行されるデータ伝送速度は10段フ
イルタより遅くなる。更に、アレイ乗算器30を
介しての遅延時間を増大することにより、係数
K1〜K12のビツト数は全10ビツトから全12ビツト
に増加する。 同様に、8段等価デジタルフイルタが必要なら
ば、その時は、1サイクルの期間数は少くとも16
であり、第3図でNを8とおくことにより、乗算
器30を通る伝送時間は6期間となることがわか
ろう。その場合、詳細に後述するアレイ乗算器を
使用することにより、Kスタツク31からの係数
のビツト数を8ビツト以下に制限できる。しかし
ながら、第4図に関連して前述した如く、或る実
施例では乗算動作を遂行するにそれ以上の期間を
使用することもできる。これは、係数Knの精度
を高めたいならば、設計上の選択問題として望ま
しいかも知れない。精度の向上は係数Knのビツ
ト数を多く必要とし、それに伴い、アレイ乗算器
30による遅延も長くする必要がある。その時
は、乗算と加算が各期間ごとには開始されなくな
るので、第5図の等価フイルタの基本構成は多少
変更される。その場合、フイルタ内で得られる中
間結果は1時記憶しなければならず、そのため、
第5図のフイルタに記憶素子を追加する必要があ
ることは、当業者には明らかであろう。そのよう
な変更についてはここでは詳細に説明しないが、
格子型フイルタのデジタル的な実現装置に対する
そのような変更は、そう明なデジタル回路設計者
の技術内であろう。 中間結果K10・Y10(i)並びにb11(i)は第5図のデ
ジタルフイルタによつて発生されると上述した
が、それらの中間結果は、第1a図の格子型フイ
ルタ10を実現するに必要とされないので、使用
されない。さて、音声音源又は無声音源からのデ
ータVは第1a図の従来の音声合成回路において
乗算器18により増幅定数Aと掛け合されると述
べたが、K10・Y10(i)がアレイ乗算器30によつて
発生される時間中に、その乗算をアレイ乗算器3
0によつて実行できることがわかつた。このV
(i)・Aの乗算を実施するデジタルフイルタの実施
例を第7図に示す。そして、第7図の回路で発生
される様々な中間結果を第8図に示す。 さて第7図と第8図を参照するならば、この回
路(及びその回路によつて発生される中間結果)
が次の変更を除いて第5図の回路と同様であるこ
とがわかろう。第7図の参照番号は、第5図に使
用したものとほぼ同一であるが、識別を容易にす
るために、「ダツシユ」を付してある。増幅定数
A倍すべきデータVは、期間T3の時に1期間遅
延回路34の出力を印加する代りに、その期間の
時にスイツチ38′Dを介してアレイ乗算器3
0′の一方の入力に供給される。期間T11で、
乗算が完了してU(i+1)即ちA・V(i+
1)を出力した時、シフトレジスタ35からのデ
ータb10(i−1)を入力する代りに、論理値の
零を加算器33′の他方の入力に入力させる。更
に、もちろん、係数Knのデータ及び増幅定数A
のデータの両方がKスタツク31′に入力しなけ
ればならない。第7図及び第8図からわかる如
く、この実施例は、乗算器18(第1図)によつ
て行なわれる機能を、格子型フイルタ10のデジ
タル的実現装置に組み込んだものである。Kスタ
ツク31′に記憶されているデータを次の表3に
示す。増幅定数Aは、係数KnがKスタツク3
1′で更新される速度と同じ速度で更新されるこ
とが好ましい。
【表】 さて第9図を参照するならば、アレイ乗算器3
0がブロツク図で図示されている。ライン32−
1乃至31−9は、Kスタツク32からの係数デ
ータの最下位ビツトから最上位ビツトをそれぞれ
受ける。ライン32−10はKスタツク31から
の符号データを受ける。アレイ乗算器30へのも
つ1つの入力は、バス40を介して供給される。
バス40のライン40−1乃至40−12は、最
下位ビツトから最上位ビツトをそれぞれ供給し、
ライン40−13は、バス40上のデータの符号
を供給する。 第9図において、参照符号A,B,CまたはD
付した素子が配列されている(なお、参照符号の
ない素子は、例えば第10a図に対応するA素子
である)。これら素子A〜Dは、第10a図から
第10dの回路にそれぞれ対応する。第10a図
から第10d図を簡単に参照するならば、各回路
は点線によつて囲まれており、導体がその点線を
横切つて延びている。第10a図から第10d図
の点線を横切つて延びる導体の相対位置は、第9
図の素子A〜Dに接続する導体に位置的に対応す
る。第9図において、素子は、8列12行に配置さ
れている。8列は、アレイ乗算器30の上述した
