JPS6144010A - 自動車のリヤサスペンシヨン装置 - Google Patents
自動車のリヤサスペンシヨン装置Info
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- JPS6144010A JPS6144010A JP16456284A JP16456284A JPS6144010A JP S6144010 A JPS6144010 A JP S6144010A JP 16456284 A JP16456284 A JP 16456284A JP 16456284 A JP16456284 A JP 16456284A JP S6144010 A JPS6144010 A JP S6144010A
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- Japan
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- differential case
- suspension
- vehicle body
- mount frame
- rubber
- Prior art date
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
- F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
- F16F13/06—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/08—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/10—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper the wall being at least in part formed by a flexible membrane or the like
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- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、FR(フロントエンジン・リヤドライブ)型
の自動車に装備されるりVサスペンション装置に関づる
ものである。
の自動車に装備されるりVサスペンション装置に関づる
ものである。
(従来の技術)
従来より、この梗の自動車のリヤサスペンション装置と
して、例えば実公昭50−152884公報に開示され
るように、車幅方向に配置され、両端付近が車体に弾性
支持されたザスマウントフレームと、一端が該サスマウ
ン1−フレームに回転自在に連結され、他端にて後輪を
支持する左右一対のりA1ザスペンションアームと、後
輪に動力を伝達するための差動装置を内蔵し、前部が上
記サスマウントフレームの中央付近に連結され、後部が
車体に弾性支持されたデファレンシャルケースとを備え
てなるものは知られている。
して、例えば実公昭50−152884公報に開示され
るように、車幅方向に配置され、両端付近が車体に弾性
支持されたザスマウントフレームと、一端が該サスマウ
ン1−フレームに回転自在に連結され、他端にて後輪を
支持する左右一対のりA1ザスペンションアームと、後
輪に動力を伝達するための差動装置を内蔵し、前部が上
記サスマウントフレームの中央付近に連結され、後部が
車体に弾性支持されたデファレンシャルケースとを備え
てなるものは知られている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、このようなリヤサスペンション装置において
は、サスマウントフレームにリヤサスペンションアーム
とデファレンシャルケースとが共に連結されている関係
上、該サスマウントフレームを車体に弾性支持するため
のラバ一部材の剛性については次のような相反する2つ
の要請がある。
は、サスマウントフレームにリヤサスペンションアーム
とデファレンシャルケースとが共に連結されている関係
上、該サスマウントフレームを車体に弾性支持するため
のラバ一部材の剛性については次のような相反する2つ
の要請がある。
ずなわら、デファレンシャルケースから発生する振動が
サスマウントフレームを介して車体に伝達するのを防止
するためには上記ラバ一部材の剛性を軟くする必要があ
り、また、後輪に外力が作用しI、:どぎサスペンショ
ンアームにより後輪を強固に支持して走行安定性を確保
するためには上記ラバ一部材の剛性を硬(する必要があ
る。
サスマウントフレームを介して車体に伝達するのを防止
するためには上記ラバ一部材の剛性を軟くする必要があ
り、また、後輪に外力が作用しI、:どぎサスペンショ
ンアームにより後輪を強固に支持して走行安定性を確保
するためには上記ラバ一部材の剛性を硬(する必要があ
る。
このため、従来、上記ラバ一部材の剛性は、斯かる相反
する2つの要請の調和点として設定されているが、いず