8段に対応する。これらの段は、第9図の右側に
表示してあり、また、ライン40−13に接続さ
れた8個のシフトレジスタセル51を含んでい
る。 12行は、アレイ乗算器30へ入力される(ライ
ン40−1乃至40−12上の)数データの12ビ
ツトに対応する。ライン40−1乃至40−12
上のデータは、アレイ乗算器30において乗算さ
れている時、シフトレジスタのように1段1段ア
レイ乗算器の中を送られてゆく。従つて、所与の
段での伝送速度は、前述した5マイクロ秒台であ
る。 Kスタツク31からのライン32−1は、12個
のANDゲート52−1乃至52−12の一方の
入力に接続される。各ANDゲートの他方の入力
は、ライン40−1乃至40−12にそれぞれ接
続されている。ANDゲート52−12乃至52
−1の出力は、第1段のA型及びB型の素子の
“部分和入力”に印加される(第10a図及び第
10b図参照)。 ライン32−2乃至32−8は、アレイ乗算器
30のそれぞれ第1段から第7段のA型素子(第
10a図)のKスタツク入力に接続される。ライ
ン32−9は、第8段のC型素子(第10C図)
のライン32−9入力に接続される。ライン40
−1乃至40−12は、第1段の素子の“データ
入力”に接続され、そして、それら素子を介して
それら素子の“データ出力”端子から第2段から
第8段の素子に接続される。第1段の素子の部分
和入力は、ANDゲート52−1乃至52−12
の出力から導かれ、後続の段においては、それよ
り1つ桁が上のビツトの部分和出力から導かれ
る。但し、最上位ビツト位置の素子の部分和入力
は例外であり、その場合は、前段の最上位ビツト
位置からの桁上げ出力から部分和入力は導かられ
る。さもなくば、各素子からの桁上げ出力の接続
は、桁が1つの下のビツト位置からの桁上げ入力
に接続される。 さて第10a図を簡単に参照するならば、Kス
タツク31からのデータは、“部分和入力”が、
転送ゲート60を介して“部分和入力”に直接接
続されるか、または転送ゲート61を介して排他
的ORゲート62から出力に接続されるかを決定
する。ANDゲート63及び排他的ORゲート64
は、“データ入力”及び“部分和入力”に応答す
る。排他的ORゲート62は、排他的ORゲート6
4からの出力及び“桁上げ入力”に応答する。
ANDゲート65は、排他的ORゲート64の出力
及び“桁上げ入力”に応答し、その出力は、
ANDゲート63からの出力と共に、ORゲート6
6へ出力される。ORゲート66の出力が“桁上
げ出力”である。“データ出力”は、例えば2つ
のインバータからなるシフトレジスタ部67によ
つて遅延された“データ入力”である。第10c
図からわかるように、C型素子は、“データ出
力”の接続がなくそしてシフトレジスタ部67が
設けられていないことを除いて、A型素子と同一
である。第10b図にはB型素子が示されてい
る。そのB型素子は、“データ入力”に入力が接
続されたシフトレジスタ部67′に接続された
“データ出力”接続と、入力が“データ入力”と
“部分和入力”とに接続されたANDゲート68に
よつて与えられる“桁上げ出力”接続とを有する
に過ぎない。第10d図において、D型素子は、
入力が“データ入力”と“部分和入力”とに接続
されたANDゲート68′から“桁上げ出力”を出
力するだけである。 各段において、段の素子間の桁上げ情報の必要
な転送を含めて新しい部分和が計算される。しか
し、部分和出力は、Kスタツクライン上のデータ
が論理値零である場合には、変化しないままであ
り、Kスタツク31からのライン上のデータが論
理値1の場合には、“データ入力”上のデータに
加えられて“部分和出力”を出力する。部分和
は、データがアレイ乗算器内をシフトされる時
に、位の次に低い桁へシフトされる。もちろん、
Kスタツク31からの係数Knデータは、−1から
+1までの10進数範囲内にある数に対応している
が、最下位ビツトは、アレイ乗算器の各段におい
て失なわれる。従つて、ライン32−1乃至32
−9に論理値零があらわれた時には、アレイ乗算
器30からの出力は論理値零となり、反対にライ
ン32−1乃至32−9上のデータがすべて論理
値1の場合には、バス40上に入力されるデータ
は、変化せずにアレイ乗算器から出力される。ラ
イン32−1乃至32−9上のほかに考えられる
データパターンの場合は、バス40上のデータ
は、ライン32−1乃至32−9上のデータの大
きさに従つて、29段階でバス40に入力された値
と零との間で増減させられる。 テーダはシフトレジスタのように1段1段アレ
イ乗算器30内をシフトするので、Kスタツク3
1からのデータは、表2及び表3に示す如く斜め
に移行し、例えば、適当な係数の適当なビツトが
アレイ乗算器30において適当な時に到達するこ
とを保証する。第10a図から第10c図におい
て、上述した如くシフトレジスタのようにそれら
の回路を動作させるためのダイナミツクパルス
は、図示しなかつた。これは、当業者周知の如く
第10a図から第10c図の回路にクロツク動作
ゲートを設けまたは、前充電・条件付放電型ロジ
ツクを使用すること等によつてそのようなタイミ
ング機能を与えることができるからである。従つ
て、そのようなタイミングについての検討はここ
では詳細に示さない。 なお、前充電・条件付放電極ロジツクは、ゲー
ト付ロードロジツクの使用に代つて、システム内
においてデータを転送する方法として周知なもの
であり、ゲートの入力ノードが、クロツク信号に
より予じめ充電され(前充電)、そして、出力が
入力ノードに接続されたゲートの論理状態「1」
または「0」により条件付けられてクロツク信号
により放電させられる(条件付放電)ものであ
る。この前充電・条件付放電型ロジツクは、ゲー
ト付ロードロジツクより消費電力を小さくするこ
とができる。また、リードオンリ−メモリをアド
レスする場合に使用した前充電・条件付放電型ロ
ジツクについての考案は、米国特許第3934233号
の第17欄及び第18欄に記載されている。 再び第9図を簡単に参照するならば、ライン4
0−13上の符号データは、シフトレジスタ素子
51によつて8段遅延乗算器即ち8段アレイ乗算
器30の間、単に遅延され、そのあと、排他的
ORゲート53によりライン30−10上のKス
タツク31からの符号データと比較され、乗算の
正しい規則に従つて出力データの正しい符号を出
力する。 さて第5図及び第7図を振り返るならば、アレ
イ乗算器30または30′については詳細に説明
した。しかし、加減算器33または33′、1期
間遅延回路34または34′、シフトレジスタ3
5または35′、ラツチメモリ36または36′等
のほかの素子については、それらの従来素子が周
知であるので、詳細な説明はしない。加減算器3
3または33′は、その2つの入力に符号付デー
タを受け、データと共に入力された符号に基づい
て減算動作または加算動作のいずれかが要求され
ているかどうか決定する。 いくつかの実施例を参照して本発明を説明した
が、本発明はそれら実施例に限られるものではな
く、当業者にはほかに様々な変更が明らかであろ
う。
【図面の簡単な説明】
第1a図は、音声合成器の基本構成要素のブロ
ツク図、第1b図は、時間を基準に励振信号と係
数Knの存在を示した図、第2a図及び第2b図
は、音声合成回路に使用される型式の典型的な格
子型フイルタを示す図、第3図は、N段格子型フ
イルタにおける中間結果の発生のタイミング図、
第4図は、10段格子型フイルタにおける中間結果
の発生のタイミング図、第5図は、格子型フイル
タと等価なデジタルフイルタの第1実施例を示す
ブロツク図、第6図は、第5図のフイルタにおい
て1サイクルの様々な期間で利用可能な様々な中
間結果を示す図、第7図は、格子型フイルタと等
価なデジタルフイルタの第2実施例を示すブロツ
ク図、第8図は、第7図のフイルタにおいて1サ
イクルの様々な期間で利用可能な様々な中間結果
を示す図、第9図は、等価デジタルフイルタに使
用されるアレイ乗算器を示す図、第10a図、第
10b図、第10c図及び第10d図は、第9図
のアレイ乗算器に使用される様々な素子の論理回
路図、そして、第11図は、一般的な型のデジタ
ルフイルタを示すブロツク図である。 10……格子型フイルタ、13……DA変換
器、14……スピーカ、15……有声音源、16
……無声音源、21,26……加算器、19,2
0……乗算器、22……遅延回路、30,30′
……アレイ乗算器、31,31′……Kスタツ
ク、33,33′……加減算器、34,34′……
1期間遅延回路、35,35′……シフトレジス
タ、36,36′……ラツチメモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 デジタル値を記憶するための第1記憶手段
    と、 乗算器回路と、 上記第1記憶手段と上記乗算器回路とを接続す
    るための第1回路手段と、 上記乗算器回路に接続された入力を有する演算
    回路と、 上記演算回路から出力されるデータを記憶する
    ための第2記憶手段と、 上記第2記憶手段の出力を上記乗算器回路の入