れの要請をも十分に満すことができていないのが実情で
あった。特に、急発進特等デファレンシャルケースに急
加速度的な振動が発生した場合には、車体振動による乗
心地の低下が著しくなるとともに、リヤサスペンション
アームへの振動伝達によりサスペンション特性に悪影響
が及ぶという問題がある。
する2つの要請の調和点として設定されているが、いず
れの要請をも十分に満すことができていないのが実情で
あった。特に、急発進特等デファレンシャルケースに急
加速度的な振動が発生した場合には、車体振動による乗
心地の低下が著しくなるとともに、リヤサスペンション
アームへの振動伝達によりサスペンション特性に悪影響
が及ぶという問題がある。
尚、トラック等大型の自動車においては、デファレンシ
ャルケースの前後部を各々クロスメンバを介して車体に
弾性支持せしめる一方、hものリヤサスペンションアー
ムを上記デファレンシャルケースと独立して車体に連結
するように構成されている(特公昭58−24290号
公報参照)。
ャルケースの前後部を各々クロスメンバを介して車体に
弾性支持せしめる一方、hものリヤサスペンションアー
ムを上記デファレンシャルケースと独立して車体に連結
するように構成されている(特公昭58−24290号
公報参照)。
この構成の場合には−L述の如き問題は生じないが、乗
用車等小型の自動車においては、車幅規制等との関係か
ら斯かる構成を採用することができない。
用車等小型の自動車においては、車幅規制等との関係か
ら斯かる構成を採用することができない。
本発明は斯かる点に鑑み、その目的とするところは、上
述の如きデファレンシャルケースと車体との連結部分の
構造を改良し、車体振動の低減化と走行安定性の向上と
を共に有効に図り得るようにすることにある。
述の如きデファレンシャルケースと車体との連結部分の
構造を改良し、車体振動の低減化と走行安定性の向上と
を共に有効に図り得るようにすることにある。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明の解決手段は、車幅方
向に配置され、両端付近が車体に弾性支持されたサスマ
ウントフレームと、一端が該サスマウントフレームに回
動自在に連結され、他端にて後輪を支持する左右一対の
リヤサスペンションアームと、上記サスマウントフレー
ムの後方に配設され、後輪に動力を伝達するための差動
装置を内蔵するデファレンシャルケースとを備えた自動
車のリレ1ノスペンシヨン装置において、上記デファレ
ンシャルケースの前部を上記サスマウントフレームの中
央付近に連結し、後部を車体に弾性支持するとともに、
上記デファレンシャルケースと車体との間に、入力の変
位速度に応じて該変位を抑止する抵抗力を生じる抵抗装
置を設けたものである。
向に配置され、両端付近が車体に弾性支持されたサスマ
ウントフレームと、一端が該サスマウントフレームに回
動自在に連結され、他端にて後輪を支持する左右一対の
リヤサスペンションアームと、上記サスマウントフレー
ムの後方に配設され、後輪に動力を伝達するための差動
装置を内蔵するデファレンシャルケースとを備えた自動
車のリレ1ノスペンシヨン装置において、上記デファレ
ンシャルケースの前部を上記サスマウントフレームの中
央付近に連結し、後部を車体に弾性支持するとともに、
上記デファレンシャルケースと車体との間に、入力の変
位速度に応じて該変位を抑止する抵抗力を生じる抵抗装
置を設けたものである。
(作用)
上記構成により、本発明では、走行安定性を確保すべく
サスマウントフレームを車体に弾性支持プ゛るためのラ
バ一部材の剛性を硬くした場合でも、このラバ一部材の
代りに、デファレンシャルケースの緩やかな振動に対し
てはデフアレンジせルケースを車体に弾性支持するため
のラバ一部材によって吸収し、デファレンシャルケース
の急加速度的な振動に対してはデファレンシャルケース
と車体との間の抵抗装置によって吸収し、よって走行安
定性の確保を図りながら、デファレンシャルケースの振
動が車体に伝達されるのを有効に防止するようにしたも
のである。
サスマウントフレームを車体に弾性支持プ゛るためのラ
バ一部材の剛性を硬くした場合でも、このラバ一部材の
代りに、デファレンシャルケースの緩やかな振動に対し
てはデフアレンジせルケースを車体に弾性支持するため
のラバ一部材によって吸収し、デファレンシャルケース
の急加速度的な振動に対してはデファレンシャルケース
と車体との間の抵抗装置によって吸収し、よって走行安
定性の確保を図りながら、デファレンシャルケースの振
動が車体に伝達されるのを有効に防止するようにしたも
のである。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて駅用する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例としてのFR型
出自動車リヤサスペンション装置を示し、1は車幅方向
に配置されたナスマウントフレームであって、該サスマ
ウントフレーム1の両端部は、それぞれラバ一部材2.