    力に接続するための第2回路手段とを備えた、 デジタル励起信号とフイルタ係数を表す複数の
    デジタル値とに応答するデジタルフイルタを有す
    る音声発生装置において、 上記第2回路手段は、上記第2記憶手段の出力
    を上記乗算器回路の入力に選択的に接続すること
    に加えて、上記演算回路の出力を上記乗算器回路
    の入力に選択的に接続したことを特徴とする、デ
    ジタルフイルタを有する音声発生装置。
JP7314378A 1977-06-17 1978-06-16 Digital filter Granted JPS547838A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US80746177A 1977-06-17 1977-06-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS547838A JPS547838A (en) 1979-01-20
JPS6144320B2 true JPS6144320B2 (ja) 1986-10-02

Family

ID=25196423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7314378A Granted JPS547838A (en) 1977-06-17 1978-06-16 Digital filter

Country Status (20)

Country Link
JP (1) JPS547838A (ja)
AR (1) AR218313A1 (ja)
AU (1) AU520897B2 (ja)
BE (1) BE868205A (ja)
BR (1) BR7803856A (ja)
CA (1) CA1118104A (ja)
CH (1) CH633922A5 (ja)
CS (1) CS266303B2 (ja)
DE (1) DE2826570A1 (ja)
ES (3) ES470853A1 (ja)
FR (1) FR2394933A1 (ja)
GB (1) GB1603993A (ja)
IL (1) IL54878A (ja)
IT (1) IT1156831B (ja)
MX (1) MX144810A (ja)
NL (1) NL186425C (ja)
PL (1) PL116404B1 (ja)
SE (1) SE437747B (ja)
SU (1) SU886760A3 (ja)
ZA (1) ZA783305B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2020077B (en) * 1978-04-28 1983-01-12 Texas Instruments Inc Learning aid or game having miniature electronic speech synthesizer chip
GB2131659B (en) * 1979-10-03 1984-12-12 Nippon Telegraph & Telephone Sound synthesizer
JPS6054680B2 (ja) * 1981-07-16 1985-11-30 カシオ計算機株式会社 Lsp音声合成装置
AU588334B2 (en) * 1985-07-18 1989-09-14 Raytheon Company Digital sound synthesizer and method
AU620384B2 (en) * 1988-03-28 1992-02-20 Nec Corporation Linear predictive speech analysis-synthesis apparatus

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2199427A5 (ja) * 1972-09-12 1974-04-05 Ibm France
US3979557A (en) * 1974-07-03 1976-09-07 International Telephone And Telegraph Corporation Speech processor system for pitch period extraction using prediction filters
NL7506141A (nl) * 1975-05-26 1976-11-30 Philips Nv Digitaal filter.