2を介して車体の強度部材たるメインフレーム(図示せ
ず)に弾性支持されており、上記各ラバ一部材2は、内
筒2aと外筒2bとの間にゴム等の弾性体2Cを充填固
着してなる。3,3は上記サスマウントフレーム1の両
端部後方においてほぼ車体前後方向に配置された左右一
対のリヤサスペンションアームであつ−で、該各リヤサ
スペンションアーム3は、それぞれ2つのアーム部材4
.4とホイール支持部材5とを前後に連結して二叉形状
に形成されている。上記リヤサスペンションアーム3の
アーム部材4.4の前端部はそれぞれサスマウントフレ
ーム1に回動自在に連結されている一方、ホイール支持
部材5には後輪6が回転自在に支持されている。
出自動車リヤサスペンション装置を示し、1は車幅方向
に配置されたナスマウントフレームであって、該サスマ
ウントフレーム1の両端部は、それぞれラバ一部材2.
2を介して車体の強度部材たるメインフレーム(図示せ
ず)に弾性支持されており、上記各ラバ一部材2は、内
筒2aと外筒2bとの間にゴム等の弾性体2Cを充填固
着してなる。3,3は上記サスマウントフレーム1の両
端部後方においてほぼ車体前後方向に配置された左右一
対のリヤサスペンションアームであつ−で、該各リヤサ
スペンションアーム3は、それぞれ2つのアーム部材4
.4とホイール支持部材5とを前後に連結して二叉形状
に形成されている。上記リヤサスペンションアーム3の
アーム部材4.4の前端部はそれぞれサスマウントフレ
ーム1に回動自在に連結されている一方、ホイール支持
部材5には後輪6が回転自在に支持されている。
また、7は上記サスマウントフレーム1の中央部後方に
配置されたデファレンシャルケースであって、該デファ
レンシャルケース7の内部には、図示していないがプロ
ペラシャフトを介して入力されるエンジン駆動力をドラ
イブシャフトを介して左右の後輪6,6に伝達するため
の差動装置が設けられている。
配置されたデファレンシャルケースであって、該デファ
レンシャルケース7の内部には、図示していないがプロ
ペラシャフトを介して入力されるエンジン駆動力をドラ
イブシャフトを介して左右の後輪6,6に伝達するため
の差動装置が設けられている。
そして、上記デファレンシャルケース7の前部は、上記
サスマウントフレーム1の中央部上方にまで延びラバ一
部材8を介して該サスマウントフレーム1に連結されて
いる。上記ラバ一部材8は、デファレンシャルケースフ
前部の一方(図では車体左側)の側面に取付けられたケ
ースブラケット9と、サスマウントフレーム1中央部に
取付けられ、上記ケースブラケット9と車幅方向に所定
の間隙を隔てて対向するフレームブラケット10と、上
記両ブラケット9.10間に両端面が各ブラケット9.
10に固着されて設けられたゴム等からなる弾性体11
とからなり、デファレンシャルケースフ前部をサスマウ
ントフレーム1上にて弾性支持するようにしている。
サスマウントフレーム1の中央部上方にまで延びラバ一
部材8を介して該サスマウントフレーム1に連結されて
いる。上記ラバ一部材8は、デファレンシャルケースフ
前部の一方(図では車体左側)の側面に取付けられたケ
ースブラケット9と、サスマウントフレーム1中央部に
取付けられ、上記ケースブラケット9と車幅方向に所定
の間隙を隔てて対向するフレームブラケット10と、上
記両ブラケット9.10間に両端面が各ブラケット9.
10に固着されて設けられたゴム等からなる弾性体11
とからなり、デファレンシャルケースフ前部をサスマウ
ントフレーム1上にて弾性支持するようにしている。
一方、上記デファレンシャルケース7の後部上面には車
幅方向に延びるクロスメンバ12がその長手方向中央部
にて連結されており、該クロスメンバ12の両端部はそ
れぞれオイル封入式ラバ一部材13.13を介して車体
のメインフレームに弾性支持されている。該オイル」、
1人式ラバ一部月13は、第4図に示すように、上下に
オイルが封入された第1および第2の2つのAイル室1
4゜15を有しており、上側の第1オイル室14はその
周壁がラバー16で形成されている一方、下側の第2オ
イル室15はその底壁がラバー17で形成されていて、
各オイル室14.15の容「jを可変としている。また
、第1オイルv14と第271イル室15とは、第2′
Aイル室15の周壁を形成する金属板18の上端部から
内方へ一体に延出されてなり内周縁に嵌合溝19が形成
された仕切部18aによって仕切られており、該仕切部
18aの嵌合溝19には、中央にオリフィス20を有す
る可動板21が第1オイル室14と第2オイル室15と
を連通せしめる連通路22を形成するように上下に移動
自在にi嵌合されている。しかして、デファレンシャル
ケース7が緩やかに振動変位するとぎには、第1オイル
室14と第2オイル室15とが連通路22およびオリフ
ィス20を介して連通ずることにより、該振動変位を抑
止する抵抗力が第5図A線に沿ってわずかしか生じず、
本来のラバ一部材として機能する一方、デファレンシャ
ルケース7が急加速度的に振動変位するときには、可動
板21が嵌合溝19の上下面に密接して連通路22が閉
塞され、第1オイル室14と第2オイル室15とがオリ
フィス20を介してのみ連通することにより、上記抵抗
力が第5図B線に沿って大ぎく生じ、ダンパーの如き抵
抗装置として機能するように構成されている。
幅方向に延びるクロスメンバ12がその長手方向中央部
にて連結されており、該クロスメンバ12の両端部はそ
れぞれオイル封入式ラバ一部材13.13を介して車体
のメインフレームに弾性支持されている。該オイル」、
1人式ラバ一部月13は、第4図に示すように、上下に
オイルが封入された第1および第2の2つのAイル室1
4゜15を有しており、上側の第1オイル室14はその
周壁がラバー16で形成されている一方、下側の第2オ
イル室15はその底壁がラバー17で形成されていて、
各オイル室14.15の容「jを可変としている。また
、第1オイルv14と第271イル室15とは、第2′
Aイル室15の周壁を形成する金属板18の上端部から
内方へ一体に延出されてなり内周縁に嵌合溝19が形成
された仕切部18aによって仕切られており、該仕切部
18aの嵌合溝19には、中央にオリフィス20を有す
る可動板21が第1オイル室14と第2オイル室15と
を連通せしめる連通路22を形成するように上下に移動
自在にi嵌合されている。しかして、デファレンシャル
ケース7が緩やかに振動変位するとぎには、第1オイル
室14と第2オイル室15とが連通路22およびオリフ
ィス20を介して連通ずることにより、該振動変位を抑
止する抵抗力が第5図A線に沿ってわずかしか生じず、
本来のラバ一部材として機能する一方、デファレンシャ
ルケース7が急加速度的に振動変位するときには、可動
板21が嵌合溝19の上下面に密接して連通路22が閉
塞され、第1オイル室14と第2オイル室15とがオリ
フィス20を介してのみ連通することにより、上記抵抗
力が第5図B線に沿って大ぎく生じ、ダンパーの如き抵
抗装置として機能するように構成されている。
また、上記サスマウントフレーム1の中央部には、上記
フレームブラケット10取付部位からデファレンシャル
ケース7の側方に沿って後方に延出する延出部23が形
成されているとともに、該延出部23の先端付近には上
下方向に延びるリンク部材24が配置されている。該リ
ンク部材24は、その下端部が延出部23先端に、上端
部が車体にそれぞれ弾性ブッシコ25a 、25bを介
して連結されていて、サスマウントフレーム1における
その両端を結ぶ軸廻りの回動変位を規制づ−るようにし
ている。
フレームブラケット10取付部位からデファレンシャル
ケース7の側方に沿って後方に延出する延出部23が形
成されているとともに、該延出部23の先端付近には上
下方向に延びるリンク部材24が配置されている。該リ
ンク部材24は、その下端部が延出部23先端に、上端
部が車体にそれぞれ弾性ブッシコ25a 、25bを介
して連結されていて、サスマウントフレーム1における
その両端を結ぶ軸廻りの回動変位を規制づ−るようにし
ている。
ここで、上記リースマウントフレーム1の弾性支持点と
してのサスマウントフレーム1両端部のラバ一部材2,
2および上記リンク部材24両端部の弾性ブツシュ25
a 、25bは、走行安定性を確保覆る見地から各々そ
の剛性(弾杓強度)が硬く設定されている。一方、上記
デファレンシャルケース7の弾性支持点としてのクロス