US3980873A (en) * 1975-06-27 1976-09-14 Aeronutronic Ford Corporation Digital convolutional filter
US4022974A (en) * 1976-06-03 1977-05-10 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Adaptive linear prediction speech synthesizer

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
LINEAR PREDICTION OF SPEECH=1976 *

Also Published As

Publication number Publication date
NL186425C (nl) 1990-11-16
DE2826570A1 (de) 1979-01-04
ES470853A1 (es) 1979-10-01
IT1156831B (it) 1987-02-04
AU520897B2 (en) 1982-03-04
ZA783305B (en) 1980-01-30
PL116404B1 (en) 1981-06-30
MX144810A (es) 1981-11-23
FR2394933A1 (fr) 1979-01-12
BR7803856A (pt) 1979-04-17
CA1118104A (en) 1982-02-09
AU3701778A (en) 1979-12-20
DE2826570C2 (ja) 1988-10-20
IL54878A0 (en) 1978-08-31
CH633922A5 (en) 1982-12-31
CS401978A2 (en) 1989-02-10
AR218313A1 (es) 1980-05-30
NL7806366A (nl) 1978-12-19
ES477928A1 (es) 1979-10-16
NL186425B (nl) 1990-06-18
CS266303B2 (en) 1989-12-13
SE437747B (sv) 1985-03-11
SU886760A3 (ru) 1981-11-30
GB1603993A (en) 1981-12-02
ES477929A1 (es) 1979-10-16
IL54878A (en) 1980-07-31
FR2394933B1 (ja) 1983-09-30
PL207704A1 (pl) 1979-04-09
JPS547838A (en) 1979-01-20
IT7849909A0 (it) 1978-06-16
SE7806380L (sv) 1978-12-18
BE868205A (fr) 1978-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4344148A (en) System using digital filter for waveform or speech synthesis
US4209844A (en) Lattice filter for waveform or speech synthesis circuits using digital logic
US4422155A (en) Multiplier/adder circuit
US4546446A (en) Digital processing circuit having a multiplication function
US4521907A (en) Multiplier/adder circuit
US4520499A (en) Combination speech synthesis and recognition apparatus
JPS58502177A (ja) 時間多重n次デイジタルフイルタ
JPS6144320B2 (ja)
US4075424A (en) Speech synthesizing apparatus
KR840002361B1 (ko) 디지탈 필터
CN103295569B (zh) 声音合成设备、声音处理设备和声音合成方法
US4349699A (en) Speech synthesizer
US4805508A (en) Sound synthesizing circuit
JPH0583917B2 (ja)
US4403295A (en) Signal synthesizer apparatus
JPS63245058A (ja) 信号音発生装置
US5802250A (en) Method to eliminate noise in repeated sound start during digital sound recording
JP2590997B2 (ja) 音声合成装置
CA1126864A (en) Lattice filter for waveform or speech synthesis circuits using digital logic
JPH0142000B2 (ja)
JPS585797A (ja) 電子楽器のビブラ−ト制御方式
JPH0314197B2 (ja)
JPS6036597B2 (ja) 音声合成装置
Baggi Implementation of a channel vocoder synthesizer using a fast, time-multiplexed digital filter
JPS6036600B2 (ja) 音声合成装置