メンバ12両端部のオイル封入式ラバ一部材13.13
におけるラバ一部材としての機能構造(第5図のA線特
性)およびデファレンシャルケース7前部のラバ一部材
8は、車体振動を抑制づ゛る見地から各々その剛性が軟
く設定されている。
してのサスマウントフレーム1両端部のラバ一部材2,
2および上記リンク部材24両端部の弾性ブツシュ25
a 、25bは、走行安定性を確保覆る見地から各々そ
の剛性(弾杓強度)が硬く設定されている。一方、上記
デファレンシャルケース7の弾性支持点としてのクロス
メンバ12両端部のオイル封入式ラバ一部材13.13
におけるラバ一部材としての機能構造(第5図のA線特
性)およびデファレンシャルケース7前部のラバ一部材
8は、車体振動を抑制づ゛る見地から各々その剛性が軟
く設定されている。
さらに、26は上記サスマウントフレーム1の延出部2
3とデファレンシャルケース7との間において上方向に
配置されたダンパーであって、該ダンパー26の上端部
は上記リンク部材24の中央部に連結されている一方、
下端部はデファレンシャルケース7の下部側面に連結さ
れている。上記ダンパー26は、従来公知の振動減衰用
ダンパーと同様に構成されたもので、上記オイル封入式
ラバ一部材13と同様の作動、つまり、デファレンシャ
ルケース7が緩やかに振動変位づ°るときには該振動変
位を抑止する抵抗力が第5図中A線に沿ってわずかしか
生じず、デファレンシャルケース7が急加速度的に振動
変位するときには抵抗力が第5図中B線に沿って大きく
生じるようになっている。
3とデファレンシャルケース7との間において上方向に
配置されたダンパーであって、該ダンパー26の上端部
は上記リンク部材24の中央部に連結されている一方、
下端部はデファレンシャルケース7の下部側面に連結さ
れている。上記ダンパー26は、従来公知の振動減衰用
ダンパーと同様に構成されたもので、上記オイル封入式
ラバ一部材13と同様の作動、つまり、デファレンシャ
ルケース7が緩やかに振動変位づ°るときには該振動変
位を抑止する抵抗力が第5図中A線に沿ってわずかしか
生じず、デファレンシャルケース7が急加速度的に振動
変位するときには抵抗力が第5図中B線に沿って大きく
生じるようになっている。
したがって、上記実施例においては、デファレンシャル
ケース7の後部を車体(メインフレーム)に対し、ラバ
一部材としての機能と抵抗装置としての機能と併有する
オイル封入式ラバ一部材13゜13を介して連結したこ
とにより、デフアレンジ(!ルケース7が通常運転時で
緩やかに撮動づるときには、上記オイル封入式ラバ一部
材13のラバ一部材としての機能によりデファレンシャ
ルケース7の振動を吸収して直接又はサスマウントフレ
ーム1を介して車体に振動が伝達するのを防止できる。
ケース7の後部を車体(メインフレーム)に対し、ラバ
一部材としての機能と抵抗装置としての機能と併有する
オイル封入式ラバ一部材13゜13を介して連結したこ
とにより、デフアレンジ(!ルケース7が通常運転時で
緩やかに撮動づるときには、上記オイル封入式ラバ一部
材13のラバ一部材としての機能によりデファレンシャ
ルケース7の振動を吸収して直接又はサスマウントフレ
ーム1を介して車体に振動が伝達するのを防止できる。
また、デフ7レンシヤルケース7が急発進時等で急加速
度的に振動するときには、上記オイル封入式ラバ一部材
13の抵抗4!ii1としての機能による大きな抵抗力
によりデフ7レンシヤルケース7の振動を減衰抑止して
直接又はサスマウントフレーム1を介して車体に振動が
伝達するのを防止できる。このため、走行安定性を確保
すべくサスマウントフレーム1の弾性支持点としてのリ
スマウントフレーム1両端部のラバ一部4,12.2お
よびリンク部材24両端部の弾性プツシ」25a。
度的に振動するときには、上記オイル封入式ラバ一部材
13の抵抗4!ii1としての機能による大きな抵抗力
によりデフ7レンシヤルケース7の振動を減衰抑止して
直接又はサスマウントフレーム1を介して車体に振動が
伝達するのを防止できる。このため、走行安定性を確保
すべくサスマウントフレーム1の弾性支持点としてのリ
スマウントフレーム1両端部のラバ一部4,12.2お
よびリンク部材24両端部の弾性プツシ」25a。
25bの剛性を硬くした場合でも、デファレンシャルケ
ース7の伝達が直接又はリースマウントフレーム1を介
して車体に伝達づることはなく、よって走行安定性の向
上と車体振動の低減化とを共に有効に図ることができる
。
ース7の伝達が直接又はリースマウントフレーム1を介
して車体に伝達づることはなく、よって走行安定性の向
上と車体振動の低減化とを共に有効に図ることができる
。
しかも、上述の如くデファレンシャルケース7の急加速
度的な振動時にもサスマウントフレーム1のデファレン
シャルケース7に伴う振動をオイル封入式ラバ一部材1
3の抵抗装置としての機能により有効に抑制することが
できるので、該サスマウントフレーム1からりA7サス
ペンシヨンアーム3への振動伝達によりサスペンション
特性に悪影響が及ぶことがなく、走行安定性の向上を一
層図ることができる。
度的な振動時にもサスマウントフレーム1のデファレン
シャルケース7に伴う振動をオイル封入式ラバ一部材1
3の抵抗装置としての機能により有効に抑制することが
できるので、該サスマウントフレーム1からりA7サス
ペンシヨンアーム3への振動伝達によりサスペンション
特性に悪影響が及ぶことがなく、走行安定性の向上を一
層図ることができる。
さらに、上記実施例では、デファレンシャルケース7の
前部をサスマウントフレーム1に対しラバ一部材8を介
して連結するとともに、該デファレンシャルケース7と
サスマウントフレーム1との間にダンパー26を設けた
ことにより、上述のオイル封入式ラバ一部材13と協働
して、デフアレンジトルケース7の通常運転時での緩や
かな振動時には上記ラバ一部材8によりデファレンシャ
ルケース7の撮動を一層効果的に吸収してサスマウント
フレーム1に振動が伝達するのを防止でき、また、デフ
ァレンシャルケース7の急発進時等での急加速度的な撮
動時には上記ダンパー26ににリデファレンシャルケー
ス7の振動を一層効果的に減衰抑止してサスマウントフ
レーム1に撮動が伝達するのを防止でき、よって走行安
定性、の向上と車体振動の低減化とをより一層有効に図
ることができる。
前部をサスマウントフレーム1に対しラバ一部材8を介
して連結するとともに、該デファレンシャルケース7と
サスマウントフレーム1との間にダンパー26を設けた
ことにより、上述のオイル封入式ラバ一部材13と協働
して、デフアレンジトルケース7の通常運転時での緩や
かな振動時には上記ラバ一部材8によりデファレンシャ
ルケース7の撮動を一層効果的に吸収してサスマウント
フレーム1に振動が伝達するのを防止でき、また、デフ
ァレンシャルケース7の急発進時等での急加速度的な撮
動時には上記ダンパー26ににリデファレンシャルケー
ス7の振動を一層効果的に減衰抑止してサスマウントフ
レーム1に撮動が伝達するのを防止でき、よって走行安
定性、の向上と車体振動の低減化とをより一層有効に図
ることができる。
尚、」−記実施例では、デフ7レンシ鵞・ルヶース7と
車体との間にラバ一部材としての機能と抵抗装置として
の機能とを併有づるAイル封入式ラバ一部材13を設け
たが、デファレンシャルケース7を車体に弾性支持する
ためのラバ一部材とは独立して、入力の変位速度に応じ
て該変位を抑止する抵抗力を生じる抵抗装置を設(ブで
もよいのは勿論である。しかし、上記実施例の如きオイ
ル封入式ラバ一部材13の場合、両者を一体化できるの
で構造の簡略化の点で好ましい。
車体との間にラバ一部材としての機能と抵抗装置として
の機能とを併有づるAイル封入式ラバ一部材13を設け
たが、デファレンシャルケース7を車体に弾性支持する
ためのラバ一部材とは独立して、入力の変位速度に応じ
て該変位を抑止する抵抗力を生じる抵抗装置を設(ブで
もよいのは勿論である。しかし、上記実施例の如きオイ
ル封入式ラバ一部材13の場合、両者を一体化できるの
で構造の簡略化の点で好ましい。
(発明の効果)
以上の如く、本発明におりる自動中のり髪7サスペンシ
ヨン装置によれば、デフ7レンシャルヶ一スの後部を車
体に弾性支持するとと6に、該デフアレンジドルケース
と車体との間に、入力の変位速度に応じて該変位を抑止
する低抗力を生じる抵抗装置を設けたことによって、デ
ファレンシャルケースの緩かな振動および急加速度的な
振動が車体に伝達されるのを共に有効に防止することが
できるので、車体振動の低減化を図ることができ、また
サスマウントフレームを車体に弾性支持するためのラバ
一部材の剛性を硬くして走行安定性の向上をも有効に図
ることができるものである。
ヨン装置によれば、デフ7レンシャルヶ一スの後部を車
体に弾性支持するとと6に、該デフアレンジドルケース
と車体との間に、入力の変位速度に応じて該変位を抑止
する低抗力を生じる抵抗装置を設けたことによって、デ
ファレンシャルケースの緩かな振動および急加速度的な
振動が車体に伝達されるのを共に有効に防止することが
できるので、車体振動の低減化を図ることができ、また
サスマウントフレームを車体に弾性支持するためのラバ
一部材の剛性を硬くして走行安定性の向上をも有効に図
ることができるものである。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は平面図、
第2図は正面図、第3図は側面図で、第4図はオイル封
入式ラバ一部材の断面図であり、第5図はオイル封入式
ラバ一部材の特性を示す図である。 1・・・サスマウントフレーム、3・・・リヤサスペン
ションアーム、6・・・後輪、7・・・デファレンシャ
ルi ケース、13・・・オイル封入式ラバ一
部材。
第2図は正面図、第3図は側面図で、第4図はオイル封
入式ラバ一部材の断面図であり、第5図はオイル封入式
ラバ一部材の特性を示す図である。 1・・・サスマウントフレーム、3・・・リヤサスペン
ションアーム、6・・・後輪、7・・・デファレンシャ
ルi ケース、13・・・オイル封入式ラバ一
部材。
Claims (1)
- (1)車幅方向に配置され、両端付近が車体に弾性支持
されたサスマウントフレームと、一端が該サスマウント
フレームに回動自在に連結され、他端にて後輪を支持す
る左右一対のリヤサスペンションアームと、上記サスマ
ウントフレームの後方に配設され、後輪に動力を伝達す
るための差動装置を内蔵するデファレンシャルケースと
を備えた自動車のリヤサスペンション装置において、上
記デファレンシャルケースの前部は上記サスマウントフ
レームの中央付近に連結され、後部は車体に弾性支持さ
れており、上記デファレンシャルケースと車体との間に
は、入力の変位速度に応じて該変位を抑止する抵抗力を
生じる抵抗装置が設けられていることを特徴とする自動
車のリヤサスペンション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59164562A JPH0649405B2 (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 自動車のリヤサスペンシヨン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59164562A JPH0649405B2 (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 自動車のリヤサスペンシヨン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6144010A true JPS6144010A (ja) | 1986-03-03 |
JPH0649405B2 JPH0649405B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=15795519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59164562A Expired - Lifetime JPH0649405B2 (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 自動車のリヤサスペンシヨン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0649405B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017008996A (ja) * | 2015-06-18 | 2017-01-12 | マツダ株式会社 | 車両の後部車体構造 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5015288U (ja) * | 1973-06-09 | 1975-02-18 | ||
JPS5776340A (en) * | 1980-10-29 | 1982-05-13 | Toyoda Gosei Co Ltd | Liquid sealed-in vibration-proof apparatus |
JPS5794144A (en) * | 1980-11-29 | 1982-06-11 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | Anti-vibration supporting device |
-
1984
- 1984-08-06 JP JP59164562A patent/JPH0649405B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5015288U (ja) * | 1973-06-09 | 1975-02-18 | ||
JPS5776340A (en) * | 1980-10-29 | 1982-05-13 | Toyoda Gosei Co Ltd | Liquid sealed-in vibration-proof apparatus |
JPS5794144A (en) * | 1980-11-29 | 1982-06-11 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | Anti-vibration supporting device |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017008996A (ja) * | 2015-06-18 | 2017-01-12 | マツダ株式会社 | 車両の後部車体構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0649405B2 (ja) | 1994-06-29 |
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